JP2540311B2 - 工作機械の加工条件設定装置 - Google Patents
工作機械の加工条件設定装置Info
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- JP2540311B2 JP2540311B2 JP61293534A JP29353486A JP2540311B2 JP 2540311 B2 JP2540311 B2 JP 2540311B2 JP 61293534 A JP61293534 A JP 61293534A JP 29353486 A JP29353486 A JP 29353486A JP 2540311 B2 JP2540311 B2 JP 2540311B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の加工条件、例えばワイヤカット
放電加工装置の加工条件を設定する装置に関する。
放電加工装置の加工条件を設定する装置に関する。
ワイヤカット放電加工装置によって加工を行なう場
合、対象被加工体の材料や材質、上記被加工体の加工基
準位置や板厚、加工形状、ワイヤ電極の材質及び電極
径、加工パルスのパルス幅及び休止幅、無負荷電圧、放
電電流振幅、平均加工電流値、加工送りの定速、サーボ
等の種類、ワイヤ電極の走行速度、更には加工液の種
類、噴射液圧等の多数の加工条件を夫々適切な値に設定
する必要がある。
合、対象被加工体の材料や材質、上記被加工体の加工基
準位置や板厚、加工形状、ワイヤ電極の材質及び電極
径、加工パルスのパルス幅及び休止幅、無負荷電圧、放
電電流振幅、平均加工電流値、加工送りの定速、サーボ
等の種類、ワイヤ電極の走行速度、更には加工液の種
類、噴射液圧等の多数の加工条件を夫々適切な値に設定
する必要がある。
そして、各加工条件の設定が適切に行なわれていれ
ば、加工が安定して能率的に行なわれ、被加工体に良好
な加工を施すことができるが、設定内容が適切に入力さ
れなかったり誤入力された場合には、加工に時間がかか
ると共に、被加工体に良好な加工を施すことができな
い。
ば、加工が安定して能率的に行なわれ、被加工体に良好
な加工を施すことができるが、設定内容が適切に入力さ
れなかったり誤入力された場合には、加工に時間がかか
ると共に、被加工体に良好な加工を施すことができな
い。
従来はこの加工条件の設定が、制御盤のパネル等に設
けられた多数のスイッチやレバーを操作することによ
り、又はキーボードのキーを操作することにより行なわ
れていた。このため、加工条件の設定に習熟するのに長
期間を要し、この間は加工条件を設定するのに時間がか
かり非能率であった。又、スイッチやレバー類の操作、
あるいはキー入力により設定する場合、初心者はマニュ
アル又は説明書を読みながら設定操作を行なうことにな
るが、この際初心者は強い緊張状態に置かれるためマニ
ュアル等の読み間違いや誤操作を犯しやすく、加工条件
を適切に設定することが困難であった。
けられた多数のスイッチやレバーを操作することによ
り、又はキーボードのキーを操作することにより行なわ
れていた。このため、加工条件の設定に習熟するのに長
期間を要し、この間は加工条件を設定するのに時間がか
かり非能率であった。又、スイッチやレバー類の操作、
あるいはキー入力により設定する場合、初心者はマニュ
アル又は説明書を読みながら設定操作を行なうことにな
るが、この際初心者は強い緊張状態に置かれるためマニ
ュアル等の読み間違いや誤操作を犯しやすく、加工条件
を適切に設定することが困難であった。
初心者にとってはキー入力よりも音声による対話形式
での入力の方が短時間且つ的確に加工条件の設定を行な
うことができ、キー入力だけでなく音声による入力もで
きる装置が例えば特開昭59−226905号公報、特開昭58−
221406号公報、特開昭57−19808号公報等により開示さ
れている。
での入力の方が短時間且つ的確に加工条件の設定を行な
うことができ、キー入力だけでなく音声による入力もで
きる装置が例えば特開昭59−226905号公報、特開昭58−
221406号公報、特開昭57−19808号公報等により開示さ
れている。
上記公報に開示されるように、キー入力と音声入力と
を適宜選択できれば、初心者は音声入力を選択すること
により、マニュアルを必要とするとしても比較的短時間
に誤りなく加工条件の設定操作を行なうことができ、
又、加工条件の設定に習熟した熟練者にとっては入力の
手法や手順について教示がある対話形式の音声入力はか
えって時間を要して煩わしいから、キー入力を選択する
ことにより迅速的確に設定作業を行なうことができる。
を適宜選択できれば、初心者は音声入力を選択すること
により、マニュアルを必要とするとしても比較的短時間
に誤りなく加工条件の設定操作を行なうことができ、
又、加工条件の設定に習熟した熟練者にとっては入力の
手法や手順について教示がある対話形式の音声入力はか
えって時間を要して煩わしいから、キー入力を選択する
ことにより迅速的確に設定作業を行なうことができる。
しかしながら、全ての加工条件についてキー入力と音
声入力とを適宜選択し得る構成とすると、キー入力に対
応するために記憶しておくコード化された情報が膨大と
なり記憶容量の大きいメモリが必要となり、又、音声入
力に関しても、使用言語数が大量となるため、音声言語
をコード化もしくはパターン化した記憶を要する音声識
別情報が膨大となり、やはり記憶容量の大きいメモリが
必要となる。又、膨大な情報を迅速に処理するために高
速度の演算能力を備えたCPUが必要となり、加工条件設
定装置としてのコストがかさみ高価格となって実用に共
するには問題があった。
声入力とを適宜選択し得る構成とすると、キー入力に対
応するために記憶しておくコード化された情報が膨大と
なり記憶容量の大きいメモリが必要となり、又、音声入
力に関しても、使用言語数が大量となるため、音声言語
をコード化もしくはパターン化した記憶を要する音声識
別情報が膨大となり、やはり記憶容量の大きいメモリが
必要となる。又、膨大な情報を迅速に処理するために高
速度の演算能力を備えたCPUが必要となり、加工条件設
定装置としてのコストがかさみ高価格となって実用に共
するには問題があった。
このような従来技術の有する問題点に鑑み、本発明
は、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手が
良く、且つコストを低減して手頃な価格で製造すること
ができる実用的な加工条件設定装置の提供を目的とす
る。
は、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手が
良く、且つコストを低減して手頃な価格で製造すること
ができる実用的な加工条件設定装置の提供を目的とす
る。
この目的を達成するため、本発明の加工条件設定装置
は、信号をキー入力するキーボードと、信号を音声によ
り入力する音声入力装置と、多数の加工条件を使用頻度
の高低により二群に分類した内の使用頻度の高い群に属
する加工条件について前記キーボードにより入力された
加工条件の項目指定と設定内容に関するコード信号及び
数値信号に対応して当該指定された加工条件の内容を設
定する高使用頻度加工条件設定装置と、前記二群に分類
した内の使用頻度の低い群に属する加工条件について前
記音声入力装置により入力された加工条件の設定内容に
関する音声信号に対応して当該加工条件の内容を設定す
る低使用頻度加工条件設定装置とを備えてなることを特
徴とする。
は、信号をキー入力するキーボードと、信号を音声によ
り入力する音声入力装置と、多数の加工条件を使用頻度
の高低により二群に分類した内の使用頻度の高い群に属
する加工条件について前記キーボードにより入力された
加工条件の項目指定と設定内容に関するコード信号及び
数値信号に対応して当該指定された加工条件の内容を設
定する高使用頻度加工条件設定装置と、前記二群に分類
した内の使用頻度の低い群に属する加工条件について前
記音声入力装置により入力された加工条件の設定内容に
関する音声信号に対応して当該加工条件の内容を設定す
る低使用頻度加工条件設定装置とを備えてなることを特
徴とする。
使用頻度の高い加工条件に関しては、初心者であって
も設定操作を学習する機会が多いから、キー入力による
設定であっても比較的短時間に習熟することができる。
又、熟練者にとってはキー入力により容易に加工条件を
設定することができる。従って、使用頻度の高い群に属
する加工条件についてキー入力により設定するようにし
ても格別問題はなく、全ての加工条件をキー入力する場
合よりもキー入力に対応するメモリの容量が小さくて足
りる。又、使用頻度の低い加工条件に関しては、学習す
る機会が少ないからキー入力による設定を初心者が習熟
するには時間がかかる。従って、低使用頻度加工条件に
ついては音声入力によって設定するようにしたことによ
り、初心者も短時間に容易に設定することができ能率が
良い。又、全ての加工条件を音声により入力する場合よ
りも音声入力に対応するメモリの容量が小さくて足り
る。又、熟練者にとってはキー入力の方が能率的で好ま
れるかもしれないが、音声入力による設定の頻度は少な
いから、それ程非能率とはならず加工条件を短時間に設
定することが可能である。このように、本発明によれ
ば、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手が
良く、又、メモリが小容量で足りると共に、処理情報量
が少なくて済むことから格別高速処理可能なCPUを使用
しなくても良いため、手頃な価格で実用的な加工条件設
定装置が提供される。
も設定操作を学習する機会が多いから、キー入力による
設定であっても比較的短時間に習熟することができる。
又、熟練者にとってはキー入力により容易に加工条件を
設定することができる。従って、使用頻度の高い群に属
する加工条件についてキー入力により設定するようにし
ても格別問題はなく、全ての加工条件をキー入力する場
合よりもキー入力に対応するメモリの容量が小さくて足
りる。又、使用頻度の低い加工条件に関しては、学習す
る機会が少ないからキー入力による設定を初心者が習熟
するには時間がかかる。従って、低使用頻度加工条件に
ついては音声入力によって設定するようにしたことによ
り、初心者も短時間に容易に設定することができ能率が
良い。又、全ての加工条件を音声により入力する場合よ
りも音声入力に対応するメモリの容量が小さくて足り
る。又、熟練者にとってはキー入力の方が能率的で好ま
れるかもしれないが、音声入力による設定の頻度は少な
いから、それ程非能率とはならず加工条件を短時間に設
定することが可能である。このように、本発明によれ
ば、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手が
良く、又、メモリが小容量で足りると共に、処理情報量
が少なくて済むことから格別高速処理可能なCPUを使用
しなくても良いため、手頃な価格で実用的な加工条件設
定装置が提供される。
以下、図面を参照しつゝ本発明の詳細を具体的に説明
する。
する。
第1図は、本発明にかかる工作機械の加工条件設定装
置の一実施例の回路構成を示すブロック図、第2図は、
キー入力による加工条件設定のフローチャート、第3図
は、音声入力による加工条件設定のフローチャート第4
図は、他の実施例を示す説明図である。
置の一実施例の回路構成を示すブロック図、第2図は、
キー入力による加工条件設定のフローチャート、第3図
は、音声入力による加工条件設定のフローチャート第4
図は、他の実施例を示す説明図である。
先ず、第1図より説明する。
第1図中、1はマイク、2は増幅器、3は音声識別回
路、4はCPU、5は音声ジェネレータ、6はスピーカ、
7は設定器、8はワイヤカット放電加工装置、9はキー
ボードである。
路、4はCPU、5は音声ジェネレータ、6はスピーカ、
7は設定器、8はワイヤカット放電加工装置、9はキー
ボードである。
而して、ワイヤカット放電加工装置に於ては、加工開
始前に各加工条件を適切な値に設定する必要がある。
始前に各加工条件を適切な値に設定する必要がある。
本発明では、多数の加工条件を使用頻度の高低により
二群に分類し、使用頻度の高い群に属する加工条件につ
いては、加工条件の項目と設定内容を指示するコード信
号及び数値信号をキーボード9によりキー入力し、使用
頻度の低い加工条件については、設定値等の設定内容を
マイク1を介して音声信号によって入力する。
二群に分類し、使用頻度の高い群に属する加工条件につ
いては、加工条件の項目と設定内容を指示するコード信
号及び数値信号をキーボード9によりキー入力し、使用
頻度の低い加工条件については、設定値等の設定内容を
マイク1を介して音声信号によって入力する。
而して、加工開始前にCPU4に予め定められたプログラ
ムに従って音声ジェネレータ5を介してスピーカ6から
合成音声により順次項目別に設定すべき加工条件その他
の設定が質問の形式で要求される。
ムに従って音声ジェネレータ5を介してスピーカ6から
合成音声により順次項目別に設定すべき加工条件その他
の設定が質問の形式で要求される。
即ち、例えば、始めには『被加工体の材質は何ですか
?』、『プログラム番号は何番ですか?』、『ワイヤ電
極の径は何mmですか?』と云うように質問が発せられる
が、このように加工の際に必ず設定しなければならない
使用頻度の高い加工条件については、予め各加工条件毎
にコードが定められているので、そのコードをキーボー
ド9を介して入力する。
?』、『プログラム番号は何番ですか?』、『ワイヤ電
極の径は何mmですか?』と云うように質問が発せられる
が、このように加工の際に必ず設定しなければならない
使用頻度の高い加工条件については、予め各加工条件毎
にコードが定められているので、そのコードをキーボー
ド9を介して入力する。
而して、上記キーボード9を介して入力せしめられた
コード信号及び設定内容を指示する数値信号等は、CPU4
に入力せしめられ、上記CPU4はそのコードが予め定めら
れたプログラムに適合しているか否かを判別し、プログ
ラムに適合していない場合には再び同じ質問が行なわれ
る。また、プログラムに適合している場合には、CPU4は
設定器7に上記コードに基づいた設定値を記憶し、上記
設定器7に設定値が記憶されるとその都度CPU4が音声ジ
ェネレータ5を動作し、スピーカ6を介して設定完了の
信号音を発生させる。
コード信号及び設定内容を指示する数値信号等は、CPU4
に入力せしめられ、上記CPU4はそのコードが予め定めら
れたプログラムに適合しているか否かを判別し、プログ
ラムに適合していない場合には再び同じ質問が行なわれ
る。また、プログラムに適合している場合には、CPU4は
設定器7に上記コードに基づいた設定値を記憶し、上記
設定器7に設定値が記憶されるとその都度CPU4が音声ジ
ェネレータ5を動作し、スピーカ6を介して設定完了の
信号音を発生させる。
これに対して、使用の頻度の低いもの、即ち、特殊な
加工を施す際にのみ設定しなければならないような事項
等は、マイク1を介して音声信号により入力するもので
ある。
加工を施す際にのみ設定しなければならないような事項
等は、マイク1を介して音声信号により入力するもので
ある。
而して、音声信号により設定値を入力する場合には、
一定の時間内に質問に対する返答が無い場合には、再び
同様の質問が行なわれ、所定の回数質問が繰り返され、
この間に返事がなされない場合には動作が停止せしめら
れる。
一定の時間内に質問に対する返答が無い場合には、再び
同様の質問が行なわれ、所定の回数質問が繰り返され、
この間に返事がなされない場合には動作が停止せしめら
れる。
一方、作業員がマイク1に向かって返事をすると、上
記マイク1を介して入力された音声信号は増幅器2によ
って増幅された後、音声識別回路3に入力せしめられ、
音声識別回路3はマイク1を介して入力せしめられた音
声信号に基づき、返事をした者が本当に装置を操作すべ
き作業員であるか否かを識別し、然る場合のみマイク1
及び増幅器2を介して音声識別回路3に入力せしめられ
た返事をCPU4に入力する。
記マイク1を介して入力された音声信号は増幅器2によ
って増幅された後、音声識別回路3に入力せしめられ、
音声識別回路3はマイク1を介して入力せしめられた音
声信号に基づき、返事をした者が本当に装置を操作すべ
き作業員であるか否かを識別し、然る場合のみマイク1
及び増幅器2を介して音声識別回路3に入力せしめられ
た返事をCPU4に入力する。
而して、CPU4は上記返事の内容が予め定められたプロ
グラムに適合しているか否かを判別し、プログラムに適
合していない場合には再び質問が行なわれる。また、プ
ログラムに適合している場合には、CPU4は音声ジェネレ
ータ5を動作し、スピーカ6を介して返事の内容を合成
音声によってリピートし、作業員に上記返事の内容が作
業員が返事したものと同じであるか否かの確認を求め
る。
グラムに適合しているか否かを判別し、プログラムに適
合していない場合には再び質問が行なわれる。また、プ
ログラムに適合している場合には、CPU4は音声ジェネレ
ータ5を動作し、スピーカ6を介して返事の内容を合成
音声によってリピートし、作業員に上記返事の内容が作
業員が返事したものと同じであるか否かの確認を求め
る。
作業員の返事が『NO』の場合には、最初に戻って再び
その加工条件に於ける設定値をいくらにするかの質問が
行なわれ、『YES』の場合には、CPU4は設定器7に信号
を送り、上記設定器7に作業員が音声によって入力した
設定値が記憶される。
その加工条件に於ける設定値をいくらにするかの質問が
行なわれ、『YES』の場合には、CPU4は設定器7に信号
を送り、上記設定器7に作業員が音声によって入力した
設定値が記憶される。
而して、上述の如くして、一つの質問に基づきそれに
対応する適切な設定値がコード信号又は音声信号によっ
て入力され設置器7に記憶されると、順次次の質問が行
なわれ、総ての質問に対する適切な答えが発せられ、設
定器7に適切な設定値が入力せしめられると、上記設定
器7に記憶された設定値に基づいてワイヤカット放電加
工装置8が駆動せしめられ、ワイヤカット放電加工が開
始される。
対応する適切な設定値がコード信号又は音声信号によっ
て入力され設置器7に記憶されると、順次次の質問が行
なわれ、総ての質問に対する適切な答えが発せられ、設
定器7に適切な設定値が入力せしめられると、上記設定
器7に記憶された設定値に基づいてワイヤカット放電加
工装置8が駆動せしめられ、ワイヤカット放電加工が開
始される。
次に、第4図について説明する。
第4図中、第1図に付した番号と同一の番号を付した
ものは同一の構成要素を示しており、10は音声入力装
置、音声発生装置及びキー入力装置等を一体に形成した
キーボードである。
ものは同一の構成要素を示しており、10は音声入力装
置、音声発生装置及びキー入力装置等を一体に形成した
キーボードである。
而して、本実施例に於ては、マイクと音声信号増幅器
及び音声識別回路とから成る音声入力装置と、音声ジェ
ネレータ及びスピーカから成る音声発生装置及びコード
信号を入力するキーボードを一体に形成したものであ
る。
及び音声識別回路とから成る音声入力装置と、音声ジェ
ネレータ及びスピーカから成る音声発生装置及びコード
信号を入力するキーボードを一体に形成したものであ
る。
而して、コード信号はキー10a、10aによって入力し、
他方音声信号はマイク10bを介して入力する。そして音
声信号によって入力された設定値はスピーカ10cから合
成音声によってリピートされ、入力された設定値の確認
が行なわれるよう構成されている。従って、第1図に示
した装置に比較して装置全体をより小型に形成すること
ができる。
他方音声信号はマイク10bを介して入力する。そして音
声信号によって入力された設定値はスピーカ10cから合
成音声によってリピートされ、入力された設定値の確認
が行なわれるよう構成されている。従って、第1図に示
した装置に比較して装置全体をより小型に形成すること
ができる。
本発明によれば、設定操作を学習する機会が多く比較
的短期間に習熟が可能な使用頻度の高い加工条件につい
てはキーボードによるキー入力方式を採用し、学習の機
会が少なくキー入力による設定操作の習熟に長期間を要
する使用頻度の低い加工条件については音声による入力
方式を採用したから、初心者や経験の浅い者であっても
加工条件の設定を短時間に誤りなく的確に行なうことが
でき、又、熟練者にとっても使用頻度の高い加工条件に
ついてはキー入力による設定が可能であって音声入力に
よる設定の頻度は少なくて済むので能率の良い加工条件
設定が可能であり、又、加工条件の使用頻度の高低によ
ってキー入力と音声入力とに入力方式を分けたことによ
り、全ての加工条件に関してキー入力と音声入力とを可
能とする場合よりも、メモリの容量が小さくて済み、
又、処理情報量が少なくて済むことから格別高速処理が
可能なCPUを使用しなくても良いコストの低減が可能で
あり、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手
の良い実用的な加工条件設定装置を低価格で提供するこ
とができる。
的短期間に習熟が可能な使用頻度の高い加工条件につい
てはキーボードによるキー入力方式を採用し、学習の機
会が少なくキー入力による設定操作の習熟に長期間を要
する使用頻度の低い加工条件については音声による入力
方式を採用したから、初心者や経験の浅い者であっても
加工条件の設定を短時間に誤りなく的確に行なうことが
でき、又、熟練者にとっても使用頻度の高い加工条件に
ついてはキー入力による設定が可能であって音声入力に
よる設定の頻度は少なくて済むので能率の良い加工条件
設定が可能であり、又、加工条件の使用頻度の高低によ
ってキー入力と音声入力とに入力方式を分けたことによ
り、全ての加工条件に関してキー入力と音声入力とを可
能とする場合よりも、メモリの容量が小さくて済み、
又、処理情報量が少なくて済むことから格別高速処理が
可能なCPUを使用しなくても良いコストの低減が可能で
あり、初心者及び熟練者の両者にとって適度に使い勝手
の良い実用的な加工条件設定装置を低価格で提供するこ
とができる。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものではな
い。即ち、例えば、本実施例に於ては、工作機械をワイ
ヤカット放電加工装置として説明したが、上記ワイヤカ
ット放電加工装置に限定されず、放電加工装置及び電気
加工装置等を始めとする公知の工作機械に利用できるも
のである。また、音声の分析、認識を行なう回路として
音声識別回路を使用し、更に、合成音声を音声ジェネレ
ータによって発生させるように構成したが、これらは同
様な効果を達成し得るものであれば、広く公知の回路及
び装置が利用できるものである。また、音声によって入
力された設定値を合成音声によってリピートして確認を
求めるように構成したが、上記に加えディスプレイ装置
にイラスト等で表示されるように構成することも推奨さ
れる。その他音声信号及びコードの入力の仕方は有線及
び無線のどちらであっても良く、本発明はその目的の範
囲内で自由に設計変更できるものであって、本発明は当
業者が想到し得る総ての変更実施例を包摂するものであ
る。
い。即ち、例えば、本実施例に於ては、工作機械をワイ
ヤカット放電加工装置として説明したが、上記ワイヤカ
ット放電加工装置に限定されず、放電加工装置及び電気
加工装置等を始めとする公知の工作機械に利用できるも
のである。また、音声の分析、認識を行なう回路として
音声識別回路を使用し、更に、合成音声を音声ジェネレ
ータによって発生させるように構成したが、これらは同
様な効果を達成し得るものであれば、広く公知の回路及
び装置が利用できるものである。また、音声によって入
力された設定値を合成音声によってリピートして確認を
求めるように構成したが、上記に加えディスプレイ装置
にイラスト等で表示されるように構成することも推奨さ
れる。その他音声信号及びコードの入力の仕方は有線及
び無線のどちらであっても良く、本発明はその目的の範
囲内で自由に設計変更できるものであって、本発明は当
業者が想到し得る総ての変更実施例を包摂するものであ
る。
第1図は、本発明にかかる工作機械の加工条件設定装置
の一実施例の回路構成を示すブロック図、第2図は、キ
ー入力による加工条件設定のフローチャート、第3図
は、音声入力による加工条件設定のフローチャート第4
図は、他の実施例を示す説明図である。 1……マイク 2……増幅器 3……音声識別回路 4……CPU 5……音声ジェネレータ 6……スピーカ 7……設定器 8……ワイヤカット放電加工装置 9、10……キーボード
の一実施例の回路構成を示すブロック図、第2図は、キ
ー入力による加工条件設定のフローチャート、第3図
は、音声入力による加工条件設定のフローチャート第4
図は、他の実施例を示す説明図である。 1……マイク 2……増幅器 3……音声識別回路 4……CPU 5……音声ジェネレータ 6……スピーカ 7……設定器 8……ワイヤカット放電加工装置 9、10……キーボード
Claims (1)
- 【請求項1】工作機械の加工条件を設定する装置に於
て、信号をキー入力するキーボードと、信号を音声によ
り入力する音声入力装置と、多数の加工条件を使用頻度
の高低により二群に分類した内の使用頻度の高い群に属
する加工条件について前記キーボードにより入力された
加工条件の項目指定と設定内容に関するコード信号及び
数値信号に対応して当該指定された加工条件の内容を設
定する高使用頻度加工条件設定装置と、前記二群に分類
した内の使用頻度の低い群に属する加工条件について前
記音声入力装置により入力された加工条件の設定内容に
関する音声信号に対応して当該加工条件の内容を設定す
る低使用頻度加工条件設定装置とを備えてなることを特
徴とする工作機械の加工条件設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61293534A JP2540311B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 工作機械の加工条件設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61293534A JP2540311B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 工作機械の加工条件設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147203A JPS63147203A (ja) | 1988-06-20 |
JP2540311B2 true JP2540311B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=17795986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61293534A Expired - Fee Related JP2540311B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 工作機械の加工条件設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540311B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4312161A1 (de) * | 1993-04-14 | 1994-10-20 | Bosch Gmbh Robert | Elektrogerät, insbesondere Heimwerker-Elektrogerät |
US20210333776A1 (en) * | 2018-09-07 | 2021-10-28 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Control device for machine tool |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719809A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 | Fanuc Ltd | Numerical control information generating system |
JPS58221406A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-23 | Hitachi Ltd | 加工システム |
JPS59226905A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | Ncテ−プ作成装置 |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP61293534A patent/JP2540311B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS63147203A (ja) | 1988-06-20 |
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