JP2540755Y2 - 液晶表示器用のバックライト装置 - Google Patents

液晶表示器用のバックライト装置

Info

Publication number
JP2540755Y2
JP2540755Y2 JP1993048642U JP4864293U JP2540755Y2 JP 2540755 Y2 JP2540755 Y2 JP 2540755Y2 JP 1993048642 U JP1993048642 U JP 1993048642U JP 4864293 U JP4864293 U JP 4864293U JP 2540755 Y2 JP2540755 Y2 JP 2540755Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
flat portion
light source
liquid crystal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993048642U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714435U (ja
Inventor
正廣 安武
昭生 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP1993048642U priority Critical patent/JP2540755Y2/ja
Publication of JPH0714435U publication Critical patent/JPH0714435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540755Y2 publication Critical patent/JP2540755Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液晶表示器を背面から照
明を行うときに用いられるバックライト装置に関するも
のであり、詳細には前記バックライト装置における照明
ムラの防止手段に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のバックライト装置90の
構成の例を示すものが図6であり、板状の透明な導光板
91の両側端に適宜数の光源孔92を設けるなどして電
球、LEDなどの光源93を挿入し、この光源93から
の光が導光板91の板内に照射され内面反射により比較
的遠方まで減衰することなく伝達できるようにすると共
に、導光板91の背面91a側には梨地面など散光処理
94が施され、前記した内面反射で伝達された光を前記
散光処理94により拡散させ、このバックライト装置9
0の前方に設置された液晶表示器10を背面から照明す
るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成のバックライト装置90においては、光源
93の近傍が他の部分よりも明るく成ることが避けられ
ず、これにより、液晶表示器10の表示面に照明ムラを
生じて表示品位が低下すると言う問題点を生じ、この点
の解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】尚、上記の課題を解決するために、前記導
光板91の前面91b側の明るくなる部分に対応して、
例えば黒色の不透明塗料によりマスク95を形成し、照
明ムラをなくする方法も提案されているが、この場合に
は照度は暗い部分に基準が置かれて調整が行われるもの
となるので、光源93からの光の損失が多くなり、表示
面が暗くなると言う別の問題点を生じ、本質的な解決策
とは成らないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、透明板の端
部に光源が配置された導光板内に光を導き、背面に施さ
れた散光処理により前方方向を照明して成る液晶表示器
用のバックライト装置において、前記導光板の背面であ
り且つ光源が配置された近傍の中央側の部分には、光源
から導光坂内に導かれた光の一部を中央側の光源遠方へ
全反射する島状の平坦部が設けられると共に、該平坦分
と光源が配置された端部との間及び島状の平坦部の周囲
を含む平坦部以外の背面の略全面には散光処理が施され
ており、前記平坦部の一部分にはこの平坦部にて反射さ
れる光の一部を吸収する黒色処理が必要に応じて施され
ていることを特徴とする液晶表示器用のバックライト装
置を提供することで照明ムラを解消し課題を解決するも
のである。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本考案に
係るバックライト装置であり、このバックライト装置1
は例えば透明樹脂などの導光板2で板状に形成されるも
のであり、両端部には適宜数の光源孔3が設けられて夫
々に光源4が挿入され板内に光が照射されると共に、こ
の導光板2の背面2a側には梨地処理などによる散光処
理5が施されるものとされている点は従来例のものと同
様である。
【0007】ここで、本考案においては前記導光板2の
背面2aであり且つ前記光源孔3に近接する中央側の部
分には、前記散光処理5が施されることのない平坦部6
が設けられるものとされ、加えて前記平坦部6には、例
えば黒色塗料の塗装による黒色処理7が施されているも
のとされている。
【0008】このときに、前記平坦部6の形状は、図2
に示すように矩形状としたものでも良く、或いは、図3
に示すように前記光源孔3と同芯とした円弧状としたも
のでも良く、更には図示は省略するが三日月型などの形
状としても良いものであり、要は後に説明する作用を奏
するのに適する形状として形成すれば良い。また、前記
平坦部6に施される黒色処理7は必ずしも、この平坦部
6の全面に渡り施される必要はないものであり、この点
についても後に詳細に説明する。
【0009】次いで、上記の構成とした本考案のバック
ライト装置1の作用及び効果について説明を行う。先
ず、平坦部6の作用については、導光板2の背面2aに
散光処理5に換えて平坦部6が設けられたことで、この
平坦部6の部分は反射面となり、光源4からの光は内面
反射して導光板2の前面2bに向かうものとなり、前記
前面2bに達した後には再度反射して背面2aに達し、
この場所に施された散光処理5により拡散して、導光板
1の前方に設けられた液晶表示器10を背面から照明す
るものとなる。
【0010】従って、背面2aに平坦部6が設けられた
位置は拡散光を生じることはなく、この平坦部6に対応
する導光板2の前面2bはこの部分からの照明が行われ
ずに周辺からの拡散光のみにより照明が行われるものと
なり明るさが低下する。よって、前記平坦部6の光源4
からの距離及び平坦部6の面積、形状を適正なものとし
て設定することで、光源4の近傍が他の部分より明るく
なる照明ムラは基本的に解消されるものとなる。
【0011】また、前記平坦部6の別な作用としては上
記にも説明したように、この平坦部6に達した光を全反
射させ、更に導光板2の前面2bで全反射させることで
再び背面2aに回帰させ、この場所で散光処理5により
拡散して照明光とするものであるので、平坦部6に達す
る光は光源4から、より遠い位置の照明光として使用さ
れるものとなり、光量の有効利用が図れるものとなる。
【0012】続いて、黒色処理7の作用について説明を
行えば、この黒色処理7は基本的に前記平坦部6により
生じる反射光の減光手段、言い換えれば照明ムラの解消
の更なる微調整として行われるものであり、前述のよう
に前記平坦部6が反射面として作用した場合、例えば導
光板2の板厚などの条件によっては、この平坦部6で生
じる反射光に有効利用が図れず、逆に照明ムラの要因と
なる場合も生じる可能性がある。
【0013】このような場合に前記平坦部6に対して行
われるのが黒色処理7であり、平坦部6の例えば一部分
に黒色塗料の塗装を行うことで成されるものである。こ
のようにすることで前記平坦部6の黒色処理7は、この
平坦部6に達した光は吸収され反射を行わせないものと
する。よって、前記平坦部6からの反射光が有害である
場合にはその部分に黒色処理7を施すことで、目的を達
するものとなる。
【0014】よって、前記黒色処理7は平坦部6の全面
に渡り施す必要は必ずしもないものであり、例えば光源
4の形状、設けられる位置、光量などに応じて最適な状
態が得られるように設定されれば良く、極端な場合に
は、黒色処理7が施されない平坦部6とされても良いも
のである。
【0015】図4に示すものは本考案の別な実施例であ
り、前の実施例が導光板2のみでバックライト装置1を
形成していたのに対し、この実施例では更に反射板を設
けることで一層の照明効率の向上を可能とするものであ
る。このときに、前記した反射板として前記液晶表示器
10を駆動するための回路などが搭載されたプリント基
板8を兼用させるものであり、従って、前記プリント基
板8は前記導光板2と略平行に設置されるものとされ、
その表面8a側には必要に応じて白色塗装などが施され
る。
【0016】また、この実施例においても当然に照明ム
ラの防止手段は用意されるものであるが、前の実施例の
ように導光板2に平坦部6として設けられることはな
く、前記プリント基板8上に例えば黒色印刷膜9aを形
成することで非反射部9が設けられるものとされ、その
設けられる位置は前記平坦部6と同様に光源4が配置さ
れた近傍であり且つバックライト装置1の中央側とされ
ている。
【0017】このようにしたことで、光源4からの光の
散光処理5に達して漏出する一部の光も、前記プリント
基板8により反射させて再度導光板2内に復帰させるも
のとなるので照明効率が向上する。このときに光源4の
近傍においては依然として照明ムラを生じるものとなる
ので、この実施例では前記プリント基板8に黒色印刷9
aを行い非反射部9とすることでこの部分での反射をな
くして調整するものである。
【0018】図5に示すものは本考案の更に別の実施例
であり、前の実施例が非反射部9を形成するのにプリン
ト基板8上に黒色印刷膜9aを形成することで非反射部
9としていたのに対し、この実施例では前記プリント基
板8の形成時の工程を利用するなどして、非反射部9と
して開口部9bを形成するものである。尚、この実施例
における作用、効果は前の実施例と全くに同様であるの
で、ここでの詳細な説明は省略する。
【0019】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、導
光板の背面であり且つ光源が配置された近傍の中央側の
部分には、光源から導光坂内に導かれた光の一部を中央
側の光源遠方へ全反射する島状の平坦部が設けられると
共に、該平坦分と光源が配置された端部との間及び島状
の平坦部の周囲を含む平坦部以外の背面の略全面には散
光処理が施されており、前記平坦部の一部分にはこの平
坦部にて反射される光の一部を吸収する黒色処理が必要
に応じて施されている液晶表示器用のバックライト装置
としたことで、バックライト装置の最も明るくなる部分
に平坦部あるいは非反射部を設け、光源からの光を減光
させて光量を調整し、これにより前方に配置される液晶
表示器の照明が均一に行えるものとして、表示品質の向
上に極めて優れた効果を奏するものである。
【0020】また、平坦部を設けたことで、この平坦部
は光源からの光を全反射して一層に遠方に到達させるも
のとなり、これによりマスキングなど他の光量の均一化
の手段に比較して光量損失を少ないものとし、照明効率
の向上にも優れた効果を奏するものとなる。更には、黒
色処理の追加により一層の微調整も可能とし、以て照明
の均一化を一層に向上させるものとする。更には、プリ
ント基板に反射板を兼用させることで、一層に明るいバ
ックライト装置の提供を可能とすると共に、非反射部に
よりその状態における照明ムラも解消可能とするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る液晶表示器用のバックライト装
置の一実施例を示す断面図である。
【図2】 同じ実施例の平坦部の形状の例を示す説明図
である。
【図3】 同じく別の平坦部の形状の例を示す説明図で
ある。
【図4】 同じく本考案に係る液晶表示器用のバックラ
イト装置の別の実施例を示す断面図である。
【図5】 同じく本考案に係る液晶表示器用のバックラ
イト装置の更に別の実施例を示す断面図である。
【図6】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……バックライト装置 2……導光板 2a……背面 2b……前面 3……光源孔 4……光源 5……散光処理 6……平坦部 7……黒色処理 8……プリント基板 9……非反射部 9a……黒色塗装膜 9b……開口部 10……液晶表示器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明板の端部に光源が配置された導光板
    内に光を導き、背面に施された散光処理により前方方向
    を照明して成る液晶表示器用のバックライト装置におい
    て、前記導光板の背面であり且つ光源が配置された近傍
    の中央側の部分には、光源から導光坂内に導かれた光の
    一部を中央側の光源遠方へ全反射する島状の平坦部が設
    けられると共に、該平坦分と光源が配置された端部との
    間及び島状の平坦部の周囲を含む平坦部以外の背面の略
    全面には散光処理が施されており、前記平坦部の一部分
    にはこの平坦部にて反射される光の一部を吸収する黒色
    処理が必要に応じて施されていることを特徴とする液晶
    表示器用のバックライト装置。
JP1993048642U 1993-08-16 1993-08-16 液晶表示器用のバックライト装置 Expired - Lifetime JP2540755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993048642U JP2540755Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 液晶表示器用のバックライト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993048642U JP2540755Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 液晶表示器用のバックライト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714435U JPH0714435U (ja) 1995-03-10
JP2540755Y2 true JP2540755Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=12809029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993048642U Expired - Lifetime JP2540755Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 液晶表示器用のバックライト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540755Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051124A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Nippon Denyo 導光板および平面照明装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013005553A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 シャープ株式会社 面発光装置及び液晶表示装置
JP2021131935A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社ジャパンディスプレイ 照明装置および表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446485B2 (ja) * 1984-04-12 1992-07-30 Nippon Denki Kk

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454088U (ja) * 1987-09-30 1989-04-04
JPH02142820U (ja) * 1989-04-28 1990-12-04
JPH0446485U (ja) * 1990-08-24 1992-04-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446485B2 (ja) * 1984-04-12 1992-07-30 Nippon Denki Kk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051124A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Nippon Denyo 導光板および平面照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714435U (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2945318B2 (ja) 面光源装置
KR100285517B1 (ko) 액정표시장치
KR20040048486A (ko) 백라이트 어셈블리
JPH01241590A (ja) 面照明装置
US6867829B2 (en) Back light device and a liquid crystal display applying thereof
JP3695994B2 (ja) 面光源装置、導光板及び表示装置
JPS63309918A (ja) バックライト装置
JP2540755Y2 (ja) 液晶表示器用のバックライト装置
JPH10170919A (ja) 液晶表示装置
JPH07288023A (ja) バックライトユニット
KR19980021179A (ko) 광학적 균일성 향상을 위한 백라이트 구조
JPH0527238A (ja) 液晶用照明装置
JP4195548B2 (ja) 照光装置
KR20070079259A (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비하는 액정표시장치
JPH06273761A (ja) バックライトユニット
JPH08262235A (ja) 照明装置
CN208172453U (zh) 具有光扩散结构的背光模组及对应的液晶显示装置
KR100292333B1 (ko) 액정표시패널의 백라이트 광원용 면조명장치
KR19980020174A (ko) 굴곡형 액정 표시 장치의 백라이트 구조
JP3004555B2 (ja) バックライトの端部輝度調光手段
JP3222186B2 (ja) 面発光装置
JP3271833B2 (ja) コ字状線光源型面発光装置
KR20030054899A (ko) 백라이트 어셈블리
JPH04275526A (ja) 照明装置
JP2001051616A (ja) 照明用散光板

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term