JP2539726Y2 - 液晶表示器 - Google Patents

液晶表示器

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JP2539726Y2
JP2539726Y2 JP1990029368U JP2936890U JP2539726Y2 JP 2539726 Y2 JP2539726 Y2 JP 2539726Y2 JP 1990029368 U JP1990029368 U JP 1990029368U JP 2936890 U JP2936890 U JP 2936890U JP 2539726 Y2 JP2539726 Y2 JP 2539726Y2
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pixel electrode
liquid crystal
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common
common electrode
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Inventor
正生 千葉
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は表示画素毎に輝度が変化する液晶表示器に
関する。
【従来の技術】
従来の液晶表示器としては例えば第7図に示すような
ものがある。図において、1は画素電極で、この画素電
極1は第1のガラス基板2上に所定間隔で配設されてい
る。3は画素電極1に対向して配置された共通電極で、
この共通電極3は第2のガラス基板4に設けられてい
る。5は第1のガラス基板2と第2のガラス基板4との
間隙に充填された液晶、6は液晶分子の向きを規制する
ための配向膜で、この配向膜6は画素電極1と共通電極
3とを覆って第1および第2のガラス基板2,4にそれぞ
れ設けられている。7は画素電極1と共通電極3とを電
気的に接続する導電性樹脂、8は第1および第2のガラ
ス基板2,4を接合するシール樹脂である。 次に作用について説明する。 画素電極1と共通電極3との間に電圧が印加されるこ
とにより電圧が印加された画素電極1と共通電極3とに
挟まれた液晶5の分子配列が変り、入射光が吸収されて
液晶5が変色して表示されることになる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の液晶表示器にあって
は電圧が印加された各画素電極1と共通電極3との間に
はそれぞれ同じ電圧が印加されるために全ての表示画素
の輝度(コントラスト)が同じとなり、意匠上新鮮さの
ない陳腐な表示しかできないという課題があった。 この考案は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、互いに隣合う表示画素の輝度を異ならせ、斬
新で表示機能を高め、意匠上も優れた液晶表示器を提供
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案に係る液晶表示器は複数に分割された画素電
極に液晶を挟んで共通電極を対向させ、かつ、隣合う上
記画素電極の引出し端子間を上記画素電極の外周外側に
配された高抵抗体で接続し、任意の2つの上記引出し端
子には上記共通電極に印加する電圧波形と同相電圧を印
加し、任意の2つの上記引出し端子間にある上記引出し
端子には上記共通電極に印加する電圧波形と逆相電圧を
印加したものである。
【作用】
この考案における液晶表示器は隣合う画素電極の引出
し端子間を高抵抗体で接続することにより共通電極と各
画素電極との間に掛る電圧を変えて表示画素の輝度を異
ならせ、斬新で表示機能を高めるようにしたものであ
る。
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図はこの考案の一実施例を示す平面図で、第1図
において第7図と同一または均等な構成部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。第1図において、10は
表面に液晶分子配向用の樹脂薄膜層を施した透明な扇状
の画素電極で、この画素電極10は複数円弧状に並設され
ている。10a,10b,……,10m-1,10m,10m+1,……,10
n-1,10nは各画素電極10に接続された引出し端子、11は
隣接する引出し端子10a,10b,……,10n-1,10nを接続す
る同一抵抗値の高抵抗体で、この高抵抗体11は例えば導
電性樹脂薄膜よりなる。 この導電性樹脂薄膜の形成法は例えばポリイミドの前
駆体であるポリアミック酸の溶液または重合度の低いポ
リイミドの溶液にテトラシアノキノジメタン(TCNQ)錯
体、例えばノルマルブチルイソキノリウム錯体を上記溶
液の固形分の10〜20重合%混合したものを、転写印刷法
等で印刷した後、150℃程度の温度で焼成する。 12は画素電極10に対向し、表面に液晶分子配向用の樹
脂薄膜層を施した透明の共通電極である。 次に作用について説明する。 例えば第2図に示すように画素電極10の引出し端子10
a,10m+1に共通電極12に印加する電圧波形と同相の電圧
を印加する。また、引出し端子10mには共通電極12に印
加する電圧波形と逆相の電圧を印加し、引出し端子10b,
……,10m-1,10m+2,……,10nには電圧は印加せず、
オープン状態とする。このときの液晶5層に掛る電圧、
すなわち各画素電極10と共通電極12との間に印加される
電圧の差は各画素電極10と共通電極12とに同じ大きさの
電圧を印加した場合、引出し端子10aおよび引出し端子1
0m+1,……,10nに対応する画素電極10と共通電極12と
で挟まれる液晶5には電圧は掛らない。また、引出し端
子10mに対応する画素電極10と共通電極12とで挟まれる
液晶5層には両電極10,12に印加される電圧の差が掛る
ことになる。また、引出し端子10bから引出し端子10m-1
までの対応する各画素電極10には引出し端子10mに印加
される電圧が高抵抗体11を介して印加されるので、引出
し端子10m-1から引出し端子10bまでの対応する各画素電
極10に順次印加される電圧が低くなり、したがって各画
素電極10と共通電極12とで挟まれる液晶5層には各画素
電極10と共通電極12との異なる差電圧が第3図に示すよ
うに掛ることになる。 よって、液晶表示器の透過率は液晶5層に掛る電圧で
決定されるから、ポジ表示の場合は第4図(a)のよう
な透過率の変化が、ネガ表示の場合は第4図(b)のよ
うな透過率の変化が表われ、画素の表示輝度が徐々に変
化することになる。 また、逆相電圧が印加される引出し端子の位置を変化
することにより、表示状態が変化することになり、指示
値を逆相電圧として印加すれば、回転計,車速計,燃料
計などの各種計器に用いることができる。また、同相電
圧が印加される引出し端子10aの位置を変化することに
より輝度の変化する領域も任意に変えることができる。 次に、第5図に示す他の実施例を説明する。 この実施例では隣接する画素電極10を接続する高抵抗
体13に画素電極10と同じ材質の透明電極を用い、しかも
高抵抗体13の長さ対幅の比が大きくなるように高抵抗体
13を蛇行させて形成したものである。このように高抵抗
体13に画素電極10と同じ材質を用いることにより、高抵
抗体13を画素電極10と同時に形成することができ、製造
工程を簡単にできる。 また、第6図に示す他の実施例は液晶充填領域の外側
に隣接する画素電極10の引出し端子10a,10b,……,10
m-1,10m,10m+1,……,10nを接続する高抵抗体14を設
けたもので、高抵抗体14として有機バインダにカーボン
などの導電粉体を混合した導電塗料を用いる。 この実施例の場合は高抵抗体14が2つに分割されるた
め、外部抵抗により分割された高抵抗体14を接続する必
要がある。
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によればその構成を
複数に分割されて第1の透明基板に取付けられた透明な
画素電極と、この画素電極に対向し第2の透明基板に取
付けられた透明な共通電極と、上記画素電極と上記共通
電極との間に充填された液晶とからなる液晶表示器にお
いて、隣合う上記画素電極の引出し端子間を上記画素電
極の外周外側に配された高抵抗体で接続し、任意の2つ
の上記引出し端子には上記共通電極に印加する電圧波形
と同相電圧を印加し、任意の2つの上記引出し端子間に
ある上記引出し端子には上記共通電極に印加する電圧波
形と逆相電圧を印加したので、互いに隣合う表示画素の
輝度を異ならせ、画素の表示輝度を徐々に変化させて斬
新で表示機能を高め、意匠上も秀れた液晶表示器が得ら
れる効果がある。また逆相電圧が印加される引出し端子
の位置を変化させることにより、表示状態を変化させる
ことができ、さらに同相電圧が印加される引出し端子の
位置を変化させることにより、輝度の変化する領域も任
意に変えることができる効果がある。さらに、高抵抗体
が、画素電極の外周外側に配され、隣合う画素電極の引
出し端子間を接続しているので、画素電極面内を均一輝
度にでき、輝度むらが発生するのを防止することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る液晶表示器の一実施例を示す平
面図、第2図は第1図の動作を説明するための電圧波形
図、第3図は各画素電極に対応する液晶に掛る電圧を示
す特性図、第4図は液晶表示器の表示状態を示し、同図
(a)はポジ状態の正面図、同図(b)はネガ状態の正
面図、第5図および第6図はこの考案に係る液晶表示器
の他の実施例を示す平面図、第7図は従来の液晶表示器
の一例を示す断面図である。 5は液晶、10は画素電極、10a,10b,……,10m-1,10m
10m+1,……,10nは引出し端子、11,13,14は高抵抗体、
12は共通電極。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数に分割されて第1の透明基板(2)に
    取付けられた透明な画素電極(10)と、この画素電極
    (10)に対向し第2の透明基板(4)に取付けられた透
    明な共通電極(12)と、上記画素電極(10)と上記共通
    電極(12)との間に充填された液晶(5)とからなる液
    晶表示器において、隣合う上記画素電極(10)の引出し
    端子(10a,10b,……,10m-1,10m,10m+1,……,10n
    間を上記画素電極(10)の外周外側に配された高抵抗体
    (11,13,14)で接続し、任意の2つの上記引出し端子
    (10a,10m+1)には上記共通電極(12)に印加する電圧
    波形と同相電圧を印加し、任意の2つの上記引出し端子
    (10a,10m+1)間にある上記引出し端子(10m)には上記
    共通電極(12)に印加する電圧波形と逆相電圧を印加し
    たことを特徴とする液晶表示器。
JP1990029368U 1990-03-22 1990-03-22 液晶表示器 Expired - Lifetime JP2539726Y2 (ja)

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JPH03119828U JPH03119828U (ja) 1991-12-10
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