JP2542299B2 - 白地瓦の製造システム - Google Patents
白地瓦の製造システムInfo
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- JP2542299B2 JP2542299B2 JP23121091A JP23121091A JP2542299B2 JP 2542299 B2 JP2542299 B2 JP 2542299B2 JP 23121091 A JP23121091 A JP 23121091A JP 23121091 A JP23121091 A JP 23121091A JP 2542299 B2 JP2542299 B2 JP 2542299B2
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- tile
- drying
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル式乾燥炉の連続
稼働中における他の瓦への段取替えを可能にする白地瓦
の製造システムに関するものである。
稼働中における他の瓦への段取替えを可能にする白地瓦
の製造システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス成型された生地瓦を乾燥し
て白地瓦と成す製造システムとしては、１品種を載置す
る専用のパレットを使用し、かかるパレットを順次トン
ネル式乾燥炉へ搬入させ乾燥処理した後に搬出させる一
連の製造ラインを設けているも、然しながら近年におい
ては瓦の多様化（多品種化）が進み、各瓦を載置する専
用のパレットを多数用意しなければならず、このため不
使用時における保管のスペースを多大に確保しなければ
ならないと共に、形状の異なる他の瓦への段取替えにあ
っても、トンネル式乾燥炉を停止させて全てのパレット
を交換するため、単一品種多量処理のためのトンネル式
乾燥炉のメリットが全く無くなってしまうと共に、多量
なるパレットの交換のために労力を多大に必要とし、製
造コストが著しく高騰する欠点を有していた。
て白地瓦と成す製造システムとしては、１品種を載置す
る専用のパレットを使用し、かかるパレットを順次トン
ネル式乾燥炉へ搬入させ乾燥処理した後に搬出させる一
連の製造ラインを設けているも、然しながら近年におい
ては瓦の多様化（多品種化）が進み、各瓦を載置する専
用のパレットを多数用意しなければならず、このため不
使用時における保管のスペースを多大に確保しなければ
ならないと共に、形状の異なる他の瓦への段取替えにあ
っても、トンネル式乾燥炉を停止させて全てのパレット
を交換するため、単一品種多量処理のためのトンネル式
乾燥炉のメリットが全く無くなってしまうと共に、多量
なるパレットの交換のために労力を多大に必要とし、製
造コストが著しく高騰する欠点を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はパレットの表
裏面に形状の異なる２品種以上の生地瓦を移載すること
を可能とし、トンネル式の乾燥炉を停止することなく複
数品種の生地瓦を連続乾燥処理し白地瓦の製造コストを
トータル的に安価にする白地瓦の製造システムを提供せ
んとするものである。
裏面に形状の異なる２品種以上の生地瓦を移載すること
を可能とし、トンネル式の乾燥炉を停止することなく複
数品種の生地瓦を連続乾燥処理し白地瓦の製造コストを
トータル的に安価にする白地瓦の製造システムを提供せ
んとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づくトンネル式の乾燥炉の停止およびパレット交換の
ための労力等の課題に鑑み、パレット表裏面に生地瓦を
載置すべき支持体を設け、かかるパレットを搬送中に反
転させ、複数品種の生地瓦を連続乾燥処理することを要
旨とする白地瓦の製造システムを提供して上記欠点を解
消せんとしたものである。
基づくトンネル式の乾燥炉の停止およびパレット交換の
ための労力等の課題に鑑み、パレット表裏面に生地瓦を
載置すべき支持体を設け、かかるパレットを搬送中に反
転させ、複数品種の生地瓦を連続乾燥処理することを要
旨とする白地瓦の製造システムを提供して上記欠点を解
消せんとしたものである。
【０００５】そして、白地瓦の製造システムとしては、
プレス成型された生地瓦を移載したパレットを乾燥台車
上に複数段積載し、該乾燥台車をトンネル式の乾燥炉内
へ順次搬入して生地瓦を乾燥処理して白地瓦と成した
後、パレットを分離し、該パレット上の白地瓦を取り出
す一連の製造ラインにおいて、パレットの表面および裏
面に夫々形状を異にする生地瓦に対応すべき支持体を設
けると共に、パレット反転装置を配設し、該パレット反
転装置によりパレットの表裏面を反転させ、かかるパレ
ットの支持体上に前記生地瓦を対応移載している。
プレス成型された生地瓦を移載したパレットを乾燥台車
上に複数段積載し、該乾燥台車をトンネル式の乾燥炉内
へ順次搬入して生地瓦を乾燥処理して白地瓦と成した
後、パレットを分離し、該パレット上の白地瓦を取り出
す一連の製造ラインにおいて、パレットの表面および裏
面に夫々形状を異にする生地瓦に対応すべき支持体を設
けると共に、パレット反転装置を配設し、該パレット反
転装置によりパレットの表裏面を反転させ、かかるパレ
ットの支持体上に前記生地瓦を対応移載している。
【０００６】
【作用】本発明にあっては、プレス成型された所定形状
の生地瓦を一方の面に移載したパレットを乾燥炉内に搬
入し乾燥処理を行い、しかる後分離装置と積降装置との
間に設けるパレット反転装置により空のパレットを反転
させ、前記生地瓦と形状を異にする他の生地瓦を、かか
るパレットの他方の面の支持体に対応させて移載して段
取り替えを行うのである。
の生地瓦を一方の面に移載したパレットを乾燥炉内に搬
入し乾燥処理を行い、しかる後分離装置と積降装置との
間に設けるパレット反転装置により空のパレットを反転
させ、前記生地瓦と形状を異にする他の生地瓦を、かか
るパレットの他方の面の支持体に対応させて移載して段
取り替えを行うのである。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、１は本発明に係る白地瓦の製造システムであ
り、その基点には瓦成型用の荒地を押出成型する土練機
２と、該土練機２より吐出する荒地をプレス成型するプ
レス成型機３を連設している。
すると、１は本発明に係る白地瓦の製造システムであ
り、その基点には瓦成型用の荒地を押出成型する土練機
２と、該土練機２より吐出する荒地をプレス成型するプ
レス成型機３を連設している。
【０００８】又、土練機２、プレス成型機３の側方には
乾燥台車４、4a…の走行軌道５および乾燥台車４、4a…
が順次搬入されるトンネル式の乾燥炉６を並列配置し、
該乾燥炉６の入口７および出口８と走行軌道５との間に
配置した連絡軌道９、9aには乾燥台車４、4a…を走行軌
道５と乾燥炉６との間で移送制御するトラバーサー10、
10a を往復走行自在に配置している。
乾燥台車４、4a…の走行軌道５および乾燥台車４、4a…
が順次搬入されるトンネル式の乾燥炉６を並列配置し、
該乾燥炉６の入口７および出口８と走行軌道５との間に
配置した連絡軌道９、9aには乾燥台車４、4a…を走行軌
道５と乾燥炉６との間で移送制御するトラバーサー10、
10a を往復走行自在に配置している。
【０００９】11はプレス成型機３にて成型されたＳ型瓦
Ａ、平板瓦Ｂ、右桟和型瓦Ｃ、左桟和型瓦Ｄ等の種々の
生地瓦Ｗを倒伏状に載置するパレットであり、該パレッ
ト11は走行軌道５上の中間に配設したパレットコンベヤ
12上を移送させるものにして、パレット枠体13の表面14
および裏面15側に前記生地瓦Ｗを載置するための支持体
16、16a …を多数の載置区域Ｘに夫々突出形成し、かか
る支持体16、16a …により生地瓦Ｗの下面を受承する様
に成している。
Ａ、平板瓦Ｂ、右桟和型瓦Ｃ、左桟和型瓦Ｄ等の種々の
生地瓦Ｗを倒伏状に載置するパレットであり、該パレッ
ト11は走行軌道５上の中間に配設したパレットコンベヤ
12上を移送させるものにして、パレット枠体13の表面14
および裏面15側に前記生地瓦Ｗを載置するための支持体
16、16a …を多数の載置区域Ｘに夫々突出形成し、かか
る支持体16、16a …により生地瓦Ｗの下面を受承する様
に成している。
【００１０】又、支持体16、16a …としては、パレット
枠体13の表面14の載置区域Ｘにおける一側方の支持体16
をＳ型瓦Ａの桟山部Ａ１を受承する様に突出形成すると
共に、他の隣接する支持体16a 、16b をＳ型瓦Ａの谷部
Ａ２を受承する様に前記支持体16と所定段差をもって突
出形成し、かかる支持体16、16a 、16b によってＳ型瓦
Ａの桟山部Ａ１と谷部Ａ２を支持する。
枠体13の表面14の載置区域Ｘにおける一側方の支持体16
をＳ型瓦Ａの桟山部Ａ１を受承する様に突出形成すると
共に、他の隣接する支持体16a 、16b をＳ型瓦Ａの谷部
Ａ２を受承する様に前記支持体16と所定段差をもって突
出形成し、かかる支持体16、16a 、16b によってＳ型瓦
Ａの桟山部Ａ１と谷部Ａ２を支持する。
【００１１】又、上記載置区域Ｘにおける他側方の支持
体16c を平板瓦Ｂの差込重合部Ｂ１を受承する様に前記
支持体16a 、16b と所定段差をもって突出形成し、かか
る支持体16a 、16b 、16c によって平板瓦Ｂの差込重合
部Ｂ１と谷部Ｂ２を支持する。
体16c を平板瓦Ｂの差込重合部Ｂ１を受承する様に前記
支持体16a 、16b と所定段差をもって突出形成し、かか
る支持体16a 、16b 、16c によって平板瓦Ｂの差込重合
部Ｂ１と谷部Ｂ２を支持する。
【００１２】又、右桟和型瓦Ｃ、左桟和型瓦Ｄの両者を
支持する支持体16、16a …としては、パレット枠体13の
裏面15の載置区域Ｘにおける一側方の支持体16d を右桟
和型瓦Ｃの桟山部Ｃ１を受承する様に突出形成すると共
に、他の隣接する支持体16e、16f を右桟和型瓦Ｃの谷
部Ｃ２を受承する様に前記支持体16d と所定段差をもっ
て突出形成し、かかる支持体16d 、16e 、16f によって
右桟和型瓦Ｃの桟山部Ｃ１と谷部Ｃ２を支持する。
支持する支持体16、16a …としては、パレット枠体13の
裏面15の載置区域Ｘにおける一側方の支持体16d を右桟
和型瓦Ｃの桟山部Ｃ１を受承する様に突出形成すると共
に、他の隣接する支持体16e、16f を右桟和型瓦Ｃの谷
部Ｃ２を受承する様に前記支持体16d と所定段差をもっ
て突出形成し、かかる支持体16d 、16e 、16f によって
右桟和型瓦Ｃの桟山部Ｃ１と谷部Ｃ２を支持する。
【００１３】又、上記載置区域Ｘにおける他側方の支持
体16g を左桟和型瓦Ｄの桟山部Ｄ１を受承する様に右桟
和型瓦Ｃの谷部Ｃ２を受承する支持体16d と同様に突出
形成し、かかる支持体16e 、16f 、16g によって左桟和
型瓦Ｄの桟山部Ｄ１と谷部Ｄ２を支持する。
体16g を左桟和型瓦Ｄの桟山部Ｄ１を受承する様に右桟
和型瓦Ｃの谷部Ｃ２を受承する支持体16d と同様に突出
形成し、かかる支持体16e 、16f 、16g によって左桟和
型瓦Ｄの桟山部Ｄ１と谷部Ｄ２を支持する。
【００１４】即ち、本実施例ではパレット枠体13の表面
14および裏面15側に夫々設ける載置区域Ｘには形状の異
なる２品種の生地瓦Ｗを載置可能とする支持体16、16a
…を設けているも、かかる構成には何ら限定されず、少
なくともパレット枠体13の表面14および裏面15の両面に
１品種以上の生地瓦Ｗを載置可能なる支持体16、16a…
を設ければ良い。
14および裏面15側に夫々設ける載置区域Ｘには形状の異
なる２品種の生地瓦Ｗを載置可能とする支持体16、16a
…を設けているも、かかる構成には何ら限定されず、少
なくともパレット枠体13の表面14および裏面15の両面に
１品種以上の生地瓦Ｗを載置可能なる支持体16、16a…
を設ければ良い。
【００１５】尚、図中17はパレット枠体13の前後端縁の
上下に突出形成した台座である。
上下に突出形成した台座である。
【００１６】18はパレットコンベヤ12の搬送経路中に設
けるパレット反転装置であり、該パレット反転装置18は
パレット11の両側を挾持する挾持機構部19、19a を、パ
レットコンベヤ12の両側方にパレット11側へ進退制御
し、且つ垂直面内にて回転制御すると共に昇降制御する
様に配設し、かかる挾持機構部19、19a にてパレット11
の両側を挾持しながら上昇反転させた後、下降させてパ
レットコンベヤ12上にパレット11を反転移載する様に成
している。
けるパレット反転装置であり、該パレット反転装置18は
パレット11の両側を挾持する挾持機構部19、19a を、パ
レットコンベヤ12の両側方にパレット11側へ進退制御
し、且つ垂直面内にて回転制御すると共に昇降制御する
様に配設し、かかる挾持機構部19、19a にてパレット11
の両側を挾持しながら上昇反転させた後、下降させてパ
レットコンベヤ12上にパレット11を反転移載する様に成
している。
【００１７】20はプレス成型機３の前方と走行軌道５と
の間に渉設配置した積込装置であり、プレス成型機３に
て成型された種々の生地瓦Ｗを適宜な移載手段によりパ
レットコンベヤ12上を移送されるパレット11の載置区域
Ｘに整列移載する様に成している。
の間に渉設配置した積込装置であり、プレス成型機３に
て成型された種々の生地瓦Ｗを適宜な移載手段によりパ
レットコンベヤ12上を移送されるパレット11の載置区域
Ｘに整列移載する様に成している。
【００１８】21は積重装置であり、多数の生地瓦Ｗが載
置されたパレット11を、前方で待機中の乾燥台車４、4a
…上に複数段積重ねする様にし、パレット11が積載され
た乾燥台車４、4a…は順次連絡軌道９へ移動させ、トラ
バーサー10により乾燥炉６へ移送搬入させる様に成して
いる。
置されたパレット11を、前方で待機中の乾燥台車４、4a
…上に複数段積重ねする様にし、パレット11が積載され
た乾燥台車４、4a…は順次連絡軌道９へ移動させ、トラ
バーサー10により乾燥炉６へ移送搬入させる様に成して
いる。
【００１９】22は乾燥炉６の出口８側に対応して走行軌
道５の後部に配設した分離装置であり、該分離装置22は
積重装置21とは逆の動作をさせて乾燥台車４、4a…上に
積重ねられた乾燥後のパレット11をパレットコンベヤ12
上に順次分離移載する様に成している。
道５の後部に配設した分離装置であり、該分離装置22は
積重装置21とは逆の動作をさせて乾燥台車４、4a…上に
積重ねられた乾燥後のパレット11をパレットコンベヤ12
上に順次分離移載する様に成している。
【００２０】又、パレットコンベヤ12における始端側
（分離装置22側）にはパレット11上より白地瓦Ｗａを１
枚ずつ分離する積降装置23を配設し、該積降装置23には
白地瓦Ｗａを順次後工程へと搬送する搬送コンベヤ24を
連設している。
（分離装置22側）にはパレット11上より白地瓦Ｗａを１
枚ずつ分離する積降装置23を配設し、該積降装置23には
白地瓦Ｗａを順次後工程へと搬送する搬送コンベヤ24を
連設している。
【００２１】次に本発明に係る白地瓦の製造システムの
作用について説明すると、土練機２により押出成型され
た荒地はプレス成型機３にて所定形状（Ｓ型瓦Ａ、平板
瓦Ｂ、右桟和型瓦Ｃおよび左桟和型瓦Ｄ等）に成型され
て生地瓦Ｗとなる。
作用について説明すると、土練機２により押出成型され
た荒地はプレス成型機３にて所定形状（Ｓ型瓦Ａ、平板
瓦Ｂ、右桟和型瓦Ｃおよび左桟和型瓦Ｄ等）に成型され
て生地瓦Ｗとなる。
【００２２】次にプレス成型された生地瓦Ｗは積込装置
20により順次パレットコンベヤ12上に待機中の空のパレ
ット11上における載置区域Ｘの支持体16、16a …上に移
載され、この移載済のパレット11はパレットコンベヤ12
により順次前進し、後続する積込装置20へ至り、かかる
位置において待機中の乾燥台車４、4a…上に所定段数毎
に積み重ねられ、そしてパレット11を積み重ねした乾燥
台車４、4a…は順次前進して連絡軌道９へ至り、トラバ
ーサー10上に載置されて順次入口７より乾燥炉６内へと
移送される。
20により順次パレットコンベヤ12上に待機中の空のパレ
ット11上における載置区域Ｘの支持体16、16a …上に移
載され、この移載済のパレット11はパレットコンベヤ12
により順次前進し、後続する積込装置20へ至り、かかる
位置において待機中の乾燥台車４、4a…上に所定段数毎
に積み重ねられ、そしてパレット11を積み重ねした乾燥
台車４、4a…は順次前進して連絡軌道９へ至り、トラバ
ーサー10上に載置されて順次入口７より乾燥炉６内へと
移送される。
【００２３】続いて乾燥炉６内において乾燥処理された
白地瓦Ｗａを移載した乾燥台車４、4a…は出口８側の連
絡軌道9aで待機中のトラバーサー10a 上に載置され、該
トラバーサー10a の作動により走行軌道５の始端側に移
載し、順次分離装置22へ至り、かかる位置にて乾燥台車
４、4a…上に積み重ねられたパレット11は１枚ずつパレ
ットコンベヤ12上に移載される。
白地瓦Ｗａを移載した乾燥台車４、4a…は出口８側の連
絡軌道9aで待機中のトラバーサー10a 上に載置され、該
トラバーサー10a の作動により走行軌道５の始端側に移
載し、順次分離装置22へ至り、かかる位置にて乾燥台車
４、4a…上に積み重ねられたパレット11は１枚ずつパレ
ットコンベヤ12上に移載される。
【００２４】更にパレット11はパレットコンベヤ12によ
り積降装置23へと移動し、該積降装置23によりパレット
11上の白地瓦Ｗａは搬送コンベヤ24上に１枚ずつ移載さ
れて後続工程へ搬送されると共に、空のパレット11はパ
レットコンベヤ12より積込装置20側へ返還されるのであ
る。
り積降装置23へと移動し、該積降装置23によりパレット
11上の白地瓦Ｗａは搬送コンベヤ24上に１枚ずつ移載さ
れて後続工程へ搬送されると共に、空のパレット11はパ
レットコンベヤ12より積込装置20側へ返還されるのであ
る。
【００２５】次に形状の異なる他の生地瓦Ｗに段取替え
を行う場合にあっては、例えばＳ型瓦Ａから平板瓦Ｂへ
と段取替えを行うに際しては、先にパレット11の支持体
16、16a …における支持体16、16a 、16b 上に積込装置
20によりＳ型瓦Ａを順次移載して所定枚数を乾燥処理
し、かかるパレット11のＳ型瓦Ａを積降装置23により搬
送コンベヤ24上へ移載してパレット11を空状態と成し、
かかる空のパレット11における支持体16a 、16b 、16c
上にプレス成型機３によってプレス成型された平板瓦Ｂ
を前記Ｓ型瓦Ａの移載位置より変位させて移載し、その
後乾燥処理を行うのである。
を行う場合にあっては、例えばＳ型瓦Ａから平板瓦Ｂへ
と段取替えを行うに際しては、先にパレット11の支持体
16、16a …における支持体16、16a 、16b 上に積込装置
20によりＳ型瓦Ａを順次移載して所定枚数を乾燥処理
し、かかるパレット11のＳ型瓦Ａを積降装置23により搬
送コンベヤ24上へ移載してパレット11を空状態と成し、
かかる空のパレット11における支持体16a 、16b 、16c
上にプレス成型機３によってプレス成型された平板瓦Ｂ
を前記Ｓ型瓦Ａの移載位置より変位させて移載し、その
後乾燥処理を行うのである。
【００２６】尚、右桟和型瓦Ｃから左桟和型瓦Ｄへの段
取替えについては、前記と同様に行うのである。
取替えについては、前記と同様に行うのである。
【００２７】次に、Ｓ型瓦Ａおよび平板瓦Ｂから右桟和
型瓦Ｃおよび左桟和型瓦Ｄへの段取替えについては、先
にパレット11表面14の支持体16、16a …に積込装置20に
よりＳ型瓦Ａ或いは平板瓦Ｂを順次対応移載して所定枚
数を乾燥処理し、かかるパレット11のＳ型瓦Ａ或いは平
板瓦Ｂを積降装置23により搬送コンベヤ24上へ移載して
パレット11を空状態と成し、かかる空のパレット11をパ
レットコンベヤ12の搬送経路中に設けるパレット反転装
置18まで移送させた後、該パレット反転装置18の挾持機
構部19、19a をパレット11側へ前進させ、かかる挾持機
構部19、19a によりパレット11の両側を挾持し、しかる
後挾持機構部19、19a を所定高さまで上昇させると共
に、回転させてパレット11裏面15側を上面側と成し、そ
して挾持機構部19、19a を下降させてパレットコンベヤ
12上にパレット11を移載し、その後はプレス成型機３に
よってプレス成型された右桟和型瓦Ｃ或いは左桟和型瓦
Ｄをパレット11裏面15の支持体16、16a …上に対応移載
し、その後乾燥処理を行うのである。
型瓦Ｃおよび左桟和型瓦Ｄへの段取替えについては、先
にパレット11表面14の支持体16、16a …に積込装置20に
よりＳ型瓦Ａ或いは平板瓦Ｂを順次対応移載して所定枚
数を乾燥処理し、かかるパレット11のＳ型瓦Ａ或いは平
板瓦Ｂを積降装置23により搬送コンベヤ24上へ移載して
パレット11を空状態と成し、かかる空のパレット11をパ
レットコンベヤ12の搬送経路中に設けるパレット反転装
置18まで移送させた後、該パレット反転装置18の挾持機
構部19、19a をパレット11側へ前進させ、かかる挾持機
構部19、19a によりパレット11の両側を挾持し、しかる
後挾持機構部19、19a を所定高さまで上昇させると共
に、回転させてパレット11裏面15側を上面側と成し、そ
して挾持機構部19、19a を下降させてパレットコンベヤ
12上にパレット11を移載し、その後はプレス成型機３に
よってプレス成型された右桟和型瓦Ｃ或いは左桟和型瓦
Ｄをパレット11裏面15の支持体16、16a …上に対応移載
し、その後乾燥処理を行うのである。
【００２８】
【発明の効果】要するに本発明は、プレス成型された生
地瓦Ｗを積込装置20によりパレット11上に移載し、該パ
レット11を積重装置21により乾燥台車４、4a…上に複数
段積載し、該乾燥台車４、4a…をトンネル式の乾燥炉６
内へ順次搬入して生地瓦Ｗを乾燥処理して白地瓦Ｗａと
成した後、分離装置22により乾燥台車４、4a…からパレ
ット11を分離し、該パレット11上の白地瓦Ｗａを積降装
置23により取り出す様にしたので、生地瓦Ｗを成型から
乾燥処理に至る一連の操作を機械的に連続操作すること
が出来ると共に、成型後の生地瓦Ｗはパレット11上に移
載された状態で工程間を搬送されるため歪等を生じる恐
れがなく品質を良好にすることが出来る。
地瓦Ｗを積込装置20によりパレット11上に移載し、該パ
レット11を積重装置21により乾燥台車４、4a…上に複数
段積載し、該乾燥台車４、4a…をトンネル式の乾燥炉６
内へ順次搬入して生地瓦Ｗを乾燥処理して白地瓦Ｗａと
成した後、分離装置22により乾燥台車４、4a…からパレ
ット11を分離し、該パレット11上の白地瓦Ｗａを積降装
置23により取り出す様にしたので、生地瓦Ｗを成型から
乾燥処理に至る一連の操作を機械的に連続操作すること
が出来ると共に、成型後の生地瓦Ｗはパレット11上に移
載された状態で工程間を搬送されるため歪等を生じる恐
れがなく品質を良好にすることが出来る。
【００２９】又、パレット11の表面14および裏面15に夫
々形状を異にする生地瓦Ｗに対応すべき支持体16、16a
…を設けると共に、分離装置22と積降装置23との間にパ
レット反転装置18を配設し、該パレット反転装置18によ
りパレット11の表裏面を反転させ、かかるパレット11の
支持体16、16a …上に前記生地瓦Ｗを対応移載する様に
したので、パレット反転装置18によって空のパレット11
を分離装置22と積降装置23との間で反転させられるた
め、かかるパレット11の表裏面に形状の異なる２品種以
上の生地瓦Ｗを移載することが可能となり、従ってトン
ネル式の乾燥炉６を停止することなく複数品種の生地瓦
Ｗを連続乾燥処理することが出来ると共に、従来の様に
個別のパレットを用意する必要がないため、他の生地瓦
Ｗへの段取り替え作業の労力、手間、保管スペースを著
しく低減し、白地瓦Ｗａの製造コストをトータル的に安
価にすることが出来る等その実用的効果甚だ大なるもの
である。
々形状を異にする生地瓦Ｗに対応すべき支持体16、16a
…を設けると共に、分離装置22と積降装置23との間にパ
レット反転装置18を配設し、該パレット反転装置18によ
りパレット11の表裏面を反転させ、かかるパレット11の
支持体16、16a …上に前記生地瓦Ｗを対応移載する様に
したので、パレット反転装置18によって空のパレット11
を分離装置22と積降装置23との間で反転させられるた
め、かかるパレット11の表裏面に形状の異なる２品種以
上の生地瓦Ｗを移載することが可能となり、従ってトン
ネル式の乾燥炉６を停止することなく複数品種の生地瓦
Ｗを連続乾燥処理することが出来ると共に、従来の様に
個別のパレットを用意する必要がないため、他の生地瓦
Ｗへの段取り替え作業の労力、手間、保管スペースを著
しく低減し、白地瓦Ｗａの製造コストをトータル的に安
価にすることが出来る等その実用的効果甚だ大なるもの
である。
【図１】本発明に係る白地瓦の製造システムの平面図で
ある。
ある。
【図２】同上製造システムに使用するパレットの平面図
である。
である。
【図３】図２のＡーＡ断面図である。
【図４】パレットの支持体を省略したパレット反転装置
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図５】同上パレット反転装置の概略側面図である。
４、4a… 乾燥台車 ６ 乾燥炉 11 パレット 14 表面 15 裏面 16、16a … 支持体 18 パレット反転装置 20 積込装置 21 積重装置 22 分離装置 23 積降装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/90 Ｂ６５Ｇ 47/22 Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 プレス成型された生地瓦を積込装置によ
りパレット上に移載し、該パレットを積重装置により乾
燥台車上に複数段積載し、該乾燥台車をトンネル式の乾
燥炉内へ順次搬入して生地瓦を乾燥処理して白地瓦と成
した後、分離装置により乾燥台車からパレットを分離
し、該パレット上の白地瓦を積降装置により取り出す様
にした一連の製造ラインにおいて、パレットの表面およ
び裏面に夫々形状を異にする生地瓦に対応すべき支持体
を設けると共に、分離装置と積降装置との間にパレット
反転装置を配設し、該パレット反転装置によりパレット
の表裏面を反転させ、かかるパレットの支持体上に前記
生地瓦を対応移載する様にしたことを特徴とする白地瓦
の製造システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23121091A JP2542299B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 白地瓦の製造システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23121091A JP2542299B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 白地瓦の製造システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542522A JPH0542522A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2542299B2 true JP2542299B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16920064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23121091A Expired - Lifetime JP2542299B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 白地瓦の製造システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542299B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102092094B (zh) * | 2010-12-14 | 2012-02-29 | 常州市成功建材机械有限公司 | 加气混凝土生产过程中能自动翻转去底的移动设备 |
| CN103523504B (zh) * | 2013-10-29 | 2015-11-11 | 福建省信捷机械有限公司 | 一种西瓦调头机 |
| CN113371435B (zh) * | 2020-02-25 | 2022-07-19 | 广东博智林机器人有限公司 | 翻转刮料装置 |
| CN114872179B (zh) * | 2022-03-28 | 2023-05-12 | 佛山市高明安华陶瓷洁具有限公司 | 一种坐便器高压成型无人化生产系统 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP23121091A patent/JP2542299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0542522A (ja) | 1993-02-23 |
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