JP2542596B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2542596B2
JP2542596B2 JP62003326A JP332687A JP2542596B2 JP 2542596 B2 JP2542596 B2 JP 2542596B2 JP 62003326 A JP62003326 A JP 62003326A JP 332687 A JP332687 A JP 332687A JP 2542596 B2 JP2542596 B2 JP 2542596B2
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thawing
heating
cooking
food
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貞夫 図司
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、解凍調理機能を有する調理器に関する。
(従来の技術) 調理器たとえば電子レンジにあっては、冷凍食品など
に対する解凍調理機能を有するものがあり、その一例を
第3図に示す。
第3図において、1は加熱室で、その加熱室1内の底
部に回転板2が設けられる。この回転板2は、食品載置
用の回転皿3を着脱自在に保持するもので、加熱室底面
を貫通するシャフト4を介してモータ5の回転軸に連結
される。そして、モータ5の回転軸にかかる荷重を受け
るようにして重量センサ6が設けられる。
回転皿3には解凍網7が載せられるようになってい
る。この解凍網7は、プラスチックなどを材質とする網
目状のもので、被解凍食品であるところの冷凍食品8を
載置するためのものである。
加熱室1の天井面には高周波電波の供給口9が設けら
れる。この供給口9には導波管10の一端が連通され、そ
の導波管10の他端外周には高周波発生装置であるところ
のマグネトロン11が設けられる。そして、マグネトロン
11のアンテナ11aは導波管10内に導入される。さらに、
マグネトロン11は高圧トランス12およびリレー接点21a
などを介して商用交流電源13に接続される。
一方、20は電子レンジ全般にわたる制御を行なう制御
部で、マイクロコンピュータおよびその周辺回路からな
る。そして、制御部20にはリレー21、操作部22、モータ
5、および重量センサ6が接続される。
すなわち、冷凍食品8を解凍網7に載せ、それを回転
皿3に載置する。そして、加熱室1のドアを閉成し、操
作部22で解凍調理モードを設定するとともに、調理の開
始操作を行なう。すると、制御部20は、リレー21をオ
ン,オフし、マグネトロン11を断続発振動作させる。つ
まり、低出力の誘電加熱が開始される。
このとき、制御部20は重量センサ6によって冷凍食品
8の重量を検知し、その検知重量と第4図に示す解凍調
理時間設定条件とから解凍調理時間を設定する。ここ
で、解凍調理時間設定条件は、冷凍食品に対する最適な
解凍調理時間がその冷凍食品の重量とほぼ比例関係にあ
ることを考慮して定められたもので、制御部20のメモリ
に予め記憶されている。
こうして、制御部20は、予め設定された解凍調理時間
が経過するまで低出力の誘電加熱を継続する。そして、
解凍調理時間が経過すると、そこでリレー21の作動を停
止し、調理を終了する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような重量検知による解凍調理時
間の設定では冷凍食品の初期状態(温度,溶け具合な
ど)や加熱室1内の雰囲気温度を無視しているため、良
好な解凍具合が得られるとはいえないのが実情である。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、常に良好な解凍具合を得
ることができる調理器を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本体に設けられた加熱室と、この加熱室内に収容され
た食品を誘電加熱する加熱手段と、前記加熱室内の底部
に設けられ前記食品を支持した状態で回転駆動される回
転部材と、この回転部材に着脱自在にセットされる被解
凍食品載置用の載置器と、この載置器に設けられた温度
センサと、前記本体側に設けられ前記温度センサの信号
線が着脱可能に接続されるジャンクションと、このジャ
ンクションに前記信号線が接続されているかどうかを検
出する検出手段と、この検出手段が前記信号線の接続を
検出しているときには前記回転部材の回転駆動を禁止す
る回転禁止手段と、解凍調理の実行時において前記加熱
手段の出力を低出力とする加熱出力制御手段と、解凍調
理の実行時において前記温度センサの検知温度に応じて
解凍調理の終了を制御する制御手段とを設ける。
(作用) 被解凍食品載置用の載置器に設けられた温度センサが
被解凍食品の温度をダイレクトに検知し、その検知温度
に応じて解凍調理の終了が制御される。この解凍調理の
実行時においては、加熱手段により低出力の誘電加熱が
行われる。また、温度センサの信号線がジャンクション
に接続されているときには、食品を回転させるための回
転部材の駆動が停止される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。ただし、図面において第3図と同一部分には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1図および第2図に示すように、被解凍食品載置用
の載置器である解凍網7の中央部に温度センサ30が埋設
される。そして、温度センサ30から信号ライン31が導出
され、その信号ライン31の先端にプラグ32が設けられ
る。
一方、加熱室1の側壁にジャンクション33が設けられ
る。このジャンクション33は、上記プラグ32の受け具で
あり、制御部40に接続される。また、ジャンクション33
に検出手段としてのプラグ検出器34が設けられ、そのプ
ラグ検知器34は制御部40に供給される。
制御部40は、電子レンジ全般にわたる制御を行なうも
ので、マイクロコンピュータおよびその周辺回路からな
る。この制御部40は、回転禁止手段及び加熱出力制御手
段並びに制御手段として機能する。そして、制御部40に
は上記したようにジャンクション33,プラグ検知器34が
接続されるとともに、モータ5,リレー21,操作部22,解凍
表示ランプ41が接続される。
なお、従来のような重量センサは設けていない。
次に、上記のような構成において作用を説明する。
冷凍食品8を解凍網7に載せ、それを回転部材として
の回転皿3に載置する。さらに、解凍網7から導出され
ている信号ライン31の先端のプラグ32をジャンクション
33に挿入接続する。そして、加熱室1のドアを閉成し、
操作部22で解凍調理モードを設定するとともに、調理の
開始操作を行なう。すると、制御部40は、リレー21をオ
ン,オフし、加熱手段としてのマグネトロン11を断続発
振動作させる。つまり、低出力の誘電加熱が開始され
る。
このとき、解凍網7に載せられている冷凍食品8の温
度が温度センサ30でダイレクトに検知され、その検知信
号が信号ライン31,プラグ32,ジャンクション33を介して
制御部40に取込まれる。制御部40は、取込んだ検知信号
に応じて冷凍食品8の温度変化を監視し、その温度が所
定値に達するまで低出力の誘電加熱を継続する。そし
て、温度が所定値に達すると、そこでリレー21の作動を
停止し、調理を終了する。
また、この解凍調理時、ジャンクション33に対するプ
ラグ32の挿入がプラグ検知器34で検知され、その検知信
号が制御部40に供給される。制御部40は、プラグ32の挿
入を検知すると、解凍表示ランプ41を点灯するととも
に、モータ5の駆動を禁止する。この場合、解凍表示ラ
ンプ41は調理の終了まで点灯し、これにより使用者は解
凍調理の実行を認識することができる。また、モータ5
が駆動されないので、解凍網7は回転せず、プラグ32が
ジャンクション33から抜けてしまうことがない。
このように、冷凍食品8の温度を監視しながら解凍調
理の実行を制御することにより、冷凍食品8の初期状態
(温度,溶け具合など)は勿論、加熱室1内の雰囲気温
度をも考慮した適正な解凍調理を行なうことができる。
すなわち、常に良好な解凍具合が得られる。また、加熱
室1内に温度センサ30及びその信号ライン31等が収容さ
れる解凍調理実行時には、マグネトロン11の加熱出力を
低出力とするようにしたので、それら温度センサ30及び
信号ライン31等に悪影響を及ぼすことを未然に防止する
ことができる。そして、信号ライン31のプラグ32がジャ
ンクション33に接続されているときには、プラグ検知器
34によりその旨が検出されて回転皿3の回転駆動が禁止
されるので、信号ライン31が絡まったりすることなく済
ませることができるものである。一般の加熱調理時など
のプラグ32がジャンクション33に接続されない場合に
は、回転皿3の回転駆動により、食品の均一加熱が図ら
れることは言うまでもない。
なお、上記実施例では、温度センサの検知信号を電波
シールドを施した信号ライン31を介して取込むようにし
たが、それに限らず、たとえば光ファイバを介して取込
むようにしてもよい。また、被解凍食品載置用の載置器
が解凍網7である場合を例に上げて説明したが、一般の
皿などを載置器として用い、その皿に温度センサを設け
るようにしてもよい。その場合、温度センサを解凍調理
だけでなく一般の調理にも利用できるという利点があ
る。さらに、解凍調理の設定を操作部22で行なうように
したが、ジャンクション33に対するプラグ32の挿入によ
って設定するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、被解凍食品載置
用の載置器と、この載置器に設けられた温度センサと、
この温度センサの検知温度を応じて解凍調理の実行を制
御する手段とを設けたので、常に良好な解凍具合を得る
ことができる調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における解凍網およびその
周辺部の外観斜視図、第2図は同実施例の全体的な構成
を示す図、第3図は従来の電子レンジの全体的な構成を
示す図、第4図は従来の電子レンジにおける解凍調理時
間設定条件を示す図である。 7……解凍網(載置器)、8……冷凍食品(被解凍食
品)、31……信号ライン、32……プラグ、33……ジャン
クション、40……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に設けられた加熱室と、この加熱室内
    に収容された食品を誘電加熱する加熱手段と、前記加熱
    室内の底部に設けられ前記食品を支持した状態で回転駆
    動される回転部材と、この回転部材に着脱自在にセット
    される被解凍食品載置用の載置器と、この載置器に設け
    られた温度センサと、前記本体側に設けられ前記温度セ
    ンサの信号線が着脱可能に接続されるジャンクション
    と、このジャンクションに前記信号線が接続されている
    かどうかを検出する検出手段と、この検出手段が前記信
    号線の接続を検出しているときには前記回転部材の回転
    駆動を禁止する回転禁止手段と、解凍調理の実行時にお
    いて前記加熱手段の出力を低出力とする加熱出力制御手
    段と、解凍調理の実行時において前記温度センサの検知
    温度に応じて解凍調理の終了を制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とする調理器。
JP62003326A 1987-01-12 1987-01-12 調理器 Expired - Lifetime JP2542596B2 (ja)

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JPS63172831A JPS63172831A (ja) 1988-07-16
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