JP2537444B2 - 紫外線防御および防皺剤 - Google Patents

紫外線防御および防皺剤

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JP2537444B2 JP3360898A JP36089891A JP2537444B2 JP 2537444 B2 JP2537444 B2 JP 2537444B2 JP 3360898 A JP3360898 A JP 3360898A JP 36089891 A JP36089891 A JP 36089891A JP 2537444 B2 JP2537444 B2 JP 2537444B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水不溶性エラスチンを
有効成分とすることで、優れた紫外線防御効果とその結
果としての防皺効果を有し、安全性の高い紫外線防御お
よび防皺剤に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】人間の皮
膚は老化に伴い、萎縮や弾力性の減退により皺やたるみ
が生じる。一般に老化は2つの因子によって進行すると
言われている。一つは細胞の内的要因すなわち遺伝的要
因によって制御されるもので、これを内因性老化または
生理的老化と呼ばれ、もう一つは外的要因すなわち栄
養、環境、内分泌、ストレス等の影響によって生じるも
ので、これを外因性老化または病的老化と呼ばれてい
る。
【0003】最近、紫外線の有害性に対する関心が高ま
り、紫外線が皮膚の老化を促進する外的要因の一つでは
ないかと言う考え方が注目されている。長期間に亙る日
光暴露による皮膚の変化を観察すると、皮膚は乾燥し、
びまん性に褐色調を持ち、厚さが増し、ごわごわし皺が
形成されることがわかる。
【0004】長期間日光、特に紫外線に暴露した皮膚で
は、もともと真皮に存在する弾性線維(エラスチン蛋白
よりなる)が異常に増加し、いわゆる日光弾力線維症と
云われる皮膚の変化が生じる。この弾性線維の増加は主
に真皮の上層部に出現し、紫外線暴露の程度が強いとこ
の線維の増加のみならず塊状に変性し、真皮上層を幅広
く覆う。このような変化はこれまで紫外線により弾性線
維が単に変性増加したと考えられるにとどまっていた
が、本発明者はもう一歩考えを進めて、この変化は紫外
線を真皮のこの部分より深く入らないようにする防壁の
役割をしているという考えをもった。この考えは表皮に
おいては紫外線によりメラニンが増加するが、これはと
りも直さず増加したメラニンが、紫外線がより深い皮膚
(真皮)に入ることを防ぐことになるとする考え方に類
似する。この様な弾性線維の変化は紫外線がより深くは
いるのを防ぐには好都合であるが、皮膚がごわごわと
し、深い皺が出来るという外見上悪い結果にもなる。
【0005】そこで本発明者はこの弾性線維の成分であ
る水不溶性エラスチンを皮膚の表面に被うことにより紫
外線を遮断することが出来るのではないかと考えた。即
ち、紫外線暴露により生体反応として増加する弾性線維
の水不溶性エラスチンを、前もって皮膚の表面に塗布し
て紫外線を遮断し、これによって紫外線が表皮のみなら
ず真皮中へ入るのを防ぎ、真皮中の弾性線維の増加と、
これにより生じる深い皺の出現を予防せんとするもので
ある。
【0006】皺の予防または治療に関しては、α−トコ
フェロール、β−カロチン等の天然抗酸化剤、フリーラ
ジカル(過酸化物質)の補足剤、紫外線散乱剤及び吸収
剤の応用などが知られている。また、近年、レチノイッ
クアッシッドが顕著な皺改善効果があることが報告され
ている。しかしながら、これらの物質を配合した化粧料
の効果は充分でなかったり、安全性に問題があり満足で
きるものではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、これらの皮
膚組織の変化は日光暴露に対する生体防御反応の一つで
あると考え、エラスチンを皮膚に塗布すれば、紫外線に
よる皮膚深部(真皮)のタンパク質変性が起こらず皺を
防げると考え、鋭意研究した結果、水不溶性エラスチン
を塗布することで、紫外線による皺を防止できることを
見いだし本発明を完成した。
【0008】即ち、本発明は、水不溶性エラスチンを有
効成分とすることを特徴とする紫外線防御および防皺剤
に関する。
【0009】本発明に用いられる水不溶性エラスチン
は、アルカリ抽出、オートクレーブを用いた方法、グア
ニジン−塩酸のような変性剤を用いた抽出などにより結
合組織より得られる。アミノ酸分析、リジン残基による
架橋結合の存在等により確認しする事が出来る。水不溶
性エラスチンは粉砕機(ジェットミル)で粉砕し、分級
して所定の粒度にする。本発明で使用する水不溶性エラ
スチンの粒度は0.1〜150μmの範囲で、好ましく
は0.5〜50μmである。製造例1に水不溶性エラス
チンの調製例を示す。
【0010】製造例1 水不溶性エラスチンの調製牛の
結合組織100gを0.1NNaOH10リットル
で、95℃、45分間加熱する。反応液をろ過し、濾紙
状の残留物を3回水で洗浄する。続いてアルコール、エ
ーテル混合溶液で乾燥する。アルコール、エーテルの混
合比は90:10から順次エーテルの比率を上げ、最終
的にエーテルのみで乾燥する。乾燥後、エーテルを留去
し水不溶性エラスチンを約10gを得る。次いで、粉砕
し、平均粒経が5μmの水不溶性エラスチンを製造し
た。
【0011】本発明の紫外線防御および防皺剤への水不
溶性エラスチンの含有割合は、紫外線防御および防皺剤
全体に対して1重量%以上、特に5〜100重量%が望
ましい。本発明の紫外線防御および防皺剤には、必要に
応じて他の紫外線防御剤、湿潤剤、界面活性剤等の必要
な成分を配合することができる
【0012】本発明の紫外線防御および防皺剤の応用可
能な剤型としては、粉末状、クリーム状、乳液状、水性
状、軟膏状が挙げられ、化粧料などの皮膚外用剤組成物
に適用することができる。また、これらの剤型に応じて
水溶性および油溶性基剤、保存剤、香料、pH調整剤等
を適宜配合することができる
【0013】
【実施例】以下実施例及び比較例を挙げて、本発明を詳
細に説明するに先立ち、試験方法を述べる。
【0014】(紫外線防御試験) 1)紫外線照射試験 ヘアレスマウス背部に試料を塗布し(塗布の範囲は1c
とし、塗布後この部位の皮膚が肉眼的に見えなくな
る量とした)、東芝FL−20−SEにてUVBを6M
ED照射し、紅斑の発生状況を肉眼観察した。 2)紫外線透過性試験 ヒト皮膚に近いと言われている凍結乾燥ブタ皮膚に試料
(0.2mg/cm)を塗布し、日本分光(株)製モ
ノクロメーターを用いて紫外線の皮膚透過性を測定し
た。
【0015】(防皺試験) ヘアレスマウス背部を除毛した後、試料を塗布し(塗布
の範囲は1cm とし、塗布後この部位の皮膚が肉眼的
に見えなくなる量とした)、1日2時間、1ケ月紫外線
を照射し、肉眼的所見で試料塗布部と非塗布部とを比較
し、防皺効果の有無を判定した
【0016】(安全性試験) 20名の被験者による、実用テストを行った。試験方法
は、被験者に試料を通常使用してもらい、塗布直後のか
ゆみ、発赤等の刺激があった被験者の人数を比較した。
【0017】実施例1(クリーム状紫外線防御および防
皺剤) (組成) (%) 1.流動パラフィン 15.0 2.ワセリン 8.0 3.モノグリ 3.0 4.POEソルビタンモノオレート 2.0 5.グリセリン 10.0 6.ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 7.製造例1の水不溶性エラスチン 1.0 8.水 60.0 (製造方法) I.1〜4を約80℃にて均一に溶解する。 II.5〜8を約80℃にて均一に混合分散する。Iに
IIを加えて乳化した後、室温まで冷却し、本発明の
リーム状の紫外線防御および防皺剤を得る。
【0018】比較例1(クリーム状紫外線防御および防
皺剤) 水不溶性エラスチン1.0%を水に置き換えた以外は実
施例1と同様に調製して比較用のクリーム状紫外線防御
および防皺剤を得る。
【0019】比較例2(クリーム状紫外線防御および防
皺剤) 水不溶性エラスチン1.0%をα−トコフェロール1.
0%に置き換えた以外は実施例1と同様に調製し、比較
用のクリーム状紫外線防御および防皺剤を得る。
【0020】比較例3(クリーム状紫外線防御および防
皺剤) 水不溶性エラスチン1.0%をレチノイックアシッド
1.0%に置き換えた以外は実施例1と同様に調製して
比較用のクリーム状紫外線防御および防皺剤を得る。
【0021】実施例1及び比較例1〜3のクリーム状紫
外線防御および防皺剤について上記の紫外線防御試験、
防皺試験、安全性試験を実施した。その結果、実施例1
のク リーム状紫外線防御および防皺剤は、紫外線照射試
験1)において、紅斑惹起が無く、かなり優れた遮断効
果を示した。また、紫外線透過性試験2)に於いても、
図1に示すとおり、UVB(波長290〜320nm)
及びUVA(波長320〜400nm)ともに遮断効果
が観察された。更に、防皺試験に於いても顕著な防皺効
果が観察され、紫外線一ケ月照射後も皺の発生は無かっ
た。
【0022】前記防皺試験の結果、水不溶性エラスチン
を配合しない比較例1及びα−トコフェロール1.0%
を配合した比較例2のクリーム状紫外線防御および防皺
剤には防皺効果がなく、紫外線照射一ケ月後の皺の発生
が観察された。レチノイックアシッド1.0%を配合し
た比較例3のクリーム状紫外線防御および防皺剤は実施
例1同様に防皺効果があったが、安全性試験に於いて、
発赤、かゆみ、皮膚の肥厚という症状を訴える被験者が
16名おり、安全性上問題があった。実施例1及び比較
例1、2のクリーム状紫外線防御および防皺剤に関して
は安全性試験で問題となる症状はなかった。
【0023】 実施例2 水性状紫外線防御および防皺剤 (組成) (%) 1.エチルアルコール 8.0 2.POE硬化ヒマシ油 1.0 3.香料 0.1 4.パラベン 0.1 5.グリセリン 10.0 6.クエン酸 0.02 7.クエン酸Na 0.08 8.製造例1の水不溶性エラスチン 0.1 9.水 80.6 (製造方法) I.1〜4を約80℃にて均一に混合溶解する。 II.5〜7、9を均一に混合溶解する。IにIIを加
えて混合した後、8を均一に混合分散し、水不溶性エラ
スチンが浮遊する型の本発明の水性状紫外線防御および
防皺剤を得る。
【0024】 実施例3 ファンデーション型紫外線防御および防皺剤 (組成) (%) 1.酸化チタン 10.0 2.タルク 42.0 3.マイカ 31.0 4.黄色酸化鉄 3.0 5.赤色酸化鉄 1.0 6.カーボンブラック 0.5 7.製造例1の水不溶性エラスチン 10.0 8.スクワラン 2.0 9.パラベン 0.5 (製造方法) 1〜7を均一に混合した後、8、9を添加し、更に混合
し、打型成形し、本発明のファンデーション型紫外線防
御および防皺剤を得る。
【0025】 実施例4 軟膏型紫外線防御および防皺剤 (組成) (%) 1.ワセリン 60.0 2.PEG4000 25.0 3.PEG400 13.0 4.製造例1の水不溶性エラスチン 2.0 (製造方法) 1〜3を加温溶解した後、4を練り込み、室温まで冷却
し、本発明の軟膏型防皺剤を得る。
【0026】実施例2〜4の各紫外線防御および防皺剤
について実施例1と同様に諸試験を 行った結果、いずれ
も優れた紫外線防御効果、防皺効果を示し、安全性も特
に問題がなかった。
【0027】実施例5(水不溶性エラスチン) 水不溶性エラスチンの紫外線防御試験、防皺試験および
安全性試験をそれぞれ行った。 その結果、紫外線防御試
験i)に於いては紅斑惹起がなく、かなりすぐれた遮断
効果を示した。また、紫外線防御試験ii)に於いて
も、300nm、310nm、330nm、350n
m、360nm、380nm、390nm、における透
過性がそれぞれ10%、20%、28%、32%、34
%、38%、40%であり、UVB(波長290〜32
0nm)およびUVA(波長320〜400nm)とも
に遮断効果が観察された。さらに、防皺試験に於いて
も、顕著な効果が認められ、紫外線照射1ケ月後も皺の
発生はなかった。さらにまた、安全性試験の結果では、
発赤、かゆみ、および皮膚の肥厚という症状を訴える被
験者は1名もいなかった。
【0028】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明の紫外線防御お
よび防皺は、優れた紫外線防御及び防皺効果を有し、
安全性が高いことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例1の各クリームの紫外線透
過性結果

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不溶性エラスチンを有効成分とするこ
    とを特徴とする紫外線防御および防皺剤
JP3360898A 1991-12-12 1991-12-12 紫外線防御および防皺剤 Expired - Lifetime JP2537444B2 (ja)

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JPH0648915A JPH0648915A (ja) 1994-02-22
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GB9403451D0 (en) * 1994-02-23 1994-04-13 Ciba Geigy Ag Sunscreen compositions
AU744809B2 (en) * 1997-03-11 2002-03-07 Pola Chemical Industries Inc. Method for evaluating skin conditioning agents and process for producing external skin preparations
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6239512A (ja) * 1985-08-15 1987-02-20 Yakurigaku Chuo Kenkyusho:Kk 小じわ解消用薬粧料組成物

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