JP2717631B2 - 連結送水管 - Google Patents

連結送水管

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JP2717631B2
JP2717631B2 JP14346394A JP14346394A JP2717631B2 JP 2717631 B2 JP2717631 B2 JP 2717631B2 JP 14346394 A JP14346394 A JP 14346394A JP 14346394 A JP14346394 A JP 14346394A JP 2717631 B2 JP2717631 B2 JP 2717631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物近傍の地盤面に起
立状態で設置され、スプリンクラー設備や消火栓設備等
の配管に接続されて消火活動に利用されるスタンド型の
連結送水管の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプリンクラー設備や消火栓設
備等を設置した建物の周囲には、消火活動の際に消防隊
が使用するスタンド型の連結送水管が設置されている。
従来、この種スタンド型の連結送水管としては、例えば
図7に示す構造のものが知られている。即ち、前記連結
送水管は、建物近傍の地盤面に立設され、スプリンクラ
ー設備や消火栓設備等の配管に接続されたパイプ状の支
柱30と、支柱30の上端部に接続固定され、左右位置
に送水口31を形成したヘッド管32と、各送水口31
に設けた逆止弁(図示省略)等から構成されて居り、消
火活動時には各送水口31とポンプ自動車のポンプの吐
出口とが接続用ホースを介して接続され、ポンプ自動車
のポンプから送り出された水を建物内のスプリンクラー
や消火栓へ送水できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記構造の
連結送水管は、送水口31が水平方向を向き且つ水平位
置で固定された状態になっている為、送水口31に接続
用ホースを接続したときに該ホースが送水口31の近傍
部分で偏平状に折れ曲がることがあった。その結果、送
水の際にポンプ自動車から連結送水管へスムースに送水
できないと云う問題があった。又、送水口31が水平方
向を向いていると、送水口31に埃等が付着したり、或
いは年少者等にいたずらをされ易いと云う問題もあっ
た。更に、送水口31の向きや位置が固定された状態に
なっていると、ポンプ自動車が連結送水管の可なり近く
に停車したときに、接続用ホースを部分的に或いはホー
ス全体を大きく彎曲させる必要があり、ホースを接続し
難いと云う問題がある。特に、ポンプ自動車に搭載して
いる接続用ホースには、保形性のホースが使用されてい
る為、前記問題がより一層助長されることになる。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
作されたものであり、その目的は送水を円滑且つスムー
スに行えると共に、送水口ヘの埃等の付着やいたずらを
防止でき、然もポンプ自動車の停車位置等に拘わらずポ
ンプ自動車の接続用ホースを簡単且つ容易に接続できる
ようにしたスタンド型の連結送水管を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1に記載の連結送水管は、パイプ状
の支柱と、支柱の上端部に接続され、左右位置に送水口
を形成したヘッド管と、各送水口に設けた逆止弁とを具
備するスタンド型の連結送水管に於いて、前記ヘッド管
を、支柱の上端部に連通状態で接続された支持ヘッド管
と、支持ヘッド管の両側に夫々連通状態で且つ鉛直回転
自在に接続され、周壁に送水口を形成した回転ヘッド管
とから構成したものである。
【0006】本発明の請求項2に記載の連結送水管は、
パイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続され、左右位置
に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設けた逆止
弁とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、前記
ヘッド管を、支柱の上端部に連通状態で接続された支持
ヘッド管と、支持ヘッド管に連通状態で且つ水平姿勢で
回転自在に挿通支持され、両端部周壁に送水口を形成し
た回転ヘッド管とから構成したものである。
【0007】本発明の請求項3に記載の連結送水管は、
パイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続され、左右位置
に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設けた逆止
弁とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、前記
ヘッド管を、支柱の上端部に連通状態で且つ水平回転自
在に接続された支持ヘッド管と、支持ヘッド管の両側に
夫々連通状態で且つ鉛直回転自在に接続され、周壁に送
水口を形成した回転ヘッド管とから構成したものであ
る。
【0008】本発明の請求項4に記載の連結送水管は、
パイプ状の支柱と、支柱の上端部に接続され、左右位置
に送水口を形成したヘッド管と、各送水口に設けた逆止
弁とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、前記
ヘッド管を、支柱の上端部に連通状態で且つ水平回転自
在に接続された支持ヘッド管と、支持ヘッド管に連通状
態で且つ水平姿勢で回転自在に挿通支持され、両端部周
壁に送水口を形成した回転ヘッド管とから構成したもの
である。
【0009】
【作用】前記連結送水管は、不使用時には回転ヘッド管
を回転操作して左右の送水口を下方(地面側)へ向け
る。このように、不使用時に送水口を下方に向けておけ
ば、送水口に埃等が付着したりすることがなく、又、年
少者等がいたずらをし難くなり、いたずら防止にもな
る。消火活動時にはポンプ自動車を連結送水管の近くに
停車させ、ポンプ自動車のポンプの各吐出口と連結送水
管の左右の送水口とを接続用ホースで接続する。このと
き、接続用ホースを接続し易いように左右の送水口の向
きや位置を変える。即ち、回転ヘッド管を鉛直回転させ
たり、或いはヘッド管全体を水平回転させて送水口の向
きや位置を変える。これによって、送水口への接続用ホ
ースの接続を円滑且つ容易に行える。特に、ヘッド管全
体を水平回転できるようにした連結送水管は、送水口を
任意の方向へ向けることができる為、ポンプ自動車が連
結送水管の可なり近くに停車しても、接続用ホースを大
きく彎曲させることなく接続することができる。又、連
結送水管が複数本並んで設置されていても、ヘッド管全
体を水平回転させて向きを変えることによって、ホース
が輻湊するのを防止できる。そして、左右の送水口に接
続用ホースを接続したら、送水口が下方を向くように回
転ヘッド管を鉛直回転させる。これによって、接続用ホ
ースの折れ曲がりを防止することができる。その後、ポ
ンプ自動車のポンプを運転すると、ポンプの吐出口から
送り出された水は、接続用ホース及び連結送水管を経て
建物内のスプリンクラーや消火栓へ送水される。このと
き、接続用ホースの折れ曲がりが防止されている為、ポ
ンプ自動車から連結送水管へ円滑且つスムースに送水す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施例に係る
スタンド型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、金
属製の支柱1と、左右位置に送水口2を有する金属製の
ヘッド管3と、各送水口2に配設された逆止弁4とから
構成されて居り、左右の送水口2を夫々独立して鉛直回
転できるようにしたものであり、スプリンクラー設備や
消火栓設備等を設置した建物の周囲に設置されている。
【0011】前記支柱1は、金属製のパイプにより形成
されて居り、建物近傍の地盤面に立設され、スプリンク
ラー設備や消火栓設備等の配管(図示省略)に接続固定
されている。尚、図1に於いて、5は支柱1の下端部に
取り付けた化粧プレートである。
【0012】前記ヘッド管3は、支柱1の上端部に連通
状態で接続されて居り、両端部位置に送水口2が形成さ
れている。本実施例では、ヘッド管3は、図2に示す如
く、支柱1の上端部に螺着固定された断面形状が略T字
形の支持ヘッド管3Aと、支持ヘッド管3Aの両端部に
夫々連通状態で且つ鉛直回転自在に接続され、先端部が
閉塞された一対の回転ヘッド管3Bとから成り、各回転
ヘッド管3Bの周壁部には送水口2が夫々形成されてい
る。又、支持ヘッド管3Aと回転ヘッド管3Bとは、後
述する鉛直回転接続機構6を介して気密状態で鉛直回転
自在に接続されている。即ち、鉛直回転接続機構6は、
支持ヘッド管3Aの端部に水平姿勢で螺着固定され、外
周面に鍔部7aを有すると共に回転ヘッド管3Bの基端
部に挿入される支持筒7と、回転ヘッド管3Bの基端部
に螺着固定され、支持筒7に回転自在且つ離脱不能に外
嵌された回転筒8と、支持筒7の鍔部7aと回転筒8の
端面との間に介設されたスラストベアリング9と、支持
筒7と回転ヘッド管3Bとの間及び支持筒7と支持ヘッ
ド管3Aとの間をシールするOリング10とから構成さ
れている。
【0013】前記逆止弁4は、各回転ヘッド管3Bの送
水口2に夫々設けられて居り、支柱1内やヘッド管3内
に充満した水の漏洩等を防止するものである。本実施例
では、逆止弁4は、送水口2に螺着固定され、弁座面1
1aを形成した環状の弁座11と、弁座11に連設され
たガイド軸12と、ガイド軸12に摺動自在に挿通支持
され、弁座面11aに当離座する円板状の弁体13と、
弁体13を弁座面11aに当座するように附勢するスプ
リング14とから構成されている。又、弁座11と回転
ヘッド管3Bとの間には、シール用のOリング15が介
装されている。
【0014】尚、本実施例では、図示していないが、各
回転ヘッド管3Bの送水口2にはポンプ自動車に搭載し
ている接続用ホースHを接続する為の結合金具(差し込
み式若しくはねじ式)が取り付けられている。
【0015】而して、前記連結送水管は、不使用時には
各回転ヘッド管3Bの送水口2を下方(地面側)へ向け
る。このように、不使用時に送水口2を下方に向けてい
ると、送水口2に埃等が付着したりすることがなく、
又、年少者等がいたずらをし難くなり、いたずら防止に
もなる。消火活動時にはポンプ自動車を連結送水管の近
くに停車させ、ポンプ自動車のポンプの各吐出口と連結
送水管の各送水口2とを、ポンプ自動車に搭載している
接続用ホースHで接続する。このとき、接続用ホースH
を接続し易いように回転ヘッド管3Bを鉛直回転させて
送水口2の向きや位置を変える。これによって、送水口
2への接続用ホースHの接続を円滑且つ容易に行える。
又、ポンプ自動車が連結送水管の可なり近くに停車して
も、送水口2の向きを変えることによって、接続用ホー
スHを大きく彎曲させることなく、接続することができ
る。尚、回転ヘッド管3Bには、連結送水管内に充満し
ている水の圧力によって、支持ヘッド管3Aから抜ける
方向の力が作用しているが、支持筒7と回転筒8との間
にスラストベアリング9を介設している為、回転ヘッド
管3Bに前記方向の力が作用していても、回転ヘッド管
3Bを比較的スムースに回転させることができる。そし
て、各回転ヘッド管3Bの送水口2に接続用ホースHを
接続したら、図3に示すように送水口2が下方を向くよ
うに各回転ヘッド管3Bを回転操作する。これによっ
て、接続用ホースHの折れ曲がりが防止される。その
後、ポンプ自動車のポンプを運転すると、ポンプの吐出
口から送り出された水は、接続用ホースH及び連結送水
管を経て建物内のスプリンクラーや消火栓へ送水され
る。このとき、接続用ホースHの折れ曲がりが防止され
ている為、ポンプ自動車から連結送水管へ円滑且つスム
ースに送水することができる。
【0016】図4は本発明の第2実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、金属製の支
柱1と、左右位置に送水口2を有する金属製のヘッド管
3と、各送水口2に配設された逆止弁4とから構成され
て居り、左右の送水口2を同時に鉛直回転できるように
したものである。
【0017】前記支柱1及び逆止弁4は、上記第1実施
例の支柱1及び逆止弁4と同一形状及び同一構造に構成
されて居り、第1実施例の部材と同じ部材には同一の番
号を付している。
【0018】前記ヘッド管3は、支柱1の上端部に螺着
固定された断面形状が略T字形の支持ヘッド管3Aと、
支持ヘッド管3Aに水平姿勢で回転自在に挿通支持さ
れ、両端部が閉塞された回転ヘッド管3Bとから成り、
回転ヘッド管3Bの両端部周壁には送水口2が夫々形成
されていると共に、回転ヘッド管3Bの中央部周壁には
支持ヘッド管3Aに常時連通する複数の連通穴16が形
成されている。又、回転ヘッド管3Bは、周壁の外周面
に形成した鍔部により支持ヘッド管3Aから抜け止めさ
れている。尚、図4に於いて、17は支持ヘッド管3A
と回転ヘッド管3Bとの間をシールするOリングであ
る。
【0019】而して、前記連結送水管は、回転ヘッド管
3Bを回転操作することによって、左右の送水口2の向
きを同時に変えることができる。この連結送水管も、上
記第1実施例のものと同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0020】図5は本発明の第3実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、金属製の支
柱1と、左右位置に送水口2を有する金属製のヘッド管
3と、各送水口2に配設された逆止弁4とから構成され
て居り、左右の送水口2を夫々独立して鉛直回転でき、
且つヘッド管3全体を支柱1に対して水平回転できるよ
うにしたものである。
【0021】前記連結送水管は、ヘッド管3の支持ヘッ
ド管3Aを支柱1の上端部に連通状態で且つ水平回転自
在に接続した以外は、上記第1実施例の連結送水管と同
一構造に構成されて居り、上記第1実施例の連結送水管
の部材と同じ部材には同一の番号を付し、その説明を省
略している。即ち、この連結送水管に於いては、支持ヘ
ッド管3Aと支柱1とが、後述する水平回転接続機構1
8を介して気密状態で水平回転自在に接続されている。
前記水平回転接続機構18は、上記鉛直回転接続機構6
と同一構造に構成されて居り、支柱1の上端部に起立姿
勢で螺着固定され、外周面に鍔部19aを有すると共に
支持ヘッド管3Aの下端部に挿入される支持筒19と、
支持ヘッド管3Aの下端部に螺着固定され、支持筒19
に回転自在且つ離脱不能に外嵌された回転筒20と、支
持筒19の鍔部19aと回転筒20の端面との間に介設
されたスラストベアリング21と、支持筒19と支持ヘ
ッド管3Aとの間及び支持筒19と支柱1との間をシー
ルするOリング22とから構成されている。
【0022】而して、前記連結送水管は、回転ヘッド管
3Bを夫々回転操作すると共に、支持ヘッド管3Aを回
転操作することによって、左右の送水口2を任意の方向
へ向けることができる。この連結送水管は、上記第1実
施例のものと同様の作用効果を奏することができるう
え、接続用ホースHが輻湊するのを防止することができ
る。即ち、この連結送水管は、ヘッド管3が水平回転も
できる為、例え連結送水管が複数本並んで設置されてい
ても、各連結送水管のヘッド管3の向きを変えることに
よって、接続用ホースHが輻湊するのを防止することが
できる。その結果、円滑なる消火作業を行える。又、送
水口2を任意の方向へ向けることができる為、ポンプ自
動車が連結送水管の可なり近くに停車しても、ヘッド管
3の向きを変えることによって、接続用ホースHを大き
く彎曲させることなく接続することができ、ホースHの
接続をより容易に行える。尚、支持ヘッド管3Aには、
連結送水管内に充満している水の圧力によって、上方向
の力が作用しているが、支持筒12と回転筒13との間
にスラストベアリング14を介設している為、支持ヘッ
ド管3Aに前記方向の力が作用していても、支持ヘッド
管3Aを比較的スムースに回転させることができる。
【0023】図6は本発明の第4実施例に係るスタンド
型の連結送水管を示し、当該連結送水管は、金属製の支
柱1と、左右位置に送水口2を有する金属製のヘッド管
3と、各送水口2に配設された逆止弁4とから構成され
て居り、左右の送水口2を同時に鉛直回転でき且つヘッ
ド管3全体を支柱1に対して水平回転できるようにした
ものである。
【0024】前記連結送水管は、ヘッド管3の支持ヘッ
ド管3Aを支柱1の上端部に連通状態で且つ水平回転自
在に接続した以外は、上記第2実施例の連結送水管と同
一構造に構成されて居り、上記第2実施例の連結送水管
の部材と同じ部材には同一の番号を付し、その説明を省
略している。即ち、この連結送水管に於いては、支持ヘ
ッド管3Aと支柱1とが、上記第3実施例の水平回転接
続機構19を介して気密状態で水平回転自在に接続され
ている。
【0025】而して、前記連結送水管は、回転ヘッド管
3Bを回転操作すると共に、支持ヘッド管3Aを回転操
作することによって、左右の送水口2を任意の方向へ向
けることができる。この連結送水管も、上記第1実施例
のものと同様の作用効果を奏することができるうえ、接
続用ホースHが輻湊するのを防止することができる。
【0026】上記第1及び第2実施例に於いては、支柱
1と支持ヘッド管3Aとを別体に形成し、支持ヘッド管
3Aを支柱1の上端部に接続固定するようにしたが、他
の実施例に於いては、支柱1と支持ヘッド管3Aとを一
体的に形成するようにしても良い。
【0027】上記第1乃至第4実施例に於いては、左右
の送水口2を360°鉛直回転できるようにしたが、他
の実施例に於いては、左右の送水口2を一定角度だけ上
下方向へ回転できるようにしても良い。
【0028】上記第3及び第4実施例に於いては、ヘッ
ド管3全体を360°水平回転できるようにしたが、他
の実施例に於いては、ヘッド管3全体を一定角度だけ水
平回転できるようにしても良い。
【0029】上記第1及び第3実施例に於いては、鉛直
回転接続機構6は、支持筒7、回転筒8、スラストベア
リング9及びOリング10から構成したが、鉛直回転接
続機構6の構成は上記実施例のものに限定されるもので
はなく、回転ヘッド管3Bを支持ヘッド管3Aに気密状
態で且つ回転自在に接続することができれば、その構成
は任意である。
【0030】上記第3及び第4実施例に於いては、水平
回転接続機構18は、支持筒19、回転筒20、スラス
トベアリング21及びOリング22から構成したが、水
平回転接続機構18の構成も上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、支持ヘッド管3Aを支柱1に気密状
態で且つ回転自在に接続することができれば、その構成
は任意である。
【0031】上記各実施例に於いては、逆止弁4は、弁
座11、ガイド軸12、弁体13及びスプリング14か
ら構成したが、逆止弁4の構成も、上記実施例のものに
限定されるものではなく、他の構造の逆止弁4を送水口
2に設けるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】上述の通り、本発明の請求項1〜請求項
4の連結送水管は、送水口を含むヘッド管の一部分を鉛
直回転できる構成としている為、送水口へ接続用ホース
を接続したときに該送水口の向きを下向きに変えること
によって、接続用ホースの折れ曲がりを防止することが
できる。その結果、送水の際にポンプ自動車から連結送
水管へスムースに送水することができる。又、不使用時
に送水口を下方に向けていると、送水口に埃等が付着し
たりすることがなく、又、年少者等がいたずらをし難く
なり、いたずら防止にもなる。更に、送水口の向きを変
えることができる為、接続用ホースの接続も簡単且つ容
易に行える。
【0033】請求項3及び請求項4の連結送水管は、上
記効果に加えて更に次のような効果を奏することができ
る。即ち、送水口を含むヘッド管の一部分を鉛直回転で
き、且つヘッド管全体を支柱に対して水平回転できる構
成としている為、送水口を任意の方向へ向けることがで
きる。その結果、ポンプ自動車が連結送水管の可なり近
くに停車しても、ヘッド管の向きを変えることによっ
て、接続用ホースを大きく彎曲させることなく接続する
ことができ、ホースの接続をより一層簡単且つ容易に行
える。又、連結送水管が複数本並んで設置されていて
も、ヘッド管の向きを変えることによって、ホースが輻
湊するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスタンド型の連結送
水管の正面図である。
【図2】同じく連結送水管の要部の拡大縦断面図であ
る。
【図3】送水口に接続用ホースを接続した状態の連結送
水管の部分側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例に係るスタンド型の連結送
水管の要部の拡大縦断面図である。
【図7】送水口を左右位置に形成した従来の連結送水管
の斜視図である。
【符号の説明】
1は支柱、2は送水口、3はヘッド管、3Aは支持ヘッ
ド管、3Bは回転ヘッド管、4は逆止弁。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱(1)と、支柱(1)の上端部に連
    通状態で接続され、左右位置に送水口(2)を形成した
    ヘッド管(3)と、各送水口(2)に設けた逆止弁
    (4)とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、
    前記ヘッド管(3)を、支柱(1)の上端部に連通状態
    で接続された支持ヘッド管(3A)と、支持ヘッド管
    (3A)の両側に夫々連通状態で且つ鉛直回転自在に接
    続され、周壁に送水口(2)を形成した回転ヘッド管
    (3B)とから構成したことを特徴する連結送水管。
  2. 【請求項2】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱(1)と、支柱(1)の上端部に連
    通状態で接続され、左右位置に送水口(2)を形成した
    ヘッド管(3)と、各送水口(2)に設けた逆止弁
    (4)とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、
    前記ヘッド管(3)を、支柱(1)の上端部に連通状態
    で接続された支持ヘッド管(3A)と、支持ヘッド管
    (3A)に連通状態で且つ水平姿勢で回転自在に挿通支
    持され、両端部周壁に送水口(2)を形成した回転ヘッ
    ド管(3B)とから構成したことを特徴する連結送水
    管。
  3. 【請求項3】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱(1)と、支柱(1)の上端部に連
    通状態で接続され、左右位置に送水口(2)を形成した
    ヘッド管(3)と、各送水口(2)に設けた逆止弁
    (4)とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、
    前記ヘッド管(3)を、支柱(1)の上端部に連通状態
    で且つ水平回転自在に接続された支持ヘッド管(3A)
    と、支持ヘッド管(3A)の両側に夫々連通状態で且つ
    鉛直回転自在に接続され、周壁に送水口(2)を形成し
    た回転ヘッド管(3B)とから構成したことを特徴する
    連結送水管。
  4. 【請求項4】 建物近傍の地盤面に起立状態で設置さ
    れ、スプリンクラー設備や消火栓設備等の配管に接続さ
    れたパイプ状の支柱(1)と、支柱(1)の上端部に連
    通状態で接続され、左右位置に送水口(2)を形成した
    ヘッド管(3)と、各送水口(2)に設けた逆止弁
    (4)とを具備するスタンド型の連結送水管に於いて、
    前記ヘッド管(3)を、支柱(1)の上端部に連通状態
    で且つ水平回転自在に接続された支持ヘッド管(3A)
    と、支持ヘッド管(3A)に連通状態で且つ水平姿勢で
    回転自在に挿通支持され、両端部周壁に送水口(2)を
    形成した回転ヘッド管(3B)とから構成したことを特
    徴する連結送水管。
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