JP2538828Y2 - 音量バランス制御装置 - Google Patents
音量バランス制御装置Info
- Publication number
- JP2538828Y2 JP2538828Y2 JP1986183376U JP18337686U JP2538828Y2 JP 2538828 Y2 JP2538828 Y2 JP 2538828Y2 JP 1986183376 U JP1986183376 U JP 1986183376U JP 18337686 U JP18337686 U JP 18337686U JP 2538828 Y2 JP2538828 Y2 JP 2538828Y2
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- Japan
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- signal
- balance
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、主にステンレス・オーディオ装置に用い
られる音量バランス制御装置に関する。
られる音量バランス制御装置に関する。
(ロ)従来の技術とその問題点 従来の音量バランス制御装置は、入力される2チャン
ネルの音声信号の音量を、同時に増幅させる音量ボリウ
ム調整キーと個別に増幅して両者の音量バランスを調整
する音量バランスキーとを備えているが、チャンネル間
に相対的な音量バランス差が生じている状態で音量ボリ
ウム調整キーで音量の増大又は減少を行うと、音量ボリ
ウムが最大又は最小の位置に近ずくにつれて、バランス
差が圧縮されていくため、その後音量ボリウム調整操作
によって元の音量ボリウム位置に調整しても、バランス
差が圧縮されたままであり、最初に設定したバランス差
が再現できない欠点を有していた。
ネルの音声信号の音量を、同時に増幅させる音量ボリウ
ム調整キーと個別に増幅して両者の音量バランスを調整
する音量バランスキーとを備えているが、チャンネル間
に相対的な音量バランス差が生じている状態で音量ボリ
ウム調整キーで音量の増大又は減少を行うと、音量ボリ
ウムが最大又は最小の位置に近ずくにつれて、バランス
差が圧縮されていくため、その後音量ボリウム調整操作
によって元の音量ボリウム位置に調整しても、バランス
差が圧縮されたままであり、最初に設定したバランス差
が再現できない欠点を有していた。
この考案は、このような事情を考慮してなされたもの
で、音量バランス調整操作によって設定されたチャンネ
ル間の相対的なバランス差を記憶しておき、音量ボリウ
ム調整操作を行なった後、元の音量ボリウム位置にもど
したときに、元の音量バランス差が再現できることを可
能にするものである。
で、音量バランス調整操作によって設定されたチャンネ
ル間の相対的なバランス差を記憶しておき、音量ボリウ
ム調整操作を行なった後、元の音量ボリウム位置にもど
したときに、元の音量バランス差が再現できることを可
能にするものである。
(ハ)問題点を解決するための手段 第1図は、本考案の構成を示すブロツク図であり、ア
ップ信号が1回入力される毎に1ステップずつ音量設定
値を増大し、その音量設定値が最大に達したときにアッ
プ信号が入力されても最大値を維持すると共に、ダウン
信号が1回入力される毎に1ステップずつ音量設定値を
減少し、その音量設定値が最小に達したときにダウン信
号が入力されても最小値を維持する第1および第2音量
制御手段101,102と、バランス用キー入力手段103と、音
量用キー入力手段104と、上記バランス用キー入力手段1
03からの出力に基づいて上記第1および第2音量制御手
段101,102の何れか一方にアップ信号又はダウン信号を
供給すると共に、当該信号供給によって発生する上記第
1および第2音量制御手段101,102の両音量設定値の差
を記憶し、又上記音量用キー入力手段104からの出力に
基づいて上記第1および第2音量制御手段101,102の両
音量設定の差と上記記憶された値の差とを比較し、その
結果に基づいて上記第1および第2音量制御手段101,10
2の何れか一方又は両方にアップ信号又はダウン信号を
供給する信号制御手段105とを設けたものである。
ップ信号が1回入力される毎に1ステップずつ音量設定
値を増大し、その音量設定値が最大に達したときにアッ
プ信号が入力されても最大値を維持すると共に、ダウン
信号が1回入力される毎に1ステップずつ音量設定値を
減少し、その音量設定値が最小に達したときにダウン信
号が入力されても最小値を維持する第1および第2音量
制御手段101,102と、バランス用キー入力手段103と、音
量用キー入力手段104と、上記バランス用キー入力手段1
03からの出力に基づいて上記第1および第2音量制御手
段101,102の何れか一方にアップ信号又はダウン信号を
供給すると共に、当該信号供給によって発生する上記第
1および第2音量制御手段101,102の両音量設定値の差
を記憶し、又上記音量用キー入力手段104からの出力に
基づいて上記第1および第2音量制御手段101,102の両
音量設定の差と上記記憶された値の差とを比較し、その
結果に基づいて上記第1および第2音量制御手段101,10
2の何れか一方又は両方にアップ信号又はダウン信号を
供給する信号制御手段105とを設けたものである。
(ニ)作用 第1図のブロツク図を用いてこの考案の作用を説明す
る。
る。
第1および第2音量制御手段101,102は、1回入力さ
れる毎に1ステップずつ音量設定値を増大し、その音量
設定値が最大に達したときにアップ信号が入力されても
最大値を維持すると共に、ダウン信号が1回入力される
毎に1ステップずつ音量設定値を減少し、その音量設定
値が最小に達したときにダウン信号が入力されても最小
値を維持する。
れる毎に1ステップずつ音量設定値を増大し、その音量
設定値が最大に達したときにアップ信号が入力されても
最大値を維持すると共に、ダウン信号が1回入力される
毎に1ステップずつ音量設定値を減少し、その音量設定
値が最小に達したときにダウン信号が入力されても最小
値を維持する。
信号制御手段105は、バランス用キー入力手段103から
の出力に基づいて第1および第2音量制御手段101,102
の何れか一方にアップ信号又はダウン信号を供給すると
共に、当該信号供給によって発生する第1および第2音
量制御手段101,102の両音量設定値の差を記憶する。
の出力に基づいて第1および第2音量制御手段101,102
の何れか一方にアップ信号又はダウン信号を供給すると
共に、当該信号供給によって発生する第1および第2音
量制御手段101,102の両音量設定値の差を記憶する。
そして、信号制御手段105は、音量用キー入力手段104
からの出力に基づいて上記第1および第2音量制御手段
101,102の両音量設定値の差と上記記憶された値の差と
を比較し、その結果に基づいて第1および第2音量制御
手段の何れか一方又は両方にアップ信号又はダウン信号
を供給する。
からの出力に基づいて上記第1および第2音量制御手段
101,102の両音量設定値の差と上記記憶された値の差と
を比較し、その結果に基づいて第1および第2音量制御
手段の何れか一方又は両方にアップ信号又はダウン信号
を供給する。
従って、バランス用キー入力手段103からの出力に基
づいて第1および第2音量制御手段101,102の音量設定
値に差が生じた状態において、音量用キー入力手段104
からの出力に基づいて第1および第2音量制御手段101,
102の何れか一方の音量設定値が最大又は最小値に達し
て音量設定値の差が一旦縮小された後、再び音量用キー
入力手段104からの出力に基づいて音量設定値が上記最
大又は最小値から引き戻されるとき、両音量設定値の差
を記憶した値に復帰させることができる。
づいて第1および第2音量制御手段101,102の音量設定
値に差が生じた状態において、音量用キー入力手段104
からの出力に基づいて第1および第2音量制御手段101,
102の何れか一方の音量設定値が最大又は最小値に達し
て音量設定値の差が一旦縮小された後、再び音量用キー
入力手段104からの出力に基づいて音量設定値が上記最
大又は最小値から引き戻されるとき、両音量設定値の差
を記憶した値に復帰させることができる。
(ホ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの考案を詳述す
る。なお、これによってこの考案が限定されるものでは
ない。
る。なお、これによってこの考案が限定されるものでは
ない。
第2図はこの考案の一実施例の音量バランス制御装置
の斜視図である。音量バランス制御装置1の前面パネル
には、電源スイッチ1−1、左チャンネル音量バランス
押釦1−2、右チャンネル音量バランス押釦1−3、音
量ボリウムアップ押釦1−4、音量ボリウムダウン押釦
1−5および音量ボリウム位置1〜10までを表示する表
示素子1a〜10aにより構成された音量ボリウム表示装置
1−6が配置されている。
の斜視図である。音量バランス制御装置1の前面パネル
には、電源スイッチ1−1、左チャンネル音量バランス
押釦1−2、右チャンネル音量バランス押釦1−3、音
量ボリウムアップ押釦1−4、音量ボリウムダウン押釦
1−5および音量ボリウム位置1〜10までを表示する表
示素子1a〜10aにより構成された音量ボリウム表示装置
1−6が配置されている。
第3図は第2図の制御装置1を制御するためのの制御
回路のブロツク図である。各押釦1−2,1−3,1−4,1−
5の入力はコントローラ2−5によって、いずれの押釦
が押圧されたかが判定され、それによって電子ボリウム
2−7,2−8の減衰量を制御するデータがコントローラ
2−5より出力部2−6に導出される。電子ボリウム2
−7,2−8の減衰ステップ総数および1ステップ当りの
減衰量は電子ボリウム2−7,2−8の素子によって決定
される。音量ボリウム位置の表示は音量ボリウムアップ
押釦1−4および音量ボリウムダウン押釦1−5の押圧
操作によって、電子ボリウム2−7,2−8の減衰量デー
タに対応してコントローラ2−5より出力部2−9へ制
御信号が導出され、表示駆動回路2−10によって音量ボ
リウム表示装置1−6の表示素子1a〜10aが順次点灯又
は消灯する。音量ボリウム表示は左チャンネル音量バラ
ンス押釦1−2及び右チャンネル音量バランス押釦1−
3の操作によって変化しない様になっている。これら制
御回路は、従来公知の技術によって達成できるものであ
る。
回路のブロツク図である。各押釦1−2,1−3,1−4,1−
5の入力はコントローラ2−5によって、いずれの押釦
が押圧されたかが判定され、それによって電子ボリウム
2−7,2−8の減衰量を制御するデータがコントローラ
2−5より出力部2−6に導出される。電子ボリウム2
−7,2−8の減衰ステップ総数および1ステップ当りの
減衰量は電子ボリウム2−7,2−8の素子によって決定
される。音量ボリウム位置の表示は音量ボリウムアップ
押釦1−4および音量ボリウムダウン押釦1−5の押圧
操作によって、電子ボリウム2−7,2−8の減衰量デー
タに対応してコントローラ2−5より出力部2−9へ制
御信号が導出され、表示駆動回路2−10によって音量ボ
リウム表示装置1−6の表示素子1a〜10aが順次点灯又
は消灯する。音量ボリウム表示は左チャンネル音量バラ
ンス押釦1−2及び右チャンネル音量バランス押釦1−
3の操作によって変化しない様になっている。これら制
御回路は、従来公知の技術によって達成できるものであ
る。
なお、第2図および第3図において、左チャンネル音
量バランス押釦1−2と右チャンネル音量バランス押釦
1−3とによって第1図に示されるバランス用キー入力
手段103を、音量ボリウムアップ押釦1−4と音量ボリ
ウムダウン押釦1−5とによって第1図に示される音量
用キー入力手段104を、システムコントローラ2−5に
よって第1図に示される信号制御手段105を、左チャン
ネル電子ボリウム2−7又は右チャンネル電子ボリウム
2−8によって第1図に示される第1図音量制御手段10
1又は第2音量制御手段102を、それぞれ構成している。
量バランス押釦1−2と右チャンネル音量バランス押釦
1−3とによって第1図に示されるバランス用キー入力
手段103を、音量ボリウムアップ押釦1−4と音量ボリ
ウムダウン押釦1−5とによって第1図に示される音量
用キー入力手段104を、システムコントローラ2−5に
よって第1図に示される信号制御手段105を、左チャン
ネル電子ボリウム2−7又は右チャンネル電子ボリウム
2−8によって第1図に示される第1図音量制御手段10
1又は第2音量制御手段102を、それぞれ構成している。
次に動作を説明する。第2図の電源スイッチ1−1を
押圧して、第3図の制御回路に電源を投入した時点では
左右チャンネルの電子ボリウム2−7,2−8の減衰量が
同一になる様、コントローラ2−5より出力部2−6に
データが導出され、ある一定の減衰量となり左右チャン
ネルの音量バランスは完全な状態となる。音量ボリウム
の調整は、音量ボリウムアップ押釦1−4又は音量ボリ
ウムダウン押釦1−5を押圧する毎に、左チャンネル電
子ボリウム2−7および右チャンネル電子ボリウム2−
8の音量を同時に1ステップずつ増大又は減少させるデ
ータがコントローラ2−5より出力部2−6に導出さ
れ、電子ボリウム2−7,2−8が変化する。また電子ボ
リウム2−7,2−8の減衰量に対応して、コントローラ
2−5より出力部2−9へ制御信号が導出され、表示駆
動回路2−10によって音量ボリウム表示装置1−6の表
示素子1a〜10aが順次点灯又は消灯する。
押圧して、第3図の制御回路に電源を投入した時点では
左右チャンネルの電子ボリウム2−7,2−8の減衰量が
同一になる様、コントローラ2−5より出力部2−6に
データが導出され、ある一定の減衰量となり左右チャン
ネルの音量バランスは完全な状態となる。音量ボリウム
の調整は、音量ボリウムアップ押釦1−4又は音量ボリ
ウムダウン押釦1−5を押圧する毎に、左チャンネル電
子ボリウム2−7および右チャンネル電子ボリウム2−
8の音量を同時に1ステップずつ増大又は減少させるデ
ータがコントローラ2−5より出力部2−6に導出さ
れ、電子ボリウム2−7,2−8が変化する。また電子ボ
リウム2−7,2−8の減衰量に対応して、コントローラ
2−5より出力部2−9へ制御信号が導出され、表示駆
動回路2−10によって音量ボリウム表示装置1−6の表
示素子1a〜10aが順次点灯又は消灯する。
次に左右チャンネル間にバランス差が生じた状態での
音量ボリウム操作を行ったときの動作について第4図を
用いて説明する。
音量ボリウム操作を行ったときの動作について第4図を
用いて説明する。
第4図の3−1は、音量ボリウム表示の位置と、左チ
ャンネルと右チャンネルの相対的なバランス差が5ステ
ップである状態を示している。このときコントローラ2
−5にこのステップ数を記憶させておく。この状態から
音量ボリウムダウン押釦1−5を押圧していくと、左右
チャンネル共1ステップずつ減衰していき右チャンネル
側の音量が最小に達したときのバランス差は、第4図の
3−2で示した5ステップ差が保たれるが、さらに押釦
1−5を押圧していくと、右チャンネル側の音量は最小
に達しているため変化せず、左チャンネル側の音量が1
ステップずつ減少していき左右のバランス差が圧縮して
いく、第4図の3−3はバランス差が2ステップのとこ
ろでダウン操作を停止したときのバランス状態を示した
ものである。この状態から音量ボリウムアップ押釦1−
4を押圧していくとき、従来方式の様に左右チャンネル
共1ステップずつ音量を増大させると、バランス差が2
ステップとなり、音量ボリウム操作によって3ステップ
圧縮されたことになるが、本考案では音量バランス調整
によって当初設定された5ステップのバランス差をコン
トローラ2−5に記憶させてあるため、音量ボリウムア
ップ押釦1−4の押圧操作を行うと、先ず、左チャンネ
ル電子ボリウム2−7の音量のみを3ステップ増大さ
せ、5ステップのバランス差に達するまでは、右チャン
ネル電子ボリウム2−8の音量は変化させないデータを
コントローラ2−5より出力部2−6に導出させる。第
4図の3−4はバランス差が5ステップに達したときの
音量バランス状態を示したものである。バランス差が当
初設定したステップ数(5ステップ)と一致すると、音
量ボリウムアップ押釦1−4を押圧する毎に、左チャン
ネル電子ボリウム2−7および右チャンネル電子ボリウ
ム2−8の音量を1ステップずつ増大させるデータがコ
ントローラ2−5より出力部2−6に導出され、5ステ
ップのバランス差が回復された状態で左右チャンネルの
音量が増大し、当初設定したバランス差が再現される。
ャンネルと右チャンネルの相対的なバランス差が5ステ
ップである状態を示している。このときコントローラ2
−5にこのステップ数を記憶させておく。この状態から
音量ボリウムダウン押釦1−5を押圧していくと、左右
チャンネル共1ステップずつ減衰していき右チャンネル
側の音量が最小に達したときのバランス差は、第4図の
3−2で示した5ステップ差が保たれるが、さらに押釦
1−5を押圧していくと、右チャンネル側の音量は最小
に達しているため変化せず、左チャンネル側の音量が1
ステップずつ減少していき左右のバランス差が圧縮して
いく、第4図の3−3はバランス差が2ステップのとこ
ろでダウン操作を停止したときのバランス状態を示した
ものである。この状態から音量ボリウムアップ押釦1−
4を押圧していくとき、従来方式の様に左右チャンネル
共1ステップずつ音量を増大させると、バランス差が2
ステップとなり、音量ボリウム操作によって3ステップ
圧縮されたことになるが、本考案では音量バランス調整
によって当初設定された5ステップのバランス差をコン
トローラ2−5に記憶させてあるため、音量ボリウムア
ップ押釦1−4の押圧操作を行うと、先ず、左チャンネ
ル電子ボリウム2−7の音量のみを3ステップ増大さ
せ、5ステップのバランス差に達するまでは、右チャン
ネル電子ボリウム2−8の音量は変化させないデータを
コントローラ2−5より出力部2−6に導出させる。第
4図の3−4はバランス差が5ステップに達したときの
音量バランス状態を示したものである。バランス差が当
初設定したステップ数(5ステップ)と一致すると、音
量ボリウムアップ押釦1−4を押圧する毎に、左チャン
ネル電子ボリウム2−7および右チャンネル電子ボリウ
ム2−8の音量を1ステップずつ増大させるデータがコ
ントローラ2−5より出力部2−6に導出され、5ステ
ップのバランス差が回復された状態で左右チャンネルの
音量が増大し、当初設定したバランス差が再現される。
つまり、本考案では音量バランス調整によって当初設
定された5ステップのバランス差をコントローラ2−5
に記憶させてあるため、音量ボリウムアップ押釦1−4
の押圧操作を行うと、コントローラ2−5において左チ
ャンネル電子ボリウム2−7の音量と右チャンネル電子
ボリウム2−8の音量との差を求め、その求めた差と当
初設定されたバランス差との比較結果に基づいて左チャ
ンネル電子ボリウム2−7の音量のみを増大し、以後音
量ボリウムアップ押釦1−4の押圧操作が行われるたび
に上記動作を繰り返し、当初設定された5ステップのバ
ランス差に達するまでは、右チャンネル電子ボリウム2
−8の音量は変化させないデータをコントローラ2−5
より出力部2−6に導出させる。
定された5ステップのバランス差をコントローラ2−5
に記憶させてあるため、音量ボリウムアップ押釦1−4
の押圧操作を行うと、コントローラ2−5において左チ
ャンネル電子ボリウム2−7の音量と右チャンネル電子
ボリウム2−8の音量との差を求め、その求めた差と当
初設定されたバランス差との比較結果に基づいて左チャ
ンネル電子ボリウム2−7の音量のみを増大し、以後音
量ボリウムアップ押釦1−4の押圧操作が行われるたび
に上記動作を繰り返し、当初設定された5ステップのバ
ランス差に達するまでは、右チャンネル電子ボリウム2
−8の音量は変化させないデータをコントローラ2−5
より出力部2−6に導出させる。
第4図の3−1で示したバランス状態から音量ボリウ
ムアップ押釦1−5を押圧していく場合の動作について
は、上述の動作が逆に行われるだけであるのでその詳細
な説明は省略する。
ムアップ押釦1−5を押圧していく場合の動作について
は、上述の動作が逆に行われるだけであるのでその詳細
な説明は省略する。
(へ)考案の効果 この考案によれば、任意の音量ボリウム位置で音量バ
ランス調整を行なった後、音量ボリウムのアップダウン
操作によって音量ボリウム位置を最高又は最低に調整し
ても、元の音量ボリウム位置に戻せば調整したときのバ
ランス差が再現されるため、音量バランスの再調整が不
要となる。
ランス調整を行なった後、音量ボリウムのアップダウン
操作によって音量ボリウム位置を最高又は最低に調整し
ても、元の音量ボリウム位置に戻せば調整したときのバ
ランス差が再現されるため、音量バランスの再調整が不
要となる。
第1図はこの考案の構成を示すブロツク図、第2図はこ
の考案の一実施例を示す斜視図、第3図はこの考案の制
御回路を示すブロツク図、第4図は音量バランスの変化
状態を示す説明図である。 1−2……左チャンネル音量バランス押釦 1−3……右チャンネル音量バランス押釦 1−4……音量ボリウムアップ押釦 1−5……音量ボリルムダウン押釦 1−6……音量ボリウム表示装置 2−5……コントローラ 2−7……左チャンネル電子ボリウム 2−8……右チャンネル電子ボリウム 2−10……表示駆動回路
の考案の一実施例を示す斜視図、第3図はこの考案の制
御回路を示すブロツク図、第4図は音量バランスの変化
状態を示す説明図である。 1−2……左チャンネル音量バランス押釦 1−3……右チャンネル音量バランス押釦 1−4……音量ボリウムアップ押釦 1−5……音量ボリルムダウン押釦 1−6……音量ボリウム表示装置 2−5……コントローラ 2−7……左チャンネル電子ボリウム 2−8……右チャンネル電子ボリウム 2−10……表示駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】アップ信号が1回入力される毎に1ステッ
プずつ音量設定値を増大し、その音量設定値が最大に達
したときにアップ信号が入力されても最大値を維持する
と共に、ダウン信号が1回入力される毎に1ステップず
つ音量設定値を減少し、その音量設定値が最小に達した
ときにダウン信号が入力されても最小値を維持する第1
および第2音量制御手段と、 バランス用キー入力手段と、 音量用キー入力手段と、 上記バランス用キー入力手段からの出力に基づいて上記
第1および第2音量制御手段の何れか一方にアップ信号
又はダウン信号を供給すると共に、当該信号供給によっ
て発生する上記第1および第2音量制御手段の両音量設
定値の差を記憶し、又上記音量用キー入力手段からの出
力に基づいて上記第1および第2音量制御手段の両音量
設定の差と上記記憶された値の差とを比較し、その結果
に基づいて上記第1および第2音量制御手段の何れか一
方又は両方にアップ信号又はダウン信号を供給する信号
制御手段とを設けたことを特徴とする音量バランス制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986183376U JP2538828Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 音量バランス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986183376U JP2538828Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 音量バランス制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6388000U JPS6388000U (ja) | 1988-06-08 |
JP2538828Y2 true JP2538828Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31130055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986183376U Expired - Lifetime JP2538828Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 音量バランス制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538828Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2213962C3 (de) * | 1972-03-22 | 1979-01-18 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Funkfeld in einem Richtfunksystem |
JPS5558700A (en) * | 1978-10-25 | 1980-05-01 | Sharp Corp | Sound volume adjustment unit |
JPS57135162U (ja) * | 1981-02-17 | 1982-08-23 |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP1986183376U patent/JP2538828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6388000U (ja) | 1988-06-08 |
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