JP2540160B2 - 包装袋用合成樹脂フィルムの印刷ピッチ測定装置 - Google Patents

包装袋用合成樹脂フィルムの印刷ピッチ測定装置

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JP2540160B2 JP62150420A JP15042087A JP2540160B2 JP 2540160 B2 JP2540160 B2 JP 2540160B2 JP 62150420 A JP62150420 A JP 62150420A JP 15042087 A JP15042087 A JP 15042087A JP 2540160 B2 JP2540160 B2 JP 2540160B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、長さ方向に沿って連続的に搬送される包
装袋用合成樹脂フィルムの印刷マーク間のピッチを自動
的かつ連続的に測定する包装袋用合成樹脂フィルムの印
刷ピッチ測定装置に関する。
[従来の技術] 合成樹脂フィルムを基材とした包装材料は、食品や医
薬品等の包装袋として広く利用されており、その殆どに
は、グラビア印刷等が施されている。一般に、このよう
な包装袋は、包装袋を形成しながら内容品を充填する、
いわゆる製袋充填方式によって使用に供されている。
ところで、このような製袋充填方式の場合、包装材料
としての合成樹脂フィルムに印刷を施す工程時、および
熱接着性を与えるためのラミネート工程時には、合成樹
脂フィルムに張力を加えつつ、それを搬送ライン中にて
長さ方向に所定の速度で送ることになる。このとき、加
えられた張力によって合成樹脂フィルムが伸ばされる
と、印刷版製造時に予め設定した一製袋幅毎の繰り返し
の印刷ピッチと、実際の印刷ピッチとの間に誤差が生じ
ることになる。このような印刷ピッチの誤差は、充填す
る内容品の量をくるわすこととなるため、当業界におい
ては、その印刷ピッチの管理が重要な課題となってい
る。
従来、このような印刷ピッチの確認は、各工程の終了
時にロール状に巻かれた合成樹脂フィルムの末端からサ
ンプルを採取し、そのサンプルの印刷面における印刷ピ
ッチをスケール等を用いて目視確認していた。
[解決しようとする問題点] 上述のように、従来はロール状に巻かれた合成樹脂フ
ィルムの一部、すなわちその末端のみをサンプリングし
て印刷ピッチを確認するため、そのロールの内部におけ
る合成樹脂フィルムの印刷ピッチについては確認するこ
とができなかった。つまり、合成樹脂フィルムの全長に
渡って、その印刷ピッチを確認することができなかっ
た。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので
あり、印刷ピッチを合成樹脂フィルムの全長に渡って測
定して確認することができ、しかもその測定結果を有効
に活用して、例えば搬送ライン中における合成樹脂フィ
ルムの張力を最適に自動調整させることも可能な包装袋
用合成樹脂フィルムの印刷ピッチ測定装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明では、長さ方向に沿
って所定の間隔で印刷マークが付された包装袋用合成樹
脂フィルムをその長さ方向に連続的に搬送する搬送ライ
ン中に備えられる印刷ピッチ測定装置であって、搬送ラ
インの定位置に備えられて、包装袋用合成樹脂フィルム
に予め一定の間隔で付された印刷マークを検出するマー
ク検出器と、搬送ラインの定位置に備えられて、包装袋
用合成樹脂フィルムの送り速度に応じたパルス信号を出
力する速度検出器と、前記マーク検出器にて印刷マーク
が検出されたことをトリガーとして、前記速度検出器か
ら出力されたパルス信号を計数するとともに、該パルス
信号の計数を、前記マーク検出器にて当該印刷マークの
後に位置する印刷マークが検出されるまで行い、該パル
ス信号の計数値に基づき、前記印刷マーク間のピッチを
演算する演算手段と、を具備するようにしている。
[作用] この発明に示される包装袋用合成樹脂フィルムの印刷
ピッチ測定装置では、マーク検出器にて印刷マークが検
出されたことをトリガーとして、速度検出器から出力さ
れたパルス信号を計数するとともに、該パルス信号の計
数を、マーク検出器にて当該印刷マークの後に印刷する
印刷マークが検出されるまで行い、該パルス信号の計数
値に基づき、印刷マーク間のピッチを演算するようにし
ており、このような演算処理により、印刷マーク間のピ
ッチを自動的かつ連続的に求めて、包装袋用合成樹脂フ
ィルムの全長に渡っての伸び量の確認することができ
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、Fは測定対象となる包装材料の合成
樹脂フィルムであり、その側部又は表面上の一部には、
アイマークと称されるマークMが合成樹脂フィルムFの
長さ方向に沿って一定の間隔で付されている。このマー
クMは、一製袋幅毎に1つまたは複数ずつ当間隔に付さ
れていて、このマークMの位置を基準として、製袋、充
填等の一連の加工作業が最適なタイミングでできるよう
になっている。したがって、このマークM間のピッチを
測定することによって、合成樹脂フィルムFの伸びの程
度を確認することができる。
合成樹脂フィルムFは、その長さ方向に張力が加えら
れたまま、各工程の搬送ライン中にて所定の速度で連続
送りされる。その搬送ラインは、例えば合成樹脂フィル
ムFに印刷を施す工程、または熱接着性を与えるための
ラミネート工程における搬送ラインであり、送りロー
ル、テンションロール、およびガイドロール等の複数の
ロールの組み合わせによって構成されている。図示する
搬送ラインは、左方から右方に向かって連続送りするよ
うになっている。
本実施例の印刷ピッチ測定装置は、このような搬送ラ
インに対して装備されている。
1はマーク検出器1であり、合成樹脂フィルムFにお
けるマークMの印刷部分と対向するように、搬送ライン
中の定位置に備えられている。このマーク検出器1はマ
ークMの有無を検出するもの、つまり対向位置にマーク
Mが移動してきたときに検出信号を出力するものであ
り、本例の場合、このマーク検出器1は光反射型の光学
式センサーである。2は速度検出器であり、搬送ライン
中の定位置に備えられて、合成樹脂フィルムFの搬送速
度を検出するものである。本例の場合、この速度検出器
2は、搬送ラインを構成するローラRとの間にて合成樹
脂フィルムFを挟むように備えられて、合成樹脂フィル
ムFに接しつつ、その搬送速度に応じて回転してパルス
を出力するパルスジェネレータであり、合成樹脂フィル
ムFが一定量移動する毎にパルスを出力する。
マーク検出器1と速度検出器2の検出信号は、アンプ
3を通して演算装置4に入力される。演算装置4の機能
は、作用と共に後述する。演算装置4には、表示装置
(CRT)5と、プリンタ6と、アナログ記録計7が接続
されていて、演算結果を表示、またはプイントアウトす
るようになっている。
以上のように構成された本実施例の印刷ピッチ測定装
置は、移動可能なようにユニット化されていて、種々の
搬送ラインに対して適宜装備したり、外したりすること
ができるようになっている。
次に、作用について説明する。
マーク検出器1は、合成樹脂フィルムFの移動にとも
なってマークMが通過する毎に、第2図(a)のような
パルス状の検出信号P1を出力する。一方、速度検出器2
は、合成樹脂フィルムFの移動速度に応じた検出信号
(第2図(b))P2を出力する。この検出信号P2は、合
成樹脂フィルムFが一定量移動する毎に出力されるパル
スであるから、そのパルスの数は合成樹脂フィルムFの
移動量に相当する。
これらの検出信号P1,P2はアンプ3によって増幅され
て演算装置4に入力され、演算装置4は、それらの検出
信号P1,P2から、マークM間のピッチの連続平均または
移動平均を求める。すなわち、まず検出信号P1が所定回
数出力される毎に、その間の検出信号P2のパルス数を計
数する。例えば、第2図(c)に示すように、検出信号
P1が2回出力される毎に、その間における検出信号P2の
パルス数を計数する。検出信号P2のパルス間隔は合成樹
脂フィルムFの一定の移動量に相当するため、このよう
な計数によって、マークMの2ピッチ分の長さが求ま
る。それを2等分した値が連続平均となる。また、第2
図(d)のように、1ピッチずつずらして、2ピッチ毎
の長さを求めて2等分した場合、それが移動平均とな
る。演算装置4は、このような演算に際しては、速度検
出器2と合成樹脂フィルムFの表面との間のスリップを
考慮し、所定の演算式を用いて計測値を補償する。
このようにして求めた連続平均または移動平均は、合
成樹脂フィルムFの伸びを確認するためのデータとな
り、表示装置5にて表示、プリンタ6にてプリントアウ
ト、またはアナログ記録計7にて記録される。
第3図は、演算装置4を制御するCPUの作用を説明す
るためのフローチャートである。まず、ピッチの測定に
あたっては、ピッチの基準値などをスイッチ類によって
初期設定する(ステップS1)。そして、そのスイッチ類
からのデータを読み入れて(ステップS2)、実際の測定
をスタートする。まず、マーク検出器1がONとなったと
き、つまり検出信号P1が出力されたときに、ステップS3
からステップS4に進み、速度検出器2の検出信号P2のカ
ウント値を読み込む。そして、移動平均値を計算し(ス
テップS5)、更に連続平均を計算する場合には、ステッ
プS6からステップS7に進み、その連続平均を計算する。
その後、それらの計算した平均値と、予め設定した基準
値とを比較し(エラー判定(ステップS8))、それが許
容範囲を越えたときに警報などを発する。そして、計算
した平均値をディジタル/アナログ変換してアナログ記
録計7に表示させると共に、プリンター6からプリント
アウトさせる(ステップS9)。
ところで、マーク検出器1は、アイマークと称される
マークMを検出するものに限らず、そのアイマークの印
刷部分に相当する他の印刷部分、例えば一製袋幅毎に繰
り返し印刷される印刷部の所定箇所を検出するものであ
ってもよい。この場合には、その印刷部の所定箇所を前
述したマークMと同様に利用して、その所定箇所相互間
のピッチを求めて、合成樹脂フィルムFの伸びを確認す
ることになる。
また、速度検出器2は、合成樹脂フィルムFに接しつ
つ回転する方式のものに特定されず、例えば、合成樹脂
フィルムFの移動に伴って従動回転するローラRに接し
て、そのローラRと共に回転するもの、またはそのロー
ラRの回転速度を直接検出するものであってもよい。要
は、合成樹脂フィルムFの移動速度を検出できるもので
あればよい。
また、演算装置4の測定結果であるアナログ記録計7
の出力は、例えば搬送ライン中における合成樹脂フィル
ムの張力を最適に自動調整させるための検出出力として
も有効に活用することが可能である。
[効果] 以上詳細に説明したように本発明に示される包装袋用
合成樹脂フィルムの印刷ピッチ測定装置では、マーク検
出器にて印刷マークが検出されたことをトリガーとし
て、速度検出器から出力されたパルス信号を計数すると
ともに、該パルス信号の計数を、マーク検出器にて当該
印刷マークの後に位置する印刷マークが検出されるまで
行い、該パルス信号の計数値に基づき、印刷マーク間の
ピッチを演算するようにしており、このような演算処理
によって、印刷マーク間のピッチを自動的かつ連続的に
求めて、包装袋用合成樹脂フィルムの全長に渡っての伸
び量の確認することができる。その結果、印刷ピッチの
誤差をなくし、また充填する内容品の量を正確なものと
して、品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するための図であり、
第1図は概略のブロック構成図、第2図は作用を説明す
るためのタイムチャート、第3図は作用を説明するため
のフローチャートである。 1……マーク検出器、2……速度検出器、 3……アンプ、4……演算装置、 5……表示装置、6……プリンタ、 7……アナログ記録計、 F……合成樹脂フィルム、M……マーク。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−137747(JP,A) 特開 昭58−50416(JP,A) 特開 昭57−28204(JP,A) 特開 昭56−42105(JP,A) 実開 昭61−127407(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向に沿って所定の間隔で印刷マーク
    が付された包装袋用合成樹脂フィルムをその長さ方向に
    連続的に搬送する搬送ライン中に備えられる印刷ピッチ
    測定装置であって、 搬送ラインの定位置に備えられて、包装袋用合成樹脂フ
    ィルムに予め一定の間隔で付された印刷マークを検出す
    るマーク検出器と、 搬送ラインの定位置に備えられて、包装袋用合成樹脂フ
    ィルムの送り速度に応じたパルス信号を出力する速度検
    出器と、 前記マーク検出器にて印刷マークが検出されたことをト
    リガーとして、前記速度検出器から出力されたパルス信
    号を計数するとともに、該パルス信号の計数を、前記マ
    ーク検出器にて当該印刷マークの後に位置する印刷マー
    クが検出されるまで行い、該パルス信号の計数値に基づ
    き、前記印刷マーク間のピッチを演算する演算手段と、
    から構成されていることを特徴とする包装袋用合成樹脂
    フィルムの印刷ピッチ測定装置。
JP62150420A 1987-06-17 1987-06-17 包装袋用合成樹脂フィルムの印刷ピッチ測定装置 Expired - Fee Related JP2540160B2 (ja)

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JP7457495B2 (ja) * 2019-06-04 2024-03-28 住友化学株式会社 光学フィルムの製造方法及び光学フィルムの製造装置

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JPS61127407U (ja) * 1985-01-30 1986-08-09

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