JP2538780Y2 - 画像形成装置における現像剤回収装置 - Google Patents

画像形成装置における現像剤回収装置

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JP2538780Y2 JP1990099626U JP9962690U JP2538780Y2 JP 2538780 Y2 JP2538780 Y2 JP 2538780Y2 JP 1990099626 U JP1990099626 U JP 1990099626U JP 9962690 U JP9962690 U JP 9962690U JP 2538780 Y2 JP2538780 Y2 JP 2538780Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機等の画像形成装置における現像剤回収
装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、複写機やプリンタ等の画像形成装置に
あっては、感光体上に形成された静電潜像を、例えばト
ナーとキャリアとを混合した2成分系現像剤によって可
視像処理し、この可視像を複写紙上に転写した後に定着
することで複写物を得るようになっている。
上記画像形成装置の一つに、同一の複写紙上に異なる
色の画像を重ね合わせてカラー画像を得るカラー複写機
がある。いま、第6図によってその概略構成を説明する
と次の通りである。
このカラー複写機は、原稿読み取りのためのスキャナ
ー部21と、このスキャナー部21よりデジタル信号として
出力される画像信号を電気的に処理する画像処理部22
と、画像処理部22よりの各色の画像記録情報に基づいて
画像を複写紙上に形成するプリンタ部23とを備えてい
る。
スキャナー部21は、原稿載置台24上に載置された原稿
を走査方向に移動しながら照明するランプ25と、このラ
ンプ25により照明された原稿からの反射光の光路を設定
するミラー26、27および28と、この光路中に配置されて
いてダイクロイックプリズム31に結像させる結像レンズ
29と、原稿からの反射光を色分解して各波長毎に受光す
る受光器31R、31G、31Bとを備えている。スキャナー部2
1は、ダイクロイックプリズム31において、例えば、レ
ッドR、グリーンG、ブルーBの3種類の色に分解され
た原稿からの反射光、つまり、レッド用CCD31R、グリー
ン用CCD31G、ブルー用CCD31Bにそれぞれ入射されて受光
器内で画像情報に応じたデジタル信号に変換する処理が
実行されるようになっている。
スキャナー部21において変換されたデジタル信号は、
画像処理部22に出力され、同処理部22において後述する
画像形成用露光に必要な処理が施されて各色の記録情
報、例えば、ブラック(以下、Bkと略称する)、イエロ
ー(同、Y)、マゼンタ(同、M)、シアン(同、C)
の各色の記録形成用の信号に変換される。
第6図には、上述したBk、Y、M、Cの4色を形成す
る場合が示されているが、色の数はこれに限らないこと
勿論である。
画像処理部22からの変換信号は、プリンタ部23に入力
され、それぞれの色に応じた画像露光用レーザー光出射
装置22Bk、32C、32M、32Yの作動制御に用いられる。
プリンタ部23は、原稿からの画像光を感光体上に露光
して、この露光により形成された静電潜像を現像剤によ
って可視像処理したうえで複写紙上に転写するための部
分である。
このため、プリンタ部23には、図示の場合、4組の記
録装置33Bk、33C、33M、33Yが並べて設けてある。
上記各記録装置はそれぞれ同じ構成であるので、説明
を簡単にするため、いま、C(シアン)用の記録装置に
付いて説明し、他の色については説明を省略する。な
お、各色用について同じ機能を持ち構成部品について
は、同符号とし、各色の構成を区別するために符号には
各色を示す添字を付す。
記録装置において、C(シアン)用の記録装置33Cに
は、レーザー光出射装置32Cからの光路中にドラム状の
感光体34Cが配置されている。感光体34Cの周囲には、回
転方向に沿って画像形成処理を実行するために帯電装置
35C、現像装置36C、転写装置37C等が公知の複写機と同
様に設けられている。
帯電装置35Cにより一様に帯電された感光体34Cは、レ
ーザー光出射装置32Cによる露光によってシアン画像の
潜像が形成され、現像装置36Cによって、その潜像が可
視像処理される。
上記プリンタ部23には、複写紙の給紙部が設けてあ
り、この給紙部からは、給紙コロ38により、例えば2種
類のサイズのうちのいずれかを選択された複写紙が給送
されるようになっている。給送される複写紙は、その先
端をレジストローラ40によって画像先端との位置合わせ
をされた上で、感光体34Cの転写位置を通過する搬送ベ
ルト41に向け搬送される。
搬送ベルト41上に担持されて感光体34Cの転写位置に
搬送される複写紙は、それぞれ可視像処理されている感
光体34Bk、34C、34M、34Yに向け順次搬送され、各感光
体に対向して設けてある転写装置37の作用によって、各
色の可視画像を静電転写された後、搬送ベルト41から定
着ローラ42に向け搬送されて定着を受け、排紙ローラ43
によって機外に排出される。
転写ベルト41は、担持する複写紙を静電的に吸着する
ことができるようになっており、これにより、位置ずれ
なく同ベルトの移動速度によって複写紙を搬送できるよ
うになっている。
搬送ベルト41上に担持された複写紙に可視画像を転写
した後の感光体34Bk、34C、34Mおよび34Yは、除電装置
およびトナー除去用ブラシローラを備えたクリーニング
装置44により残留電荷および残留トナーを除去されて再
度の画像形成に供される。
上記現像装置には、例えば、樹脂製トナーと鉄粉等の
磁性キャリアとを混合した2成分系現像剤を用いるもの
があり、この場合には、磁気ブラシ形成用磁石を内蔵し
た回転可能な現像スリーブに磁気ブラシを担持し、同ブ
ラシ中のトナーを感光体上の静電潜像からの静電吸着力
によって転移させるようになっている。このような現像
装置の構造としては、第7図に示す構造がある。
第7図において、現像装置Aは、現像スリーブBを配
置した現像槽Cと補給トナーを収容した補給槽Dとを備
えて構成されており、補給トナーは、補給槽Dの出口に
位置する供給ローラEによって現像スリーブBの近傍に
位置する補給ローラFの表面に擦り付けられ、補給ロー
ラFの表面に担持されて現像スリーブBに向け搬送され
る。上記供給ローラE、補給ローラFおよび補給ローラ
Fの表面に接触して補給トナーを薄層化するブレードG
には、補給トナーへの補給バイアス回路Hが接続されて
おり、この回路Hは、感光体I上に形成された基準濃度
パターンiの濃度変化に応じて補給トナーの帯電量を補
正することができるようになっている。
上記現像スリーブBの内部には、現像主極を構成する
磁石を始めとして複数の磁石が支持部材Kに取り付けら
れており、現像主極は、感光体Iに対向する位置に配置
されて磁気ブラシを感光体Iの静電潜像に接触させるこ
とができるようになっている。
なお、第7図中、符号Jは、補給口を塞ぐ蓋を固定す
るための平面を形成するために側方で張り出した突起で
ある。
ところで、現像スリーブに担持されて搬送される現像
剤は、自らの帯電特性が低下した場合、あるいは、磁気
特性上で寿命が来た場合には交換のための現像装置から
取り除かれるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、現像剤の回収に際しては、例えば、予
め複写機外に用意した回収箱等に複写機内から引き出し
た現像装置をセットした上で、現像剤の排出を開始する
というなような手順がが採用されているために、オペレ
ータではなくサービスマンによる保守作業とされること
が多い。しかも、上記手順を用いることにより、一旦複
写機から外部に引出す等の処理を必要とすることから、
回収に多大な時間を要しているのが現状であった。
従って、サービスマンがその回収作業を終えるまでは
複写機の使用ができず複写作業の効率が低下してしまう
ことにもなりかねない。
また、感光体に付設してあるクリーニング装置44は、
それぞれに感光体上から除去したトナーを回収するため
のタンクを備えた構造であるために、この回収タンクを
設置するためのスペースが必要となると共に、各トナー
回収タンクからのトナーが飛散した場合には機内を汚損
する原因となる。さらに、各トナー回収タンクでのトナ
ーの回収量が一致していないことにより、どれが満杯に
なっているかを逐一監視しなければならず、このための
メンテナンス時間が多くなってしまうという問題もあっ
た。
本考案の目的は、上述した従来の画像形成装置におけ
る現像剤の回収時の問題に鑑み、現像剤回収作業時間の
低減ができるとともに、オペレータでも容易に回収作業
ができ、これによって、複写作業の効率、換言すれば、
複写機の稼働率を低下させないで済むとともに、回収部
の構造を簡略化して機内の汚損を防止し、かつメンテナ
ンスに要する手間を省くことのできる現像剤の回収構造
を備えた画像形成装置を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案は、感光体上に形
成された静電潜像の可視像処理を行うための現像装置を
備えた画像形成装置における現像剤回収装置であって、
上記現像装置内の現像剤を回収する現像剤回収部と、上
記現像剤回収部の上部に位置する上記現像装置の現像剤
露出用開口を下向きにした状態でその現像装置を保持す
る保持部材と、を備え、上記現像剤回収部は、上記現像
装置の現像剤露出用開口と対面する開口以外が塞がれ、
現像剤露出用開口にある現像スリーブ内の感光体と対向
する磁石を変位するように変位部材の把手を下方に移動
させ現像装置内の現像剤を回収することを特徴としてい
る。
(作用) 本考案では、現像装置が保持部材によって保持される
ことおよび現像剤露出用開口にある現像スリーブ内の感
光体と対向する磁石を変位するように変位部材の把手を
下方に移動させることにより、現像剤露出用開口が現像
剤回収部の開口に対面させられ現像剤が回収部に導入さ
れる。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図において、本考案の実施例の
詳細を説明する。なお、第1図乃至第5図において、現
像装置の構成部品に関する符号は第7図に用いた符号を
そのまま援用することを前置きしておく。
第1図は、本考案にかかる現像剤回収装置の要部を説
明するための斜視図である。
第1図において現像剤回収装置における回収構造は、
第6図に示してある複写機の画像処理部22の一部に設け
てあり、その側板には、第1図に示すように、開口22A
が形成してあり、この開口22Aから現像装置が挿入され
るようになっている。
開口22Aの内部には、複写機の奥側に向け図示しない
壁板で仕切られた空間で構成されている現像装置収容部
1が設けてあり、この収容部1の上部には、収容される
現像装置に形成してある現像スリーブ露出用の開口が下
向きに位置するように現像装置を傾斜させて装填するこ
とのできる位置に一対のチャンネル部材で構成したスラ
イドレール2が固定してある。このスライドレール2
は、第6図において符号Jで示す現像装置側の突起を挿
入できるようになっており、挿入された現像装置を懸垂
支持できるようになっている。
現像装置収容部1の下部には、現像装置Aの現像スリ
ーブ露出用開口と対向する位置に、回収現像剤を収容可
能でかつ摺動可能な現像剤回収部をなす回収タンク3が
設けてある。この回収タンク3は、第2図示のように、
各感光体に付設してある感光体クリーニング装置44およ
び搬送ベルト41に付設してある搬送手段クリーニング装
置45から搬送されてくる回収現像剤を収容するタンクで
あり、ケーシングの一部を上述した現像スリーブBの一
部を露出させる開口に対向させて欠かれ、それ以外の上
面は第1図に示すように塞がれている。
このタンク3には、各クリーニング装置からのトナー
の搬送構造が対応させて設けてある。
第2図においてトナー搬送構造は、各クリーニング装
置44、45のケーシング内に配置してある周知構造の搬送
スクリューと、この搬送スクリューにより所定方向に移
送されるトナーを所定位置で投下するために垂直方向に
延長された導管46、46Y、46C、46Bkとこれら導管を接続
されて水平方向に延びるトナー搬送路管47と、このトナ
ー搬送路管47の内部に配置されていて、上述したトナー
回収タンク3の上部に設けてある排出口47Aに向けトナ
ーを移送する搬送スクリュー48とで構成してある。
トナー搬送路管47内に位置する搬送スクリュー48は、
上述した排出口47Aを境にして軸方向でリード方向を逆
に設定されて、軸方向一端に連結されている減速歯車機
構49が駆動モータ50によって回転駆動されることで、ト
ナー搬送路管47内のトナーを矢印a、bで示すように回
収トナーを排出口47Aに向け移送してトナー回収タンク
3に投下するようになっている。トナー回収タンク3に
は、下面に逆V字状の凹部が形成され、この凹部を画像
処理部22の底面に形成してある逆V字状突起に嵌合させ
ることにより摺動できるようになっている。摺動案内部
の形状により内部に落下してくる現像剤に雪崩現象を起
こさせてブリッジ現象による硬化を防いで回収量を多く
することができるようになっている。
この回収タンク3には、例えば、レベルセンサあるい
は重量センサが対応して設けてあり、回収した現像剤の
量を検知して満杯になるとこの状態を警告することがで
きるようになっている。
この結果、回収タンク3内のトナーが満杯になると、
タンク3を機外に引き出すことができ、これによって、
再度の回収に備えることができる。
一方、現像装置収容部1の長手方向における開口22A
と反対側には、現像装置A内の現像スリーブBの回転軸
B1を回転させるための回転駆動部4が設けられている。
第1図において回転駆動部4は、現像スリーブB側の
回転軸B1に固定してある伝動プーリB2と、この伝動プー
リB2に着脱可能な駆動部材4Aおよび駆動部材4Aと同軸上
に固定してあるプーリ4B並びにこのプーリ4Bに掛け回さ
れたベルト4Cにより構成されている。
第3図において伝動プーリB2は、内部の円錐状の窪み
B20を形成されており、この窪みB20には、駆動部材4Aの
先端に位置するゴム等の弾性体で構成された錘頭部4A1
が嵌合できるようになっている。従って、現像装置Aが
収容部1に装填されると、現像スリーブBは、回転軸B1
が駆動部材4Aの錘頭部4A1に向け移動し、窪みB20が密着
した状態に嵌合することで駆動部材4Aからの回転伝達を
受ける態位とされる。なお、第1図中、符号B3で示す歯
車は現像装置Aが画像記録位置にあるときの回転駆動を
受ける歯車を示している。
ところで、画像処理部22に形成してある開口22Aに
は、この開口22Aを覆うための蓋をなす面板5が設けら
れている。
面板5は、開口周辺に形成してあるネジ孔22Bに対し
固定ボルト6を介して着脱可能なものであり、平面部に
は、現像主極の変位部材7を回転可能に支持している。
上記変位部材7は、面板5により軸支された回転部材
であり、中心部に現像スリーブ側の支軸8を挿通できる
孔を形成されているとともに、面板5をはさんで現像ス
リーブB側に一対の爪74をもち、開口22Aから外側には
径方向に延びる把手7Bが固定された円盤7Cを備えてお
り、把手7Bを持って円盤7Cを回転させることによって爪
7Aの位相角度を変化させることができる。
この爪7Aには、現像スリーブA内に配置してある現像
主極L(第4図参照)を始めとする磁石群を回転可能に
支持している支持部材K(第4図参照)の支軸8が対向
している。
現像装置A側には、現像主極Lの位置決めを行うため
の構造が設けられており、この構造は、第1図におい
て、前述した磁石群の支持部材Kに固植された支軸8を
もち、その先端は、面板5の変位部材7側への挿入を行
いやすいように錘頭状とされ、軸方向の途中を後述する
位置決め部材9が圧入されることで一体に設けられてい
る。
上記位置決め部材9は、支軸8に圧入される箇所に中
空状のボス9Aが形成されており、このボス9Aの内部に形
成された切欠き円部を支軸8の切欠き軸部に嵌合させる
ことにより支軸8と一体化されることができる。このよ
うな一体化のために、支軸8の軸方向途中にはフランジ
で構成された面板9Bが備えられている。
この位置決め部材9におけるボス9Aの先端には、対向
するスリットで構成された凹部9Cが設けてあり、この凹
部9Cの位置関係は、現像時、現像主極Lを感光体に対峙
させることができる関係に設定してある。また、この凹
部9Aは、前述した面板5側に位置する変位部材7の爪7A
と係合できるようになっており、爪7Aの回転により、現
像主極の位置を、現像装置の現像スリーブ露出用開口に
対向しない位置、換言すれば、感光体I(第7図参照)
と対向しない位置へ変位させることができる。
上記位置決め板9には、中央部に貫通する支軸8の周
囲に、支軸を中心とした半径で得られる円弧状長孔9Dが
設けられている。この円弧状長孔9Dは、長手方向一端に
他の長孔部よりも大径の孔9Eを設けられており、この大
径孔9Eが現像装置の側板に形成されているネジ孔(図示
されず)に対向したときに現像主極の位置を感光体に対
向させる位置とすることができるようになっており、こ
の位置で大径の固定ネジ10を、捩じ込むことで上述した
現像主極の位置決めを行えるようになっている。
従って、面板5には、上述した固定ネジ10を緩めるた
めのネジ回しを挿入するための孔5Aが円盤7Cの近傍に形
成してある。
本実施例は以上のような構成であるから、現像剤の回
収を行う現像装置を現像装置収容部1に装填し、現像ス
リーブBの回転軸B1を現像装置収容部1側の回転駆動部
4に連結する。
現像装置Aが突起Jスライドレール2上を摺動させら
れて定位置に押し込まれると、スライドレール2の傾斜
により、現像装置における現像スリーブ露出用開口が下
向きに位置する態位とされるとともに、回転駆動部4の
駆動部材4A先端の錘頭部4A1が現像スリーブBの回転軸B
1の伝動プーリB2と一体化されて回転の駆動を受ける態
位にされる。
一方、現像装置Aにおける現像スリーブBは、その内
部に位置する現像主極の位置を位置決め板9により感光
体と対向する位置とされているので、現像装置Aが収容
部1に装填された後、面板5を開口に被せることで、変
位のための準備が行われる。
現像スリーブ側の支軸8が変位部材7の中心に形成し
てある孔に挿通された状態で面板5が本体に固定される
ことにより現像装置が所定位置に設置されることにな
る。また、これと同時に位置決め部材9の凹部9Cが変位
部材7の爪7Aに係合し、固定ネジ10を緩めることで円盤
7Cの把手7Bを持って回転させること詳しくは変位部材7
の把手7Bを下方に移動させることで、その回転を支軸8
に伝えて現像主極Lの位置を第4図の状態、つまり、現
像に供している時には、感光体Iに対向している位置か
ら第5図に示すように、感光体Iの代わりに設置されて
いるトナー回収タンク3に対向しない位置へと変位させ
る。
現像主極Lの変位が行われた後に、現像スリーブBに
対する回転駆動を回転駆動部4におけるプーリ4Bおよび
ベルト4Cを介して行う。この時の回転速度は、現像スリ
ーブBの表面に付着している現像剤を離脱させることの
できる遠心力が得られる速度とされる。
従って、現像スリーブB上に付着していた現像剤は磁
石群、特に現像主極の磁気的作用を受けない状態で遠心
力により回収箱3に向け落下する。
このようにして、現像剤の回収を終えた現像装置は、
面板5を画像処理部22の開口22Aから外すことで引き出
せる態位とされ、所定の設置箇所に挿入される。
本実施例によれば、複数の現像装置における現像剤の
回収を1ケ所で行えるので、回収部の位置を見分けやす
く、それだけ回収の際の操作性を改善することができ
る。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、現像剤回収部は、現像装置の
現像剤露出用開口と対面する開口以外が塞がれ、現像剤
露出用開口にある現像スリーブ内の感光体と対向する磁
石を変位するように変位部材の把手を下方に移動させ現
像装置内の現像剤を回収するので、現像剤回収部以外へ
現像剤が飛散することを防止できる。また現像剤が上方
の現像装置から下方の現像剤回収部へ向けて落下させ回
収することをオペレータが確実に認知できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による現像剤回収構造の全体構
成を説明するための斜視図、第2図は第1図に示した構
造の要部を説明するための模式図、第3図は第1図に示
した構造の駆動部を示す一部断面図、第4図は第1図に
示した構造の作用を説明するための第1図中、符号IV−
IV線で示す方向の矢視図、第5図は第1図に示した構造
の作用を説明するための第1図中、符号V−V線で示す
方向の矢視図、第6図は画像形成装置の一例を説明する
ための配置図、第7図は第6図に示した装置における現
像装置の構造を示す、模式的な断面図である。 1……現像装置収容部、2……スライドレール、3……
回収タンク、4……回転駆動部、4A……駆動部材、4A1
……錘頭部、5……面板、7……変位部材、7A……爪、
7……円盤、8……磁石群側の支軸、A……現像装置、
B……現像スリーブ、B1……回転軸、B2……伝動プー
リ、B20……窪み、L……現像主極、42……感光体クリ
ーニング装置、43……搬送手段クリーニング装置、46…
…垂直導管、47……トナー搬送路管、48……トナー搬送
スクリュー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成された静電潜像の可視像処
    理を行うための現像装置を備えた画像形成装置における
    現像剤回収装置であって、 上記現像装置内の現像剤を回収する現像剤回収部と、 上記現像剤回収部の上部に位置する上記現像装置の現像
    剤露出用開口を下向きにした状態でその現像装置を保持
    する保持部材と、 を備え、 上記現像剤回収部は、上記現像装置の現像剤露出用開口
    と対面する開口以外が塞がれ、現像剤露出用開口にある
    現像スリーブ内の感光体と対向する磁石を変位するよう
    に変位部材の把手を下方に移動させ現像装置内の現像剤
    を回収することを特徴とする画像形成装置における現像
    剤回収装置。
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