JP2538330Y2 - 熱変色性形象玩具 - Google Patents

熱変色性形象玩具

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JP2538330Y2
JP2538330Y2 JP1991042490U JP4249091U JP2538330Y2 JP 2538330 Y2 JP2538330 Y2 JP 2538330Y2 JP 1991042490 U JP1991042490 U JP 1991042490U JP 4249091 U JP4249091 U JP 4249091U JP 2538330 Y2 JP2538330 Y2 JP 2538330Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱変色性形象玩具に関
する。さらに詳細には、熱変色性材料を含む色材により
彩色された熱変色像が、プラスチック表面に形成された
人形や動物等の形象を模した熱変色性形象玩具におい
て、水消去可能な非変色性着色層が前記熱変色像上の少
なくとも一部に重接された熱変色性形象玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】熱変色像を表面に形成した形象玩具に関
して、従来より幾つかの提案が開示されている(例え
ば、実開昭59−164690号公報、実開平1−42
100号公報等)。
【0003】この種の熱変色性玩具は、幼児向けが主体
であり、幼児等が冷水或いは温水(風呂の浴温)等の身
近かな、安全性の、冷却、加熱手段によって繰り返して
変色できることが必要であり、通常、常温域より僅かに
低温側、或いは常温域より僅かに高温域に変色点をもつ
熱変色性材料により形成されている。そして、熱変色像
は所定の温度を境としてその前後で異なる様相を呈し、
変化前後の両状態のうち常温域では特定の一方の状態し
か存在せず、もう一方の状態はその状態が現出するのに
要する熱又は冷熱の適用されている間は維持されるが、
前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態
に戻ってしまうタイプのもの(例えば、実開昭59−1
64690号公報)と、変色に要した熱又は冷熱の適用
をなくした後にあっても、変化した状態を常温域で記憶
保持できる特性を有する、温度変化により大きなヒステ
リシス特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素
を含む色材で彩色された熱変色像が形成されたもの(例
えば、実開平1−42100号公報)に別けることがで
きる。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】前記した如く、この
種の熱変色性形象玩具は、常温域(概ね、10〜35℃
の温度域)で呈する様相を、常温域より僅かの低温とな
る冷却手段或いは僅かに高温となる加熱手段により変色
させ、変色による意外性、変身性をアピールポイントに
している。
【0005】前記した熱変色特性を有する熱変色性玩具
にあって、ユーザーが玩具購入時、或いは購入後、遊び
に初めて供する時において、特定の様相(例えば、人形
玩具において、瞼を閉じた眠り人形から瞼を開いた眠り
から醒めた人形に変身させる人形において、瞼を閉じた
様相)を呈している構成を商品コンセプトとする玩具で
は、環境温度が前記常温域外の低温或いは高温にある場
合、不本意な様相(前記人形玩具において瞼を開いた人
形)を視覚させる懸念がある。前記商品コンセプトを有
する人形玩具において、熱変色像が色彩記憶性感温変色
性色素を含む色材で彩色された系にあっては、一度、低
温側変色点以下又は高温側変色点以上の温度域に曝され
ると購入時において、瞼を開いた眠りから醒めた様相を
現出させている可能性がある。
【0006】本考案は、前記した如き特定の商品コンセ
プトを変色要件とする熱変色性玩具において、不本意な
様相を少なくともユーザーが購入時、或いは遊びに供す
る以前に露呈させることなく、設定どおりの熱変色によ
る様相変化が楽しめ、さらには、熱変色像の熱変色によ
る様相の変化に加えて、水消去可能な別の様相を付加し
て商品性を高めようとするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本考案熱変色性形象玩
具を図面について説明する。本考案熱変色性形象玩具1
は、熱変色性材料を含む色材により彩色された熱変色像
3が、プラスチック表面に形成されている人形や動物等
の形象を模した熱変色性形象玩具において、前記熱変色
像3上の少なくとも一部に水消去可能な非変色性着色層
4が重接されてなる構成を要件とする。さらには、前記
水消去可能な非変色性着色層4は、水溶性樹脂に顔料が
分散された固着層であることを特徴とする。
【0008】前記において、熱変色像3は、従来より公
知の感温変色性色素を含む熱変色性材料、例えば、液晶
や、電子供与性呈色性有機化合物、前記化合物の顕色剤
及び前記両者の呈色反応を生起させる媒体となる化合物
の3成分を含む熱変色性材料又は前記成分の樹脂固溶体
の微粒子の形態の変色性を示す熱変色性材料(例えば、
特公昭51−35414号公報、特公昭51−4470
6号公報、特公平1−29398号公報等)を挙げるこ
とができる。前記は所定の温度(変色点)を境として、
その前後で変色し、変化前後の両状態のうち常温域では
特定の一方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の
状態は、その状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適
用されている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用
がなくなれば、常温域で呈する状態に戻る(所謂、温度
変化による温度−色濃度について小さいヒステリシス幅
を示して変色するタイプである)。
【0009】又、本出願人が先に提案した特開昭60−
264285号公報に記載されている、大きなヒステリ
シス特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を
含む熱変色性材料(即ち、温度変化による着色濃度の変
化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より
低温側から温度を上昇させていく場合と逆に変色温度域
より高温側から下降させていく場合とで大きく異なる経
路を辿って変色するタイプ:低温側変色点と高温側変色
点の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高
温側変色点以上の温度で変化させた様相を記憶保持でき
る)で彩色された熱変色像3が挙げられる。
【0010】前記における感温変色性色素或いは色彩記
憶性感温変色性色素は、通常、微小カプセルに内包さ
れ、非水溶性のバインダーを含む媒体中に分散されて、
インキ、塗料などの形態の色材として適用され、支持体
(プラスチック)表面に所望の熱変色像3が形成され
る。又、熱可塑性プラスチック中に前記微小カプセル顔
料が練合され、溶融形成されていて熱変色像3が形成さ
れたものであってもよい。
【0011】水消去可能な非変色性着色層4は、水溶性
染料が水溶性樹脂に相溶状態で固着層として形成されて
いるもの、又は顔料が水溶性樹脂に分散状態で固着層と
して形成されているものを例示できる。
【0012】前記における水溶性樹脂は、ゼラチン、ア
ラビヤゴム、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、
アルギン酸およびその塩類、ポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共
重合体、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンオキ
シド、水溶性多糖類、デンプン、ヒドロキシセルロー
ス、エチルヒドロキシセルロース、ビスコース、トラガ
ントガム、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロリドン
及びその誘導体、その他セルロース誘導体を挙げること
ができる。中でも、プラスチック表面への適度の接着性
と適度お吸湿性を有し、低湿状態でも固着層に亀裂を生
じさせない、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルピロリドン及びその誘導体が好適であ
る。
【0013】水消去可能な非変色性着色層4は、前記水
溶性樹脂より選ばれる樹脂を含む媒体に前記着色材を配
合したインキ、塗料等によるスプレー塗装、印刷、手書
き等の手段により形成できる。尚、熱変色像3は玩具基
材であるプラスチック表面に直接的に形成できるが、熱
変色像3をより鮮明に視覚させるための下地層5を予め
形成させることができる。又、熱変色像3を覆う透明樹
脂による被覆層6を設け、熱変色像3を保護することが
できる。
【0014】更には、前記非変色性着色層4の下層に
は、水溶性ベースコート層7(前記した水溶性樹脂より
選ばれる)を設け、非変色性着色層4の水消去性を容易
にすると共に非変色性着色層の消去残りを無くすことが
できる。この種のプラスチック玩具にあっては、艶消し
表面を形成させるために、通常、梨地状に形成されてい
る場合が多いが、前記水溶性ベースコート層7の配設に
より、微細な凹部への非変色性着色層4の残留もなく、
容易かつ完全に水消去させることができる。尚、表面が
平滑面の場合には、必ずしも前記ベースコート層7の配
設を要しない。
【0015】前記構成において、水消去可能な非変色性
着色層4は、熱変色像3に重接するか、熱変色像3
一部が重接して全体として別の像を形成する
【0016】
【作用】水消去可能な非変色性着色層4は、流通過程や
取り扱い時における擦過では損傷しないが、玩具1自体
を水又は温水に浸すことにより、或いはスポンジ、布等
に水を含浸させて軽く擦ることにより簡単に除去させる
ことができる。殊に、水溶性ベースコート層7が配設さ
れた系では、前記非変色性着色層4が前記ベースコート
層7と一体的に除去されることになり、玩具表面に着色
物の痕跡を残すこともない。
【0017】非変色性着色層4を熱変色像3に重接し
て該熱変色像3を隠蔽した系では、環境温度に左右され
ない非変色性着色像を視覚させ、常温域外の低温、或い
は高温域で呈する様相を不本意に露呈させない。
【0018】又、非変色性着色層4が熱変色像3の一
部に重接した系にあっては、非変色性着色層4の消去前
後で別異の多様な像を視覚することができる。
【0019】
【実施例1】(図1、図6参照) 肌色に着色されたプラスチック基材からなる人形の眼部
の下方の顔面の適所に涙形状の熱変色像3を、涙形状の
型抜き像が配設された遮蔽部材を顔面所定位置に配置し
て、熱変色性塗料〔色彩記憶性感温変色性色素(低温側
変色点:15℃、高温側変色点:30℃、青色←→無
色)の微小カプセル顔料10重量部をアクリル樹脂系媒
体(溶媒:トルエン、メチルイソブチルケトンの混溶
媒)90重量部に分散させてなる〕をスプレー塗装して
形成した。
【0020】次いで、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
12重量部をトルエン、メチルイソブチルケトンの混溶
媒87重量部に溶解させ、ベンゾフェノン系紫外線吸収
剤及び適量のフィラーを添加してなる塗料を顔面に吹き
つけ、前記熱変色像3を少なくとも覆う被覆層6を形成
した後、ポリビニルピロリドン20重量部をエタノール
80重量部に相溶させた塗布液を顔面に吹きつけて水溶
性ベースコート層7を形成した。
【0021】前記水溶性ベースコート層7の上面(熱変
色像3が位置する)に、ポリビニルピロリドン8重量
部、白色顔料(酸化チタン)15重量部、青色顔料0.
5重量部、水10重量部、エタノール66.5重量部か
らなる塗料を吹きつけ、涙形状の熱変色像3を覆い、該
像3の視覚を妨げる水消去可能な非変色性着色層4を形
成した。
【0022】前記人形の顔面の非変色性着色層4を水を
含浸させたスポンジで軽く擦ることにより、前記着色層
4を消去して涙形状の熱変色像3(青色に着色してい
る)を現出させた。次に40℃の温水を含浸させたスポ
ンジを前記熱変色像3に押し当てたところ、青色が消色
し、室温でこの状態が保持された。
【0023】前記熱変色像3は、温水、温風、冷水等の
熱又は冷熱の適用により発消色の変化を生起させ、変化
前後の様相を常温域で互変的に視覚させることができ
た。
【0024】
【実施例2】(図1、図2、図3、図4、図6参照) 肌色に着色されたプラスチック基材からなる人形の眼部
に淡青白色の下地層5を形成すると共に濃青色の睫毛
(水不溶性非変色性着色像8)をスプレー塗装(適所に
所望形状の開口が設けられている遮蔽部材を適用)によ
り形成した後、熱変色性塗料〔色彩記憶性感温変色性色
素(低温側変色点:17℃、高温側変色点:30℃の変
色点をそれぞれ有する、淡青色←→無色(虹彩用)、濃
青色←→無色(瞳、アイライナー.睫毛用)、桃色←→
無色(アイシャドー用)〕をそれぞれ内包させた微小カ
プセル顔料をアクリル樹脂系バインダーを含む媒体に分
散させてなる〕を用い、前記したスプレー塗装手段によ
り所定位置に熱変色像3(虹彩、瞳、アイライナー、睫
毛、アイシャドー)を形成した。次に瞳の表面に淡青色
の非変色性油性塗料によりハイライトを形成した後、実
施例1と同様にして瞳部を覆う被覆層6をスプレー塗装
により形成した。
【0025】前記被覆層6の上面には、ポリビニルピロ
リドン−酢酸ビニル共重合体75重量部をエタノール2
5重量部に相溶させた塗布液を吹きつけて水溶性ベース
コート層7を形成した後、水溶性塗料〔ポリビニルピロ
リドン−酢酸ビニル共重合体10重量部、白色顔料15
重量部、桃色顔料0.3重量部、水10重量部、エタノ
ール64.7重量部からなる〕を吹きつけて、水消去可
能な非変色性着色層4を形成した。
【0026】前記人形の顔面は、ユーザーが購入状態で
は、瞳は閉じて眠っている様相を呈しているが、非変色
性着色層4を水を含浸させたスポンジで軽く擦ることに
より、前記着色層4を消去でき、所期の眼部様相(淡青
色の虹彩、濃青色の瞳、アイライナー、睫毛、桃色のア
イシャドー)を呈する熱変色像3を現出させた。次に4
0℃の温水を含浸させたスポンジを前記熱変色像3に押
し当てたところ、前記着色した眼部は消色して、瞳を閉
じて眠った様相を呈した。前記様相は室温下で保持され
た。次に約5℃の冷水を含浸させたスポンジを前記の眼
部に押し当てたところ、再び発色して元の様相に復し
た。前記熱変色像3は、温水、温風、冷水等の熱又は冷
熱の適用により発消色の変化を繰り返して生起させ、変
化前後の様相を常温域で互変的に視覚させることができ
た。
【0027】
【実施例3】肌色に着色されたプラスチック基材からな
る人形の顔面に、色彩記憶性感温変色性色素を含む色材
により、冷却時に化粧をした様相を呈し、加温時に素顔
の様相を呈するよう彩色し、次いで前記彩色した顔面を
覆う被覆層(実施例2に準ずる)を形成した後、水溶性
ベースコート層(実施例2に準ずる)を形成し、次に前
記ベースコート層上に、水消去可能な非変色性塗料(ポ
リビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体を固着樹脂と
する)によりハロウインのドラキュラ像を形成した。
【0028】前記人形の顔面は、ユーザーが購入状態で
は、ハロウインのドラキュラの様相を呈しているが、前
記像を水を含浸させたスポンジで軽く擦ることにより、
前記ドラキュラ像を消去でき、化粧をした様相を視覚さ
せた。次に約40℃の温水を含浸させたスポンジを前記
化粧をした顔面に押し当てたところ、化粧をした様相は
消色し、素顔の様相を視覚させた。前記素顔の様相は室
温下で保持された。
【0029】次に約5℃の冷水を含浸させたスポンジを
前記の眼部に押し当てたところ、再び発色して化粧をし
た様相に復した。前記顔面は、温水、温風、冷水等の熱
又は冷熱の適用により発消色の変化を繰り返して生起さ
せ、変化前後の様相を常温域で互変的に視覚させること
ができた。
【0030】前記した如き、熱変色像上に水消去可能な
非変色性着色層を重接した系は、実施例に限定されず、
多様に応用展開される。
【0031】例えば、犬玩具〔熱変色により白犬←→黒
犬に可逆的に変色する犬に、水消去可能な非変色性塗料
により泥汚れした様相の像を設ける〕、走行玩具〔熱変
色により迷彩模様を施した軍用トラック←→白色の民間
用トラックに、水消去可能な赤色の非変色性塗料により
赤十字マークを形成〕、人形〔熱変色により、怒った顔
←→笑った顔に変化する顔面に、水消去可能な非変色性
塗料によりピエロに変装した様相を形成〕、イルカ玩具
〔熱変色により青色←→白色に可逆的に変化するイルカ
に、水消去可能な非変色性塗料により擬人化された様相
を呈する顔面を形成〕等を例示でき、各熱変色像は感温
変色性色素或いは色彩記憶性感温変色性色素を含む色材
で形成できる。
【0032】
【考案の効果】本考案熱変色性形象玩具は、前記した如
く加熱又は冷却により変色する熱変色像上に、水消去可
能な非変色性着色層が重接されており、前記非変色性着
色層により熱変色像の視覚が妨げられており、店頭やユ
ーザーが商品購入時において、所期の特定の商品コンセ
プトの変色要件を満たさない、不本意な様相を露呈させ
ることもない。又、前記非変色性着色層の少なくとも一
が、熱変色像に重接され、熱変色像と別異の像を併
設した系では、熱変色像に加えて多様な像が付加されて
おり、しかも、前記非変色性着色層は、商品の流通段階
や通常の扱いによる擦過等では損傷しないが、簡易に水
消去でき、水消去後にあっては、従来と同様の熱変色性
像を温度変化により変色させて遊ぶことができ、多様な
様相を呈する熱変色性形象玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案熱変色性形象玩具の一実施例の外観図で
ある。
【図2】水消去可能な非変色性着色層により熱変色性眼
部を隠蔽した状態の説明図である。
【図3】図2の非変色性着色層が消去され、熱変色性眼
部が顕色状態の説明図である。
【図4】図3の熱変色性眼部が消色状態の説明図であ
る。
【図5】水消去可能な非変色性着色層が配設された箇所
の断面説明図である。
【図6】水消去可能な非変色性着色像が配設された箇所
の、他の例の断面説明図である。
【符号の説明】
1 熱変色性形象玩具 2 プラスチック基材 3 熱変色像 4 水消去可能な非変色性着色層 5 下地層 6 被覆層 7 水溶性ベースコート層 8 水不溶性非変色性着色像

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱変色性材料を含む色材により彩色され
    た熱変色像が、プラスチック表面に形成されている人形
    や動物等の形象を模した熱変色性形象玩具において、前
    熱変色像上の少なくとも一部に水消去可能な非変色性
    着色層が重接されてなる熱変色性形象玩具。
  2. 【請求項2】 前記水消去可能な非変色性着色層は、水
    溶性樹脂に顔料が分散された固着層である請求項1記載
    の熱変色性形象玩具。
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JPS5859707A (ja) * 1981-10-05 1983-04-08 Tokichi Shimizu 二方向差動求心式4爪連動パワ−チヤツク
JPS6253683A (ja) * 1985-08-31 1987-03-09 龍野 愛利 メ−キヤツプ人形

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