JP2726152B2 - 管曲げ機 - Google Patents

管曲げ機

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば空調用配管として使用される銅管等
を施行現場において曲げ加工する際に使用されるもので
あって、詳しくは相対近接移動によって所定の曲率で管
を曲げ加工する一対の曲げ加工具を、曲げ作業台に遠近
相対移動可能に取付けるとともに、 前記曲げ作業台を工具本体に取付けてある管曲げ機に
関する。
〔従来の技術〕
この種の管曲げ機においては、現場で曲げ加工を行い
乍ら所定経路に沿って配管を進める必要があるところか
ら、工具本体位置を作業者の手元側に位置させた状態
で、曲げ方向が正逆反対になる曲げ加工を行うことがあ
る。つまり、工具本体に対する曲げ加工具の相対位置を
入れ替える必要がある。
そこで、このような構成を有するものとして、特開昭
55-61325号公報で示すようなものがある。曲げ作業台を
工具本体に固定し、この曲げ作業台に対して、両曲げ加
工具を付け替えできるように、かつ、工具本体側に収納
されている曲げ加工具を管曲げ方向に移動させる駆動機
構に対して両曲げ加工具を付け替えできるようにして、
前記公報における第3図及び第5図に示すように、曲げ
方向が正逆反対向きの管曲げが行えるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこの場合には、曲げ方向を切換える際に、両曲
げ加工具を夫々取付相手より取外し、入れ替えて取付け
るといった手順を必要とするために、取付替え作業の途
中で曲げ加工具を紛失したり、曲げ加工具の取付取外し
に手間を要し、作業性の悪い面があった。又、曲げ加工
具を曲げ作業台に取付替えする度に、止め付け具の締め
具合等によって両曲げ加工具の相対向きが変化し、曲げ
曲率が所定のものより変動するといったこともあり、こ
のようなことを回避する為に調節に手を採られたり、適
当な較正治具を設けるといったことが必要で更なる改善
の余地があった。
本発明の目的は、曲げ作業台と工具本体との連結構造
に簡単な改造を加えることによって、一対の曲げ加工具
の工具本体に対する相対位置を切替えるに、手間少なく
かつ曲げ加工具の姿勢調節を行う必要のない管曲げ機を
提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は前記曲げ加工具の曲げ作業台
に対する取付位置を変更せずに前記工具本体に対する前
記一対の曲げ加工具の相対位置を反転させる状態に切換
えるべく、前記曲げ作業台に工具本体に対する二つの連
結解除部を形成してある点にあり、その作用効果は次の
通りである。
〔作用〕
つまり、曲げ加工具は曲げ作業台の所定位置に取付け
る。その取付状態で遠近相対移動して、管を曲げ加工す
る。曲げ作業台に二つの連結解除部が設けてあるので、
夫々の連結解除部を工具本体に対して付け替えることに
よって、工具本体側に位置する曲げ加工具を入れ替える
ことができ、曲げ方向の異なる曲げ加工を行うことがで
きる。しかも、この場合に、曲げ作業台に対する曲げ加
工具の取付取外し作業は必要でない。
〔発明の効果〕
したがって、曲げ作業台を取付取外しする作業は残る
が、実質的には取付取外し作業部位(連結解除部)が1
箇所に減少した分作業負担を軽減できるとともに、二つ
の曲げ加工具を取外す場合のように、止め付け部品の紛
失も少なくできる。
しかも、曲げ加工の仕上精度に関与する両加工具の相
対姿勢の変化がないので、姿勢又は向き等をただす調整
作業等も必要でない。
〔実施例〕
空調用配管として使用される銅管などを施工現場にお
いて曲げ加工する際に使用する手動式管曲げ機について
説明する。
第1図及び第2図に示すように、相対近接移動によっ
て所定の曲率で管(P)を曲げ加工する一対の曲げ加工
具(1A),(1B)を板状の曲げ作業台(2)に相対移動
可能に取り付けるとともに、把手部(3)及び加工具
(1A),(1B)を相対移動させる駆動機構(4)、駆動
機構(4)に対する操作ハンドル(5)とを備えた工具
本体(6)を設け、この工具本体(6)に対して曲げ作
業台(2)を連結解除自在に取付け、手動式管曲げ機を
構成する。
曲げ作業台(2)について説明する。曲げ作業台
(2)の長手方向一端に、単一のベンディングシュー
(1a)を装備した第1加工具(1A)を配設するととも
に、曲げ作業台(2)の他端に、左右一対のピボットシ
ュー(1b),(1b)を装備した第2加工具(1B)を配設
してある。前記ピボットシュー(1b),(1b)は単一の
ベンディングシュー(1a)より左右等距離に位置して管
(P)を安定した状態で受け止めるように、第2加工具
(1B)の左右張出しフレーム(1d),(1d)先端に設け
てある。
前記曲げ作業台(2)を両端に折り曲げ部を形成した
板状態に形成し、この曲げ作業台(2)の中心位置に長
手方向に沿った長孔(2a)を設ける。一方、第1加工具
(1A)を構成するフレームをベンディングシュー(1a)
を装備した上部フレーム(1e)と曲げ作業台(2)の下
方に位置する下部フレーム(1f)とに分割し、前記上部
フレーム(1e)の下部と前記下部フレーム(1f)の上部
とに、夫々、相手側に向かって突出する連結用のボス部
を形成し、この連結用ボスを上下に重ね合わせて前記長
孔(2a)内に位置させ、このボスに形成したボルト孔を
利用してボルト(7)で上下部フレーム(1e)(1f)を
連結するとともに、この上下部フレーム(1e)(1f)で
曲げ作用台(2)を挟み込む状態に一体化する。前記連
結用のボス部が上下部フレーム(1e)(1f)の間隔設定
具の機能を有する。したがって、第1加工具(1A)は、
ボルト(7)で取付けた状態であっても、長孔(2a)に
沿って移動可能である。この場合に移動を滑らかに行う
為に上下部フレーム(1e),(1f)の摺動面に樹脂等の
低摩擦材料を使用するとよい。第2加工具(1B)も第1
加工具(1A)と同様に、上部フレーム(1g)と下部フレ
ーム(1h)とで形成してある。
これによって、第1加工具(1A)及び第2加工具(1
B)は長孔(2a)に沿って遠近相対移動可能である。
又、第2加工具(1B)と第1加工具(1A)との移動端に
曲げ作業台(2)の一部を切り起し、夫々加工具(1
A),(1B)を受け止める左右のストッパ板(2A),(2
A)を形成する。
次に、工具本体(6)の構成について説明する。第6
図ないし第8図に示すように、前端側に、曲げ作業台
(2)を着脱する前部フレーム(8)と、その前部フレ
ーム(8)より後方に後記するラック軸(9)を装入し
た中間フレーム(10)と、中間フレーム(10)の後端に
把手部(3)を配設して、工具本体(6)を一体形成す
る。前記前部フレーム(8)に第1加工具(1A)に対す
る駆動機構(4)とこの駆動機構(4)に対する操作ハ
ンドル(5)を取付けてある。
駆動機構(4)について説明する。前部フレーム
(8)内にラック軸(9)に咬合してそのラック軸
(9)を駆動移動させるべく管曲げ加工操作方向に回転
するピニオン(11)を軸支し、このピニオン(11)を回
転駆動する操作ハンドル(5)をピニオン軸(X)周り
で上下揺動可能に取付けてある。前記操作ハンドル
(5)を、一端側がピニオン軸(X)周りで回転可能に
枢支されたハンドル基端部(5A)と、前記ハンドル基端
部(5A)の他端側に対して相対回転自在に軸支連結され
たハンドル握り部(5B)とで形成してある。
ハンドル基端部(5A)に、ハンドル基端部(5A)のピ
ニオン軸(X)周りでの回転に伴ってピニオン(11)を
咬合回転駆動するベルクランク式送り爪(12)を設け
る。送り爪(12)に対してこの送り爪(12)をピニオン
(11)に咬合させる係合付勢機構を設けてある。前記ハ
ンドル基端部(5A)とハンドル握り部(5B)との間に引
張りバネ(13)を張設し、ハンドル基端部(5A)が後記
する逆転防止爪(15)に接当作用し、この逆転防止爪
(15)をピニオン(11)より離れる方向に揺動させると
ともに、この逆転防止爪(15)が前部フレーム(8)の
後記する受け止め壁(16)に接当してハンドル基端部
(5A)と逆転防止爪(15)の揺動が止まる。この状態で
ハンドル握り部(5B)を更に揺動させると前記引張バネ
(13)に設定力以上に操作力が加わり、ハンドル握り
(5B)はハンドル基端部(5A)に対して相対回動する。
ここに、前記引張りバネ(13)を、一定以上の操作力で
前記ハンドル握り部(5B)をハンドル基端部(5A)に対
して相対回転させる連係付勢機構と称する。一方、ハン
ドル基端部(5A)に引張りバネ(13)の一端を係止する
ブロック(14)を設け、このブロック(14)の後面とハ
ンドル握り部(5B)の前面とを接当可能な当り面として
構成し、ハンドル握り部(5B)を下向き揺動させると、
ハンドル握り部(5B)前面とブロック(14)後面とが接
当し、常に、ハンドル握り部(5B)とハンドル基端部
(5A)とは一体で移動する。前記ブロック(14)を、ハ
ンドル基端部(5A)とハンドル握り部(5B)との当り部
と称する。
ピニオン(11)の前方に、このピニオン(11)に咬合
してピニオン(11)がラック軸(9)後退方向(管曲げ
加工操作方向とは反対方向)へ逆転するのを阻止する逆
転防止爪(15)を設け、この逆転防止爪(15)をピニオ
ン(11)との咬合方向に付勢する機構を設けてある。
以上の構成より、ハンドル握り部(5B)を下向き揺動
させると、ハンドル基端部(5A)が一体で回転し、ピニ
オン(11)に咬合した送り爪(12)がピニオン(11)を
管曲げ加工操作方向に回転駆動し、ラック軸(9)を前
進駆動する。すると、第1加工具(1A)が第2加工具
(1B)に近接移動して、管の曲げ加工を行う。ハンドル
握り部(5B)を上向き操作すると、ハンドル基端部(5
A)が一体で上向き揺動するとともに、逆転防止爪(1
5)の咬合作用によってピニオン(11)の逆転を阻止
し、送り爪(12)は付勢力に抗してピニオン(11)との
係合を解除し乍らピニオン周りを回転移動する。
第10図に示すように、ハンドル握り部(5B)を略上方
に揺動移動させると、ハンドル基端部(5A)が逆転防止
爪(15)に接当作用して、逆転防止爪(15)をピニオン
(11)から離れる係合解除姿勢に切換え、ピニオン(1
1)を逆転可能な状態にする。ここで、前記フレーム
(8)に逆転防止爪(15)の一定以上の揺動を阻止する
受け止め壁(16)を形成し、逆転防止爪(15)及びハン
ドル基端部(5A)の一定以上の揺動を阻止する。第10図
に示すように、この状態で更にハンドル握り部(5B)を
ピニオン逆転方向に揺動させると、前記引張りバネ(1
3)に抗してハンドル握り部(5B)をハンドル基端部(5
A)に対して相対揺動させることができる。このとき
に、ハンドル握り部(5B)の先端がベルクランク状送り
爪(12)に接当作用して、その送り爪(12)をピニオン
(11)に対する咬合姿勢より離間する係合解除姿勢に切
換える。前記ハンドル握り部(5B)の先端を接当解除部
(5a)と称する。この状態でピニオン(11)はフリー回
転状態となる。一方、ラック軸(9)の後端と中間フレ
ーム(10)との間に引張りバネ(17)を架設し、ラック
軸(9)を前部フレーム(8)内に引退させる退入状態
に付勢する。したがって、前記ピニオン(11)がフリー
回転状態にあると、前記引張りバネ(17)の引張力によ
ってラック軸(9)を引退させる。
以上のような構成により、第8図に示すように、両加
工具(1A),(1B)の間に管(P)を挟み込み、操作ハ
ンドル(5)を上下揺動させることによって、ラック軸
(9)を前進させ、第1加工具(1A)を第2加工具(1
B)に近接させて、所望の曲率で管(P)を曲げ加工す
ることができる。
次に、ラック軸(9)と第1加工具(1A)との着脱構
造について説明する。第4図及び第5図に示すように、
ラック軸(9)の前端に突出部を形成するとともに、こ
の突出部に上下向き貫通孔(9A)を形成する。この貫通
孔(9A)内に係合ピン(18)を収納し、この係合ピン
(18)を圧縮バネ(19)で突出付勢する。第1加工具
(1A)の連結部位に前記突出部を装入する前後向き穴
(20A)を形成するとともに、この前後向き穴(20A)に
対して上下向き係合孔(20B)を上面に解放する状態で
形成する。この構成で、ラック軸(9)の突出部を前後
向き穴(20A)内に装入すると、前記係合ピン(18)が
突出して上下向き係合孔(20B)内に突入して、ラック
軸(9)と第1加工具(1A)を係合一体化する。一方、
前記係合孔(20B)内に、係合状態にある係合ピン(1
8)に接当作用して非係合状態に切換える人為的解除操
作ピン(21)を内装する。前記係合ピン(18)に作用す
る人為的解除操作ピン(21)の上端を人為操作部とし
て、この人為操作部を所定量だけ係合孔(20B)より外
方に突出させる待機状態と、前記人為操作部への押し操
作に伴って、前記待機状態より前記係合ピン(18)を係
合解除状態に押し戻す作用完了状態とに切換可能であ
る。したがって、連結時は係合ピン(18)の突出付勢力
によって前記突出部を前後向き穴(20A)に挿入するだ
けで、自動的に連結を行え、連結解除する際には、人為
的解除操作ピン(21)を指で押し込むだけでよい。前記
係合孔(20B)の軸心方向中程に径方向に広がる大径部
(20a)を形成するとともに、この大径部(20a)に係合
する鍔部(21a)を人為的解除操作ピン(21)に形成
し、この大径部(20a)の上下端と鍔部(21a)との接当
によって、人為的解除操作ピン(21)を一定範囲でのみ
上下動可能に装入してある。したがって、人為的解除操
作ピン(21)は係合孔(20B)より抜け出すこともな
く、必要以上に係合ピン(18)を押し戻すこともない。
次に、曲げ作業台(2)と工具本体(6)との着脱構
造について説明する。
第1図及び第2図に示すように、前部フレーム(8)
におけるラック軸(9)挿通部位より下方側に、前面よ
り前後向き姿勢の凹入部(8A)を形成するとともに、前
記凹入部(8A)を形成する下壁に抜け止めピン(22)を
螺着し、抜け止めピン(22)の先端を凹入部(8A)の内
部空間に出退可能に構成してある。
曲げ作業台(2)の後端部(2C)を第1加工具(1A)
設置位置より後方に延出し、この後方に延出した後端部
(2C)を前部フレーム(8)の凹入部(8A)内に挿入係
合して作業台(2)を工具本体(6)に装着する。前記
曲げ作業台(2)の後端部(2C)に、係合凹入穴(2b)
を設け、前記後端部(2C)を凹入部(8A)内に係合挿入
した状態で、抜け止めピン(22)を下方より係合凹入穴
(2b)に係入して抜け止め状態とする。この抜け止めピ
ン(22)を係合凹入穴(2b)に係入した状態で、後端部
(2C)における係合凹入穴(2b)に対応した突出部が凹
入部(8A)の上壁に接当し、この抜け止めピン(22)を
係合凹入穴(2b)に係合させるだけで、曲げ作業台
(2)の装着姿勢を所定姿勢に決めることができる。
尚、前記抜け止めピン(22)は曲げ作業台(2)を取外
した状態においても、凹入部(8A)の下壁に螺着してあ
る。
前記第1加工具(1A)に形成した前後向き穴(20
A)、上下向き係合孔(20B)、及び、この上下向き係合
孔(20B)内に位置する人為的解除操作ピン(21)を、
第2加工具(1B)に形成して、第2加工具(1B)とラッ
ク軸(9)とを連結解除自在に構成してある。又、第2
加工具(1B)が位置する側の曲げ作業台(2)の前端部
(2B)に係合凹入穴(2b)を形成し、曲げ作業台(2)
の前端部(2B)を凹入部(8A)に挿し込み装着可能であ
る。
このように、曲げ作業台(2)の前後端部(2B),
(2C)に工具本体(6)への連結部を形成してあるの
で、第1加工具(1A)と第2加工具(1B)との工具本体
(6)に対する相対位置を変更した状態で、曲げ作業台
(2)の取付切替が可能である。しかも、第1加工具
(1A)及び第2加工具(1B)の曲げ作業台(2)に対す
る取付状態(相対位置)を切替える必要はない。ここに
前記前後端部(2B),(2C)を工具本体(6)に対する
連結解除部と称する。
したがって、第2図及び第3図に示すように、工具本
体(6)を手元側に位置させた状態で曲げ方向が互いに
逆向きの曲げ加工を行うことができる。
〔別実施例〕 前記連結解除部(2B),(2C)の構成としては、係合
凹入穴(2b)をネジ孔にして、抜け止めピン(22)をネ
ジにしてネジ止め固定する形態を採ってもよく、前記し
たような差し込み抜け止め構成のものに限定されない。
前記駆動機構(4)としては電動式等のシリンダを利
用してもよく、又は、その設定位置も曲げ作業台(2)
に取付けて曲げ加工具(1A)を駆動してもよい。
曲げ加工具(1A),(1B)は両者が駆動移動するもの
であってもよい。
次に、曲げ加工具(1A),(1B)を駆動する形態とし
て、曲げ作業台(2)の取付を工具本体(6)に対して
相対位置を変更して取付けた状態であっても、工具本体
(6)から遠い側の曲げ加工具(1A又は1B)を駆動する
形態を採ってもよい。つまり、第11図及び第12図に示す
ように、曲げ作業台(2)をラック軸(9)に対して着
脱自在に構成し、工具本体(6)に対して曲げ加工具
(1A),(1B)を相対移動可能に構成する。この曲げ作
業台(2)に対して曲げ加工具(1A),(1B)を相対移
動可能に取付けるとともに、ビス(25)で一体化できる
ように構成してある。又、図中(26)は工具本体(6)
側先端部の係合溝(6a)に嵌入して、その係合溝(6a)
の奥壁に接当し、曲げ加工具(1A),(1B)の後退移動
を阻止するストッパであり、(27)はラック軸(9)を
駆動する駆動片であり、(28)はラック軸(9)の移動
を阻止する規制具である。
以上の構成より、ラック軸(9)を駆動すると、工具
本体(6)より遠い側の曲げ加工具(1A又は1B)が曲げ
作業台(2)と一体で移動するとともに、近い側の曲げ
加工具(1A又は1B)は工具本体(6)側の規制部材(2
9)に移動を規制され、相手側曲げ加工具(1A又は1B)
に近接して、曲げ加工を行う。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る管曲げ機の実施例を示し、第1図は
工具本体と曲げ作業台を取り外した状態を示す縦断側面
図、第2図は第1図における平面図、第3図は曲げ作業
状態を示す平面図、第4図及び第5図は、夫々、ラック
軸と曲げ加工具との着脱構造を示す縦断側面図、第6図
及び第7図は、夫々、ラック軸の駆動構造を示す縦断側
面図、第8図は曲げ加工状態を示す平面図、第9図は第
8図に対応した縦断側面図、第10図は送り爪をピニオン
に対して咬合解除した状態を示す縦断側面図、第11図及
び第12図は、夫々、曲げ加工具の駆動形態における別実
施例を示す縦断側面図、及び、平面図である。 (1A),(1B)……曲げ加工具、(2)……曲げ作業
台、(2B),(2C)……連結解除部、(6)……工具本
体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対近接移動によって所定の曲率で管を曲
    げ加工する一対の曲げ加工具(1A),(1B)を、曲げ作
    業台(2)に遠近相対移動可能に取付けるとともに、 前記曲げ作業台(2)を工具本体(6)に取付けてある
    管曲げ機であって、 前記曲げ加工具(1A),(1B)の曲げ作業台(2)に対
    する取付位置を変更せずに前記工具本体(6)に対する
    前記一対の曲げ加工具(1A),(1B)の相対位置を反転
    させる状態に切換えるべく、前記曲げ作業台(2)に工
    具本体(6)に対する二つの連結解除部(2B),(2C)
    を形成してある管曲げ機。
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