JP2542321B2 - 地中パイルの造成方法 - Google Patents

地中パイルの造成方法

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JP2542321B2 JP5055230A JP5523093A JP2542321B2 JP 2542321 B2 JP2542321 B2 JP 2542321B2 JP 5055230 A JP5055230 A JP 5055230A JP 5523093 A JP5523093 A JP 5523093A JP 2542321 B2 JP2542321 B2 JP 2542321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、止水壁、地下連続壁、
基礎地盤の安定工事等において、基礎構造体となる地中
パイルの製造方法に関し、特にジェットグラウト式地中
パイルの造成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットグラウト式地中パイルの造成方
法として、従来より例えば本出願人の提案に係る特公平
4−48894号公報に開示されたものが知られてい
る。図3(a)〜(e)は、ジェットグラウト式地中パ
イルの造成方法の手順を示す説明図であり、同図(a)
は据付工程、同図(b)は穿孔工程、同図(c)は噴射
テスト工程、同図(d)は造成工程、同図(e)は引抜
洗浄工程である。以下、この従来例を図3(a)〜
(e)に基づき説明する。
【0003】据付工程《図3(a)》では地上にパイル
造成装置Mを設置する。このパイル造成装置Mは、旋回
昇降駆動装置1、硬化材超高圧供給装置2、超高圧水供
給装置3及び圧縮空気供給装置4と、旋回昇降駆動装置
1に支持された三重管からなる硬化材注入管5とを備え
る。上記硬化材注入管5の上端部には、硬化材超高圧供
給装置2、超高圧水供給装置3、及び圧縮空気供給装置
4と硬化材注入管5とを接続するスイベル6が接続さ
れ、硬化材注入管5の下端部にはモニター機構7が接続
される。
【0004】上記スイベル6は、図4(A)に示すよう
に、スイベル本体60の上部の周面に開口した超高圧水
・硬化材兼用のジェット入口6aと、ジェット入口6a
と連通してスイベル本体60の軸心に沿って下端面まで
延びるジェット通路6eと、下部の周面に開口したエア
入口6cと、中間高さ部の周面に形成した超高圧水入口
6bと、超高圧水入口6bに連通する超高圧水通路6f
と、エア入口6cに連通するエア通路6gとを備えてい
る。なお、超高圧水通路6f及びエア通路6gは、それ
ぞれジェット通路6eの周囲にこれとは独立に環状の通
路として形成されている。
【0005】上記モニター機構7は、図4(B)に示す
ように、モニター本体70の軸心に沿って上下に貫通す
る超高圧水・硬化材兼用のジェット通路7eと、モニタ
ー本体70の周面に径方向外向きに開口され、ジェット
通路7eに連通する噴射ノズル7aと、噴射ノズル7a
よりも高位置で、モニター本体70の周面に噴射ノズル
7aの開口方向と反対向きに開口された噴射ノズル7b
と、噴射ノズル7bの周囲から径方向外向きにエアを噴
出するエアノズル7dとを備えている。また、モニター
本体70の下部には縦孔10aを掘削するためのメタル
クラウン9が付設されている。
【0006】穿孔工程《図3(b)》では、縦孔掘削工
程と注入管挿入工程とが並行して行われる。即ち、所定
の施工位置に硬化材注入管5を垂直に立て、硬化材注入
管5の管上部に接続したスイベル6《図4(A)参照》
のジェット入口6aに超高圧水供給装置3を接続し、硬
化材注入管5の管下部に接続したモニター機構7《図4
(B)参照》の給水ノズル75から約0〜50気圧の水
Wを下向きに給水し、旋回・昇降駆動装置1を作動させ
て硬化材注入管5を旋回させながら下降させて、メタル
クラウン9で縦孔10aを穿孔するとともに、硬化材注
入管5を地中の所定の深さまで挿入する。
【0007】噴射テスト工程《図3(c)》では、スイ
ベル6のジェット入口6aに硬化材超高圧供給装置2
を、超高圧水入口6bに超高圧水供給装置3を、エア入
口6cに圧縮空気供給装置4をそれぞれ接続し、旋回昇
降駆動装置1を作動させて、硬化材注入管5を試行的に
設定された回転速度で旋回駆動するとともに、試行的に
設定された上昇ストローク速度で上昇させる。
【0008】造成工程《図3(d)》では、硬化材超高
圧装置2を作動させてスイベル6の硬化材入口6aから
硬化材Gを圧入するとともに、超高圧水供給装置3を作
動させてスイベル6の超高圧水入口6bから超高圧水W
を圧入し、エア入口6cから圧縮空気を圧入する。これ
により、硬化材注入管5の下部に組み付けたモニター機
構7の下段の噴射ノズル7aから硬化材Gを管半径方向
へ連続的に噴射させるとともに、上段の噴射ノズル7b
から超高圧水Wを管半径方向へ連続的に噴射させる。
【0009】そして、旋回引上げ駆動装置1を作動させ
て、硬化材注入管5を旋回駆動しながら引上げ駆動する
ことにより、下段の噴射ノズル7aから超高圧で連続的
に噴出する硬化材Gを、及び上段の噴射ノズル7bから
超高圧水Wを旋回さながら引上げて行き、その噴出力
でその周囲の地盤を切削するとともに、その切削域11
に未硬化パイルPを造成する。
【0010】引抜洗浄工程《図3(e)》では、硬化材
注入管5を地上に引き抜き、管内を清水で洗浄する。こ
の後、次の造成地点に移動し、同様の手順で土中に未硬
化パイルPを造成する。この未硬化パイルPが硬化する
ことにより地中に基礎構造体13が造成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の地中パイル
造成方法では、醤泥が硬化材注入管5の周囲の縦孔10
aから上昇して排出されるので、次のような問題があ
る。縦孔10aの深度が深くなるにつれて抵抗が大きく
なり、醤泥が縦孔10aから出にくくなる。一方では醤
泥がエアーと一緒に縦孔10aを上昇するため、穿孔1
0の近傍の地盤を乱してしまう。このため、縦孔10a
が詰まり易く施工が困難になる。そして縦孔10aが詰
まると地盤の隆起が生じて施工不能になる。特にパイル
造成装置を複数台並設して、一方のパイル造成装置では
穿孔工程(縦孔掘削工程)を、他方のパイル造成装置で
は地中パイル造成工程を、それぞれ同時に並行して行う
場合には、パイル造成中の泥醤が隣接する穿孔工程中の
縦孔10aに入り込み、縦孔10aが崩れて詰まり易く
なり、両工程とも施工不能になることがある。本発明は
このような事情を考慮してなされたもので、縦孔10a
の崩れや詰まりを無くして、地中パイルの造成工事を確
実容易に施工可能にすることを技術課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が採用した方法は、前記従来の地中パイルの
造成方法において、前記硬化材注入管5を地表から地中
の目標深さまで挿入するに先立って、あらかじめ先導管
10を地表から地中の目標深さまで挿入し、この先導管
10内に上記硬化材注入管5を挿入して、この硬化材注
入管5を先導管10の下端及び上端より突出させ、上記
先導管10の上端部に泥醤回収器20を付設し、この泥
醤回収器20を介して上記硬化材注入管5とスイベル6
とを連通連結するとともに、先導管10と上記硬化材注
入管5とを一体旋回・引上げ駆動可能に構成し、上記泥
醤回収器20は、上記先導管10と上記硬化材注入管5
との挿通間隙20aと連通する泥醤排出口21を有して
成り、上記挿通間隙20aより泥醤を上昇させて回収す
るように構成したことを特徴とする地中パイルの造成方
法である。
【0013】
【発明の作用】本発明では、上記先導管10と硬化材注
入管5が泥醤回収器20を介して一体旋回・引上げ駆動
可能に構成されており、先導管10と硬化材注入管5と
を旋回駆動しながら引上げ駆動することにより、モニタ
ー機構7の上段の噴射ノズル7bから連続的に噴射する
超高圧水Wの旋回噴流でその周囲の地盤を切削するとと
もに、モニター機構7の下段の噴射ノズル7aから硬化
材Gを連続的に噴射させて、その切削域11に未硬化パ
イルPを造成する。このとき醤泥は、先導管10と硬化
材注入管5との挿通間隙20aから上昇し、泥醤回収器
20の泥醤排出口21より排出される。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、醤泥は先導管10と硬化材注入管5との挿通間隙2
0aから上昇し、泥醤回収器20の泥醤排出口21より
排出されるので、深度が深く成ったり、複数のパイル造
成装置を設置して同時に地中パイルを造成する場合にお
いても、先導管10と硬化材注入管5との挿通間隙20
aが従来例のよう崩れたり、詰まることもないから、地
中パイルの造成工事を確実容易に施工することができ
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1は本発明に係る地中パイルの造成
方法の手順をしめす説明図であり、前記図3に相当する
図である。また、図2は本発明の実施例に係る実施例装
置を示し、同図(A)は本発明に係る地中パイルの造成
状態を示す図、同図(B)は泥醤回収器の縦断面図であ
る。パイル造成装置Mは、従来例と同様の旋回・昇降駆
動装置1、硬化材超高圧供給装置2、及び超高圧水供給
装置3及び圧縮空気供給装置4と、旋回・昇降駆動装置
1に支持された先導管10、三重管からなり先導管10
内に挿通される硬化材注入管5、及び先導管10の上端
部に付設される泥醤回収器20を備える。
【0016】以下本発明に係る地中パイルの造成方法に
ついて説明する。なお、据付・穿孔工程、噴射テスト工
程、造成工程、及び引抜洗浄工程のうち、従来例と重複
する説明は省略して、本発明の特徴部分につき説明す
る。
【0017】a.据付・穿孔工程《図1(a)》 地上にパイル造成装置Mを設置し、硬化材注入管5によ
らずに、あらかじめ先導管10を地中の所定の深さまで
挿入する。即ち、先導管10の上端部には専用のスイベ
ル6Aが接続され、下端部には専用のメタルクラウン9
を有する下部先導管10Bが接続される。所定の施工位
置に先導管10を垂直に立て、上記スイベル6Aの泥水
入口6aにベントナイト泥水供給装置を接続し、下部先
導管10Bから約0〜50気圧のベントナイト泥水Wを
下向きに吐出させ、旋回・昇降駆動装置1を作動させて
先導管10を旋回させながら下降させて、メタルクラウ
ン9で縦孔10aを穿孔しつつ、先導管10を地中の所
定の深さまで挿入する。
【0018】b.注入管装着工程《図1(b)》 図1(b)及び図2で示すように、上記先導管10内に
上記硬化材注入管5を挿入して、この硬化材注入管5を
先導管10の下端及び上端より突出させ、先導管10の
上端部に泥醤回収器20を付設し、この泥醤回収器20
を介して上記硬化材注入管5と前記スイベル6《図4
(A)》とを連通連結するとともに、先導管10と上記
硬化材注入管5とを一体に旋回・引上げ駆動可能に連結
する。また、硬化材注入管5の下端部には前記モニター
機構7《図4(B)》を連通連結する。なお、符号25
はスイベル6や硬化材注入管5等を吊持するための吊持
用フックであり、硬化材注入管5や先導管10を本継ぎ
足し、あるいは旋回・昇降駆動装置1のチャック機構で
先導管10を持ち替える場合に、安全上の見地から使用
される。
【0019】上記泥醤回収器20は、図2(B)で示す
ように、硬化材注入管5の上端部にネジ部5cを介して
連通連結される注入管連通部5Aと、この注入管連通部
5Aの上端部に固定され、前記スイベル6の連通部6d
を回転自在に接続するボス連通部15と、このボス連通
部15に鍔部16を介して固設された先導管連通部10
Aと、この先導管連通部10Aの上半部にアンギュラ軸
受17を介して相対回転可能に組付けられたケース本体
21と、ケース本体21の横側に突設した泥醤排出口2
1aとから構成されている。
【0020】即ち、旋回・昇降駆動装置1のチャック機
構で先導管10を拘束して、先導管10に回転力を付与
すると、その回転力は、先導管10からネジ部10cを
介して先導管連通部10A、鍔部16、ボス連通部1
5、注入管連通部5A、硬化材注入管5を順に介してに
モニター機構7に伝達されることになる。また、泥醤排
出口21aは、図2で示すように、先導管10と硬化材
注入管5との挿通間隙20aに連通しており、この挿通
間隙20aより泥醤を上昇させて排出するように構成さ
れている。
【0021】c.噴射テスト工程《図1(c)》 前記スイベル6のジェット入口6aに硬化材超高圧供給
装置2を、超高圧水入口6bに超高圧水供給装置3を、
エア入口6cに圧縮空気供給装置4をそれぞれ接続する
とともに、管旋回・昇降駆動装置1を作動させて、先導
管10を試行的に設定された回転速度で旋回駆動する。
前記モニター機構7の上段の噴射ノズル7bから超高圧
水Wを管半径方向へ連続的に噴射させてその周囲の地盤
を切削する。一方では、モニター機構7の下段の噴射ノ
ズル7aから硬化材Gを噴射させる。これにより、噴射
テストが順調なら造成工程へ移行する。
【0022】d.造成工程《図1(d)》 旋回・引上げ駆動装置1を作動させて、先導管10及び
硬化材注入管5をともに旋回駆動しながら引上げ駆動す
ることにより、超高圧で連続的に噴出する上段の超高圧
水Wと下段の硬化材Gを旋回させながら引上げて行き、
その噴出力でその周囲の地盤を切削するとともに、その
切削域11に未硬化パイルを造成する。ちなみに、超高
圧水Wの各吐出圧は200〜600 Kg/cm2 、吐出量は
60〜300 l/min、硬化材Gの吐出圧は100〜4
00 Kg/cm2 、吐出量は70〜300 l/min、圧縮空
気の吐出圧は6〜30 Kg/cm2、吐出量は1.5〜15.
m3/minに設定することができる
【0023】このとき、破砕された地山の泥醤は噴射ノ
ズル7a・7bから噴出する超高圧水Wと硬化材Gとエ
アーとによって押し上げられ、先導管10と硬化材注入
管5との挿通間隙20aを通って泥醤回収器20の泥醤
排出口21aより排出される。これにより、深度が深く
なったり、パイル造成装置を複数台設置して同時に地中
パイルを造成する場合においても、先導管10と硬化材
注入管5との挿通間隙20aは、従来例のよう崩れた
り、詰まることもないから、地中パイルの造成工事を確
実容易に施工することができる。
【0024】本発明は上記実施例に限るものではなく、
モニター機構7や泥醤回収器20の構造についても、適
宜変更を加えて実施し得ることは多言を要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(e)は本発明に係るジェットグ
ラウト式地中パイルの造成方法の手順を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る実施例装置を説明する図
で、同図(A)は本発明に係る地中パイルの造成状態を
示す図、同図(B)は泥醤回収器の縦断面図である。
【図3】図3(a)〜(e)は従来例に係るジェットグ
ラウト式地中パイルの造成方法の手順を示す説明図であ
る。
【図4】図4(A)はジェットグラウト式地中パイルの
造成方法で使用されるスイベルの断面図、図4(B)は
上記従来例で使用されるモニター機構の断面図である。
【符号の説明】
5…硬化材注入管、 6…スイベル、6a
…スイベルの硬化材入口、 6b…スイベルの超高圧
水入口、7…モニター機構、 7a…下段
の噴射ノズル、7b…上段の噴射ノズル、 10…
先導管、11…切削域、 20…泥醤
回収器、20a…先導管と硬化材注入管との挿通間隙、
21a…泥醤排出口、 13…基礎構造体、
70…モニター本体、 83…噴射管、84
…噴射管の先端部、 L…偏心距離、G…硬化
材、 M…パイル造成装置、P…未
硬化パイル、 W…超高圧水。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化材注入管(5)を地表から地中の目
    標深さまで挿入し、 硬化材注入管(5)の上部に組み付けたスイベル(6)
    の硬化材入口(6a)から硬化材(G)を超高圧で圧入
    するとともに、スイベル(6)の超高圧水入口(6b)
    から超高圧水(W)を超高圧で圧入し、 硬化材注入管(5)の下部に組み付けたモニター機構
    (7)の下段の噴射ノズル(7a)から硬化材(G)を
    管半径方向へ連続的に噴射させるとともに、モニター機
    構(7)の上段の噴射ノズル(7b)から超高圧水
    (W)を管半径方向へ超高圧で連続的に噴射させ、 硬化材注入管(5)を旋回駆動しながら引上げ駆動する
    ことにより、上段の噴射ノズル(7a)から連続的に噴
    射する超高圧水(W)と、下段の噴射ノズル(7b)か
    ら連続的に噴射する硬化材(G)との各旋回噴流でその
    周囲の地盤を切削するとともに、その切削域(11)に
    未硬化パイル(P)を造成し、 この未硬化パイル(P)が硬化することにより、地中に
    基礎構造体(13)を造成する地中パイルの造成方法に
    おいて、 前記硬化材注入管(5)を地表から地中の目標深さまで
    挿入するに先立って、あらかじめ先導管(10)を地表
    から地中の目標深さまで挿入し、この先導管(10)内
    に上記硬化材注入管(5)を挿入して、この硬化材注入
    管(5)を先導管(10)の下端及び上端より突出さ
    せ、 上記先導管(10)の上端部に泥醤回収器(20)を付
    設し、この泥醤回収器(20)を介して上記硬化材注入
    管(5)とスイベル(6)とを連通連結するとともに、
    先導管(10)と上記硬化材注入管(5)とを一体旋回
    ・引上げ駆動可能に構成し、 上記泥醤回収器(20)は、上記先導管(10)と上記
    硬化材注入管(5)との挿通間隙(20a)とを連通す
    る泥醤排出口(21)を有して成り、 上記挿通間隙(20a)より泥醤を上昇させて回収する
    ように構成したことを特徴とする地中パイルの造成方
    法。
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