JP2541092B2 - 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法 - Google Patents

肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法

Info

Publication number
JP2541092B2
JP2541092B2 JP5047329A JP4732993A JP2541092B2 JP 2541092 B2 JP2541092 B2 JP 2541092B2 JP 5047329 A JP5047329 A JP 5047329A JP 4732993 A JP4732993 A JP 4732993A JP 2541092 B2 JP2541092 B2 JP 2541092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wear
hardness
cast iron
temperature
wear resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5047329A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06240403A (ja
Inventor
勉 戸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP5047329A priority Critical patent/JP2541092B2/ja
Publication of JPH06240403A publication Critical patent/JPH06240403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2541092B2 publication Critical patent/JP2541092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐摩耗性に優れ、かつ靭
性も具えた大型肉厚材に好適な耐摩耗鋳鉄材の製造方法
に係る。
【0002】
【従来の技術】産業上の各種設備において摩耗的な使用
条件に曝される部材が多くあり、その耐用期間を長く保
つため耐摩耗性に優れた材質が開発され実用化されてい
る。耐摩耗性を最も決定的に支配するのは、材料の硬度
であり、ほぼ比例的な関係にあることが経験的に実証さ
れている。その意味で最も古くから多くの分野で適用さ
れてきたのがCrを大量に配合した高クローム鋳鉄であ
り、10〜30%に亘る広い範囲で多くの規格化された
材質が実用に供されている。すなわち、Crは原料コス
トが比較的廉価であり、鋳鉄成分中の高いCと結合する
と硬度の高いCrを大量に析出して基地のマルテ
ンサイトとともに硬度の高い耐摩耗鋳鉄を形成するので
ある。
【0003】耐摩耗性の要求される部材といっても、そ
の使用条件には千差万別の隔たりがあり、きわめて多様
化しているのが現状である。今日は鋳鉄の耐摩耗性を向
上するための成分添加や熱処理の方法についての研究開
発も進み、一般的な原則も打ち立てられて共通の公知技
術となっている。しかし、単に耐摩耗性を向上させる
であれば前述のように硬度さえ高くすればよいが、実
際の使用条件においては耐摩耗性とともにある程度の靭
性を具えていないと、僅かの衝撃、振動などの外力が原
因となって破断したり亀裂が走ったりする懸念が高い。
特に大型の部材や交叉する複数の面を組合せた比較的複
雑な形状の部材に対しては、この懸念がますます増大す
ることは言うまでもない。たとえば圧延機用のロールで
は、圧延製品の鋼板の材質が高級化して、成形加工する
場合の抵抗が増加し高圧圧延の必要性がますます求めら
れる一方、製造原価の面からは省エネルギーが声高に叫
ばれて圧延時の低温化の傾向がますます拍車をかけてい
る。この要請がロール材の品質の上に反映して、従来に
勝る厳しい使用条件に堪え得る優れた材料が求められる
ようになり、高クローム鋳鉄のなかでも硬度と靭性のバ
ランスを見比べてCr15%を中心として10〜27%
Crを含む合金鋳鉄がほぼ主流を占めるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、言うまでもな
く従来の高クローム鋳鉄が大型耐摩耗材として万全であ
るとは到底評価できない。硬度自体も焼入硬化後の状態
でHRC58〜62、基地硬さはHMV660〜780
程度しか期待できず、耐摩耗性がなお不十分であること
は明らかである。しかもロール材のような肉厚の大型部
材に適用するときには、肉厚感受性が大きいために熱処
理時に割れが生じ易いという大きな課題があり、またロ
ール材の表面近くと深部とではかなりの硬度差が目立
ち、摩耗による表面の退入とともにその耐摩耗性が低下
していくという課題も加わる。
【0005】このようなCr単体の添加による高硬度材
料では硬度の点でも、また、大型部材への適用の点で
も、また、一定の靭性確保の点でも限界があることに着
目して種々の添加元素の同時添加による相乗的な効果を
狙う従来技術が多く提案されている。たとえば、特開平
2−115343号公報ではC:2.8〜3.5%、M
o:1.0〜3.0%、Cr:15〜25%、Ni:
0.5〜2.0%、を含有し、残部Feおよび不可避的
な不純物よりなる高クローム鋳鉄に、Ti:2〜5%添
加するとともに、Nを含有させてTiCおよびTiCN
を組織内へ分散させてきわめて高硬度の材料を得たと開
示している。確かにMC形の炭化物は従来のM
の炭化物よりも遥かに硬度が高く、従来の高クローム鋳
鉄の限界を大きく超えた耐摩耗性の得られることは予想
できる。しかし、そのために高価なTiをそれも相当な
配合率で添加することは、製造材料費の大幅な高騰を余
儀なくし、大型の消耗取替え部材へ適用するには相当逡
巡巡せざるを得ないという弱点が見逃せない。同様に特
開昭61−42553号公報においても、C:2.5〜
3.5%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.5〜
1.5%、Cr:10〜25%、Ni:3%以下、M
o:3%以下、Ti:5〜20%、を含有し、残部Fe
および不可避的な不純物よりなり、靭性、耐摩耗性の両
者が優れた合金鋳鉄を開発したと謳っている。しかし、
前記の従来技術と同様、高価なTiを最大20%も配合
しなければ発明が成立しないという原価上の大きな負担
は、得られる効果を考慮してもなお課題であると指摘し
ても不当とは考えられない。
【0006】今日の耐摩耗性材の研究開発レベルは、既
に周知とされる一般的な原則から一歩踏み出して値々の
製品用途に細分化された特性に着目し、それぞれ他の製
品と共通する一般的、普遍的技術から抜きん出た特殊な
要件を探索する段階に入ってきた。たとえば、同じCr
系の耐摩耗性鋳鉄であっても、Fe基焼結材料の改善に
係る特開昭59−16952号公報、カムシャフトやバ
ルブと高圧で当接するロッカーアームに係る特開平2−
64208号公報、または寸法安定性を重視したゲージ
ブロック用材に係る特公平49−9934など、いずれ
も細分化した個別の製品に最適の独自の限定要件を提示
している。したがって本発明としても特に大型の耐摩耗
性部材や複雑な形状の部材に課題を絞り、高価な添加成
分を比較的低く抑制しつつも、硬度が高くて耐摩耗性に
優れ、しかも応分の靭性にも恵まれてロール材のような
大型肉厚部材に好適な耐摩耗鋳鉄の製造方法の提供を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐摩耗鋳鉄
の製造方法は、重量%で、C:2.8〜3.6%、S
i:0.2〜1.0%、Mn:0.5〜1.8%、C
r:10〜20%、Ni:0.5〜1.5%、Mo:
1.0〜2.0%、W:0.2〜0.8%、V:0.5
〜1.2%、B:0.2%以下を含有し、残部Feおよ
び不可避的な不純物の成分よりなる耐摩耗鋳鉄を鋳造
後、それそれの鋳造材が固有に含有するCr%から T(℃)=Cr(%)×7+865±20の範囲内で個別に計算した温度Tより空中で強制空冷し
て常温に至り、内部応力を軽減すると共に割れや歪みの
発生を予防した ことによって前記の課題を解決した。
【0008】
【作用】本発明の従来技術に対する際立った特徴は、そ
の一つは高価な添加元素を比較的低率の配合に抑え、組
み合せの妙によって最大の相乗効果を得られるように図
ったことであり、いま一つは最高の硬度の得られる熱処
理(焼入)温度がCrの含有率によって有意差の認めら
れた変遷の起ることを実験的に見出され、この点に着目
して業界で始めて成分と熱処理温度との限定的な要件を
確立した点にある。
【0009】まず、成分的な限定理由を各元素別に説明
する。Cは2.8%以下の場合には晶出および析出する
炭化物の量が少ないために高い硬度が得られず、したが
って優れた耐摩耗性が発揮できない。また、Cが3.6
%を超えると過共晶組成となり、靭性が低下して使用時
に割れの発生する危険性が否定できなくなる。したがっ
てその含有量は2.8〜3.6%、好ましくは3.0〜
3.4%に制限する。Siは主として溶湯の脱酸を目的
として精練時に添加されるものであるが、0.2%を下
回ると鋳造性を低下する。また、1%を超えるとトルー
スタイトを生成して耐摩耗性を低下させるし、靭性につ
いても好ましい傾向を示さない。したがってその含有量
は0.2〜1.0%、好ましくは0.3〜0.8%に制
限する。Mnは溶湯の脱酸のために0.5%は必要であ
るが、1.8%を超えると残留オーステナイトが増加し
て硬度の低下を招く。したがって0.5〜1.8%、好
ましくは0.8〜1.5%に制限する。Crは10%以
下では形成されるクローム炭化物の量が少なく高硬度の
組織が得られず、耐摩耗性が劣る。しかし、20%を超
えると過共晶組成となって靭性が著しく低下し、製造
中、または使用中に亀裂の発生する危険が大きくなる。
大物肉厚品については特にこの点を重視して10〜20
%、好ましくは13〜17%に制限する。Niは焼入性
を向上させるために0.5%以上は必要であるが、1.
5%を超えると、残留オーステナイトが増加して硬度低
下の原因となるので0.5〜1.5%、望ましくは0.
7〜1.3%に制限する。Moは冷却速度の遅くなる肉
厚製品において析出しやすいトルースタイトの生成を抑
制する特性があるので1.0%以上が必要である。同度
にクローム炭化物よりも硬度の高い複合炭化物(Cr−
Mo)を形成して硬度の上昇に貢献する。しか
し、2.0%を超えても、この作用に大きな変化がな
く、原料費の増大に見合うだけの効果が期待できないの
で1.0〜2.0%、好ましくは1.2〜1.7%に制
限する。Wは硬度を高めるのに有効な成分で0.2%以
上配合する必要がある。しかし、0.8%を超えると靭
性が低下するので、0.2〜0.8%、好ましくは0.
3〜0.7%に制限する。VはCと結合して硬度が1ラ
ンク上のMC形の炭化物を形成するので従来から大量に
配合されてきた。耐摩耗性の向上、結晶粒の微細化、靭
性の向上など高クローム鋳鉄の材質改善にはきわめて有
効な成分とされている。しかし、本発明では他の添加成
分との相乗的な効果に依存して配合率自体は最低限に抑
制するという発明の基本的な姿勢から、0.5〜1.2
%、好ましくは0.6〜1.0%で十分に目的を達成す
ると判断した。Bは炭化物を微細化させる有効な成分で
あるが、0.2%以上となると靭性低下の傾向が著しく
なるので、この数値を以て上限とし、好ましくは0.0
7〜0.13%程度に抑制する。以上のように本発明の
成分範囲は極力添加成分の配合率を切り詰め、その相乗
的な作用を最大限に発揮させることを主眼においてい
る。特に15%Crを中心とする材質では、Cr%が下
がると共晶点が上がるので亜共晶組織の領域を適用する
のが常道とされている。この領域内でCrを下げた場合
にはCを高くすることができるから、炭化物の析出量が
増加し耐摩耗性の向上に良い影響を与えることができる
という利点を最大に利用すべきである。
【0010】本発明の他の作用の特徴は、従来の高クロ
ーム鋳鉄の熱処理が単に漠然と900〜1100℃から
の空気中への強制放冷としていたのに対し、慎重な実験
の結果から特定の有意差な関係が隠れていることを発見
し、これをベースとした極く狭い温度範囲に限定した特
別の数値関係を要件に掲げたことである。この基本とな
る実験資料は実施例において説明するが、 T(℃)=Cr(%)×7+865±20 なる数式によってCr%が変動するにつれて、最高硬度
の得られる焼入温度が移動していく特定の関係を焼入条
件とし、従来に比べて遥かに狭い熱処理温度範囲を設定
することによって発明の目的達成を果したのである。
のことは従来からこのタイプの高Cr鋳鉄材の焼入温度
が周知の900〜1100℃の範囲内であれば、ほとん
ど何の考慮も払わずに恣意に選んでいた現実に反し、確
実に計算し尽くした作用と裏付けされた効果に基づいて
精緻に温度を管理するものであり、従来、漠然と設定し
ていた焼入温度と結果的に一致する場合があったとして
も、両者の技術的根拠に大きな隔たりがあることは言う
までもない。
【0011】
【実施例】表1は本発明の実施例および比較のために同
一方法で調整した比較材の成分表である。
【0012】
【表1】
【0013】各供試材は50KG高周波誘導炉によって
溶解して最高加熱温度を1660℃とし、1420℃で
COガス鋳型である80mm厚さのYブロックへ鋳造
した。各供試材は鋳造後それぞれ所定の焼入(所定温度
からの強制空中放冷)処理を施し、硬度測定(HRC
Hmv)、摩耗試験(衝撃摩耗、加圧摩耗)、衝撃試験
を実施した。衝撃摩耗試験は直径20mmの石英斑岩中
を周速1.57m/sec×20分継続し、加圧摩耗は
回転するラバーホィールの表面へ試料を押し付け、その
間へ6号珪砂を流し込むもので、周速1.57m/se
c×60分で乾式の摩耗試験を行なった。表2はこの硬
度、摩耗試験、衝撃試験の実施例と比較材の結果をまと
めたものである。ここで摩耗試験の結果を示す数値は耐
摩耗倍数と呼び、基準材である普通炭素鋼(SS40
0)と比較した耐摩耗性の倍率を採用してそれぞれの耐
摩耗性を表示している。
【0014】
【表2】
【0015】表からも明らかなように、HRC(マクロ
硬度)はほぼ85以上、基地(マトリックス)のHmv
は720以上、最高では800を超える高硬度が記録さ
れた。
【0016】他の成分がほぼ等しく揃えCrだけを大幅
に変動してみると、表1、表2から判断してCrが高く
なるにつれて硬度が高くなるとは限らず、むしろCrが
13〜17%の範囲に最高硬度があり、本発明について
はCrの挙動をさらに詳細にチェックすることが必要で
あることを示唆している。この意図のもとに実施したの
がCr%の変動と諸性質との相関関係である。すなわ
ち、図2はCr%と引張り強さN/mm、およびシャ
ルピー衝撃値J/cmの関係を示している。また、図
3はCr%とマクロ硬度(HRC)および基地ミクロ硬
度(Hmv)をそれぞれ示したものである。図4はCr
%と耐摩耗倍数(SS400を1として対比)と、基地
ミクロ硬度(Hmv)をそれぞれ示す。また、図5は各
段階のCr%を含む高クローム鋳鉄の耐摩耗倍数(同)
と基地ミクロ硬度(同)を総括的に表示したものであ
り、各数値からみて15%Cr鋳鉄が一番優れた性質を
具えていることが明示されている。
【0017】ここまでの図表はすべて同一の焼入温度に
よって各試料を熱処理してCr%と諸性質との関連性を
探知していったものであるが、図は各Cr%毎に焼入
温度を変えて熱処理し、Cr%と熱処理温度と得られる
硬度(HRC)との関係をプロットした図表である。図
が明確に現わすように、Cr%が高くなるにつれて最高
硬度の得られる焼入温度は高くなるという傾向が確認さ
れ、この関係から最高硬度の得られる温度とCr%との
相関性を取り出したものが図1である。すなわち、図1
における右上がりの関係を±20℃の誤差範囲内におい
て、Cr%を変数とする一次式で表示することができ、
焼入温度の有利な設定に大きな目安を得ることが容易と
なった。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上に述べたように、比較的低
率の合金元素配合によって従来の高クローム鋳鉄の水準
を抜く高硬度を得て、優れた耐摩耗性を保証できる材質
を創成した。しかも、配合されたCr%と最高硬度の得
られる焼入温度との間には、従来漠然と信じられていた
傾向とは全く異なる意外な相関関係があり、この関係を
利用すれば、たとえば、Cr%を比較的低い範囲に留め
て、比較的低い焼入温度から熱処理をすることが最も賢
明であることが判明する。これは単に省エネルギーや低
材料コストを実現できるだけに留まらず、肉厚大型部材
や比較的複雑な形状の部材を製品化する上で、内部応力
を軽減し割れや歪みを防止するための必須の要件を満足
するものであり、大きな利点に直結する効果をもたら
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要件(焼入温度の計算式)を実証する
図表である。
【図2】Cr%と引張り強さ、シャルピー衝撃値の関係
を示す。
【図3】Cr%とマクロ硬度、基地ミクロ硬度の関係を
示す。
【図4】Cr%と耐摩耗倍数、基地ミクロ硬度の関係を
示す。
【図5】各種高クローム鋳鉄の耐摩耗倍数、基地ミクロ
硬度の比較データである。
【図6】Cr%と焼入温度と得られる硬度の関係を示
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:2.8〜3.6%、S
    i:0.2〜1.0%、Mn:0.5〜1.8%、C
    r:10〜20%、Ni:0.5〜1.5%、Mo:
    1.0〜2.0%、W:0.2〜0.8%、V:0.5
    〜1.2%、B:0.2%以下を含有し、残部Feおよ
    び不可避的な不純物の成分よりなる耐摩耗鋳鉄を鋳造
    後、それそれの鋳造材が固有に含有するCr%から T(℃)=Cr(%)×7+865±20の範囲内で個別に計算した温度Tより空中で強制空冷し
    て常温に至り、内部応力を軽減すると共に割れや歪みの
    発生を予防した ことを特徴とする肉厚大型などの耐摩耗
    鋳鉄材の製造方法
JP5047329A 1993-02-12 1993-02-12 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法 Expired - Fee Related JP2541092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5047329A JP2541092B2 (ja) 1993-02-12 1993-02-12 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5047329A JP2541092B2 (ja) 1993-02-12 1993-02-12 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06240403A JPH06240403A (ja) 1994-08-30
JP2541092B2 true JP2541092B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=12772202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5047329A Expired - Fee Related JP2541092B2 (ja) 1993-02-12 1993-02-12 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2541092B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102371273B (zh) * 2010-08-20 2015-02-18 鞍钢重型机械有限责任公司 一种高铬铸铁轧辊及其生产方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559739B2 (ja) * 1972-05-19 1980-03-12
JP2733773B2 (ja) * 1988-08-30 1998-03-30 日本ピストンリング株式会社 ロッカアーム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06240403A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20210018414A (ko) 항복 강도가 500 메가파스칼 급인 시크 열간 압연 에이치빔 및 이의 제조 방법
KR20140020351A (ko) 초-고강도 및 내마모성 강판 및 이의 제조방법
JP2016534230A (ja) 高硬度熱間圧延鋼材製品及びその製造方法
US5565044A (en) Thermal refiningless hot-rolled steel and method of making same
CN101910440A (zh) 具有优良强度和延性的拉拔用线材及其制造方法
JPH0441616A (ja) 低硬度で且つ耐摩耗性および曲げ加工性に優れた耐摩耗鋼の製造方法
JP3081116B2 (ja) パーライト金属組織を呈した高耐摩耗レール
JPS6144121A (ja) 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法
Bedolla-Jacuinde Niobium in cast irons
JPS6218241B2 (ja)
EP0526467B1 (en) Air hardening steel
JP2541092B2 (ja) 肉厚大型などの耐摩耗鋳鉄材の製造方法
JPH06256896A (ja) 表面性状に優れた耐摩耗鋼及びその製造方法
JPH062904B2 (ja) 高強度低合金鋼極厚鋼材の製造方法
US5034069A (en) Low white cast iron grinding slug
JPS59129724A (ja) 厚肉超高張力鋼の製造方法
JPH0557351B2 (ja)
JP3496577B2 (ja) 特に大型製品に適合した亜共晶系高クロム鋳鉄材およびその製造方法
JPH02285047A (ja) 熱間圧延用ロール
CN113832415A (zh) 一种x80级耐高温管线钢及其制造方法
JPH07173571A (ja) 良加工性耐摩耗鋼およびその製造方法
CN111492082B (zh) 具有优异的耐磨性的钢材及其制造方法
JPS59211555A (ja) 高靭性圧力容器用鋼
JP3238452B2 (ja) 金属の圧延用鍛鋼製ロール
JPH03219047A (ja) 熱間圧延ロール材及びロールの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees