JP2541674Y2 - コンセントカバー - Google Patents
コンセントカバーInfo
- Publication number
- JP2541674Y2 JP2541674Y2 JP1991009419U JP941991U JP2541674Y2 JP 2541674 Y2 JP2541674 Y2 JP 2541674Y2 JP 1991009419 U JP1991009419 U JP 1991009419U JP 941991 U JP941991 U JP 941991U JP 2541674 Y2 JP2541674 Y2 JP 2541674Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- plug
- main body
- outlet cover
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、壁や柱等に設けられ
た電源取り入れ用のコンセントに関し、特に詳しく言う
と、幼児などのコンセントのいたずらによる感電事故を
防止するためのコンセントカバーに関する。
た電源取り入れ用のコンセントに関し、特に詳しく言う
と、幼児などのコンセントのいたずらによる感電事故を
防止するためのコンセントカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】壁や柱等に設けられた電源取り入れ用の
コンセントは、その差し込み口が露呈しており、幼児が
導電性の針金や棒状体を差し込み口に差し込んで感電す
る事故や幼児や室内に飼われている犬、猫などが触った
り舐めたりして感電する事故が多々発生している。そこ
で不使用時には、コンセントの差し込み口を覆うコンセ
ントカバーが提供されている。これら従来のコンセント
カバーは、一般には、絶縁性の合成樹脂によってプラグ
部分とプラグが突設された本体部とを一体に形成したも
のが使用されている。
コンセントは、その差し込み口が露呈しており、幼児が
導電性の針金や棒状体を差し込み口に差し込んで感電す
る事故や幼児や室内に飼われている犬、猫などが触った
り舐めたりして感電する事故が多々発生している。そこ
で不使用時には、コンセントの差し込み口を覆うコンセ
ントカバーが提供されている。これら従来のコンセント
カバーは、一般には、絶縁性の合成樹脂によってプラグ
部分とプラグが突設された本体部とを一体に形成したも
のが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のコンセントカバーでは、コンセントに装着した
ときに邪魔にならないようにコンセント部分からの突出
量が最小限になるように本体部が薄く形成されている。
そのため、電気器具を使用するためにコンセントカバー
を外すときに外し難いという問題があった。しかし、コ
ンセントカバーを外しやすいように、本体部を肉厚にし
たり、手を掛ける部分を形成すると、幼児のいたずらに
よって外れてしまうことがあり、コンセントカバー本来
の機能を発揮できなくなる。
な従来のコンセントカバーでは、コンセントに装着した
ときに邪魔にならないようにコンセント部分からの突出
量が最小限になるように本体部が薄く形成されている。
そのため、電気器具を使用するためにコンセントカバー
を外すときに外し難いという問題があった。しかし、コ
ンセントカバーを外しやすいように、本体部を肉厚にし
たり、手を掛ける部分を形成すると、幼児のいたずらに
よって外れてしまうことがあり、コンセントカバー本来
の機能を発揮できなくなる。
【0004】この考案は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、コンセントを使用
するときには外しやすく、しかも、幼児のいたずらでは
外すことができないコンセントカバーを提供することに
ある。
鑑みてなされたもので、その目的は、コンセントを使用
するときには外しやすく、しかも、幼児のいたずらでは
外すことができないコンセントカバーを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、コンセントに挿入される1対のプラグ部
分と、前記コンセントと対向する前面部に前記プラグ部
分が突設され、その前面部を除く外形部分が手でつかみ
にくい曲面形状とされた本体部分と、一端に前記コンセ
ント側への当接部が形成され、他端に操作部が設けられ
ているとともに、両側面に回動支軸が同軸的に突設され
た操作部材とを備え、前記本体部分には前記操作部材を
回動可能に収納し、対向する内側面に前記回動支軸と係
合する軸受部を有する支持穴が形成されており、前記操
作部材はその操作部のみが前記支持穴から前記本体部分
の背面側に突出するようにして前記支持穴内に保持され
ていて、前記プラグ部分が前記コンセントに挿入されて
いるときに、前記操作部を手で押圧操作することによ
り、前記当接部が前記コンセント側に当接して前記プラ
グを前記コンセントから離脱させるようにしたことを特
徴としている。
め、本考案は、コンセントに挿入される1対のプラグ部
分と、前記コンセントと対向する前面部に前記プラグ部
分が突設され、その前面部を除く外形部分が手でつかみ
にくい曲面形状とされた本体部分と、一端に前記コンセ
ント側への当接部が形成され、他端に操作部が設けられ
ているとともに、両側面に回動支軸が同軸的に突設され
た操作部材とを備え、前記本体部分には前記操作部材を
回動可能に収納し、対向する内側面に前記回動支軸と係
合する軸受部を有する支持穴が形成されており、前記操
作部材はその操作部のみが前記支持穴から前記本体部分
の背面側に突出するようにして前記支持穴内に保持され
ていて、前記プラグ部分が前記コンセントに挿入されて
いるときに、前記操作部を手で押圧操作することによ
り、前記当接部が前記コンセント側に当接して前記プラ
グを前記コンセントから離脱させるようにしたことを特
徴としている。
【0006】なお、2口用等のコンセントに使用される
コンセントカバーにおいては、2口のそれぞれに挿入さ
れるコンセントカバーの本体部を支軸を介して回動自在
に連結し、一方のコンセントカバーの本体部と他方のコ
ンセントカバーの本体部を独立して操作可能にすること
ができる。
コンセントカバーにおいては、2口のそれぞれに挿入さ
れるコンセントカバーの本体部を支軸を介して回動自在
に連結し、一方のコンセントカバーの本体部と他方のコ
ンセントカバーの本体部を独立して操作可能にすること
ができる。
【0007】
【作用】上述手段によれば、コンセントに装着されたコ
ンセントカバーを取り外すときには、操作部材の他端で
ある操作部を押圧操作して回動させると、当接部がコン
セント側の前面に当接して、てこの原理によってこの前
面を支点にして回動し、その反力によってコンセントカ
バー本体部をコンセントから離れる方向に動かし、当接
部の本体部からの突出量だけ本体部をコンセントから抜
き出す。この時点で本体部を手で把持して引き抜けばコ
ンセントカバーをコンセントから簡単に取り外すことが
できる。この場合、操作部材はコンセントカバーに回動
自在に装備される関係上作用点までの腕の長さが短くな
るので、外すときには幼児では回すことが不可能な程度
の力を要することになる。したがって、幼児のいたずら
によってコンセントカバーが外されるおそれはない。ま
た、操作部材はその操作部のみが本体部分の外側に突出
するようにして、その大部分が本体部分の支持穴内に収
納されているため簡単には操作しにくく、これが安全性
をより高めている。
ンセントカバーを取り外すときには、操作部材の他端で
ある操作部を押圧操作して回動させると、当接部がコン
セント側の前面に当接して、てこの原理によってこの前
面を支点にして回動し、その反力によってコンセントカ
バー本体部をコンセントから離れる方向に動かし、当接
部の本体部からの突出量だけ本体部をコンセントから抜
き出す。この時点で本体部を手で把持して引き抜けばコ
ンセントカバーをコンセントから簡単に取り外すことが
できる。この場合、操作部材はコンセントカバーに回動
自在に装備される関係上作用点までの腕の長さが短くな
るので、外すときには幼児では回すことが不可能な程度
の力を要することになる。したがって、幼児のいたずら
によってコンセントカバーが外されるおそれはない。ま
た、操作部材はその操作部のみが本体部分の外側に突出
するようにして、その大部分が本体部分の支持穴内に収
納されているため簡単には操作しにくく、これが安全性
をより高めている。
【0008】また、2口コンセントについては、一方の
コンセントを使用するときには、使用するコンセントに
装着されているコンセントカバーを上記と同様にして取
り外しても、他方のコンセントカバーの本体部に回動軸
を介して連結されているので、脱落することなく保持さ
れ、再使用も簡単にできる。
コンセントを使用するときには、使用するコンセントに
装着されているコンセントカバーを上記と同様にして取
り外しても、他方のコンセントカバーの本体部に回動軸
を介して連結されているので、脱落することなく保持さ
れ、再使用も簡単にできる。
【0009】
【実施例】以下、この考案のコンセントカバーの実施例
について、図面を参照して説明する。
について、図面を参照して説明する。
【0010】図1は第1の実施例に係るコンセントカバ
ーの使用状態を示す斜視図である。同図において、コン
セントカバー1はプラグ部分2と、コンセント5と対向
する前面部に同プラグ部分2が突設するように弾性を有
する合成樹脂材によって一体に成形された本体部分3
と、この本体部分3に回動自在に支持された操作部材4
とから基本的に構成されている。
ーの使用状態を示す斜視図である。同図において、コン
セントカバー1はプラグ部分2と、コンセント5と対向
する前面部に同プラグ部分2が突設するように弾性を有
する合成樹脂材によって一体に成形された本体部分3
と、この本体部分3に回動自在に支持された操作部材4
とから基本的に構成されている。
【0011】プラグ部分2はコンセント5のプラグ挿入
孔6内に挿入される1対の突起7を備え、本体部分3に
は操作部材4を回動自在に支持する支持穴8が凹状に形
成されている。支持穴8の対向する内側面9は平面状に
形成され、図において下側から上に向かって操作部材4
の回動支軸10を係止する係止溝11が切溝されてい
る。係止溝11の幅は回動支軸10の直径よりも小寸に
形成され、上端の軸受部分12に続いている。軸受部1
2は回動支軸10の直径よりも大寸に形成され、回動支
軸10を係止溝11の下端から挿入し、軸受部12側に
押し上げると、自身の弾性によって広がり回動支軸10
が軸受部12に嵌入した時点で係止溝11の幅が元の状
態に戻り、回動支軸10はいわゆるスナップフィットし
た状態で回動自在に保持される。
孔6内に挿入される1対の突起7を備え、本体部分3に
は操作部材4を回動自在に支持する支持穴8が凹状に形
成されている。支持穴8の対向する内側面9は平面状に
形成され、図において下側から上に向かって操作部材4
の回動支軸10を係止する係止溝11が切溝されてい
る。係止溝11の幅は回動支軸10の直径よりも小寸に
形成され、上端の軸受部分12に続いている。軸受部1
2は回動支軸10の直径よりも大寸に形成され、回動支
軸10を係止溝11の下端から挿入し、軸受部12側に
押し上げると、自身の弾性によって広がり回動支軸10
が軸受部12に嵌入した時点で係止溝11の幅が元の状
態に戻り、回動支軸10はいわゆるスナップフィットし
た状態で回動自在に保持される。
【0012】操作部材4は、その側面の回動支点に上述
した回動支軸10が突設され、図面において上部にコン
セント5の前側板13への当接部14が、下部に操作部
15が一体的に形成されている。当接部14は図2の装
着状態を示す説明図からわかるように、装着時にコンセ
ント5の前側板13に当接し、操作部材4の回動に応じ
て前側板13との接触を保つことができるように若干凸
状に形成されている。また、操作部15は本体部分3の
背面から若干突出し、指で操作できるように設定されて
いる。
した回動支軸10が突設され、図面において上部にコン
セント5の前側板13への当接部14が、下部に操作部
15が一体的に形成されている。当接部14は図2の装
着状態を示す説明図からわかるように、装着時にコンセ
ント5の前側板13に当接し、操作部材4の回動に応じ
て前側板13との接触を保つことができるように若干凸
状に形成されている。また、操作部15は本体部分3の
背面から若干突出し、指で操作できるように設定されて
いる。
【0013】上述のように構成されたコンセントカバー
1は、図2に示すように、コンセント5を使用しないと
きに、プラグ部分2をプラグ挿入孔6に本体部分3の後
面が前側板13に当接するまで挿入する。この状態で、
当接部14はコンセント5の前側板13に当接し、操作
部15は本体部分3の下方位置に若干露出した状態にな
っている。コンセントカバー1の外形は図1からもわか
るように、すべて曲面で形成され、手でつかみにくいよ
うな形状になっているので、手が掛けられる部分はこの
操作部15のみとなる。
1は、図2に示すように、コンセント5を使用しないと
きに、プラグ部分2をプラグ挿入孔6に本体部分3の後
面が前側板13に当接するまで挿入する。この状態で、
当接部14はコンセント5の前側板13に当接し、操作
部15は本体部分3の下方位置に若干露出した状態にな
っている。コンセントカバー1の外形は図1からもわか
るように、すべて曲面で形成され、手でつかみにくいよ
うな形状になっているので、手が掛けられる部分はこの
操作部15のみとなる。
【0014】このようにコンセント5を使用しないとき
には、コンセントカバー1はコンセント5に装着され、
プラグ挿入孔6に対して幼児などがいたずらできないよ
うになっている。また、コンセントカバー1を外そうと
しても上述した形状によって滑って十分につかめないよ
うに設定されているので、幼児などでは外すことはでき
ない。一方、コンセント5を使用する必要が生じたとき
には、図2の状態から操作部材4の操作部15を上方
(図において反時計方向)に押し上げる。すると、この
押し上げ操作に応じて当接部14がコンセント5の前側
板13に当接した状態で回動する。この回動動作によっ
て図3に示すように、コンセントカバー1は、当接部1
4の回動支軸10からの腕の長さ分だけ前側板13を押
し、この反作用で当該腕の長さ分だけ本体部分3が前側
板13から離れる。これにより、本体部分3がコンセン
ト5側から浮いた状態になり、手をかけて引き抜くこと
ができる。
には、コンセントカバー1はコンセント5に装着され、
プラグ挿入孔6に対して幼児などがいたずらできないよ
うになっている。また、コンセントカバー1を外そうと
しても上述した形状によって滑って十分につかめないよ
うに設定されているので、幼児などでは外すことはでき
ない。一方、コンセント5を使用する必要が生じたとき
には、図2の状態から操作部材4の操作部15を上方
(図において反時計方向)に押し上げる。すると、この
押し上げ操作に応じて当接部14がコンセント5の前側
板13に当接した状態で回動する。この回動動作によっ
て図3に示すように、コンセントカバー1は、当接部1
4の回動支軸10からの腕の長さ分だけ前側板13を押
し、この反作用で当該腕の長さ分だけ本体部分3が前側
板13から離れる。これにより、本体部分3がコンセン
ト5側から浮いた状態になり、手をかけて引き抜くこと
ができる。
【0015】なお、この操作部材4の操作に際しては、
回動支軸10から当接部14の作用点までの腕の長さ
と、回動支軸10から操作部15までの腕の長さを、幼
児の力では容易にコンセントカバー1を引き抜くことが
できないような比率に設定しておくことで安全性を確保
してある。また、操作部材4は図2の装着時から図3の
離脱時まで回動できればよいので、支持穴8の開口角度
によってその回動範囲を規制するように設定されてい
る。具体的には、支持穴8の開口縁の上端部16が、操
作部材4の最大回動角を規制するストッパとして機能す
るように構成されている。
回動支軸10から当接部14の作用点までの腕の長さ
と、回動支軸10から操作部15までの腕の長さを、幼
児の力では容易にコンセントカバー1を引き抜くことが
できないような比率に設定しておくことで安全性を確保
してある。また、操作部材4は図2の装着時から図3の
離脱時まで回動できればよいので、支持穴8の開口角度
によってその回動範囲を規制するように設定されてい
る。具体的には、支持穴8の開口縁の上端部16が、操
作部材4の最大回動角を規制するストッパとして機能す
るように構成されている。
【0016】また、コンセントカバー1によってコンセ
ント5のプラグ挿入孔6を保護するときには、前記突起
7をプラグ挿入口6に挿入すると、操作部材4は、突起
7のプラグ挿入口6の奥側への侵入につれて当接部14
がコンセント5の前側板13に当接し、図において時計
方向に回動して操作部材4を図3の状態から図2の状態
に戻す。これにより、コンセント5を使用することに
は、前述のようにしてコンセントカバー1を取り外すこ
とが可能になる。
ント5のプラグ挿入孔6を保護するときには、前記突起
7をプラグ挿入口6に挿入すると、操作部材4は、突起
7のプラグ挿入口6の奥側への侵入につれて当接部14
がコンセント5の前側板13に当接し、図において時計
方向に回動して操作部材4を図3の状態から図2の状態
に戻す。これにより、コンセント5を使用することに
は、前述のようにしてコンセントカバー1を取り外すこ
とが可能になる。
【0017】一方、コンセント5には2口、3口のよう
に複数のものもある。この場合も、上記実施例のよう
に、1つのコンセントカバー1を2つもしくは3つ使用
して、コンセント5からの保護を行うことができるが、
この他に、例えば図4および図5に示す第2実施例のよ
うに、2つのコンセントカバー21,22の本体部分2
3,24のそれぞれ対応する位置にヒンジ状の軸受2
5,26を一体に形成し、支軸27によって両者を回動
可能に連結して、各コンセントカバー21,22が対応
するコンセント5に装着できるように構成することもで
きる。なお、この実施例においては、前述の実施例と同
一と見做せる構成要素には同一の参照符号を付し、説明
を省略する。
に複数のものもある。この場合も、上記実施例のよう
に、1つのコンセントカバー1を2つもしくは3つ使用
して、コンセント5からの保護を行うことができるが、
この他に、例えば図4および図5に示す第2実施例のよ
うに、2つのコンセントカバー21,22の本体部分2
3,24のそれぞれ対応する位置にヒンジ状の軸受2
5,26を一体に形成し、支軸27によって両者を回動
可能に連結して、各コンセントカバー21,22が対応
するコンセント5に装着できるように構成することもで
きる。なお、この実施例においては、前述の実施例と同
一と見做せる構成要素には同一の参照符号を付し、説明
を省略する。
【0018】この実施例の場合、注意することは、一方
のコンセント5を使用し、他方のコンセント5を使用し
ないときに、使用しない方のコンセント5に装着された
コンセントカバー22が使用するほうのコンセントカバ
ー21を邪魔し、図示しない電気家具のプラグの挿入を
阻害することのないように本体部分23,24の形状を
設定することである。さもなくば、2口両方に装着され
たコンセントカバー21,22を全部取り外さなければ
プラグを装着することができなくなる。そのため、この
実施例では、本体部分23,24は前述の実施例に比べ
て薄肉に形成されているだけでなく、図において、上側
の本体部分23と下側の本体部分24との当接部28,
29はさらに薄肉に形成され、電気器具のプラグをコン
セント5に差し込むときに、残っているほうのコンセン
トカバー22が外されたコンセントカバー21の邪魔に
ならないようにされている。なお、図5においてはその
構成を判り易くするため、コンセントカバー21は途中
で止めた状態で図示している。
のコンセント5を使用し、他方のコンセント5を使用し
ないときに、使用しない方のコンセント5に装着された
コンセントカバー22が使用するほうのコンセントカバ
ー21を邪魔し、図示しない電気家具のプラグの挿入を
阻害することのないように本体部分23,24の形状を
設定することである。さもなくば、2口両方に装着され
たコンセントカバー21,22を全部取り外さなければ
プラグを装着することができなくなる。そのため、この
実施例では、本体部分23,24は前述の実施例に比べ
て薄肉に形成されているだけでなく、図において、上側
の本体部分23と下側の本体部分24との当接部28,
29はさらに薄肉に形成され、電気器具のプラグをコン
セント5に差し込むときに、残っているほうのコンセン
トカバー22が外されたコンセントカバー21の邪魔に
ならないようにされている。なお、図5においてはその
構成を判り易くするため、コンセントカバー21は途中
で止めた状態で図示している。
【0019】
【考案の効果】これまでの説明で明らかなように、コン
セントに挿入される1対のプラグ部分と、このプラグ部
分が突設された本体部分と、一端にコンセント側への当
接部が、他端に操作部が設けられ、プラグ部分がコンセ
ントに挿入されているときに操作部を手で押圧操作する
ことにより当接部がコンセント側に当接してプラグ部分
をコンセントから離脱させるように本体部分に回動自在
に支持された操作部材とからコンセントカバーを構成し
た請求項1記載の考案によれば、コンセントカバーをコ
ンセントから取り外すときに、操作部を手で押圧操作す
るだけで、所定量コンセントカバーをコンセント側から
離間させることが可能になり、これによりコンセントカ
バーをつかんで簡単に引き抜くことができる。また、操
作部材はその操作部のみを残して大部分が本体部分の支
持穴内に収納され、手で触れる部分がわずかであるた
め、より高い安全性が得られる。
セントに挿入される1対のプラグ部分と、このプラグ部
分が突設された本体部分と、一端にコンセント側への当
接部が、他端に操作部が設けられ、プラグ部分がコンセ
ントに挿入されているときに操作部を手で押圧操作する
ことにより当接部がコンセント側に当接してプラグ部分
をコンセントから離脱させるように本体部分に回動自在
に支持された操作部材とからコンセントカバーを構成し
た請求項1記載の考案によれば、コンセントカバーをコ
ンセントから取り外すときに、操作部を手で押圧操作す
るだけで、所定量コンセントカバーをコンセント側から
離間させることが可能になり、これによりコンセントカ
バーをつかんで簡単に引き抜くことができる。また、操
作部材はその操作部のみを残して大部分が本体部分の支
持穴内に収納され、手で触れる部分がわずかであるた
め、より高い安全性が得られる。
【0020】さらに、2口のコンセントのそれぞれ挿入
される請求項1記載のコンセントカバーの本体部分を回
動軸を介して回動自在に連結した請求項2記載の構成に
よれば、コンセントカバーが2個になっても取り外した
コンセントカバーが脱落することはなく、使用性の向上
を図ることができる。
される請求項1記載のコンセントカバーの本体部分を回
動軸を介して回動自在に連結した請求項2記載の構成に
よれば、コンセントカバーが2個になっても取り外した
コンセントカバーが脱落することはなく、使用性の向上
を図ることができる。
【図1】この考案の第1実施例に係るコンセントカバー
とコンセントとの関係を示す斜視図である。
とコンセントとの関係を示す斜視図である。
【図2】第1実施例に係るコンセントカバーをコンセン
トに装着した状態を示す説明図である。
トに装着した状態を示す説明図である。
【図3】第1実施例に係るコンセントカバーをコンセン
トから外すときの動作を示す説明図である。
トから外すときの動作を示す説明図である。
【図4】この考案の第2実施例に係るコンセントカバー
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図5】第2実施例に係るコンセントカバーの使用状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1,21,22 コンセントカバー 2 プラグ部分 3,23,24 本体部分 4 操作部材 5 コンセント 8 支持穴 10 回動支軸 11 係止溝 12 軸受部 14 当接部 15 操作部 16 上端部 27 支軸
Claims (2)
- 【請求項1】 コンセントに挿入される1対のプラグ部
分と、前記コンセントと対向する前面部に前記プラグ部
分が突設され、その前面部を除く外形部分が手でつかみ
にくい曲面形状とされた本体部分と、一端に前記コンセ
ント側への当接部が形成され、他端に操作部が設けられ
ているとともに、両側面に回動支軸が同軸的に突設され
た操作部材とを備え、前記本体部分には前記操作部材を
回動可能に収納し、対向する内側面に前記回動支軸と係
合する軸受部を有する支持穴が形成されており、前記操
作部材はその操作部のみが前記支持穴から前記本体部分
の背面側に突出するようにして前記支持穴内に保持され
ていて、前記プラグ部分が前記コンセントに挿入されて
いるときに、前記操作部を手で押圧操作することによ
り、前記当接部が前記コンセント側に当接して前記プラ
グを前記コンセントから離脱させるようにしたことを特
徴とするコンセントカバー。 - 【請求項2】 2口のコンセントのそれぞれに挿入され
る請求項1のコンセントカバーの本体部分を回動軸を介
して回動自在に連結してなるコンセントカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009419U JP2541674Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンセントカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009419U JP2541674Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンセントカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119969U JPH04119969U (ja) | 1992-10-27 |
JP2541674Y2 true JP2541674Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=31899856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991009419U Expired - Lifetime JP2541674Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | コンセントカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541674Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102092A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | West Japan Railway Co | 交流軌道リレー及び付属品ならびに測定方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57189308A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Recording and reproducing device |
JPH01126070U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-29 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1991009419U patent/JP2541674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119969U (ja) | 1992-10-27 |
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