JP2540446B2 - 棒状食品切断装置におけるシャッタ―位置補正機構 - Google Patents

棒状食品切断装置におけるシャッタ―位置補正機構

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JP2540446B2 JP6038511A JP3851194A JP2540446B2 JP 2540446 B2 JP2540446 B2 JP 2540446B2 JP 6038511 A JP6038511 A JP 6038511A JP 3851194 A JP3851194 A JP 3851194A JP 2540446 B2 JP2540446 B2 JP 2540446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に押出される棒
状食品材料を綺麗に切断できる棒状食品切断装置におけ
るシャッター位置補正機構に関し、より詳しくは、室温
変化や切断すべき食品材料温度によりシャッター体が熱
伸縮したり、長期間の切断作業によりシャッター体が摩
耗したりしても、簡単な操作によりシャッター体を適正
な位置に移動せしめて、ひきつづき綺麗な切断処理を行
うことができるシャッター位置補正機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は既に、大量生産されて連続
的に押出される食品材料を切断処理する装置を開発しこ
れを出願している(特願平4-334773号等)。この装置
は、図1の(a)、(b)、(c) に示すように、先端部の閉塞接
点1aと其処から延びる円弧形状カッター辺1bとを形
成したシャッター体1を、各シャッター体の閉塞接点1
aが隣接シャッター体のカッター辺1bに微擦する如く
枢設することによってカッター辺1b間に切断領域2を
作出し、そして各シャッター体1が、閉塞接点1aとカ
ッター辺1bとの微擦状態を保ったまま回動運動するこ
とにより、この切断領域2が適宜に拡縮開閉を行ない当
該切断領域2が閉塞したときに其処へ押出し供給された
食品材料を切断するというものである。この装置によれ
ば、切断領域2の開閉に伴う摺動がシャッター体閉塞接
点1aとカッター辺1bとの線接触部分にて行なわれる
ので、その摺動抵抗はとても小さくシャッター機構各部
に無理な力がかかることもなく、棒状食品の連続的な切
断処理を可能としている。
【0003】このように、従来あった直線スライド運動
するシャッター体に代えて、回動式シャッター体を採用
したことで、装置の焼き付き等もなくなり、棒状食品の
切断処理を連続的に行なうことが実際に可能となった。
ところが、このように工夫した装置にも、食品材料の種
類(特に、粘りのある求肥餅生地)によっては、切断処
理面の中央部に糸を引くように小突起を生ずることが判
明した。各シャッター体の閉塞接点1aが会合したとき
(図1(c) 参照)に生じる隙間に食品材料が切断されず
に糸状に残ってしまうのである。
【0004】各シャッター体1が回動運動を行なって閉
塞接点1aが一点に会合したとき、理屈の上では切断領
域2が完全閉鎖し食品材料を完全切断できるはずである
が、閉塞接点1a同士の間隙を「ゼロ」にすると機械が
正常に動かなくなってしまうことから、実際には、各閉
塞接点1a間に微量の間隙を設けなければならない。こ
の微量間隙に食品材料が残留して、切断されずに小突起
として切断面上に残ってしまうのである。特に粘りの強
い粘弾性食品材料の場合には、この小突起も顕著なもの
となり、別途に切断面を整える作業を施す他なかった。
【0005】そこで、本件出願人は、微擦状態を保ちつ
つ回動運動を行う各シャッター体の厚み面を、回動方向
へ扇状傾斜的に捩じり成形するという手段を採用するこ
とによって、鈍刃で押し潰すように面状切断した棒状食
品を更に鋭刃で線状切断するという二段階で棒状食品を
切断する装置を開発し、これを出願している(特願平5-
211883号)。この装置によって、確かに粘弾性食品材料
であっても切断処理面に小突起を残さずに綺麗に切断す
ることが可能となった。
【0006】しかしながら、このシャッター体厚み面形
状に工夫を加えた装置にあっても、上述した閉塞接点部
同士の間隙を「ゼロ」にしたわけではなく、閉塞接点間
には微量の間隙が存在する。そして、この間隙は可能な
限り小さい方が好ましいということも従来装置と変わる
ところはない。したがって、本装置にあっても、室温変
化によりシャッター体が熱伸縮したり、あるいは長期間
使用によりシャッター体が摩耗したりすると、この閉塞
接点間隙が大きくなってしまい、やはり切断処理面の中
央部に小突起を生じてしまうことになった。
【0007】そこで従来では、温度変化のある場所で綺
麗な切断処理を行うためには、微妙にサイズの異なるシ
ャッター体を複数用意しなければならず、更に個々のシ
ャッター体の刃先(閉塞接点部)が少しでも摩耗した
ら、シャッター体を新規なものと交換しなければなら
ず、不経済極まりなかったのである。
【0008】
【解決すべき技術的課題】本発明は、従来の切断装置に
上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので
あり、温度変化で伸縮したり、長時間使用で摩耗したり
するシャッター体を、頗る簡単な作業で適正な位置に移
動せしめることができる、食品切断装置におけるシャッ
ター位置補正機構を提供することを目的とする。
【0009】本発明者が、上記技術的課題を解決するた
めに採用した手段を添付図面を参照して説明すれば、次
のとおりである。
【0010】即ち、先端に閉塞接点部1aを有し当該閉
塞接点部1aから枢支点1c側へはカッター辺1bを備
えるシャッター体1を、少なくとも3枚以上、回動自在
に相称的に配置させ、各シャッター体の閉塞接点部1a
を隣接シャッター体のカッター辺1bに当接させて全体
としてシャッター体1・1…内側にカッター辺1b・1b…
による成形切断領域2を作出し、当該成形切断領域2内
へ棒状食品Fが押し出されてくる間に、前記閉塞接点部
1aとカッター辺1bとがその接触を保ったまま各シャ
ッター体1・1…がそれぞれ回動運動を行って成形切断
領域2を適宜に拡縮開閉せしめて棒状食品Fを切断処理
する棒状食品切断装置における各シャッター体1・1…
の取り付け部分に付設され、制御モータ4により回動運
動を行う駆動部材5と、シャッター体1と嵌合して当該
駆動部材5に取付け手段7にて着脱自在に取り付けられ
るホルダー6とを含むシャッター位置補正機構であっ
て、当該ホルダー6は、前記駆動部材5に取り付けられ
たとき駆動部材5の回転軸5cと一致する駆動中心61c
をもつ取付け部61と、前記シャッター体1と嵌合したと
き前記枢支点1cと一致する嵌合中心62cをもつ挿嵌部
62と、を有しており、このホルダー6をシャッター体1
に対して嵌合中心62cまわりに所望角度回転せしめても
シャッター体1との嵌合が可能なる如く前記挿嵌部62を
形成し、この挿嵌部62の嵌合中心62cと前記駆動中心61
cとを所要間隔ずらして取付け部61を形成せしめるとい
う技術的手段を採用した。
【0011】また、主に補正機構の製作を容易ならしめ
るため、必要であれば、シャッター体1と嵌合すべき挿
嵌部62を円柱形状に形成し、この挿嵌部62の後端から鍔
状に持ち出されて形成したフランジ部63に複数の係止溝
64・64…を設け、当該係止溝64とシャッター体1所定位
置に配した係止ピン12とを係止せしめることにより、シ
ャッター体1とホルダー6とを嵌合したとき、シャッタ
ー体1に対するホルダー6の回転を阻止せしめるという
技術的手段を採用した。
【0012】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。なお、図1は棒状食品切断装置における
シャッター体の構成及び動作を説明する概略平面図、図
2は本実施例の棒状食品切断装置の構成を説明する全体
正面図、図3は本発明に係るシャッター位置補正機構の
構成を説明する要部拡大断面図、図4は本実施例シャッ
ター位置補正機構の要部を説明する部分拡大平面図であ
る。
【0013】まず、本発明に係るシャッター位置補正機
構が付設される棒状食品切断装置について説明する。
【0014】図2中、符号Eで指示するものは、食品材
料を連続棒状に押出しするエクストルダーである。本実
施例では、2基のエクストルダーEが配置され、下方に
位置したシャッター体1・1…が作出する後述の成形切
断領域2(図1参照)内へ、2種類の食品材料から成る
有芯棒状食品Fを押出するようにしている。図中符号3
で指示するものは、回転方向、回転角度、及び回転速度
が制御される制御モータ4と、シャッター体1を取り付
けた駆動部材5とを回動自在に連結するリンク部材であ
る。このリンク部材3によって、制御モータ4の回動運
動が各駆動部材5に伝達され、各シャッター体1が同期
して回動運動を行って棒状食品Fの切断処理が為され
る。
【0015】本実施例の棒状食品切断装置におけるシャ
ッター体1の構成及び動作は、前掲した図1のものと略
同様である。即ち、先端に閉塞接点部1aを有し当該閉
塞接点部1aから枢支点1c側へはカッター辺1bを備
えるシャッター体1を4枚、回動自在に相称的に配置さ
せ、各シャッター体の閉塞接点部1aを隣接シャッター
体のカッター辺1bに当接させて全体としてシャッター
体1・1…内側にカッター辺1b・1b…による成形切断領
域2を作出し、前記閉塞接点部1aとカッター辺1bと
がその接触を保ったまま各シャッター体1・1…がそれ
ぞれ枢支点1cにおいて回動運動を行って成形切断領域
2を適宜に拡縮開閉せしめて棒状食品Fを切断処理する
のである。
【0016】本発明に係るシャッター位置補正機構は、
このように構成される棒状食品切断装置における駆動部
材5とシャッター体1との取り付け部分に付設される。
図3を参照しながら詳しく説明する。
【0017】図3に示すように、本実施例シャッター位
置補正機構は主として、リンク部材3を介し回転軸5c
を軸として回動運動を行う駆動部材5と、シャッター体
1の枢支点1cを中心として穿設したシャッター孔11と
嵌合するホルダー6とで構成されている。駆動部材5に
は、回転軸5cに沿って遊嵌孔51が穿設されており、下
面には回転軸5cと中心を一致させたリング突起52と、
周縁部の棒突起53とが設けられている。一方、ホルダー
6は有底円筒形状に形成してあり、円筒外周部にはシャ
ッター孔11と隙間なく嵌合する挿嵌部62が設けられ、円
筒上部にはリング突起52に隙間なく嵌合する取付け部61
が設けられ、円筒下部には挿嵌部62の後端から鍔状に持
ち出されシャッター1側面を係止するフランジ部63が設
けられ、そして円筒底部の枢支点1c相当位置には、雌
ねじ部65が設けられている。
【0018】このホルダー6の挿嵌部62を、フランジ部
63がシャッター1側面に当接するまでシャッター孔11に
挿嵌することで、ホルダー6とシャッター体1とを嵌合
し、さらに、前記遊嵌孔51に通した取付け手段7先端の
雄ねじ部71を前記雌ねじ部65に螺合しつつ、ホルダー6
の取付け部61をリング突起52に被嵌することで、ホルダ
ー6と駆動部材5とを嵌合して、切断装置とシャッター
体1との取付けを行うのである。
【0019】ここで重要なのは、駆動部材5のリング突
起52に嵌合して駆動部材5に同伴して回動運動する取付
け部61の、その回転中心を駆動中心61c(回転軸5cと
一致する)と呼び、一方、シャッター孔11に隙間なく嵌
合する挿嵌部62の、その円筒中心を嵌合中心62c(枢支
点1cと一致する)と呼ぶとき、この前者の駆動中心61
cと後者の嵌合中心62cとが、所要間隔ずれているとい
う点であり、さらに、挿嵌部62は円筒形状を成している
ので、シャッター体1に対してホルダー6を、嵌合中心
62cを軸として所定角度回転せしめても、シャッター孔
11に隙間なく挿嵌することができるという点である。
【0020】即ち、駆動中心61cと嵌合中心62cとがず
れているので、シャッター体1へホルダー6を挿嵌する
際、このホルダー6の嵌合中心62cまわりの角度位置に
よって、駆動中心61cとシャッター体1刃先の閉塞接点
部1aとの距離が変化するのである。図4を参照しなが
ら詳しく説明する。なお、図4には二段階切断可能なシ
ャッター体1(特願平5-211883号)を示して説明してい
るが、このシャッター体1にあってもシャッター体1刃
先の閉塞接点部1aと駆動中心61cとの距離が重要なこ
とは前述したとおりである。
【0021】図4には、シャッター体1とホルダー6と
を嵌合した状態を示している。図中符号64で指示するも
のは、前記フランジ部63の周縁に等間隔に設けられた係
止溝であり、この係止溝64・64…とシャッター体2側面
に立設された係止ピン12とが係止することで、シャッタ
ー体1に対しホルダー6が回転してしまうことを阻止し
ている。こうしてシャッター体1とホルダー6とを嵌合
し、更にこれらを駆動部材5に取り付けることで各シャ
ッター体1が回動運動を行うのであるが、前述したよう
に、各シャッター体1の回動中心は駆動中心61cとな
る。
【0022】したがって、ホルダー6を、図4に示す角
度位置でシャッター体1に嵌合した場合には、駆動中心
61c(シャッター体1の実際の回動中心)と、綺麗な切
断に重要な閉塞接点部1aとの距離は、駆動中心61c−
係止ピン12間の距離L1 と、係止ピン12−閉塞接点部1
a間の距離Lsとの合計距離となる。よって、ホルダー
6の嵌合中心62cまわりの角度位置を状況に応じて選択
して、駆動中心61cと係止ピン12との距離を図4中のL
1 〜L7 まで7段階に調節することによって、室温等に
よる熱伸縮や、長時間使用による摩耗が顕著に現れる係
止ピン12−閉塞接点部1a間距離Lsの変化を補うよう
にしているのである。
【0023】通常、ホルダー6を距離L4 位置にしてお
いたとき、たとえば室温が高くなったり、温かい食品材
料を切断する場合には、当然シャッター体1は熱膨張し
距離Lsは大きくなる。このままでは、シャッター体1
の閉塞接点部1aと隣接シャッター体のカッター辺1b
との微擦状態が崩れて回動運動もギクシャクとしたもの
になり、閉塞接点部1aの摩耗が著しい。この場合に
は、ホルダー6を例えば距離L6 (距離L6 <距離L4
である)位置まで回転させてシャッター体1に嵌合すれ
ば良い。逆に、室温が低くなったり、他部分より摩耗の
激しい閉塞接点部1aが摩耗した場合には、距離Lsの
減少を補足するために、ホルダー6を例えば距離L
2 (距離L2 >距離L4 である)位置まで回転させて係
止ピン12に係止すれば良いのである。
【0024】本発明実施例は、以上のように構成されて
いるが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく
「特許請求の範囲」の記載内で種々の変更が可能であ
る。
【0025】例えば、上記実施例では、フランジ部63周
縁に係止溝64を7つ穿設しているがこの係止溝64の個数
や間隔はこれに限られるものではなく、シャッター体1
の材質(熱伸縮率、摩耗度)等を考慮して決定すれば良
い。なお、上記実施例では、シャッター体1を超高分子
量ポリエチレン材(三ッ星ベルト社製;UHMW)で形
成し、前記駆動中心61cと嵌合中心62cとのずれを、0.
2mmとしている。
【0026】また上記実施例では、シャッター孔11、お
よびこのシャッター孔11に挿嵌する挿嵌部62を円柱形状
に形成しているが、これを正多角柱形状に形成しても良
い。例えば、シャッター孔11および挿嵌部62を正八角柱
形状にすれば、前記係止溝64および係止ピン12を設けず
に、シャッター体1に対するホルダー6の回動を阻止す
ることができる。しかしこの場合、シャッター体の位置
補正は最大5段階調整となる。さらにまた、シャッター
孔11および挿嵌部62を、駆動部5反対側へ末広がりに形
成しても良い。例えば円錐台形状に形成することによっ
て、フランジ部63を設けなくとも、シャッター体1を保
持することができる。
【0027】さらにまた、本実施例では、駆動部材5へ
ホルダー6を取り付ける際、両者の位置固定は、円形状
のリング突起52と取付け部61の円形状凹部内面との嵌合
によって為され、取付け手段7は単に、駆動部材5とホ
ルダー6との嵌合状態を維持する役割を果たしているの
であるが、勿論これに限定されるものではなく、リング
突起52および取付け部61の凹部内面を多角形状に形成し
たり、取付け手段7に位置固定と嵌合状態維持の役割を
兼備せしめても良い。リング突起52および取付け部61の
凹部内面を非円形状にすれば、前記棒突起53をシャッタ
ー体1に穿設した係止溝13に挿嵌しなくても、シャッタ
ー体1に回動力を伝達することが可能となるのである。
【0028】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明に係るシャッター位置補正機構によれば、シ
ャッター体に対しホルダーを所望角度回転せしめてシャ
ッター体に挿嵌し、このホルダーを装置駆動部に取り付
けるという頗る簡単な作業だけで、シャッター体が行う
回動運動の回転軸を適宜に移動することができるので、
室温変化や切断すべき食品材料温度によりシャッター体
が熱伸縮したり、長期間の切断作業によりシャッター体
が摩耗したりしても、別のシャッター体と交換すること
なく、ひきつづき食品材料の綺麗な切断処理を行うこと
が可能となる。
【0029】また、本発明にあっては、切断装置に複雑
な機構を付加するなどして切断装置の駆動軸そのものを
移動自在にしているわけではないので、従来の切断装置
に何ら特別な改良を加えることなく、本発明シャッター
位置補正機構を付設することが可能であり、産業上の利
用価値は頗る高いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】棒状食品切断装置におけるシャッター体の構成
及び動作を説明する概略平面図である。
【図2】本実施例の棒状食品切断装置の構成を説明する
全体正面図である。
【図3】本実施例シャッター位置補正機構の構成を説明
する要部拡大断面図である。
【図4】本実施例シャッター位置補正機構の要部を説明
する部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 シャッター体 1a 閉塞接点部 1b カッター辺 1c 枢支点 12 係止ピン 2 成形切断領域 4 制御モータ 5 駆動部材 5c 回転軸 6 ホルダー 61 取付け部 61c 駆動中心 62 挿嵌部 62c 嵌合中心 63 フランジ部 64 係止溝 7 取付け手段 F 棒状食品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に閉塞接点部1aを有し当該閉塞接
    点部1aから枢支点1c側へはカッター辺1bを備える
    シャッター体1を、少なくとも3枚以上、回動自在に相
    称的に配置させ、各シャッター体の閉塞接点部1aを隣
    接シャッター体のカッター辺1bに当接させて全体とし
    てシャッター体1・1…内側にカッター辺1b・1b…によ
    る成形切断領域2を作出し、当該成形切断領域2内へ棒
    状食品Fが押し出されてくる間に、前記閉塞接点部1a
    とカッター辺1bとがその接触を保ったまま各シャッタ
    ー体1・1…がそれぞれ回動運動を行って成形切断領域
    2を適宜に拡縮開閉せしめて棒状食品Fを切断処理する
    棒状食品切断装置における各シャッター体1・1…の取
    り付け部分に付設され、 制御モータ4により回動運動を行う駆動部材5と、シャ
    ッター体1と嵌合して当該駆動部材5に取付け手段7に
    て着脱自在に取り付けられるホルダー6とを含むシャッ
    ター位置補正機構であって、当該ホルダー6は、 前記駆動部材5に取り付けられたとき駆動部材5の回転
    軸5cと一致する駆動中心61cをもつ取付け部61と、 前記シャッター体1と嵌合したとき前記枢支点1cと一
    致する嵌合中心62cをもつ挿嵌部62と、 を有しており、 このホルダー6をシャッター体1に対して嵌合中心62c
    まわりに所望角度回転せしめてもシャッター体1との嵌
    合が可能なる如く前記挿嵌部62を形成し、 この挿嵌部62の嵌合中心62cと前記駆動中心61cとを所
    要間隔ずらして取付け部61を形成したことを特徴とする
    棒状食品切断装置におけるシャッター位置補正機構。
  2. 【請求項2】 シャッター体1と嵌合すべき挿嵌部62を
    円柱形状に形成し、この挿嵌部62の後端から鍔状に持ち
    出されて形成したフランジ部63に複数の係止溝64・64…
    を設け、当該係止溝64とシャッター体1所定位置に配し
    た係止ピン12とを係止せしめることによって、シャッタ
    ー体1とホルダー6とを嵌合したときシャッター体1に
    対するホルダー6の回転を阻止したことを特徴とする請
    求項1記載の棒状食品切断装置におけるシャッター位置
    補正機構。
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