JP2540070B2 - チャイルドシ―ト - Google Patents

チャイルドシ―ト

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JP2540070B2
JP2540070B2 JP63320414A JP32041488A JP2540070B2 JP 2540070 B2 JP2540070 B2 JP 2540070B2 JP 63320414 A JP63320414 A JP 63320414A JP 32041488 A JP32041488 A JP 32041488A JP 2540070 B2 JP2540070 B2 JP 2540070B2
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JP
Japan
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seat
seat back
stay
child
seat cushion
Prior art date
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JP63320414A
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道雄 平野
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は乳幼児を自動車に同乗させる際に用いられる
チャイルドシートに関する。
〈従来の技術〉 一般に、乳幼児を自動車に同乗させるとき、保護者を
要するが、その代用として第10図に例示するチャイルド
シートが使用されている。
第10図のチャイルドシートは、シートクッション1、
シートバック2、サイドウォール3が一体形成されたも
のである。
このチャイルドシートは、自動車の座席上に載置さ
れ、シートベルト等により固縛されて用いられる。
〈発明が解決しようとする課題〉 チャイルドシートの場合、使用時の安全性が第一義で
あるが、これとともに使い勝手のよさ、適用年令の広さ
が要求される。
しかるに、第10図のチャイルドシートは、通常のシー
トを小型化したにすぎず、着座姿勢をとることを前提と
しているから、自力で座ることのできない乳児(8ケ月
未満)には、これを適用することができない。
しかも、幼児(8ケ月〜4才)、低学年児童など、身
体の成長にともに、体格に見合ったものを購入しなけれ
ばならないので、応分の経済的負担が強いられる。
本発明はこのような課題に鑑み、安全性はもちろんの
こと、使用時の利便性を高め、汎用性、経済性を確保す
ることのできるチャイルドシートを提供しようとするも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明に係るチャイルドシートは、所期の目的を達成
するため、互いに分割されたシートバックとシートクッ
ションとを備え、シートバックの表面には開閉自在な身
体拘束帯が設けられているとともに、シートバックの下
部両側にはステーが突設されており、シートクッション
の後部両側には、シートバックを後傾状にセットするた
めのステー差込穴と、シートバックを略水平状にセット
するためのステー差込穴とが上記ステーと挿脱自在に対
応して設けられ、かつ、これらステーとステー差込穴と
を相互にロックするためのロック機構が設けられている
ことを特徴とする。
〈作 用〉 本発明に係るチャイルドシートは、自動車の座席上に
載置され、シートベルト等により固縛されて用いられ
る。
この場合、シートバックを後傾状にしてシートクッシ
ョンにセットしたときは、シート態様となり、シートバ
ックを略水平状にしてシートクッションにセットしたと
きは、ベッド態様となる。
これらのセッティングは、ステー差込穴を選択してス
テーを差し込むことにより行なわれ、該各セット状態が
ロック機構により保持される。
したがって、シート態様において幼児を座らせること
ができ、ベッド態様において乳児を寝かせることができ
る。
シートバックに設けられた身体拘束帯は、シート態様
において乳児の邪魔にならず、ベッド態様では、これを
介して乳児をシートバックに拘束することができるか
ら、不測の事態に際し、乳児がベッドから転落すること
がない。
その他、シートバックを外し、シートクッションのみ
を、児童用シートとして使用することができる。
〈実 施 例〉 以下、本発明に係るチャイルドシートの実施例につ
き、図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るチャイルドシートの概念図であ
る。
第1図において、凹形のシートバック11と凹形のシー
トクッション21とは、互いに分割されている。
シートバック11の表面には後述する身体拘束帯12が設
けられているとともに、シートバック11の下部両側には
ステー16が突設されている。
シートクッション21の後部両側には、後傾したステー
差込穴23と、略水平状のステー差込穴24とが設けられて
いる。
ステー16とステー差込穴23、24とは、互いに挿脱自在
である。
一例として、ステー16をステー差込穴23に差し込んで
シートバック11とシートクッション21とを相互に組みつ
けたとき、これらは乳幼児用シートとなり、他例とし
て、ステー16をステー差込穴24に差し込んでシートバッ
ク11とシートクッション21とを相互に組みつけたとき、
これらは乳幼児用ベッドとなる。
第2図、第3図は互いに分離されたシートバック11と
シートクッション21を示している。
第2図を参照して明らかなように、身体拘束帯12は、
左右一対の面状片13a、13bとスライド式のファスナ14と
を備えてなり、各面状片13a、13bの外側縁がシートバッ
ク11の表面両側にそれぞれ取着され、かつ、スライド開
閉式のファスナ14が各面状片13a、13bの内側縁に取りつ
けられて、これら面状片13a、13bがファスナ14により開
閉自在に設けらている。
各面状片13a、13bには、これらを第2図点線のごとく
開放したとき、該各面状片13a、13bをシートバック11の
両側表面に止めつけるための止具15が取りつけられてい
る。
かかる止具15としては、たとえば、ホック、面状ファ
スナなどが採用される。
各面状片13a、13bは、その大きさの範囲内において、
シートバック11のシート表皮の一部を兼ねることがあ
る。
シートバック11の下部両側から突出しているステー16
の下端には、第2図のごとく、係止孔17が穿設されてい
る。
かかるステー16は、その基端部がシートバック11内に
挿入され、該シートバック11内に固着されたプレート
(図示せず)にビス止めされている。
その他、シートバック11の両側部外面には、第2図の
ごとく、タングプレート18が取りつけられている。
第3図を参照して明らかなように、シートクッション
21の両側上面には、シートベルトを係止するための係止
溝29が形成されており、シートクッション21の両外側面
にはタングプレート30が取りつけられており、シートク
ッション21の後部両側には、既述の両ステー差込穴23、
24を有するジョイント22と、ロック機構31とが装着され
ている。
ジョイント22は、第4図、第5図のごとく、両ステー
差込穴23、24がV形に交差した形状からなり、両ステー
差込穴23、24が合流するV形尖端部には通孔25が穿設さ
れているとともに、両ステー差込穴23、24が開離するV
形開端部にわたりフェイスプレート26が固着されてお
り、要所に取付部27、28が設けられている。
かかるジョイント22は、第3図、第4図のごとく、フ
ェイスプレート26を露出させてシートクッション21の後
部両側に埋め込まれ、かつ、各取付部27、28がシートク
ッション21にビス止めされて所定の部位に取りつけられ
ている。
ロック機構31は、第4図のごとく、シートクッション
21の後部側面に埋め込まれてビス止めされた固定カバー
32と、その固定カバー32を内外に貫通しているフランジ
33付きのロックピン34と、そのロックピン34の外側端部
に取りつけられたハンドル35と、固定カバー32およびフ
ランジ33間においてロックピン34の外周に装着されたス
プリング36とを主体にして構成されている。
かかるロック機構31の場合、そのロックピン34には、
スプリング36を介して前記ジョイント22の通孔25内に嵌
まり込む方向の弾発力が付与されている。
したがって、ステー差込穴23または24に差し込まれた
前記ステー16の係止孔17が、その通孔25と一致したと
き、ロックピン34は、これら両孔17、25に嵌まりこん
で、ステー16をステー差込穴23または24内に保持する。
第6図はシートバック11の他実施例を示している。
第6図のシートバック11では、身体拘束帯12が単一の
面状片13cからなり、その面状片13cの一端縁がシートバ
ック11の表面一側に取着され、かつ、これら面状片13c
の他側縁、シートバック11の表面他側にファスナ14が取
りつけられて、当該面状片13cがファスナ14により開閉
自在に設けられている。
さらに第6図の実施例では、シートバック11の表面
に、対をなすショルダバンド19が設けられている。
これらショルダバンド19は、その一端がシートバック
11の表面に止着され、その他端がホック、面状ファイス
ナなどの止具20を介して面状片13cに着脱できるように
なっている。
第7図、第8図、第9図は、本発明に係るチャイルド
シートの各使用態様を示している。
乳児用シートとしての使用態様を示す第7図では、ス
テー16をステー差込穴23に差し込んでシートバック11と
シートクッション21とを相互に組みつけ、ステー差込穴
23内のステー16をロック機構31によりロックしている。
かかるチャイルドシートに座した乳幼児の膝上には、
インパクトシールド41が当てがわれ、これらインパクト
シールド41をも含めチャイルドシートがシートベルト42
により固縛される。
幼児用ベッドとしての使用態様を示す第9図では、ス
テー16をステー差込穴24に差し込んでシートバック11と
シートクッション21とを相互に組みつけ、ステー差込孔
24内のステー16をロック機構31によりロックしている。
かかるチャイルドベッドに臥した乳幼児は、身体拘束
帯12、ショルダバンド19によりベッド上に拘束され、タ
ングプレート18、30にアンカーベルト43が接続される。
児童用シートとしての使用態様を示す第9図では、シ
ートバック11を取り外した後のシートクッション21のみ
が使用され、当該シートクッション21が自動車用シート
上に載置される。
かかる児童用シートに座した児童は、係止溝29を通
り、巻き掛けさられたシートベルト42により固縛され
る。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明に係るチャイルドシートは、シ
ートバックとシートクッションとの組み付け如何で、幼
児用シート、乳児用ベッド、児童用シートなど、各種の
使用態様をとることができるから、利用年令の即応でき
る利便性、一具にて乳児から児童までに適用できる汎用
性、経済性などを満足させることができ、もちろん、シ
ートベルト等を併用することにより、所定の安全性が確
保できるほか、ロック機構を具備しているので、シート
バックとシートクッションとの結合が不本意に分解され
ず、身体拘束帯にて乳児を十分にサポートすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るチャイルドシートの概念図、第2
図は本発明におけるシートバックの一例を示した斜視
図、第3図は本発明におけるシートクッションの一例を
示した斜視図、第4図は第3図IV−IV線に沿う拡大断面
図、第5図は本発明におけるジョイントの斜視図、第6
図は本発明におけるシートバックの他例を示した斜視
図、第7図〜第9図は本発明に係るチャイルドシートの
各種使用態様を示した斜視図、第10図は従来のチャイル
ドシートを示した斜視図である。 11……シートバック 12……身体拘束帯 13a……身体拘束帯の面状片 13b……身体拘束帯の面状片 13c……身体拘束帯の面状片 14……ファスナ 16……ステー 17……ステーの係止孔 21……シートバック 22……ジョイント 23……ステー差込穴 24……ステー差込穴 25……ジョイントの通孔 31……ロック機構 32……ロック機構の固定カバー 33……ロックピンのフランジ 34……ロックピン 35……ロック機構のハンドル 36……ロック機構のスプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに分割されたシートバックとシートク
    ッションとを備え、シートバックの表面には開閉自在な
    身体拘束帯が設けられているとともに、シートバックの
    下部両側にはステーが突設されており、シートクッショ
    ンの後部両側には、シートバックを後傾状にセットする
    ためのステー差込穴と、シートバックの略水平状にセッ
    トするためのステー差込穴とが上記ステーと挿脱自在に
    対応して設けられ、かつ、これらステーとステー差込穴
    とを相互にロックするためのロック機構が設けられてい
    ることを特徴とするチャイルドシート。
JP63320414A 1988-12-21 1988-12-21 チャイルドシ―ト Expired - Lifetime JP2540070B2 (ja)

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JP63320414A JP2540070B2 (ja) 1988-12-21 1988-12-21 チャイルドシ―ト

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JPH02169336A JPH02169336A (ja) 1990-06-29
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