JP2537192Y2 - 可撓性光ディスク入りシート - Google Patents
可撓性光ディスク入りシートInfo
- Publication number
- JP2537192Y2 JP2537192Y2 JP1990097014U JP9701490U JP2537192Y2 JP 2537192 Y2 JP2537192 Y2 JP 2537192Y2 JP 1990097014 U JP1990097014 U JP 1990097014U JP 9701490 U JP9701490 U JP 9701490U JP 2537192 Y2 JP2537192 Y2 JP 2537192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- sheet
- flexible optical
- flexible
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可撓性光ディスクを内部に一体に成形した
可撓性光ディスク入りシートに関するものである。
可撓性光ディスク入りシートに関するものである。
従来の光ディスクは、剛性をもった形体であるため、
光ディスクを本やパンフレット等の物品に添付して販売
・頒布する場合には、剛性を保つためにある程度の厚さ
が必要となる。あるいは、専用のケースに入れて添付す
る必要がある等の問題があった。
光ディスクを本やパンフレット等の物品に添付して販売
・頒布する場合には、剛性を保つためにある程度の厚さ
が必要となる。あるいは、専用のケースに入れて添付す
る必要がある等の問題があった。
この問題を解決するために、電子線又は紫外線の照射
で硬化され成型された樹脂層と、光透過性の基材フィル
ムとが積層された円板上で、かつ全体が可撓性を有して
いる、ソレノイド型の可撓性光ディスク(特開昭63−14
341号)が提案されている。
で硬化され成型された樹脂層と、光透過性の基材フィル
ムとが積層された円板上で、かつ全体が可撓性を有して
いる、ソレノイド型の可撓性光ディスク(特開昭63−14
341号)が提案されている。
前述した従来の可撓性光ディスクは、薄く可撓性があ
るので、本やパンフレット等の物品に添付するために
は、収納袋に入れたりしなければならず、その物品の製
造時に自動化の困難な挿入工程等が追加されたり、流通
段階でも取り扱いに相当の注意を払わなければならなか
った。
るので、本やパンフレット等の物品に添付するために
は、収納袋に入れたりしなければならず、その物品の製
造時に自動化の困難な挿入工程等が追加されたり、流通
段階でも取り扱いに相当の注意を払わなければならなか
った。
例えば、ダイレクトメールとして郵送する場合にも、
挿入作業や郵送中の強度が十分とはいえなかった。
挿入作業や郵送中の強度が十分とはいえなかった。
本考案の目的は、通常の用紙と同様に取り扱うことが
できる可撓性光ディスク入りシートを提供することであ
る。
できる可撓性光ディスク入りシートを提供することであ
る。
前記課題を解決するために本考案による可撓性光ディ
スク入りシートは、光ディスク部を一体に成形し、その
光ディスク部を切取線から分離できる可撓性のディスク
基材と、前記ディスク基材の前記光ディスク部の読取面
側に形成された再剥離可能な被覆層と、前記ディスク基
材の前記被覆層と反対面側に形成された剥離可能なシー
ト担体とを含む構成としてある。
スク入りシートは、光ディスク部を一体に成形し、その
光ディスク部を切取線から分離できる可撓性のディスク
基材と、前記ディスク基材の前記光ディスク部の読取面
側に形成された再剥離可能な被覆層と、前記ディスク基
材の前記被覆層と反対面側に形成された剥離可能なシー
ト担体とを含む構成としてある。
前記構成によれば、光ディスク部をディスク基材の一
部として成形し、被覆層とシート担体を貼り合わせて、
通常の用紙と同様に取り扱うことができる。
部として成形し、被覆層とシート担体を貼り合わせて、
通常の用紙と同様に取り扱うことができる。
使用時には、被覆層とシート担体を剥離して、切取線
から光ディスク部を分離して、従来の光ディスクと同様
にして再生することができる。
から光ディスク部を分離して、従来の光ディスクと同様
にして再生することができる。
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本考案による可撓性光ディスク入りシート
の第1の実施例を示した図であって、第1A図は断面図、
第1B図は表側から見た図、第1C図は裏側から見た図であ
る。
の第1の実施例を示した図であって、第1A図は断面図、
第1B図は表側から見た図、第1C図は裏側から見た図であ
る。
この実施例の可撓性光ディスク入りシート1は、定形
葉書(9〜10.7cm×14〜15cm)に適用した例である。
葉書(9〜10.7cm×14〜15cm)に適用した例である。
ディスク基材10は、厚さ100μm程度のポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,塩化ビニル等の基
材フィルム層11と、その基材フィルム層11にコーティン
グされ光ディスク原版により情報ピットの凹凸パターン
が形成された樹脂層12と、その樹脂層12上の凹凸パター
ン上に蒸着またはスパッタリング,メッキ等によって厚
さ500〜1000Åに形成されたアルミニウム等の反射層13
と、その反射層13上に透明樹脂をコーティング等により
形成した表面保護層14とから構成されている。
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,塩化ビニル等の基
材フィルム層11と、その基材フィルム層11にコーティン
グされ光ディスク原版により情報ピットの凹凸パターン
が形成された樹脂層12と、その樹脂層12上の凹凸パター
ン上に蒸着またはスパッタリング,メッキ等によって厚
さ500〜1000Åに形成されたアルミニウム等の反射層13
と、その反射層13上に透明樹脂をコーティング等により
形成した表面保護層14とから構成されている。
ディスク基材10は、光ディスク部10aを切り離すため
のミシン目やハーフカット等の切取線15が形成されてい
る。光ディスク部10aは、分離したのちには、8cmサイズ
の光ディスクとなり、動画または静止画と音声とにより
構成されランダムアクセス機能を有する。
のミシン目やハーフカット等の切取線15が形成されてい
る。光ディスク部10aは、分離したのちには、8cmサイズ
の光ディスクとなり、動画または静止画と音声とにより
構成されランダムアクセス機能を有する。
ディスク基材10の読取面側(第1A図上側)には、被覆
層16が再剥離可能に貼付されている。被覆層16は、紙ま
たはフィルム等が使用でき、必要に応じて、広告や説明
等の印刷をしておくことができる。
層16が再剥離可能に貼付されている。被覆層16は、紙ま
たはフィルム等が使用でき、必要に応じて、広告や説明
等の印刷をしておくことができる。
また、ディスク基材10の読取面の反対面側には、シー
ト担体17が設けられている。このシート担体17は、この
シート1全体に葉書としての厚みや剛性をもたせるため
の担体となるものであり、普通紙,合成紙,樹脂フィル
ム等を用いることができる。シート担体17には、必要に
応じて、光ディスク部10aの内容に対応するレーベル等
を印刷することができる。
ト担体17が設けられている。このシート担体17は、この
シート1全体に葉書としての厚みや剛性をもたせるため
の担体となるものであり、普通紙,合成紙,樹脂フィル
ム等を用いることができる。シート担体17には、必要に
応じて、光ディスク部10aの内容に対応するレーベル等
を印刷することができる。
なお、レーベルを設ける場合には、基材フィルム層11
とシート担体17の間に、転写層等の他の層を設けるよう
にしてもよい。
とシート担体17の間に、転写層等の他の層を設けるよう
にしてもよい。
この実施例のように葉書として使用する場合には、宛
名を記載または印字した宛名ラベル18を貼付して、使用
するか、あらかじめ高速漢字プリンタ等で宛名を印字し
た用紙をラミネートして使用することが望ましい。ボー
ルペンやワイヤドットプリンタ等を用いて、直接筆記ま
たは印字したのでは、可撓性光ディスク部10aを損傷す
る可能性があるからである。
名を記載または印字した宛名ラベル18を貼付して、使用
するか、あらかじめ高速漢字プリンタ等で宛名を印字し
た用紙をラミネートして使用することが望ましい。ボー
ルペンやワイヤドットプリンタ等を用いて、直接筆記ま
たは印字したのでは、可撓性光ディスク部10aを損傷す
る可能性があるからである。
以上説明した第1の実施例の可撓性光ディスク入りシ
ート1は、ラミネートにより剛性を維持することができ
るため定形葉書として使用することも可能であるととも
に、全体が可撓性を有しある程度の曲げに耐えるので、
郵送することができ、しかも、葉書料金で送れる。
ート1は、ラミネートにより剛性を維持することができ
るため定形葉書として使用することも可能であるととも
に、全体が可撓性を有しある程度の曲げに耐えるので、
郵送することができ、しかも、葉書料金で送れる。
使用時には、被覆層16とシート担体17を剥離するとと
もに、ディスク基材10の切取線15から光ディスク部10a
を切り離す。
もに、ディスク基材10の切取線15から光ディスク部10a
を切り離す。
この光ディスク部10aは、専用のアダプタ(実願平1
−11120)を使用して、市販のMDP(マルチディスクプレ
ーヤ)によって再生することができる。
−11120)を使用して、市販のMDP(マルチディスクプレ
ーヤ)によって再生することができる。
第2図、第3図は、本考案による可撓性光ディスク入
りシートの第2、第3の実施例を示した図である。
りシートの第2、第3の実施例を示した図である。
なお、以下説明する実施例では、前述した第1の実施
例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して
ある。
例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して
ある。
第2の実施例の可撓性光ディスク入りシート1Aは、パ
ンフレットに適用したものである。この場合には、郵送
時のような剛性を必要としないので、シート担体17は、
第1の実施例のように厚くなくてもよい。また、光ディ
スク部10aのサイズは、必要な情報量に応じて変更する
ことができる。光ディスク部10aの配置されていない部
分であれば、ワイヤドットプリンタ等で印字してもよ
い。また、シート1Aは、折丁の一つとしてカタログ等に
綴じ込むようにしてもよい。
ンフレットに適用したものである。この場合には、郵送
時のような剛性を必要としないので、シート担体17は、
第1の実施例のように厚くなくてもよい。また、光ディ
スク部10aのサイズは、必要な情報量に応じて変更する
ことができる。光ディスク部10aの配置されていない部
分であれば、ワイヤドットプリンタ等で印字してもよ
い。また、シート1Aは、折丁の一つとしてカタログ等に
綴じ込むようにしてもよい。
第3の実施例の可撓性光ディスク入りシート1Aは、本
のうら表紙に適用したものであり、うら表紙の内側に剥
離可能に形成されている。この場合には、予めうら表紙
と一体に成形されているので、製本作業等の際に、普通
の用紙と全く同様に取り扱うことができる。
のうら表紙に適用したものであり、うら表紙の内側に剥
離可能に形成されている。この場合には、予めうら表紙
と一体に成形されているので、製本作業等の際に、普通
の用紙と全く同様に取り扱うことができる。
各実施例の光ディスク部10aの内容は、適用される物
品の内容に対応する動画または静止画と音声を記録すれ
ばよい。
品の内容に対応する動画または静止画と音声を記録すれ
ばよい。
また、この可撓性光ディスク入りシートとして適用さ
れる物品は、葉書やパンフレット、書籍等に限らず、物
品自体がシート状、シート状の部分をもつもの、シート
状の部分を剥離できるものなどであれば適用できる。例
えば、製品の箱の一部に用い、取扱説明書として使用し
てもよい。
れる物品は、葉書やパンフレット、書籍等に限らず、物
品自体がシート状、シート状の部分をもつもの、シート
状の部分を剥離できるものなどであれば適用できる。例
えば、製品の箱の一部に用い、取扱説明書として使用し
てもよい。
以上詳しく説明したように、本考案によれば、可撓性
光ディスクを通常の用紙と同様に扱って、適用する物品
を製造、流通させることができる、という効果がある。
光ディスクを通常の用紙と同様に扱って、適用する物品
を製造、流通させることができる、という効果がある。
第1図は、本考案による可撓性光ディスク入りシートの
第1の実施例を示した図であって、第1A図は断面図、第
1B図は表側から見た図、第1C図は裏側から見た図であ
る。 第2図、第3図は、本考案による可撓性光ディスク入り
シートの第2、第3の実施例を示した図である。 1……可撓性光ディスク入りシート 10……ディスク基材、11……基材フィルム層 12……樹脂層、13……反射層 14……保護層、15……切取線 16……被覆層、17……シート担体 1A,1B……可撓性光ディスク入りシート
第1の実施例を示した図であって、第1A図は断面図、第
1B図は表側から見た図、第1C図は裏側から見た図であ
る。 第2図、第3図は、本考案による可撓性光ディスク入り
シートの第2、第3の実施例を示した図である。 1……可撓性光ディスク入りシート 10……ディスク基材、11……基材フィルム層 12……樹脂層、13……反射層 14……保護層、15……切取線 16……被覆層、17……シート担体 1A,1B……可撓性光ディスク入りシート
Claims (1)
- 【請求項1】光ディスク部を一体に成形し、その光ディ
スク部を切取線から分離できる可撓性のディスク基材
と、 前記ディスク基材の前記光ディスク部の読取面側に形成
された再剥離可能な被覆層と、 前記ディスク基材の前記被覆層と反対面側に形成された
剥離可能なシート担体と を含むことを特徴とする可撓性光ディスク入りシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990097014U JP2537192Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 可撓性光ディスク入りシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990097014U JP2537192Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 可撓性光ディスク入りシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454031U JPH0454031U (ja) | 1992-05-08 |
JP2537192Y2 true JP2537192Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31837032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990097014U Expired - Lifetime JP2537192Y2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 可撓性光ディスク入りシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537192Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP1990097014U patent/JP2537192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454031U (ja) | 1992-05-08 |
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