JPH10192064A - カウンターの接合構造 - Google Patents

カウンターの接合構造

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JPH10192064A
JPH10192064A JP9285103A JP28510397A JPH10192064A JP H10192064 A JPH10192064 A JP H10192064A JP 9285103 A JP9285103 A JP 9285103A JP 28510397 A JP28510397 A JP 28510397A JP H10192064 A JPH10192064 A JP H10192064A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立や保守点検が簡単にできるカウンターの接
合構造。 【解決手段】キヤビネツト1とカウンター2とを接合す
る接合構造において、係脱自在な係合具3(23,3
1,41,61,71,81,91,101)の一方4
をキヤビネツト1に取着すると共に係合具3の他方5を
カウンター2に取着することにより、キヤビネツト1及
びカウンター2の両者を着脱自在に接合すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キヤビネツトとカ
ウンターとの接合構造に関するものである。キヤビネツ
トとしては、洗面台用,調理台用,ガス台用又は流し台
用等のものが対象となる。
【0002】
【従来の技術】従来、キヤビネツトとカウンターとの接
合構造は、L字型接合金具等を用いて両者をビス止め接
合するか、両面粘着テープを用いて両者を接合する構造
のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビス止め構造
は、キヤビネツトの内部に潜つて作業困難な奥側のビス
止め作業をしなければないため、工場での組立や施工現
場での保守点検に多くの作業工数を必要とする。また、
両面粘着テープによる接合は、保守点検のときの両者の
分離に多くの手間を必要とする。
【0004】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに、組立や保守点検が簡単にできるカウンターの接合
構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、キヤビネツトとカウンターとを接合する接合構
造において、係脱自在な係合具の一方をキヤビネツトに
取着すると共に係合具の他方をカウンターに取着するこ
とにより、キヤビネツト及びカウンターの両者を着脱自
在に接合することを特徴とするカウンターの接合構造で
ある。請求項1記載の本発明にあつては、キヤビネツト
とカウンターとを切り離して各係合具の取着作業がで
き、取着後は両者を着脱自在に接合できる。
【0006】請求項2記載の本発明の要旨は、請求項1
記載のカウンターの接合構造において、少なくとも前記
両者の奥側に、前記係合具を取着したことである。請求
項2記載の本発明にあつては、両者の奥側に係合具を取
着してあるので、キヤビネツトの内部に潜つて奥側の接
合作業を行う必要がない。
【0007】請求項3記載の本発明の要旨は、請求項1
又は2記載のカウンターの接合構造において、前記係合
具は、係合状態を強制的に解除するための解除機構を備
えていることである。請求項3記載の本発明にあつて
は、両者を係合具で一旦接合すると、解除機構で強制的
に解除するまで両者の接合状態が維持される。
【0008】請求項4記載の本発明の要旨は、請求項
1,2又は3記載のカウンターの接合構造において、前
記係合具は、係合状態における遊び代を左右方向及び/
又は前後方向に有することである。請求項4記載の本発
明にあつては、キヤビネツトやカウンターに対する係合
具の取着について前後・左右方向の誤差があつたとして
も、前後・左右方向の遊び代により誤差を吸収できる。
【0009】請求項5記載の本発明の要旨は、請求項
1,2,3又は4記載のカウンターの接合構造におい
て、前記係合具は、係合の高さ位置を変更可能としたこ
とである。係合具の一方及び/又は他方に高さ方向に沿
って複数の係合箇所を設けて、係合の高さ位置を変更可
能とすることもある。請求項5記載の本発明にあつて
は、キヤビネツトやカウンターに対する係合具の取着に
ついて上下方向の誤差があつたとしても、最適な高さで
確実に係合できる。
【0010】請求項6記載の本発明の要旨は、請求項
1,2,3,4又は5記載のカウンターの接合構造にお
いて、前記係合具の一方は、前記キヤビネツトにビス止
めするための取付孔を設けると共に、取付孔を形成する
下方縁に薄肉の変形調節部を形成したことである。ま
た、必要に応じて、取付孔を形成する前後縁に薄肉の変
形調節部を形成することもある。請求項6記載の本発明
にあつては、反りがあるカウンターを左右の係合具で接
合するとき、係合完了の直前の係合具又は係合完了した
係合具に持ち上げ方向の力が加わると、ビスに当接する
係合具の一方の変形調節部を変形して一方が持ち上げら
れ、左右の係合具を確実に係合させることができる。
【0011】請求項7記載の本発明の要旨は、請求項
1,2,3,4,5又は6記載のカウンターの接合構造
において、前記係合具は、前記キヤビネツトに仮置きし
たカウンターを手前側から奥側に向かつて差し込むこと
により係合するようにしたことである。請求項7記載の
本発明にあつては、キヤビネツトにカウンターを仮置き
した状態で両係合具を係合させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカウンターの
接合構造を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1乃至図3は第1
の実施の形態を示すものであり、図1は前板及び扉を省
略して部分断面した正面図、図2はキヤビネツトを断面
した側面図、図3は一組の係合具の非係合状態を示す部
分切欠きした斜視図である。
【0014】本実施の形態は、係脱自在な係合具3の一
方4をキヤビネツト1に取着すると共に係合具3の他方
5をカウンター2に取着することにより、キヤビネツト
1及びカウンター2の両者を着脱自在に接合してある。
係合具3は、キヤビネツト1及びカウンター2の奥側及
び手前側の夫々左右に取着してある。係合具3の一方4
及び他方5は、分離状態でキヤビネツト1又はカウンタ
ー2に取着することができる。
【0015】上記係合具3の一方4及び他方5は、合成
樹脂素材,金属素材又はゴム素材等の弾性素材から成形
されている。係合具3の一方4は、図3に示す如く、取
付部6と、係合部7とを備えている。係合部7は、取付
部6から弾性の係合爪片8,8を立設して、係合爪片
8,8の間に相手方侵入空間9を形成してある。係合具
3の他方5は、取付部10に係合部12を接合すると共
に、係合部12の両側に係合段部13,13を形成して
ある。
【0016】キヤビネツト1に対する一方4の取着並び
にカウンター2に対する他方5の取着は、取付部6の取
付孔6a,6a及び取付部10,10の取付孔10a,
10aを利用し、ビス止め14,14又は接着等で行
う。
【0017】係合具3の係合操作は、図3に示す一方4
の相手方侵入空間9に他方5の係合部12を押し込むこ
とにより、係合爪片8,8の爪部8a,8aを係合部1
2の係合段部13,13に引つかけて行う。係合具3の
係合状態を解く操作は、一方4の相手方侵入空間9から
他方5の係合部12を強制的に引抜くことにより、係合
爪片8,8の間が広がるように係合爪片8,8を開脚さ
せて行う。
【0018】係合具3は、一方4の係合爪片8の幅寸法
W1を、他方5の係合部12の幅寸法W2を小さくして
あるため、図2に示す一方4及び他方5の取着誤差が前
後方向(矢符A方向)に生じても、この誤差を吸収する
ことができる。なお、係合具3は、一方4及び/又は他
方5をゴム素材で成形したときには、合成樹脂素材に比
べて弾性変形歪みを大きくできるため、図1に示す左右
方向(矢符B方向)及び上下方向(矢符C方向)に生じ
た多少の取付誤差を吸収することが可能となる。
【0019】本実施の形態では、キヤビネツト1とカウ
ンター2とを切り離した状態で各係合具4の一方4及び
他方5の取着ができるので、両者1,2を接合する組立
作業が簡単にできる。更に、本実施の形態では、係脱自
在な係合具3を用いることにより、両者1,2を着脱自
在に接合できるので保守点検が簡単にできる。
【0020】キヤビネツト1は、手前の上方に前板15
が取付けられると共に、手前下半に扉16が取付けられ
ている。カウンター2としては、洗面器17を取付けた
洗面台用以外に、調理台用,ガス台用又は流し台用等を
用いることも可能である。
【0021】なお、前記カウンター2は、合成樹脂素
材,金属素材,陶磁器素材又はこれらの複合素材等から
成形され、洗面器、ガスコンロ又はシンク等を備えたも
のが適宜選択される。
【0022】(第2の実施の形態)図4は本発明の第3
の実施の形態の要部を拡大すると共に部分断面した正面
図である。本実施の形態の特徴は、左右方向(矢符B方
向)及び上下方向(矢符C方向)に生じる取付誤差を吸
収できるようにしたことである。本実施の形態における
この特徴以外の構成は、前記第1の実施の形態と実質的
に同一であり、同一符号は同一部材を示す。
【0023】係合具3の一方4は、その取付孔6a,6
aの夫々に鍔付ブシユ19を隙間ばめ状態で内嵌し、キ
ヤビネツト1に各鍔付ブシユ19をビス止め14してあ
る。係合具3は、取着した一方4が移動できる寸法W3
だけ、係合具3の左右方向(矢符B方向)に生じた取付
誤差を吸収できる。
【0024】キヤビネツト1とカウンター2との接合部
には、スポンジ等の大きな弾性変形歪みを得ることがで
きるクツシヨン層20を挟み込んである。クツシヨン層
20は、その弾性変形により、係合具3の上下方向(矢
符C方向)に生じた取付誤差を吸収できる。クツシヨン
層20は、キヤビネツト1及びカウンター2のいずれか
一方または両方に予め取着しておくと、キヤビネツト1
及びカウンター2の接合作業が楽にできる。
【0025】(第3の実施の形態)図5乃至図9は本発
明の第3の実施の形態を示すものであり、図5は一組の
係合具の係合状態における要部を断面して示す拡大した
正面図、図6は一組の係合具の非係合状態を示す部分切
欠きした斜視図、図7は一組の係合具の非係合状態を示
す側面図、図8は図7のVIII−VIII線における
断面図、図9は係合具の一方の非係合状態におけるビス
取付部を断面して示す拡大した正面図である。
【0026】本実施の形態の特徴は、係合具91の左右
方向(矢符B方向)及び前後方向(矢符A方向)に生じ
る取付誤差を吸収できるようにすると共に、カウンター
の反りにより生じる上下方向(矢符C方向)の取付誤差
を吸収できるようにしてある。係脱自在な係合具91
は、一方92をキヤビネツト1に取着すると共に他方9
3をカウンター2に取着することにより、キヤビネツト
1及びカウンター2の両者を着脱自在に接合してある。
係合具91は、前記第1の実施の形態の係合具3と同様
に、その複数組が、キヤビネツト1及びカウンター2の
奥側及び手前側の夫々左右に取着してある(図示略)。
【0027】上記係合具91の一方92は、図6に示す
如く、合成樹脂素材等から成形され、前後の取付部9
6,96と、中央の案内枠部97及び係合部98とを備
えている。各取付部96は、取付孔96aを開設すると
共に取付孔96aを形成する下方縁に薄肉の変形調節部
96bを形成してある。変形調節部96bは、反りのあ
るカウンター2を接合するときに、一方92を持ち上げ
ようと発生する力で無理に変形させられることにより、
一方92を上方へ移動させて上下方向の誤差を吸収でき
るようにしてある。なお、取付部96は、取付孔96a
を形成する前後縁に薄肉の変形調節部(図示略)を形成
し、前後方向(矢符A方向)の取付け誤差をより大きく
吸収できるようにすることもある。案内枠部97は、上
方を開口するように傾斜した側部97a,97aと、傾
斜側部97a,97aの下端を連結する底部97bとを
備え、上方間口幅W5(図7参照)を下方底幅W6より
大きくすることにより、係合部98に対する後述の他方
93の係合爪片103,103の係合が円滑にきるよう
にしてある。中央の係合部98は、膨れた厚い係合主部
98aと括れた薄い根元部98bとを備え、案内枠部9
7に前後両端及び下端を接合してある。膨れた厚い係合
主部98aは、上端面98a−1及び左右の下方係合面
98a−2を円弧状等の彎曲面状に形成してある。係合
主部98aは、左右面に凹部98a−3を縦筋状に設け
てあり、合成樹脂素材で成型するときのひけによる変形
を防止するようにしてある。
【0028】前記係合具91の他方93は、合成樹脂素
材素材等から成形され、取付部100及び係合部102
を備えている。係合部102は、取付部100から弾性
の係合爪片103,103を延設して、係合爪片10
3,103の間に相手方侵入空間104を形成してあ
る。取付部100は、取付孔100a,100aを設け
ると共に、裏面側に多数の凹部100bを格子状に設け
てある。凹部100bは、接着剤の食いつきが良くなる
ように設けたものである。係合爪片103,103は、
先端幅W6(図7参照)を根元幅W5より小さくしてあ
り、相手方侵入空間104に前記一方92の中央の係合
部98が入り込んで係合したとき、前記他方94の案内
枠部97の内側に嵌まり込んで前後方向(矢符A方向)
へ移動しなくなるようにしてある。
【0029】キヤビネツト1に対する一方92の取着
は、図7及び図9に示す如く、各取付孔96aに鍔付ブ
シユ19を内嵌し、キヤビネツト1に各鍔付ブシユ19
をビス止め14して行う。鍔付ブシユ19は、取付孔9
7aに挿入したときに、取付孔97aとの間で前後方向
(矢符A方向)に隙間を形成して、ビス止め後の一方9
2を前後方向へ該隙間分だけ移動できるようにし、前後
方向の取付誤差を吸収するようにしてある。係合具91
は、取着した一方92が長い鍔付ブシユ19で案内され
て寸法W3(図9参照)だけ移動できるため、係合具9
1の左右方向(矢符B方向)に生じた取付誤差を吸収で
きる。また、カウンター2に対する他方93の取着は、
図7に示す如く、取付部100,100の取付孔100
a,100aを利用してビス止め14,14し、更に必
要に応じて接着剤で接着補強して行う。
【0030】係合具91の係合操作は、図8に示すよう
に、カウンター2と共に各係合具91の他方93を下方
へ移動させて、一方92の係合部98の上端面98a−
1に他方93の係合爪片103,103の爪部103
a,103aを当接させた後に、カウンター2を強く押
圧して押し込むように行う。他方93は、この強い押圧
により、開脚状に弾性変形した係合爪片103,103
の爪部103a,103aで一方92の係合主部98a
を挟圧するようにして下方へ移動する。そして、係合具
91の他方93は、係合爪片103,103の爪部10
3a,103aが一方92の係合主部98aの左右の下
方係合面98a−2,98a−2に達すると、先窄み状
に彎曲傾斜する下方係合面98a−2,98a−2を挟
圧する係合爪片103,103の挟圧力により、下方係
合面98a−2,98a−2に案内されながら爪部10
3a,103aが下方へ自然に引き込まれ、図5に示す
ように、相手方侵入空間104に一方95の係合主部9
8aを完全に嵌入させる。
【0031】なお、他方93の係合爪片103,103
は、その先端幅W6(図7参照)が一方92の案内枠部
97の上方間口幅W5より小さいため、一方92の係合
部98に最初に当接させるときに生じる、前後方向(矢
符A方向)の多少の位置ずれは許されることになる。そ
して、他方93の係合爪片103,103は、押し込み
に伴い、一方92の案内枠部97の傾斜側部97a,9
7aに案内されて移動するため、該位置ずれが修正され
て案内枠部97の内側に嵌まり込む。
【0032】係合具91の係合状態を解く操作は、他方
93の相手方侵入空間104から一方95の係合主部9
8aを強制的に引抜くことにより、係合爪片103,1
03の間が広がるように係合爪片103,103を開脚
させて行う。
【0033】もし、カウンター2に反りが生じているた
めに、係合具91は、一方92の下方係合面98a−
2,98a−2に案内されながら下方への引き込まれて
いる他方93の爪部103a,103aが根元部98b
に達する前に、その引き込みが停止しようとすることが
ある。このとき、係合爪片103,103に残留する挟
圧力は、彎曲傾斜した下方係合面98a−2,98a−
2を介して一方92に伝達され、一方92を強力に持ち
上げようとする。一方92は、この強力な持ち上げによ
り、薄肉の各変形調節部96bに固定状態の鍔付ブシユ
19が押しつけられ、薄肉の各変形調節部96bを変形
させて寸法hだけ持ち上げられる(図5参照)。係合具
91は、この一方92の持ち上げにより、他方94の相
手方侵入空間104に一方95の係合主部98aを完全
に嵌入させることができる。
【0034】本実施の形態では、キヤビネツト1とカウ
ンター2とを切り離した状態で各係合具4の一方92及
び他方93の取着ができるので、両者1,2を接合する
組立作業が簡単にできる。更に、本実施の形態では、係
脱自在な係合具91を用いることにより、両者1,2を
着脱自在に接合できるので保守点検が簡単にできる。
【0035】(第4の実施の形態)図10は本発明の4
の実施の形態の要部を拡大すると共に部分断面した正面
図である。本実施の形態の特徴は、上下方向(矢符C方
向)に生じた大きな取付誤差を吸収できるようにしたこ
とである。本実施の形態におけるこの特徴以外の構成
は、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態と実質
的に同一であり、同一符号は同一部材を示す。
【0036】係合具23の一方4は、第3の実施の形態
と同様に鍔付ブシユ19をビス止め14し、係合具23
の左右方向(矢符B方向)に生じた取付誤差を吸収でき
るようにしてある。
【0037】係合具23の他方25は、取付部26から
突設した膨出部27の左右両側面の夫々に、複数段の係
合段部27aを凹設し、任意段の左右の係合段部27
a,27aに一方4の係合爪片8,8の爪部8a,8a
を係合できるようにしてある。係合具23は、係合位置
を高さ方向で選択できることにより、係合具23の上下
方向(矢符C方向)に生じた取付誤差を吸収できる。
【0038】係合具23は、爪部8a,8aの延設方向
である前後方向(図3中の矢符A方向)に複数段の係合
段部27aを延設し、係合段部27aに対する爪部8a
の係合位置を前後方向へ変更できるときには、係合具2
3の前後方向に生じた取付誤差を吸収できる。
【0039】(第5の実施の形態)図11及び図12は
本発明の第5の実施の形態の要部を拡大すると共に部分
断面した正面図であり、図11は係合状態を示し、図1
2は非係合状態を示すものである。
【0040】本実施の形態の特徴は、前記第4の実施の
形態と同様に、上下方向(矢符C方向)に生じた大きな
取付誤差を吸収できるようにしたことである。
【0041】係合具101の一方102は、取付部10
5に係合筒部106を接合してある。一方102は、キ
ヤビネツト1に、鍔付ブシユ19を用いてビス止め14
し、係合具101の左右方向(矢符B方向)に生じた取
付誤差を吸収できるようにしてある。係合筒部106
は、内周面に、環状の係合段部107の複数段を等間隔
H毎に突設してある。係合筒部106は、縦切込部10
8の複数を凹設して分割することにより、後述する他方
103の係脱が容易にできるようにしてある。
【0042】係合具101の他方103は、カウンター
2にビス止め14してあり、取付部109から突設した
円柱部110の外周面に、環状の係合爪部111の複数
を等間隔H毎に突設してある。
【0043】係合具101の係合操作は、一方102の
係合筒部106の内側に他方103の円柱部110を押
し込むことにより、係合段部107に係合爪部111を
引つかけて行う。係合具101の係合状態を解く操作
は、他方103の円柱部110を強制的に引抜くことに
より行う。他方103の円柱部110を押し込むとき及
び引抜くときには、係合筒部106が拡径するように弾
性変形する。この弾性変形は、係合筒部106に縦切込
部108の複数を設けてあるため、容易に行われる。
【0044】(第6の実施の形態)図13は本発明の第
6の実施の形態の要部を拡大すると共に係合具の非係合
状態を示す斜視図である。
【0045】本実施の形態は、キヤビネツト1に仮置き
したカウンター2を手前側から奥側に向かつて矢符D方
向へ差し込むことにより係合する係合具31を用いて、
キヤビネツト1とカウンター2とを着脱自在に接合する
ようにしてある。係合具31は、キヤビネツト1にビス
止め14,14で取着した一方32と、カウンター2に
ビス止め14,14で取着した他方33とを備えてい
る。
【0046】係合具31は、キヤビネツト1及びカウン
ター2の奥側及び手前側の夫々左右に取着してある。係
合具31の一方32及び他方33は、分離状態でキヤビ
ネツト1又はカウンター2に取着することができる。
【0047】係合具31の一方32は、取付部34と、
取付部34から膨出した前後方向(矢符A方向)に長い
長円状の膨出部35とから形成されている。係合具31
の他方33は、取付部36と、取付部36から後方へ延
設した片持爪片37とから形成されている。片持爪片3
7は、合成樹脂等の弾性素材から成形され、後述する係
合操作中に、膨出部35から先端の爪部37aに加わる
反力により、爪部37aが弾性変形で撓むようにしてあ
る。
【0048】係合具31の係合操作は、キヤビネツト1
に仮置きしたカウンター2を手前側から奥側に向かつて
矢符D方向へ差し込むことにより、膨出部35に一旦乗
り上げた片持爪片37の先端爪部37aを、膨出部35
の後端部35aに係合させて行う。係合具31の係合状
態を解く操作は、カウンター2を手前側に強制的に引つ
張ることにより、膨出部35に対する片持爪片37の係
合を解いて行う。
【0049】本実施の形態にあつては、キヤビネツト1
にカウンター2を仮置きした状態で係合具31を係合さ
せることができるため、重たいカウンター2の接合に最
適である。
【0050】なお、係合具31の一方32は、キヤビネ
ツト1に鍔付ブシユ19(図4参照)を用いて取着し、
左右方向(矢符B方向)の取付け誤差を吸収できるよう
にすることも可能である。
【0051】(第7の実施の形態)図14は本発明の第
7の実施の形態の要部を拡大すると共に係合具の係合状
態を示す側面図である。
【0052】本実施の形態が前記第6の実施の形態と相
違する所は、係合具31の一方32の膨出部35を奥側
に向かつて下り傾斜させると共に、膨出部35の下面に
適宜間隔Pで複数の係合凹部35bを凹設し、更に、係
合具31の他方33の片持爪片37に同間隔Pで複数の
爪部37bを設けたことである。片持爪片37は、膨出
部35と係合するとき弾性反力を貯え、膨出部35に向
かつて矢符E方向へ付勢するよにしてある。
【0053】本実施の形態は、膨出部35を奥側に向か
つて下り傾斜させることにより、片持爪片37の弾性撓
みを徐々に大きくして係合作業を容易にすることができ
ると共に、適宜間隔Pで複数の係合凹部35b及び爪部
37bを設けて係合位置を変更できるようにすることに
より、係合具31の前後方向(矢符A方向)に生じた取
付誤差を吸収することができる。
【0054】(第8の実施の形態)図15及び図16は
本発明の第8の実施の形態の要部を拡大すると共に部分
断面した正面図であり、図15は係合状態を示し、図1
6は非係合状態を示すものである。
【0055】本実施の形態は、係合具41の係合状態を
解除機構44で強制的に解除するまで、係合具41の係
合状態を維持するようにしてある。係合具41は、キヤ
ビネツト1にビス止め14,14で取着した一方42
と、カウンター2にビス止め14,14で取着した他方
43とを備えている。係合具41は、キヤビネツト1及
びカウンター2の奥側及び手前側の夫々左右に取着して
ある。係合具41の一方42及び他方43は、分離状態
でキヤビネツト1又はカウンター2に取着することがで
きる。
【0056】係合具41の一方42は、取付部45から
係合突起46を突設してあり、係合突起46に湾曲した
係合案内面46aを形成してある。係合具41の他方4
3は、取付部47と、取付部47に摺動自在に案内させ
た係合棒48と、係合棒48を突出方向へ押圧するよう
に取付部47に内蔵したバネ49と、解除機構44とを
備え、係合棒48の先端に湾曲した係合案内面48aを
形成してある。解除機構44は、バネ49の押圧力に抗
して係合棒48を後退方向へ押圧操作するための操作棒
50と、後退方向へ揺動操作した操作棒50を保持する
ための二股状の保持部51とからなる。
【0057】係合具41は、一方42の係合案内面46
aに係合棒48の係合案内面48aを当接させるながら
他方43を押し下げて行くと、係合棒48が一旦後退し
た後にバネ49の反発力で前進して係合突起46に係合
する(図15に示す状態)。係合状態を解除するときに
は、解除機構44の操作棒50を揺動操作して保持部5
1で保持させ、係合棒48の後退状態を維持させる(図
16に示す状態)。
【0058】キヤビネツト1にカウンター2を接合する
ときには、解除機構44の操作棒50を保持部51に保
持させない状態にしたまま、保持係合具41の一方42
に他方43を係合されるように押し下げて行くと、一方
42に他方43が自動的に係合する。キヤビネツト1か
らカウンター2を分離するときには、図16に示す如
く、解除機構44の操作棒50を保持部51で保持させ
るまで矢符F方向へ揺動操作し、係合具41の係合を一
旦解除して行う。
【0059】(第9の実施の形態)図17及び図18は
本発明の第9の実施の形態の要部を拡大すると共に部分
断面した正面図であり、図17は係合状態を示し、図1
8は非係合状態を示すものである。
【0060】本実施の形態が前記第8の実施の形態と相
違する所は、解除機構54である。本実施の形態おける
解除機構54以外の構成は、前記第8の実施の形態と実
質的に同一であり、同一符号は同一部材を示す。
【0061】解除機構54は、操作棒50に形成した傾
斜面50bと、傾斜面50bに摺動当接する傾斜面55
aを頭部に形成した操作ボルト55と、ボルト55に螺
合するナツト56とからなる。キヤビネツト1にカウン
ター2を接合するときには、図17に示す如く、解除機
構54の操作ボルト55を突出させて、係合棒48が自
由に進退できるようにする。キヤビネツト1からカウン
ター2を分離するときには、図18に示す如く、解除機
構54のナツト56を操作して操作ボルト55を矢符G
方向へ後退させて、係合棒48が非係合位置まで強制的
に進退するようにする。
【0062】(第10の実施の形態)図19及び図20
は本発明の第10の実施の形態の要部を拡大すると共に
部分断面した正面図であり、図19は係合状態を示すも
のであり、図20は非係合状態を示すものである。
【0063】本実施の形態の特徴は、キヤビネツト1に
取着した係合具61の一方62を構成する係合片64
を、係合位置(図19に示す位置)から非係合位置(図
20に示す位置)までの間で、操作者が回動操作できる
ようにしたことである。
【0064】係合具61は、キヤビネツト1にビス止め
14,14で取着した一方62と、カウンター2にビス
止め14,14で取着した他方63とを備えている。係
合具61は、キヤビネツト1及びカウンター2の奥側及
び手前側の夫々左右に取着してある。係合具61の一方
62及び他方63は、分離状態でキヤビネツト1又はカ
ウンター2に取着することができる。
【0065】係合具61の一方62は、取付部を兼ねた
挟持片65,65の間に係合片64を軸支66してあ
る。この一方62は、係合位置のときには他方63の係
合棒68との係合が可能となり、非係合位置のときには
他方の係合棒68と非係合状態となる。一方62は、先
端に湾曲した係合案内面62aを形成してある。
【0066】係合具61の他方63は、取付部67と、
取付部67に摺動自在に案内される係合棒68と、係合
棒68を突出方向へ押圧するように取付部67に内蔵し
たバネ69とを備え、係合棒68の先端に湾曲した係合
案内面68aを形成してある。
【0067】キヤビネツト1にカウンター2を接合する
ときには、係合具61の一方62の係合片64を係合位
置にしたまま、カウンター2と共に他方63を押し下げ
て行くと、他方63の係合棒68が一旦後退して係合具
61の一方62に自動的に係合する。キヤビネツト1か
らカウンター2を分離するときには、一方62の係合片
64を非係合位置まで回動操作し、係合具61の係合を
一旦解除して行う。
【0068】(第11の実施の形態)図21乃至図23
は本発明の第11の実施の形態の要部を拡大すると共に
部分断面した正面図であり、図21は係合状態を示し、
図22は非係合状態を示し、図23は係合を開始させる
状態を示すものである。
【0069】本実施の形態は、解除機構74で強制的に
解除するまで、係合具71の係合状態を維持するように
してある。係合具71は、キヤビネツト1にビス止め1
4,14で取着した一方72と、カウンター2にビス止
め14,14で取着した他方73とを備えている。係合
具71は、キヤビネツト1及びカウンター2の奥側及び
手前側の夫々左右に取着してある。係合具71の一方7
2及び他方73は、分離状態でキヤビネツト1又はカウ
ンター2に取着することができる。
【0070】係合具71の一方72は、取付部75から
係合突起76を突設してあり、係合突起76に湾曲した
係合案内面76aを形成してある。係合具71の他方7
3は、取付部77と、取付部77に軸支79されて係合
可能位置(図21に示す位置)から非係合位置(図22
に示す位置)までの間で揺動する係合片78と、係合片
78を係合可能位置に向かつて揺動させるように押圧す
るバネ80と、解除機構74とを備え、係合片78の先
端に湾曲した係合案内面78aを形成してある。
【0071】解除機構74は、係合片78の後端側に突
設した突片78bと、突片78bに嵌着した係止ピン8
1と、取付部77の後端側に突設した突片77bとを備
えている。係止ピン81は、突片77bに開設した長孔
77cに挿通し得るT字状の係止頭部81aと、摘部8
1bとを形成してある。解除機構74で係合片78を非
係合状態とする場合には、バネ80の反発弾性力に抗し
て係止ピン81の摘部81bを押圧することにより、突
片77bの長孔77cに係止頭部81aを挿通させ、そ
の後に係止ピン81の摘部81bを90°回動操作する
ことにより、突片77bに係止頭部81aを係止させて
行う。解除機構74で係合片78を係合可能な状態とす
る場合には、突片77bに対する係止頭部81aの係止
を解除すればよい。
【0072】キヤビネツト1にカウンター2を接合する
ときには、図23に示す如く、係合具71の一方72の
係合片64を係合位置にしたまま、カウンター2と共に
他方73を押し下げて行くと、他方73の係合片78が
矢符J方向へ回動し、図21に示すように係合具71の
一方72に自動的に係合する。キヤビネツト1からカウ
ンター2を分離するときには、解除機構74を操作する
ことにより、図22に示すように一方72の係合片78
を非係合位置まで回動操作し、係合具71の係合を一旦
解除して行う。
【0073】(第12の実施の形態)図24乃至図26
は本発明の第12の実施の形態の要部を拡大すると共に
部分断面した正面図であり、図24は係合状態を示し、
図25は非係合操作の途中を示し、図26は係合する直
前の状態を示すものである。
【0074】本実施の形態は、解除機構84で強制的に
解除するまで、係合具81の係合状態を維持するように
してある。係合具81は、キヤビネツト1にビス止め1
4,14で取着した一方82と、カウンター2に鍔付ブ
シユ19を介してビス止め14で取着した他方83とを
備えている。係合具81は、キヤビネツト1及びカウン
ター2の奥側及び手前側の夫々左右に取着してある。係
合具81の一方82及び他方83は、分離状態でキヤビ
ネツト1又はカウンター2に取着することができる。
【0075】係合具81の他方83は、取付部85から
係合突起86を突設してある。他方83は、解除機構8
4で強制解除操作するに必要なストロークW4だけ上下
移動できるようにしてある。
【0076】係合具81の一方82は、取付部87と、
取付部87に昇降自在に案内される解除機構84と、解
除機構84に揺動自在に設けた係合鉤部88とを備えて
いる。解除機構84は、図26に示すように係合鉤部8
8を非係合とした状態のものを、他方83の係合突起8
6で押圧して降下させると、図24に示すように係合鉤
部88が係合状態となり、次に、図25に示すように把
手84aを引き下げると係合鉤部88が非係合状態とな
る。
【0077】キヤビネツト1にカウンター2を接合する
ときには、図26に示すように係合具81の他方83の
係合突起86を降下させることにより、一方82の非係
合状態の解除機構84を押圧すると、図24に示すよう
に係合鉤部88が係合状態となるように揺動して、係合
具81が自動的に係合する。キヤビネツト1からカウン
ター2を分離するときには、図22に示すように解除機
構84の把手84aを引き下げるとこにより、係合鉤部
88を非係合状態にして行う。
【0078】なお、図示は省略したが、キヤビネツト1
とカウンター2との接合部には、スポンシ等の大きな弾
性変形歪みを得ることができるクツシヨン層を挟み込む
ことが可能である(図4のクツシヨン層20参照)。ク
ツシヨン層は、弾性変形歪みにより、係合具81の上下
方向に生じた取付誤差を吸収できる。クツシヨン層は、
キヤビネツト1及びカウンター2のいずれか一方または
両方に、予め取着しておくと、キヤビネツト1及びカウ
ンター2の接合作業が楽にできる。
【0079】(その他の実施の形態)前記係合具3,2
3,41,61,71,81,91,101は、キヤビ
ネツト1及びカウンター2の奥側及び手前側の夫々左右
に取着してあが、何らこれに限定されるものではなく、
キヤビネツト1及びカウンター2の奥側にのみ取着する
ことも可能である。このときには、着脱作業の容易なキ
ヤビネツト1及びカウンター2の手前側に、従来のL字
型接合金具等を用いて両者をビス止め接合する。
【0080】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係るカウンタ
ーの接合構造は、次の如き優れた効果を有する。請求項
1記載の本発明は、キヤビネツトとカウンターとを切り
離して各係合具の取着作業ができると共に、取着後に両
者を着脱自在に接合できるため、組立や保守点検が簡単
にできる。請求項2記載の本発明は、作業が困難なキヤ
ビネツトの内部に潜る必要がないため、組立や保守点検
が簡単にできる。
【0081】請求項3記載の本発明は、解除機構で強制
的に解除するまで両者の接合状態を強固に維持できる。
請求項4及び5記載の本発明は、係合具の取着の誤差を
吸収できるので、両者を確実に接合させることができ
る。
【0082】請求項6記載の本発明は、カウンターの反
りによる誤差を吸収できるので、両者を確実に接合させ
ることができる。請求項7記載の本発明は、キヤビネツ
トにカウンターを仮置きした状態で係合できるので、重
たいカウンターでも容易に接合ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、
前板及び扉を省略して部分断面した正面図である。
【図2】同実施の形態を示すものであり、キヤビネツト
を断面した側面図である。
【図3】同実施の形態を示すものであり、一組の係合具
の非係合状態を示す部分切欠きした斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部を拡大すると
共に部分断面した正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すものであり、
一組の係合具の係合状態における要部を断面して示す拡
大した正面図である。
【図6】同実施の形態を示すものであり、一組の係合具
の非係合状態を示す部分切欠きした斜視図である。
【図7】同実施の形態を示すものであり、一組の係合具
の非係合状態を示す側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線における断面図で
ある。
【図9】同実施の形態を示すものであり、係合具の一方
の非係合状態におけるビス取付部を断面して示す拡大し
た正面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の要部を拡大する
と共に部分断面した正面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態の要部を拡大する
と共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すもの
である。
【図12】同実施の形態における非係合状態を示すもの
である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の要部を拡大する
と共に係合具の非係合状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態の要部を拡大する
と共に係合具の係合状態を示す側面図である。
【図15】本発明の第8の実施の形態の要部を拡大する
と共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すもの
である。
【図16】同実施の形態における非係合状態を示すもの
である。
【図17】本発明の第9の実施の形態の要部を拡大する
と共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すもの
である。
【図18】同実施の形態における非係合状態を示すもの
である。
【図19】本発明の第10の実施の形態の要部を拡大す
ると共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すも
のである。
【図20】同実施の形態における非係合状態を示す部分
断面した正面図である。
【図21】本発明の第11の実施の形態の要部を拡大す
ると共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すも
のである。
【図22】同実施の形態における非係合状態を示すもの
である。
【図23】同実施の形態における係合を開始させる状態
を示すものである。
【図24】本発明の第12の実施の形態の要部を拡大す
ると共に部分断面した正面図であり、係合状態を示すも
のである。
【図25】同実施の形態における非係合操作の途中を示
すものである。
【図26】同実施の形態における係合する直前の状態を
示すものである。
【符号の説明】
1…キヤビネツト、2…カウンター 3(23,31,41,61,71,81,91,10
1)…係合具 4(32,42,62,72,82,92,102)…
一方 5(25,33,43,63,73,83,93,10
3)…他方 44(54,74)…解除機構、96b…変形調節部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キヤビネツトとカウンターとを接合する
    接合構造において、係脱自在な係合具の一方をキヤビネ
    ツトに取着すると共に係合具の他方をカウンターに取着
    することにより、キヤビネツト及びカウンターの両者を
    着脱自在に接合することを特徴とするカウンターの接合
    構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記両者の奥側に、前記係合
    具を取着した請求項1記載のカウンターの接合構造。
  3. 【請求項3】 前記係合具は、係合状態を強制的に解除
    するための解除機構を備えている請求項1又は2記載の
    カウンターの接合構造。
  4. 【請求項4】 前記係合具は、係合状態における遊び代
    を左右方向及び/又は前後方向に有する請求項1,2又
    は3記載のカウンターの接合構造。
  5. 【請求項5】 前記係合具は、係合の高さ位置を変更可
    能とした請求項1,2,3又は4記載のカウンターの接
    合構造。
  6. 【請求項6】 前記係合具の一方は、前記キヤビネツト
    にビス止めするための取付孔を設けると共に、取付孔を
    形成する下方縁に薄肉の変形調節部を形成した請求項
    1,2,3,4又は5記載のカウンターの接合構造。
  7. 【請求項7】 前記係合具は、前記キヤビネツトに仮置
    きしたカウンターを手前側から奥側に向かつて差し込む
    ことにより係合する請求項1,2,3,4,5又は6記
    載のカウンターの接合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000026993A (ko) * 1998-10-26 2000-05-15 카를-에른스트 쿠산케 스냅식 보강 이음쇠
KR20000026996A (ko) * 1998-10-26 2000-05-15 카를-에른스트 쿠산케 끼워맞춤식 보강 이음쇠
JP2002355182A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 Toto Ltd 外装カバー装置
JP2014526288A (ja) * 2011-09-08 2014-10-06 アルトゥーロ サリス・エス・ペー・アー 引出しガイドに対して引出し又はこれと同様のものを幅方向でセンタリングするための装置及び方法、並びにこの装置に設けられるフッキング装置

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