JP2538728Y2 - 無効電力補償装置の制御方式 - Google Patents

無効電力補償装置の制御方式

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JP2538728Y2
JP2538728Y2 JP4659991U JP4659991U JP2538728Y2 JP 2538728 Y2 JP2538728 Y2 JP 2538728Y2 JP 4659991 U JP4659991 U JP 4659991U JP 4659991 U JP4659991 U JP 4659991U JP 2538728 Y2 JP2538728 Y2 JP 2538728Y2
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英機 山村
達哉 松川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電車線路にき電す
る、き電系統の電圧降下を抑制するため特定変電所に設
置された無効電力補償装置(以下SVCと呼称する)の
制御を、負荷の無効電力変動に応じて行なうQ制御と、
給電点の電圧変動に応じて行なうV制御に、自動切換え
する制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】電鉄負荷にき電する、き電系統は図2に
示すように電車線路1の所定区間(たとえば数10k
m)おきに変電所E1 2…を設ける。この場合、負荷
2である電気車は、その性質上始動・停止が頻繁に繰り
返されるので負荷変動が大きい。このような負荷変動に
伴う電圧変動を抑制するため、特定変電所E1にSVC
が設けられる。このSVCはサイリスタ制御リアクトル
(以下TCRと呼称する)とフィルタFLを電車線路1
に並列に接続したもので、TCRに待機電流を流して所
定の遅れ無効電力QTCRを発生させておき、負荷変動に
応じてTCRの発生する遅れ無効電力QTCRを増減して
電圧変動を抑制し、さらにフィルタFLの発生する一定
の進み無効電力QFLにより、力率を改善しながら系統の
電圧降下を一律に抑制する。
【0003】このSVCの制御は、負荷の発生する遅れ
無効電力QLの変動に対してTCRの発生する遅れ無効
電力QTCRを直接制御するQ制御と、給電点の電圧変動
に対して電圧変動が抑制されるようにTCRをフィード
バック制御するV制御とがあり、Q制御はSVCが設け
られた特定変電所から負荷に電力供給するとき行ない、
V制御は、この特定変電所から給電せず、他の変電所か
ら負荷に電力供給する延長き電時に行なわれる。
【0004】上記Q制御を、さらに説明する。Q制御の
動作原理は、SVCの設置された特定変電所E1から負
荷に電力供給するとき給電点3の電圧降下が、ΔV=%
1・(QL+QTCR−QFL)で表わされることに基づく
(但し、給電点3の変電所E1側インピ−ダンスを%Z1
≒%X1とする)。すなわち、給電点3の電圧降下ΔV
が、負荷の無効電力QLの変動に対して変化(電圧変
動)しないように、TCRの発生する遅れ無効電力を増
減する。
【0005】具体的には、電車線路1の給電点3付近に
接続されたPTで得た系統電圧Vと、変電所E1の給電
路に設けたCTで得た電流Iを、Q検出回路4に与えて
負荷2の無効電力QLを知る。この無効電力QLをファン
クション回路5によりサイリスタの点弧位相角に線形変
換し、これをトリガパルス発生回路6に与える。ここで
発生したトリガパルスによりTCRのサイリスタ7を位
相制御し、TCRのリアクトル(高インピ−ダンス変圧
器等)8に流れるTCR電流が、無効電力QLの増加に
対して減少するように制御する。
【0006】ところで、このような電力系統で、負荷に
電力を供給するとき、変電所E1の変圧器の故障または
点検整備のために、その電力供給を停止する場合があ
る。この場合は変電所E1の開閉器CB1を開き、隣接区
間の変電所E2の開閉器CB2を閉じて変電所E2から、
き電する延長き電となる。この時にも電圧変動を抑制す
るため、SVCの運転を継続するが、このときSVC
に、数10km以上と、遠く離れた変電所E2の負荷電
流信号を与えることは事実上不可能なため、上述したQ
制御は採用できなくなり、SVCが設置された給電点3
の系統電圧Vのみを用いるV制御をせざるをえない。こ
のV制御は、系統電圧Vを検出して設定目標値Vref1
比較し、AVR制御にてTCR電流の増減を行ない(V
>Vref1のときTCR電流を大きくし、V<Vref1のと
きTCR電流を小さくする)、系統電圧をフイードバッ
ク制御するもので、Q制御のように負荷2の無効電力Q
Lを直接検出していないので、無効電力の発生に起因し
ない電圧降下、例えば変電所設備以外の電圧降下に対し
ても無効電力制御を行ない、実負荷時の電圧変動補償が
不足する等の好ましくない事態も起こり、本来Q制御す
るのが好ましい。
【0007】そのため、SVCには上述したQ検出回路
4に加え、図2に示すように給電点3の電圧を検出する
V検出回路9を設け、これらの出力を切換え回路10で
切換えてファンクション回路5に与えるようにし、SV
Cの運転の際、各変電所の開閉器CB1、CB2の運転条
件を管理者が判断し、シーケンス処理にて、Q制御とV
制御を切り換えていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように人
手を介する方法は非能率的であり、シーケンス処理が複
雑となる問題がある。そこで、本考案は、特定変電所か
ら電力供給するき電状態と、他の変電所から電力供給す
る延長き電状態を、SVCの制御状態、すなわち系統電
圧、TCR電流から自動的に判断させて、SVCの制御
をQ制御とV制御に切り換える方式を提案することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】通常のき電状態の電圧降
下は、1つの変電所E1の分岐のインピ−ダンス(%
1)だけで生じる。しかし、延長き電になると数10
km先の変電所E2から電力を供給するので、その変電
所E2の分岐のインピ−ダンス(%X2≒%X1)に加え
て、その電車線路の距離に比例した区間インピ−ダンス
(%Z3≒%X3)分の電圧降下が加わり、給電点の電圧
降下ΔVは同一負荷2に対して、一般に3〜5倍程度に
もなる。一方、電圧を補償するTCRの容量は、それが
設置された変電所E1の分岐のインピ−ダンス(%X1
α)に基づき決定するのが一般的であり、自己の変電所
から給電する場合に給電点の電圧降下ΔV=5%までを
補償するSVCでは、延長き電になるとTCRで最大の
補償(TCR電流0)を行なっても、系統電圧Vは定格
に対して、例えば20%以上も低下する。
【0010】そこで、この給電点の電圧降下ΔVが所定
値以上になったとき、延長き電の状態であると判断して
Q制御からV制御に切り換えることが考えられる。しか
し、TCR電流ITCRは負荷変動に応じて変化するもの
であり、系統電圧Vが一時的に大きく降下しても、TC
Rにこれを回復する余力がある時は切り換えを行なうべ
きではない。むやみに切換えると新たな電圧変動の原因
になるからである。そこで、この考案は、系統電圧Vを
監視すると同時にTCR電流ITCRを検出して、系統電
圧Vが所定値以上に低下し、そのTCR電流ITCRが、
例えば0.1P・U(パワーユニット=TCRの定格電
流)以下となると、通常き電から延長き電に変わったと
判断するようにした。
【0011】すなわち、この考案は、き電系統の特定変
電所に、電鉄負荷変動による電圧変動を抑制する目的
で、制御可能な遅れ無効電力QTCRを発生するサイリス
タ制御リアクトルと一定の進み無効電力QFLを発生する
フィルタを設け、特定変電所から負荷に電力供給すると
きは、負荷の無効電力QLの変動分に応じてサイリスタ
制御リアクトルの発生する遅れ無効電力QTCRを増減す
るQ制御を行ない、特定変電所から給電しないで、他の
変電所から負荷に電力供給する延長き電時には、特定変
電所の給電点の定格に対する電圧変動分に応じてサイリ
スタ制御リアクトルの発生する遅れ無効電力QTCRを増
減するV制御に切換える無効電力補償装置において、
定変電所の給電点における電圧降下ΔVが所定値より大
きくなったこと、およびサイリスタ制御リアクトルの電
流が所定値以下になったことの同時成立によりQ制御か
らV制御に切り換えるものである。
【0012】
【作用】上記構成は、具体的には、例えばSVCの設置
点の系統電圧Vの定格に対する給電点の電圧降下ΔV
に、所定の比率(例えば5倍)をかけた電圧降下信号
と、TCR電流を表すTCR余力信号とを比較し、TC
R余力信号が上回っているとき、電圧補償が十分にでき
る通常のき電状態と判断して、Q制御を行い、そうでな
いとき電圧補償に余力のなくなった延長き電の状態と判
断して、V制御に切り換える。
【0013】
【実施例】この考案方法の具体例を、図1に示して説明
する。E1はSVCの設置された第1の変電所(特定変
電所)で、分岐線路を含む変電所E1側のインピ−ダン
ス%Z1≒%X1、第1の開閉器CB1を通して、き電線
(電車線路)1に給電している。E2は第1の変電所E1
に隣接した区間の変電所で、分岐線路を含む変電所E2
側インピ−ダンス%Z2≒%X2、第2の開閉器CB2
通して、き電線1に給電している。第2の変電所E2
ら第1の変電所E1までは数10km離れ、この離隔距
離分のき電線1の区間インピ−ダンス%Z3≒%X3は、
通常、上記変電所側のインピ−ダンス%X1、%X2より
2倍以上大きい。2は、き電線から給電される電気車等
の変動負荷、11は開閉器CB3を通してき電線1に接
続されたTCRで、高インピ−ダンス変圧器12と逆並
列接続サイリスタ13を直列接続して構成される。な
お、この高インピ−ダンス変圧器12は、通常の変圧器
とリアクトルで構成されていてもよい。14は開閉器C
4を通して、き電線1に接続されたフィルタFLで、
一定の進み無効電力QFLをき電線1に与える進相用コン
デンサ15と、このコンデンサ15とで高調波を吸収す
る直列リアクトル16とから構成される。
【0014】17は無効電力Q検出回路で、き電線1に
接続された給電点3付近のPT18および第1の変電所
1の分岐線に結合されたCT19の2次側に接続され
ている。20は系統電圧V検出回路で、PT18の2次
側に接続され、系統電圧を1P・U(パワーユニット=
定格電圧)/10Vの電圧に換算したV検出信号を出力
する。21はV制御基準電圧設定器22の出力する目標
電圧VSから、V検出回路20の出力を減算する第1の
減算器で、V制御時の目標電圧VREF1(定格電圧より小
さい)に対する給電点の電圧降下ΔVを表わす電圧降下
信号を出力する。23は比例積分回路で、第1の減算器
21の出力を積分して平滑化を行なうと同時に、フィー
ドバックの大きさを決める定数K1で乗算して出力す
る。24はQ制御とV制御とを切換える切換えリレー
で、Q検出回路17の出力と比例積分回路23の出力の
一方を選択的に通過させる。25は切り替えリレー24
を通過した制御信号をTCRのサイリスタ13の点弧位
相角に線形変換するファンクション回路で、Q制御のと
きは入力された無効電力信号が表わす負荷の無効電力の
大きさだけ、TCRが発生する遅れ無効電力QTCRを最
大値から減少させるサイリスタの点弧位相角を出力す
る。26はPT18の2次側に接続されたPLL回路
で、電源電圧の正確なゼロクロスタイミングを検出して
出力する。27はパルス発生器で、ファンクション回路
25の出力をPLL回路26の0位相信号を基準とし
て、TCRのサイリスタ13のトリガパルスを出力す
る。
【0015】この考案の特徴とする自動切換え回路28
を説明する。これは通常き電状態と延長き電状態を自動
判定して、上記切換えリレー24を切換えるものであ
る。29は系統の定格電圧に相当する信号VREF1(10
V=1P・U)からV検出回路20の出力を減算する第
2の減算器で、定格電圧に対する電圧降下幅を表わす電
圧降下信号を出力する。30は係数器で、この電圧降下
信号に所定の係数K(例えば5倍)を乗算して出力す
る。31はTCR電流検出回路で、TCR電流ITCR
CT32で検出し、これをTCRの定格電流Iに対する
比率で表わし、TCR余力信号VTCR(1P・U/10
V)として出力する。33は第3の減算器で、前記TC
R余力信号VTCRに所定のバイアス電圧VREF2(例えば
1V=0.1P・U)を加えた値から、電圧降下信号を
減算して出力する。34は第3の減算器33の出力を
0.1秒程度の時定数で積分すると同時に−K2倍(例え
ば−100倍)する比例積分回路で、第3の減算器33
の出力を平滑化した値が負になったとき切換えリレー2
4に大きな正電圧を与えて励磁動作させQ制御からV制
御に切換え(常開接点を閉にする)、そうでないとき図
示状態のQ制御に切換える。
【0016】上記自動切換え回路28の切換え条件は、
次のように決められる。一般に、変電所側インピ−ダン
ス%Z1、%Z2と、き電線1の区間インピ−ダンス%Z
3に、%Z1 %Z2<%Z3の関係があることから、図1
の系統条件として、第1の変電所E1側のインピ−ダン
スを%Z1=5%、第2の変電所2側のインピ−ダンスを
%Z2=5%、き電線1の区間インピ−ダンスを%Z3
10%とする。このときSVCの設けられた第1の変電
所E1からき電するときのTCRの補償は、5%のイン
ピ−ダンス降下ΔV1に対して行い、隣接区間の変電所
2から、き電するときのTCRの補償は15%のイン
ピ−ダンス降下ΔV2に対して行なうことになる。この
補償は、夫々の給電時にTCR電流を絞り込むことによ
り行なうが、上述したように延長き電時のインピ−ダン
ス降下ΔV2は大きく、V制御でも完全な電圧補償がで
きず大きな電圧降下が生じる。
【0017】この電圧降下はTCRの補償状態によって
上下するので、TCRで完全な補償が可能なとき通常き
電と判断し、完全な補償ができないとき延長き電と判断
するようにした。すなわち、変電所に設置されるTCR
容量は、その変電所の分岐の変電所側のインピ−ダンス
に対して完全な補償ができるように設定され、それより
大きいインピ−ダンス降下に対しては電圧補償ができな
い。一方V制御時には20%程度の電圧降下まで補償で
きれば良いとされているので、20%降下時の電圧降下
信号と、100%のTCR余力信号とを対応させるた
め、係数器30の係数を5倍とする。さらに、第1の変
電所E1から給電し、負荷の無効電力が最大になり、Q
制御でTCRが最大の補償を行なうとき(TCR電流は
0で電圧降下は0)もQ制御状態を維持できるように、
第3の減算器33の出力が通常き電を表わす正出力とな
るように、バイアス電圧VREF2を1V=0.1P・U)
を加えている。
【0018】この条件で、Q制御とV制御が切り換えら
れる状態について説明する。始めに、第1の変電所E1
からQ制御で、き電していたとする。この状態ではイン
ピ−ダンス降下は5%だけであり、TCRの容量で十分
に電圧補償ができる。この場合、負荷2の無効電力QL
が最大になり、TCRの補償が最大限度まで行なわれ、
TCR電流が0(VTCR=0)になっても、電圧降下は
0(VK=0)であり、第3の減算器33の出力(VTCR
+VREF2−VK)はバイアス電圧VREF2の存在により、
正状態が保たれ、Q制御状態が維持される。負荷2の無
効電力がこれより減少するときは、電圧降下信号よりT
CR余力信号の方が常に大きいので、Q制御状態は維持
される。
【0019】一方Q制御をしているとき系統が延長き電
に切り変わった場合を考える。このとき第1の変電所E
1からは電力供給がされず、Q検出回路17の出力は0
であるのでTCRによる電圧補償は行なわれない(V
TCR=10V)。ところが、延長き電のため15%の大
きなインピ−ダンス降下が生じ、電圧降下は大きく定格
の22%以上降下する。したがって第3の減算器33の
出力(VTCR+VREF2−VK)は負となり、比例積分回路
34は正の励磁電圧を切換えリレー24に送って、常開
接点を閉じさせV制御に切換える。
【0020】V制御に切換わると、電圧降下は補償され
るが、TCRの容量は延長き電の状態に対して、十分に
補償がされる大きさを持たず、第1の減算器21の目標
電圧VSも定格に比べて小さいので、TCRが最大に補
償しても(VTCR=0)、系統電圧は定格値から大きく
降下する。したがって第3の減算器33の出力(VTCR
+VREF2−VK)は負状態を保ち、V制御状態は維持さ
れる。
【0021】次に、延長き電から通常き電に切換わる
と、V制御していても系統電圧は十分に補償されるの
で、第3の減算器33の出力(VTCR+VREF2−VK)は
正となり、切換えリレー24はQ制御に再び切り変わ
る。
【0022】
【考案の効果】この考案は、隣接区間の変電所の開閉器
のシーケンス条件を見るまでもなく、電圧降下信号とT
CR余力信号のみで、Q制御からV制御に自動切換えで
き、運転効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SVCの制御をQ制御とV制御に自動的に切換
える、この考案の構成例を示す。
【図2】通常き電と延長き電に対応してSVCの制御を
Q制御とV制御に切換える従来構成を示す。
【符号の説明】
17 Q検出回路 20 V検出回路 24 切換えリレー 28 自動切換え回路 33 第3の減算器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 き電系統の特定変電所に、電鉄負荷変動
    による電圧変動を抑制する目的で、制御可能な遅れ無効
    電力QTCRを発生するサイリスタ制御リアクトルと一定
    の進み無効電力QFLを発生するフィルタを設け、 特定変電所から負荷に電力供給するときは、負荷の無効
    電力QLの変動分に応じてサイリスタ制御リアクトルの
    発生する遅れ無効電力QTCRを増減するQ制御を行な
    い、 特定変電所から給電しないで、他の変電所から負荷に電
    力供給する延長き電時には、特定変電所の給電点の定格
    に対する電圧変動分に応じてサイリスタ制御リアクトル
    の発生する遅れ無効電力QTCRを増減するV制御に切換
    える無効電力補償装置において、特定変電所の給電点における 電圧降下ΔVが所定値より
    大きくなったこと、およびサイリスタ制御リアクトルの
    電流が所定値以下になったことの同時成立によりQ制御
    からV制御に切り換えることを特徴とする無効電力補償
    装置の制御方式。
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