JP2540664Y2 - 電線皮はぎ器の電線心出し機構 - Google Patents

電線皮はぎ器の電線心出し機構

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JP2540664Y2 JP1991104498U JP10449891U JP2540664Y2 JP 2540664 Y2 JP2540664 Y2 JP 2540664Y2 JP 1991104498 U JP1991104498 U JP 1991104498U JP 10449891 U JP10449891 U JP 10449891U JP 2540664 Y2 JP2540664 Y2 JP 2540664Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、高圧配電線の間接活
線工事における分岐接続作業や電線の端末処理に用いら
れる電線皮はぎ器に係り、詳しくは、突起付き電線の被
覆を確実にはぎ取るための電線皮はぎ器の電線心出し機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】活線の分岐接続工事等に用いられる電線
皮はぎ器としては、たとえば実開昭63−176307
号公報で開示された、いわゆる中間皮はぎ器がある。こ
の皮はぎ器は、工具本体に設けた油圧モータに連動する
歯車によって駆動され、かつ軸心に向けた略U字形の口
開き部が形成された出力ギアと、この出力ギアに連結さ
れて一体回転し電線をその長手方向に沿って取り込む略
U字形の口開き部が形成され、かつ電線被覆を円周方向
にはぎ取るカッターを備えたカッターブラケットと、こ
のカッターブラケットと連動回転し、かつ電線をその長
手方向に沿って保持する略U字形の口開き部が形成され
た電線ホルダで構成されている。油圧源からの圧油によ
ってカッターブラケットともども電線ホルダが回転する
ことで、カッターブラケットの口開き部に取り込まれた
電線の被覆をカッターではぎ取るものである。
【0003】ところで、電線には多種多様のものがあ
り、近年では図9に示すような電線長手方向の被覆に、
連続する突起を形成した水密電線1(突起付き電線)が
ある。この水密電線1は複数の素線2を縒った間にコン
パウンド3が充満されており、その外周に被覆4が接着
されたものである。そして、被覆4の長手方向の対向位
置には、他の電線との識別を図るため、連続する突起5
を形成してある。
【0004】この水密電線1は、電線の端末接続部や被
覆4の僅かなキズから雨水等が入ることにより、雨水が
浸透して素線の腐食,発熱を生じて、さらには断線する
といった不具合が生じるのを防止するために開発された
ものである。また、他の突起付き電線としては、豪雪地
方に見られる難着雪用電線がある。この難着雪用電線も
水密電線同様に長手方向の対向位置に連続する突起が形
成され、電線に積もる雪に対して電線が自重で回って、
雪を落とすために設けられたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
中間皮はぎ器で水密電線1を皮はぎしても、図9に示す
ように、被覆4がはぎ取られた部位にコンパウンドが残
ったり、特に両端には被覆のはぎ残りがあるなど被覆残
り6が生じた。この被覆残りが生じると、分岐接続する
電線との接触不良をおこすため、はぎ取り性能の合格基
準等を設けてミリ単位で厳しく規制されており、被覆残
りの皆無が要求されている。
【0006】被覆残りが生じる原因としては、電線を取
り込むカッターブラケット口開き部のフトコロ寸法を水
密電線1の出し入れの都合上、突起5がどの位置で取り
込まれても対応できるように、いわゆる突起高さを含ん
だ電線架空外径より大きく形成してあるためで、フトコ
ロ内での水密電線は大きなガタつきが生じて、カッター
刃先の軌跡が真円を描けないからである。これに加え
て、コンパウンドが充填された水密電線の内、被覆との
接着度合が比較的強い電線では、カッターによる被覆の
剥離抵抗が大きく作用して、やはり刃先軌道は真円を描
けず、変形楕円軌道を描いたりするためである。
【0007】以上のように、素線2と被覆4の界ぎりぎ
りをカッターが真円の刃先軌道で被覆4をはぎ取らない
と被覆残り6が生じるので、分岐接続する電線との接触
性能を悪くする不具合があった。
【0008】この考案は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、突起付き電線の皮はぎ性能を向上する電線皮はぎ
器の電線心出し機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記課題を
解決するため、長手方向に突起を有する突起付きの電線
をその長手方向に沿って取り込む略U字形の口開き部が
形成され、かつばねによる付勢力で電線被覆に食い込み
該電線被覆を円周方向にはぎ取るカッターを備え油圧
源からの圧油によって回転駆動するカッターブラケット
と、このカッターブラケットと連動回転し、かつ上記電
線をその長手方向に沿って保持する略U字形の口開き部
が形成された電線ホルダからなる電線皮はぎ器におい
て、上記カッターブラケットの口開き部に、取り込む上
記電線の長手方向に沿って2列に複数の尖り先突部を上
記カッターの刃先と対向状態に突設し、上記カッターの
刃先と上記尖り先突部とで上記突起を除いた上記電線の
外周を支持すると共に上記カッターブラケットの回転に
より上記尖り先突部が上記電線の突起を潰して該電線の
周面上を摺動する電線の支持状態で、上記カッターの刃
先が上記電線の電線被覆に食い込み上記電線の素線との
界において該素線と同心の円軌道を回転して上記電線被
覆を剥離するようになしたことを特徴とする電線皮はぎ
器の電線心出し機構を構成したものである。
【0010】
【作用】この考案の電線心出し機構によると、カッター
ブラケットの口開き部に突起付き電線の突起を潰すため
の尖り先突部が設けられているので、尖り先突部とカッ
ター刃先とで突起を除く電線被覆外周を支持することが
でき、カッターブラケットの回転に伴ってカッター及び
尖り先突部が電線の円周方向に回転し始めると、電線の
突起が尖り先突部に当たって潰される。このような電線
の支持状態で、電線は口開き部内でガタつくことがなく
回転し、またカッター刃先は、ばねの付勢力で電線被覆
に食い込み、さらに、電線被覆と素線との界において突
起を除いた電線被覆外周と等間隔即ち素線と同心の円軌
道で電線被覆をはぎながら回転する。したがって、電線
被覆と素線との界において電線被覆を確実にはぎ取るこ
とができ、被覆残りが生じない。
【0011】
【実施例】この考案に係る一実施例を中間皮はぎ器を例
にして説明する。図1は中間皮はぎ器の正面断面図、図
2は中間皮はぎ器の一部破断の右側面図、図3は中間皮
はぎ器の一部破断の左側面図、図4は中間皮はぎ器の一
部破断の平面図である。
【0012】図1に示す中間皮はぎ器Aは高圧油圧源に
適応する工具であって、ホルダキャップ10aに非回転
状に案内されるピストン作動によって直線運動を回転運
動に変換するスクリュー軸23ならびにチェンジナット
25からなる駆動力変換部20と、チェンジナット25
に連結されたベベルギア31と噛合関係にあり出力ギア
34に回転駆動力を伝達するギア群30と、出力ギア3
4に連結されて一体回転し電線中途部の被覆をカッター
46で円周方向にはぎ取る電線取り込み用口開き部41
を有するカッターブラケット40と、電線の飛び出しを
防止するためカッターブラケット40と連動回転自在に
設けられる電線保持用口開き部51を有する電線ホルダ
50で構成されている。
【0013】詳しくは、ホルダキャップ10aはその胴
部を六角柱形状に形成してあり、ピストン22の六角形
状の挿通孔に嵌合させてある。油圧源からの圧油はカッ
プラ10,ホルダキャップ10aを介してシリンダ21
に供給され、ピストン22を非回転状態に上昇すること
でスクリュー軸23を上動する。スクリュー軸23はそ
の周面に形成された雄ねじを、軸受24によって回転自
在に支持されたチェンジナット25に噛合してあり、こ
のチェンジナット25に連結されたベベルギア31を回
転自在にしてある。なお、符号26は復帰用ばね,27
はスラスト軸受である。以上の駆動力変換部20によっ
て、ピストン22の直線運動を回転運動に変換可能にす
る。
【0014】工具本体の側部には、図1および図2に示
すようにギアハウジング11を設けてあり、上記ベベル
ギア31から噛合伝達される従動ギア32と、アイドル
ギア33を介して回転する出力ギア34が納められてい
る。従動ギア32はベベルギア31に噛合させた小ベベ
ルギア35に軸嵌した伝動軸36に軸嵌されており、さ
らに従動ギア32の一方向回転のみを可能にするワンウ
エイクラッチ37を介装してある。一方、出力ギア34
はその歯部から軸心方向に向けた略U字形の口開き部を
形成してあるため、上記のとおり従動ギア32との間に
2個のアイドルギア33を介在してある。以上のギア群
30の構成によって、ベベルギア31からの回転駆動力
は出力ギア34に伝達される。
【0015】そして、電線の飛び出しを防止するため、
略U字形の電線保持用口開き部51を形成した電線ホル
ダ50を、ギアハウジング11の側方から着脱可能に取
り付けてある。この電線ホルダ50はその胴部をギアハ
ウジング11に固着された固定ブラケット12に嵌挿す
るとともに、胴部先端の外周面にわたり形成した凹部
を、可動ブラケット13の内周面に突出させたボールプ
ランジャ14に嵌着する構成としている。
【0016】上記出力ギア34はボルトによって可動ブ
ラケット13を一体回転可能に固着してあり、さらに可
動ブラケット13はその内周面に突出する係合ピン16
ならびに着脱ピン15によって、上記カッターブラケッ
ト40と電線ホルダ50を一体回転可能にしてある。
【0017】カッターブラケット40は略U字形の電線
取り込み用口開き部41を形成してあり、その一側端部
には図1,図3および図4に示すように、ホールドピー
ス42を介してホールドブラケット43を回転自在に設
けてある。これらホールドピース42ならびにホールド
ブラケット43は、カッターブラケット40の口開き部
41と同形の口開き部をそれぞれ形成してある。またホ
ールドブラケット43は、ボルト44によって工具本体
に係止され、位置決めならびに回転止めとなる固定金具
45を設けてある。さらに、カッターブラケット40の
上部には、刃先46aをフトコロ内に向けたカッター4
6を取り付けてあり、図3において反時計回りにカッタ
ー46が回転することで、口開き部41に取り込んだ水
密電線1の被覆4を円周方向にはぎ取るようにしてあ
る。符号47はカッター46を上部から押圧する板ばね
あって、カッター回転時、素線との界までカッター刃
先46aが被覆4に食い込みできるように設定してあ
る。以上の構成から、出力ギア34の回転によって水密
電線1を取り込んで回転するカッターブラケット40な
らびに電線ホルダ50と共に、固定状態のホールドブラ
ケット43は電線を抱持して電線の飛び出しを防止す
【0018】ここで電線心出し機構である突部について
説明する。上記カッターブラケット口開き部41の底部
には、図1に示すように4個の尖り先突部としての尖り
先ねじ60a、60a′と4個の丸先ねじ60b、60
b′からなる合計8個の突部60をフトコロ内に向けた
カッター46に対向する位置に突設してある。これら突
部60はカッターブラケット口開き部41の底部に形成
しためねじ部に螺合させてあり、ねじ頭側をシリコンで
充填してある。図5は図1のV-V 線断面図、図6は図1
のVI-VI 線断面図、図7は突起付き電線の皮はぎ作用を
説明するためのカッターブラケット側面を示す説明図、
図8は電線の皮はぎ作用を説明するためのカッターブラ
ケット正面を示す説明図である。
【0019】図1、図4および図7に示すように、尖り
先ねじ60a,60a′および丸先ねじ60b,60
b′は、カッターブラケット口開き部41の長手方向に
電線軸心方向とそれぞれ平行に前後2列に配列してあ
る。前列の2個の尖り先ねじ60aと2個の丸先ねじ6
0bは、フトコロに取り込まれる水密電線1の軸心位置
より手前の口開き側に配列してあるとともに、後列の2
個の尖り先ねじ60a′と2個の丸先ねじ60b′は、
フトコロ奥の曲面に前列に平行して配列してある。前後
の尖り先ねじ60a,60a′は、カッター46の刃先
幅寸法内の等間隔位置に設けられ、また左右前後の丸先
ねじ60b,60b′はカッター46の刃先幅寸法内を
避けた外側の両側に等間隔に設けてある。
【0020】一方、カッターブラケット口開き部41
は、図7に示すように水密電線1の突起5がどの向きに
あっても取り込めるように、フトコロ寸法Xを突起高さ
を含む電線架空外径Yより大きく形成してある。前列の
尖り先ねじ60aは、その尖端までの高さを後列の尖り
先ねじ60a′より僅かに高く調整して(図5参照)、
これら尖り先ねじ60a,60a′とカッター刃先46
aで電線被覆外径Zを押さえる位置決め作用をするとと
もに、尖り先ねじ60a,60a′の尖端で水密電線1
の突起5の形を崩すための潰す作用と、カッターブラケ
ット40の回転中に水密電線1がガタつくのを抑制する
作用がある。
【0021】また、丸先ねじ60b,60b′は、図8
に示すように皮はぎ部位両側の被覆4に当接させて、被
覆4を極力傷つけないようにするためのもので、ねじ先
に樹脂ボールを取り付けてある。そして、図6に示すよ
うに先端までの高さを後列の丸先ねじ60b′より前列
の丸先ねじ60bのほうを僅かに高くしてある。しかも
前列の丸先ねじ60bの高さは、後列の尖り先ねじ60
a′と略同等の高さに調節されている。
【0022】以上のように突部60を構成することによ
り、カッターブラケット口開き部41に水密電線1を取
り込んで中間皮はぎ器Aを作動すると、駆動源からの圧
油によって、図1に示す駆動力変換部20、ギア群30
を経てカッターブラケット40ならびに電線ホルダ50
を回転する。カッターブラケット口開き部41は水密電
線1の突起5がどの向きにあっても、フトコロ寸法Xに
よって取り込み可能である。フトコロ寸法Xを大きく形
成してあっても、突部60の支持によって水密電線1が
ガタつくことがない。
【0023】図7に示すように、カッター46及び尖り
先突部としての尖り先ねじ60a、60a′に当たって
潰される(あるいは押圧される)ので、尖り先ねじ60
a.60a′とカッター刃先46aで電線被覆外径Z
分を支持し、ガタつきなく位置決めすることができる
これにより、水密電線1の軸心を心出しすることにな
り、付設する板ばね47の押圧力でカッター刃先46a
が、図示の軌道aのように、被覆4内に食い込み、素線
2と被覆4との界部分において電線被覆外径Zと等間隔
の即ち素線2と同心の円軌道を回転する。したがって、
カッター刃先46a水密電線1の被覆4と素線2の界
ぎりぎりの位置で2回転移動させることにより、コンパ
ウンド3を残さず、また、はぎ取り部の両端においても
はぎ残りがなく、確実に被覆をはぎ取るので、皮はぎ性
能を向上する。
【0024】以上のように構成される中間皮はぎ器A
は、図示しない油圧共用棒の先端に着脱自在に取り付け
られる。油圧共用棒は絶縁パイプ内に圧油を供給するホ
ースを挿通した操作スイッチを備える遠隔操作用の介在
部材であり、基端部のカプラーはホースを介して高所作
業車バケット内の高圧油圧源取り出し口に接続し、先端
のカプラーには中間皮はぎ器Aのカプラー10を接続す
るようにしてある。この油圧共用棒には上記中間皮はぎ
器Aのほか、電線工事の一連の作業上必要な高圧油圧源
の圧油によって作動するカッターや圧着器にも共通して
使用可能である。
【0025】なお、上記実施例は活線工事の分岐接続作
業に用いられる中間皮はぎ器を例に説明したが、電線の
端末を処理する皮はぎ器として適用可能である。さら
に、この考案は突起付き電線をその対象としているが、
突起のない通常の電線にも使用可能なことは勿論のこと
である。
【0026】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
カッターブラケットの回転に伴ってカッター及び尖り先
突部が電線の円周方向に回転し始めると、電線の突起が
カッターブラケット口開き部の尖り先突部に当たって潰
される。このため、尖り先突部とカッター刃先が突起を
除いた電線被覆外周を支持した電線の支持状態が維持さ
れ、カッターブラケット口開き部内で電線がガタつくこ
となく、カッター刃先が電線被覆内に食い込み電線被覆
外径と等間隔の即ち素線と同心の円軌道を回転すること
ができ、したがって、電線被覆と素線との界の位置にお
いて電線被覆を確実にはぎ取ることができるので、被覆
残りがなく、皮はぎ性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る中間皮はぎ器の正面断面図であ
る。
【図2】この考案に係る中間皮はぎ器の一部破断の右側
面図である。
【図3】この考案に係る中間皮はぎ器の一部破断の左側
面図である。
【図4】この考案に係る中間皮はぎ器の一部破断の平面
図である。
【図5】図1のV-V 線断面図である。
【図6】図1のVI-VI 線断面図である。
【図7】突起付き電線の皮はぎ作業を説明するためのカ
ッターブラケット側面を示す説明図である。
【図8】突起付き電線の皮はぎ作業を説明するためのカ
ッターブラケット正面を示す説明図である。
【図9】水密電線を説明するための一部破断の斜視図で
ある。
【符号の説明】
A:中間皮はぎ器 X:フトコロ寸法 Y:電線架空外径 Z:電線被覆外径 1:水密電線(突起付き電線) 2:素線 3:コンパウンド 4:被覆 5:突起 20:駆動力変換部 23:スクリュー軸 25:チェンジナット 30:ギア群 31:ベベルギア 34:出力ギア 40:カッターブラケット 41:カッターブラケット口開き部 43:ホールドブラケット 46:カッター 46a:カッター刃先 50:電線ホルダ 51:電線ホルダ口開き部 60:突部 60a:(前列の)尖り先ねじ、(尖り先突部) 60a′:(後列の)尖り先ねじ、(尖り先突部) 60b:(前列の)丸先ねじ 60b′:(後列の)丸先ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に突起を有する突起付きの電線
    をその長手方向に沿って取り込む略U字形の口開き部が
    形成され、かつばねによる付勢力で電線被覆に食い込み
    電線被覆を円周方向にはぎ取るカッターを備え油圧
    源からの圧油によって回転駆動するカッターブラケット
    と、このカッターブラケットと連動回転し、かつ上記電
    線をその長手方向に沿って保持する略U字形の口開き部
    が形成された電線ホルダからなる電線皮はぎ器におい
    て、 上記カッターブラケットの口開き部に、取り込む上記電
    線の長手方向に沿って2列に複数の尖り先突部を上記カ
    ッターの刃先と対向状態に突設し、上記カッターの刃先
    と上記尖り先突部とで上記突起を除いた上記電線の外周
    を支持すると共に上記カッターブラケットの回転により
    上記尖り先突部が上記電線の突起を潰して該電線の周面
    上を摺動する電線の支持状態で、上記カッターの刃先が
    上記電線の電線被覆に食い込み上記電線の素線との界に
    おいて該素線と同心の円軌道を回転して上記電線被覆を
    剥離するようになしたことを特徴とする電線皮はぎ器の
    電線心出し機構。
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