JP2540909Y2 - ロール - Google Patents
ロールInfo
- Publication number
- JP2540909Y2 JP2540909Y2 JP1991082118U JP8211891U JP2540909Y2 JP 2540909 Y2 JP2540909 Y2 JP 2540909Y2 JP 1991082118 U JP1991082118 U JP 1991082118U JP 8211891 U JP8211891 U JP 8211891U JP 2540909 Y2 JP2540909 Y2 JP 2540909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- hub
- roll
- layer
- outer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、円筒状のシェルの両端
部にハブを各々内嵌させ、これらハブの中心穴にロール
軸を嵌挿させて組立てられるロールに関するものであ
る。
部にハブを各々内嵌させ、これらハブの中心穴にロール
軸を嵌挿させて組立てられるロールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロールとして、シェルと
ハブとの固定組立を溶接によって行うものや、キーによ
って行うものが知られている。しかしながら、シェルや
ハブが鋳物の場合は溶接による組立は困難である。ま
た、シェルと、これに内嵌させたハブとの接合面にキー
溝を軸方向に形成し、これにキーを嵌挿して組立てたロ
ールでは、キーおよびキー溝の大きさが、シェルの径方
向の厚さ寸法に制限されて比較的小形状のものとなるた
め、ピンチロール等のように使用時にシェル表面に強大
な応力が働く場合に、キー溝部に応力が集中してこのキ
ー溝より破壊するおそれがある。
ハブとの固定組立を溶接によって行うものや、キーによ
って行うものが知られている。しかしながら、シェルや
ハブが鋳物の場合は溶接による組立は困難である。ま
た、シェルと、これに内嵌させたハブとの接合面にキー
溝を軸方向に形成し、これにキーを嵌挿して組立てたロ
ールでは、キーおよびキー溝の大きさが、シェルの径方
向の厚さ寸法に制限されて比較的小形状のものとなるた
め、ピンチロール等のように使用時にシェル表面に強大
な応力が働く場合に、キー溝部に応力が集中してこのキ
ー溝より破壊するおそれがある。
【0003】そこで、このような場合のロールでは、従
来、図3に示すように、シェル2の両端部側で、このシ
ェル2とハブ4とにテーパボルト5を径方向に貫通させ
て固定する構造が採用されている。この場合、テーパボ
ルト5として、シェル2の厚さ寸法によらずに比較的大
径のものを使用することができるため、使用時にシェル
表面に強大な応力が働く場合でも、局部的な応力集中が
緩和され破壊が防止される。
来、図3に示すように、シェル2の両端部側で、このシ
ェル2とハブ4とにテーパボルト5を径方向に貫通させ
て固定する構造が採用されている。この場合、テーパボ
ルト5として、シェル2の厚さ寸法によらずに比較的大
径のものを使用することができるため、使用時にシェル
表面に強大な応力が働く場合でも、局部的な応力集中が
緩和され破壊が防止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なシェル2については、例えばハイス材などからなる硬
質の外層と、靭性に優れた黒鉛鋼などからなる内層との
二層構造として、耐摩耗性の向上を図るようにもなって
きている。しかしながら、このようにシェル表面に硬質
層が設けられていると、これに前記したテーパボルト5
の取付孔を加工することが困難になる。このため、シェ
ルに強大な応力が働く場合でも破壊を生じずに安定して
使用でき、しかも耐摩耗性に優れたロールは得難いとい
う問題を生じている。
なシェル2については、例えばハイス材などからなる硬
質の外層と、靭性に優れた黒鉛鋼などからなる内層との
二層構造として、耐摩耗性の向上を図るようにもなって
きている。しかしながら、このようにシェル表面に硬質
層が設けられていると、これに前記したテーパボルト5
の取付孔を加工することが困難になる。このため、シェ
ルに強大な応力が働く場合でも破壊を生じずに安定して
使用でき、しかも耐摩耗性に優れたロールは得難いとい
う問題を生じている。
【0005】本考案は、上記した問題点に鑑みなされた
ものであり、シェルに大きな応力が働く場合でも安定し
て使用できる耐摩耗性に優れたロールを提供することを
目的としている。
ものであり、シェルに大きな応力が働く場合でも安定し
て使用できる耐摩耗性に優れたロールを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案のロールは、円筒状のシェルと、このシェ
ルの両端部にそれぞれ内嵌されるハブと、これらシェル
とハブとを相互に固定する固定具と、ハブの中心穴に嵌
挿されるロール軸とを備えるロールにおいて、上記シェ
ルが、内層の表面にこの内層よりも硬質の外層を設けて
形成されると共に、このシェルの両端部は、外層を含む
外周側を切欠状にして内層が外周面として露呈するよう
にそれぞれ形成され、これら両端部における外層よりも
軸方向に突出する内層に、上記固定具が嵌挿される径方
向の取付孔が形成されていることを特徴としている。
めに、本考案のロールは、円筒状のシェルと、このシェ
ルの両端部にそれぞれ内嵌されるハブと、これらシェル
とハブとを相互に固定する固定具と、ハブの中心穴に嵌
挿されるロール軸とを備えるロールにおいて、上記シェ
ルが、内層の表面にこの内層よりも硬質の外層を設けて
形成されると共に、このシェルの両端部は、外層を含む
外周側を切欠状にして内層が外周面として露呈するよう
にそれぞれ形成され、これら両端部における外層よりも
軸方向に突出する内層に、上記固定具が嵌挿される径方
向の取付孔が形成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本考案によれば、硬質の外層を有するシェルの
両端部は、内層が外層よりも軸方向に突出してその表面
が外周面として露呈する形状であるので、径方向の取付
孔を、硬質の外層を避けてこの内層部分に容易に加工す
ることができる。これにより、表面に硬質層を有するシ
ェルであっても、このシェルにおける上記の取付孔及び
ハブの取付孔に嵌挿させた所望の径の固定具でハブに固
定されるので、シェルに大きな応力が作用する場合でも
安定して使用することができる。
両端部は、内層が外層よりも軸方向に突出してその表面
が外周面として露呈する形状であるので、径方向の取付
孔を、硬質の外層を避けてこの内層部分に容易に加工す
ることができる。これにより、表面に硬質層を有するシ
ェルであっても、このシェルにおける上記の取付孔及び
ハブの取付孔に嵌挿させた所望の径の固定具でハブに固
定されるので、シェルに大きな応力が作用する場合でも
安定して使用することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1に示すように、ロール1は円筒状のシェル2
と、シェル2の両端部に内嵌された1対のハブ4と、シ
ェル2とハブ4とを相互に固定する複数のテーパボルト
5及びナット6と、ハブ4の中心穴に嵌挿されたロール
軸7と、ハブ4の一方とロール軸7とを固定するキー8
とから構成されている。
る。図1に示すように、ロール1は円筒状のシェル2
と、シェル2の両端部に内嵌された1対のハブ4と、シ
ェル2とハブ4とを相互に固定する複数のテーパボルト
5及びナット6と、ハブ4の中心穴に嵌挿されたロール
軸7と、ハブ4の一方とロール軸7とを固定するキー8
とから構成されている。
【0009】シェル2は、耐摩耗性及び耐クラック性に
優れるハイス材からなる外層2aと靭性に優れ孔明けの容
易な黒鉛鋼からなる内層2bとの二層構造で、両端部には
外層2aに比べ小径となる円筒部3が設けられている。す
なわち、両端部の各外周側を切欠形状とし、内層2bを外
層2aよりも軸方向に突出する形状として、この部分、す
なわち、円筒部3の表面が外周面として露呈するように
形成している。したがって、これら円筒部3と外層2aと
の各外周面間の段差は、外層2aの厚さよりも大きなもの
となっている。これら円筒部3は、テーパボルト5を固
定する部分であり、前記ハブ4が内嵌された後、テーパ
ボルト5の取付孔9がハブと共に一体的に孔明けされ
る。
優れるハイス材からなる外層2aと靭性に優れ孔明けの容
易な黒鉛鋼からなる内層2bとの二層構造で、両端部には
外層2aに比べ小径となる円筒部3が設けられている。す
なわち、両端部の各外周側を切欠形状とし、内層2bを外
層2aよりも軸方向に突出する形状として、この部分、す
なわち、円筒部3の表面が外周面として露呈するように
形成している。したがって、これら円筒部3と外層2aと
の各外周面間の段差は、外層2aの厚さよりも大きなもの
となっている。これら円筒部3は、テーパボルト5を固
定する部分であり、前記ハブ4が内嵌された後、テーパ
ボルト5の取付孔9がハブと共に一体的に孔明けされ
る。
【0010】一方、ハブ4の両側面部4bには軽量化を兼
ねた周溝4dが設けられ、通風用の複数の通孔4cが、周溝
4dの底部を連通するように設けられている。この周溝4d
は、テーパボルト5を固定するナット6が係止される部
分となる。そして、シェル2の内側にハブ4が焼ばめさ
れ、取付孔9が周方向に一定間隔をあけて、かつ径方向
に複数個円筒部3とハブ4とに一体的に設けられてい
る。これら取付孔9にテーパボルト5が嵌挿され、ナッ
ト6により固定されている。なお、一方のハブ4の内周
面はロール軸7に焼ばめされ、他方のハブ4はキー8に
よりロール軸7に固定されている。
ねた周溝4dが設けられ、通風用の複数の通孔4cが、周溝
4dの底部を連通するように設けられている。この周溝4d
は、テーパボルト5を固定するナット6が係止される部
分となる。そして、シェル2の内側にハブ4が焼ばめさ
れ、取付孔9が周方向に一定間隔をあけて、かつ径方向
に複数個円筒部3とハブ4とに一体的に設けられてい
る。これら取付孔9にテーパボルト5が嵌挿され、ナッ
ト6により固定されている。なお、一方のハブ4の内周
面はロール軸7に焼ばめされ、他方のハブ4はキー8に
よりロール軸7に固定されている。
【0011】図2は、前記テーパボルト5に替えて六角
ボルト5aを使用した場合を示している。このときの外層
2aの表面と、円筒部3の表面との間の段差は、六角ボル
ト5aの頭部外端5bが外層2a表面の内側となる大きさであ
る。その他の構成は、前記図1に示した実施例と同様な
ので、図2の相当部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
ボルト5aを使用した場合を示している。このときの外層
2aの表面と、円筒部3の表面との間の段差は、六角ボル
ト5aの頭部外端5bが外層2a表面の内側となる大きさであ
る。その他の構成は、前記図1に示した実施例と同様な
ので、図2の相当部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
【0012】以上のように、上記各実施例におけるロー
ルは、シェル1の両端部に設けた円筒部3とハブ4と
を、テーパボルト5や六角ボルト5aなどの固定具で径方
向に固定するようになっているので、シェル1とハブ4
との組立に要する孔明け加工を硬質の外層2aを避けて容
易に行うことができる。また、例えば固定具として六角
ボルト5aを用いる場合にも、その頭部外端5bが外層2aの
表面より内側に位置するように円筒部3の外径が設定さ
れているので、シェル1の表面に固定具が突出せず、し
たがって、外層2a表面の全てを支障なく使用することが
できる。
ルは、シェル1の両端部に設けた円筒部3とハブ4と
を、テーパボルト5や六角ボルト5aなどの固定具で径方
向に固定するようになっているので、シェル1とハブ4
との組立に要する孔明け加工を硬質の外層2aを避けて容
易に行うことができる。また、例えば固定具として六角
ボルト5aを用いる場合にも、その頭部外端5bが外層2aの
表面より内側に位置するように円筒部3の外径が設定さ
れているので、シェル1の表面に固定具が突出せず、し
たがって、外層2a表面の全てを支障なく使用することが
できる。
【0013】
【考案の効果】以上の説明のように、本考案のロールに
おいては、表面に硬質の外層を有するシェルの両端部
は、それぞれ外周側を切欠形状として、内層を硬質の外
層よりも軸方向に突出させているので、径方向の取付孔
を、硬質の外層を避けてこの内層部分に容易に加工する
ことができる。これによって、表面に硬質の層を有する
シェルとハブとが、これらの取付孔に径方向に嵌挿させ
た所望の径の固定具で相互に固定される。この結果、耐
摩耗性に優れ、しかも、シェルに大きな応力が作用する
場合でも安定して使用することができる。
おいては、表面に硬質の外層を有するシェルの両端部
は、それぞれ外周側を切欠形状として、内層を硬質の外
層よりも軸方向に突出させているので、径方向の取付孔
を、硬質の外層を避けてこの内層部分に容易に加工する
ことができる。これによって、表面に硬質の層を有する
シェルとハブとが、これらの取付孔に径方向に嵌挿させ
た所望の径の固定具で相互に固定される。この結果、耐
摩耗性に優れ、しかも、シェルに大きな応力が作用する
場合でも安定して使用することができる。
【図1】本考案の一実施例におけるロールの断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の他の実施例におけるロールの断面図で
ある。
ある。
【図3】従来例におけるロールの断面図である。
1 ロール 2 シェル 2a 外層 2b 内層 3 円筒部 4 ハブ 5 テーパボルト(固定具) 9 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森川 長 兵庫県尼崎市西向島町64番地 株式会社 クボタ 尼崎工場内 (72)考案者 志方 敬 兵庫県尼崎市西向島町64番地 株式会社 クボタ 尼崎工場内 (56)参考文献 特開 昭57−112959(JP,A) 実開 昭52−113814(JP,U) 実開 昭51−105038(JP,U) 実開 昭52−85068(JP,U) 特公 昭35−3925(JP,B1) 特公 昭36−18815(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のシェルと、このシェルの両端部
にそれぞれ内嵌されるハブと、これらシェルとハブとを
相互に固定する固定具と、ハブの中心穴に嵌挿されるロ
ール軸とを備えるロールにおいて、 上記シェルが、内層の表面にこの内層よりも硬質の外層
を設けて形成されると共に、このシェルの両端部は、外
層を含む外周側を切欠状にして内層が外周面として露呈
するようにそれぞれ形成され、これら両端部における外
層よりも軸方向に突出する内層に、上記固定具が嵌挿さ
れる径方向の取付孔が形成されている ことを特徴とする
ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082118U JP2540909Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082118U JP2540909Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532826U JPH0532826U (ja) | 1993-04-30 |
JP2540909Y2 true JP2540909Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=13765498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991082118U Expired - Fee Related JP2540909Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540909Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3673922B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2005-07-20 | 伊東電機株式会社 | ローラ装置 |
SE528856C2 (sv) * | 2005-06-17 | 2007-02-27 | Sandvik Intellectual Property | Vals, valsring samt förfarande för tillverkning av vals där valsringen är vridstyvt förbunden med valsaxel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112959A (en) * | 1980-12-29 | 1982-07-14 | Nippon Steel Corp | Sleeve type heat resistant roll or roller |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP1991082118U patent/JP2540909Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532826U (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |