JPH0535346A - 自動力率調整装置 - Google Patents

自動力率調整装置

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JPH0535346A
JPH0535346A JP3190113A JP19011391A JPH0535346A JP H0535346 A JPH0535346 A JP H0535346A JP 3190113 A JP3190113 A JP 3190113A JP 19011391 A JP19011391 A JP 19011391A JP H0535346 A JPH0535346 A JP H0535346A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配電系統の負荷力率を改善するための無効電
力補償部の過負荷耐量に応じて補償無効電力を制限し、
負荷配分の合理化と無効電力補償部の定格容量の低減を
行なう。 【構成】 配電系統3に接続される負荷4の遅れ無効電
力QL を同期機5から供給する進み無効電力QS で補償
するに当たり、同期機5の界磁巻線14に供給される界
磁電流If をリミッタ13とリミッタ20で制限しなが
ら、負荷力率検出手段8で検出した負荷力率PFを目標
力率PF* に合わせるべく、また同期機無効電力検出手
段15で検出した検出信号Qsfを力率制御増幅器10か
ら出力されリミッタ13で制限された同期機無効電力基
準QS **に合わせるべく制御し、制限による差分ΔQを
電力系統1から配電系統3に電力を供給している主変圧
器2に分担させ、同期機5の定格容量の低減を可能にす
ると共に負荷の合理化を図っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動力率調整装置に係
り、特に無限大母線と見なせる電力系統に接続された原
動機をもたない同期機と、時間と共に電力が変化する負
荷とを有する配電系統において、この配線系統の負荷力
率を調整するに当たり、力率補償部の過負荷耐量を低減
するに好適な自動力率調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は無効電力補償装置を有する配電系
統の単線結線図を示すもので、無限大母線と見なせる電
力系統1から主変圧器2を通じて給電されている配電系
統3に、負荷4と無効電力補償装置6とが接続される。
無効電力補償装置6は同期機5を備え、主変圧器2に力
率を補償するような電力を供給する。
【0003】ここで、配電系統3に接続される負荷4の
電力が時間と共に変化する場合、主変圧器2の定格容量
VAT を負荷4の皮相電力の最大値によって決定するこ
とにすると、主変圧器2の定格容量VAT が大きくなり
過ぎて不経済である。このため、主変圧器2の定格容量
VAT は負荷4の有効電力最大値PLmaxの1.25倍程
度以内に選定されるのが一般的である。配電系統3の負
荷4から発生する主として遅れの無効電力である遅れ無
効電力QL は力率改善用電力コンデンサあるいは同期調
相機のような同期機5による無効電力補償装置6によっ
て供給される進み無効電力QS で補償される。
【0004】これらの無効電力補償装置6を適当に操作
することによって、主変圧器2から見た配電系統3の負
荷力率PFを0.8以上に調整することができるので、
電力系統1から主変圧器2を通じて配電系統3に流入す
る負荷電流のうち無効電力分を抑制でき、次式にも示す
ように、主変圧器2の定格容量VAT を負荷4の有効電
力最大値PLmaxの1.25倍程度以内に低減できる。
【0005】 VAT =PLmax/PF ………(1) 図5はかかる観点から構成された従来の自動力率調整
装置の概略構成図である。同図において、主変圧器2か
ら配電系統3に供給される電力の負荷力率PFは負荷力
率検出手段8によって検出される。一方、目標力率設定
器9には目標力率PF* が設定される。力率制御増幅器
10は負荷力率PFと目標力率PF* を突き合わせて無
効電力補償装置6を構成する同期機5の界磁電流基準I
f * を発生する。この界磁電流基準If * はリミッタ1
3で制限され界磁電流制御増幅器12を通じて電力変換
器7に与えられる。電力変換器7は同期機5の界磁巻線
14に界磁電流If を供給する。この界磁電流If は界
磁電流検出器11によって検出され検出信号Iffとして
界磁電流制御増幅器12に帰還される。
【0006】以上のような構成において、同期機5の供
給する進み無効電力QS は界磁磁束を生成する界磁巻線
14の界磁電流If をサイリスタ等を用いた電力変換器
7によって操作することで電機子電流を操作することに
より変化させることができる。一方、主変圧器2の1次
側あるいは2次側に設けられた負荷力率検出手段8によ
り配電系統3の負荷力率が検出されるが、この負荷力率
検出手段8の検出信号である負荷力率PFは力率制御増
幅器10に与えられる。この負荷力率PFは目標力率設
定器9によって設定された目標力率PF* と力率制御増
幅器10により突き合わせされるが、その結果、界磁巻
線14に供給すべき界磁電流If の基準となる界磁電流
基準If * を得る。この界磁電流基準If * をリミッタ
13を通じて制限した上で界磁電流制御増幅器12に与
えることにより、電力変換器7の出力、つまり界磁巻線
14の界磁電流If を操作して界磁電流基準If * に一
致する値に調整する。そして最終的に同期機5の供給す
る無効電力の値を、配電系統3に接続された負荷4の遅
れ無効電力QL と大きさが等しく反対位相となる進み無
効電力QS に自動的に調整する。これにより、主変圧器
2から見た配電系統3の負荷力率PFを目標力率PF*
に一致させるかあるいは近付けることができる。
【0007】なお、界磁電流If は負荷力率PFと目標
力率PF* を突き合わせ力率制御した結果である界磁電
流基準If * を電力変換器7の交流側あるいは直流側に
設けられた界磁電流検出器11の出力である検出信号I
ffと界磁電流制御増幅器12において突き合わせ、電力
変換器7の直流電圧を操作することで制御される。この
時、力率制御増幅器10の出力である界磁電流基準If
* をリミッタ13によって制限することにより界磁巻線
14に流れる界磁電流If が抑制される。すなわち、リ
ミッタ13は界磁電流制限のために作用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動力率調整装
置は、以上のように無効電力補償装置6に設けられた同
期機5の界磁電流If を操作することにより主変圧器2
から見た配電系統3の負荷力率PFを目標力率PF*
向けて制御するように構成されるが、一般に主変圧器2
や同期機5等の電気機器は連続使用を可能とする定格容
量の他に熱的に許容できる時限を持った過負荷耐量が定
義されており、運用の仕方によってはこの過負荷耐量が
大きくなり過ぎてしまうという問題がある。
【0009】すなわち、同期機5による無効電力補償装
置6において、同期機5の定格容量は配電系統3に定常
的に発生する負荷4の遅れ無効電力QLによって決定さ
れるが、過負荷耐量は従来非定常の過大な負荷4の遅れ
最大無効電力QLmaxによって決定されていた。しかし、
従来の自動力率調整装置では配電系統3に定常より著し
く過大な遅れ無効電力QL が発生した場合、配電系統3
の負荷力率PFを目標力率設定器9によって設定された
目標力率PF* に近付けようとして同期機5から無制限
に進み無効電力QS を供給させてしまうために、同期機
5の過負荷耐量は配電系統3に発生する遅れ最大無効電
力QLmaxによって決定されることになり、過負荷耐量が
大きくなり過ぎてしまうことになる。
【0010】一方、主変圧器2は同期機5が配電系統3
の負荷4が発生させた遅れ無効電力QL を全て補償する
ため負荷力率PFは一定となり、常に(1)式で決定さ
れた定格容量VAT 以内で運転される。
【0011】このように、従来の自動力率調整装置では
配電系統3を構成する主変圧器2と同期機5との負荷配
分が不合理な割合になってしまい、同期機5の過負荷耐
量をむやみに増加させてしまい不経済になってしまうと
いう問題があった。
【0012】したがって、本発明の目的は上記従来技術
の課題を解決し、無効電力補償のための同期機の供給す
る進み無効電力を同期機の過負荷耐量以内に制限すると
共に超過した遅れ無効電力分については無限大母線とみ
なせる電力系統から主変圧器の適宜過負荷耐量以内で供
給させることで、配電系統を構成する電気機器の負荷配
分を合理化することを可能とした自動力率調整装置を得
るにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、負荷の接続される配電系統に電力系統か
ら電力を供給する変圧手段と、前記配電系統の負荷力率
を補償する無効電力補償手段と、前記配電系統の負荷力
率を検出する負荷力率検出手段と、前記負荷力率検出手
段の出力に応じて前記無効電力補償手段に対する制御値
を発生する制御手段と、前記制御手段からの制御値を前
記無効電力補償手段の過負荷耐量に応じて制限して力率
補償を変圧手段に分担させる制限手段を備えたものであ
る。
【0014】
【作用】この発明においては、無効電力補償手段により
配電系統の負荷力率を補償するに当たり、負荷力率検出
手段で前記配電系統の負荷力率を検出し、この出力に応
じて制御手段で前記無効電力補償手段に対する制御値を
発生させるが、制限手段において、制御手段からの制御
値を無効電力補償手段の過負荷耐量に応じて制限するこ
とにより、力率補償を負荷の接続される配電系統に電力
系統から電力を供給する変圧手段に分担させることによ
り、無効電力補償手段の過負荷耐量を低減させ、力率改
善に当たっての負荷配分を無効電力補償手段と変圧手段
に合理的に分担させている。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る自動力率調
整装置の概略構成図である。同図において、同期機無効
電力検出手段15は同期機5の進み無効電力QS を検出
して検出信号QSfを出力する。一方、力率制御増幅器1
0は負荷力率検出手段8を通じて得られた負荷力率PF
と目標力率設定器9に設定された目標力率PF* から無
効電力基準QS * を出力する。この無効電力基準QS *
はリミッタ13で制限されて同期機無効電力基準QS **
として無効電力制御増幅器16に出力される。無効電力
制御増幅器16は同期機無効電力検出手段15からの検
出信号QSfを同期機無効電力基準QS **と突き合わせて
制御結果If **を出力するが、この値はリミッタ20で
制限され界磁電流制御増幅器12を通じて電力変換器7
に供給される。なお、電力変換器7は界磁電流検出器1
1で検出された検出信号Iffとリミッタ20の出力を界
磁電流制御増幅器12で突き合わせた結果に基いて制御
されるもので、界磁巻線14に流れる界磁電流If はリ
ミッタ20の出力に制御される。
【0017】以上のような構成において、次にその動作
を説明する。
【0018】同期機5が配電系統3に供給している進み
無効電力QS は同期機無効電力検出手段15によって検
出信号QSfとして検出される。一方、主変圧器2から配
電系統3に供給されている負荷力率PFは負荷力率検出
手段8で検出され目標力率設定器9に設定される目標力
率PF*と力率制御増幅器10で突き合わされ無効電力
基準QS * が得られる。この無効電力基準QS * はリミ
ッタ13で制限されるが、ここでリミッタ13のリミッ
ト値を同期機5の過負荷耐量以内に合わせることで無効
電力基準QS * が同期機5の過負荷耐量以上の値になる
ことを制限している。その結果、リミッタ13の出力と
して同期機無効電力基準QS **が得られる。
【0019】さて、同期機無効電力検出手段15からの
検出信号QSfは無効電力制御増幅器16においてリミッ
タ13からの同期機無効電力基準QS **と突き合わされ
るが、ここで同期機5の供給する進み無効電力QS を同
期機無効電力基準QS **に一致あるいは近付けようとす
るような制御が行なわれ、制御結果If **を得る。この
制御結果If **はリミッタ20を通じて界磁電流制御増
幅器12に与えられるが、ここでリミッタ20は無効電
力制限の作用を有する。無効電力制御増幅器16の制御
結果If **はリミッタ20を通じて界磁電流制御増幅器
12の制御基準入力となり、界磁電流検出器11の検出
信号Iffと突き合わされ、電力変換器7の出力である界
磁電流If を操作する。その結果、同期機5から配電系
統3に供給される無効電力は配電系統3に接続される負
荷4の発生する遅れ無効電力QL と大きさが等しく反対
位相の進み無効電力QS に自動的に調整される。
【0020】さて、ここで配電系統3の負荷4に非定常
の過大な遅れ無効電力が発生した場合、同期機5はリミ
ッタ13で制限された無効電力制限値の進み最大無効電
力QSmaxを配電系統3に供給することになる。そして、
負荷4の遅れ最大無効電力QLmaxとの関係が、 QLmax>QSmax ………(2) である場合、同期機5が補償しきれない遅れ無効電力Q
L の差分ΔQは主変圧器2を通して無限大母線と見なせ
る電力系統1から配電系統3に供給されることになる。
その結果、配電系統3の負荷力率PFは悪化するが、負
荷配分は合理化される。ここで、差分ΔQは次式で与え
られる。
【0021】 ΔQ=QLmax−QSmax ………(3) このように、同期機5の供給する進み無効電力QS に制
限をかけることで、制限値を超過した非定常の遅れ無効
電力QL の一部を主変圧器2に分担させることができる
ので、合理的な負荷配分が可能となる。同時に、この制
限値を同期機5の適当な過負荷耐量以内に設定すること
で、同期機5が無制限に進み無効電力QS を供給するこ
とを防止することができる。
【0022】図2は図1の構成の具体的な構成例を示す
回路構成図である。同図からも明らかなように、リミッ
タ13はツエナーダイオード17Aと同期機無効電力制
限設定器18で構成され、リミッタ20はツエナーダイ
オード17Bと界磁電流制限設定器19で構成される。
【0023】以上のような構成において、力率制御増幅
器10の出力はツエナーダイオード17Aの設定電圧に
制限され、更に同期機無効電力制限設定器18で同期機
5の適宜過負荷耐量以内の値に調整される。更に、無効
電力制御増幅器16の出力はツエナーダイオード17B
の設定電圧に制限され、更に界磁電流制限設定器19で
界磁巻線14の過負荷耐量以内の値に制限される。
【0024】その結果、配電系統3の負荷4に発生した
非定常の過大な遅れ無効電力QL を同期機5が供給する
進み無効電力QS で補償し、配電系統3の負荷力率PF
を目標力率設定器9に設定された目標力率PF* に一致
あるいは近付けることができる。
【0025】負荷4の発生した遅れ無効電力QL が同期
機5の過負荷耐量を越えた場合、無効電力制限により同
期機5の供給する進み無効電力QS は進み最大無効電力
Smaxに制限されるので、補償しきれない遅れ無効電力
L の差分ΔQが配電系統3の負荷力率PFを下げるた
め、無限大母線と見なされる電力系統1より主変圧器2
を通じて遅れの無効電力が供給される。これは主変圧器
2に流れる無効電力が増大することを意味し、主変圧器
2の負荷を増し、結果として同期機5と主変圧器2の負
荷配分を合理的にさせる。
【0026】図3は本発明の他の実施例に係る自動力率
調整装置の具体的な構成例を示す回路構成図である。同
図からも明らかなように、これは図2の負荷力率検出手
段8の代わりに設けられた配電系統無効電力検出器21
と図2の力率制御増幅器10の代わりに設けられた配電
系統無効電力制御増幅器22により配電系統3の目標力
率を1.0にするための構成を例示するものである。
【0027】以上のような構成において、配電系統3の
負荷力率を1.0に保つためには、負荷4の発生する遅
れ無効電力QL に等しい反対位相の進み無効電力QS
同期機5から供給すればよい。そこで、主変圧器2の1
次側あるいは2次側に負荷力率を検出するための配電系
統無効電力検出器21を設け、配電系統3の無効電力目
標値0と突き合わせ、配電系統無効電力制御増幅器22
で制御することによって、配電系統3の負荷力率PFを
常に1.0に保つことができる。なお、無効電力目標値
は0なので、図2の構成で設定されていた目標力率設定
器9は不要である。そして、配電系統3の負荷4に非定
常の過大な遅れ無効電力QL が発生した場合、同期機5
は過負荷耐量以内の進み無効電力QS を供給して補償し
ようとするが、同期機5の過負荷耐量を超える遅れ無効
電力QL が発生してもツエナーダイオード17A、17
Bと同期機無効電力制限設定器18や界磁電流制限設定
器19で設定された無効電力制限以上の進み無効電力Q
S を発生しないように制限される。
【0028】このため、補償しきれない遅れ無効電力Q
L の差分ΔQは主変圧器2を通じて電力系統1から供給
されることになるので、結果として同期機5と主変圧器
2の合理的な負荷配分が実現される。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の自動力率
調整装置は、無効電力制限により無効電力補償装置から
供給される進み無効電力を適宜過負荷耐量以内に制限
し、無効電力制限を超える遅れ無効電力を主変圧器に分
担させるように構成したので、非定常な負荷変動を伴う
負荷に対して無効電力補償装置を保護するような負荷配
分による合理的な力率改善を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動力率調整装置の概
略構成図。
【図2】本発明の一実施例の具体的な構成例を示す回路
構成図。
【図3】本発明の他の実施例に係る自動力率調整装置の
具体的な構成例を示す回路構成図。
【図4】無効電力補償装置を有する配電系統の単線結線
図。
【図5】従来の自動力率調整装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 電力系統 2 主変圧器 3 配電系統 4 負荷 5 同期機 6 無効電力補償装置 7 電力変換器 8 負荷力率検出手段 9 目標力率設定器 10 力率制御増幅器 11 界磁電流検出器 12 界磁電流制御増幅器 13 リミッタ 14 界磁巻線 15 同期機無効電力検出手段 16 無効電力制御増幅器 17A ツエナーダイオード 17B ツエナーダイオード 18 同期機無効電力制限設定器 19 界磁電流制限設定器 20 リミッタ 21 配電系統無効電力検出器 22 配電系統無効電力制御増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷の接続される配電系統に電力系統から
    電力を供給する変圧手段と、前記配電系統の負荷力率を
    補償する無効電力補償手段と、前記配電系統の負荷力率
    を検出する負荷力率検出手段と、前記負荷力率検出手段
    の出力に応じて前記無効電力補償手段に対する制御値を
    発生する制御手段と、前記制御手段からの制御値を前記
    無効電力補償手段の過負荷耐量に応じて制限して力率補
    償を変圧手段に分担させる制限手段とを備えたことを特
    徴とする自動力率調整装置。
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