JP2537243Y2 - 連結送水管 - Google Patents

連結送水管

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JP2537243Y2
JP2537243Y2 JP1993001572U JP157293U JP2537243Y2 JP 2537243 Y2 JP2537243 Y2 JP 2537243Y2 JP 1993001572 U JP1993001572 U JP 1993001572U JP 157293 U JP157293 U JP 157293U JP 2537243 Y2 JP2537243 Y2 JP 2537243Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物近傍の地盤面に起
立状態で設置され、スプリンクラー設備や消火栓設備等
の配管に接続されて消火活動に利用されるスタンド型の
連結送水管の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプリンクラー設備や消火栓設
備等を設置した建物の周囲には、消火活動の際に消防隊
が使用するスタンド型の連結送水管が設置されている。
従来、この種スタンド型の連結送水管としては、図7に
示すものや図8に示すものが知られている。即ち、前者
の連結送水管は、建物近傍の地盤面に立設され、スプリ
ンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続されたパイプ
状の支柱20と、支柱20の上端部に接続固定され、上
下位置に送水口21を形成したヘッド管22と、各送水
口21に設けた逆止弁(図示省略)等から構成されてい
る。又、後者の連結送水管は、建物近傍の地盤面に立設
され、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続
されたパイプ状の支柱20と、支柱20の上端部に接続
固定され、左右位置に送水口21を形成したヘッド管2
2と、各送水口21に設けた逆止弁(図示省略)等から
構成されている。而して、前記各連結送水管は、消火活
動時にポンプ自動車のポンプの送水口に接続用ホースを
介して接続され、ポンプ自動車のポンプから送り出され
た水を建物内のスプリンクラーや消火栓へ送水できるよ
うに為されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の各連
結送水管は、何れも送水口21の向きが固定された状態
になっている為、ポンプ自動車が可なり近くに停車した
ときには接続用ホースを部分的に或いはホース全体を大
きく彎曲させる必要があり、ホースを接続し難いと云う
問題がある。特に、ポンプ自動車に搭載している接続用
ホースには、可なりの硬さを有する保形性のホースが使
用されている為、前記問題がより一層助長されることに
なる。又、送水口21を上下に有する連結送水管に於い
ては、各送水口21に接続用ホースを接続するときに、
ポンプ自動車の停車位置に関係なくホースが上下に重な
ることになり、ホースを接続し難いと云う問題がある。
更に、複数本の連結送水管を並べて設置する場合には、
接続用ホースが輻湊しないように設置間隔を充分に取る
必要がある。ところが、ポンプ自動車が増加した場合や
ポンプ自動車が近くに停車した場合には、連結送水管の
設置間隔を充分に取っていても、接続ホースが輻湊する
ことがあり、円滑なる消火作業を行えないと云う問題が
ある。特に、送水口21が左右方向を向いている連結送
水管では、接続用ホースが輻湊し易くなり、極めて問題
である。
【0004】本考案は、上記の問題点を解消する為に創
案されたものであり、その目的はポンプ自動車の停車位
置等に拘わらずポンプ自動車へ接続用ホースを介して簡
単且つ容易に接続できるようにすると共に、接続用ホー
スの輻湊を防止できるようにしたスタンド型の連結送水
管を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本考案の請求項1に記載の連結送水管は、建物近傍
の地盤面に起立状態で設置したパイプ状の支柱と、支柱
の上端部に接続固定され、上下位置に送水口を形成した
ヘッド管と、各送水口に設けた逆止弁とを具備するスタ
ンド型の連結送水管に於いて、前記ヘッド管を上下の送
水口の間で上部ヘッド管と下部ヘッド管とに分割し、当
該上部ヘッド管と下部ヘッド管との間に、上部ヘッド管
を下部ヘッド管に旋回自在に接続し得る回転接続機構を
介設したものである。請求項2に記載の連結送水管は、
上下位置に送水口を形成したヘッド管と支柱との間に、
ヘッド管を支柱に旋回自在に接続し得る回転接続機構を
介設し、又、前記ヘッド管を上下の送水口の間で上部ヘ
ッド管と下部ヘッド管とに分割し、当該上部ヘッド管と
下部ヘッド管との間に、上部ヘッド管を下部ヘッド管に
旋回自在に接続し得る回転接続機構を介設したものであ
る。請求項3に記載の連結送水管は、上下位置に送水口
を形成したヘッド管と支柱との間に、ヘッド管を支柱に
旋回自在に接続し得る回転接続機構を介設したものであ
る。請求項4に記載の連結送水管は、左右位置に送水口
を形成したヘッド管と支柱との間に、ヘッド管を支柱に
旋回自在に接続し得る回転接続機構を介設したものであ
る。また、前記回転接続機構は、下部ヘッド管2B(又
は支柱1)の上端部に固定され、周壁の中間部に鍔部1
2aを有すると共に上部ヘッド管2A(又は下部ヘッド
管2B若しくはヘッド管2)の下端部に挿入される支持
筒12と、支持筒12に回転自在に外嵌され、上部ヘッ
ド管2A(又は下部ヘッド管2B若しくはヘッド管2)
に固定される回転筒13と、支持筒12の鍔部12aと
回転筒13の上端面との間に介設されたスラストベアリ
ング14と、支持筒12と上部ヘッド管2A(又は下部
ヘッド管若しくはヘッド管2)との間をシールするOリ
ング15とから構成されている。 本考案では、支柱1と
ほぼ同じ通水断面積を有する上部ヘッド管2A(又は下
部ヘッド管若しくはヘッド管2)を回転させるようにし
ているため、上部ヘッド管2Aの回転停止位置に関係な
く、流体通路の通水断面積は常に一定の値に保持される
と共に、回転部分の水密性はOリング15によって確保
され且つ水圧やヘッド管2の重量による回転磨擦はスラ
ストベアリング14により大幅に軽減される。
【0006】
【作用】消火活動時にはポンプ自動車を連結送水管の近
くに停車させ、ポンプ自動車のポンプの各送水口と連結
送水管のヘッド管に形成した送水口とを、夫々接続用ホ
ースを介して接続する。このとき、ヘッド管の向きを任
意の方向へ変えてホースを接続し易いようにする。そし
て、ポンプ自動車と連結送水管とを接続用ホースで接続
した後、ポンプを運転すると、ポンプ自動車の送水口か
ら送り出された水は接続用ホース及び連結送水管を経て
建物内のスプリンクラーや消火栓へ送水される。
【0007】本考案の連結送水管に於いては、送水口を
有するヘッド管の一部若しくはヘッド管全体が支柱に対
して旋回自在となっている為、ポンプ自動車への接続時
に例えポンプ自動車が連結送水管の可なり近くに停車し
ても、ヘッド管を旋回させて送水口の向きを変えること
によって、接続用ホースの彎曲度合いを小さくすること
ができる。その結果、連結送水管へのホースの接続を容
易に行える。又、上下に送水口を有し、送水口間で上下
に分割したヘッド管に於いては、ヘッド管の一部を旋回
させて送水口の向きを変えることによって、ホースを上
下に重なることなく接続することができる。その結果、
上下に送水口を有する連結送水管でも、ホースの接続を
容易に行える。更に、連結送水管が複数本並んで設置さ
れていても、ヘッド管の向きを変えることによって、ホ
ースが輻湊するのを防止できる。その結果、円滑な消火
作業を行える。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1乃至図3は本考案の第1実施例に係る
スタンド型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、ス
プリンクラー設備や消火栓設備等を設置した建物の周囲
に設置されて居り、支柱1、ヘッド管2、逆止弁3及び
回転接続機構4等から構成されている。
【0009】前記支柱1は、従来公知のものと同様に金
属製のパイプにより形成されて居り、建物近傍の地盤面
に立設され、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管
に接続固定されている。又、支柱1の上下端部には接続
用のねじ部1aが形成されている。尚、5は支柱1の下
端部に取り付けた化粧プレートである。
【0010】前記ヘッド管2は、金属材により上端部が
閉塞されたパイプ状に形成されて居り、周壁部の上下位
置に送水口6を有し、且つ送水口6間で上下に分割され
ている。本実施例では、ヘッド管2は、上端が閉塞さ
れ、周壁部に送水口6を形成したパイプ状の上部ヘッド
管2Aと、上部ヘッド管2Aの下端部に後述する回転接
続機構4を介して旋回自在に接続され、周壁部に送水口
6を形成したパイプ状の下部ヘッド管2Bとから成り、
下部ヘッド管2Bを支柱1の上端部に螺着固定すること
によって、支柱1に取り付けられている。
【0011】前記逆止弁3は、上部ヘッド管2A及び下
部ヘッド管2Bの各送水口6に夫々設けられて居り、支
柱1内やヘッド管2内に充満した水の漏洩等を防止する
ものである。本実施例では、逆止弁3は、送水口6に螺
着固定され、弁座面7aを形成した環状の弁座7と、弁
座7に連設されたガイド軸8と、ガイド軸8に摺動自在
に挿通支持され、弁座面7aに当離座する円板状の弁体
9と、弁体9を弁座面7aに当座すべく附勢するスプリ
ング10とから構成されている。又、各弁座7と上部ヘ
ッド管2A及び下部ヘッド管2Bとの間にはシール用の
Oリング11が介装されている。
【0012】尚、本実施例では、図示していないが、上
部ヘッド管2A及び下部ヘッド管2Bの各送水口6近傍
にはポンプ自動車に搭載している接続用ホースを接続す
る為の結合金具(差し込み式若しくはねじ式)が取り付
けられて居り、当該結合金具にはキャップが被せられて
いる。
【0013】前記回転接続機構4は、上部ヘッド管2A
を下部ヘッド管2Bにシールをした状態で旋回自在に接
続するものである。本実施例では、回転接続機構4は、
下部ヘッド管2Bの上端部に螺着固定され、周壁の中間
部に鍔部12aを有すると共に上部ヘッド管2Aの下端
部に挿入される支持筒12と、支持筒12に回転自在に
外嵌され、上部ヘッド管2Aに螺着固定される回転筒1
3と、支持筒12の鍔部12aと回転筒13の上端面と
の間に介設されたスラストベアリング14と、支持筒1
2に嵌着され、支持筒12と上部ヘッド管2Aとの間を
シールするOリング15とから構成されている。従っ
て、上部ヘッド管2Aは、その下端部を回転筒13に螺
着固定することによって、下部ヘッド管2Bにシールさ
れた状態で旋回自在に接続されることになる。尚、16
は支持筒12と下部ヘッド管2Bとの間に介装したシー
ル用のOリングである。
【0014】而して、消火活動時にはポンプ自動車を連
結送水管の近くに停車させ、ポンプ自動車のポンプの各
送水口と連結送水管の上部ヘッド管2A及び下部ヘッド
管2Bの各送水口6とを、ポンプ自動車に搭載している
接続用ホース(図示省略)で接続する。上部ヘッド管2
Aの送水口6に接続用ホースを接続するときには、ホー
スを接続し易いように上部ヘッド管2Aの向きを変え
る。尚、上部ヘッド管2Aは、連結送水管内に充満して
いる水の圧力によって、下部ヘッド管2Bに対して上方
へ持ち上げられているが、支持筒12と回転筒13との
間に介設したスラストベアリング14によって、円滑且
つスムースに旋回することになる。そして、ポンプ自動
車と連結送水管とを接続用ホースで接続した後、ポンプ
を運転すると、ポンプ自動車のポンプの送水口から送り
出された水は接続用ホース及び連結送水管を経て建物内
のスプリンクラーや消火栓へ送水される。
【0015】前記連結送水管は、上部ヘッド管2Aが下
部ヘッド管2Bに対して旋回自在となっている為、ポン
プ自動車への接続時にポンプ自動車が連結送水管の可な
り近くに停車しても、上部ヘッド管2Aの向きを変える
ことによって、接続用ホースを大きく彎曲させることな
く、接続すことができる。その結果、ホースの接続を容
易に行える。又、上部ヘッド管2Aの向きを変えること
によって、上部ヘッド管2A及び下部ヘッド管2Bの各
送水口6に接続されるホースが上下に重なると云うこと
もなく、ホースの接続をより行い易くなる。更に、連結
送水管が複数本並んで設置されていても、上部ヘッド管
2Aの向きを変えることによって、ホースが輻湊するの
を防止できる。その結果、円滑な消火作業を行える。
【0016】図4は本考案の第2実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、上部ヘッド
管2Aと下部ヘッド管2Bとの間、下部ヘッド管2Bと
支柱1との間に夫々回転接続機構4を介設し、上部ヘッ
ド管2A及び下部ヘッド管2Bを夫々単独で旋回操作で
きるようにしたものである。この場合には、上部ヘッド
管2A及び下部ヘッド管2Bを夫々任意の方向へ向ける
ことができる為、第1実施例のものに比較してホースの
接続をより一層容易に行えると共に、ホースがより輻湊
し難くなる。
【0017】図5は本考案の第3実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、上部ヘッド
管2Aと下部ヘッド管2Bとを一体的に形成したヘッド
管2を、支柱1の上端部に回転接続機構4を介して旋回
自在に接続したものである。この連結送水管も上記第1
実施例のものと同様の作用効果を奏することができる。
【0018】図6は本考案の第4実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、ヘッド管2
の周壁部の左右位置に送水口6を夫々形成し、ヘッド管
2を支柱1の上端部に回転接続機構4を介して旋回自在
に接続したものである。この連結送水管も上記第1実施
例のものと同様の作用効果を奏することができる。
【0019】上記実施例に於いては、回転接続機構4
は、支持筒12、回転筒13及びスラストベアリング1
4等から構成したが、回転接続機構4の構成は上記実施
例のものに限定されるものではなく、上部ヘッド管2A
を下部ヘッド管2Bに、又、下部ヘッド管2B若しくは
ヘッド管2を支柱1に夫々シール状態で旋回自在に接続
することができれば、その構成は任意である。
【0020】又、送水口6に設ける逆止弁3の構成も、
上記実施例のものに限定されるものではなく、他の構造
の逆止弁3を送水口6に設けるようにしても良い。
【0021】
【考案の効果】上述の通り、本考案の請求項1〜請求項
4の連結送水管は、ヘッド管の一部若しくはヘッド管全
体が支柱に対して旋回自在となっている為、ポンプ自動
車への接続時にポンプ自動車が連結送水管の可なり近く
に停車しても、ヘッド管の向きを変えることによって、
接続用ホースを大きく彎曲させることなく、接続するこ
とができる。その結果、従来の連結送水管に比較してホ
ースの接続を簡単且つ容易に行える。然も、連結送水管
が複数本並んで設置されていても、ヘッド管の向きを変
えることによって、ホースが輻湊するのを防止できる。
その結果、円滑な消火作業を行える。又、請求項1の連
結送水管は、上下位置に送水口を有するヘッド管を、送
水口間で上下に分割し、上部ヘッド管を下部ヘッド管に
旋回自在に接続している為、上部ヘッド管の向きを変え
ることによって、各送水口に接続されるホースが上下に
重なるのを防止できる。その結果、ホースの接続をより
行い易くなる。更に、請求項2の連結送水管は、上下位
置に送水口を有するヘッド管を、送水口間で上下に分割
し、上部ヘッド管を下部ヘッド管に旋回自在に接続する
と共に、下部ヘッド管を支柱に旋回自在に接続している
為、上部ヘッド管及び下部ヘッド管を夫々任意の方向へ
向けることができる。その結果、ホースの接続をより一
層簡単且つ容易に行える。更に、ヘッド管を回転させて
も、通水通路の断面積が全く変らないため、所定量の水
を円滑に送水できると共に、スラストベアリングの介設
によりヘッド管の回転も容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るスタンド型の連結送
水管の側面図である。
【図2】同じく連結送水管の要部の拡大縦断面図であ
る。
【図3】連結送水管の要部を示し、上部ヘッド管を下部
ヘッド管に対して旋回させた状態の拡大縦断面図であ
る。
【図4】本考案の第2実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図5】本考案の第3実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図6】本考案の第4実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図7】送水口を上下位置に形成した従来の連結送水管
の斜視図である。
【図8】送水口を左右位置に形成した従来の連結送水管
の斜視図である。
【符号の説明】
1は支柱、2はヘッド管、2Aは上部ヘッド管、2Bは
下部ヘッド管、3は逆止弁、4は回転接続機構、6は送
水口。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続固定され、
    上下位置に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設
    けた逆止弁とを具備するスタンド型の連結送水管に於い
    て、前記ヘッド管を上下の送水口の間で上部ヘッド管と
    下部ヘッド管とに分割し、当該上部ヘッド管と下部ヘッ
    ド管との間に、上部ヘッド管を下部ヘッド管に旋回自在
    に接続し得る回転接続機構を介設すると共に、前記回転
    接続機構を、下部ヘッド管2Bの上端部に固定され、周
    壁の中間部に鍔部12aを有すると共に上部ヘッド管2
    Aの下端部に挿入される支持筒12と、支持筒12に回
    転自在に外嵌され、上部ヘッド管2Aに固定される回転
    筒13と、支持筒12の鍔部12aと回転筒13の上端
    面との間に介設されたスラストベアリング14と、支持
    筒12と上部ヘッド管2Aとの間をシールするOリング
    15とから構成したことを特徴とする連結送水管。
  2. 【請求項2】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続固定され、
    上下位置に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設
    けた逆止弁とを具備するスタンド型の連結送水管に於い
    て、前記ヘッド管と支柱との間に、ヘッド管を支柱に旋
    回自在に接続し得る回転接続機構を介設し、又、前記ヘ
    ッド管を上下の送水口の間で上部ヘッド管と下部ヘッド
    管とに分割し、当該上部ヘッド管と下部ヘッド管との間
    に、上部ヘッド管を下部ヘッド管に旋回自在に接続し得
    る回転接続機構を介設すると共に、前記回転接続機構
    を、支柱1又は下部ヘッド管2Bの上端部に固定され、
    周壁の中間部に鍔部12aを有すると共に下部ヘッド管
    2B又は上部ヘッド管2Aの下端部に挿入される支持筒
    12と、支持筒12に回転自在に外嵌され、下部ヘッド
    管2B又は上部ヘッド管2Aに固定される回転筒13
    と、支持筒12の鍔部12aと回転筒13の上端面との
    間に介設されたスラストベアリング14と、支持筒12
    と下部ヘッド管2B又は上部ヘッド管2Aとの間をシー
    ルするOリング15とから構成したことを特徴とする連
    結送水管。
  3. 【請求項3】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続固定され、
    上下位置に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設
    けた逆止弁とから成るスタンド型の連結送水管に於い
    て、前記ヘッド管と支柱との間に、ヘッド管を支柱に旋
    回自在に接続し得る回転接続機構を介設すると共に、前
    記回転接続機構を、支柱1の上端部に固定され、周壁の
    中間部に鍔部12aを有すると共にヘッド管2の下端部
    に挿入される支持筒12と、支持筒12に回転自在に外
    嵌され、ヘッド管2に固定される回転筒13と、支持筒
    12の鍔部12aと回転筒13の上端面との間に介設さ
    れたスラストベアリング14と、支持筒12とヘッド管
    2との間をシールするOリング15とから構成したこと
    特徴とする連結送水管。
  4. 【請求項4】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続固定され、
    左右位置に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設
    けた逆止弁とから成るスタンド型の連結送水管に於い
    て、前記ヘッド管と支柱との間に、ヘッド管を支柱に旋
    回自在に接続し得る回転接続機構を介設すると共に、前
    記回転接続機構を、支柱1の上端部に固定され、周壁の
    中間部に鍔部12aを有すると共にヘッド管2の下端部
    に挿入される支持筒12と、支持筒12に回転自在に外
    嵌され、ヘッド管2に固定される回転筒13と、支持筒
    12の鍔部12aと回転筒13の上端面との間に介設さ
    れたスラストベアリング14と、支持筒12とヘッド管
    2との間をシールするOリング15とから構成したこと
    を特徴とする連結送水管。
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KR101354034B1 (ko) * 2011-07-27 2014-01-24 서미숙 소방용 연결 송수구 및 그 제조방법

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