JP2007294181A - コンセントカバー - Google Patents
コンセントカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007294181A JP2007294181A JP2006119113A JP2006119113A JP2007294181A JP 2007294181 A JP2007294181 A JP 2007294181A JP 2006119113 A JP2006119113 A JP 2006119113A JP 2006119113 A JP2006119113 A JP 2006119113A JP 2007294181 A JP2007294181 A JP 2007294181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- outlet
- cover
- fixing plate
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
【課題】乳幼児が容易にカバー部材のロックを解除することがなく、一層安全が図られるとともに、使用者がプラグの抜き差しをし易いコンセントカバーを提供すること。
【解決手段】固定用プレート21と、内側に前記コンセントに差し込まれたプラグを収容する空間Sが形成され、下端に該プラグ3から延びるコードを挿通するコード開口26を備えるカバー部材11とを有し、前記カバー部材の空間側上端付近にカバー側軸止手段25が設けられており、前記固定用プレートのカバー部材側上端付近に形成された固定側軸止手段23に対して回動可能に軸止めされるとともに、前記カバー側軸止手段と、固定側軸止手段は上下方向に相対移動されて着脱される構成であり、さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段13,13が、該カバー部材11の下端側を前記固定用プレート21に対して着脱させる構成。
【選択図】図2
【解決手段】固定用プレート21と、内側に前記コンセントに差し込まれたプラグを収容する空間Sが形成され、下端に該プラグ3から延びるコードを挿通するコード開口26を備えるカバー部材11とを有し、前記カバー部材の空間側上端付近にカバー側軸止手段25が設けられており、前記固定用プレートのカバー部材側上端付近に形成された固定側軸止手段23に対して回動可能に軸止めされるとともに、前記カバー側軸止手段と、固定側軸止手段は上下方向に相対移動されて着脱される構成であり、さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段13,13が、該カバー部材11の下端側を前記固定用プレート21に対して着脱させる構成。
【選択図】図2
Description
この発明は、電気製品の差込口であるコンセントのコンセントプレートに装着して、カバー部材で覆うことにより、乳幼児などの安全を図るためのコンセントカバーの改良に関するものである。
乳幼児が、例えば、家庭内で、プラグが差し込まれたコンセントの該プラグを不用意に引き抜いたり、コンセントの差込口に異物を差し込んだりするような事態を防止するため、コンセントプレートをフード状のもので覆うコンセントカバーが販売されている。
具体的には、本出願人が意匠登録を受けて販売してきた製品では、コンセントプレートに固定する固定プレートと、この固定プレートの上端に回動可能に軸止めされ、下端にロック手段を設けたフード部材によりコンセント差し込み口を覆うようにしたものがある(特許文献1参照)。
ところで、上記コンセントカバーは、プラグの抜き差しを行う場合、一方の手で、カバー部材下端のロックを外して、カバー部材をもち、上方に回動させて差込口を露出させて、他方の手で持つプラグを抜き差しするものであった。
しかし、カバーすべきコンセントは、幼児の危険を防ぐ目的から床に近い低い位置にあることが多く、使用者がコンセントを着脱する際に差込口が回動させたカバーに遮られて視認しにくく、また、カバーに手が当たってしまいプラグの抜き差しがしにくい場合があった。
しかし、カバーすべきコンセントは、幼児の危険を防ぐ目的から床に近い低い位置にあることが多く、使用者がコンセントを着脱する際に差込口が回動させたカバーに遮られて視認しにくく、また、カバーに手が当たってしまいプラグの抜き差しがしにくい場合があった。
また、カバー部材は、普段ロックされて固定プレートに仮固定されているから、小さな幼児が、プラグを抜いたりすることができないようにされている。
しかしながら、カバー部材のロック手段は外カバー部材下端に設けられていて、幼児にとって特に操作しにくい工夫がないので、誤って幼児がロックを解除する場合があった。
しかしながら、カバー部材のロック手段は外カバー部材下端に設けられていて、幼児にとって特に操作しにくい工夫がないので、誤って幼児がロックを解除する場合があった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、乳幼児が容易にカバー部材のロックを解除することがなく、一層安全が図られるとともに、使用者がプラグの抜き差しをし易いコンセントカバーを提供することを目的とする。
上記目的は、第1の発明にあっては、コンセントプレートに装着できるようにされ、コンセントの差込口を露出させるための開口を備えた固定用プレートと、内側に前記コンセントに差し込まれたプラグを収容する空間が形成され、下端に該プラグから延びるコードを挿通するコード開口を備えるカバー部材とを有し、前記カバー部材の前記空間側であって、その上端付近にカバー側軸止手段が設けられており、前記固定用プレートの前記カバー部材側であって、その上端付近に形成された固定側軸止手段に対して回動可能に軸止めされるとともに、前記カバー側軸止手段と、固定側軸止手段は上下方向に相対移動されて着脱される構成であり、さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段が、該カバー部材の下端側を前記固定用プレートに対して着脱させる構成としたコンセントカバーにより、達成される。
第1の発明の構成によれば、前記カバー部材がその空間側の上端付近にカバー側軸止手段が設けられており、前記固定用プレートのカバー部材側の上端付近に形成された固定側軸止手段に対して回動可能に軸止めされるとともに、前記カバー側軸止手段と、固定側軸止手段は上下方向に相対移動されて着脱される構成とされている。このため、プラグを抜き差しする際には、操作手段を操作しながらカバー部材を上方に移動させることで容易に外して、差込口を目で見て確認しながら行うことができる。このため、コンセントが床付近などの下の方にある場合にも、プラグの抜き差しが容易となる。逆に、カバー部材を装着する際には、カバー部材を固定用プレートに対して上方から下方に移動させつつ上端側の各軸支手段を軸支させて、下端側を装着すればよく、低い位置にコンセントがあってもカバー部材を取り付け易い。
さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段が、該カバー部材の下端側を前記固定用プレートに対して着脱させる構成としたので、コンセントプレートよりも幅が広いカバー部材の幅方向両側の各操作手段を同時に操作しないと、カバー部材は開かない。このため、実質的に幼児の手では操作手段に手が届かず乳幼児が容易にコンセントの差込口や、これに差し込まれたプラグなどを露出させることが有効に防止される。
さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段が、該カバー部材の下端側を前記固定用プレートに対して着脱させる構成としたので、コンセントプレートよりも幅が広いカバー部材の幅方向両側の各操作手段を同時に操作しないと、カバー部材は開かない。このため、実質的に幼児の手では操作手段に手が届かず乳幼児が容易にコンセントの差込口や、これに差し込まれたプラグなどを露出させることが有効に防止される。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記カバー部材の両側壁下端付近に外方に突出した膨出領域が形成されており、操作手段は前記膨出領域から外方に突出するように形成されていることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、前記操作手段を設けるに当たり、膨出領域を外方に突出させて、そこから操作手段を突出させたので、操作手段に対応した係合構造等によってカバー部材の内部空間が損なわれることがほとんどなく、広い収容空間を実現でき、例えば、アダプター付きプラグなどの収容にも有利である。
第2の発明の構成によれば、前記操作手段を設けるに当たり、膨出領域を外方に突出させて、そこから操作手段を突出させたので、操作手段に対応した係合構造等によってカバー部材の内部空間が損なわれることがほとんどなく、広い収容空間を実現でき、例えば、アダプター付きプラグなどの収容にも有利である。
第3の発明は、第1または2のいずれかの発明の構成において、前記カバー部材における外面側の少なくとも上部領域に弾性部が形成されていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、乳幼児が室内などで遊んでいる時などにぶつかりやすい箇所に弾性部を設けることで、怪我などのおそれがなく、より安全を図ることができる。
第3の発明の構成によれば、乳幼児が室内などで遊んでいる時などにぶつかりやすい箇所に弾性部を設けることで、怪我などのおそれがなく、より安全を図ることができる。
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態によるコンセントカバーの概略斜視図であり、図2は図1のコンセントカバーの分解斜視図、図3はカバー部材の内側を示す斜視図であり、図4はコンセントカバーの下端の一側縁付近の水平断面図である。
図1において、室内もしくは室外の壁などに形成されたコンセントプレート1は、例えば合成樹脂や金属などで形成された板体であり、中央部にコンセントの差込口2が多くの場合2〜3箇所形成されている。この差込口2には、プラグ3が差し込まれる。
このように、コンセントの差込口2や差し込んだプラグ3が露出していると、乳幼児が不用意に手をふれるおそれがあり、いきなりプラグ3を抜いてしまったり、差込口2に異物を挿入したりするおそれがある。このような事態を防止するため、この実施形態では、図2に示すようなカバー部材11でコンセントを覆うようにする。
このように、コンセントの差込口2や差し込んだプラグ3が露出していると、乳幼児が不用意に手をふれるおそれがあり、いきなりプラグ3を抜いてしまったり、差込口2に異物を挿入したりするおそれがある。このような事態を防止するため、この実施形態では、図2に示すようなカバー部材11でコンセントを覆うようにする。
図1のコンセントプレート1には、図2の固定用プレート21が固定される。
固定用プレート21は、例えば、硬質の合成樹脂、例えばABS樹脂(アクロルニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)AS樹脂などの成型品であり、全体として矩形のプレートで、コンセントプレート1に対しては、固定用プレート21の裏面側に設けられた装着手段である、例えば両面テープや固定ネジなどで固定される。
固定用プレート21のほぼ中央には矩形の開口22が形成されており、コンセントの差込口2が露出されるようになっている。
固定用プレート21は、例えば、硬質の合成樹脂、例えばABS樹脂(アクロルニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)AS樹脂などの成型品であり、全体として矩形のプレートで、コンセントプレート1に対しては、固定用プレート21の裏面側に設けられた装着手段である、例えば両面テープや固定ネジなどで固定される。
固定用プレート21のほぼ中央には矩形の開口22が形成されており、コンセントの差込口2が露出されるようになっている。
固定用プレート21の下端部の両側部には、固定側掛止部24,24が形成されており、この固定用側掛止部の構成は後で詳しく説明する。
また、固定用プレート21の上端付近で、カバー部材11側には固定側軸止手段23がカバー部材11側に突出するよう形成されている。固定用軸止手段23は、本実施形態では、軸受けの形態とされており、図示のように上部が開放された部分円筒形状で、その上に支軸を載置して掛止できるようになっている。
また、固定用プレート21の上端付近で、カバー部材11側には固定側軸止手段23がカバー部材11側に突出するよう形成されている。固定用軸止手段23は、本実施形態では、軸受けの形態とされており、図示のように上部が開放された部分円筒形状で、その上に支軸を載置して掛止できるようになっている。
カバー部材11は、図2および図3に詳しく示されている。
このカバー部材11は、上記固定用プレート21と対応する形状の矩形の外形を有しており、固定用プレート21と同様の硬質の合成樹脂などにより、図示のようにドーム状に形成することによって、内部空間Sを形成するようにしている。
この内部空間Sがコンセントに差し込まれたプラグ3などを収容するための空間である。
このカバー部材11は、上記固定用プレート21と対応する形状の矩形の外形を有しており、固定用プレート21と同様の硬質の合成樹脂などにより、図示のようにドーム状に形成することによって、内部空間Sを形成するようにしている。
この内部空間Sがコンセントに差し込まれたプラグ3などを収容するための空間である。
図3に示すように、カバー部材11の下端中央部には、スリット状のコード開口26が形成されており、プラグ3から延びるコードを外部に導くことができるようになっている。なお、このコード開口26は下端中央部に縦方向に延びるよう形成されているが、例えば、カバー部材11の下端の固定用プレート21側全体を切り欠いて形成してもよい。
カバー部材11の表面側における外面側の少なくとも上部には、図2の符合12で示すように少なくとも表面が比較的柔軟な材料で覆われるようにした弾性部が形成されている。この弾性部12は、エラストマーなどを二色成形等の一体成形や接着することで形成することができ、乳幼児などがぶつかった際にも怪我などをしないようにされている。なお、この弾性部12は、ぶつかり易い、カバー部材11の曲面状とされた天面から、壁面の上方に渡って設けているが、カバー部材11を全体的に覆うよう配置してもよい。
カバー部材11の表面側における外面側の少なくとも上部には、図2の符合12で示すように少なくとも表面が比較的柔軟な材料で覆われるようにした弾性部が形成されている。この弾性部12は、エラストマーなどを二色成形等の一体成形や接着することで形成することができ、乳幼児などがぶつかった際にも怪我などをしないようにされている。なお、この弾性部12は、ぶつかり易い、カバー部材11の曲面状とされた天面から、壁面の上方に渡って設けているが、カバー部材11を全体的に覆うよう配置してもよい。
図3に示されているように、カバー部材11の固定用プレート21側における上端付近の内側には、カバー側軸止手段25,24が形成されている。すなわち、カバー側軸止手段25,24は幅方向の両端付近から、それぞれ水平に内方に延びるように短い支軸25a,24aを形成することにより設けられている。このため、各支軸を図2の固定用プレート21の上記した固定側軸止め手段23に載置するようにして、掛止できる。
つまり、固定側軸止め手段23は、断面が支軸25a,24aに対応したU字状の溝がカバー側軸止手段25,24に対応した領域に渡って形成されており、支軸25a,24aを載せた状態で該カバー側軸止手段25,24が回動できるように掛止する。また、さらにカバー部材11を上方に移動すると、固定側軸止め手段23は上部が開放された部分円筒形状であるから、そのまま該カバー部材11を外すことができる。
なお、支軸25a,24aを連結した円柱状の形態としてもよく、また、固定側軸止め手段23を支軸25a,24aに対応した2箇所に分割して形成してもよい。さらにまた、カバー部材11側に下方に開放された部分円筒状の軸止めを設け、固定用プレート21側に円柱状の支軸を設けるように構成してもよい。
つまり、固定側軸止め手段23は、断面が支軸25a,24aに対応したU字状の溝がカバー側軸止手段25,24に対応した領域に渡って形成されており、支軸25a,24aを載せた状態で該カバー側軸止手段25,24が回動できるように掛止する。また、さらにカバー部材11を上方に移動すると、固定側軸止め手段23は上部が開放された部分円筒形状であるから、そのまま該カバー部材11を外すことができる。
なお、支軸25a,24aを連結した円柱状の形態としてもよく、また、固定側軸止め手段23を支軸25a,24aに対応した2箇所に分割して形成してもよい。さらにまた、カバー部材11側に下方に開放された部分円筒状の軸止めを設け、固定用プレート21側に円柱状の支軸を設けるように構成してもよい。
一方、カバー部材11の下端付近の両側壁部には、操作手段13,13が形成されている。操作手段13,13が形成されるカバー部材11下端付近の両側部は外方に張り出し、あるいは突出した膨出領域である膨出部19aとされており、膨出部19aには貫通孔19が形成されている。操作手段13の操作子である押しボタン14は、この貫通孔19から露出するようにされている。
そして、両押しボタン14,14は、例えば大人が片手で、中指と親指、あるいは人差し指と親指により同時に押し込み操作できる寸法とされており、この寸法は、乳幼児には同様の操作ができない距離に設定されている。
図2乃至図4に示されているように、操作手段13は、カバー部材11の両側壁部の内部にそれぞれ収容されており、押しボタン14に連結した板バネ部15や固定片16と一体に、カバー部材11と同様の剛性を有する合成樹脂等で形成されている。
そして、両押しボタン14,14は、例えば大人が片手で、中指と親指、あるいは人差し指と親指により同時に押し込み操作できる寸法とされており、この寸法は、乳幼児には同様の操作ができない距離に設定されている。
図2乃至図4に示されているように、操作手段13は、カバー部材11の両側壁部の内部にそれぞれ収容されており、押しボタン14に連結した板バネ部15や固定片16と一体に、カバー部材11と同様の剛性を有する合成樹脂等で形成されている。
すなわち、操作手段13は、押しボタン14と、内部空間S内に配置される、該押しボタン14から前方に延びる板バネ部15と、板バネ部15の先端に形成され貫通孔17を備えて固定片16と、押しボタン14から後方に延びており先端に爪部18aを備えた掛止片18とを有している。
図4に示されているように、固定片の貫通孔17には固定ネジ17aが挿通され、カバー部材11の膨出部19a内側のネジ孔17bに対して該固定ネジ17aを螺合させることにより、操作手段13はカバー部材11に固定されており、膨出部19a内にほぼ全てが配置されるよう構成されている。
図4に示されているように、固定片の貫通孔17には固定ネジ17aが挿通され、カバー部材11の膨出部19a内側のネジ孔17bに対して該固定ネジ17aを螺合させることにより、操作手段13はカバー部材11に固定されており、膨出部19a内にほぼ全てが配置されるよう構成されている。
図4において、押しボタン14が矢印B1方向に押されると、板バネ部15が撓んで、掛止片18の先端の爪部18aが、固定用プレート21の固定側掛止部24の掛止爪24aから外れて、カバー部材11の固定用プレート21に対する仮固定状態が解除され、該カバー部材11は上端付近の軸(カバー側軸止手段25)を中心に図1の矢印A方向に回動できるようになり、開くことができるとともに、さらにカバー部材11を上方に移動させるようにして、持ち上げれば、取り外すことができる。つまり、比較的高い位置にコンセントプレート1がある場合等、容易にコンセント3の操作を行える場合には、カバー部材11を回動させ、比較的低い位置にコンセントプレート1があったり、コンセント3が大きい場合等には、カバー部材11を取り外して使用する等、選択して使用できる。
また、カバー部材11の上端部を掛止させ、つまり、カバー側軸止手段25を固定側軸止手段23にのせて、掛止させた状態で、カバー部材11を固定用プレート21の前面を覆うようにセットし、カバー部材11の下端側を固定用プレート21に押し付けると板バネ部15の付勢力により、押しボタン14はB1の方向に変形した後に、B2の方向に復帰・移動する。そうすると、掛止片18の先端の爪部18aが、固定用プレート21の固定側掛止部24の掛止爪24aとかみあって、掛止される。これにより、カバー部材11は、コンセントプレート1を覆う状態で、固定用プレート21に対して仮固定される。
また、カバー部材11の上端部を掛止させ、つまり、カバー側軸止手段25を固定側軸止手段23にのせて、掛止させた状態で、カバー部材11を固定用プレート21の前面を覆うようにセットし、カバー部材11の下端側を固定用プレート21に押し付けると板バネ部15の付勢力により、押しボタン14はB1の方向に変形した後に、B2の方向に復帰・移動する。そうすると、掛止片18の先端の爪部18aが、固定用プレート21の固定側掛止部24の掛止爪24aとかみあって、掛止される。これにより、カバー部材11は、コンセントプレート1を覆う状態で、固定用プレート21に対して仮固定される。
本実施形態は以上のように構成されているので、プラグ3を抜き差しする際には、カバー部材11を容易に取り外して、差込口2を目で見て確認しながら行うことができる。このため、コンセント(プレート1)が床付近などの下の方にある場合にも、プラグ3の抜き差しが容易となる。
また、カバー部材11の両側壁下端付近に形成された操作手段13が、該カバー部材11の下端側を固定用プレート21に対して着脱させる構成としたので、カバー部材11の幅方向両側の各操作手段13,13を同時に操作しないと、カバー部材11は開かないようにされている。このため、乳幼児が容易にコンセントの差込口2や、これに差し込まれたプラグ3などを露出させることが有効に防止される。
また、操作手段13,13を設けるに当たり、カバー部材11の両側壁下端側を外方に突出する膨出部19aとしたので、カバー部材11の内部空間Sが損なわれることがほとんどなく、広い収容空間を実現でき、例えば、アダプター付きプラグなどの収容にも有利である。
また、カバー部材11の両側壁下端付近に形成された操作手段13が、該カバー部材11の下端側を固定用プレート21に対して着脱させる構成としたので、カバー部材11の幅方向両側の各操作手段13,13を同時に操作しないと、カバー部材11は開かないようにされている。このため、乳幼児が容易にコンセントの差込口2や、これに差し込まれたプラグ3などを露出させることが有効に防止される。
また、操作手段13,13を設けるに当たり、カバー部材11の両側壁下端側を外方に突出する膨出部19aとしたので、カバー部材11の内部空間Sが損なわれることがほとんどなく、広い収容空間を実現でき、例えば、アダプター付きプラグなどの収容にも有利である。
上述の実施形態における各構成は、必要により、その一部を省略したり、他の構成と入れ換えて、異なる構成の組み合わせのもとで実施されてもよい。
操作手段13や、対応する各掛止部18,24による掛止構造は、例えば、板バネ15の代わりにコイルスプリング等の他の付勢手段による付勢を行ったり、カバー部材11の両壁面に沿って操作手段を移動させることで掛止を解除する構成としてもよい。
また、固定用プレート21のコンセントプレートに対する装着は吸盤等の着脱可能なものを採用してもよい。
操作手段13や、対応する各掛止部18,24による掛止構造は、例えば、板バネ15の代わりにコイルスプリング等の他の付勢手段による付勢を行ったり、カバー部材11の両壁面に沿って操作手段を移動させることで掛止を解除する構成としてもよい。
また、固定用プレート21のコンセントプレートに対する装着は吸盤等の着脱可能なものを採用してもよい。
10・・・コンセントカバー、11・・・カバー部材、13・・・操作部、21・・・固定用プレート、22・・・開口、23・・・固定側軸止手段、24・・・固定側掛止部、25・・・カバー側軸止手段
Claims (3)
- コンセントプレートに装着され、コンセントの差込口を露出させるための開口を備えた固定用プレートと、
内側に前記コンセントに差し込まれたプラグを収容する空間が形成され、下端に該プラグから延びるコードを挿通するコード開口を備えるカバー部材と
を有し、
前記カバー部材の前記空間側であって、その上端付近にカバー側軸止手段が設けられており、前記固定用プレートの前記カバー部材側であって、その上端付近に形成された固定側軸止手段に対して回動可能に軸止めされるとともに、前記カバー側軸止手段と、固定側軸止手段は上下方向に相対移動されて着脱される構成であり、
さらに、前記カバー部材の両側壁下端付近に形成された操作手段が、該カバー部材の下端側を前記固定用プレートに対して着脱させる構成とした
ことを特徴とするコンセントカバー。 - 前記カバー部材の両側壁下端付近に外方に突出した膨出領域が形成されており、操作手段は前記膨出領域から外方に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンセントカバー。
- 前記カバー部材における外面側の少なくとも上部領域に弾性部が形成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のコンセントカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006119113A JP2007294181A (ja) | 2006-04-24 | 2006-04-24 | コンセントカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006119113A JP2007294181A (ja) | 2006-04-24 | 2006-04-24 | コンセントカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007294181A true JP2007294181A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38764600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006119113A Pending JP2007294181A (ja) | 2006-04-24 | 2006-04-24 | コンセントカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007294181A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012231660A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-22 | Mirai Ind Co Ltd | 配電函 |
JP2013207866A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mirai Ind Co Ltd | 配線器具収容函およびケーブルの引出構造 |
JP2018174113A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配線器具用カバー、及びそれを備える配線器具装置 |
CN109193227A (zh) * | 2018-09-02 | 2019-01-11 | 上海悦骑智能科技有限公司 | 插座装置及充电系统 |
-
2006
- 2006-04-24 JP JP2006119113A patent/JP2007294181A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012231660A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-22 | Mirai Ind Co Ltd | 配電函 |
JP2013207866A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mirai Ind Co Ltd | 配線器具収容函およびケーブルの引出構造 |
JP2018174113A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配線器具用カバー、及びそれを備える配線器具装置 |
JP6998539B2 (ja) | 2017-03-31 | 2022-01-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配線器具用カバー、及びそれを備える配線器具装置 |
CN109193227A (zh) * | 2018-09-02 | 2019-01-11 | 上海悦骑智能科技有限公司 | 插座装置及充电系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8918951B2 (en) | Blower vacuum device | |
JP2013086803A (ja) | 二部材の嵌合装置 | |
JP2007294181A (ja) | コンセントカバー | |
JP2010153192A (ja) | 部品取付構造 | |
SG184873A1 (en) | Air guidance unit | |
JP2006020808A (ja) | 遊技機 | |
US7733641B2 (en) | Hard disk drive lever with button-induced ejection, and over-travel button-induced ejection, and over-travel indicator | |
JP4640865B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4840985B2 (ja) | コンセントカバー | |
JP6304620B2 (ja) | 蓋機構及び便器 | |
CN107624012B (zh) | 开盖机构 | |
JP2006236677A (ja) | コンセントカバー装置 | |
JP5281061B2 (ja) | キャスター及びキャスターユニット | |
JP4970016B2 (ja) | 蓋体の開閉構造 | |
JP6262594B2 (ja) | 引戸用鎌錠 | |
JP4269955B2 (ja) | 便器上面設備 | |
CN213510068U (zh) | 一种简易开关门锁 | |
JP2007323996A (ja) | 回路遮断器 | |
KR101482773B1 (ko) | 차량의 도어 키이 홀 커버 조립체 | |
JP6655445B2 (ja) | リード係留装置 | |
JPH0717737Y2 (ja) | 家具用引手 | |
JP4932522B2 (ja) | 操作部カバー装置 | |
JP4487217B2 (ja) | 携帯機器用ベルトクリップ | |
KR20120131807A (ko) | 트레이 록킹해제장치 | |
JP2010012857A (ja) | 着脱式収納構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |