JP6070304B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置、プロセスカートリッジ、及び現像装置又はプロセスカートリッジを備えた画像形成装置に関し、特に、現像剤の循環経路が形成された現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置において、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(添加剤等を添加する場合も含む)を収容して、3つの搬送部材(搬送スクリュ)によって現像剤を長手方向に搬送しながら循環経路を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
3つの搬送部材を有する現像装置において、第1搬送部材(第1搬送スクリュ)は現像剤担持体(現像ローラ)に対向して配置され、現像剤を長手方向に搬送しながら現像剤担持体に現像剤を供給する。第2搬送部材(第2搬送スクリュ)は、第1搬送部材の下方において現像剤担持体に対向して配置され、第1搬送経路からの現像剤を受けて長手方向に搬送する。第3搬送部材(第3搬送スクリュ)は、第1搬送部材と第2搬送部材に隣接して配置され、第2搬送部材を備えた第2搬送経路から排出された現像剤を、第1搬送部材を備えた第1搬送経路の上流側に向けて斜め上方に搬送する。
また、現像装置には、第2搬送経路の下流側と第3搬送部材を備えた第3搬送経路の上流側とを連通させる第1中継部と、第3搬送経路の下流側と第1搬送経路の上流側とを連通させる第2中継部と、第1搬送経路の下流側と第2搬送経路の下流側とを連通させる第3中継部と、が設けられている。現像剤は各搬送経路の長手方向に搬送され、各中継部を経由して現像装置内を循環する。
このように3つ(又は、3つ以上)の搬送部材を用いて現像剤の循環経路を形成する現像装置は、トナーを消費する印刷領域が現像装置の長手方向一端側に集中するような場合であっても、長手方向における現像剤中のトナー濃度の偏りの無い循環経路を形成できる。従って、3つ(又は、3つ以上)の搬送部材を用いて現像剤の循環経路を形成する現像装置は、2つの搬送部材を用いて現像剤の循環経路を形成する現像装置に比べて、高速化・大型化された画像形成装置に用いる現像装置として適している。
上記従来の現像装置においては、第1搬送経路では空気が現像剤担持体の回転に沿って現像装置外に吐き出されて内圧が低くなるのに対して、第2搬送経路では空気が現像剤担持体の回転に沿って現像装置内に引き込まれて内圧が高くなる傾向がある。
即ち、第1搬送経路から外部に吐き出される空気は、剤規制部材であるドクターブレードを通過する際に起きる現像剤の流れに沿って発生する吐き出し気流によるものである。しかし、現像剤の流出方向からみてドクターブレードの上流側では現像剤の密度が高いため、空気の吐き出し効果は低い。
それに対して、現像剤担持体側から第2搬送経路側に引き込まれる空気は、第1搬送経路から現像剤担持体側に向かう空気の流通経路よりも明らかに広い経路を通過する。その上、現像剤担持体から第2搬送経路までは空気の流入を阻害するものがないため、第2搬送経路は多くの空気を取り込むことができる。
以上の理由から、総合的にみて現像器内の内圧は上昇し、その結果、シール性の低い部分からトナーや現像剤が飛散(噴出)してしまう不具合が生じることがあった。
特に近年、電子写真装置の高速化が要求されており、現像剤担持体や搬送部材の回転速度を高める必要がある。また、電子写真装置の大型化に伴って、現像剤担持体や搬送部材が長手方向に長くなり、現像装置の内部に収容される現像剤の量も増加しているため、現像器内の内圧の上昇が顕著になり、上述した不具合が無視できないものになっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像剤担持体に現像剤を供給する第1の搬送部材と、第1の搬送部材からの現像剤を受けて搬送する第2の搬送部材と、第2の搬送部材によって搬送されてきた現像剤を第1の搬送部材の上流側に搬送する第3の搬送部材とによって現像剤の循環経路を形成した場合であっても、現像装置内における内圧が高くなってトナーや現像剤が飛散してしまう不具合が生じにくい、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送する循環経路を形成する複数の搬送経路と、を備え、前記複数の搬送経路は、前記現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1搬送部材を備えた第1搬送経路と、前記第1搬送部材によって搬送され現像に使用されなかった現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材を備えた第2搬送経路と、前記第2搬送部材によって搬送されてきた現像剤を前記第1搬送経路の上流側に向けて搬送する第3搬送部材を備えた第3搬送経路と、前記第1搬送経路と前記第2搬送経路と前記第3搬送経路とを仕切る壁部と、を備え、前記第3搬送経路は、搬送方向中間部の断面積が最小となるように形成された狭小部と、前記狭小部よりも搬送方向下流側に配置されるとともに、現像装置の外部に連通する開口部と、を具備し、前記現像装置は、画像形成装置内に装着されたときに前記画像形成装置内に取り付けられる面板の内外に跨がって配置され、前記開口部は前記面板の外部へ露出する位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、第3搬送経路の搬送方向中間部に狭小部を設け、狭小部の下流側には現像装置の外部に連通する開口部を配置し、開口部を画像形成装置内に取り付けられる面板の外部へ露出させたので、第2搬送経路における内圧が高くなってトナーや現像剤が飛散してしまう不具合が生じにくい、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に装着されたプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジを示す拡大図である。 現像装置を示す拡大図である。 現像装置における循環経路を図3に示す矢印X方向から長手方向にみた断面図である。 (A)は図4のY1−Y1断面を示す概略断面図であり、(B)は図4のY2−Y2断面を示す概略断面図である。 図4の循環経路における、(A)狭小部を示すY3−Y3断面の概略断面図と、(B)広大部を示すY4−Y断面の概略断面図である。 面板から露出するフィルタユニットを示す斜視図である。 現像装置からフィルタユニットを取り外した様子を示す斜視図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
また、本明細書において「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
まず、図1にて、実施の形態における画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。
図示する画像形成装置は、感光体ドラム21(像担持体)に静電潜像を書き込む書込み部2A〜2Dと、感光体ドラム21に形成された静電潜像を現像してトナー像化する現像装置を備えたプロセスカートリッジ20(20Y、20C、20M、20BK)と、被転写材Pを収容する給紙部61と、給紙部61から給送された被転写材P上に感光体ドラム21が担持するトナー像を転写する転写ベルト30と、被転写材Pに転写されたトナー像を圧力と熱により被転写材Pに定着させる定着部66と、を備えている。
書込み部2A〜2Dは、画像情報に基いて帯電工程後の感光体ドラム21(像担持体)に静電潜像を書き込むための装置である。書込み部2A〜2Dは、ポリゴンミラー3A〜3Dや光学素子4A〜4D等を用いた光走査装置である。なお、書込み部として、光走査装置の替わりにLEDアレイを用いることもできる。
給紙部61は、記録紙、OHP等の被転写材Pを収容して、画像形成時には被転写材Pを転写ベルト30に向けて給送する。
転写ベルト30は、被転写材Pをその表面に静電的に吸着させて搬送して感光体ドラム21上に形成されたトナー像を被転写材P上に転写するための無端状ベルトであって、その外周面上に吸着ローラ64とベルトクリーナ65とを設けている。
転写ベルト30を介して感光体ドラム21に対向する転写ローラ24は、芯金と芯金を被覆する導電性弾性層とを有する。転写ローラ24の導電性弾性層は、ポリウレタンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)等の弾性材料に、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ等の導電性付与剤を配合分散して電気抵抗値(体積抵抗率)を中抵抗に調整した弾性体である。
定着部66は、加熱ローラ68および加圧ローラ67を有し、被転写材P上のトナー像を圧力と熱とによって被転写材Pに定着させる。
転写ベルト30に沿って縦方向に配置された4つのプロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKは、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像を形成するためのものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BK上には、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置23に補給するトナーカートリッジ28Y、28C、28M、28BKが設置されている。
プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BK、及び、トナーカートリッジ28Y、28C、28M、28BKは、転写ベルト30を回転支軸を中心に開放して装置本体1から着脱することができる。
本実施の形態の画像形成装置は、複写機及びプリンタとして機能する複合型の画像形成装置である。複写機として機能する場合には、スキャナから読み込まれた画像情報に対してA/D変換、MTF補正、階調処理等の種々の画像処理が施されて書込みデータに変換される。プリンタとして機能する場合には、コンピュータ等から送信されるページ記述言語やビットマップ等の形式の画像情報に対して画像処理が施されて書込みデータに変換される。
画像形成時には、書込み部2A〜2Dからプロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Yに対して、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの画像情報に応じた露光光がそれぞれ照射される。すなわち、各光源から発せられた露光光(レーザ光)がポリゴンミラー3A〜3D、光学素子4A〜4D等を通過して、各感光体ドラム21上に照射される。これによって、各プロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Yの感光体ドラム21(像担持体)上に、露光光に応じたトナー像が形成される。そして、このトナー像が、被転写材Pに転写されることになる。
給紙部61から給送された被転写材Pは、レジストローラ63の位置で一旦タイミングを合わせて、転写ベルト30の位置に搬送される。転写ベルト30の送入位置に配置された吸着ローラ64は、電圧の印加によって送入された被転写材Pを転写ベルト30に吸着させる。転写ベルト30の矢印方向の走行にともない移動する被転写材Pは、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKの位置を順次通過して各色のトナー像が重ねて転写される。
カラーのトナー像が転写された被転写材Pは、転写ベルト30から分離して定着部66に達する。被転写材P上のトナー像は、加熱ローラ68及び加圧ローラ67に挟まれつつ加熱されることで被転写材P上に定着される。一方、被転写材Pが分離した後の転写ベルト30表面は、その後にベルトクリーナ65の位置に達して、その表面に付着したトナー等の汚れがクリーニングされる。
次に、画像形成装置におけるプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジについて詳述する。
なお、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKはほぼ同一構造であり、各トナーカートリッジ28Y、28C、28M、28BKもほぼ同一構造であるため、図2では符号のアルファベット符号(Y、C、M、BK)を除して図示する。また、書込み部は符号のアルファベット(A〜D)を除して図示する。
図2は、装置本体1に装着されたプロセスカートリッジ20及びトナーカートリッジ28を示す拡大図である。図3は、プロセスカートリッジ20に設置された現像装置23を示す拡大図である。図4は、現像装置23における循環経路を図3に示す矢印X方向から長手方向にみた断面図である。図5(A)は図4のY1−Y1断面を示す概略断面図であり、図5(B)は図4のY2−Y2断面を示す概略断面図である。図6(A)は図4のY3−Y3断面を示す概略断面図であり、図6(B)は図4のY4−Y4断面を示す概略断面図である。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、像担持体としての感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23(現像部)、クリーニング部25が一体化されたものである。
像担持体としての感光体ドラム21は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電部22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部22の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
クリーニング部25は、感光体ドラム21に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム21上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
現像装置23は、現像剤担持体としての現像ローラ23aが感光体ドラム21に近接するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム21と磁気ブラシとが接触する現像領域が形成される。現像装置23内には、トナーTとキャリアCとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。そして、現像装置23は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する(トナー像を形成する。)。なお、現像装置23の構成・動作については、後で詳しく説明する。
図2を参照して、トナーカートリッジ28は、その内部に現像装置23内に供給するための新品のトナーTを収容している。そして、トナーカートリッジ28から現像装置23に適宜に新品のトナーTが補給されることになる。具体的に、現像装置23に設置された磁気センサ26(図4を参照できる。)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)の情報に基いて、シャッタ機構80の開閉動作をおこなって、トナーカートリッジ28から現像装置23内に向けて現像剤Gを適宜に供給する。
供給管29は、トナーカートリッジ28から供給されるトナーTを現像装置23内に確実に導くためのものである。すなわち、トナーカートリッジ28から排出されたトナーTは、供給管29を介して、現像装置23内に供給される。
次に、感光体ドラム21上でおこなわれる作像プロセスについて説明する。
図2を参照して、感光体ドラム21が反時計方向に回転駆動されると、まず、帯電部22の位置で感光体ドラム21の表面が一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、露光光Lの照射位置に達して、書込み部2による露光工程がおこなわれる。すなわち、露光光Lの照射によって感光体ドラム21上を画像情報に応じて選択的に除電することで、照射されなかった非画像部の電位との差(電位コントラスト)を発生させて静電潜像を形成する。なお、この露光工程は、感光体ドラム21の感光層中で電荷発生物質が光を受けて電荷を発生して、このうち正孔が感光体ドラム21表面の帯電電荷と打ち消しあうものである。
その後、潜像が形成された感光体ドラム21表面は、現像装置23との対向位置に達する。感光体ドラム21上の静電潜像は、現像ローラ23a上の磁気ブラシと接触して、磁気ブラシ中の負帯電されたトナーTが付着されて可視化される。
詳しくは、現像ローラ23aの磁極による磁力で汲み上げられた現像剤Gは、現像剤規制部材としてのドクターブレード23cによって適量化された後に、感光体ドラム21との対向部である現像領域(現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向領域である。)に搬送される。現像領域において穂立ちされたキャリアCが感光体ドラム21を摺擦する。このとき、キャリアCに混合されているトナーTは、キャリアCとの摩擦によって負帯電されている。これに対して、キャリアCは正帯電されている。不図示の電源部から現像ローラ23aに対して、所定の現像バイアスが印加される。これによって、現像ローラ23aと感光体ドラム21との間に電界が形成されて、負帯電されたトナーTが電界によって感光体ドラム21上の画像部にのみ選択的に付着してトナー像を形成する。
その後、トナー像が形成された感光体ドラム21表面は、転写ベルト30及び転写ローラ24との対向位置に達する。そして、このタイミングに合わせてその対向位置に搬送された被転写材P上に、感光体ドラム21上のトナー像が転写される。このとき、転写ローラ24には、所定の電圧が印加されている。
その後、トナー像が転写された被転写材Pは、定着部66を通過して、排出ローラ69から装置外部に排出される。
一方、転写工程時に被転写材Pに転写されずに感光体ドラム21上に残留したトナーT(未転写トナー)は、感光体ドラム21上に付着したままクリーニング部25との対向部に達する。そして、感光体ドラム21上の未転写トナーは、クリーニング部25で除去・回収される。その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
なお、クリーニング部25で回収された未転写トナーは、不図示の搬送チューブを経由して、廃トナーとして廃トナータンク100(図1を参照できる。)に回収される。
以下、現像装置23の構成・動作について詳述する。
図3を参照して、現像装置23は、現像剤担持体としての現像ローラ23a、搬送部材としての搬送スクリュ23b1〜23b3(オーガスクリュ)、現像剤規制部材としてのドクターブレード23c、等で構成されている。また、現像装置23内には、現像剤Gを搬送して循環経路を形成する3つの搬送経路B1〜B3(現像剤搬送部)が形成されている。
現像ローラ23a(現像剤担持体)は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。現像ローラ23aのスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤Gの穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。マグネットから発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤G中のキャリアCがスリーブ上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着されて、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計方向)に移送される。
ドクターブレード23c(現像剤規制部材)は、現像領域の上流側に設置されていて、現像ローラ23a上の現像剤を適量に規制する。
3つの搬送スクリュ23b1〜23b3(搬送部材)は、軸部上に螺旋状にスクリュ部が形成されたものであって、現像装置23内に収容された現像剤Gを長手方向(図2の紙面垂直方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23b1は、第1搬送経路B1であって現像ローラ23aに対向する位置に配置されていて、現像剤Gを水平方向に搬送する(図4の白矢印に示す左方向の搬送である。)とともに、現像ローラ23a上に現像剤Gを供給する。換言すると、第1搬送スクリュ23b1による第1搬送経路B1は、現像ローラ23aに対向するとともに、現像剤Gを長手方向(現像ローラ23aの回転軸方向である。)に搬送しながら現像ローラ23aに現像剤Gを供給する。
第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23b2は、第2搬送経路B2に設置されている。第2搬送スクリュ23b2は、第1搬送スクリュ23b1の下方であって現像ローラ23aに対向する位置に配置されている。そして、現像ローラ23aから離脱した現像剤G(現像工程後に剤離れ極によって現像ローラ23a上から強制的に離脱した現像剤Gある。)を水平方向に搬送する(図4の白矢印に示す左方向の搬送である。)。換言すると、第2搬送スクリュ23b2による第2搬送経路B2は、第1搬送経路B1の下方であって現像ローラ23aに対向する位置に配置されるとともに、現像に使用されずに現像ローラ23aから離脱した現像剤Gを長手方向に搬送する。
第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2は、現像ローラ23aや感光体ドラム21と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配置されている。
第3搬送部材としての第3搬送スクリュ23b3は、第3搬送経路B3に設置されている。第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送経路B2の下流側(搬送方向下流側)と、第1搬送経路B1の上流側(搬送方向上流側)と、を直線的に結ぶように、水平方向に対して斜めに配置されている(図4を参照できる。)。換言すると、第3搬送スクリュ23b3は、搬送方向上流側から搬送方向下流側に向けて現像剤Gを斜め上方に搬送する。
そして、第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2によって搬送された現像剤Gを第1搬送スクリュ23b1による搬送経路B1の上流側に搬送するとともに、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路B1の下流側から第3中継部23h(落下経路)を介して循環される現像剤Gを第1搬送スクリュ23b1による搬送経路B1の上流側に搬送する(図4の白矢印に示す右斜め上方への搬送である)。換言すると、第3搬送経路B3は、第2搬送経路B2によって搬送された現像剤Gを第1搬送経路B1の上流側に搬送するとともに、第1搬送経路B1の下流側に達した現像剤Gを第1搬送経路B1の上流側に搬送する。
なお、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1搬送経路B1)と、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2搬送経路B2)と、第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3搬送経路B3)と、は壁部によって仕切られている。
図4及び図5(A)を参照して、壁部には、第2搬送経路B2の下流側と、第3搬送経路B3の上流側と、を連通させる第1中継部23fが形成されている。また、壁部には、第1搬送経路B1の下流側と、第2搬送経路B2の下流側と、を連通させる第3中継部23hが形成されている。さらに、図4及び図5(B)を参照して、壁部には、第3搬送経路B3の下流側と、第1搬送経路B1の上流側と、を連通させる第2中継部23gが形成されている。
なお、本実施の形態では、第2中継部23gと現像剤の搬送方向において略同位置となる領域であって、現像装置23のケース23d(壁部)の上方に向けて開口する開口部23rが形成されている。第1搬送経路B1の下流側と、第2搬送経路B2の下流側と、を連通させるように第3中継部23hを形成して、第1搬送経路B1の下流側に達した現像剤Gを第3搬送経路B3の上流側に間接的に流入させるように構成した。これに対して、第1搬送経路B1の下流側と、第3搬送経路B3の上流側と、を連通させるように第3中継部を形成して、第1搬送経路B1の下流側に達した現像剤Gを第3搬送経路B3の上流側に直接的に流入させるように構成することもできる。
このような構成により、3つの搬送経路B1〜B3(搬送スクリュ23b1〜23b3)によって、現像装置23において現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。すなわち、現像装置23が稼動されると、装置内に収容された現像剤Gは図4中の白矢印で示すように循環(流動)することになる。
なお、第3搬送経路B3にはトナー濃度センサとしての磁気センサ26が設置されている。そして、磁気センサ26によって検知されるトナー濃度の情報に基いて、トナーカートリッジ28から現像装置23内に向けて供給管29を介してトナーTが供給される。本実施の形態では、現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度が3〜10重量%になるように制御されている。
以下、図4、図5、図6にて、本実施の形態において特徴的な、現像装置23の構成・動作について詳述する。
図4及び図6(A)を参照して、第3搬送経路B3には、その搬送方向中間部(上流側である。)に、第3搬送経路B3において搬送路の断面積が最小となるように形成された狭小部B31が設けられている。さらに、図4及び図6(B)を参照して、第3搬送経路B3の狭小部B31の直下流には、第3搬送経路B3において搬送路の断面積が最大となるように形成された広大部B32が設けられている。
詳しくは、狭小部B31は、第1中継部23fに対して搬送方向下流側に配置されている。狭小部B31は、第3搬送スクリュ23b3のスクリュ部の外径部に対して0.5〜2mm程度のギャップが周方向にわたって形成されるように、その断面形状が第3搬送スクリュ23b3の回転軸を中心にして同心円状に形成されている。
開口部23rは、第2中継部23gに設けられており、現像装置23のケース23d(壁部)の上方に開口するように形成されている。開口部23rにいたるまでには、狭小部B31よりも下流側で、狭小部B31に隣接して広大部B32が形成されている。広大部B32は、第3搬送経路B3において搬送路の断面積が最大の部分である。広大部B32は、底部から側部にかけて第3搬送スクリュ23b3のスクリュ部の外径部に対して0.5〜2mm程度のギャップがあくように形成されている。側部から天井部にかけて第3搬送スクリュ23b3に対して上方に充分な距離があけられるように形成されている。なお、「充分な距離」とは、少なくとも、スクリュ部の上端からスクリュ部の半径分以上の距離である。
そして、広大部B32よりも下流の第2中継部23gの天井部に開口部23rが形成されている。
このような構成により、第2搬送経路B2において現像ローラ23aの回転に沿って現像装置23(第2搬送経路B2)内に空気が引き込まれて内圧が高くなりそうになっても、第1中継部23fを介して第2搬送経路B2に連通する第3搬送経路B3の狭小部B31が吸引ポンプごとく機能するために、第2搬送経路B2における内圧の高まりを軽減することができる。これは、連通した空間同士の間で、圧力が一定になろうとする性質を利用したものである。すなわち、現像ローラ23aの回転に沿って第2搬送経路B2内に引き込まれた空気は、開口部23rを通じて常に外気圧と同じ内圧に維持される広大部B32に向けて、狭小部B31のポンプ作用(広大部B32との圧力差と第3搬送スクリュ23b3の回転とによって空気を上流側から下流側に吸引する動作である。)によって流動して、広大部B32と隣接する第2中継部23gに設けられた開口部23rで外気圧とのバランスが維持される(内圧を高める分の空気が開口部23rから外部に排出される)。
このようにして、第2中継部23gの内圧は、外気圧とほぼ同等になるように維持されるために、第2搬送経路B2において内圧が高まりシール性の低い部分からトナーTや現像剤Gが飛散(噴出)してしまう不具合が抑止されることになる。
ここで、本実施の形態では、上述した狭小部B31のポンプ作用をさらに確実かつ効率的に発揮するために、図4に示すように、第3搬送経路B3において第1中継部23fの位置から狭小部B31の位置までの搬送路の断面積が漸減するように形成している。すなわち、第3搬送経路B3において第1中継部23fの位置から狭小部B31の位置まで搬送路の断面積が徐々に小さくなるように形成することで、第1中継部23fから流入した空気が、狭小部B31の位置までスムーズに流動することになる(吸引されることになる)。
また、本実施の形態では、上述した第2搬送経路B2から第3搬送経路B3への空気の流動が確実に生じるように、第1中継部23fが、現像剤Gに埋没しないように形成されている。具体的には、図5(A)に示すように、第1中継部23fの上端が、第1中継部23fで受け渡しされる現像剤Gの剤面(高さ)に対して充分に上方に離れていて、第1中継部23fにて空気の流動が確実におこなわれるように構成されている。
また、上述した狭小部B31のポンプ作用をさらに確実かつ効率的に発揮するために、狭小部B31は、その長手方向の長さH2が、第3搬送経路B3の長手方向の長さH1に対して10%以上になるように形成することが好ましい。本実施の形態では、狭小部B31の長手方向の長さH2が、第3搬送経路B3の長手方向の長さH1に対して15%程度に設定されている。
このような構成により、狭小部B31において、第3搬送スクリュ23b3のスクリュピッチが少なくとも1周期分は確保できるため、第3搬送スクリュ23b3の回転によって空気を上流側から下流側に流動させる機能を確実に発揮させることができる。
また、上述した狭小部B31のポンプ作用をさらに確実かつ効率的に発揮するために、第3搬送スクリュ23b3の現像剤搬送力(現像剤Gを長手方向に搬送する力である。)が、第1搬送スクリュ23b1の現像剤搬送力や第2搬送スクリュ23b2の現像剤搬送力に比べて大きくなるように形成することが好ましい。具体的には、第3搬送スクリュ23b3のスクリュピッチやスクリュ径や回転速度を、第1搬送スクリュ23b1や第2搬送スクリュ23b2のものよりも大きく設定することで、第3搬送スクリュ23b3の現像剤搬送力を高めることができる。
ここで、現像装置23は、画像形成装置内に着脱自在に装着される。画像形成装置内には面板50が取り付けられており、現像装置23は、画像形成装置内に装着されたときに面板50の内外に跨がって配置される。
面板50は、画像形成装置に着脱可能に固定される。面板50は、前カバーを開放することで外部に露出する。現像装置23(又は現像装置23を有するプロセスカートリッジ)を画像形成装置内に収容した後、面板50を画像形成装置内に固定すると、現像装置23が画像形成装置から着脱不能となる。
面板50には、現像装置23の長手方向端部を画像形成装置内の外部に露出させる貫通孔51が形成されている。開口部23rは貫通孔51から面板50の外部に露出する位置に設けられている。従って、開口部23rには、前カバーを開放するだけで、画像形成装置から現像装置23(又はプロセスカートリッジ)を取り外すことなくアクセス可能である。
即ち、面板50は、画像形成装置内に装着された現像装置23の長手方向端部を貫通孔51から露出させつつ、現像装置23の着脱を禁止するものである。
現像装置23には、貫通孔51から面板50の外部に露出する開口部23rを覆うように、フィルタ41を有するフィルタユニット40が着脱自在に装着されている。
図7は、面板から露出するフィルタユニットを示す斜視図である。図8は、現像装置からフィルタユニットを取り外した様子を示す斜視図である。
フィルタユニット40は、現像装置23のケース23dに着脱自在な支持体42と、支持体42に設置(貼着)されたフィルタ41と、を備えている。
支持体42は、開口部23rと連通する中空部を備えた筒状部材であり、中空部は第3搬送経路B3から開口部23r及びフィルタ41を通って現像装置23の外部に流出する空気の流出経路となる。支持体42は、現像装置23のケース23dにスライド自在に装着される装着部43を有している。図示する装着部43は、現像装置23の長手方向に伸びる凸部から形成されている。
また、現像装置23のケース23dには、フィルタユニット40が装着される被装着部23eが形成されている。図示する被装着部23eは、現像装置23の長手方向に延びる凹部から形成されている。
フィルタ41には、1〜10μmの孔が多数形成されており、現像装置23の外部に空気のみを排出してトナーT(又は、キャリアC)を捕集する。
フィルタユニット40は、現像装置23に対して着脱自在であるため、一定期間使用したフィルタ41にトナーが捕集されるなどして透気性が低下した場合でも、容易にフィルタユニット40ごと交換が可能となっている。
また、フィルタユニット40も貫通孔51から露出しているので、フィルタユニット40は面板50を取り外さなくても、ケース23dに着脱可能である。従って、現像装置23(又は現像装置23を有するプロセスカートリッジ)を画像形成装置内から取り外さなくとも、フィルタユニット40を着脱することができるのでメンテナンス性が高い。
また、このフィルタユニット40が設置されている開口部23rは現像剤の投入口として用いることも可能である。上記同様に現像装置を取り外すことなく、開口部23rより現像剤の投入が可能であり、メンテナンス性が高い。
以上説明したように、本実施の形態では、第3搬送経路B3の搬送方向中間部に狭小部B31を設け、狭小部B31よりも下流側に現像装置23の外部に連通する開口部23rを設けた。このため、現像ローラ23a(現像剤担持体)に対向するように上下方向に配置された2つの搬送スクリュ23b1、23b2(搬送部材)とそれらの搬送スクリュ23b1、23b2に対向するように配置された第3搬送スクリュ23b3とによって現像剤Gの長手方向の循環経路を形成した場合であっても、第2搬送経路B2の内圧が高くなってトナーTや現像剤Gが飛散してしまう不具合を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、搬送スクリュ23b1〜23b3が3つ設置された現像装置23に対して本発明を適用したが、搬送スクリュが4つ以上設置された現像装置に対しても本発明を適用することができる。その場合も、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、第3搬送スクリュ23b3を水平方向に対して斜めに配置したが、第3搬送スクリュ23b3を水平に配置することもできる。
また、本実施の形態では、供給手段としてのトナーカートリッジ28から現像装置23に向けてトナーTを供給したが、供給手段から新品の現像剤G(トナーT及びキャリアC)を現像装置23に向けて供給することもできる。その場合、新品の現像剤Gが供給される現像装置23には、余剰の現像剤G(キャリアC)を排出するための排出手段が設けられることになる。このような場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、作像部の一部がプロセスカートリッジ20で構成される画像形成装置に対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、作像部がプロセスカートリッジ化されていない画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。具体的に、現像装置23が単体で画像形成装置本体に着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、現像ローラ23aが1つ設置された現像装置23に対して本発明を適用したが、現像ローラが2つ以上設置された現像装置に対しても当然に本発明を適用することができる。その場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
20…プロセスカートリッジ、23…現像装置、23a…現像ローラ、23b1…第1搬送スクリュ、23b2…第2搬送スクリュ、23b3…第3搬送スクリュ、23c…ドクターブレード、23d…ケース、23e…被装着部、23f…第1中継部、23g…第2中継部、23h…第3中継部、23r…開口部、B1…第1搬送経路、B2…第2搬送経路、B3…第3搬送経路、B31…狭小部、B32…広大部、40…フィルタユニット、41…フィルタ、42…支持体、43…装着部
特開2007−316495公報 特開2001−249545公報

Claims (9)

  1. 現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向するとともに、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    現像装置内に収容された現像剤の循環経路を形成する複数の搬送経路と、を備え、
    前記複数の搬送経路は、
    前記現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第1搬送部材を備えた第1搬送経路と、
    前記第1搬送部材によって搬送され現像に使用されなかった現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材を備えた第2搬送経路と、
    前記第2搬送部材によって搬送されてきた現像剤を前記第1搬送経路の上流側に向けて搬送する第3搬送部材を備えた第3搬送経路と、
    前記第1搬送経路と前記第2搬送経路と前記第3搬送経路とを仕切る壁部と、を備え、
    前記第3搬送経路は、
    搬送方向中間部の断面積が最小となるように形成された狭小部と、
    前記狭小部よりも搬送方向下流側に配置されるとともに、現像装置の外部に連通する開口部と、
    を具備し、
    前記現像装置は、画像形成装置内に装着されたときに前記画像形成装置内に取り付けられる面板の内外に跨がって配置され、前記開口部は前記面板の外部へ露出する位置に設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤を捕集する着脱自在なフィルタを前記開口部に備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記壁部は、
    前記第2搬送経路の搬送方向下流側と前記第3搬送経路の搬送方向上流側とを連通させる第1中継部と、
    前記第3搬送経路の搬送方向下流側と前記第1搬送経路の搬送方向上流側とを連通させる第2中継部と、
    前記第1搬送経路の搬送方向下流側と前記第2搬送経路の搬送方向下流側とを連通させる第3中継部と、を備え、
    前記第2搬送経路は前記第1搬送経路の下方に配置され、前記第3搬送部材は搬送方向上流側から搬送方向下流側に向けて現像剤を斜め上方に搬送することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記狭小部は、第1中継部に対して搬送方向下流側に配置され、
    前記開口部は、第2中継部に対して搬送方向において略同位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の現像装置。
  5. 前記第3搬送経路は、前記第1中継部から前記狭小部までの搬送経路の断面積が漸減するように形成され、前記狭小部の直下流における搬送経路の断面積が最大となるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記狭小部の長手方向の長さは、前記第3搬送経路の長手方向の長さに対して10%以上となるように形成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の現像装置。
  7. 前記第3搬送部材の現像剤搬送力は、前記第1搬送部材の現像剤搬送力よりも大きく、且つ、前記第2搬送部材の現像剤搬送力よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の現像装置。
  8. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1乃至7の何れか一項に記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の現像装置と、前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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