JP2540815B2 - 自動ペ―パ―セレクト機能を備えた複写機 - Google Patents

自動ペ―パ―セレクト機能を備えた複写機

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JP2540815B2
JP2540815B2 JP61215425A JP21542586A JP2540815B2 JP 2540815 B2 JP2540815 B2 JP 2540815B2 JP 61215425 A JP61215425 A JP 61215425A JP 21542586 A JP21542586 A JP 21542586A JP 2540815 B2 JP2540815 B2 JP 2540815B2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿に対して自動的に適合するペーパーを
セレクトする自動ペーパーセレクト機能を備えた電子写
真複写機等の複写機に関する。
(発明の背景) 例えば、電子写真複写機には、複写される画像のサイ
ズに適したペーパー(複写用紙)を、自動的に選択する
自動ペーパーセレクト(APS)モードを備えたものがあ
る。
この種の電子写真複写機においては、自動ペーパーセ
レクトモードを選択すると、まず、原稿のサイズが検出
される。あるいは、自動原稿供給装置(ADF)の作動と
ともに、原稿のサイズが検出される。次に、検出された
原稿サイズに適したペーパーがセットされている給紙口
が選択される。以後は、通常の複写動作が行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このようなAPS機能を備えた電子写真複写
機でコピーを行う際、次のような問題があった。
すなわち、APSモードでコピーを行う場合は、複写機
側では順番に給紙口を探して複写画像に適合するペーパ
ーサイズを判定する。このため、適合サイズのペーパー
がセットされ給紙口が見つかったところでこの給紙口が
選択され、残りの給紙口については判定が行われない。
したがって、複数の給紙口に同じサイズのペーパーがセ
ットされている場合は、電子写真複写機の使用者(ユー
ザー)の意図した給紙口とは異なる給紙口が自動選択さ
れることがある。
例えば、既に選択されていた給紙口に適合サイズのペ
ーパーがあるにもかかわらず、他の給紙口が自動的に選
択されてしまうことがあった。したがって、ユーザーに
不安を与えたり、色や紙質等の種類が異なる同一サイズ
のペーパーが複数の給紙口にセットされている場合、ユ
ーザーの意図するものとは異なる種類のペーパーにコピ
ーされてしまうという問題があった。
本発明の目的は、このような問題を解消して自動ペー
パーセレクトモードの時のコピー作業の操作性をさらに
向上させた複写機を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る複写機は、用紙を供給するための複数の
給紙口を備え、該複数の給紙口の中から一つの給紙口を
選択し、該選択された給紙口から供給された用紙上に画
像を形成する画像形成装置であって、既に選択されてい
る給紙口に、画像形成される画像サイズに適した用紙が
収容されている場合、その給紙口を他の給紙口に優先し
て選択し、既に選択されている給紙口に、画像形成され
る画像のサイズに適した用紙以外の用紙が収納されてい
る場合、画像形成される画像のサイズに適した用紙を収
容する他の給紙口を選択するように制御する制御手段を
備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明に係る複写機では、自動用紙選択によって、あ
るいは手動用紙選択によって、既に選択されている給紙
口に画像形成される画像サイズに適した用紙が収容され
ている場合はその給紙口を他の給紙口より優先して選択
する。これに対して、既に選択されている給紙口に、画
像形成される画像のサイズに適した用紙以外の用紙が収
納されている場合には、他の給紙口に画像形成される画
像のサイズに適した用紙がセットされているかどうかを
見にいき、画像形成される画像のサイズに適した用紙を
収容する他の給紙口を選択するように制御される。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、以下の順序で本発明の
実施例を説明する。
a.複写機の構成 b.操作パネル c.複写機の制御部の構成 d.複写機本体の動作 <d−1>メインルーチン <d−2>ペーパーセレクト <d−3>変更キー処理 <d−4>APS倍率変更 <d−5>AMS倍率変更 <d−6>ADF予約スタート <d−7>コピー動作 e.ADFの動作(他のCPUとの通信) 本発明に特に関連する自動ペーパーセレクトモードの
処理については、(d)節の<d−6>及び<d−7>
に記載される。
(a)複写機の構成 第1図に本発明にかかる電子写真複写機の概略断面図
を示す。
この電子写真複写機本体1の複写の機構は、従来の電
子写真複写機と同様である。複写機本体1の中央部に
は、反時計回り方向に回転駆動可能な感光体ドラム2が
配設され、この感光体ドラム2の周囲には、メインイレ
ーサランプ3、サブ帯電チャージャ4、サブイレーサラ
ンプ5、メイン帯電チャージャ6、現像装置7、転写チ
ャージャ8、転写紙の分離チャージャ9、ブレード方式
のクリーナ装置10などが順次配設される。感光体ドラム
2は、表面に感光体(たとえばセレン)を設けたドラム
であり、一複写ごとに、イレーサランプ3,5で光照射を
受け、帯電チャージャ4,6の通過により帯電され、次い
で、次に説明する光学系からの画像露光を受ける。モー
タM1は、感光体ドラム2等を駆動する。
光学系は、原稿台ガラス11の下方に原稿像を走査でき
るように設置される。光学系は、光源12、第1ミラー1
3、第2ミラー14、第3ミラー15、投影レンズ16、第4
ミラー17とから構成される。原稿像は、線18で示される
ように各ミラー13,14,15,17を経て、感光体ドラム2に
達する。定位置スイッチSW50は、光学系が走査に際し所
定の位置にあるか否かを検出するために設ける。倍率
は、投影レンズ16をモーターM4で光軸方向に移動して設
定する。なお、モーターM3は、光学系を駆動する。複写
倍率がnの場合、光源12と第1ミラー13とは、感光体ド
ラム2の周速度v(等倍、変倍にかかわらず一定)での
回転に対応して、モーターM3により(v/n)の速度で左
方に移動し、同時に、第2ミラー14と第3ミラー15と
は、(v/2n)の速度で左方に移動する。画像は、この移
動に伴って、第4ミラー17から感光体ドラム2上にスリ
ット状に露光される。
複写機本体1の左側には、自動給紙カセット20,21
が、それぞれ、上側の第1給紙口と下側の第2給紙口に
設置される。自動給紙カセット20,21内のペーパーは、
選択的にそれぞれの給紙ローラ22,23にて複写機本体1
内へ供給され、各搬送ローラ対24,25を通り、圧着状態
にあるタイミングローラ26まで搬送され、ここで一旦待
機する。
転写時には、タイミングローラ26により給紙されるペ
ーパーは、転写部において感光体ドラム2に密着し、転
写チャージャ8のコロナ放電によりトナー画像が転写さ
れ、次に、分離チャージャ9のコロナ放電と転写紙自身
の腰の強さにて感光体ドラム2上から分離される。続い
て、ペーパーは、図示しないエアサクション手段を備え
た搬送ベルト27上に吸引されつつ、このベルト27の時計
回り方向の回転に従って右方へ搬送される。次に、定着
装置28を通過することによってトナー画像の溶融定着が
施される。そして、排出ローラ対29を通り、複写機本体
1外のトレイ30あるいは図示しない丁合機等に排出され
る。
ペーパー種類スイッチ401,402と403,404は、それぞ
れ、カセット20,21内のペーパーの種類(色)を検出す
るマイクロスイッチである。
上記ペーパー種類スイッチ401,402によるカセット20
にセットされたペーパーの種類(色)の検出は次のよう
にして行なわれる。即ち、第2図(a)に示すように、
カセット20のカセット挿入口20aへカセットを挿入する
方向の一方の側面20bに、一端にマグネットMを設けた
表示板35を位置させる。この表示板35の他端側には、第
2図(b)に示すように、黒B、白W、赤R、黄Yの4
色が表示されている。この色表示の部分は、側面20bと
ガイド板20cとからなる空間に挿入され、表示板35は、
この空間内で、カセット挿入方向に移動できる。表示板
35において、マグネットMの位置は色毎に変わり、ペー
パー種類スイッチ401,402のオン・オフの組み合わせで
色信号が得られる。なお、ガイド板20cには窓20dが設け
てあり、表示板35を動かして設定した色が、窓20dを通
して肉眼で判別できる。
再び第1図にもどって、上記ペーパーサイズ検出スイ
ッチ410〜413、414〜417は、上記の給紙口にそれぞれ並
設したマイクロスイッチであり、カセット20,21内のペ
ーパーのサイズと給紙方向に対して縦,横いずれの方向
に設置されているかを検知する。複写可能なサイズ、即
ち、各給紙部にセット可能なペーパーのサイズは、例え
ば[A3],[A4],[A5],[B4],[B5]であり、
[A4],[B5]については縦,横が選択可能である。ま
た、スイッチ420,421はカセット20,21の着脱をも合わせ
て検知し、これはそれぞれの給紙口でのペーパーの有無
を間接的に検知することを意味する。そして、ペーパー
のサイズとセット方向は、スイッチ410〜413、414〜417
のオン,オフの組合わせに応じた4ビットのコードにて
検知され、制御回路(第5図参照)のCPU1の内蔵RAMに
格納される。スイッチ410〜413によるコード表の一例を
次の第1表に示す。この第1表では、スイッチのオンを
[0]、オフを[1]として表わしており、スイッチの
全てがオフされている場合にはカセット20が給紙部に装
着されていないこと、即ち、ペーパーの無を検知するこ
ととなる。
APSモードでは、複写倍率値が所定の範囲内にある場
合、複写倍率が異なっても同じサイズのペーパーを選ぶ
ようにしている。APS変更キー501はこの倍率幅を変更す
るために設けられたスイッチで、変更される倍率はテン
キー60〜69(第3図参照)により入力される。
これにより、例えば、A4サイズの原稿に対して複写倍
率が0.950〜1.050倍の間であればA4サイズのペーパーを
選択させるなどの設定を行うことができる。
また、AMS変更キー502は、原稿サイズとペーパーサイ
ズとに基づいて複写倍率を自動的に決定する自動倍率セ
レクト(AMS)モードでセレクトされる倍率を変更する
ために設けられる。変更される倍率は、上記と同様に、
テンキー60〜69(第3図参照)により入力される。AMS
モードでコピーを行うとき、例えば、A3サイズの原稿を
A4サイズのペーパーにコピーする場合、通常、複写倍率
は0.707倍となる。しかしAMS変更キー502により、これ
を0.700倍にするなどの設定を行うことができる。
優先給紙口セットキー503,504は、それにより優先給
紙口を指定するために設けられたスイッチで、この優先
給紙口セットキー503,504により優先給紙口が指定され
ていれば、まず、その給紙口がチェックされる。
一方、自動原稿搬送装置(ADF)の原稿搬送ユニット
(DF)300においては、センサー310は、原稿が給紙され
たか否かを検出し、センサー311は、原稿トレイ304に原
稿があるかどうかを検出する。
モーター301は、DF300の原稿搬送ベルト305を回転さ
せ、モーター302は、原稿トレイ304から原稿を給紙す
る。
複写の際には、(b)節にて説明する本電子写真複写
機の操作パネルのプリントスイッチ50(第3図参照)を
押すと、まず、自動原稿搬送機能が働き、DF300は、原
稿トレイ304上の原稿を送り出し、ベルト305で原稿を複
写機本体1の上面の原稿ガラス11上の定位置に移動させ
る。送る途中でセンサー310で原稿のサイズを判別す
る。
移動し終わってベルトが停止してから、複写機本体1
が動作を開始する。この動作は、ADFが接続され、原稿
が原稿トレー304上に載せられることによってモードが
設定される。DF300は、原稿カバーのように開閉でき
る。DF300が開閉されて、手操作で原稿が原稿ガラス上
に置かれた場合はADFモードは解除され、通常の複写動
作が実行される。ADFモードが解除されると、原稿サイ
ズが検出できないので、自動ペーパーセレクトモードが
選択されていた場合には、これも解除される。
(b)操作パネル 第3図に、本電子写真複写機の操作パネルを示す。操
作パネルには、以下の参照番号で示されるキーが設けら
れている。
50:コピーを開始する為のプリントスイッチ。51:コピー
枚数表示用の数字表示LED。
52:ペーパーエンプティ表示。
53:露光アップキー。54:露光ダウンキー。60−69:コピ
ー枚数等を置数するためのテンキー。
70:割込コピーをする為の割込キー。
71:マルチコピーをストップする為のストップキーの役
目と、置数をクリアする為の兼用キー。
75:ペーパーセレクトキー。
76〜79:それぞれ、A3,B4,A4,B5のセレクト表示。
80:A3からA4への縮小倍率セレクトキー。81:A3からB4へ
の縮小倍率セレクトキー。82:A4からA3への拡大倍率セ
レクトキー。83:B4からA3への拡大倍率セレクトキー。8
4:等倍セレクトキー。
85〜88:それぞれ、セレクトキー80〜83のセレクト表
示。
89:等倍セレクト表示。
第4図に、DF300に設けたADF操作パネルを示す。この
操作パネルには、セレクトキー320が、設けられる。表
示LED320a,320b,320cは、自動ペーパーセレクトモー
ド、自動倍率セレクトモード、マニュアルモードをそれ
ぞれセレクトしたことを表示する。セレクトキー320を
押すごとにセレクトするモードが変わり、点灯するLED
が変わる。
(c)複写機の制御部の構成 第5図は、複写機本体1をコントロールするCPU1(20
1)の入出力構成を示す。入力端子には各種の信号(メ
インモータ、現像モータ、タイミングローラクラッチ、
上給紙クラッチ、下給紙クラッチ、帯電、転写)や各種
のセンサ、キー等(50,53,54,60〜71,75,80〜84,401〜4
04,410〜417,420,421,501,502,503,504)のスイッチマ
トリックス204が接続される。出力端子には、4桁の数
字表示器51とLEDマトリクス(31〜34,36〜39)とが接続
され、CPU1によりデコーダ207を介して駆動されてい
る。また、ペーパーエンプティ表示52と倍率等倍表示89
も接続される。バス214は、他のCPU(CPU2,CPU3)と接
続する為の通信ラインである。
第6図に、光学系を制御するCPU2(202)の入出力構
成を示す。CPU2の入出力ポートは、スキャンモーターM3
を制御するスキャンモーターコントロール回路205と、
投影レンズ16を移動させるモーターM4を制御する変倍用
レンズコントロール回路206に接続される。又、光学系
の定位置スイッチSW50および等倍時にタイミングローラ
26を回転させるためのタイミング信号を発生させるスイ
ッチSW51(第1図参照)からの信号が入力される。この
CPU2は、前述したように、バス214を介してCPU1と通信
を行う。
第7図に、DF300を制御するCPU3(203)の入出力構成
を示す。CPU3には、搬送ベルトモーター301と給紙モー
ター302へ信号を出力し、原稿給紙センサー310および原
稿検出センサー311からの信号が入力される。さらに、
セレクトキー320と表示LED320a,320b,320cが接続され
る。又、このCPU3は、バス214を介してCPU1と通信を行
う。
(d)複写機本体の動作 以下に、複写機本体1を制御するCPU1のプログラムの
内容の概略を説明する。
<d−1>メインルーチン 第8図に、CPU1の行う制御の概略のフローチャートを
示す。
フローチャートの説明の前に、オンエッジおよびオフ
エッジという用語を定義する。
オンエッジとは、スイッチ、センサ、信号等の状態が
オフ状態からオン状態へ変化したときの状態変化をいう
ものとする。
オフエッジとは、スイッチ、センサ、信号等の状態が
オン状態からオフ状態へ変化したときの状態変化をいう
ものとする。
CPU1にリセットがかかり、プログラムがスタートする
と、まず、RAMのクリア、各種レジスタの設定等のCPU1
のイニシャライズ及び装置を初期モードにする為の初期
設定を行う(ステップS1)。次に、CPU1に内蔵されてお
り、その値があらかじめ初期設定でセットされた内部タ
イマーをスタートさせる(ステップS2)。次に、各種処
理即ち、ペーパーセレクト(サブルーチンS3)、変更キ
ー処理(サブルーチンS4)、APS倍率変更(サブルーチ
ンS5)、AMS倍率変更(サブルーチンS6)、ADF予約スタ
ート(サブルーチンS7)およびコピー動作(サブルーチ
ンS8)の各サブルーチンを順次行う。次に、CPU2,3との
データ通信を行う(サブルーチンS9)。
すべてのサブルーチン処理が終わると、最初にセット
された内部タイマーの終了を待って(ステップS10)、
1ルーチンを終了し、ステップS2に戻る。この1ルーチ
ンの時間の長さを使って、サブルーチンの中で登場して
くる各種タイマーの計数を行う(各種タイマー値は、こ
の1ルーチンを何回繰り返したかでそのタイマーの終了
を判断する。)。
<d−2>ペーパーセレクト 第9図(a)および第9図(b)に、ペーパーセレク
トルーチン(サブルーチンS3)のフローを示す。
ペーパーセレクトルーチンS3では、第9図(a)のブ
ロック1において、電源ON時に優先給紙口がセットされ
ていれば(ステップ301,302)、その給紙口をセレクト
する(ステップS303)。
次に、ブロック2において、自動給紙カセット20の第
1給紙口でコピー中、途中でペーパーエンプティになっ
た場合(ステップS304)、自動給紙カセット21の第2給
紙口のペーパーサイズが後述する第16図のフローチャー
トにて求められた適合ペーパーサイズかどうか判定する
(ステップS305)。この判定により、第2給紙口のペー
パーサイズが適合ペーパーサイズでないと判定された場
合は、ペーパーエンプティ表示52をON(ステップS308)
し、コピーを停止する。また、上記判定により、第2給
紙口のペーパーサイズが適合ペーパーサイズであると判
定された場合には、第2給紙口を選択(ステップS306)
し、コピー開始フラグを“1"として(ステップS307)、
コピー動作を継続する。
一方、第2給紙口でコピー中、途中でペーパーエンプ
ティになった場合(ステップS309)、上記と同様に、第
1給紙口のペーパーサイズが後述する第16図にて求めら
れた適合ペーパーサイズかどうか判定する(ステップS3
10)。この判定により、第1給紙口のペーパーサイズが
適合ペーパーサイズでないと判定された場合は、ペーパ
ーエンプティ表示52をON(ステップ312)し、コピーを
停止する。また、上記判定により、第1給紙口のペーパ
ーサイズが適合ペーパーサイズであると判定された場合
には、第1給紙口を選択(ステップS311)し、コピー開
始フラグを“1"として(ステップ307)コピー動作を継
続する。
次に、第9図(b)に示すように、コピー中でない時
に(ステップS313)、ペーパーセレクトスイッチ75をオ
ンにすると(ステップS314)、そのONエッジで現在第1
給紙口を選択していると判定すれば(ステップS315)第
2給紙口を選択し(ステップS316)、第2給紙口を選択
していれば第1給紙口を選択して(ステップS317)、そ
のペーパーサイズコードを入力する。そして、ペーパー
サイズコード変換ルーチン(詳細は次に説明する。)を
コールして(サブルーチンS318)、そのセットされてい
るペーパーサイズのLED76〜79を点灯する(ステップS31
9)。
第10図にペーパーサイズコード変換ルーチンS318を示
す。ペーパーサイズは、第1表に示したように、コード
化されている。入力されたペーパーサイズコードが“4"
ならば(ステップS320)B5縦なので、ペーパー長は257m
m,ペーパー幅は182mmをメモリする(ステップS330)。
以下、ペーパーサイズコードが“5"ならば(ステップ
S321)A4縦、“6"ならば(ステップS322)B4縦、“7"な
らば(ステップS323)A3縦、“10"ならば(ステップS32
4)B5横、“11"ならば(ステップS325)A4横とそれぞれ
判断して、それぞれのペーパー長、ペーパー幅をメモリ
する(ステップS330〜335)。以下のコードでなけれ
ば、ペーパーがないと判断する(ステップS326)。
<d−3>変更キー処理 第11図に変更キー処理ルーチンS4を示す。
この変更キー処理ルーチンS4のブロック1では、前記
したAPSの作動に係る倍率幅を変更する場合、APS変更キ
ー501のオンエッジで、APS変更フラグが“0"であるか否
かを判定する。すなわち、それまで倍率幅を変更するた
めのモードであったか否かを判定する(ステップS401,4
02)。APS変更フラグが“0"と判定されると、APS変更フ
ラグが“1"とされ(ステップS403)、後述する入力カウ
ンタも“1"とされる(ステップS404)。また、上記APS
変更キー501のオンエッジで、APS変更フラグが“0"と判
定されなかった場合は、APS変更フラグが“0"とされる
(ステップS405)。
一方、上記変更キー処理ルーチンS4のブロック2で
は、AMSの作動に係る倍率を変更する場合、AMS変更キー
502のオンエッジで、AMS変更フラグが“0"であるか否か
を判定する。すなわち、それまで倍率を変更するための
モードであったか否かを判定する(ステップS406,S40
7)。AMS変更フラグが“0"と判定されると、AMS変更フ
ラグが“1"とされ(ステップS408)、また、AMS変更フ
ラグ“0"と判定されなかった場合は、AMS変更フラグが
“0"とされる(ステップS409)。
<d−4>APS倍率変更 第12図にAPS倍率変更ルーチンS5を示す。
まず、APS変更フラグが“1"であるか否かを判定する
(ステップS500)。このAPS変更フラグが“1"のとき、
入力カウンタが“1"ならば、テンキー60〜69により入力
された値を倍率メモリM10,M11にストアするとともに、
入力カウンタを“2"とした後(ステップ501,511,521)
リターンする。ここで、入力カウンタとは、倍率幅をメ
モリに設定する際、設定の対象となるメモリを指定する
ためのものである。
また、APS変更フラグが“1"のとき、入力カウンタが
“2"ならば、テンキー60〜69により入力された値を倍率
メモリM21,M22にストアするとともに、入力カウンタを
“3"として後(ステップ502,512,522)リターンし、以
下、同様のステップを繰り返し、最後に入力カウンタが
“8"ならば、テンキー60〜69により入力された値を倍率
メモリM81,M82にストアするとともに、APS変更フラグを
“0"とする(ステップS508,518,528)。そして、APS変
更フラグが“1"でない場合、および入力カウンタが“1"
ないし“8"のいずれでもない場合はリターンする。
<d−5>AMS倍率変更 第13図にAMS倍率変更ルーチンS6を示す。
最初に、AMS変更フラグが“1"であるか否かを判定す
る(ステップS601)。このAMS変更フラグが“0"のとき
はリターンし、“1"のときは、倍率補正フラグを“1"と
した(ステップS602)後、テンキー60〜69により入力さ
れた値を補正率としてストアする(ステップS603)。そ
して、クリアキー(兼用キー71)のオンエッジを検出す
ると(ステップS604)、倍率補正フラグを“0"とした
(ステップS605)後、リターンする。
<d−6>ADF予約スタート 第4図にADF予約スタートルーチンS7を示す。
このADF予約スタートルーチンS7では、本電子写真複
写機が温調ウエイト中か否かを判定(ステップS701)
し、温調ウエイト中であれば、プリントスイッチ50のオ
ンエッジにてADF使用か否かを判定する(ステップS702,
703)。ADF使用の場合には、原稿トレイ304に原稿があ
るか否かを判定し(ステップS704)、ADFスタート信号
を“1"とする(ステップS705)。
一方、プリントスイッチ50がオフのときは、ADF使用
か否かを判定する(ステップS706)。そして、ADF使用
の場合、原稿が定位置まで送られて原稿定位置信号が
“1"となる(ステップS707)と、自動ペーパーセレクト
モードか否かが判定される(ステップS708)。自動ペー
パーセレクトモードでない場合は、スタートメモリフラ
グを“1"とする(ステップS711)。自動ペーパーセレク
トモードの場合は、本発明が特徴とする第15図の自動ペ
ーパーセルクトルーチン(サブルーチンS709)をコール
し、サイズ不適合フラグが“0"であるか否かを判定する
(ステップS710)。上記サイズ不適合フラグが“0"であ
るか否かの判定において、サイズ不適合フラグが“0"と
判定すると、適合するサイズのペーパーがあるものと判
断し、スタートメモリフラグを“1"とし(ステップS71
0)、サイズ不適合フラグが“0"でないと判定すると、
適合するサイズのペーパーがないものと判断し、適合ペ
ーパーサイズ表示を点滅(ステップS712)し、ペーパー
セット待フラグを“1"とする(ステップS713)。
次に、温調ウエイト中に、ペーパーセット待フラグが
“1"で、適合ペーパーサイズが新たにセットされたのを
検出すると(ステップS714,715,716)、ペーパーセット
待フラグを“0"とし(ステップS717)、スタートメモリ
フラグを“1"とする(ステップS718)。
その後、温調ウエイト終了エッジを検出し(ステップ
S179)、スタートメモリフラグが“1"であるか否かを判
定する(ステップS720)。このスタートメモリフラグが
“1"である場合は、スタートメモリフラグを“0"とし
(ステップS721)、コピー開始フラグを“1"とし(ステ
ップS722)、スタートメモリフラグが“1"でない場合
は、ペーパーセット待フラグが“1"であるか否かを判定
する(ステップS723)。このペーパーセット待フラグが
“1"のときは、表示LED320cをオン、表示LED320a,320b
をオフとして(ステップS724)、APSモードを解除し、
マニュアルコピーモードに自動変換する。
以上に説明したADF予約スタートルーチンS7中に出て
来た自動ペーパーセレクトルーチンS709を第15図に示
す。
この自動ペーパーセレクトルーチンS709では、CPU3よ
り送信されてきた原稿サイズデータをCPU1内のAレジス
タにストアし(ステップS751)、第16図に示すペーパー
計算テーブルをコールする(サブルーチンS752)。この
サブルーチンS752では、原稿サイズと第12図のAPS倍率
変更ルーチンS5により設定されているコピー倍率の幅に
より、最適ペーパーサイズを見つけ(ステップS771)、
それをCPU1内のLレジスタにメモリし(ステップS772)
てリターンする。その後、Lレジスタの値が1つ前の原
稿のときと同じか否かを判定し(ステップS753)、Lレ
ジスタの値が前の原稿と同じで連続フラグが“1"の場
合、すなわち、マルチコピーなど、同サイズの原稿がDF
300に連続してセットされる場合は、給紙口は変えない
のでサイズ不適合フラグを“0"にしてリターンする(ス
テップS754,761)。そして、それ以外の場合は、既にセ
レクトされている給紙口をチェック(ステップS755)し
て、適合サイズがあればその給紙口をセレクトする。こ
れにより、既に選択されていた給紙口に適合サイズのペ
ーパーがセットされているときは、必ずこの給紙口が選
択され、ユーザーにとまどいを与えることがない。
一方、優先給紙口セットキー503もしくは504により、
優先給紙口がセットされていれば、まず、その給紙口を
チェック(ステップS756)して、適合サイズであればそ
の給紙口をセレクトする。
上記以外のときは、Lレジスタにメモリされたペーパ
ーサイズと上給紙カセット20のペーパーサイズとを比較
する(ステップS757)。そして、これらが等しく、しか
もペーパー種類が標準紙、すなわちセンサー401,402が
ともにオフならば(ステップS758)、サイズ不適合フラ
グを“0"にし(ステップS759)、上給紙口(第1給紙
口)をセレクトする(ステップS760)。これらが等しく
なければステップS762に進み、こんどは下給紙カセット
20のペーパーサイズとLレジスタにメモリされたペーパ
ーサイズとを比較する。そして、これらが等しく、しか
も、ペーパー種類が標準紙、すなわちペーパー種類スイ
ッチ401,402がともにオフならば(ステップS763)、サ
イズ不適合フラグを“0"にし(ステップS764)、下給紙
口(第2給紙口)をセレクトする(ステップS765)。第
1給紙口、第2給紙口いずれのペーパーサイズにも等し
くなければ、サイズ不適合フラグを“1"にする(ステッ
プS766)。
<d−7>コピー動作 第17図(a),第17図(b)および第17図(c)にコ
ピー動作ルーチンS8のフローを示す。
本実施例はADF予約スタートのルーチンを有している
ので、まず、第17図(a)に示すように、本電子写真複
写装置が温調ウエイト中であるか否かを判定し(ステッ
プS801)、温調ウェイト中である場合は、X1から第17図
(b)の各ステップに進む。
一方、温調ウェイト中でない場合は、プリントボタン
50のONエッジにおいて(ステップS802)、ペーパーエン
プティ表示52がオフである場合(ステップS803)、ADF
不使用ならば(ステップS804)、コピー開始フラグを
“1"にする(ステップS805)。ADF使用ならば(ステッ
プS804)、原稿トレイ304に原稿があるか否かを判定し
(ステップS806)、原稿がある場合は、DF300に対してA
DFスタート信号を“1"に、また、連続コピーフラグを
“1"する(ステップS807,709)。ペーパーエンプティ表
示52がオンならば(ステップS803)、X1から、次に進
む。
また、プリントスイッチ50のONエッジでないタイミン
グの時は(ステップS802)、ADF使用ならば(ステップS
810)、DF300からの原稿定位置信号が“1"になると(ス
テップS811)、ペーパーエンプティ表示がオフか否かを
判定する(ステップS812)。ペーパーエンプティ表示が
オンの場合は、X1から第17図(b)の各ステップに進
む。また、ペーパーエンプティ表示がオフの場合は、第
18図の自動倍率セレクトモードか否かを判定し(ステッ
プS813)、自動倍率セレクトモードである場合は、第18
図に示すフローを用いて説明する自動倍率セレクトルー
チンをコールする(サブルーチン814)。その結果、倍
率不適合フラグが“1"ならば(ステップS815)、表示LE
D320cを点灯し、表示LED320a,320bを消灯して、AMSモー
ドをマニュアルモードに自動的に切り換える(ステップ
S816)。
一方、上記倍率不適合フラグが“0"ならば、ADFのモ
ードが自動ペーパーセレクトモードのとき(ステップS8
17)、第15図において既に説明した自動ペーパーセレク
トルーチンをコールする(サブルーチンS709)。その結
果、サイズ不適合フラグが“0"ならば(ステップS81
9)、コピー開始フラグを“1"にする(ステップS82
0)。サイズ不適合フラグが“1"ならば、表示LED320cを
点灯し、表示LED320a,320bを消灯して、ADFのモードを
マニュアルモードに自動的に切り変える(ステップS82
1)。本実施例のように自動的にマニュアルモードにす
ることにより、ペーパーを探すのが面倒なユーザはその
ままプリントスタートすれば最適ペーパーでないにして
もコピーは取ることはでき、又、どうしても最適ペーパ
ーでなければならないときには最適ペーパーをセットす
れば良い。
以下の複写動作は、従来と同様である。第17図(b)
のステップS822においてコピー開始フラグが“1"になる
と、メインモーターM1、現像モーターをオンし、帯電チ
ャージャ、転写チャージャ等をオンさせ、コピー開始フ
ラグを“0"にし、T−A(タイマーA)、T−B(タイ
マーB)をセットする(ステップS823)。第1給紙口が
選択されていれば(ステップS824)、図示しない上給紙
ローラクラッチをオンする(ステップS825)。第2給紙
口が選択されていれば(ステップS826)、図示しない下
給紙ローラクラッチをオンする(ステップS827)。
ステップS828において、T−Aの判定をし、T−Aが
終了するタイミングであると、上下給紙ローラクラッチ
をオフさせる(ステップS829)。
ステップS101において、T−Bの判定をする(ステッ
プS830)。T−Bが終了するタイミングであると、スキ
ャン信号をオンする(ステップS831)。
第17図(c)のステップS832において、タイミング信
号が“1"になると、図示しないタイミングローラクラッ
チをオンし、T−Cをセットする(ステップS833)。
ステップS834において、T−Cが終了するタイミング
において、帯電・スキャン信号・タイミングローラクラ
ッチをオフする(ステップS835)。
ステップS836において、光学系のリターン信号が“1"
である時、即ち、リターンを開始すると、次に、マルチ
コピー分のコピーを終了したかを判定し(ステップS83
7)、していなければペーパーエンプティになったか否
かを判定して(ステップS846)、ペーパーエンプティで
ない場合は、コピー開始フラグを“1"にする(ステップ
S847)。
一方、マルチコピー分のコピーが終了すると、ADF使
用で(ステップS838)、原稿トレイ304に次の原稿がな
い場合(ステップS839)には、連続コピーフラグを“0"
にする(ステップS840)。ADF使用でなく(ステップS83
8)、まだ原稿トレイに次の原稿がある(ステップS83
9)場合は、連続コピーフラグは“0"とされない。
そして、一度定位置を離れたスキャナーがもどってき
て、定位置センサSW50をオンすると(ステップS841)、
現像モーター、転写を停止にし、T−Dをセットする
(ステップS842)。
T−Dが終了するタイミングにおいて(ステップS84
3)、メインモーターM1を停止する(ステップS844)。
そして、今までの処理の結果を出力する(ステップS84
5)。
次に、第17図(a)に出てきた自動倍率セレクトルー
チンS814を第18図により説明する。
この自動倍率セレクトルーチンS814では、CPU3により
検出され、送信された原稿サイズデータの縦長さをAレ
ジスタにストアする(ステップS81)。同様に、CPU3よ
りの原稿サイズデータ横長さをCPU1内のBレジスタにス
トアする(ステップS82)。
次に、ペーパーの縦長さをAレジスタにストアされて
いる原稿の縦長さで割り、結果(原稿に対するペーパー
の倍率)をAレジスタにストアする(ステップS83)。
同様に、ペーパーの横長さをBレジスタにストアされて
いる原稿の横長さで割り、結果(原稿に対するペーパー
の倍率)をBレジスタにストアする(ステップS84)。
そして、上記AレジスタとBレジスタにストアされて
いる倍率を比較し、小さい方の倍率をCPU1内のCレジス
タにストアする(ステップS85,86,87)。
次に、倍率補正フラグが“1"か否かを判定し(ステッ
プS88)、“1"である場合は、Cレジスタの値にその補
正率を掛けてその結果をCレジスタにストアし(ステッ
プS89)、“0"である場合はもとの値をCレジスタにス
トアする。
以上により求められたCレジスタの値が複写機の可能
な変倍範囲外であるか否かを判定し(ステップS90)、
上記Cレジスタの値が変倍範囲外である場合は、倍率不
適合フラグを1にする(ステップS91)。また、上記C
レジスタの値が変倍範囲内の場合は、倍率不適合フラグ
を“0"にし(ステップS92)、CPU2へCレジスタの値を
送信する(ステップS93)。
(e)ADFの動作(他のCPUとの通信) 第19図(a),(b)にDF300を制御するCPU3の概略
フローを示す。
CPU3にリセットがかかりプログラムがスタートする
と、RAMのクリア、各種レジスタの設定等のCPU3のイニ
シャライズ及び装置を初期モードにする為の初期設定を
行う(ステップS901)。
次に、CPU3に内蔵されており、その値はあらかじめ初
期設定でセットされた内部タイマーをスタートさせる
(ステップS902)。
次に、原稿コントロール(サブルーチンS903)の原稿
サイズ検出(サブルーチンS904)、及びモードセレクト
(サブルーチンS905)のサブルーチンを順次コールして
いく。すべてのサブルーチン処理が終わると、最初にセ
ットされた内部タイマーの終了を待って1ルーチンを終
了する(ステップS906)。この1ルーチンの時間の長さ
を使って、サブルーチンの中で登場してくる各種タイマ
ーのカウントを行う。(各種タイマー値は、この1ルー
チンを何回カウントしたかで、そのタイマーの終了を判
断する。) また、第20図(B)に示すように、CPU1とのデータ通
信(ステップS909)は、CPU1からの割込要求(ステップ
S907)によってメインルーチンと関係なく、割込ルーチ
ンにより行われる。
第20図に原稿コントロールルーチンS903を示す。
原稿トレイ304に原稿がある(原稿検出センサ311がオ
ン)の時(ステップS911)、CPU1からADFスタート信号
が“1"になると(ステップS912)、又は、原稿給紙フラ
グが“1"になるときは(ステップS913)、原稿給紙フラ
グを“0"にした後(ステップS914)、搬送ベルトモータ
ー301をオンにし、原稿給紙モーター302をオンする(ス
テップS915)。
次に、原稿給紙処理ルーチン(第21図参照)で処理を
行い(サブルーチンS916)、セットされた枚数分のスキ
ャンを終了すると(ステップS917)、スキャン終了フラ
グを“1"にする(ステップS918)。
スキャン終了フラグが“1"の時(ステップS919)、ス
キャン終了フラグを“0"にし(ステップS920)、原稿排
出処理ルーチン(第22図参照)を行う(サブルーチンS9
21)。
第21図に上記原稿給紙処理ルーチンS916のフローを示
す。
原稿が給紙されて原稿給紙センサ310がオンであると
(ステップS922)、フラグKを“1"にし、タイマーA1を
スタートさせる(ステップS923)。このタイマーA1は、
前の原稿を給紙しおわって次の原稿まで給紙してしまう
のを防ぐために原稿給紙モーター302を停止するときに
用い、原稿が搬送ベルト305の駆動を受ける位置に来る
までのタイマー値がセットされている。
次に、フラグKが“1"のときに(ステップS924)、原
稿給紙センサ310のオフエッジが来ると、即ち原稿の後
端を検出すると(ステップS925)、フラグKを“0"にし
てタイマーA2をスタートする(ステップS926)。タイマ
ーA2の値は、原稿の後端が原稿ガラスの原稿先端定位置
に達するまでの値がセットされる。
タイマーA1の終了で(ステップS927)、原稿給紙モー
ター302を停止する(ステップS928)。タイマーA2の終
了で(ステップS929)、搬送ベルトモーター301を停止
し(ステップS930)、また、CPU1へ原稿定位置信号を送
る(ステップS931)。
第22図に上記原稿排出処理ルーチンS921のフローを示
す。
原稿検出センサ311により原稿トレイにまだ次の原稿
があると判別される場合は(ステップS932)、原稿給紙
フラグを“1"にする(ステップS933)。
ない場合は、搬送ベルトモーター305を正転させ(ス
テップS934)、タイマーBをスタートさせる(ステップ
S935)。タイマーBは、原稿ガラス上の原稿(最長の場
合)が排出できる時間がセットされている。タイマーB
の終了で(ステップS936)、搬送ベルトモーター301を
オフする(ステップS937)。
第23図に上記原稿サイズ検出ルーチンS904のフローを
示す。原稿検出センサ311のONエッジで(ステップS93
8)、タイマーDUをスタートさせる(ステップS939)。
次に原稿検出センサ311のOFFエッジ、即ち原稿の後端が
通過したら(ステップS940)、タイマーDUをストップさ
せ(ステップS941)、その時の値に原稿搬送スピードを
掛けた値、即ち原稿の長さをAレジスタに格納する(ス
テップS942)。そのAレジスタの値が、182(mm)以下
であれば(ステップS943)原稿サイズがB5横であると判
定する(ステップS944)。また、210(mm)以下であれ
ば(ステップS945)A4横であると判定する(ステップS9
46)。さらに、257(mm)以下であれば(ステップS94
7)B5縦であると判定し(ステップS948)、297(mm)以
下であれば(ステップS949)A4縦であると判定し(ステ
ップS950)、364(mm)以下であれば(ステップS951)B
4であると判定し(ステップS952、そして、364(mm)を
越えると、A3であると判定する(ステップS953)。
この判定を正確に行なうには、センサ310の横にもう
1つ、原稿巾判別用のセンサを設け、このON,OFFを利用
して同じ長さで巾の異なる(例.A4横、A5縦等)ものを
識別するようにすればよい。
第24図に上記モードセレクトルーチンS905のフローを
示す。
モードセレクトスイッチ320をONすると、そのONエッ
ジで(ステップS954)で、LED320aが点灯、即ち自動ペ
ーパーセレクトモードがセレクトされていたら(ステッ
プS955)、自動倍率セレクトモードに(ステップS956,S
967)、LED320bが点灯、即ち自動倍率セレクトモードが
セレクトされたら(ステップS958)、マニュアルモード
に(ステップS959,S960)、それ以外の場合は、自動ペ
ーパーセレクトモードに(ステップS961,S962)それぞ
れ切り変える。
(発明の効果) 本発明に係る複写機においては、制御手段により、既
に選択されている給紙口に、画像形成される画像のサイ
ズに適した用紙が収容されているとき、その給紙口が他
の給紙口に優先して選択するように制御される。また、
既に選択されている給紙口に、画像形成される画像のサ
イズに適した用紙が収容されていないとき、画像形成さ
れる画像のサイズに適した用紙を収容する他の給紙口を
選択するように制御される。したがって、本発明によれ
ば、同じサイズで異なる色の複数種類の用紙が収容され
ていた場合、オーペレータが手動給紙選択モードで希望
する色の用紙を選択し、その用紙が画像形成する画像の
大きさに対して適切なサイズであるか確認したいときな
どに自動給紙選択モードに切り替えれば、その前に既に
選択されている給紙口を他の給紙口に優先して選択する
ので、他の給紙口に同じサイズで異なる色の用紙が収容
されていたとしても、オペレータの希望する色の用紙を
選択することができ、また、既に選択されている給紙口
に画像サイズに適した用紙がない場合には、別の給紙口
を選択するようにしているので、従来の自動用紙選択と
同様に、最適サイズの用紙が収容されている給紙口を選
択することができる、という顕著な効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる電子写真複写機の概
略断面説明図、 第2図(a),(b)は、それぞれ、ペーパーの色を設
定する機構を示す斜視図、 第3図は、複写機の操作パネルの平面図、 第4図は、ADFの操作パネルの平面図、 第5図は、複写機本体を制御するマイクロプロセッサCP
U1への入出力を示す回路図、 第6図は、光学系を制御するマイクロプロセッサCPU2へ
の入出力を示す回路図、 第7図は、ADFを制御するマイクロプロセッサCPU3への
入出力を示す回路図、 第8図は、複写機本体を制御するプログラムのメインル
ーチンのフローチャート、 第9図(a)及び第9図(b)はそれぞれ、ペーパーセ
レクトのサブルーチンのフローチャート、 第10図は、ペーパーサイズコード変換のサブルーチンの
フローチャート、 第11図は、変更キー処理のサブルーチンのフローチャー
ト、 第12図は、APS倍率変更のサブルーチンのフローチャー
ト、 第13図は、AMS倍率変更のサブルーチンのフローチャー
ト、 第14図は、ADF予約スタートのサブルーチンのフローチ
ャート、 第15図は、自動ペーパーセレクトのサブルーチンのフロ
ーチャート、 第16図は、ペーパー計算テーブルからペーパーサイズを
選択するサブルーチンのフローチャート、 第17図(a),第17図(b)及び第17図(c)は、それ
ぞれコピー動作ルーチンのフローチャート、 第18図は、自動倍率セレクトルーチンのフローチャー
ト、 第19図(a),(b)は、自動原稿供給装置(ADF)を
制御するマイクロプロセッサCPU3のプログラムのメイン
ルーチンのフローチャート、 第20図は、原稿コントロールのサブルーチンのフローチ
ャート、 第21図は、原稿給紙処理のサブルーチンのフローチャー
ト、 第22図は、原稿排出処理のサブルーチンのフローチャー
ト、 第23図は、原稿サイズ検出のサブルーチンのフローチャ
ート、 第24図は、モードセレクトのサブルーチンのフローチャ
ートである。 1……複写機本体、2……感光体ドラム、 11……原稿ガラス、12……露光レンズ、 16……変倍レンズ、20……上給紙カセット、 21……下給紙カセット、 52……ペーパーエンプティ表示、 201……複写機本体を制御するCPU、 300……原稿搬送ユニット、 310……原稿サイズ検出スイッチ、 320……モードセレクトキー、 320a……自動ペーパーセレクト表示LED、 401〜404……ペーパー種類検出センサ、 410〜417……ペーパーサイズ検出センサ、 420,421……ペーパーエンプティ検出センサ、501……AP
S変更キー、 502……AMS変更キー、 503,504……優先給紙セットキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−31833(JP,A) 特開 昭58−16260(JP,A) 特開 昭58−95039(JP,A) 特開 昭54−42147(JP,A) 特開 昭57−185055(JP,A) 特開 昭54−84733(JP,A) 特開 昭62−270974(JP,A) 実開 昭56−83744(JP,U) 実開 昭62−157733(JP,U) 特公 平3−43178(JP,B2) 特公 平2−35306(JP,B2) 特公 平2−30974(JP,B2) 特公 昭61−23141(JP,B2) 特公 平1−24696(JP,B2) 実公 昭58−54437(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を供給するための複数の給紙口を備
    え、該複数の給紙口から一つの給紙口を選択し、該選択
    された給紙口から供給された用紙上に画像を形成する自
    動ペーパーセレクト機能を備えた複写機であって、 操作者が該複数の給紙口の中から一つの給紙口を選択す
    る手動給紙選択手段と、 画像形成される画像のサイズを検出する画像サイズ検出
    手段と、 画像のサイズに応じて自動的に該複数の給紙口の中から
    一つの給紙口を選択する自動給紙選択モードと前記手動
    給紙選択手段により給紙口を選択する手動給紙選択モー
    ドとを選択するモード選択手段と、 自動給紙選択モードが選択された場合、該選択の前に既
    に選択されている給紙口に画像形成される画像サイズに
    適した用紙が収容されているときは、その給紙口を他の
    給紙口に優先して選択し、既に選択されている上記給紙
    口に画像形成される画像のサイズに適した用紙以外の用
    紙が収納されているときは、画像形成される画像のサイ
    ズに適した用紙を収容する他の給紙口を選択するように
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする、自動ペ
    ーパーセレクト機能を備えた複写機。
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