JP2537751B2 - 絞り成形食品製造方法とその装置 - Google Patents
絞り成形食品製造方法とその装置Info
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- JP2537751B2 JP2537751B2 JP5313575A JP31357593A JP2537751B2 JP 2537751 B2 JP2537751 B2 JP 2537751B2 JP 5313575 A JP5313575 A JP 5313575A JP 31357593 A JP31357593 A JP 31357593A JP 2537751 B2 JP2537751 B2 JP 2537751B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に押出される、
2種以上の材料から成る有芯棒状食品などの各種棒状食
品を、表面に多様な絞り目を形成しつつ所要形状に成形
し切断するといった一連の工程を自動的且つ高能率に行
うことのできる絞り成形食品製造方法とその装置に関す
るものであり、いわゆる茶巾絞りの他に、頭部にヒダを
有する中華饅頭やパオズ(包子)や、要すれば尻部にも
ヒダを有する俵絞り型の食品などの製造にも好適であ
る。
2種以上の材料から成る有芯棒状食品などの各種棒状食
品を、表面に多様な絞り目を形成しつつ所要形状に成形
し切断するといった一連の工程を自動的且つ高能率に行
うことのできる絞り成形食品製造方法とその装置に関す
るものであり、いわゆる茶巾絞りの他に、頭部にヒダを
有する中華饅頭やパオズ(包子)や、要すれば尻部にも
ヒダを有する俵絞り型の食品などの製造にも好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】茶巾絞りとは、あずきや、いも類、くり
等をあん状にして所要量ずつ、茶巾や布巾に包み、茶巾
の端をひとまとめにして絞ることにより表面に絞り目を
付けて成形した食品であり、菓子にしたり、口取や前菜
に用いたりすることも多く万人に愛されている成形食品
である。
等をあん状にして所要量ずつ、茶巾や布巾に包み、茶巾
の端をひとまとめにして絞ることにより表面に絞り目を
付けて成形した食品であり、菓子にしたり、口取や前菜
に用いたりすることも多く万人に愛されている成形食品
である。
【0003】ところが、この茶巾絞りは、上述のよう
に、手間隙かけてひとつひとつ手作りしなければならな
い。業界では人件費の高騰から、かねてよりこの茶巾絞
り製造の完全機械化が切望されていたのであるが、なか
なか実用可能な装置を開発することはできなかった。食
品を所定量ずつ布巾に包んで絞るという手作業を、その
まま機械化するのには、あまりに複雑且つ微妙な動作を
機械に行わせねばならず機械化不可能と信じられていた
からである。
に、手間隙かけてひとつひとつ手作りしなければならな
い。業界では人件費の高騰から、かねてよりこの茶巾絞
り製造の完全機械化が切望されていたのであるが、なか
なか実用可能な装置を開発することはできなかった。食
品を所定量ずつ布巾に包んで絞るという手作業を、その
まま機械化するのには、あまりに複雑且つ微妙な動作を
機械に行わせねばならず機械化不可能と信じられていた
からである。
【0004】
【解決すべき技術的課題】そこで、本発明は、従来ひと
つひとつ手作りするしかなかった茶巾絞りの如き表面に
絞り目を有する食品を、連続的に押出しされる棒状食品
材料から自動的、且つ高能率に製することができる絞り
成形食品製造方法と、この方法を用いた絞り成形食品製
造装置を提供することを技術的課題とする。
つひとつ手作りするしかなかった茶巾絞りの如き表面に
絞り目を有する食品を、連続的に押出しされる棒状食品
材料から自動的、且つ高能率に製することができる絞り
成形食品製造方法と、この方法を用いた絞り成形食品製
造装置を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【課題解決のために採用した手段】本発明者は、上述し
た茶巾絞りにあった自動製造の困難さに鑑みて、布巾に
包んで絞るという手作業をそのまま機械的動作に置き換
えるのではなく、全く別の方法でもって、茶巾絞りのよ
うな絞り目を食品表面に形成できないかと考えた。そし
て、本発明者が既に出願している成形食品製造装置(特
願平4-334773号)を利用することを思いつき、試行錯誤
の結果、以下の手段を採用することによって上記技術的
課題を解決したのである。
た茶巾絞りにあった自動製造の困難さに鑑みて、布巾に
包んで絞るという手作業をそのまま機械的動作に置き換
えるのではなく、全く別の方法でもって、茶巾絞りのよ
うな絞り目を食品表面に形成できないかと考えた。そし
て、本発明者が既に出願している成形食品製造装置(特
願平4-334773号)を利用することを思いつき、試行錯誤
の結果、以下の手段を採用することによって上記技術的
課題を解決したのである。
【0006】即ち、各種食品材料を連続的に棒状食品と
して押し出す一方、この棒状食品を複数のシャッター体
を組合せて形成した成形切断領域内に位置した囲み膜内
に導き、回転方向、回転角度、回転速度が制御される制
御モータにより前記シャッター体を駆動させて成形切断
領域を適宜に拡縮せしめることによって、前記囲み膜を
介して棒状食品を所要形状に成形し、切断するという技
術的手段を採用したのである。
して押し出す一方、この棒状食品を複数のシャッター体
を組合せて形成した成形切断領域内に位置した囲み膜内
に導き、回転方向、回転角度、回転速度が制御される制
御モータにより前記シャッター体を駆動させて成形切断
領域を適宜に拡縮せしめることによって、前記囲み膜を
介して棒状食品を所要形状に成形し、切断するという技
術的手段を採用したのである。
【0007】さらに本発明は、各種食品材料を棒状食品
として押出すエクストルダーと;互いに組み合ってその
内側に成形切断領域を形成する複数のシャッター体と;
当該シャッター体が形成する成形切断領域内に位置し、
少なくとも一部が筒状になった囲み膜と;設定器に入力
した設定値に従って回転方向、回転角度、および回転速
度が制御され、前記シャッター体を駆動させて前記成形
切断領域を適宜に拡縮せしめる制御モータと;切断した
成形食品を所定位置へ搬送するコンベヤとを採用するこ
とによって絞り成形食品製造装置を完成したのである。
として押出すエクストルダーと;互いに組み合ってその
内側に成形切断領域を形成する複数のシャッター体と;
当該シャッター体が形成する成形切断領域内に位置し、
少なくとも一部が筒状になった囲み膜と;設定器に入力
した設定値に従って回転方向、回転角度、および回転速
度が制御され、前記シャッター体を駆動させて前記成形
切断領域を適宜に拡縮せしめる制御モータと;切断した
成形食品を所定位置へ搬送するコンベヤとを採用するこ
とによって絞り成形食品製造装置を完成したのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳しく説明する。尚、図1は本発明に係る第一実施
例装置の全体を説明する概略正面図、図2および図3は
同装置における成形切断領域の拡縮状態を説明する概略
平面図、図4〜図6は同装置の絞り成形・切断工程を説
明する概略側面図、図7は同工程により製造された絞り
成形食品を示す斜視図、図8は同装置の囲み膜の変形例
を示す斜視図、図9はこの変形囲み膜を用いて製された
絞り成形食品を示す斜視図、図10は同装置の囲み膜の変
形例を示す斜視図、図11は同装置のシャッター体の変形
例を示す概略側面図、図12はこの変形シャッター体を用
いて製された絞り成形食品を示す斜視図、図13は本発明
に係る第二実施例装置に用いる囲み膜を説明する斜視
図、図14は成形切断領域に同囲み膜を付設した状態を示
す部分側面図、図15および図16は同装置における成形切
断領域の拡縮状態を説明する概略平面図、図17は本発明
に係る第三実施例装置の全体を説明する概略正面図、図
18および図19は同装置における成形切断領域の拡縮状態
を説明する概略平面図である。
いて詳しく説明する。尚、図1は本発明に係る第一実施
例装置の全体を説明する概略正面図、図2および図3は
同装置における成形切断領域の拡縮状態を説明する概略
平面図、図4〜図6は同装置の絞り成形・切断工程を説
明する概略側面図、図7は同工程により製造された絞り
成形食品を示す斜視図、図8は同装置の囲み膜の変形例
を示す斜視図、図9はこの変形囲み膜を用いて製された
絞り成形食品を示す斜視図、図10は同装置の囲み膜の変
形例を示す斜視図、図11は同装置のシャッター体の変形
例を示す概略側面図、図12はこの変形シャッター体を用
いて製された絞り成形食品を示す斜視図、図13は本発明
に係る第二実施例装置に用いる囲み膜を説明する斜視
図、図14は成形切断領域に同囲み膜を付設した状態を示
す部分側面図、図15および図16は同装置における成形切
断領域の拡縮状態を説明する概略平面図、図17は本発明
に係る第三実施例装置の全体を説明する概略正面図、図
18および図19は同装置における成形切断領域の拡縮状態
を説明する概略平面図である。
【0009】『第一実施例』図1中、符号Eで指示する
ものは、食品材料を連続棒状に押出しするエクストルダ
ーである。本実施例では2基のエクストルダーを配して
おり、2種類の食品材料から成る有芯棒状食品F(芯材
f1 、外皮材f2 ;図4参照)を連続的に押出しするよ
うにしてある。本発明装置は、この棒状食品Fを、以下
に詳述する成形切断領域A内に配した筒状の囲み膜2内
に導入し、成形切断領域Aを適宜に拡縮させることによ
って、棒状食品Fの周面に多様な絞り目を形成しつつ成
形・切断処理を施していくように構成されている。
ものは、食品材料を連続棒状に押出しするエクストルダ
ーである。本実施例では2基のエクストルダーを配して
おり、2種類の食品材料から成る有芯棒状食品F(芯材
f1 、外皮材f2 ;図4参照)を連続的に押出しするよ
うにしてある。本発明装置は、この棒状食品Fを、以下
に詳述する成形切断領域A内に配した筒状の囲み膜2内
に導入し、成形切断領域Aを適宜に拡縮させることによ
って、棒状食品Fの周面に多様な絞り目を形成しつつ成
形・切断処理を施していくように構成されている。
【0010】成形切断領域Aは、図2に示すように、仮
想正方形の各頂点に枢支されるように相称配置された4
枚の同形シャッター体1・1・1・1で囲まれ形成され
る。このシャッター体1は、円と三角形を連結したよう
な形状をしており、円の中心部分に位置する枢支部1c
で枢支され、この枢支部1cから最も遠い三角形の頂点
部分が閉塞接点部1aとなっており、またこの閉塞接点
部1aから枢支部1c側へ伸びる円弧形状の辺がカッタ
ー辺1bとなっている。この4枚のシャッター体1・1
・1・1が、各シャッター体の閉塞接点部1aが隣接す
るシャッター体のカッター辺1bに常に微擦するごとく
回動自在に配置されて、全体としてシャッター体1内側
にカッター辺1bによる成形切断領域Aが形成されるの
である。
想正方形の各頂点に枢支されるように相称配置された4
枚の同形シャッター体1・1・1・1で囲まれ形成され
る。このシャッター体1は、円と三角形を連結したよう
な形状をしており、円の中心部分に位置する枢支部1c
で枢支され、この枢支部1cから最も遠い三角形の頂点
部分が閉塞接点部1aとなっており、またこの閉塞接点
部1aから枢支部1c側へ伸びる円弧形状の辺がカッタ
ー辺1bとなっている。この4枚のシャッター体1・1
・1・1が、各シャッター体の閉塞接点部1aが隣接す
るシャッター体のカッター辺1bに常に微擦するごとく
回動自在に配置されて、全体としてシャッター体1内側
にカッター辺1bによる成形切断領域Aが形成されるの
である。
【0011】囲み膜2は、薄い布地を用いて円筒形状に
成形してある。そしてこの囲み膜2が、図示しない止着
部材により着脱自在にエクストルダーEのノズル部に嵌
着され、上述した成形切断領域A内に垂れ下がるように
配されている(図1参照)。ノズル部より押し出される
棒状食品Fは囲み膜2を通りながら成形切断領域Aに導
かれるのである。
成形してある。そしてこの囲み膜2が、図示しない止着
部材により着脱自在にエクストルダーEのノズル部に嵌
着され、上述した成形切断領域A内に垂れ下がるように
配されている(図1参照)。ノズル部より押し出される
棒状食品Fは囲み膜2を通りながら成形切断領域Aに導
かれるのである。
【0012】成形切断領域Aの拡縮運動は、各シャッタ
ー体1がリンク部材3・3…を介して制御モータ4に駆
動され同期した回動運動を行うことによって為される。
図2には成形切断領域Aが拡開している状態を図示して
おり、図3には成形切断領域Aが縮閉している状態を図
示している。図3に示すように成形切断領域Aが閉じる
とき、成形切断領域A内に位置する囲み膜2は、各シャ
ッター体のカッター辺1bにより四方から押されて、多
数の襞を形成しながら押し縮められる。なお、前記リン
ク部材3・3…は、リンクカバー3aに被覆されてお
り、リンク部材3の保護と同時に衛生上の観点から食品
との隔絶を図ってある。
ー体1がリンク部材3・3…を介して制御モータ4に駆
動され同期した回動運動を行うことによって為される。
図2には成形切断領域Aが拡開している状態を図示して
おり、図3には成形切断領域Aが縮閉している状態を図
示している。図3に示すように成形切断領域Aが閉じる
とき、成形切断領域A内に位置する囲み膜2は、各シャ
ッター体のカッター辺1bにより四方から押されて、多
数の襞を形成しながら押し縮められる。なお、前記リン
ク部材3・3…は、リンクカバー3aに被覆されてお
り、リンク部材3の保護と同時に衛生上の観点から食品
との隔絶を図ってある。
【0013】図1に示すように、シャッター体1を駆動
する制御モータ4には、モータ制御装置41、設定器42、
及び検出器43が設けてあり、この設定器42に、制御モー
タ4の回転方向、回転角度、回転速度等の設定値を入力
すれば、モータ制御装置41が設定器42から出力された設
定信号と、検出器43から出力された制御モータ4軸角度
の検出信号とを比較し、制御モータ4を制御する。この
構成によって棒状食品Fを、ただ切断処理するだけでな
く、自由な形状に成形することも可能となる。設定器42
に適当な設定値を入力すれば、切断途中でシャッター体
1を逆回転させて、棒状食品Fの周面をある程度押し潰
して括れさせ、例えば胴部に括れ部をもったダルマ型食
品をも製することもできる。
する制御モータ4には、モータ制御装置41、設定器42、
及び検出器43が設けてあり、この設定器42に、制御モー
タ4の回転方向、回転角度、回転速度等の設定値を入力
すれば、モータ制御装置41が設定器42から出力された設
定信号と、検出器43から出力された制御モータ4軸角度
の検出信号とを比較し、制御モータ4を制御する。この
構成によって棒状食品Fを、ただ切断処理するだけでな
く、自由な形状に成形することも可能となる。設定器42
に適当な設定値を入力すれば、切断途中でシャッター体
1を逆回転させて、棒状食品Fの周面をある程度押し潰
して括れさせ、例えば胴部に括れ部をもったダルマ型食
品をも製することもできる。
【0014】図1中、符号Bで指示するものは、シャッ
ター体1の下方に配置され、図示しないコンベヤモータ
によって断続的に作動するベルトコンベヤであり、この
ベルトコンベヤBは、切断処理された食品を(紙面に対
して垂直方向に)所定位置に搬送する。このベルトコン
ベヤBと前述したシャッター体1とは、カムモータMと
連動する第一カムC1 、第二カムC2 によりそれぞれ上
下動するようになっている。
ター体1の下方に配置され、図示しないコンベヤモータ
によって断続的に作動するベルトコンベヤであり、この
ベルトコンベヤBは、切断処理された食品を(紙面に対
して垂直方向に)所定位置に搬送する。このベルトコン
ベヤBと前述したシャッター体1とは、カムモータMと
連動する第一カムC1 、第二カムC2 によりそれぞれ上
下動するようになっている。
【0015】ベルトコンベヤBおよびシャッター体1の
上下運動により、例えば棒状食品Fの絞り成形・切断時
に、棒状食品Fの押出速度とシャッター体の垂直方向の
移動速度とを同調させたり、また棒状食品Fの絞り切断
中、棒状食品FをベルトコンベヤBで支えるようにし
て、棒状食品Fが自重でちぎれてその芯材が露出するの
を防止したりすることもできる。また、棒状食品Fを支
持するだけでなくベルトコンベヤBをさらに上昇させ
て、食品材料の潰し成形を行うことも可能となる。この
ベルトコンベヤBを支持し第一カムC1 に連繋する昇降
ロッドRには、アジャストボルト機構が備えてあり、こ
のアジャストボルト機構の調整ダイヤルDを回転させる
ことで、成形する食品の高さに応じてベルトコンベアB
の高さを調整することができる。
上下運動により、例えば棒状食品Fの絞り成形・切断時
に、棒状食品Fの押出速度とシャッター体の垂直方向の
移動速度とを同調させたり、また棒状食品Fの絞り切断
中、棒状食品FをベルトコンベヤBで支えるようにし
て、棒状食品Fが自重でちぎれてその芯材が露出するの
を防止したりすることもできる。また、棒状食品Fを支
持するだけでなくベルトコンベヤBをさらに上昇させ
て、食品材料の潰し成形を行うことも可能となる。この
ベルトコンベヤBを支持し第一カムC1 に連繋する昇降
ロッドRには、アジャストボルト機構が備えてあり、こ
のアジャストボルト機構の調整ダイヤルDを回転させる
ことで、成形する食品の高さに応じてベルトコンベアB
の高さを調整することができる。
【0016】「製造工程」次に、本実施例装置が、棒状
食品Fから、表面に多数の絞り目をもった成形食品を製
造していく工程を図4〜図6を参照しながら説明する。
食品Fから、表面に多数の絞り目をもった成形食品を製
造していく工程を図4〜図6を参照しながら説明する。
【0017】まず、図4に示すように2種類の食品材料
から成る有芯棒状食品F(芯材f1;白餡、外皮材f2;黒
餡)を、エクストルダーEのノズル部下方に垂設した囲
み膜2を通して、シャッター体1で囲んだ成形切断領域
A内へ連続的に押出しする。そして、この棒状食品Fが
所定位置まで押出されてきたとき、図5に示すようにシ
ャッター体1を駆動せしめて、この棒状食品Fを囲み膜
2を介し外側から徐々に押し潰してゆく。
から成る有芯棒状食品F(芯材f1;白餡、外皮材f2;黒
餡)を、エクストルダーEのノズル部下方に垂設した囲
み膜2を通して、シャッター体1で囲んだ成形切断領域
A内へ連続的に押出しする。そして、この棒状食品Fが
所定位置まで押出されてきたとき、図5に示すようにシ
ャッター体1を駆動せしめて、この棒状食品Fを囲み膜
2を介し外側から徐々に押し潰してゆく。
【0018】このシャッター体1の押し潰しに応じ、薄
綿地から成る囲み膜2には多数の襞が発生することにな
るが、この囲み膜2の襞が棒状食品Fの表面に多数の絞
り目となって表出されるのである。そして、シャッター
体1が更に回転を続け、図6に示すように、成形切断領
域Aが囲み膜2を挟んでほぼ閉塞したとき、棒状食品F
が切断処理される。
綿地から成る囲み膜2には多数の襞が発生することにな
るが、この囲み膜2の襞が棒状食品Fの表面に多数の絞
り目となって表出されるのである。そして、シャッター
体1が更に回転を続け、図6に示すように、成形切断領
域Aが囲み膜2を挟んでほぼ閉塞したとき、棒状食品F
が切断処理される。
【0019】こうして、図7に示すように、特に頭頂部
から側方部にかけて多数の絞り目を有する絞り成形食品
が形成されるのである。なお、この絞り成形・切断中、
エクストルダーEノズル部を回転させれば、ノズル部の
回転に伴って押出される棒状食品Fも回転するので、絞
り目をねじれ状態に形成することも可能となる。また絞
り成形・切断中、ベルトコンベヤBは切断途中の食品材
料を支持すべく(図4から図5にかけて)上昇運動を行
いまた(図6から図4にかけて)切断した成形食品を載
置しつつ下降運動を行い、そして食品を所定位置に運搬
してゆく。
から側方部にかけて多数の絞り目を有する絞り成形食品
が形成されるのである。なお、この絞り成形・切断中、
エクストルダーEノズル部を回転させれば、ノズル部の
回転に伴って押出される棒状食品Fも回転するので、絞
り目をねじれ状態に形成することも可能となる。また絞
り成形・切断中、ベルトコンベヤBは切断途中の食品材
料を支持すべく(図4から図5にかけて)上昇運動を行
いまた(図6から図4にかけて)切断した成形食品を載
置しつつ下降運動を行い、そして食品を所定位置に運搬
してゆく。
【0020】食品表面に形成される絞り目は、囲み膜2
の材質を変えることで種々変化させることができる。例
えば、日本手拭い地や、スパンデックス等の伸縮布地の
ほかにも、不織布、ゴム膜など、多種多様な材質によっ
て成形切断領域Aの縮閉に伴って生じる襞も変化するか
らである。また、囲み膜2に特定の襞を強制的に生じさ
せるため、例えば、図8に示すごとく周面を数カ所、摘
むように囲み膜2を縫製しても良い。そうすれば、図9
に示すように、大きな襞をもつ成形食品の製造も可能と
なる。また、図10に示すように、囲み膜2の下部に切込
みを入れるようにしても良い。
の材質を変えることで種々変化させることができる。例
えば、日本手拭い地や、スパンデックス等の伸縮布地の
ほかにも、不織布、ゴム膜など、多種多様な材質によっ
て成形切断領域Aの縮閉に伴って生じる襞も変化するか
らである。また、囲み膜2に特定の襞を強制的に生じさ
せるため、例えば、図8に示すごとく周面を数カ所、摘
むように囲み膜2を縫製しても良い。そうすれば、図9
に示すように、大きな襞をもつ成形食品の製造も可能と
なる。また、図10に示すように、囲み膜2の下部に切込
みを入れるようにしても良い。
【0021】さらにまた、シャッター体1の厚み方向の
形状を変えることで絞り成形食品の形状を変化させるこ
ともできる。例えば、図11に示すように、4枚のシャッ
ター体1・1…のうちの対向する2枚のシャッター体の
閉塞接点部1a付近の厚みを大きくすることにより、図
12に示すように、あたかも親指と人差し指で摘んで成形
したような、上部に2つの窪みを有する絞り成形食品を
製することができる。図11では、シャッター体1の閉塞
接点部1a付近に着脱自在な補助部材11を付設すること
によりシャッター体1の厚みを増している。
形状を変えることで絞り成形食品の形状を変化させるこ
ともできる。例えば、図11に示すように、4枚のシャッ
ター体1・1…のうちの対向する2枚のシャッター体の
閉塞接点部1a付近の厚みを大きくすることにより、図
12に示すように、あたかも親指と人差し指で摘んで成形
したような、上部に2つの窪みを有する絞り成形食品を
製することができる。図11では、シャッター体1の閉塞
接点部1a付近に着脱自在な補助部材11を付設すること
によりシャッター体1の厚みを増している。
【0022】『第二実施例』第二実施例は、成形切断領
域A内に配する囲み膜2の止着方法に特徴があり、他の
構成はほぼ第一実施例装置と同様である。即ち、筒状の
囲み膜2をエクストルダーEのノズル部に挿嵌するので
はなく、図13および図14に示すように、両端にクリップ
2b・2bを備えた弾性体2a・2a…をリンクカバー
3aに掛けて囲み膜2を止着するのである。この止着方
法によって、囲み膜2には常に外向きの弾性力が付勢さ
れるので、成形切断領域Aが閉塞状態(図16参照)から
拡開動作を行うときには、必ず囲み膜2が開口状態に復
帰することになり(図15参照)例えば、求肥餅のごとき
粘着性が著しい食品材料を処理する際にも、囲み膜2の
内面に食品材料が粘着して詰まるといったこともなくな
り、スムーズな連続処理が実現できる。
域A内に配する囲み膜2の止着方法に特徴があり、他の
構成はほぼ第一実施例装置と同様である。即ち、筒状の
囲み膜2をエクストルダーEのノズル部に挿嵌するので
はなく、図13および図14に示すように、両端にクリップ
2b・2bを備えた弾性体2a・2a…をリンクカバー
3aに掛けて囲み膜2を止着するのである。この止着方
法によって、囲み膜2には常に外向きの弾性力が付勢さ
れるので、成形切断領域Aが閉塞状態(図16参照)から
拡開動作を行うときには、必ず囲み膜2が開口状態に復
帰することになり(図15参照)例えば、求肥餅のごとき
粘着性が著しい食品材料を処理する際にも、囲み膜2の
内面に食品材料が粘着して詰まるといったこともなくな
り、スムーズな連続処理が実現できる。
【0023】さらに、本実施例の場合には第一実施例と
は異なり、囲み膜2を横向きに配しても絞り成形・切断
には何ら差支えない。したがって、棒状食品Fを横向き
に押出すようにして、立てた成形切断領域Aによって、
絞り成形・切断を行うようにすれば、俵型食品のように
両端部に多数の絞り目をもった絞り成形食品を製するこ
とができるのである。第一実施例装置では、図7に示す
成形食品の尻部における絞り目は、ベルトコンベヤB上
に載置する際、自重により消えてしまう。
は異なり、囲み膜2を横向きに配しても絞り成形・切断
には何ら差支えない。したがって、棒状食品Fを横向き
に押出すようにして、立てた成形切断領域Aによって、
絞り成形・切断を行うようにすれば、俵型食品のように
両端部に多数の絞り目をもった絞り成形食品を製するこ
とができるのである。第一実施例装置では、図7に示す
成形食品の尻部における絞り目は、ベルトコンベヤB上
に載置する際、自重により消えてしまう。
【0024】『第三実施例』第三実施例は、成形切断領
域Aの形成方法に特徴があり、他の構成はほぼ第一実施
例装置と同様である。図17〜図19に示すように、本実施
例における成形切断領域Aは、正四角形状のシャッター
枠6内に相称配置された4枚の同形シャッター体5・5
・5・5で囲まれ形成されている。即ち、各シャッター
体は、二つの直角を持った変形四角形状をしており、囲
み膜2に接触する直線辺がカッター辺5aとなってお
り、このカッター辺5aと直角を挟んで隣合う辺が摺動
辺5bとなり、カッター辺5aと他方で隣合う辺がスラ
イド辺5cとなっている。そして各シャッター体のカッ
ター辺5aが、隣接するシャッター体の摺動辺5bに当
接し、さらに各シャッター体のスライド辺5cが前記シ
ャッター枠6内壁に当接して、全体としてシャッター体
5・5・5・5の内側にカッター辺5aによる成形切断
領域Aを形成しているのである。
域Aの形成方法に特徴があり、他の構成はほぼ第一実施
例装置と同様である。図17〜図19に示すように、本実施
例における成形切断領域Aは、正四角形状のシャッター
枠6内に相称配置された4枚の同形シャッター体5・5
・5・5で囲まれ形成されている。即ち、各シャッター
体は、二つの直角を持った変形四角形状をしており、囲
み膜2に接触する直線辺がカッター辺5aとなってお
り、このカッター辺5aと直角を挟んで隣合う辺が摺動
辺5bとなり、カッター辺5aと他方で隣合う辺がスラ
イド辺5cとなっている。そして各シャッター体のカッ
ター辺5aが、隣接するシャッター体の摺動辺5bに当
接し、さらに各シャッター体のスライド辺5cが前記シ
ャッター枠6内壁に当接して、全体としてシャッター体
5・5・5・5の内側にカッター辺5aによる成形切断
領域Aを形成しているのである。
【0025】この成形切断領域Aの拡縮運動は、一端が
1枚のシャッター体5に固設され、他端に雌ネジ部を有
する伝達部材6aと;この雌ネジ部に対応する雄ネジ部
を先端に有するシャフト6bと;このシャフト6bに回
転運動を付与する制御モータ4とにより為される。シャ
フト6bが、シャッター枠6内壁と平行に設置され、且
つ軸方向への移動が係止部材6cにて規制されるので、
シャフト6bの回転運動が、シャッター枠6内壁に沿っ
たシャッター体5のスライド運動に変換されるのであ
る。こうしてスライド運動を付与された1枚のシャッタ
ー体は、シャッター枠6内壁と当接しながら、そのカッ
ター辺5aで、隣接シャッター体の摺動辺5bを押す。
この押圧関係が全てのシャッター体に及ぶことで4枚の
シャッター体5・5・5・5がそれぞれ直線スライド運
動を行い、成形切断領域Aの拡縮運動が為されるのであ
る。
1枚のシャッター体5に固設され、他端に雌ネジ部を有
する伝達部材6aと;この雌ネジ部に対応する雄ネジ部
を先端に有するシャフト6bと;このシャフト6bに回
転運動を付与する制御モータ4とにより為される。シャ
フト6bが、シャッター枠6内壁と平行に設置され、且
つ軸方向への移動が係止部材6cにて規制されるので、
シャフト6bの回転運動が、シャッター枠6内壁に沿っ
たシャッター体5のスライド運動に変換されるのであ
る。こうしてスライド運動を付与された1枚のシャッタ
ー体は、シャッター枠6内壁と当接しながら、そのカッ
ター辺5aで、隣接シャッター体の摺動辺5bを押す。
この押圧関係が全てのシャッター体に及ぶことで4枚の
シャッター体5・5・5・5がそれぞれ直線スライド運
動を行い、成形切断領域Aの拡縮運動が為されるのであ
る。
【0026】図18には成形切断領域Aが拡開している状
態を図示しており、図19には成形切断領域Aが縮閉して
いる状態を図示している。図19に示すように成形切断領
域Aが縮閉したとき、成形切断領域A内に位置する囲み
膜2は、各シャッター体のカッター辺5aにより四方か
ら押されて、多数の襞を形成しながら押し縮められてい
くことは第一実施例と同じである。
態を図示しており、図19には成形切断領域Aが縮閉して
いる状態を図示している。図19に示すように成形切断領
域Aが縮閉したとき、成形切断領域A内に位置する囲み
膜2は、各シャッター体のカッター辺5aにより四方か
ら押されて、多数の襞を形成しながら押し縮められてい
くことは第一実施例と同じである。
【0027】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明方法によれば、連続的に押出しされる棒状食
品材料から、表面に多数の絞り目をもった絞り成形食品
を人手を介すことなく連続的に製することができるの
で、従来ひとつひとつ手作りするしかなかった茶巾絞り
も頗る高能率に製造することができる。さらに必要であ
れば、適当な設定値を設定器に入力するだけで、その表
面に絞り目を形成しつつ、例えばダルマ型など多様な形
状の食品も得ることができる。
り、本発明方法によれば、連続的に押出しされる棒状食
品材料から、表面に多数の絞り目をもった絞り成形食品
を人手を介すことなく連続的に製することができるの
で、従来ひとつひとつ手作りするしかなかった茶巾絞り
も頗る高能率に製造することができる。さらに必要であ
れば、適当な設定値を設定器に入力するだけで、その表
面に絞り目を形成しつつ、例えばダルマ型など多様な形
状の食品も得ることができる。
【0028】また、本発明装置にあっては、連続的に押
出しされる棒状食品材料を、囲み膜を介して成形・切断
処理する構成を採っているので、食品材料とシャッター
体とが、直接に触れることがなく、シャッター体の摺動
部分に食品材料が入り込んでシャッター体が焼きついて
しまうといった問題もない。
出しされる棒状食品材料を、囲み膜を介して成形・切断
処理する構成を採っているので、食品材料とシャッター
体とが、直接に触れることがなく、シャッター体の摺動
部分に食品材料が入り込んでシャッター体が焼きついて
しまうといった問題もない。
【図1】本発明に係る第一実施例装置の全体を説明する
概略正面図である。
概略正面図である。
【図2】同装置における成形切断領域が拡開した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
【図3】同装置における成形切断領域が縮閉した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
【図4】同装置の絞り成形・切断工程を説明する概略側
面図である。
面図である。
【図5】同装置の絞り成形・切断工程を説明する概略側
面図である。
面図である。
【図6】同装置の絞り成形・切断工程を説明する概略側
面図である。
面図である。
【図7】図4〜図6で説明した工程により製された絞り
成形食品を示す斜視図である。
成形食品を示す斜視図である。
【図8】同装置の囲み膜の変形例を示す斜視図である。
【図9】図8に示す変形囲み膜を用いて製された絞り成
形食品を示す斜視図である。
形食品を示す斜視図である。
【図10】同装置の囲み膜の変形例を示す斜視図である。
【図11】同装置のシャッター体の変形例を示す概略側面
図である。
図である。
【図12】図11の変形シャッター体を用いて製された絞り
成形食品を示す斜視図である。
成形食品を示す斜視図である。
【図13】本発明に係る第二実施例装置に用いる囲み膜を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図14】成形切断領域に同囲み膜を付設した状態を示す
部分側面図である。
部分側面図である。
【図15】同装置における成形切断領域が拡開した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
【図16】同装置における成形切断領域が縮閉した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
【図17】本発明に係る第三実施例装置の全体を説明する
概略正面図である。
概略正面図である。
【図18】同装置における成形切断領域が拡開した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
【図19】同装置における成形切断領域が縮閉した状態を
説明する概略平面図である。
説明する概略平面図である。
1 シャッター体(第一実施例) 1a 閉塞接点部 1b カッター辺 1c 枢支部 2 囲み膜 2a 弾性体 4 制御モータ 5 シャッター体(第二実施例) 5a カッター辺 5b 摺動辺 A 成形切断領域 B コンベヤ E エクストルダー F 棒状食品
Claims (8)
- 【請求項1】 各種食品材料を連続的に棒状食品Fとし
て押し出す一方、この棒状食品Fを、複数のシャッター
体(1・1…又は5・5…)を組合せて形成した成形切
断領域A内に位置せしめた囲み膜2内に導き、 回転方向、回転角度、回転速度が制御される制御モータ
4により前記シャッター体(1・1…又は5・5…)を
駆動させて成形切断領域Aを適宜に拡縮せしめることに
よって、前記囲み膜2を介して、棒状食品Fを所要形状
に成形し、切断するようにしたことを特徴とする絞り成
形食品製造方法。 - 【請求項2】 先端部に閉塞接点部1aを有し当該閉塞
接点部1aから枢支部1c側へは囲み膜2を介して棒状
食品F周面に当接するカッター辺1bを備える少なくと
も3枚以上のシャッター体1・1…を、各シャッター体
の閉塞接点部1aが隣接シャッター体のカッター辺1b
に微擦するごとく回動自在に配置せしめることによっ
て、シャッター体に囲われる内側に成形切断領域Aを形
成することを特徴とする請求項1記載の絞り成形食品製
造方法。 - 【請求項3】 囲み膜2を介して棒状食品F周面に当接
するカッター辺5aと当該カッター辺5aに隣合う摺動
辺5bとを備える少なくとも3枚以上のシャッター体5
・5…を、各シャッター体の摺動辺5bが隣接シャッタ
ー体のカッター辺5a上を摺動するごとく直線スライド
運動自在に配置せしめることにより、シャッター体に囲
われる内側に成形切断領域Aを形成することを特徴とす
る請求項1記載の絞り成形食品製造方法。 - 【請求項4】 食品材料を棒状食品Fとして押出すエク
ストルダーEと;互いに組み合ってその内側に成形切断
領域Aを形成する複数のシャッター体(1・1…又は5
・5…)と;当該シャッター体(1・1…又は5・5
…)が形成する成形切断領域A内に位置し、少なくとも
一部が筒状になった囲み膜2と;設定器に入力した設定
値に従って回転方向、回転角度、および回転速度が制御
され、前記シャッター体(1・1…又は5・5…)を駆
動させて前記成形切断領域Aを適宜に拡縮せしめる制御
モータ4と;切断した成形食品を所定位置へ搬送するコ
ンベヤBとを含むことを特徴とする絞り成形食品製造装
置。 - 【請求項5】 先端部に閉塞接点部1aを有し当該閉塞
接点部1aから枢支部1c側へは囲み膜2を介して棒状
食品F周面に当接するカッター辺1bを備える少なくと
も3枚以上のシャッター体1・1…を、各シャッター体
の閉塞接点部1aが隣接シャッター体のカッター辺1b
に微擦するごとく回動自在に配置せしめることによっ
て、シャッター体に囲われる内側に成形切断領域Aを形
成したことを特徴とする請求項4記載の絞り成形食品製
造装置。 - 【請求項6】 囲み膜2を介して棒状食品F周面に当接
するカッター辺5aと当該カッター辺5aに隣合う摺動
辺5bとを備える少なくとも3枚以上のシャッター体5
・5…を、各シャッター体の摺動辺5bが隣接シャッタ
ー体のカッター辺5a上を摺動するごとく直線スライド
運動自在に配置せしめることにより、シャッター体に囲
われる内側に成形切断領域Aを形成したことを特徴とす
る請求項4記載の絞り成形食品製造装置。 - 【請求項7】 成形切断領域A内に位置する囲み膜2
を、各種食品材料を棒状食品Fとして押出すエクストル
ダーEのノズル部に着脱自在に挿嵌したことを特徴とす
る請求項4〜請求項6の何れか一つに記載の絞り成形食
品製造装置。 - 【請求項8】 成形切断領域A内に位置する囲み膜2
を、弾性体2aを介して着脱自在に設けることによっ
て、成形切断領域Aが拡開したとき、囲み膜2が開口状
態に弾性復帰するようにしたことを特徴とする請求項4
〜請求項7の何れか一つに記載の絞り成形食品製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5313575A JP2537751B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 絞り成形食品製造方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5313575A JP2537751B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 絞り成形食品製造方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163299A JPH07163299A (ja) | 1995-06-27 |
| JP2537751B2 true JP2537751B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=18042966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5313575A Expired - Lifetime JP2537751B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 絞り成形食品製造方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537751B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008161148A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Kobird Co Ltd | 絞り成形食品の成形装置及び方法 |
| WO2013061892A1 (ja) | 2011-10-26 | 2013-05-02 | 日本水産株式会社 | 飼料又は食品の製造方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3363843B2 (ja) * | 1999-07-26 | 2003-01-08 | レオン自動機株式会社 | 包被切断機 |
| JP3471726B2 (ja) * | 2000-08-01 | 2003-12-02 | レオン自動機株式会社 | 包あん機 |
| US20030236565A1 (en) | 2002-06-21 | 2003-12-25 | Dimatteo Kristian | Implantable prosthesis |
| DE102008001371A1 (de) * | 2008-04-24 | 2009-10-29 | Bühler AG | Giessmaschine und Giessmaschinen-Module |
| JP7015490B2 (ja) * | 2020-03-27 | 2022-02-15 | 株式会社和田機械 | 餡製品の自動成形方法並びに装置 |
| JP7711930B2 (ja) * | 2021-08-27 | 2025-07-23 | 和栗Japanホールディングス株式会社 | 餡製品の自動成形方法並びに装置 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5313575A patent/JP2537751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008161148A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Kobird Co Ltd | 絞り成形食品の成形装置及び方法 |
| WO2013061892A1 (ja) | 2011-10-26 | 2013-05-02 | 日本水産株式会社 | 飼料又は食品の製造方法 |
| CN103929983A (zh) * | 2011-10-26 | 2014-07-16 | 日本水产株式会社 | 饲料或食品的生产方法 |
| CN103929983B (zh) * | 2011-10-26 | 2016-04-06 | 日本水产株式会社 | 饲料或食品的生产方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07163299A (ja) | 1995-06-27 |
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Legal Events
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