JP2538038B2 - 光ディスクの記録方法 - Google Patents

光ディスクの記録方法

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JP2538038B2
JP2538038B2 JP1067069A JP6706989A JP2538038B2 JP 2538038 B2 JP2538038 B2 JP 2538038B2 JP 1067069 A JP1067069 A JP 1067069A JP 6706989 A JP6706989 A JP 6706989A JP 2538038 B2 JP2538038 B2 JP 2538038B2
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徹 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光で情報の新たな記録、再生が可能なデータ
ーファイルなどに使われる追記型光ディスク及び記録、
消去が可能な書換え可能な光ディスクの記録方法に関す
るものである。
従来の技術 近年、追記型光ディスク及び書換え可能型光ディスク
は高密度、大容量、高速アクセス等の利点のためにデー
ターファイル等に利用されつつある。その記録はほとん
どの場合、レーザー光の熱を利用したヒートモード記録
である。
記録方式には二通りあり、ひとつはピットとピットの
間隔を変えて情報を記録するピットポジション記録(PP
M記録)、もうひとつはピット自体の長さを変えて情報
を記録するピット幅記録(PWM記録)(ピットエッジ記
録とも呼ぶ)である。前者は感度変動に強く、後者は高
密度記録に適している。本発明はPWM記録に関するもの
である。
第2図は、一定パワーでPWM記録した時のピット形状
の外観図である。第2図において、21は記録ピット、22
は結晶相である。例えば、日本応用磁気学会誌Vol.12,N
o.4,p531−536,1988 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のようなPWM記録においては、ヒー
トモードであるため、ピットの初期部と末端部で熱の保
温性が異なり、初期部では熱の拡散が大きく記録ピット
は小さくなり、末端部では周囲からの熱の流入のため記
録ピットは大きくなる。このため記録ピットは涙滴型と
なり、一定のしきい値で信号の読み出しを行った場合、
ピット長を長く読み出してしまい、C/N比の劣化をもた
らす欠点を持つ。特に、相変化型光ディスクに低速(1.
4m/sec)でPWM記録した場合は顕著にこの現象が現れ
る。
本発明は上記課題に鑑み、ヒートモードを利用したピ
ット幅記録において正確な記録ピット長でのピットの書
き込みが可能となる光ディスクの記録方法を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の光ディスクの記録
方法はレーザー光として波長可変タイプのものを使用
し、ピットの初期部では波長の長いレーザー光を照射、
ピットの末端部に行くに連れて波長の短いレーザー光を
照射して行くことを特徴とする光ディスクの記録方法で
ある。
作用 本発明は上記した記録方法において、レーザービーム
の径が記録ピットの初期部では大きく、末端部に行くに
連れて小さくなり、熱拡散による涙滴型のピット形状を
補正することができ、ほぼ均一な幅のピットの書き込み
が可能となり、高いC/N比が得られるものである。
レーザー光のピット径はλ/NAの約1/2となる。ここで
λは光の波長、NAはレンズの径を焦点距離で割った値で
ある。NA一定の場合、ピット径はλに比例し波長が長い
ほど大きなピットが形成される。よってピットの初期部
から末端部にかけて波長を短くして記録して行くとピッ
ト形状としては初期部で幅が広く、末端部で狭い形状と
なる。
一方、熱伝導による温度分布よりピット形状はちょう
どこの反対の形状となる。このため、ヒートモード記録
において記録レーザー波長を変化させることでピット形
状を均一なものとすることが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例の光ディスクの記録方法につい
て図面を参照しながら説明する。
第1図は本実施例における記録ピットの外観図を示し
たものである。第1図において11は記録ピット、12は結
晶相である。以下に本実施例を図面を参照しながら説明
する。
光ディスクとして、Te−Ge−Sb系のものを用い、線速
1.4m/sでディスクを定速回転させ、この上に波長可変レ
ーザー(760nm−830nm)で記録を行った。
なお、この際レーザー波長としてはピットの初期部1
μm以内を830nm、それ以降は760nmで記録を行い、レン
ズのNAは0.53、記録パワーとしては18mWとした。これに
より記録ピットの初期部においては、波長の影響で記録
ピット径が大きくなり、末端部に行くに連れてピットが
小さくなる傾向を持つ。
一方、熱的影響によりピットの初期部ではピットが小
さくなる傾向にあり、このため上記効果と相殺され均一
な形状の記録ピット11が結晶12上にアモルファス状態で
形成される。このような記録方法を用いた場合のC/N比
は、一定波長のレーザー光を用いる従来の記録方法に比
べ1.5dBの向上となった。
なお、このような記録方法は相変化型ディスクのみな
らず、光磁気ディスク等のヒートモード記録においても
有効であった。
発明の効果 以上のように本発明の記録方法は、均一なピットが書
き込めC/N比の高い記録が可能となる記録方法を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録ピットの外観
図、第2図は従来の一定波長、一定パワー記録での記録
ピットの外観図である。 11……記録ピット、12……結晶相。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体への記録がヒートモードで行わ
    れる光ディスクにピット幅記録を行う際、ピットの初期
    部の記録には波長の長いレーザー光を照射し、それ以降
    ピット末端部にかけて波長の短いレーザー光を照射する
    ことを特徴とした光ディスクの記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2559362B2 (ja) * 1985-03-22 1996-12-04 株式会社日立製作所 光学的記録方法

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