JP2539402B2 - 自己位置決め型振れ止 - Google Patents

自己位置決め型振れ止

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JP2539402B2
JP2539402B2 JP61300237A JP30023786A JP2539402B2 JP 2539402 B2 JP2539402 B2 JP 2539402B2 JP 61300237 A JP61300237 A JP 61300237A JP 30023786 A JP30023786 A JP 30023786A JP 2539402 B2 JP2539402 B2 JP 2539402B2
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    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/72Auxiliary arrangements; Interconnections between auxiliary tables and movable machine elements
    • B23Q1/76Steadies; Rests
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、共通の一つの平面内に設けられた3個の保
持部材と、この保持部材の弾性変形を補償するための装
置とを備え、この保持部材の各接触個所が工作物軸線か
ら等しい距離にあり、二つの保持部材が互いに鏡像対称
的に設けられ揺動可能に支承されたアングルレバーとし
て形成され、この二つの保持部材の間に第3の保持部材
が設けられ、この第3の保持部材が、圧力媒体によって
付勢可能な操作ピストンによって工作物軸線の方へ直線
的に摺動可能であり、かつ制御面を有する角柱の形をし
た調整部材を担持し、この調整部材がアングルレバーの
自由端と協働する、横断面が円形の棒状工作物を旋盤上
で固定または保持するための振れ止に関する。
〔従来の技術〕
この種類の自己位置決め型振れ止すなわちセルフセン
タリング型振れ止は、西独国特許第3314483号明細書に
よって知られている。この振れ止の場合には、クランプ
圧力が異なるときに工作物のずれを回避する目的で、外
側の保持部材の弾性的なたわみを補償するために、線形
に変形する特性を有する軸方向に変形可能な棒または皿
ばねの形をした弾性的にたわむ部分が中央の保持部材に
組み込まれている。この部分の長さの変更は外側保持部
材のたわみに等しい。しかし、保持部材の弾性変形を補
償するための装置のこの実施形は実用的でない。なぜな
ら、弾性的にたわむ部分を備えた中央の保持部材がもは
や剛性ではなく、それによって工作物の加工の際に不利
である振動が不可避であり、そして弾性的にたわむ部分
の実際の変形量を決めることができないからである。従
って、調整不可能であるこの装置によって、保持部材の
弾性変形に対し充分に影響を与えることはできない。
〔発明の目的〕
従って、本発明の課題は、前記の種類の自己位置決め
型振れ止のために、外側の両保持部材と力伝達に関与す
る振れ止の構成部品の弾性変形を補償するための次のよ
うな装置を提供することである。すなわち、構造が簡単
で取り扱いが容易であるだけでなく、外側の保持部材お
よびこれと協働するすべての構成部品の変形によって発
生する工作物のずれを、短時間でかつ技術的な困難性を
生じることなく補償することができる前記装置を提供す
ることである。更に、その都度のクランプ圧力のための
繰り返しクランプ精度がきわめて簡単な調整によって得
られるようにすべきである。
〔発明の構成〕
この課題は本発明に従って、外側の両保持部材の弾性
変形と、力の伝達に関与する振れ止の他の構成部品の弾
性変形を補償するために、調整部材が、負荷下でその長
手方向に調整開始する際に、中央の保持部材に対して、
外側の両保持部材の弾性変形と力の伝達に関与する振れ
止の他の構成部品の弾性変形の合計にその都度一致する
調節可能な距離だけ、中央の保持部材に対し相対的に調
整できるように配置されることによって解決される。
これは簡単な実施態様では、中央の保持部材が例えば
調整部材によって相対回転不能に案内され、かつねじま
たはボールねじスピンドルを介して制御部材に連結さ
れ、この制御部材が操作ピストンによって摺動可能であ
り、かつアクチュエータによって回転可能であることに
よって行われる。
この場合、制御部材がフランジを備えた棒によって形
成され、操作ピストンが特に中央で前記棒に支持され、
中央の保持部材がねじによって棒の一端に調整できるよ
うに取り付けられ、棒の他端にアクチュエータが取り付
けられていると好都合である。
アクチュエータはハンドルまたはレバーによって簡単
に形成することができる。前記アクチュエータは制御部
材に相対回転不能に連結され、位置表示器が操作ピスト
ンを収容するシリンダと前記アクチュエータとに付設さ
れている。しかし、そのために、パルス発信器を備えた
ステップモータを設けることもできる。このステップモ
ータの回転量はパルスカウンタによって測定可能で、演
算装置に記憶可能である。
他の実施態様では、距離を調整するために、調整部材
と相対的に軸方向に調整および調節可能なストッパーが
中央の保持部材に付設されている。このストッパーは好
ましくは棒によって形成され、この棒はねじによって操
作ピストンに調整可能に保持されている。
二つの異なる大きさのクランプ力のための振れ止の場
合には、大きなクランプ力でクランプするときに用いる
他のピストンが操作ピストンのシリンダに挿入され、こ
のピストンが調整部材に固定連結され、その付勢時に、
中央の保持部材に対する調整部材の調整が省略可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明に従って形成された、外側の保持部材の弾性変
形と、力伝達に関与する振れ止の他の構成部品の弾性変
形を補償するための装置は、その構造が簡単であり、従
って経済的に製作することができる。しかも、特に取り
扱い操作が容易であり、弾性変形をその都度短時間でか
つきわめて正確に補償することができる。すなわち、負
荷下で調整を行うために、調整部材が調整可能な距離だ
け中央の保持部材に対し相対的に調整できるように配置
されていると、大きなクランプ力のときに発生する工作
物のずれを、中央の保持部材の位置変更によって補償す
ることが簡単に可能である。そのためには、中央の保持
部材の後退によって、締め付けられた工作物が中央で保
持されるまで、例えばハンドルを回転させるだけでよ
い。そして、ハンドルのこの位置で圧力に依存する回転
量がマークされるかまたはステップモータの回転量が記
憶されると、繰り返し締め付けの際に工作物は常に中央
にクランプされる。
これを達成するために必要な構造的コストは少なくて
済む。なぜなら、少数の構成部品を変更するだけでよい
からである。更に、振れ止の大きさに対して影響を与え
ないので、各振れ止において、きわめて簡単な取り扱い
操作で、すべての変形の補償を個別的に行うことがで
き、従っていろいろな工作物の弾力性を同様に補償する
ことができる。
〔実施例〕
図には、自己位置決め型振れ止、すなわちセルフセン
タリング型振れ止において使用可能であり、かつ本発明
に従って形成された、外側の両保持部材の弾性変形と力
伝達に関与する振れ止の他の構成部品の弾性変形を補償
するための装置の若干の実施例が示してある。以下、こ
の実施例を詳細に説明する。
第1図と第3図に示しそれぞれ参照符号1を付けた自
己位置決め型振れ止は、棒状の工作物2を固定または保
持する働きをし、それぞれケーシング11の中に挿入され
かつ一平面内に設けられた3個の保持部材12,13および1
4からなっている。この外側の両保持部材13,14は鏡像的
に対称に設けられたアングルレバーとして形成され、か
つ枢着ピン18,19の回りに揺動できるように支承されて
いる。この場合、工作物2の軸線の方向に移動可能な中
央の保持部材12は角柱の形をした調整部材15を備えてい
る。この調整部材には、制御面16,17が形成されてい
る。保持部材13,14の自由端13′,14′がこの制御面に作
用している。閉鎖蓋を省略して示したケーシング11は工
作物2の側でシール20によってシールされている。
操作ピストン22は保持部材12,13および14を操作する
働きをする。操作ピストンはケーシング11にフランジ止
めされたシリンダ21の中に挿入されている。第1図の状
態で圧力媒体が圧力室23に供給されると、操作ピストン
22と、このピストンに連結された中央の保持部材12と、
調整部材15が上方へ摺動する。それによって、中央の保
持部材12と外側の両保持部材13,14は装着された工作物
2に押し付けられ、従って工作物が振れ止1の中に挟ま
れる。これに対して、圧力媒体を圧力室24に供給する
と、振れ止1が開放され、工作物2を取り外すことがで
きる。
大きなクランプ力のときに、外側の保持部材13,14の
弾性変形と、力伝達に関与する振れ止1の他の構成部品
の弾性変形を補償するため、およびそれにも拘わらず工
作物2を常に中央で締め付けることができるようにする
ために、変形の補償を簡単に行うことができる特別な手
段が講じられている。この補償は、負荷の下で調整部材
15が中央の保持部材12に対して調整可能な距離だけその
長手方向Aに移動可能であることによって達成される。
この距離は外側の保持部材13,14と力伝達に関与する振
れ止の他の構成部品のその都度の変形の合計と一致す
る。
そのために、第1図と第3図の振れ止1の場合には、
棒32の形をした回転可能な制御部材31が設けられてい
る。この棒は一端にねじ穴34を備えている。このねじ穴
には中央の保持部材12がねじ29によってねじ込まれてい
る。棒の他端にはアクチュエータ36が相対回転不能に連
結されている。制御部材31はシリンダ蓋21′,21″に形
成された孔25,26を貫通し、調整部材15の側の制御部材
端面48が調整部材15の面49に接触している。更に、制御
部材31にはフランジ33が形成されている。このフランジ
には操作ピストン22が支持されている。制御部材31は、
アクチュエータ36に形成された溝37の中で軸方向に案内
されているキー35によって、アクチュエータ36に相対回
転しないように連結されている。
アクチュエータ36を回転させると、中央の保持部材12
と調整部材15は長手軸線Aの方向に移動する。そのため
に、中央の保持部材12は長方形の案内部分28によって調
整部材15の凹部27の中で回転不能に案内されている。
外側の両保持部材13,14の変形と、力の伝達に関与す
る、例えば枢着ピン18,19、ケーシング11、調整部材1
5、ローラおよびこのローラを担持するピンのような構
成部品の変形を補償するための特別な手段が設けられて
いなければ、大きなクランプ力で工作物2を保持部材1
2,13および14の間に締め付けると、工作物は偏心して締
め付けられる。その際、外側の保持部材13,14が曲げら
れ、そして工作物2は中央の保持部材12によって振れ止
1の中心から多少外側へ押圧される。しかし、工作物2
に大きなクランプ力が作用する場合には、調整部材15
が、中央での締め付けが行われる弱いクランプ力で締め
付けられる際に占めるその位置に比べて前方に置かれる
ように、外側の保持部材13、14がより大きな調整運動を
行うので、工作物2のずれが補償される。
これは、第1図の実施例の場合、アクチュエータ36と
制御部材31を回転させて、保持部材12をねじ29によって
ねじ穴34にねじ込むことにより行われる。調整部材15の
面49が当接面48に支持されているので、調整部材はこの
調整量だけ保持部材12に対し相対的に前進する。
工作物の調整は実際には次のようにして行われる。す
なわち、先ず、外側の保持部材13,14と他の構成部品が
弾性変形しないクランプ力で、工作物2を締め付けるこ
とによって行われる。この運転状態のために、第2図に
示すように、アクチュエータ36においてマーク40′がセ
ットされる。このマークはボルト39によってシリンダ蓋
21″に固定された円板38上のマーク40と一致している。
そして、所定の大きなクランプ力が得られるように、圧
力室23内の圧力媒体の圧力が高められる。外側の両保持
部材13,14が曲げられ、他の変形が発生するので、工作
物2は偏心した位置を占める。保持部材12が後退するよ
うに、アクチュエータ36と、キー35を介してこのアクチ
ュエータに連結された制御部材31を回転すると、工作物
2は振れ止1の中央に戻される。中央の保持部材12に対
して弾性変形に相当する所定の距離だけ調整部材15を前
進させることによって工作物が中央にクランプされる
と、マーク40と一致する他のマーク、例えばマーク40″
がセットされる。
特に同じ直径の工作物を同じクランプ力で新たにクラ
ンプする場合には、クランプの前に、アクチュエータ36
のマーク40″が円板38のマーク40に一致するように、ア
クチュエータ36を回転させるだけでよい。この場合、調
整部材15の位置の変更によって、外側の両保持部材13,1
4の弾性変形と、力の伝達に関与する振れ止1の他の構
成部品の弾性変形が補償されるので、中央でのクランプ
が達成される。
第3図の実施例の場合には、電気的なサーボモータ42
がアクチュエータ41として設けられている。このサーボ
モータのボスには制御部材31が係合している。この場
合、制御部材31はキー35によって、ボス43の溝44の中で
相対回転不能にかつ軸方向に摺動可能に保持されてい
る。
調整を行うために、シリンダ蓋21″にはパルス発信器
46が組み込まれている。このパルス発信器はボス43の端
面に取り付けられたパルス発信器としてのステップカウ
ンタ45と協働し、演算装置47に接続されている。調整時
に工作物のずれを補償するために制御部材31を回転させ
ることができるサーボモータ42により、所定のクランプ
圧力を得るために、クランプの開始前に、制御部材31の
適当な回転、ひいては調整部材15の後退または調整を短
時間で行うことができる。従って、第3図に示した装置
によって、外側の保持部材13,14の弾性変形の自動的な
補償を問題なく行うことができる。
第4図に示した自動位置決め型振れ止51の場合には、
中央の保持部材53の軸線方向Aに調整可能なストッパー
71が、制御面57,58を備えた調整部材56に付設されてい
る。このストッパーによって距離sを調節することでき
る。大きなクランプ力でクランプするときの工作物2の
偏心を補償するために、中央の保持部材53に対する調整
部材56の位置を前記距離だけ変更することができる。こ
の実施例の場合にも、ケーシング52内に揺動可能に設け
られた外側の保持部材54,55は、その端部54′,55′が制
御面57または58と協働するので、調整部材56によって揺
動させられる。
ストッパー71は棒72によって形成されている。この棒
はフランジ止めされたシリンダ61内に挿入された操作ピ
ストン62に固定されている。棒72は調整できるようにね
じ73によって操作ピストン62に連結されている。操作ピ
ストンはピン69によって回転しないように保持されてい
る。このピンはシリンダ蓋61″に形成された孔70の中で
摺動可能に案内されている。
本実施例の場合には、シリンダ61の中に他のピストン
63が挿入されている。このピストンのピストンロッド64
はシリンダ蓋61′を貫通し、ボルト65によって調整部材
56に固定されている。
例えば仕上げ加工を行うために小さなクランプ力で工
作物2を締め付ける場合には、圧力媒体が圧力室66に供
給される。それによって、両操作ピストン62,63、ひい
ては中央の保持部材53と調整部材56が工作物2の方へ摺
動する。その際、調整部材56は、第4図の左半分に示す
ように、次のような位置を占める。すなわち、ピストン
ロッド64の当接面75が中央の保持部材53の対向面74に接
触しないで、面74,75が距離sだけ互いにずれている位
置を占める。これはストッパー71によって行われる。中
央の保持部材53の当接面74がこのストッパー71に支持さ
れている。
これに対して、圧力の高い圧力媒体が圧力室67に供給
されると、操作ピストン63は工作物2の方へ摺動する。
その際、第4図の右半分に示すように、ピストンロッド
64の面75が中央の保持部材53の面74に接触しているの
で、中央の保持部材53がピストンロッド64によって連行
され、勿論距離Sだけ後退する。この距離は両保持部材
54,55の弾性変形と力伝達に関与する振れ止51の他の構
成部品の弾性変形の補償に相当する。従って、例えば粗
仕上げ加工を行うために、大きなクランプ力でクランプ
する場合にも、工作物2が偏向することがない。圧力室
68に圧力媒体を供給することによって、振れ止1が開放
され、工作物2を取り外すことができる。調整部材56に
挿入され、中央の保持部材53の縦溝77に係合している保
持ピン76によって、戻りの際に中央の保持部材が連行さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、調整部材がハンドルを用いてねじにより中央
の保持部材に対して軸方向に調整可能である振れ止を示
す図、第2図は第1図の振れ止における異なる押圧力の
ための調整部材の位置表示部を示す図、第3図はアクチ
ュエータとしてのステップモータを有する、第1図の振
れ止を示す図、第4図は二つの操作ピストンと、調整部
材と中央の保持部材の間の位置変更を調節するための軸
方向に摺動可能なストッパーとを備えた振れ止を示す図
である。 1,51……振れ止、2……工作物、12,53……中央の保持
部材、13,14;54,55……外側の保持部材、15,56……調整
部材、22……操作ピストン、A……中央の保持部材の長
手方向、S……距離

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の一つの平面内に設けられた3個の保
    持部材と、この保持部材の弾性変形を補償するための装
    置とを備え、この保持部材の各接触個所が工作物軸線か
    ら等しい距離にあり、二つの保持部材が互いに鏡像対称
    的に設けられ揺動可能に支承されたアングルレバーとし
    て形成され、この二つの保持部材の間に第3の保持部材
    が設けられ、この第3の保持部材が、圧力媒体によって
    付勢可能な操作ピストンによって工作物軸線の方へ直線
    的に摺動可能であり、かつ制御面を有する角柱の形をし
    た調整部材を担持し、この調整部材がアングルレバーの
    自由端と協働する、横断面が円形の棒状工作物を旋盤上
    で固定または保持するための振れ止において、外側の両
    保持部材(13,14;54,55)の弾性変形と、力の伝達に関
    与する振れ止(1;51)の他の構成部品の弾性変形を補償
    するために、調整部材(15;56)が、負荷下でその長手
    方向(A)に調整開始する際に、中央の保持部材(12;5
    3)に対して、外側の両保持部材(13,14;54,55)の弾性
    変形と力の伝達に関与する振れ止(1;51)の他の構成部
    品の弾性変形の合計にその都度一致する調節可能な距離
    (s)だけ、中央の保持部材(12;53)に対し相対的に
    調整できるように配置されていることを特徴とする振れ
    止。
  2. 【請求項2】中央の保持部材(12)が調整部材(15)に
    よって相対回転不能に案内され、かつねじ(29,34)ま
    たはボールねじスピンドルを介して制御部材(31)に連
    結され、この制御部材が操作ピストン(22)によって摺
    動可能であり、かつアクチュエータ(36)によって回転
    可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
    記載の振れ止。
  3. 【請求項3】制御部材(31)がフランジ(33)を備えた
    棒(32)によって形成され、操作ピストン(22)が特に
    中央で前記棒に支持され、中央の保持部材(12)がねじ
    (29,34)によって棒の一端に調整できるように取り付
    けられ、棒の他端にアクチュエータ(36)が取り付けら
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記
    載の振れ止。
  4. 【請求項4】アクチュエータ(36)がハンドルまたはレ
    バーによって形成され、前記アクチュエータ(36)が制
    御部材(31)に相対回転不能に連結され、位置表示器
    (40)が操作ピストン(22)を収容するシリンダ(21)
    と前記アクチュエータ(36)とに付設されていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載の振れ止。
  5. 【請求項5】アクチュエータ(41)がパルス発信器(4
    5)を備えたステップモータ(42)によって形成され、
    その回転量がパルスカウンタ(46)によって測定可能
    で、かつ演算装置(47)に記憶可能であることを特徴と
    する、特許請求の範囲第3項に記載の振れ止。
  6. 【請求項6】距離(s)を調整するために、調整部材
    (56)に対し相対的に軸方向に調節可能なストッパー
    (71)が中央の保持部材(53)に付設されていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振れ止。
  7. 【請求項7】ストッパー(71)が棒(72)によって形成
    され、この棒がねじ(73)によって操作ピストン(62)
    に調整可能に保持されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第6項に記載の振れ止。
  8. 【請求項8】二つの異なる大きさのクランプ力のための
    振れ止(51)の場合に、大きなクランプ力でクランプす
    るときに用いる他のピストン(63)が操作ピストン(6
    2)のシリンダ(61)に挿入され、このピストン(63)
    が調整部材(56)に固定連結されていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第6項または第7項に記載の振れ
    止。
JP61300237A 1985-12-19 1986-12-18 自己位置決め型振れ止 Expired - Fee Related JP2539402B2 (ja)

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DE3544961.6 1985-12-19
DE19853544961 DE3544961A1 (de) 1985-12-19 1985-12-19 Selbstzentrierende luenette

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JPS62228340A JPS62228340A (ja) 1987-10-07
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EP (1) EP0225984B1 (ja)
JP (1) JP2539402B2 (ja)
DE (2) DE3544961A1 (ja)

Cited By (1)

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