JP2013536134A - 飲料容器用ガード - Google Patents

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Abstract

本発明は、開口部(34)を有する飲料容器(36)用のガード(10)に関する。ガード(10)は少なくとも部分的に開口部(34)を密封することのできるウェブ(12)を備える。ウェブ(12)は、第1及び第2エッジ(22及び24)を備える少なくとも1つの隙間(例えば16)を有する。第1及び第2エッジ(22及び24)は同一平面上にない。本発明は、基部(82)に凹所(84)を備えるグラス(36A)と組合せて使用するための固定手段80に関する。

Description

本発明は、飲料容器用ガードに関するものである。特に、飲料容器用のこぼれまたは飛散り防止ガードに関するものである。本発明はまた、凹所を備える基部を有する飲料容器との結合に使用される固定手段に関するものである。
カップまたはグラスの形をした従来の飲料容器は、例えば、表面に置いたときに偶然ひっくり返されたり、あるいは、例えば、使用者の手で持ったときに当たることが多く、飲み物がこぼれることになる。偶然に飲料をこぼすことはほとんど、乳児、小児または幼児がそばにいるときや、保護者がアルコールの影響下にある社会的な環境にあるときに起き易い。意図しないで飲料をこぼすことは、年配者と、カップやグラスを安定した方法で保持する能力が制限される医療状態である人にとって問題である。
また、乗物に乗っているとき、飲料のカップまたはグラスを置くと、乗物の動きがカップまたはグラスの内容物に伝えられる。このように、わずかなずれや衝撃は、飲料がカップの端縁を越えてこぼれること、または、飲料の重心がずれてカップが平衡を失うことで、カップ全体がひっくり返ることにつながる。フェリーやボートに乗っているときは、カップまたはグラスは特に、波やうねりがぶつかるときにひっくり返り易い。飛行機では、乱気流に遭遇したときに同一の問題が存在する。穏やかで安定した環境で乗っているときでさえ、飲料を消費者の手で常時保持する必要があり、不便である。
本発明の目的は、上述の欠点を克服し若しくは少なくとも改良し、または、少なくとも役に立つ選択肢を提供する飲料容器から飲むことのできるガードを提供することである。
本発明の一態様には、開口部を有する飲料容器のためのガードであって、前記ガードは、少なくとも部分的に前記開口部を密封することのできるウェブを備え、前記ウェブは、第1および第2エッジを備える少なくとも1つの隙間を有し、
前記第1および第2エッジが同一平面上にないものである。
本発明の飲料容器には、カップ、グラス、ボウル、フルートおよびマグの1つを含む、適当なチンキング容器が含まれることは理解されるであろう。前記飲料容器は通常、前記開口部を規定する壁部を備える。前記壁部は、所望の形または形状とすることができ、通常、それに従って、任意に選択された形状とすることができる開口部を規定する。最も一般的には、前記開口部は円形である。好ましくは、前記飲料容器は、底部を備える。付加的には、前記底部を湾曲させ、この場合、当該底部は前記壁部に含まれる。
前記ウェブは、1以上の隙間を設けることができることに留意すべきである。1つの好適な実施例では、前記ウェブは、互いに間隔を置いて配置される3つの隙間を備える。他の好適な実施例では、前記ウェブは、互いに間隔を置いて配置される4つの隙間を備える。前記ウェブは、前記チンキング容器内に注がれる液体の流れを当該容器の底部に向かって案内するような、凹面の形であることが好ましい。好適には、前記ウェブは、プラスチックまたは異なるポリマーの組み合わせで構成されている。前記ポリマーは、ポリプロピレン(PP)または高密度ポリエチレン(HDPE)とすることができる。あるいは、前記ウェブは、ビスフェノールA(BPA)フリー材料である。付加的には、前記ガードは、ガラスまたは炭素繊維で構成されている。
前記ウェブは、飲料容器の前記壁部に隣接して当該壁部を把持することのできる縁部を備えることができる。付加的には、前記縁部は、ゴム状の、または弾性を有する材料で構成されている。前記縁部は、強固に密封して前記ガードが前記飲料容器内の所定位置に維持されるように、前記開口部に密接に嵌合するように構成されていることが好ましい。前記ゴム状の、または弾性を有する縁部は、熱可塑性エラストマ(TPE)で構成されたものとすることができる。TPEは、無色にさせることができる利点を有して、それゆえ、実質的に使用時に目に見えなくできる。
付加的に、前記ウェブは、当該ウェブが審美的に楽しめるように、任意に選択された色または色の組み合わせで構成されている。好ましくは、前記隙間の1つまたはそれぞれは、放射状に伸びている。前記隙間の1つまたはそれぞれは、前記ウェブの外周に向かって伸ばすことができる。好適には、前記隙間は、前記外周に向かって広がる。
好適には、第1エッジは前記第2エッジの上方に位置する。好適な実施例では、前記第1エッジが部分的に前記ウェブの第1部分を規定する一方、前記第2エッジが部分的に前記ウェブの第2部分を規定し、前記第1部分は少なくとも部分的に、前記第2部分にオーバーラップしている。前記ウェブに3つの隙間がある場合、前記オーバーラップは、前記ウェブの約50%をカバーしていることが好ましい。
好適な実施例では、前記ガードは、穴を備える。前記穴は、前記ウェブの中心に位置することが好ましい。前記ガードはまた、細長いスタビライザを備えることができる。前記スラビライザは、下側に伸びる中空シャフトとして形成されていることが好ましい。前記シャフトの寸法は、前記飲料容器のサイズに応じて変化することができる。好適には、前記スタビライザは、使用時に前記飲料容器の底部に少なくとも部分的に接触させることのできる端部を有している。このように、前記スタビライザは、前記ウェブが前記グラス内で揺れたり傾いたりする可能性を減少させることを手助けできる。前記下端部は、凸面形状または凹面形状を有することができる。前記スタビライザは1つ以上のスロットを備えることができる。好適には、前記スロットは前記穴に通じている。これは、前記ガードの使用時に、前記グラスが液体の供給を受け入れることを許容する。前記スロットは、前記液体が動いているとき、前記ガードの動きを最小限に抑えるための通気孔や出口として動作するように構成することができる。
本発明の他の態様では、基部を有する飲料容器のための固定装置であって、前記固定装置は、
使用時に前記基部に結合させることのできる第1要素と、
表面に取り外し可能にまたは永久的に取り付けることができる第2要素とを備える。
好適には、前記基部は、使用時に前記第1要素を受け入れることのできる凹所を備える。前記基部は、ステムと支持部とを備えることが好ましい。
好適な実施例では、前記第1要素は、ノブとして形成されている。前記ノブは、当該ノブが前記凹所の少なくとも一部に密着嵌合するように形成されている。前記ノブは、テーパ状の外面とねじ付内穴とを有することが好ましい。前記第2要素は、吸盤を備えることが好ましい。前記第2要素は、前記固定装置を前記表面に取り外し可能にまたは永久的に取り付けることができる、他の適当な取付手段を備えることができる。好適な実施例では、前記第2要素はまた、前記吸盤から伸びて、または当該吸盤に連結される一端部と、使用時に前記ノブにおける前記ねじ付内穴にねじ結合する他端部とを有するシャフトを備える。
前記固定手段はまた、前記ノブと前記吸盤との間に位置するスペーサを備えることが好ましい。前記スペーサは、前記第1要素とは別体として、または、前記第1要素の一部として形成することができる。前記スペーサは、円錐台状に形成されていることが好ましい。代替の実施例では、前記第1および第2要素は、一体に連結することができる。
本発明のさらなる態様では、使用時に固定手段に結合することのできる基部を有する飲料容器を備えている。好適には、前記基部は、使用時に前記固定手段を受け入れられるように構成された凹所を備える。
本発明は、好適な実施例の以下の説明から、何ら限定されることなく、さらに理解されるであろう。
本発明の一実施例によるガードを上方から示す透視図である。 図1のガードを第1位置から示す側面図である。 図1のガードを第2位置から示す他の側面図である。 図1のガードを上方から示す平面図である。 図1のガードを下方から示す平面図である。 図1のガードをグラス内に使用した状態を示す側面図である。 本発明の他の実施例によるガードを示す透視図である。 本発明のさらなる実施例によるガードを上方から示す透視図である。 図8のガードを第1位置から示す側面図である。 図9のガードを第2位置から示す側面図である。 図8のガードを上方から示す透視図である。 ウェブの表面上にパターンを有する図8のガードの平面図である。 さらに他の本発明の実施例による、平面を備えるウェブを有するガードの平面図である。 本発明の一実施例による、固定装置の透視図である。 図14の固定装置の側面図である。 図14の固定装置の平面図である。 図14の固定装置の断面図である。 図14の固定装置との接続に使用されるのに適当なグラスを上方から示す透視図である。 図18のグラスを図14の固定装置との接続に使用した状態で示す断面図である。 図18のグラスを図14の固定手段と図1のガードとの接続に使用した状態で示す断面図である。
本発明の説明を目的に、ここではワイングラスを使用しているが、前記飲料容器には、任意の適当な飲料容器が含まれており、こうした飲料容器には、以下の、カップ、ストレートグラス、ボウル、フルートおよびマグのいずれか1つが含まれることは理解されるであろう。前記飲料容器は通常、前記開口部を規定する壁部を有するレセプタクルを備える。前記壁部は、任意の所望の形または形状とすることができる。また、前記壁部は通常、前記開口部を規定し、当該開口部は、選択された任意の形にすることができる。最も一般的には、前記開口部は、円形である。上述した前記ガードの例示的実施例は、グラス(図6参照)およびフルート(図示せず)の形をした飲料容器用であり、それぞれ、湾曲した底部を備える壁部によって規定された円形の開口部を有する。
図1,2および3を参照すると、飲料容器(図示せず)のためのガード10は、1つの開口部(図示せず)を有し、ウェブ12を備える。ウェブ12は、穴14を有し、それゆえ、前記飲料容器の前記開口部を部分的にのみ密封する。この例示的実施例では、ウェブ12は、3つの隙間16,18および20を有する。説明の簡略化のため、ここでは、隙間16だけ説明されている。また、他の2つの隙間18および20の構成は、隙間16の構成と同一であることは理解されるべきことである。隙間16は、第1エッジ22および第2エッジ24を有する。第1エッジ22および第2エッジ24は、同一平面上にない。
図1〜5を参照すると、3つの隙間16,18および20は、互いに間隔を置いて配置されている。隙間16,18および20は、消費者が前記飲料容器から飲料を飲むことを許容する。ウェブ12は凹面の形である。隙間16は、穴14が位置するウェブ12の中心に向かって放射状に伸びている。図4および5に示すように、隙間16はまた、ウェブ12の外周26に向かって反対方向に伸びている。図2に示すように、隙間16,18および20のそれぞれは、外周26に向かって広がる。図2に示すように、第1エッジ22は、第2エッジ24上に位置する。第1エッジ22は、ウェブ12の第1部分28を部分的に規定する一方、第2エッジ24は、前記ウェブの第2部分30を部分的に規定する。図5を参照すると、第2エッジ24は、外周26まで伸びていない。しかしながら、第2エッジ24は、前記中心とウェブ12の外周26との間の全長をカバーするとき、同様に十分かつ効率的に動作することは理解されることであろう。第1部分28は、第2部分30を部分的にオーバーラップする。前記オーバーラップがウェブ12の約50%をカバーすることは、図4および5から認められる。
図1〜5を参照すると、ウェブ12の本体は、ビスフェノールA(BPA)フリー材料からできている。図1〜4に示すように、ウェブ12は、弾性または弾力性を有する縁部32を有し、この縁部32は、前記飲料容器の前記壁部に隣接して当該壁部を使用時に把持する。替わって図6では、縁部32は、グラス36の開口部34内に密接に嵌合し、強固な密封を達成してガード10をグラス36内の所望の位置に維持する。弾性または弾力性を有する縁部32は、無色の熱可塑性エラストマ(TPE)で構成されており、それゆえ、実質的には、使用時に目に見えない。ウェブ12は、リサイクル可能であるという利点を有するポリプロピレン(PP)、または、高密度ポリエチレン(HDPE)から製造することができる。
図1〜6を参照すると、穴14は、ウェブ12の前記中心に位置する。ガード10はまた、細長いスタビライザを有する。前記スタビライザは、下側に伸びて、図6に示すように、グラス36の底部40に接触する中空シャフト38として形成されている。図2および3に示すように、中空シャフト38は、丸みを帯びて出っ張った下端部45を有する。グラス36の底部に接触することで、シャフト38は、ウェブ12を所望のレベルに維持するために機能し、それゆえ、使用時にガード10が揺れたり傾いたりする可能性を減少させる。シャフト38は、5つのスロット42を有し、これらスロット42は、シャフト38の長さの大部分に沿って伸びている。各々のスロット42は、穴14に通じている。穴14は、ガード10が定位置に置かれた後、所定の液体をグラス36内に流すことができる。スロット42は、前記液体が動いているとき、カード10の動きを最小限に抑えるための通気孔や出口として動作する。図7に替わって、他の実施例のガード10Aは、図1〜6に示すスタビライザよりも長いスタビライザを有する。このスタビライザは、比較的長いシャフト38Aを有する。シャフト38Aは、シャンパングラスまたはフルートの内部高さに合うように設計されている。ガード10Aの他の構成要素は、図1〜6に示すガード10の構成要素と同様である。
使用時に、ガード10,10Aは、下側に指向するシャフト38または38Aとともにグラスまたはフルートの内部に挿入される。ガード10,10Aは、ウェブ12の外周26がグラス36の前記壁部によって制限されて前記ガードがさらに進むことができなくなるか、または、シャフト38,38Aの前記下端部がグラス36の底部40に接触するかのいずれかまで低下させなければならない。グラス36は、ガード10又は10Aが定位置に置かれた後、予め満たされているか、一杯になっていてもよい。
図8,9および10を参照すると、さらなる実施例のガード10Bは、穴14Bを備えるウェブ12Bを有する。ウェブ12Bは、4つの隙間17,19,21および23を有する。図1,2および3に示す実施例10と同様、各隙間17,19,21,23は、同一平面上にない第1エッジおよび第2エッジを有する。各隙間17,19,21,23の構成は、図1,2および3にて参照する上記の隙間16,18および20と同様である。図1,2および3に示す実施例10と比較したとき、ガード10Bに設けた余分な隙間は、飲料容器を傾けたときに、当該飲料容器からより大量の液体を流出させることができ、それゆえ、赤ワイングラスまたは大型マグのような、大きな飲料容器での使用に、より適当であるであろう。
図8から11に示すように、ガード10Bは、スタビライザを有する。スタビライザは、中空のシャフト38Bとして形成されている。図1〜6に示すシャフト38と同様に、シャフト38Bは、5つのスロット42Bを有する。スロット42Bはそれぞれ、シャフト38Bの全長の大部分に沿って伸びている。各スロット42Bは、穴14Bに通じている。シャフト38Bはそれぞれ、シャフト38および38Aよりも短く、それゆえ、カップのような浅いアクセプタクルを備える飲料容器での使用に、より適当であるであろう。シャフト38Bは、ドーム状の表面47を備える窪んだ下端部45Bを有する。これは、実質的に、例えば、変則的に形作られた底部を有する飲料容器に安定して立つことを容易にする5つの先端49を備えるということである。
替わって図12には、ウェブ12Bは、装飾的な目的で設けられた湾曲線を有する。図13に示すように、他の実施例のガード10Cは、平坦な上側表面を備えるウェブ12Cを有する。
図14〜17には、基部82(図18〜20参照)を有する飲料容器36Aと結合して使用するための固定装置80が示されている。固定装置80は、ノブ86の形をした第1要素を有し、当該第1要素は、使用時に基部82の一部と結合する。また、第2要素は、飲料容器36Aが使用してないときに位置する表面に、取り外し可能に取り付けることができる。第2要素は、吸盤92を有する。基部82は、ステム88、支持部90および、図19および20に示すように、ノブ86を受け入れるための凹所84を有する。
図29および20に示すように、ノブ86は、凹所84の少なくとも一部に密着嵌合するように形作られている。ノブ86は、テーパー状の外表面96と、内ねじ穴98(図17および19参照)を有する。第2要素はまた、シャフト100(図17および19参照)を備える。シャフト100は、吸盤92から伸びる一端部と、ノブ86の内ねじ穴98にねじ付け可能に結合する他端部とを有する。
固定手段はまた、スペーサ102を有する。スペーサ102は、ノブ86と吸盤92との間に配置される。スペーサ102は、ノブ86と別体に、円錐台状に形成されている。
使用時に、ノブ86を時計回りに回転させると、ノブ86はシャフト100に対して下側に移動する。ノブ86を下側に動かすと、圧力が吸盤92に付加されることにより、吸盤92は、前記表面にしっかり取り付けられる。反対に、ノブ86を反時計回りに回転させると、付加された前記圧力が解放される。吸盤92は、それゆえ、吸盤92のエッジ104を持ち上げることによって、前記表面から取り外すことができる。図示していないが、ノブ86とスペーサ102を一体に接続できることは想定可能である。
好適な実施例を説明してきたが、本発明のガードのいくつかの実施例の少なくとも1つは、以下の少なくとも1つ以上の有利な点を有する。
1.飲料容器が当たったときにグラス内の液体が飛び散ることを防ぎ、あるいは、飲料容器をひっくり返したときに、少なくとも、こぼれ出しがゆっくりになる。これは、使用者に「処理に来る」ための十分な時間を与えて、前記所望の位置に前記グラスを置き戻すことができる。
2.前記グラスから飲料を飲むことができる一方、飛び散りを防止する。
3.前記飲料が、炭酸飲料、ファジー飲料、スパークリング飲料または発泡性飲料であるとき、より長い期間、前記飲料の泡立ちを維持する。
4.飲料容器の充填を止めるときを、使用者に知らせることができるように、マーカーとして機能する。
本発明の固定手段は、凹所を備えるグラスと結合して使用されるとき、少なくとも、そこに載せた前記グラスが、グラスの破損や前記飲料のこぼれの原因となるであろう、ひっくり返しを防止できるという利点を有することは理解されるであろう。
当業者によれば、ここに記載された本発明が、具体的に記載されたこれら以外に、変形および変更させることができることは理解できるであろう。例えば、前記ガードは、異なる材料または複数の材料の組み合わせから製造することができる。また、前記ガードは、異なる数の隙間を有していてもよい。前記シャフトの長さ(存在する場合)は、変化させることができ、必ずしも前記グラスの底部に接触させる必要はない。前記シャフトは、前記グラスの前記壁部または底部のいずれかに接触させるために、異なる形および形状にすることができる。さらに、前記固定手段は、他の適当な接着手段または前記表面に接着するための手段によって、一体に設けることができる。こうした変形および変更の全ては、本発明の範囲および思想内で考えることができ、こうした変形および変更の種類は、上述した説明から決定される。
本発明のガードは、飲料容器が当たったときに、グラス内の液体が飛び散ることを防止でき、または、少なくとも、飲料容器がひっくり返ったときに、こぼれがゆっくりになる点において、工業的に利用することができる。これにより、使用者は、グラスを所望の位置に戻すに十分な時間が得られる。前記固定手段は、凹所が設けられた基部を備えるグラスに結合して使用したときに、偶然に、または、意図しないでグラスをひっくり返すことを防止することができる点において、工業的に利用することができる。

Claims (46)

  1. 開口部を有する飲料容器のためのガードであって、前記ガードは、少なくとも部分的に前記開口部を密封することのできるウェブを備え、前記ウェブは、第1および第2エッジを備える少なくとも1つの隙間を有し、
    前記第1および第2エッジが同一平面上にない、飲料容器用ガード。
  2. 前記ウェブは、互いに間隔を置いて配置される複数の隙間を備える、請求項1のガード。
  3. 前記隙間の1つまたはそれぞれは、放射状に伸びている、請求項1または2のガード。
  4. 前記隙間の1つまたはそれぞれは、前記ウェブの外周に向かって伸びている、請求項1乃至3のいずれか1項のガード。
  5. 前記隙間の1つまたはそれぞれは、前記外周に向かって広がる、請求項4のガード。
  6. 前記第1エッジが前記第2エッジの上方に位置する、請求項1乃至5のいずれか1項のガード。
  7. 前記第1エッジが部分的に前記ウェブの第1部分を規定する一方、前記第2エッジが部分的に前記ウェブの第2部分を規定し、前記第1部分は少なくとも部分的に、前記第2部分にオーバーラップしている、請求項1乃至6のいずれか1項のガード。
  8. 前記ウェブに3つの隙間がある場合、前記オーバーラップは、ウェブの約50%をカバーしている、請求項7のガード。
  9. 前記ウェブが凹面形状を有する、請求項1乃至8のいずれか1項のガード。
  10. 前記飲料容器は、前記開口部を規定する壁部を備え、前記ウェブは、前記壁部に隣接して当該壁部を把持することのできる縁部を備える、請求項1乃至9のいずれか1項のガード。
  11. 前記縁部は、ゴム状の、または弾性を有する材料で構成されている、請求項10のガード。
  12. 前記縁部が、前記ガードを強固に密封して前記飲料容器内の所定位置に維持されるように、前記開口部に密接に嵌合するように構成されている、請求項10または11のガード。
  13. 前記ゴム状の、または弾性を有する縁部が熱可塑性エラストマ(TPE)で構成されている、請求項10乃至12のいずれか1項のガード。
  14. 穴を備える、請求項1乃至13のいずれか1項のガード。
  15. 前記穴が、前記ウェブの中心に位置する、請求項14のガード。
  16. 細長いスタビライザを備える、請求項1乃至15のいずれか1項のガード。
  17. 前記スラビライザは、中空シャフトとして形成されている、請求項16のガード。
  18. 前記シャフトは、前記飲料容器のサイズに応じて変化する寸法を有する、請求項17のガード。
  19. 前記スタビライザは、使用時に少なくとも部分的に前記飲料容器の基部または底部に接触させることのできる端部を有する、請求項16乃至18のいずれか1項のガード。
  20. 前記端部が凸面または凹面形状を有する、請求項19に記載のガード。
  21. 前記スタビライザは1つ以上のスロットを備える、請求項16乃至20のいずれか1項に記載のガード。
  22. 各スロットが前記穴に通じている、請求項21に記載のガード。
  23. 前記飲料容器が、カップ、グラス、ボウル、フルートおよびマグのいずれかである、請求項1乃至22のいずれか1項に記載のガード。
  24. 前記開口部が円形であって、前記底部が前記壁に含まれるように湾曲している、請求項10乃至23のいずれか1項に記載のガード。
  25. 前記ウェブがプラスチックまたは異なるポリマーの組み合わせで構成されている、請求項1乃至24のいずれか1項に記載のガード。
  26. 前記ウェブが、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)またはビスフェノールA(BPA)フリー材料の少なくとも1種で構成されている、請求項25に記載のガード。
  27. ガラスまたは炭素繊維で構成されている、請求項1乃至26のいずれか1項に記載のガード。
  28. 前記ウェブが、選択された色または色の組み合わせを呈するように構成されている、請求項1乃至27のいずれか1項に記載のガード。
  29. 基部を有する飲料容器のための固定装置であって、
    使用時に前記基部に結合させることのできる第1要素と、
    表面に取り付けることができる第2要素とを備える、固定装置。
  30. 前記第2要素は、前記表面に対して取り外し可能に取り付けることができる、請求項29の固定装置。
  31. 前記基部は、使用時に前記第1要素を受け入れることのできる凹所を備える、請求項29または30の固定装置。
  32. 前記基部は、ステムと支持部とを備える、請求項29乃至31のいずれか1項の固定装置。
  33. 前記第1要素は、ノブとして形成されている、請求項29乃至32のいずれか1項の固定装置。
  34. 前記ノブは、前記凹所の少なくとも一部に密着嵌合するように形成されている、請求項33の固定装置。
  35. 前記ノブが、テーパ状の外面とねじ付内穴とを有する、請求項33または34の固定装置。
  36. 前記第2要素が吸盤を備える、請求項29乃至35のいずれか1項の固定装置。
  37. 前記第2要素は、前記吸盤から伸びて、または当該吸盤に連結される一端部と、使用時に前記ノブにおける前記ねじ付内穴にねじ係合する他端部とを有するシャフトを含む、請求項36の固定装置。
  38. 前記ノブと前記吸盤との間に位置するスペーサを備える、請求項36または37のいずれかの固定手段。
  39. 前記スペーサは、前記第1要素とは別体として、または、前記第1要素の一部として形成されている、請求項38の固定手段。
  40. 前記スペーサが円錐台状に形成されている、請求項38または39の固定手段。
  41. 前記第1および第2要素が一体に連結されている、請求項29乃至40のいずれか1項の固定手段。
  42. 使用時に請求項29乃至41のいずれか1項の固定手段に結合することのできる基部を有する飲料容器。
  43. 前記基部は、使用時に前記固定手段を受け入れるように構成された凹所を備える、請求項42の飲料容器。
  44. 添付図面のいずれかを参照して実質的に記載されたガード。
  45. 添付図面のいずれかを参照して実質的に記載された固定手段。
  46. 添付図面のいずれかを参照して実質的に記載された飲料容器。
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