JP2540497Y2 - 二液注出容器 - Google Patents

二液注出容器

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JP2540497Y2
JP2540497Y2 JP1990121524U JP12152490U JP2540497Y2 JP 2540497 Y2 JP2540497 Y2 JP 2540497Y2 JP 1990121524 U JP1990121524 U JP 1990121524U JP 12152490 U JP12152490 U JP 12152490U JP 2540497 Y2 JP2540497 Y2 JP 2540497Y2
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JP
Japan
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cylinder
wall
liquid
liquid storage
peripheral wall
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JP1990121524U
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JPH0478178U (ja
Inventor
利一 小川
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は二液注出容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 従来、例えばシャンプーとリンスは別々の注出容器に
収納して使用しているが、近年これらを同時に使用する
ことが行われる様になり、二液を同時に注出する容器が
要求されている。
本考案はこの様な要求に応えるべくなされたもので、
二液を同時に且つ容易に注出することが出来、しかも、
二液の収納を無駄なスペース無しに行えて全体をコンパ
クトに形成できる二液注出容器を提案するものである。
「課題を解決するための手段」 本考案二液注出容器は、上記課題を解決するため、第
1液収納部7を有する容器体2上部に、第2液収納部23
を有する押下げ筒3を上下動可能に構成し、又、各収納
部と容器体2に設けた一対の注出口とを別経路で連絡す
るとともに、押下げ筒3を上下動させることにより、各
注出口より同時に二液を注出させる様にしたものであ
る。
即ち、本考案は、上下端面開口の筒状周壁4内に上下
を区画する隔壁5を設けるとともに、上記隔壁5下方の
周壁4下端内周に外周縁を摺動上昇可能に嵌合させた可
動底壁6を設けてその上方を第1液収納部7とした容器
体2と、上記隔壁5上方の容器体周壁4内周に周壁21外
周を上下動可能に且つ上方付勢状態で嵌合させた有底で
上端面開口の筒状をなすとともに、周壁21上端内周に外
周縁を摺動下降可能に嵌合させた可動頂壁22を設けてそ
の下方を第2液収納部23とした押下げ筒3とを有し、上
記容器体隔壁5上面より下端を第1吸込弁9を介して第
1液収納部7内と連通した第1シリンダー8を立設する
とともに、上記押下げ筒底壁19下面より上端を第2吸込
弁28を介して第2液収納部23内と連通した第2シリンダ
ー27を垂設し、上記第1シリンダー8内を摺動する第1
ピストン26を下端に有するピストン軸25を押下げ筒底壁
19下面より垂設するとともに、一端を第1シリンダー8
内と連通し、且つ他端を容器体2前方に突出するノズル
10の第1注出口11に連通する第1流路12を形成し、上記
第2シリンダー27内を摺動する第2ピストン17を上端外
周に付設して第2シリンダー27内と一端を連通する注出
筒18の他端を第2流路15を介して上記ノズル10の第2注
出口14に連通させ、上記押下げ筒3の上下動により、第
1液収納部7内の液を第1注出口11より、第2液収納部
23内の液を第2注出口14より同時に注出する如く構成し
てなることを特徴とする二液注出容器を要旨とする。
「作用」 押下げ筒3を下降させると、第1ピストン26が第1シ
リンダー8内を下降するとともに、第2ピストン17が第
2シリンダー27内を上昇して各シリンダー内の液体を加
圧し、各液が、第1シリンダー8においては注出弁13、
第1流路12を介して第2注出口14より、又、第2シリン
ダー27においては、注出筒18、第2流路15を介して第2
注出口14より各々注出する。押下げ筒3の押下げを解除
すると、押下げ筒3はコイルスプリング20の力で上昇す
るため、第1シリンダー8内においては第1ピストン26
が上昇し、第2シリンダー27内においては第2ピストン
17が下降し、各シリンダー8,27内の第1,第2の各吸込弁
9,28が開いて、第1シリンダー8内には第1液収納部7
内の液が、第2シリンダー27内には第2液収納部23内の
液が夫々吸い込まれる。この際、各収納部7,23内の液の
減少に伴って可動底壁6が上昇するとともに、可動頂壁
22が下降し、各収納部7,23内は常時液で充満する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図
面は本考案の一実施例を示し、図中1は二液注出容器を
示し、該容器1は、容器体2と、押下げ筒3とを主要部
材として構成している。
容器体2は、上端面開口の円筒状周壁4内上方に上下
を区画する隔壁5を設けるとともに、隔壁5下方の周壁
4下端内周に外周縁を摺動上昇可能且つ液密に嵌合させ
た可動底壁6を設けて、その上方の周壁内を第1液収納
部7として構成している。
又、隔壁5上面中央より上方へ、上端面を開口した第
1シリンダー8を立設しており、該シリンダー8の下端
には、第1液収納部7内より第1シリンダー8内に一方
的に連通する第1吸込弁9を設けている。更に、第1シ
リンダーの前部下端より前方へ、容器体2前方へ突出す
るノズル10先端の第1注出口11に連通する第1流路12を
形成し、該流路12の基端を注出弁13を介して第1シリン
ダー8内より第1流路12内へ一方的に連通している。
又、上記ノズル10内上部に、第2注出口14を開口した
第2流路15を設け、その他端を、第1シリンダー8前部
の嵌合筒16に連通し、この嵌合筒16内周に上端外周に第
2ピストン17を付設した注出筒18下端外周を嵌合してい
る。
押下げ筒3は、上記容器体隔壁5上方の容器体周壁4
内周に周壁外周を上下動可能に嵌合した有底で上端面開
口の円筒状をなしており、その底壁19裏面と容器体隔壁
5上面との間にコイルスプリング20を介在させて常時上
方に付勢させている。又、その周壁21上部内周に外周縁
を摺動下降可能に且つ液密に嵌合させた可動頂壁22を設
けて、その下方を第2液収納部23としている。又、周壁
21上端には、押下げ筒3の押下げを容易ならしめるため
のキャップ24を嵌着させている。
又、底壁19裏面中央よりピストン軸25を垂設してその
下端に、上記第1シリンダー8上端面開口を閉塞すると
ともに、第1シリンダー8内を上下に摺動する第1ピス
トン26を付設している。更に、底壁19裏面前部より、第
2シリンダー27を垂設させ、上記第2ピストン17をこの
第2シリンダー27内に上下に摺動可能に構成している。
又、この第2シリンダー27上端には第2吸込弁28を設け
て、第2液収納部23内より第2シリンダー27内へ一方的
に連通させている。
尚、上記第1シリンダー8と第1流路12との境界には
注出弁13を設け、第2シリンダー27と第2流路15との境
界には注出弁を設けていないが、この注出弁は設けても
設けなくても良く、注出口の内径が大きい場合には設け
た方が良好な液の注出が行える。又、29は注出キャップ
を示す。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案二液注出容器は、既述構成と
したことにより、一つの押し下げヘッドの上下動により
二液を一度に注出することができ、しかも2液を効率良
く収納させることができ、特に、一方の液が他方の液と
比較して少量の場合であっても、殆ど無駄なスペースを
必要とせず、全体をコンパクトに形成できるという特有
の効果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 2…容器体2 3…押下筒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下端面開口の筒状周壁4内に上下を区画
    する隔壁5を設けるとともに、上記隔壁5下方の周壁4
    下端内周に外周縁を摺動上昇可能に嵌合させた可動底壁
    6を設けてその上方を第1液収納部7とした容器体2
    と、上記隔壁5上方の容器体周壁4内周に周壁21外周を
    上下動可能に且つ上方付勢状態で嵌合させた有底で上端
    面開口を筒状をなすとともに、周壁21上端内周に外周縁
    を摺動下降可能に嵌合させた可動頂壁22を設けてその下
    方を第2液収納部23とした押下げ筒3とを有し、上記容
    器体隔壁5上面より下端を第1吸込弁9を介して第1液
    収納部7内と連通した第1シリンダー8を立設するとと
    もに、上記押下げ筒底壁19下面より上端を第2吸込弁28
    を介して第2液収納部23内と連通した第2シリンダー27
    を垂設し、上記第1シリンダー8内を摺動する第1ピス
    トン26を下端に有するピストン軸25を押下げ筒底壁19下
    面より垂設するとともに、一端を第1シリンダー8内と
    連通し、且つ他端を容器体2前方に突出するノズル10の
    第1注出口11に連通する第1流路12を形成し、上記第2
    シリンダー27内を摺動する第2ピストン17を上端外周に
    付設して第2シリンダー27内と一端を連通する注出筒18
    の他端を第2流路15を介して上記ノズル10の第2注出口
    14に連通させ、上記押下げ筒3の上下動により、第1液
    収納部7内の液を第1注出口11より、第2液収納部23内
    の液を第2注出口14より同時に注出する如く構成してな
    ることを特徴とする二液注出容器。
JP1990121524U 1990-11-19 1990-11-19 二液注出容器 Expired - Lifetime JP2540497Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2603558B1 (fr) * 1986-09-04 1988-11-18 Oreal Tete de distribution d'un produit pateux resultant du melange de deux composants stockes separement et ensemble de conditionnement dote d'une telle tete de distribution
JPS63158879U (ja) * 1987-04-03 1988-10-18
US4961520A (en) * 1988-04-06 1990-10-09 Bio-Pak Associates Co-dispensing container and method of filling same

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