JP2537240C - - Google Patents

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JP2537240C
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Fuji Photo Film Co Ltd
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【発明の詳細な説明】技術分野 本発明は電子スチルカメラシステム、とくに、静止画像を表わす画像信号がデ
ィジタルデータの形で記憶された記憶装置から画像信号を読み出して他の記憶装
置に記憶したり、映像モニタ装置に再生したりするディジタル画像記憶装置と、
その再生装置に関する。背景技術 たとえば特開昭59-183592 に記載の電子スチルカメラは、撮像光学系や固体撮
像デバイスを有するカメラ本体にメモリが着脱可能に接続され、撮像デバイスで
撮像された静止画像を表わす映像信号がこのメモリにディジタル信号の形で蓄積
される。この映像信号の記憶されたメモリは電子スチルカメラから外されてディ
ジタル画像再生装置に装填される。同再生装置では、メモリから画像信号データ
を読み出し、これを映像モニタのスクリーンに可視画像として再生する。 ディジタル電子スチルカメラはこの他に、たとえば特開昭54-140510,および同
57-92981などの公報にも記載されている。前者は、一旦、内部メモリに蓄積した
映像信号を磁気テープや磁気ディスクに蓄積したり、プリンタに出力したりする
ものを開示している。後者は、ディジタル電子スチルカメラで撮影された映像信
号が格納された半導体メモリを接続し、その映像信号を読み出して磁気テープに
記録するものである。 これらの従来技術の装置は、ディジタル電子スチルカメラで撮影された複数コ
マの画像がディジタル映像信号の形で記憶されたメモリカートリッジを画像再生
装置に接続し、メモリカートリッジから映像信号を1画面ずつ再生装置に読み込
んで画像処理を行なうように構成されている。ディジタル画像再生装置は、内蔵
されているマイクロ処理システムによって画像処理を行なう。 ディジタル電子スチルカメラに接続されるメモリカートリッジは一般に、少な
い消費電力で記憶保持が可能な、たとえばSRAMなどの半導体メモリが適している
。SRAMは、最適読出し書込み速度が速い反面、その記憶保持時間は、電池のサポ
ートによりたとえば2、3年、またはそれ以下の有限である。また、現状の技術
で実現されるSRAMによるメモリカートリッジは、たとえば、1コマの画像を1Mな
いし1.5Mビットのデータで表わすと、1チップ4Mビットの記憶容量ではそれぞれ
8コマないし5コマ撮り程度の記憶装置が実現されるであろう。したがって、多
数のコマ画像を長期間保存しておくには、現状のSRAMでは不十分である。 そこで、記憶保持が半固定であるEPROM やEEPROMなどの様々な形態のメモリが
利用できれば好適である。また、SRAMも含めてそれらのメモリに多数のコマの画
像か記憶できることが望ましい。目 的 本発明は、このような要求に鑑み、たとえば ディジタル電子スチルカメラな
どの映像信号源にて得られた多数のコマの画像データをメモリに記憶させること
ができるディジタル画像記憶装置とその再生装置を提供することを目的とする。発明の開示 本発明によるディジタル画像記憶装置は、画像信号がディジタルデータの形で 蓄積された第1のメモリモジュールが着脱可能に接続される第1のコネクタ手段
と、画像信号をディジタルデータの形で蓄積する第2のメモリモジュールが着脱
可能に接続される第2のコネクタ手段と、第1のコネクタ手段に接続された第1
のメモリモジュールから画像信号データを読み出し、また第2のコネクタ手段に
接続された第2のメモリモジュールに画像信号データを記憶させる制御手段と、
画像信号データを帯域圧縮する帯域圧縮手段とを含み、制御手段は、第1のメモ
リモジュールから読み出された画像信号データを帯域圧縮手段によって帯域圧縮
させ、帯域圧縮された画像信号データを第2のメモリモジュールに記憶させる。 また、本発明によるディジタル画像再生装置は、画像信号がディジタルデータ
の形で蓄積されたメモリモジュールが着脱可能に接続されるコネクタ手段と、帯
域圧縮された画像信号データを帯域伸張する帯域伸張手段と、画像信号データを
一時蓄積する記憶手段と、記憶手段に接続され、記憶手段に蓄積された画像信号
データを読み出して対応するアナログ映像信号に変換する信号変換手段と、利用
装置が接続可能であり、アナログ映像信号を利用装置へ出力する出力端子と、帯
域伸張手段および記憶手段を制御し、コネクタ手段に接続されたメモリモジュー
ルから画像信号データを読み出して出力端子にアナログ映像信号を出力させる制
御手段とを含み、制御手段は、メモリモジュールから読み出された画像信号デー
タが帯域圧縮されている場合、画像信号データを帯域伸張手段によって帯域伸張
させ、帯域伸張された画像信号データを記憶手段に蓄積させる。実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるディジタル画像記憶装置および再生装置
の実施例を詳細に説明する。第1図を参照すると、本発明の実施例が示され、同
実施例は、ディジタル電子スチルカメラに装填可能なメモリカートリッジ10およ
び12がそれぞれコネクタ14および16に着脱可能に接続される。メモリカートリッ
ジ10は、たとえばSRAM半導体メモリなどの書換え可能なディジタル記憶装置を搭
載したカートリッジである。これは、たとえば集積回路(IC)カードなどの他の形
態をとってもよい。本明細書では、それらの搭載形態を包含する意味で用語「モ
ジュール」を使用する。メモリカートリッジ10は、たとえば、1コマの画像を1M ないし1.5Mビットのデータで表わすと、1チップ16M ビットの記憶容量のSRAMで
は2チップでそれぞれ32コマないし21コマ撮りの記憶装置が実現されるであろう
。 メモリカートリッジ10のデータ入出力線は、コネクタ14を通して画像データバ
ス18に接続され、そのアドレス、読出し/書込みイネーブル、チップセレクト、
ストローブおよびクロックなどを含む制御線は、コネクタ14を介してアドレス・
制御線20に接続される。同様に、メモリカートリッジ12のデータ入出力線はコネ
クタ16を通して画像データバス18に接続され、その制御線はコネクタ16を介して
アドレス・制御線22に接続される。 本実施例では、一方の、すなわち読出し側のコネクタ14には、たとえばディジ
タル電子スチルカメラで画像信号データが記憶されたメモリカートリッジ10がそ
のデータの読出しのために接続される。また他方の、すなわち書込み側のコネク
タ16には、本装置にて、たとえばメモリカートリッジ10から読み出した画像信号
データを記憶するためのメモリカートリッジ12が接続される。このメモリカート
リッジ12もICカードなど他のモジュールの形態をとってよく、また本実施例では
、たとえばSRAMが使用されるが、EPROM やEEPROMなどのROM でもよい。 画像データバス18、ならびにアドレス・制御線20および22は、図示のように制
御回路24に接続されている。制御回路24にはキーボード26が接続され、キーボー
ド26からは本装置に対する操作者の様々な指示や入力データが入力される。制御
回路24は、本実施例ではマイクロ処理システムにて構成され、キーボード26から
の指示に応動して本装置全体を制御する制御機能部である。 ところで、メモリカートリッジ10および12は、それに含まれるメモリ素子の、
たとえば種別および記憶容量などのメモリ特性ないしは型を特定するメモリ識別
コードを生成する機能を有する。これは、たとえば、コネクタ14または16に係合
されるカートリッジ10または12のピンを特定の論理状態を出力するように結線し
ておくことで実現される。たとえば、ROM であるかRAM であるかの識別ならば、
1ないし2本の端子で十分である。または、メモリカートリッジ10および12に含
まれているメモリ素子の特定の記憶領域に識別コードを半固定的に書き込んでお
くように構成してもよい。この識別コードの出力線は、メモリカートリッジ10に ついてはコネクタ14を介して信号線50に接続され、メモリカートリッジ12につい
てはコネクタ16を介して信号線52に接続されている。両信号線50および52は制御
回路24に接続されている。 メモリカートリッジ10および12の電源線72および74は、それぞれコネクタ14お
よび16を介して本装置の電源部60に接続されている。電源部60は、コネクタ14お
よび16に接続可能な様々な種類のメモリーカートリッジに給電可能な種類の電源
を備え、それらが制御回路24の制御線70による制御の下に選択的に給電線72およ
び74に供給される。 画像データバス18はまた、画像メモリ28にも接続されている。これにはまた、
たとえば光ディスク装置やフロッピーディスク装置などの ファイル記憶装置を
接続してもよい。画像メモリ28は、本実施例では少なくとも1コマ、すなわち1
フィールドないしは1フレームの画像信号データを一時蓄積する記憶容量を有す
るRAM であり、メモリカートリッジ10から読み出された映像信号データがこれに
格納される。そのアドレス、読出し/書込みイネーブル、ストローブおよびクロ
ックなどを含む制御信号は、制御回路24からアドレス・制御線36を通して受ける
。 画像メモリ28の画像信号データ出力42は、ディジタル・アナログ変換回路(DAC
)44に接続されている。同変換回路44は、メモリ28から読み出された画像信号デ
ータを対応のアナログ信号に変換してその出力端子46へ出力する信号変換回路で
ある。出力端子46は、本装置の装置出力であり、これには、出力46の映像信号を
可視化する映像モニタ装置48や画像プリンタなどの利用装置が接続される。 画像データバス18にはさらに、帯域圧伸回路100 が接続されている。帯域圧伸
回路100 は、画像データバス18から提供される未圧縮の画像データを所定の方式
にて帯域圧縮して同バス18へ出力し、また同バス18から提供される圧縮済みの画
像データを所定の方式にて帯域伸長して同バス18へ出力する信号変換回路である
。その帯域圧縮および帯域伸長の方式および圧縮比は、装置に固定でもよいが、
本実施例では制御回路24から制御線102 を通して可変的に設定可能に構成されて
いる。帯域圧伸回路100 は、制御回路24を構成する処理システムに含まれていて
もよい。また、その帯域圧伸方式は、画像信号データの圧伸に適した、たとえば DPCM,アダマール変換方式などの圧縮符号化方式が有利に適用される。 この符号化圧伸に関して制御回路24は、コネクタ14および16にぞれぞれ接続さ
れたメモリカートリッジ10および12に画像データがすでに蓄積されているとすれ
ばその帯域圧縮形態、すなわち帯域圧縮の有無、帯域圧縮方式および圧縮比を示
す データを読み出して識別する機能を有する。また、帯域圧伸回路100 で圧縮
した画像データを書込み側メモリカートリッジ12に書き込む際、その帯域圧縮形
態を示すデータをメモリカートリッジ12のメモリの特定の記憶領域に書き込む機
能も有している。 第2図に示す制御回路24の動作フローを参照して本装置の動作を説明する。た
とえばディジタル電子スチルカメラで映像信号データが記録されたメモリカート
リッジ10をコネクタ14に接続する。メモリーカートリッジ10の記憶画像を映像モ
ニタ装置48に再生したいだけのときは、コネクタ16に何も接続しなくてもよい。
この映像信号データを他のメモリカートリッジ12にも記憶させたいときは、それ
をコネクタ16に接続する。キーボード26を操作してメモリカートリッジ10からの
読出しを指示する。その際、読み出したいコマの番号を指定してもよい。 制御回路24はキー操作に応動して、まず、読出し側のメモリカートリッジ10の
接続を確認し(81)、信号線50からそのメモリ識別コードを読み込む。また書込み
側のメモリカートリッジ12が接続されているときは、信号線52からそのメモリ識
別コードも読み込む。 制御回路24は、これらの読み込んだメモリ識別コードによって読出し側および
書込み側のメモリカートリッジ10および12の型、すなわち種別や記憶容量を判定
する(82)。制御回路24は、判定したメモリ種別によってメモリカートリッジ10お
よび12の動作電圧や読出し速度を決定し、また記憶容量によってそのアドレス方
式を決定する。こうして決定した動作電圧、読出し速度およびアドレス方式など
のメモリ特性に従って制御回路24は、本装置の動作条件を設定する(83)。 より詳細には、制御回路24は、制御線70によって電源部60を制御し、電源部60
からメモリカートリッジ10および12に供給する電源の種類を設定する。たとえば
、メモリカートリッジ10がSRAMであれば5V電源が選択されるであろう。 本装置では、メモリカートリッジ10から読み出された映像信号データは一旦、
画像メモリ28に格納される。その場合、制御回路24はまず、アドレス・制御線20
からメモリカートリッジ10へ特定のコマの画像信号データの読出しアドレスおよ
びタイミング信号を送出する。指定可能なアドレス空間などのアドレス方式は、
メモリ識別コードで規定される記憶容量に基づいて決定される。またこれらの制
御信号は、上述の決定した書込み速度やアドレッシング方式に従って生成される
。 そこで、制御回路24はメモリカートリッジ10の特定の記憶領域にアクセスし、
それに蓄積されている帯域圧縮形態を示すデータを読み出す。この領域に何も格
納されていなければ、またはその帯域圧縮形態データが圧縮なしを示していれば
、制御回路24は同カートリッジ10に記憶されている画像信号データが帯域圧縮さ
れていないものと判定し(84),これから未圧縮の画像信号データを読み出す動作
モード、すなわちステップ85〜87へ移行する。 そこで、メモリカートリッジ10のアドレス指定された記憶位置からそのコマの
画像信号データが画像データバス18に読み出される。バス18の画像データは一旦
画像メモリ28に格納される(85)。 画像メモリ28に蓄積された画像信号データは、読出しデータ線42からディジタ
ル・アナログ変換回路44にテレビジョン信号レートで繰返し読み出され、対応の
アナログ信号に変換されて装置出力46から出力される。これは、装置出力46に接
続されている、たとえば映像モニタ装置48にて可視化される。 そこでキーボード26から書込み側のメモリカートリッジ12への記憶を指示する
と、制御回路24は、読出し側と同様にして書込み側の条件に従って同カートリッ
ジ12への書込み動作86を行なう。より詳細には、制御回路24は、書込み側のメモ
リカートリッジ12のメモリ識別コードからその種別や記憶容量を判定し、判定し
たメモリ種別によってメモリカートリッジ12の動作電圧や書込み速度を、また記
憶容量によってそのアドレス方式を決定する。こうして決定したメモリ特性に従
って制御回路24は、本装置の動作条件を設定する。 制御回路24は、制御線70によって電源部60を制御し、電源部60からメモリカー
トリッジ12に供給する電源62の種類を設定する。たとえば、メモリカートリッジ 12がEPROM であれば20V 電源が選択されよう。 制御回路100 はまた、制御線102 によって帯域圧伸回路100 を制御し、その帯
域圧縮形態を指定する。これによって帯域圧伸回路100 には、帯域圧縮動作であ
ること、帯域圧縮の方式および圧縮比が設定される。なお、これらの圧縮方式や
圧縮比は装置に固定、すなわち単一の種類であってもよい。 そこで、制御回路24は、アドレス・制御線36によって画像メモリ28からその一
時蓄積画像信号データを読み出し、これは画像データバス18を通って帯域圧伸回
路100 に転送する。その際、制御回路24は、この画像信号データに対して階調補
正などの画像処理や編集を行なってもよい。帯域圧伸回路100 は、設定された帯
域圧縮形態に従ってバス18からの画像信号データを帯域圧縮して符号化し、再び
バス18に送出する。この圧縮済みの画像信号データは、同バス18を通して書込み
側メモリカートリッジ12に転送される。制御回路24 は、アドレス・制御線22を
介して書込み側メモリカートリッジ12にその書込みアドレスやタイミング信号を
含む制御信号を送る。指定可能なアドレス空間などのアドレス方式は、メモリ識
別コードで規定される記憶容量に基づいて決定される。これらの制御信号は、上
述の決定した書込み速度やアドレッシング方式に従って生成される。これによっ
て、書込み側メモリーカートリッジ12で、その指定された書込み位置すなわちア
ドレスに映像信号データが書き込まれる(86)。 制御回路24は、この圧縮済みの画像信号データの書込みとともに、書込み側の
メモリカートリッジ12の特定の記憶領域にそのときの帯域圧縮形態を示すコード
を書き込む。これは、画像データバス18を通して通常のルートでメモリカートリ
ッジ12のその記憶領域に書き込まれる(87)。 同様にして、読出し側メモリカートリッジ10に記憶されている他のコマについ
て画像信号データを画像メモリ28に読み出して映像モニタ装置48へ出力するとと
もに、帯域圧伸回路100 にて帯域圧縮を行ないながら、書込み側メモリカートリ
ッジ12の次の記憶領域に格納する。こうして、読出し側のメモリカートリッジ10
に記憶されている画像データを書込み側のメモリカートリッジ12に帯域圧縮した
形で転送して記憶させることができる。当然ながら、帯域圧縮したデータは圧縮
前の情報量を少ないデータ量で表わすことができるので、これによって、一方の メモリカートリッジ10に記憶されていたコマ数よりも多くのコマの画像信号デー
タを他方のメモリカートリッジ12に記憶させることができる。また、他方のメモ
リカートリッジ12にEPROM やEEPROMを使用すれば、より固定的に記憶を保持する
ことができる。 ステップ84において、メモリカートリッジ10の特定の記憶領域に蓄積されてい
る帯域圧縮形態を示すデータを読み出し、これが特定の帯域圧縮形態ないしは帯
域圧縮ありを示していれば、制御回路24は同カートリッジ10に記憶されている画
像信号データが帯域圧縮済みと判定する。そこで、たとえば映像モニタ装置48に
画像を再生する再生出力モードがキーボード26から指定されている場合は(90)、
これから圧縮済みの画像信号データを読み出す動作、すなわちステップ91〜92へ
移行する。なお、帯域圧縮の形態は、このようにメモリカートリッジ10の特定の
記憶領域に記憶されたデータの形をとらず、たとえばコネクタ14に係合されるカ
ートリッジ10のピンを特定の論理状態を出力するように結線しておくことでもよ
い。 制御回路24は、メモリカートリッジ10から得られた帯域圧縮形態を示すデータ
に従って、制御線102 によって帯域圧伸回路100 に帯域圧縮方式や圧縮比などを
設定し、同回路100 に帯域伸張動作を指定する(91)。そこで制御回路24は、前述
と同様にしてメモリカートリッジ10から画像信号データを順次読み出す。読み出
された画像信号データは、画像データバス18から帯域圧伸回路100 に入力される
。帯域圧伸回路100 は、設定されている帯域圧縮方式および圧縮比に従ってその
画像信号データを帯域伸張し、画像データバス18へ出力する。これは画像メモリ
28に転送されて蓄積される。画像メモリ28に蓄積された伸張後の画像信号データ
が読み出されて装置出力46へ出力される動作は、前述の通りである。 なお、本実施例では、制御回路24から帯域圧伸回路100 に帯域圧縮方式および
圧縮比が選択的に設定可能であったが、このように必ずしも選択的に設定可能に
構成されていなくてもよく、所定の帯域圧縮方式と圧縮比が帯域圧伸回路100 に
固定的に設定されていてもよい。効 果 本発明によればこのように、ディジタル電子スチルカメラなどの映像信号源に
よってメモリに記憶された画像信号データを読み出して帯域圧縮し、これを他の
メモリに蓄積する。また、帯域圧縮されてメモリに蓄積されている画像信号デー
タを読み出して帯域伸張し、再生する。したがって、多数のコマの画像をメモリ
に記憶させることができ、保存に便利である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例によるディジタル画像記録再生装置を示す機能ブロッ
ク図、 第2図は、第1図に示す実施例における制御回路の画像データの読出し書込み
動作の例を示す動作フロー図である。 主要部分の符号の説明 10,12..メモリカートリッジ 20,22..アドレス・制御線 24...制御回路 28...画像メモリ 60...電源部 100...帯域圧伸回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.画像信号がディジタルデータの形で蓄積された第1のメモリモジュールから
    画像信号をディジタルデータの形で蓄積する第2のメモリモジュールに、一コマ
    の画像を表わす画像信号データを転送して、該画像信号データを第2のメモリモ
    ジュールに記憶させるディジタル画像記憶装置において、該装置は、 前記第1のメモリモジュールが着脱可能に接続される第1のコネクタ手段と、 前記第2のメモリモジュールが着脱可能に接続される第2のコネクタ手段と、 第1のコネクタ手段に接続された第1のメモリモジュールから前記画像信号デ
    ータを読み出し、第2のコネクタ手段に接続された第2のメモリモジュールに該
    画像信号データを記憶させる制御手段と、 第1のコネクタ手段に接続され、第1のメモリモジュールから読み出された画
    像信号データを一時蓄積する記憶手段と、 該記憶手段に蓄積された画像信号データを所定の帯域圧縮の形態にて帯域圧縮
    する帯域圧縮手段とを含み、 前記制御手段は、前記帯域圧縮手段における前記一コマの画像を表わす画像信
    号データの全体に対する帯域圧縮の形態を表わす帯域圧縮形態データを生成する
    生成手段と、 前記記憶手段に蓄積される画像信号データに対応する帯域圧縮の形態を前記第
    1のメモリモジュールに蓄積された帯域圧縮形態データに基づいて判定する判定
    手段とを含み、 該判定手段は、前記第1のメモリモジュールに蓄積された画像信号データが前
    記帯域圧縮されているか否かを該第1のメモリモジュールに蓄積された帯域圧縮
    形態データに基づいて判定し、 前記制御手段は、前記画像信号データが帯域圧縮されていないと前記判定手段
    にて判定されると、該画像信号データを第1のメモリモジュールから読み出して
    前記記憶手段に蓄積させ、該記憶手段に蓄積された画像信号データを読み出して 前記帯域圧縮手段によって帯域圧縮させ、該帯域圧縮された画像信号データとと
    もに、前記生成手段にて生成された帯域圧縮形態データを前記第2のメモリモジ
    ュールに記憶させることを特徴とするディジタル画像記憶装置。 2.特許請求の範囲第1項記載の記憶装置において、前記判定手段は、前記第1
    のメモリモジュール蓄積された画像信号データに対応する帯域圧縮形態データ
    が該第1のメモリモジュールに蓄積されていないときには、該画像信号データは
    帯域圧縮されていないと判定することを特徴とするディジタル画像記憶装置。 3.特許請求の範囲第1項記載の記憶装置において、前記制御手段は、第2のメ
    モリモジュールへの記憶に係る画像信号データが帯域圧縮済みであることを示す
    前記画像信号データの帯域圧縮の形態を表わす帯域圧縮形態データを生成するこ
    とを特徴とする画像記憶装置。 4.特許請求の範囲第1項記載の記憶装置において、前記制御手段は、第2のメ
    モリモジュールへの記憶に係る画像信号データの帯域圧縮方式および圧縮比を示
    す前記画像信号データの帯域圧縮の形態を表わす帯域圧縮形態データを生成する
    ことを特徴とする画像記憶装置。 5.特許請求の範囲第1項記載の記憶装置において、該記憶装置は、 第1および第2のコネクタ手段に接続される第1および第2のメモリモジュー
    ルの動作条件に従って第1および第2のメモリモジュールを動作させるための動
    作回路手段を含み、 第1および第2のメモリモジュールには、それぞれ第1および第2のメモリモ
    ジュールのメモリ特性を規定するメモリ識別情報が担持され、 前記制御手段は、第1および第2のコネクタ手段にそれぞれ接続された第1お
    よび第2のメモリモジュールから前記メモリ識別情報を得、該得られたメモリ識
    別情報に応じて、第1および第2のメモリモジュールの動作条件を導出し、 該導出した動作条件に従って、前記動作回路手段を制御し、第1のメモリモジ
    ュールからの画像信号データの読出し動作および第2のメモリモジュールへの圧
    縮済みの画像信号データの書込み動作を行なうことを特徴とする画像記憶装置。 6.特許請求の範囲第1項記載の記憶装置において、該記憶装置は、 前記記憶手段に接続され、該記憶手段に蓄積された画像信号データを読み出し て対応するアナログ映像信号に変換する信号変換手段と、 利用装置が接続可能であり、該アナログ映像信号を該利用装置へ出力する出力
    手段とを含むことを特徴とする画像記憶装置。 7.画像信号がディジタルデータの形で蓄積されたメモリモジュールであって、
    該メモリモジュールに蓄積されている一コマの画像を表わす画像信号データの全
    体に対する帯域圧縮の形態を示す帯域圧縮形態データが担持されたメモリモジュ
    ールが着脱可能に接続されるコネクタ手段と、 帯域圧縮された画像信号データを帯域伸張する帯域伸張手段と、 該帯域伸張手段にて帯域伸張された画像信号データを一時蓄積する記憶手段と
    、 該記憶手段に接続され、該記憶手段に蓄積された画像信号データを読み出して
    対応するアナログ映像信号に変換する信号変換手段と、 利用装置が接続可能であり、前記アナログ映像信号を該利用装置へ出力する出
    力手段と、 前記帯域伸張手段および記憶手段を制御し、前記コネクタ手段に接続されたメ
    モリモジュールから画像信号データを読み出して前記出力手段にアナログ映像信
    号を出力させる制御手段とを含み、 該制御手段は、前記メモリモジュールから画像信号データを読み出す際、前記
    帯域圧縮形態データを該メモリモジュールから得て、該帯域圧縮形態データによ
    って該メモリモジュールに記憶されている画像信号データが帯域圧縮されている
    か否かを判定する判定手段を有し、 該制御手段は、該メモリモジュールに蓄積された画像信号データが帯域圧縮さ
    れていると前記判定手段にて判定されると、該画像信号データを該メモリモジュ
    ールから読み出して前記帯域伸張手段によって帯域伸張させ、該帯域伸張された
    画像信号データを前記記憶手段に蓄積させることを特徴とするディジタル画像再
    生装置。 8.特許請求の範囲第7項記載の再生装置において、 前記帯域圧縮形態データは、前記メモリモジュールに記憶の画像信号データの
    帯域圧縮方式および圧縮比の少なくとも一方を示すデータを含み、 前記帯域伸張手段は、帯域圧縮方式および圧縮比が選択的に設定可能であり、
    該選択的に設定された帯域圧縮方式および圧縮比に従って画像信号データを伸張
    し、 前記制御手段は、前記帯域圧縮形態データに応じた帯域圧縮方式および圧縮比
    の少なくとも一方を前記帯域伸張手段に設定することを特徴とする画像再生装置
    。 9.特許請求の範囲第7項記載の再生装置において、該再生装置は、 前記コネクタ手段に接続され、動作条件に従って前記メモリモジュールを動作
    させるための動作回路手段を含み、 前記メモリモジュールには、該メモリモジュールのメモリ特性を規定するメモ
    リ識別情報が担持され、 前記制御手段は、前記コネクタ手段に接続されたメモリモジュールから前記メ
    モリ識別情報を得、該得られたメモリ識別情報に応じて、該メモリモジュールの
    動作条件を導出し、 該導出した動作条件に従って、前記動作回路手段を制御し、該メモリモジュー
    ルからの画像信号データの読出し動作を行なうことを特徴とする画像再生装置。

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