JP2542757Y2 - 電気錠の電源装置 - Google Patents

電気錠の電源装置

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JP2542757Y2
JP2542757Y2 JP1991037242U JP3724291U JP2542757Y2 JP 2542757 Y2 JP2542757 Y2 JP 2542757Y2 JP 1991037242 U JP1991037242 U JP 1991037242U JP 3724291 U JP3724291 U JP 3724291U JP 2542757 Y2 JP2542757 Y2 JP 2542757Y2
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solenoid
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lock
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隆 岩塚
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Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気錠の電源装置に係
り、特に施錠確認用スイッチを備えた通電時施錠型電気
錠の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鍵を使用して解錠する代わり
に錠の本体機構にソレノイドを設け、通電すると本締め
ボルトが引っ込むまたはノブが回せるようになる電気
錠、通電することにより扉枠側に設けられかつ本体ボル
トを受けるストライク部が閉じ開扉できる電気ストライ
ク錠などが知られている。これらの電気錠は、火災感知
器や煙感知器、あるいは外部のインターホンなどの諸管
理機構と組み合わせることにより、ホテル、銀行、オフ
ィスビルなどの建物全体の総合安全システム等に利用さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、通電さ
れることによって施錠状態を保持する通電時施錠型の電
気錠では、施錠時から解錠時まで一定の電圧を供給して
施錠状態を保持しているため無駄な電力が消費されると
共にソレノイドが発熱する、という問題があった。
【0004】本考案は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、電力の消費量及びソレノイドの発熱量を低
減することができると共に、施錠状態を保持している状
態において外力によって電気錠が解錠されるのを防止す
ることができる電気錠の電源装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、電気錠のソレノイドへ電圧を印加して施錠
状態を保持する電気錠の電源装置において、電気錠が施
錠されたときにオンする施錠確認スイッチと、施錠時か
ら所定時間経過後にソレノイドへ印加する電圧を施錠状
態を保持可能な最低電圧以上かつ施錠時に印加した電圧
未満の値に切換え、施錠状態を保持可能な最低電圧以上
かつ施錠時に印加した電圧未満の値の電圧を印加してい
る状態において施錠確認スイッチがオフした場合にソレ
ノイドへ印加する電圧を施錠時に印加した電圧に切換え
る切換え手段と、を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案では、施錠時には、電気錠を起動させる
に充分な定格電圧が印加される。施錠時から所定時間経
過した後には、ソレノイドへ印加する電圧が、この定格
電圧から施錠状態を保持可能な最低電圧以上かつ施錠時
に印加した定格電圧未満の値に切り換えられる。ソレノ
イドは、起動時には大きな電力を必要とするが、起動後
は電圧を降下しても施錠状態を保持することができるた
め、施錠時から所定時間経過後に降圧することによって
施錠状態を保持するためにソレノイドに供給する電力を
低減することができる。またソレノイドに供給する電力
が低減されることから、ソレノイドの発熱量を低減する
ことができる。本考案では、更に電気錠が施錠されたと
きにオンする施錠確認スイッチを備え、施錠状態を保持
可能な最低電圧以上かつ施錠時に印加した電圧未満の値
の電圧を印加している状態において施錠確認スイッチが
オフした場合にソレノイドへ印加する電圧を施錠時に印
加した電圧、すなわち施錠状態を保持する際の電圧より
高い電圧に切換えられるので、外力によって電気錠が解
錠されるのを防止することができる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。図1に本考案の第1実施例を示す。トランス
10の1次コイル12は、電気錠作動部を介して交流電
源に接続されている。トランス10の2次コイル14の
一端は逆流防止用ダイオード16及び常閉接点であるリ
レー接点18を介して整流器20の一方の入力端に接続
されている。2次コイル14の中間部は逆流防止用ダイ
オード24を介して整流器20の一方の入力端に接続さ
れている。2次コイル14の他端は整流器20の他方の
入力端に接続されるとともに整流器26の一方の入力端
に接続されている。整流器26の他方の入力端は、逆流
防止用ダイオード16のカソードに接続されている。
【0008】整流器20の出力端には電気錠の施錠用ソ
レノイド22が接続されている。整流器26の一方の出
力端は、トランジスタ28のコレクタに接続されてい
る。トランジスタ28のコレクタは、電気錠が施錠され
たときにオンする施錠確認スイッチ32、抵抗34を介
してトランジスタ28のベースに接続されている。トラ
ンジスタ28のエミッタは電圧が印加されてから一定時
間後にオンするタイマリレー30を介して整流器26の
他方の出力端に接続されている。そして、整流器26の
出力端にはコンデンサ36、38からなる並列回路が接
続されている。
【0009】次に本実施例の動作を説明する。電気錠作
動部が作動してトランス10の1次コイル12に交流電
圧が供給されると、逆流防止用ダイオード16、リレー
接点18及び整流器20を介してまた逆流防止用ダイオ
ード24を介して施錠用ソレノイド22に定格電圧が印
加される。これにより、施錠用ソレノイド22が励磁さ
れ、電気錠が施錠される。電気錠が施錠されると同時に
施錠確認スイッチ32がオンし、トランジスタ28にベ
ース電流が流れトランジスタ28がオンする。これによ
ってタイマリレー30に電圧が印加され、所定時間経過
後タイマリレー30が作動するためリレー接点18がオ
フする。従って、施錠用ソレノイド22には逆流防止用
ダイオード24及び整流器20を介してのみ電圧(下限
電圧)が印加されることになる。このときの電圧は2次
コイル14の中間部から印加されるため、電気錠起動時
の電圧よりも降圧された値である。この電圧は、電気錠
を施錠状態を保持可能な最低電圧以上かつ電気錠起動時
の定格電圧未満の値とすることができる。
【0010】施錠確認スイッチ32は、電気錠の施錠、
解錠に応じてオンオフされるため、施錠用ソレノイド2
2に下限電圧が供給されている状態で電気錠が外力によ
って解錠されようとすると、施錠確認スイッチ32がオ
フし、この結果トランジスタ28がオフしリレー接点1
8がオンする。従って、施錠用ソレノイド22に逆流防
止用ダイオード16、リレー接点18及び整流器20を
介して起動時に必要な定格電圧が供給されることになる
ため外力によって電気錠が解錠されるのを防止すること
ができる。
【0011】次に本考案の第2実施例を図2を参照して
い説明する。本実施例は、第1実施例のリレー接点18
に代えて切替接点42を用いるとともに、施錠用ソレノ
イド22と並列にリレー切替え時補償用コンデンサ40
を接続したものである。また本実施例では逆流防止用ダ
イオードが省略されている。他の部分については第1実
施例と同様であるので、対応する部分に同一符号を付し
て説明を省略する。本実施例においても、施錠後所定時
間経過後にタイマリレー30が作動して切替接点42が
2次コイル14の一端側から中間部側に切り換えられる
ので、施錠後の電圧を下限電圧にすることができる。こ
の切換の過程で2次コイル14から施錠用ソレノイド2
2へ電圧が印加されないことになるが、リレー切替え時
補償用コンデンサ40に充電されていた電荷が施錠用ソ
レノイド22を介して放電されることになるため、切替
接点42による電圧の切換によって施錠用ソレノイド2
2が消磁されることがなく、切換時の解錠を防止するこ
とができる。
【0012】図3は本考案の第3実施例を示すものであ
る。この実施例は、第1実施例の整流器20の一方の出
力端と施錠用ソレノイド22との間にドアが閉じられた
ときにオンするドアスイッチ44を設けたものである。
従って、図3において図1と対応する部分には同一符号
を付して説明を省略する。本実施例によれば、トランス
10の1次コイル12側に交流電圧が印加されても、ド
アスイッチ44がオンしない限り施錠用ソレノイド22
に電圧が印加されないため、ドアが閉まらない限り施錠
できないようにすることができる。
【0013】図4は本考案の第4実施例を示すもので、
第2実施例のリレー切替え時補償用コンデンサ40の一
端と施錠用ソレノイド22との間に上記第3実施例で説
明したドアスイッチ44を接続したものである。本実施
例のおいてもドアが閉まらない限り施錠できないように
することができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、施
錠時から所定時間経過後にソレノイドに印加する電圧を
降圧しているため、消費電力とソレノイドの発熱量とを
低減することができると共に、施錠状態を保持している
状態において外力によって電気錠が解錠されるのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の回路図である。
【図2】本考案の第2実施例の回路図である。
【図3】本考案の第3実施例の回路図である。
【図4】本考案の第4実施例の回路図である。
【符号の説明】
18 リレー接点 22 施錠用ソレノイド 30 タイマリレー 32 施錠確認スイッチ 40 リレー切替え時補償用コンデンサ 42 切替接点 44 ドアスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠のソレノイドへ電圧を印加して施
    錠状態を保持する電気錠の電源装置において、電気錠が
    施錠されたときにオンする施錠確認スイッチと、施錠時
    から所定時間経過後にソレノイドへ印加する電圧を施錠
    状態を保持可能な最低電圧以上かつ施錠時に印加した電
    圧未満の値に切換え、施錠状態を保持可能な最低電圧以
    上かつ施錠時に印加した電圧未満の値の電圧を印加して
    いる状態において施錠確認スイッチがオフした場合にソ
    レノイドへ印加する電圧を施錠時に印加した電圧に切換
    える切換え手段と、を設けたことを特徴とする電気錠の
    電源装置。
JP1991037242U 1991-05-24 1991-05-24 電気錠の電源装置 Expired - Fee Related JP2542757Y2 (ja)

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JPS5926040Y2 (ja) * 1981-03-31 1984-07-30 千蔵工業株式会社 通電施錠型電気錠

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