JP2537263Y2 - 二部材の連結部構造 - Google Patents

二部材の連結部構造

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JP2537263Y2
JP2537263Y2 JP12056890U JP12056890U JP2537263Y2 JP 2537263 Y2 JP2537263 Y2 JP 2537263Y2 JP 12056890 U JP12056890 U JP 12056890U JP 12056890 U JP12056890 U JP 12056890U JP 2537263 Y2 JP2537263 Y2 JP 2537263Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は二つの部材の連結部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、第11図に示すように、第1部材(9)の連結部
位に、相手側第2部材(1A)との係合方向に付勢された
係合ピン(18)を内装し、前記第2部材(1A)の連結部
位に、前記係合ピン(18)の嵌入係合を許す係合孔(20
B)を形成するとともに、前記係合ピン(18)の先端部
を前記係合孔(20B)内に位置させた係合状態と、前記
係合孔(20B)より第1部材(9)内に引退させて係合
状態を解除する係合解除状態に切換可能に構成し、か
つ、前記係合ピン(18)の先端に指をかけて、係合孔
(20B)より第1部材(9)内に押戻し引退させること
によって、前記係合ピン(18)を係合状態より係合解除
状態に切換える構成を採っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構成の場合には、前記係合ピンの先端に指を当て
がって、その係合ピンを係合孔内に押込み、更に、その
係合ピンを係合孔への嵌入状態を解除する状態まで押込
み操作する必要がある。したがって、手指の押込み操作
だけで連結解除操作が行える利点はあるものの、係合ピ
ンの先端を係合孔より完全に脱出させて係合解除状態に
切換えるには、指を係合孔内に入り込ませる必要があ
り、係合ピンを押し込んでいく過程で指を係合孔と係合
ピンとの間に挟み込むといったことがある。元々、この
ような指を挟み込むといったことは極端な状況ではある
が、指を係合孔内に指し込み操作しなければならないこ
とに変わりはなく、その操作性を悪いものにしている点
において改善の余地が残されていた。
そこで、第12図に示すように、第1部材(9)の連結
部位近くに片持ち状の押し込み具(23)を設け、この押
し込み具(23)を押え込むことによって係合ピン(18)
を係合孔(20B)より脱出させ、係合解除状態に切換え
る構造のものも考えることができる。
したがって、指を係合孔内に挿し込む操作を必要とし
ないだけに操作性を良好なものにできるのであるが、押
し込み具を第1部材の外周面に取付けねばならず、それ
だけ、設置スペースを必要とし、機器構成が複雑なもの
では押し込み具を設置するだけのスペースを見出すのに
一工夫を要するものである。又、押し込み具が第1部材
の外側面に露出しているので、それだけ嵩張るものであ
り、かつ、不測に手指でその押し込み具を引掛けて損傷
させるといったことも考えられる。それかといって押し
込むだけの機能を発揮すればよい押し込み具を必要以上
に強固に構成することは過剰品質となる。
本考案の目的は、操作性が良好で、かつ、嵩張ること
の少ない二部材の連結部構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は第1部材の連結部位に、相手
側第2部材との係合方向に付勢された係合ピンを内装
し、 前記第2部材の連結部位に、前記係合ピンの嵌入係合
を許す係合孔を形成するとともに、前記係合孔に係入し
た係合ピンを係合解除位置に押し戻す人為的解除操作ピ
ンを設け、 前記人為的解除操作ピンにおける前記係合ピンに作用
する一端部とは反対側端部を人為操作部として、前記人
為操作部を所定量だけ前記第2部材の外方に突出させる
待機状態と、前記人為操作部の押し操作に伴ってその待
機状態より前記第2部材の肉厚内に入り前記係合ピンを
係合解除状態に押し戻す作用完了状態とに位置切換可能
に、人為的解除操作ピンを前記第2部材に取付け、 前記待機状態から前記作用完了状態までの所定ストロ
ーク内での人為的解除操作ピンの移動を許すストローク
設定部を、前記第2部材の連結部位に設けてある点にあ
り、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、第1部材に係合ピンを装着し、第2部材に人
為的解除操作ピンを設けることによって、第1・第2部
材の連結状態では第1図に示すように、係合ピン(18)
が付勢力によって第2部材(1A)の係合孔内(20B)に
嵌入し、人為的解除操作ピン(21)はその先端人為操作
部を所定量だけ第2部材(1A)の外方に突出させる待機
状態にある。この待機状態より第2図に示すように、人
為操作部を押込み操作する過程で、その人為的解除操作
ピン(21)が係合ピン(18)に接当作用して、係合ピン
(18)を係合孔(20B)より押し出し、第1・第2部材
(9),(1A)の連結状態を解除できる。
〔考案の効果〕
したがって、実質的に従来の係合ピンを、人為的解除
操作ピンと係合だけの機能を持つ係合ピンとの二部材に
分割することによって、人為的解除操作ピンを係合孔内
に深く押し込む必要がないだけに、操作性も良好で、か
つ、ストローク設定部によって必要以上に人為的解除操
作ピンに対する押し込み操作も未然に回避できる。
しかも、人為的解除操作ピンを、その人為操作部だけ
が第2部材の外方より突出させるだけの構成を採ってい
るので、第12図に示す、押し込み具のように大きく外方
に位置する部分が殆どなく、それだけ、嵩張るのを抑え
ることができ、又、その外方に位置する部分を不測に引
掛けて損傷させるといったことも阻止できる。
〔実施例〕
水洗トイレ用タンクへの給水管、或いは、空調用配管
として使用される銅管などを施工現場において曲げ加工
する際に使用する手動式管曲げ機について説明する。
第3図及び第4図に示すように、相対近接移動によっ
て所定の曲率で管(P)を曲げ加工する一対の曲げ加工
具(1A),(1B)を、板状の曲げ作業台(2)に相対移
動可能に取り付けるとともに、把手部(3)及び加工具
(1A),(1B)を相対移動させる駆動機構(4)、駆動
機構(4)に対する操作ハンドル(5)とを備えた工具
本体(6)を設け、この工具本体(6)に対して曲げ作
業台(2)を連結解除自在に取付け、手動式管曲げ機を
構成する。
曲げ作業台(2)について説明する。曲げ作業台
(2)の長手方向一端に、単一のベンディングシュー
(1a)を装備した第1加工具(1A)を配設するととも
に、曲げ作業台(2)の他端に、左右一対のピボットシ
ュー(1b),(1b)を装備した第2加工具(1B)を配設
してある。前記ピボットシュー(1b),(1b)は単一の
ベンディングシュー(1a)より左右等距離に位置して管
(P)を安定した状態で受け止めるように、第2加工具
(1B)の左右張出しフレーム(1d),(1d)先端に設け
てある。
第6図及び第7図に示すように、前記曲げ作業台
(2)を両端に折り曲げ部を形成した板状態に形成し、
この曲げ作業台(2)の中心位置に長手方向に沿った長
孔(2a)を設ける。一方、第1加工具(1A)を構成する
フレームを、ベンディングシュー(1a)を装備した上部
フレーム(1e)と曲げ作業台(2)の下方に位置する下
部フレーム(1f)とに分割し、前記上部フレーム(1e)
の下部と前記下部フレーム(1f)の上部とに、夫々、相
手側に向かって突出する連結用のボス部を形成し、この
連結用ボス部を上下に重ね合せて前記長孔(2a)内に位
置させ、このボス部に形成したボルト孔を利用してボル
ト(7)で上下部フレーム(1e),(1f)を連結すると
ともに、この上下部フレーム(1e),(1f)で曲げ作業
台(2)を挟み込む状態に一体化する。前記連結用のボ
ス部が上下部フレーム(1e),(1f)の間隔設定具の機
能を有する。したがって、第1加工具(1A)は、ボルト
(7)で取付けた状態であっても、長孔(2a)に沿って
移動可能である。この場合に移動を滑らかに行う為に上
下部フレーム(1e),(1f)の摺動面に樹脂等の低摩擦
材料を使用するとよい。第2加工具(1B)も第1加工具
(1A)と同様に、上部フレーム(1g)と下部フレーム
(1h)とで形成してある。
これによって、第1加工具(1A)及び第2加工具(1
B)は長孔(2a)に沿って遠近相対移動可能である。
又、第2加工具(1B)と第1加工具(1A)との移動端に
曲げ作業台(2)の一部を切り起し、夫々加工具(1
A),(1B)を受け止める左右のストッパ板(2A),(2
A)を形成する。
次に、工具本体(6)の構成について説明する。第6
図及び第7図に示すように、前端側に、曲げ作業台
(2)を着脱する前部フレーム(8)と、その前部フレ
ーム(8)より後方に後記するラック軸(9)を装入し
た中間フレーム(10)と、中間フレーム(10)の後端に
把手部(3)を配設して、工具本体(6)を一体形成す
る。前記前部フレーム(8)に第1加工具(1A)に対す
る駆動機構(4)とこの駆動機構(4)に対する操作ハ
ンドル(5)を取付けてある。
駆動機構(4)について説明する。第5図ないし第7
図に示すように、前部フレーム(8)内にラック軸
(9)に咬合してそのラック軸(9)を駆動移動させる
べく管曲げ加工操作方向に回転するピニオン(11)を軸
支し、このピニオン(11)を回転駆動する操作ハンドル
(5)をピニオン軸(X)周りで上下揺動可能に取付け
てある。前記操作ハンドル(5)を一端側がピニオン軸
(X)周りで回転可能に枢支されたハンドル基端部(5
A)と、前記ハンドル基端部(5A)の他端側に対して相
対回転自在に軸支連結されたハンドル握り部(5B)とで
形成してある。
ハンドル基端部(5A)に、ハンドル基端部(5A)のピ
ニオン軸(X)周りでの回転に伴ってピニオン(11)を
咬合回転駆動するベルクランク式送り爪(12)を設け
る。送り爪(12)に対してこの送り爪(12)をピニオン
(11)に咬合させる係合付勢機構を設けてある。前記ハ
ンドル基端部(5A)とハンドル握り部(5B)との間に引
張りバネ(13)を張設し、ハンドル基端部(5A)が後記
する逆転防止爪(15)に接当作用し、この逆転防止爪
(15)をピニオン(11)より離れる方向に揺動させると
ともに、この逆転防止爪(15)が前部フレーム(8)の
後記する抜け止め壁(16)に接当してハンドル基端部
(5A)と逆転防止爪(15)の揺動が止まる。この状態で
ハンドル握り部(5B)を更に揺動させると前記引張りバ
ネ(13)に設定力以上の操作力が加わり、ハンドル握り
部(5B)はハンドル基端部(5A)に対して相対回動す
る。前記引張りバネ(13)の設定力は、ピニオン(11)
及び逆転防止爪(15)の回動抵抗より大である。ここ
に、前記引張りバネ(13)を、一定以上の操作力で前記
ハンドル握り部(5B)をハンドル基端部(5A)に対して
相対回転させる連係付勢機構と称する。一方、ハンドル
基端部(5A)に引張りバネ(13)の一端を係止するブロ
ック(14)を設け、このブロック(14)の後面とハンド
ル握り部(5B)の前面とを接当可能な当り面として構成
し、ハンドル握り部(5B)を下向き揺動させると、ハン
ドル握り部(5B)前面とブロック(14)後面とが接当
し、常に、ハンドル握り部(5B)とハンドル基端部(5
A)とは一体で移動する。前記ブロック(14)を、ハン
ドル基端部(5A)とハンドル握り部(5B)との当り部と
称する。
ピニオン(11)の前方に、このピニオン(11)に咬合
してピニオン(11)がラック軸(9)後退方向(管曲げ
加工操作方向とは反対方向)へ逆転するのを阻止する逆
転防止爪(15)を設け、この逆転防止爪(15)をピニオ
ン(11)との咬合方向に付勢する機構を設けてある。
以上の構成より、第6図に示すように、ハンドル握り
部(5B)を下向き揺動させると、ハンドル基端部(5A)
が一体で回転し、ピニオン(11)に咬合した送り爪(1
2)がピニオン(11)を管曲げ加工操作方向に回転駆動
し、ラック軸(9)を前進駆動する。すると、第1加工
具(1A)が第2加工具(1B)に近接移動して、管の曲げ
加工を行う。ハンドル握り部(5B)を上向き操作する
と、ハンドル基端部(5A)が一体で上向き揺動するとと
もに、逆転防止爪(15)の咬合作用によってピニオン
(11)の逆転を阻止し、送り爪(12)は付勢力に抗して
ピニオン(11)との係合を解除し乍らピニオン周りを回
転移動する。
第8図及び第9図に示すように、ハンドル握り部(5
B)を略上方に揺動移動させると、ハンドル基端部(5
A)が逆転防止爪(15)に接当作用して、逆転防止爪(1
5)をピニオン(11)から離れる係合解除姿勢に切換
え、ピニオン(11)を逆転可能な状態にする。ここで、
前記フレーム(8)に逆転防止爪(15)の一定以上の揺
動を阻止する受け止め壁(16)を形成し、逆転防止爪
(15)及びハンドル基端部(5A)の一定以上の揺動を阻
止する。第9図に示すように、この状態で更にハンドル
握り部(5B)をピニオン逆転方向に揺動させると、前記
引張りバネ(13)に抗してハンドル握り部(5B)をハン
ドル基端部(5A)に対して相対揺動させることができ
る。このときに、ハンドル握り部(5B)の先端がベルク
ランク状送り爪(12)に接当作用して、その送り爪(1
2)をピニオン(11)に対する咬合姿勢より離間する係
合解除姿勢に切換える。前記ハンドル握り部(5B)の先
端を接当解除部(5a)と称する。この状態でピニオン
(11)はフリー回転状態となる。一方、ラック軸(9)
の後端と中間フレーム(10)との間に引張りバネ(17)
を架設し、ラック軸(9)を前部フレーム(8)内に引
退させる退入状態に付勢する。したがって、前記ピニオ
ン(11)がフリー回転状態にあると、前記引張バネ(1
7)の引張力によってラック軸(9)を引退させる。
以上のような構成より、第7図に示すように、両加工
具(1A),(1B)の間に管(P)を挟み込み、操作ハン
ドル(5)を上下揺動させることによって、ラック軸
(9)を前進させ、第1加工具(1A)を第2加工具(1
B)に近接させて、所望の曲率で管(P)を曲げ加工す
ることができる。
次に、ラック軸(9)と第1加工具(1A)との着脱構
造について説明する。第1図ないし第4図に示すよう
に、第1部材としてのラック軸(9)の前端に突出部を
形成するとともに、この突出部に上下向き貫通孔(9A)
を形成する。この貫通孔(9A)内に係合ピン(18)を収
納し、この係合ピン(18)を圧縮バネ(19)で突出付勢
する。第2部材としての第1加工具(1A)の連結部位に
前記突出部を装入する前後向き穴(20A)に対して上下
向き係合孔(20B)を上面に解放する状態で形成する。
この構成で、ラック軸(9)の突出部を前後向き穴(20
A)内に装入すると、前記係合ピン(18)が突出して上
下向き係合孔(20B)内に突入して、ラック軸(9)と
第1加工具(1A)を係合一体化する。一方、前記係合孔
(20B)内に、係合状態にある係合ピン(18)に接当作
用して非係合状態に切換える人為的解除操作ピン(21)
を内装する。前記係合ピン(18)に作用する人為的解除
操作ピン(21)の上端を人為操作部として、この人為操
作部を所定量だけ係合孔(20B)より外方に突出させる
待機状態と、前記人為操作部への押し操作に伴って、前
記待機状態より前記係合ピン(18)を係合解除状態に押
し戻す作用完了状態とに切換可能である。したがって、
連結時は係合ピン(18)の突出付勢力によって前記突出
部を前後向き穴(20A)に挿入するだけで、自動的に連
結を行え、連結解除する際には、人為的解除操作ピン
(21)を指で押し込むだけでよい。前記係合孔(20B)
の軸心方向中程に径方向に広がる大径部(20a)を形成
するとともに、この大径部(20a)に係合する鍔部(21
a)を人為的解除操作ピン(21)に形成し、この大径部
(20a)の上下端と鍔部(21a)との接当によって、人為
的解除操作ピン(21)を一定範囲でのみ上下動可能に装
入してある。ここに、前記大径部(20a)をストローク
設定部と称する。したがって、人為的解除操作ピン(2
1)は係合孔(20B)より抜け出すこともなく、必要以上
に係合ピン(18)を押し戻すこともない。
次に、曲げ作業台(2)と工具本体(6)との着脱構
造について説明する。
第3図及び第4図に示すように、前部フレーム(8)
におけるラック軸(9)挿通部位より下方側に、前面よ
り前後向き姿勢の凹入部(8A)を形成するとともに、前
記凹入部(8A)を形成する下壁に抜け止めピン(22)を
螺着し、抜け止めピン(22)の先端を凹入部(8A)の内
部空間に出退可能に構成してある。
曲げ作業台(2)の後端部(2C)を第1加工具(1A)
設置位置より後方に延出し、この後方に延出した後端部
(2C)を前部フレーム(8)の凹入部(8A)内に挿入係
合して作業台(2)を工具本体(6)に装着する。前記
曲げ作業台(2)の後端部(2C)に、係合凹入穴(2b)
を設け、前記後端部(2C)を凹入部(8A)内に係合挿入
した状態で、抜け止めピン(22)を下方より係合凹入穴
(2b)に係入して抜け止め状態とする。第5図及び第6
図に示すように、この抜け止めピン(22)を係合凹入穴
(2b)に係入した状態で、後端部(2C)における係合凹
入穴(2b)に対応した突出部が凹入部(8A)の上壁に接
当し、この抜け止めピン(22)を係合凹入穴(2b)に係
合させるだけで、曲げ作業台(2)の装着姿勢を所定姿
勢に決めることができる。尚、前記抜け止めピン(22)
は曲げ作業台(2)を取外した状態においても、凹入部
(8A)の下壁に螺着してある。
前記第1加工具(1A)に形成した前後向き穴(20
A)、上下向き係合孔(20B)、及び、この上下向き係合
孔(20B)内に位置する人為的解除操作ピン(21)を、
第2加工具(1B)に形成して、第2加工具(1B)とラッ
ク軸(9)とを連結解除自在に構成してある。又、第2
加工具(1B)が位置する側の曲げ作業台(2)の前端部
(2B)に係合凹入穴(2b)を形成し、曲げ作業台(2)
の前端部(2B)を凹入部(8A)に挿し込み装着可能であ
る。
このように、曲げ作業台(2)の前後端部(2B),
(2C)に工具本体(6)への連結部を形成してあるの
で、第7図及び第10図に示すように、第1加工具(1A)
と第2加工具(1B)との工具本体(6)に対する相対位
置を変更した状態で、曲げ作業台(2)の取付切替が可
能ある。しかも、第1加工具(1A)及び第2加工具(1
B)の曲げ作業台(2)に対する取付状態(相対位置)
を切替える必要はない。
したがって、管(P)の曲げ方向を、曲げ作業台
(2)の取付位置を変更するだけで変更でき、現場で曲
げ加工を行う作業形態を採る場合に把手部位置を変更せ
ずに行える利点がある。
〔別実施例〕 前記係合ピン(18)と人為的解除操作ピン(21)との
着脱構造は、曲げ作業台(2)と工具本体(6)との着
脱構造に適用してもよい。又、このような管曲げ機に限
らず、他の一般汎用機械にも適用できる。
ストローク設定部(20a)としては、人為的解除操作
ピン(21)に小径部を係合し、係合孔(20B)に前記小
径部に係合する鍔部を係合してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る二部材の連結部構造の実施例を示
し、第1図及び第2図は夫々、全体縦断側面図、第3図
及び第4図は、夫々、工具本体と曲げ作業台とを分離し
た状態を示す、縦断側面図及び一部切欠平面図、第5図
及び第6図は、夫々、第1加工具を駆動移動させる状態
を示す縦断側面図、第7図は管曲げ機の曲げ加工状態を
示す平面図、第8図は第6図の状態より更に第1加工具
を曲げ加工方向に移動させた状態を示す縦断側面図、第
9図はピニオンをフリー状態にしてラック軸を引退させ
た状態を示す縦断面図、第10図は曲げ作業台の取付を切
換えた状態を示す平面図、第11図は従来例を示す縦断側
面図、第12図は比較例を示す縦断側面図である。 (1A)……第2部材、(9)……第1部材、(18)……
係合ピン、(20B)……係合孔、(20a)……ストローク
設定部、(21)……人為的解除操作ピン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部材(9)の連結部位に、相手側第2
    部材(1A)との係合方向に付勢された係合ピン(18)を
    内装し、 前記第2部材(1A)の連結部位に、前記係合ピン(18)
    の嵌入係合を許す係合孔(20B)を形成するとともに、
    前記係合孔(20B)に係入した係合ピン(18)を係合解
    除位置に押し戻すための人為的解除操作ピン(21)を設
    け、 前記人為的解除操作ピン(21)における前記係合ピン
    (18)に作用する一端部とは反対側端部を人為操作部と
    して、前記人為操作部を所定量だけ前記第2部材(1A)
    の外方に突出させる待機状態と、前記人為操作部の押し
    操作に伴ってその待機状態より前記第2部材(1A)の肉
    厚内に入り前記係合ピン(18)を係合解除状態に押し戻
    す作用完了状態とに位置切換可能に、人為的解除操作ピ
    ン(21)を前記第2部材(1A)に取付け、 前記待機状態から前記作用完了状態までの所定ストロー
    ク内での人為的解除操作ピン(21)の移動を許すストロ
    ーク設定部(20a)を、前記第2部材(1A)の連結部位
    に設けてある二部材の連結部構造。
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JP12056890U Expired - Lifetime JP2537263Y2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 二部材の連結部構造

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JPH0480613U (ja) 1992-07-14

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