JP2541328Y2 - ビール用ジョッキ - Google Patents

ビール用ジョッキ

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JP2541328Y2
JP2541328Y2 JP1991063075U JP6307591U JP2541328Y2 JP 2541328 Y2 JP2541328 Y2 JP 2541328Y2 JP 1991063075 U JP1991063075 U JP 1991063075U JP 6307591 U JP6307591 U JP 6307591U JP 2541328 Y2 JP2541328 Y2 JP 2541328Y2
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JP
Japan
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upper edge
peripheral wall
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beer
wall
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JP1991063075U
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Inventor
憲一 斎田
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憲一 斎田
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Publication date
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器、特にビールを飲む
のに好適なビール用ジョッキ(以下、単に容器と称する
場合もある)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コップの断面形状は上下方向に相
似形であり、特に円形が普通とされている。ビール飲用
に多用されている飲用容器としてはガラスコップがあ
り、水平断面円形で上縁より下方へ向ってわずかにテー
パとなっている。又、コップより大量のビールを収容で
きるジョッキは容器側部に把手をつけてあり、容器形状
は円筒形或は紡錘の長手方向の半分の形状をしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ビールを飲む際にビー
ルから発泡した泡と液を混合してのむのは快適なもので
ある。処がコップを傾けないで上から飲もうとすると泡
だけしか飲めない。従来のコップで泡を飲み込もうとし
てコップを傾けるとビール液状部がコップの上縁に先に
来てしまい、泡はいくらも口に出来ない。周知のように
ビールは泡と液をほぼ半々に混合された状態で飲むのが
もっともおいしいとされており、従来のコップによって
はこのような混合割合で飲むことは困難であった。
【0004】
【0005】本考案はビールの泡と液をほぼ半々に混合
された状態で飲み易いビール用ジョッキを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は下部周壁が上下
方向に関しほぼ同断面の筒状であり、その上部の周壁
ほぼ半分の片側の周壁下部周壁とほぼ同断面であって
その上縁を飲み口とし、他の片側の上部の周壁下部周
壁よりも外方へ次第に断面を拡大し平面でみてその上縁
は下部周壁よりも外方へ張り出し、この上縁が囲む大き
さは下部周壁とほぼ同断面の前記片側の周壁の上縁が囲
む大きさよりも大きくし、前記両側の上縁を結ぶ連結上
縁を生ずるように周壁を設け、前記連結上縁が、平面で
みて下部周壁を周方向でほぼ二分する位置において、下
部周壁とほぼ同断面の前記上部の周壁から外方へ張り出
たことを特徴とするビール用ジョッキである。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1は正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の
底面図、図4は図1の側面図であり、両側面は左右対称
な図となる。図5は図1の背面図、図6は図1のA−A
断面図である。
【0008】容器は底部1及び周壁2が一体のガラス、
陶器、合成樹脂、アルミニウム等で形成されている。周
壁2の下部周壁3は断面が円環状をなしている。上部周
壁4の断面は一様でなく以下のようになっている。
【0009】図2でみるように上縁5は下半分の下部周
壁3の中心0をとおる放射方向の直線6(本例では下部
周壁3の直径)を境にして片側の半分の上縁(大上縁と
称す)7は中心0に中心を置く半円でその囲む大きさが
他の片側の半分の上縁(小上縁と称す)8が囲む大きさ
より大きく、両上縁7,8は放射方向の上縁(連結上縁
と称す)9で結ばれている。従って上縁5は大上縁7、
小上縁8、連結上縁9でもつ閉じた図形となっている。
小上縁8からは上部周壁4の部分が垂下している。この
部分は水平断面半円形であり、下部周壁3の水平断面と
一致している。従って小上縁8側の上部周壁4と下部周
壁3は半円筒形である。上部周壁4の大上縁7側は大上
縁7から下方へ向って次第に断面を縮小する形状となっ
ている。本実施例では大上縁7は半円形であり、相似に
断面を縮小し、且つ、大小縁7から下方への距離に反比
例して断面を縮小しており、円筒形の下部周壁3とつな
がっている。従って大上縁7側の上部周壁4は截円錐形
を中心で二分した形状である。連結上縁9から下方へ向
っている上部周壁4の部分は三角形の垂直壁11とな
る。内容物を取り出す飲み口12は小上縁8の中央部で
ある。
【0010】上記構成における作用を説明する。内容物
をビールの場合について説明する。ビールを容器に注ぐ
と図7のように下半分が液部13で、発泡した泡14が
ほぼ上半分を占める。円筒形コップに比較すると、容器
上部は大上縁5、連結上縁9で囲まれているので全容器
高に対する液面高の比は大きくなる。即ち、下部が同径
で同高の円筒形コップに位べると液面が高くなる。そこ
で飲み口12を下げるように容器を傾けると液部13の
液面は水平になり、図8のようになる。即ち、泡14は
下がり、一部容器外へ出て残りは、泡14が液面上へ拡
がる。液面は円筒形コップとほぼ同面積であり、泡14
の量が多く、液がこぼれ出す際の容器の傾きも小さいか
ら容器の傾きに従って通常のジョッキよりもより多くの
泡14があふれるので、泡14を口に含み易くなる。
って小さい傾き角で液が流出し、泡14と液はほぼ半分
となるようにして口で含み易く、ビールをおいしく頂け
ることになる。
【0011】従来例のコップでビールを飲む場合にコッ
プを傾けると同様の現象はあるものの、液が大量に出て
しまい、泡14と液の混合割合を加減できず、泡14と
液をほぼ半分とすることは難しい。
【0012】
【0013】「他の実施例」 図9〜図16は何れも他の実施例を示す。図9は大上縁
7が角形で小上縁8が半円形の組合せ、図11は大上縁
7、小上縁8共に角形、図13は大上縁7、小上縁8共
に三角形である。図15は大上縁7が三角形、小上縁8
が三角形であるが連結上縁9が小上縁8の延長方向であ
る。
【0014】このように大上縁、小上縁、連結上縁の形
状は各種考え得るものであり、大別すると大上縁と小上
縁がほぼ相似形もしくは同様の形状で大小関係の場合
と、大上縁と小上縁の形状が異なる形状の場合があり、
何れも同効を得ることができる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したとおり、本考案は下部周壁
が上下方向に関しほぼ同断面の筒状であり、その上部の
周壁ほぼ半分の片側の周壁下部周壁とほぼ同断面で
あってその上縁を飲み口とし、他の片側の上部の周壁
下部周壁よりも外方へ次第に断面を拡大し平面でみてそ
の上縁は下部周壁よりも外方へ張り出し、この上縁が囲
む大きさは下部周壁とほぼ同断面の前記片側の周壁の
縁が囲む大きさよりも大きくし、前記両側の上縁を結ぶ
連結上縁を生ずるように周壁を設け、前記連結上縁が、
平面でみて下部周壁を周方向でほぼ二分する位置におい
て、下部周壁とほぼ同断面の前記上部の周壁から外方へ
張り出したため、従来例の上下方向に断面積のほぼ同一
のジョッキに比較して泡を取り出し易く泡と液体をほぼ
半分宛取り出し可能であり、ビールを飲む際、泡と液体
をほぼ半々で飲むことが出来て快適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図1の背面図である。
【図6】図1のA−A断面図である。
【図7】作用を示す縦断面図である。
【図8】作用を示す縦断面図である。
【図9】他の実施例の平面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】他の実施例の平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】他の実施例の平面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】他の実施例の平面図である。
【図16】図15の側面図である。
【符号の説明】
5 上縁 7 大上縁 8 小上縁 12 飲み口 13 液部 14 泡

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部周壁が上下方向に関しほぼ同断面の
    筒状であり、その上部の周壁ほぼ半分の片側の周壁
    下部周壁とほぼ同断面であってその上縁を飲み口とし、
    他の片側の上部の周壁下部周壁よりも外方へ次第に断
    面を拡大し平面でみてその上縁は下部周壁よりも外方へ
    張り出し、この上縁が囲む大きさは下部周壁とほぼ同断
    面の前記片側の周壁の上縁が囲む大きさよりも大きく
    し、前記両側の上縁を結ぶ連結上縁を生ずるように周壁
    を設け、前記連結上縁が、平面でみて下部周壁を周方向
    でほぼ二分する位置において、下部周壁とほぼ同断面の
    前記上部の周壁から外方へ張り出したことを特徴とする
    ビール用ジョッキ
JP1991063075U 1991-07-15 1991-07-15 ビール用ジョッキ Expired - Lifetime JP2541328Y2 (ja)

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JPH057176U JPH057176U (ja) 1993-02-02
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