JPH09251674A - 光ディスク及びその記録再生方法 - Google Patents

光ディスク及びその記録再生方法

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JPH09251674A
JPH09251674A JP8094539A JP9453996A JPH09251674A JP H09251674 A JPH09251674 A JP H09251674A JP 8094539 A JP8094539 A JP 8094539A JP 9453996 A JP9453996 A JP 9453996A JP H09251674 A JPH09251674 A JP H09251674A
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groove
land
optical disk
recording
optical
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JP8094539A
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Masatoshi Hayashi
政俊 林
Seiji Morita
成二 森田
Hiroyuki Matsumoto
広行 松本
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスイレーズを抑制しながら、再生信号レ
ベル及びトラッキング精度を高いレベルで確保した高密
度光ディスク、その記録方法、及びその再生方法を提供
する。 【解決手段】 ランド部とグルーブ部の段差が110〜220
nm、または230〜330nm、または350〜580nmの範囲とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクに関し、
特に隣接トラック間の熱クロストークを低減した光ディ
スク及びその記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度データが蓄積でき高速に情報処理
可能な光ディスクはコンピュータメモリーとして注目さ
れている。直径5.25インチや3.5インチ等の光ディスク
は情報の書換えが可能である光磁気タイプや相変化タイ
プがISO規格により標準化されており、今後更に普及
が加速されるものと予想されている。また、最近ではS
D規格等のDVD(デジタルビデオディスク)に関する
規格が固まりつつあり、マルチメディア分野への光ディ
スク応用が期待される。
【0003】光ディスクには、記録再生装置の光ピック
アップから出射されるレーザービームを情報列に沿って
導くための、即ち、トラッキングのためのガイドが凹ま
たは凸の形でスパイラル状に形成されている。この凹ま
たは凸状のガイドのことをガイド溝と呼ぶ。更に、ガイ
ド溝について詳しく説明すると、ISO規格において
は、ピックアップから見て凹部、即ち遠い側をランドと
呼び、逆にピックアップから見て凸部、即ち近い側をグ
ルーブと呼ぶ。情報はランドまたはグルーブのいずれか
一方に書き込まれるので、ランドまたはグルーブの中心
から隣りのランドまたはグルーブの中心までの距離をト
ラックピッチと呼んでいた。
【0004】また、光ディスクにはガイド溝の他にトラ
ック番号やセクター番号を記録したプリフォーマット信
号がピックアップから見た場合に凸となるマークの列す
なわちピット列として予め形成されている。グルーブの
幅Wは、グルーブ上部の幅をWtop、グルーブ底部の幅
をWbottomとすると、W=(Wtop+Wbottom)/2で
定義する。また、グルーブ底部よりグルーブ上端部まで
の高さ、即ち、ランド部とグルーブ部の段差をグルーブ
深さとも言う。これらの実際の寸法は、ランド記録方式
のものを例にとると、グルーブ幅は0.3〜0.6μm、ま
た、グルーブ深さは,記録再生用レーザービームの波長
をλとし基板の屈折率をnとすれば、λ/(10・n)〜
λ/(6・n)である。
【0005】トラックピッチは1.6μm が標準であった
が、最近では更に高密度に情報を記録するためトラック
ピッチを狭くする報告がされており、1.4μmや1.2μ
m、更に1.0μmが報告されている。しかし、開口数
(NA)0.5〜0.6の対物レンズを搭載した光ピックアッ
プの場合、トラックピッチを1.4μmより狭くすると、
隣接したトラックに書き込まれた情報を同時に読み出し
てしまう(光クロストークと呼んでいる)ことによる影
響が極端に大きくなること、また、トラッキングに必要
なトラッキング誤差信号が極端に小さくなるので正確な
トラッキングが困難になること等の問題が生じる。
【0006】ところで、高密度に情報を記録するための
別のアプローチとして、ランドグルーブ記録方式が提案
された。これは、これまでランドまたはグルーブのいず
れか一方にしか情報を記録していなかったのに対して、
ランドとグルーブの両方に情報の記録を行うことで、ト
ラックピッチを半分にして記録密度を高めるというもの
である。例えば、ランド(またはグルーブ)の中心から
隣りのランド(またはグルーブ)の中心までの距離が1.
4μmの場合、ランドとグルーブの両方に記録を行うこ
とで、トラックピッチは0.7μmとなり記録密度を高め
ることができるというものである。
【0007】この方式において、グルーブ深さを適当な
値にとれば、ランド(グルーブ)トラックを読み出し中
に隣接するグルーブ(ランド)トラックの情報を同時に
読み出してしまう、即ち、光クロストークを防止でき
る。また、トラッキング誤差信号は、ランド(またはグ
ルーブ)の中心間距離が1.4μmであるから、十分な大
きさを確保できることは言うまでもない。
【0008】上記のように、光クロストークとトラッキ
ング誤差信号の維持については、一応の解決が図られる
が、トラックに情報を記録したり消去したりする際に、
レーザービームの熱により隣接トラックの温度が上昇
し、それにより隣接トラックの情報が消されてしまう
(クロスイレーズあるいは熱クロストークという)とい
う問題は依然としてある。これは、光磁気タイプにして
も相変化タイプにしても、共に熱による記録であるた
め、隣接トラックとの距離が小さくなれば、隣接トラッ
クへの熱移動が大きくなり、この問題が発生することは
避けられない。
【0009】トラックピッチをどこまで狭くできるか
は、このクロスイレーズによって決まる。従来の光ディ
スクでは、ランド部とグルーブ部の段差は70〜80nm程度
であるが、このようなガイド溝形状の光ディスクでは、
光磁気タイプや相変化タイプで0.8μm程度、また、光
変調オーバーライト光磁気タイプで0.9〜1.0μm程度ま
でが限界であり、これ以上の狭トラック化は困難と考え
られていた。
【0010】この理由について少し詳しく説明する。ま
ず、図9に示すように、レーザービームをピーク強度を
Pp、ボトム強度をPbに強度変調しながら光ディスク
に照射してマークを形成し、次いで記録されたマークを
消去する場合を考える。消去するには、レーザービーム
を図10に示すようにDC点灯させながら光ディスクに照
射する。このときのレーザービーム強度をPeとする。
本来、マークはピーク強度をPpで記録したものである
から、Pe=Ppの消去レーザービーム強度で消去でき
るはずである。
【0011】しかし、光ディスク記録装置のフォーカシ
ングやトラッキングサーボの精度、光学系の収差バラツ
キ、光学系の汚れ、光学特性の経時変化や、光ディスク
の汚れ、光ディスク諸特性の経時変化、更に温度、湿
度、気圧、浮遊塵埃等の、記録装置や光ディスクや環境
など種々のバラツキが存在し、これらに伴いレーザービ
ーム強度も変動するので、実際にはPe=Ppの消去レ
ーザービーム強度では消去できず、より大きな消去レー
ザービーム強度を必要とする。つまり、上記の種々の要
因により、Ppが増加する側に、同時にPeが減少する
側に変動することがあり得、その場合、大きめにマーク
を記録するのに対して、消去レーザービーム強度は小さ
くなるのであるから、消去が不充分となりマークが消え
残ることになる。これは、記録誤りや再誤りが発生する
ことを意味する。
【0012】現状では、最も高精度に製造された光ディ
スク記録装置と光ディスクの組み合わせで、Pp及びP
eの変動は共に±15%程度である。従って、これらの二
乗平均値である(15^2+15^2)^(1/2)=20より、P
eはPpより20%程度は大きく見込んでおく、即ち、少
なくともPe/Pp≧1.2となることが必要であること
がわかる。しかも、既に説明したように、これは最も高
精度に製造されている装置とディスクの組み合わせの場
合であり、環境のバラツキは考慮していない数字である
から、Pe/Pp≧1.3であることが現実的でより望ま
しい。
【0013】ここで、クロスイレーズに話を戻すと、上
述したように消去レーザービーム強度は、記録レーザー
ビーム強度のピーク強度よりも大きな値とすることが必
要であるという理由により、少なくともPpの1.2倍、
望ましくは1.3倍のレーザービーム強度で隣のトラック
が消去されても、クロスイレーズにより記録データが劣
化しない(再生信号のキャリアレベルが下がらない)こ
とが必要である。
【0014】クロスイレーズが発生し始めるPe/Pp
の関係は、例えば以下に説明する方法で測定できる。 (1)直径130mmで、ランド部とグルーブ部の段差が75nmの
光磁気ディスクを記録再生装置にセットし、線速度9m/
secで回転させる。この記録再生装置は、波長680nm、N
A(開口数)0.55、波面収差0.04λ(rms値)の光ピッ
クアップを装備している。そして、光磁気ディスクにマ
ークの長さ及びマーク間の長さが共に1.2μmとなるよ
うに記録を行う。レーザービームのボトム強度Pbは0.
8mWに設定し、記録磁界は350Oeとする。また、ピーク強
度Ppは、記録したマークを再生し、その再生信号をス
ペクトラムアナライザーに入力して第2次高調波のレベ
ルが最小となる値とする。 (2)次に、この光磁気ディスクのランド1周(1トラッ
ク)に、前記のピーク強度Ppと0.8mWのボトム強度P
bの間で強度変調しながら、マークの長さ及びマーク間
の長さが共に0.64μmとなるように記録を行う。記録磁
界は350Oeとする。次に、記録したマークを再生し、そ
の再生信号をスペクトラムアナライザーに入力してキャ
リアレベル(初期キャリアレベルCoと記す)を測定す
る。 (3)次に、上記のマークを記録した1周のランドの内周
側に隣接したグルーブ1周(1トラック)及び外周側に
隣接したグルーブ1周(1トラック)を図7に示すよう
な消去レーザービーム強度Peで各々10回転の間消去
を行う。 (4)次に、マークを記録したランドを再生し、その再生
信号をスペクトラムアナライザーに入力してキャリアレ
ベル(クロスイレーズ後キャリアレベルCeと記す)を
測定する。 (5)Peの値を変更して、Co−Ce=0.5となるまで
(3)〜(4)を繰り返し、その時のPe/Ppを求める。
【0015】次に、グルーブに記録し隣接したランドを
消去する場合について、上記(1)〜(5)と同様の方法でP
e/Ppを求める。以上を種々のトラックピッチを有す
る光磁気ディスクについて行う。この結果を図8に示
す。図8より、トラックピッチが0.8μm程度より大き
ければ、Pe/Pp>1.3であるからクロスイレーズは
問題とはならないことがわかる。しかし、トラックピッ
チが0.7μm程度より小さい領域では、Pe/Pp<1.2
であるからクロスイレーズが問題となることがわかる。
この問題は、光磁気タイプにしても相変化タイプにして
も、共に熱による記録であるため、隣接トラックとの距
離が小さくなれば、隣接トラックへの熱移動が大きくな
り、この問題が発生することは避けられない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来のガイド溝
形状の光ディスクでは、トラックピッチをどこまで狭く
できるかは、このクロスイレーズによって決まり、従来
の光磁気タイプや相変化タイプで0.8μm程度まで、ま
た、光変調オーバーライト光磁気タイプで0.9〜1.0μm
程度までが限界であり、これ以上の狭トラック化は困難
と考えられていた。
【0017】本発明は、上記問題点を解決し、クロスイ
レーズを抑制しながら、再生信号レベル及びトラッキン
グ精度を高いレベルで確保した高密度光ディスク、その
記録方法、及びその再生方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決のため
に本発明者らは、ランド部とグルーブ部の段差を大きく
し、しかも特定の範囲にすれば、隣接するトラックへの
熱伝搬距離を長くすることになり、それにより熱クロス
トークを低減でき、また、再生信号もトラッキング特性
も良好となることを見出し本発明をなすに至った。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施例1】ランド幅とグルーブ幅が共に0.7μm、0.6
μm、及び0.5μmの3種類であって、各々についてラ
ンド部とグルーブ部の段差が以下に示す値を有する複数
の光磁気ディスクを用意する。 ランド部とグルーブ部の段差:40、60、80、100、120、140、1
60、180、200、220、240、260、280、300、320、340、360、380、40
0、420、440、460、480、500、520、540、560、580、600の29通
り。
【0021】光磁気ディスクを記録再生装置にセット
し、グルーブにおける反射率とプッシュプル信号変調度
を測定する。なお、これらの値はガイド溝の無い領域に
おける反射率IOにより規格化してIG/IO、及びIPP
/IOとしておく。また、記録再生装置の光ピックアッ
プは、波長λが680nm、対物レンズのNA0.55、波面収
差0.04λ(rms値)のものである。光磁気ディスクへの
入射ビームの直線偏光の方向は、グルーブに平行な方向
(E偏光)とグルーブに直角な方向(H偏光)の両方が
設定できる。
【0022】図1はランド幅とグルーブ幅が共に0.7μ
mの光磁気ディスクをH偏光により再生する場合のIG
/IOとIPP/IOをグラフ化したものであり、図2は同
様にランド幅とグルーブ幅が共に0.6μmの光磁気ディ
スクをH偏光により再生する場合、また、図3は同様に
ランド幅とグルーブ幅が共に0.5μmの光磁気ディスク
をH偏光により再生する場合をグラフに表したものであ
る。また、図4はランド幅とグルーブ幅が共に0.7μm
の光磁気ディスクをE偏光により再生する場合のIG/
IOとIPP/IOをグラフ化したものであり、図5は同様
にランド幅とグルーブ幅が共に0.6μmの光磁気ディス
クをE偏光により再生する場合、また、図6は同様にラ
ンド幅とグルーブ幅が共に0.5μmの光磁気ディスクを
E偏光により再生する場合をグラフに表したものであ
る。なお、ランド反射率(IL/IO)はグルーブ反射率
IG/IOとほぼ等しいか、あるいは比例するため、同様
の傾向を示す。
【0023】グルーブ反射率IG/IOは、再生信号レベ
ルを確保する上で0.5以上であることが望ましい。ま
た、プッシュプル信号変調度IPP/IOは、トラッキン
グ精度を確保する上で0.2以上であることが望ましい。
このような観点で図1〜図6を見ると、ランド部とグル
ーブ部の段差は110〜220nm、または230〜330nm、または
350〜580nmの範囲であることが望ましいことがわかる。
また、H偏光により再生した場合には、E偏光により再
生した場合に比べて、グルーブ反射率IG/IOの値が全
体的に大きく、良好な再生信号レベルが得やすいことが
わかる。H偏光による再生の場合には、ランド部とグル
ーブ部の段差は110〜210nm、または230〜320nm、または
350〜440nm、または450〜570nmの範囲であれば、特に良
好な結果が得られる。
【0024】次に図7は、Pe/Pp=1.2及びPe/
Pp=1.3となるグルーブ深さを、トラックピッチ毎に
求めグラフに表したものである。図7より、トラックピ
ッチを0.7μm以下とするには、ランドとグルーブの段
差を150nm以上とすることが望ましいことがわかる。ク
ロスイレーズの観点だけから見れば、ランド部とグルー
ブの段差は大きいほどよい。特に、段差を200nm以上と
すればトラックピッチを0.5μm以下に、また、段差を3
50nm以上とすればトラックピッチを0.4μm以下にでき
る可能性もある。しかし、上述したように、ランド部と
グルーブの段差は、クロスイレーズの外に再生信号レベ
ルやトラッキング精度、それに製造上の問題も含めて決
定される必要がある。
【0025】
【実施例2】実施例1と形状が全く同じで、光強度変調
によりオーバーライト可能な光磁気ディスクを用意す
る。即ち、ランド幅とグルーブ幅が3種類であって、各
々についてランド部とグルーブ部の段差が29通りの光強
度変調によりオーバーライト可能な光磁気ディスクを用
意する。
【0026】このオーバーライト可能な光磁気ディスク
の構成は次の通りである。即ち、ガイド溝付き光透過性
基板/Si3N4層/GdFeCo層(Gd:23%、Fe:65%、Co:12%(原子
%))/TbFeCo層(Tb:20%、Fe:76%、Co:4%)/GdFeCo層(Gd:2
4%、Fe:72.2%、Co:3.8%)/DyFeCo層(Dy:26%、Fe:48.1%、Co:
25.9%)/TbFeCo層(Tb:17%、Fe:77%、Co:6%)/TbFeCo層(T
b:23%、Fe:15.4%、Co:61.6%)/Si3N4層/Al層/有機保護
層、の構成となっている。
【0027】このオーバーライト可能な光磁気ディスク
を記録再生装置にセットし、実施例1と同様に、グルー
ブにおける反射率とプッシュプル信号変調度を測定す
る。結果は実施例1の結果である図1〜図6と殆ど同様
である。即ち、ランド部とグルーブ部の段差は110〜220
nm、または230〜330nm、または350〜580nmの範囲である
ことが望ましい。また、H偏光により再生した場合に
は、E偏光により再生した場合に比べて、グルーブ反射
率IG/IOの値が全体的に大きく、良好な再生信号レベ
ルが得やすい。H偏光による再生の場合には、ランド部
とグルーブ部の段差は110〜210nm、または230〜320nm、
または350〜440nm、または450〜570nmの範囲であれば、
特に良好な結果が得られる。
【0028】次に、Pe/Pp=1.2及びPe/Pp=
1.3となるグルーブ深さについても、図7と殆ど同様で
ある。即ち、トラックピッチを0.7μm以下とするに
は、ランドとグルーブの段差を150nm以上とすることが
望ましいことがわかる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ク
ロスイレーズを抑制しながら、再生信号レベル及びトラ
ッキング精度を高いレベルで確保した高密度光ディス
ク、その記録方法、及びその再生方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ランド幅とグルーブ幅が共に0.7μmの光磁
気ディスクをH偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図2】 ランド幅とグルーブ幅が共に0.6μmの光磁
気ディスクをH偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図3】 ランド幅とグルーブ幅が共に0.5μmの光磁
気ディスクをH偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図4】 ランド幅とグルーブ幅が共に0.7μmの光磁
気ディスクをE偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図5】 ランド幅とグルーブ幅が共に 0.6μm の光磁
気ディスクをE偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図6】 ランド幅とグルーブ幅が共に0.5μmの光磁
気ディスクをE偏光により再生する場合のIG/IOとI
PP/IOを示すグラフである。
【図7】 Pe/Pp=1.2及びPe/Pp=1.3となる
グルーブ深さの、トラックピッチ毎の値を表すグラフで
ある。
【図8】 トラックピッチとクロスイレーズの関係を表
すグラフである。
【図9】 記録を行うための強度変調したレーザービー
ム強度波形を示す説明図である。
【図10】 再生を行うためのDC点灯したレーザービ
ーム強度波形を示す説明図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランド部とグルーブ部の段差が110〜220
    nm、または230〜330nm、または350〜580nmの範囲である
    ことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 ランド中心と前記ランドに隣接するグル
    ーブ中心の間の距離が0.7μm以下であることを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 ランド部とグルーブ部の段差が110〜210
    nm、または230〜320nm、または350〜440nm、または450
    〜570nmの範囲であることを特徴とする請求項2記載の
    光ディスク。
  4. 【請求項4】 光ディスクは書換え可能な光ディスクで
    あることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 光ディスクは書換え可能な光磁気ディス
    クであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】 光ディスクは光強度変調によるオーバー
    ライト可能な光磁気ディスクであることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】 ランド部とグルーブ部の両方に記録がな
    されていることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6記載の光ディスクのランド
    部とグルーブ部のいずれにも記録を行うことを特徴とす
    る光ディスクの記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項7の光ディスクをH偏光で再生す
    ることを特徴とする光ディスクの再生方法。
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