JP2539614Y2 - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱

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JP2539614Y2
JP2539614Y2 JP1990010469U JP1046990U JP2539614Y2 JP 2539614 Y2 JP2539614 Y2 JP 2539614Y2 JP 1990010469 U JP1990010469 U JP 1990010469U JP 1046990 U JP1046990 U JP 1046990U JP 2539614 Y2 JP2539614 Y2 JP 2539614Y2
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JP
Japan
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plate
flap
corner
packaging box
front plate
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JP1990010469U
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JPH03102419U (ja
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康志 中村
芳樹 並田
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は4角形の底板の周囲に前板、後板及び側板を
備えた包装用箱に関し、詳しくは商品充填ラインで自動
製函可能な構造を有する包装用箱に関するものである。
[従来の技術] 従来、4角形の底板の周囲に前板、後板及び側板を備
え、該前板、及び後板と側板の間に中央に略45度方向に
傾斜するコーナーフラップを設けた包装用箱は4コーナ
ー貼り包装用箱と呼ばれており、前記コーナーフラップ
を前板、後板及び側板に貼着して組み立て包装用箱とし
ていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の4コーナー貼り包装用箱の組み
立て作業には専用の製函機を必要とし、商品充填ライン
の中で自動的に組み立てるのは困難であったため、作業
上の不都合が指摘されていた。
そこで本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、所謂4コーナー貼り包装用箱であっ
て、しかも商品充填ラインで自動製函可能な構造を有す
る包装用箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の包装用箱は、4
角形の底板の周囲に前板、後板及び側板を設けると共
に、該前板及び後板と側板との間に中央に略45度方向の
傾斜する折線を有するコーナーフラップを設け、さらに
該コーナーフラップの前記前板もしくは後板側領域の一
部に切欠きを設け、前記前板及び後板を押圧することに
より前板及び後板と共に前記側板を起立させ、前記切欠
きを介して前記前板及び後板と前記コーナーフラップの
側板側領域とを接着してなる構成としたものである。
特に、前記側板の上辺を円弧状に形成すると共に、前
記後板上部に覆板を設け、該覆板を前記側板上辺に沿っ
て湾曲させながら折り曲げその先端部を前記前板外面に
重合係止してなる構成とすると、全体がかまぼこ形に形
成される。
[作用] このような本考案にあっては、両側板を底板上に折り
重ねて偏平状に折り畳んだ状態から、前板及び後板を外
側から押圧するとコーナーフラップの傾斜折線が谷折れ
して前板及び後板が起立すると同時に両側板を起立す
る。そして予め上記の偏平折り畳み状態にて接着剤を各
コーナーフラップの切欠きに対応させて前板及び後板の
内面にスポット状に塗布しておけば、前板及び後板並び
に両側板が起立するのと同時に各コーナーフラップの切
欠きを介して前板及び後板と各コーナーフラップの側板
側領域とが直接に接着されて確実に製函することができ
る。かかる組み立て作業であれば、前板及び後板を外側
から押圧する工程と、前板及び後板の内面にコーナーフ
ラップの切欠きに対応させて接着剤をスポット状に塗布
する工程とを具備すればよいので、商品充填ラインの中
でも簡単に自動製函することができる。
また、側板上辺を円弧状に形成し、後板上部に覆板を
設けることにより、全体をかまぼこ形の包装用箱にも製
函することができる。
[実施例] 以下、添付図面により、本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す展開平面図、第2図
は本考案一実施例における側板を折り畳んだ状態の平面
図、第3図は本考案一実施例の組立過程を示す斜視図、
第4図は本考案一実施例の組立完成後の斜視図である。
第1図において明らかなように、4角形の底板1の下
縁には前板3が、上縁には後板4がそれぞれ連設され、
さらに底板1の左右両側には重合板7を介して側板2が
それぞれ連設されており、前記側板2の上辺は円弧状に
形成されている。また、前記前板3及び後板4の左右両
側にはそれぞれ前記重合板7と連続する重合板7′が連
設され、さらに該重合板7′を介して前板3及び後板4
と前記側板2との間にはコーナーフラップ5が連設され
ている。該コーナーフラップ5はその中央に略45度方向
の傾斜する折線52を有して前板もしくは後板側領域5aと
側板側領域5bとに区画され、さらに該前板もしくは後板
側領域5aの先端の一部に切欠き51を設けてなる。
一方、前記後板4の上部には覆板6が連設され、さら
に該覆板6の先端部分には左右に延びるジッパー8とそ
の中央に係止突起9とが穿設されている。また、前記前
板3には前記覆板6の係止突起9と対応する位置に係止
溝10が穿設されている。
以上の構成に係る包装用箱についてその組立方法を説
明すると、まず、第1図の展開状態から、側板2及びコ
ーナーフラップ5を重合板7,7′と共に内側に折り曲げ
て偏平状に折り畳み、重合板7,7′を底板1、前板3、
後板4上に貼着する(第2図参照)。この状態にて、接
着剤を各コーナーフラップ5の切欠き51に対応させて前
板3及び後板4の内面にスポット状(第2図において11
で示す箇所)に塗布した後、前板3及び後板4を外側か
ら押圧すると、各コーナーフラップ5の傾斜折線52が内
側に谷折れして前板3及び後板4が起立すると同時に両
側板2,2も起立し(第3図参照)、これと同時に各コー
ナーフラップ5の切欠き51を介して前板3、後板4と各
コーナーフラップ5の側板側領域5bとが前記の接着剤に
より直接に接着されて製函される。次いで中身の商品を
充填後、覆板6を前記両側板2,2の上辺に沿って湾曲さ
せながら折り曲げ、その先端部を前板3の外面に重合貼
着すれば、第4図に示すような全体がかまぼこ形の包装
用箱が完成する。
なお、開封にあたってはジッパー8を引き剥せばよ
く、一旦開封後は、覆板6の係止突起9を前板3の係止
溝10と係止させることによって閉蓋することが出来る。
本実施例の包装用箱はかまぼこ形に形成されている
が、側板の上辺の形状を変えることによりこれとは異な
った形状の包装用箱を形成することも出来る。また本実
施例のような覆板を設けない構造とすることも出来る
し、さらに重合板についてもこれを設けない構造とする
ことも出来る。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案の包装用箱によれ
ば、両側板を底板上に折り重ねて偏平状に折り畳んだ状
態から、前板及び後板を外側から押圧すると前板及び後
板が起立すると同時に両側板も起立し、これと同時に、
予め上記の偏平折り畳み状態にて各コーナーフラップの
切欠きに対応させて前板及び後板の内面にスポット状に
塗布された接着剤により、各コーナーフラップの切欠き
を介して前板及び後板と各コーナーフラップの側板側領
域とが直接に接着されるので確実に製函することができ
る。しかも、かかる組み立て作業は、前板及び後板を外
側から押圧する工程と、前板及び後板の内面にコーナー
フラップの切欠きに対応させて接着剤をスポット状に塗
布する工程とを具備すればよいので、商品充填ラインの
中でも簡単に自動製函できるという優れた効果を奏し、
従来の不都合を解決できる。
また、側板上辺を円弧状に形成し、後板上部に覆板を
設けることにより、全体がかまぼこ形の包装用箱であっ
ても簡単に製函することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す展開平面図、第2図は
本考案一実施例における側板を折り畳んだ状態の平面
図、第3図は本考案一実施例の組立過程を示す斜視図、
第4図は本考案一実施例の組立完成後の斜視図である。 1……底板、2……側板 3……前板、4……後板 5……コーナーフラップ 6……覆板、7,7′……重合板 8……ジッパー、9……係止突起 10……係止溝

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】4角形の底板の周囲に前板、後板及び側板
    を設けると共に、該前板及び後板と側板との間に中央に
    略45度方向の傾斜する折線を有するコーナーフラップを
    設け、さらに該コーナーフラップの前記前板もしくは後
    板側領域の一部に切欠きを設け、前記前板及び後板を押
    圧することにより前板及び後板と共に前記側板を起立さ
    せ、前記切欠きを介して前記前板及び後板と前記コーナ
    ーフラップの側板側領域とを接着してなることを特徴と
    する包装用箱。
  2. 【請求項2】前記側板の上辺を円弧状に形成すると共
    に、前記後板上部に覆板を設け、該覆板を前記側板上辺
    に沿って湾曲させながら折り曲げその先端部を前記前板
    外面に重合係止して全体をかまぼこ形に形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
JP1990010469U 1990-02-05 1990-02-05 包装用箱 Expired - Lifetime JP2539614Y2 (ja)

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JPH03102419U JPH03102419U (ja) 1991-10-24
JP2539614Y2 true JP2539614Y2 (ja) 1997-06-25

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KR100820716B1 (ko) * 2007-06-19 2008-04-11 이정 복근 운동기구
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JPS528393U (ja) * 1975-07-03 1977-01-20
JPS58180106U (ja) * 1982-05-26 1983-12-01 福島 成次 組立箱用原板

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