JP2537163B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2537163B2
JP2537163B2 JP59043492A JP4349284A JP2537163B2 JP 2537163 B2 JP2537163 B2 JP 2537163B2 JP 59043492 A JP59043492 A JP 59043492A JP 4349284 A JP4349284 A JP 4349284A JP 2537163 B2 JP2537163 B2 JP 2537163B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力された1画面分の複数の色成分信号に
よって表される画像が、実質的に特定色により構成され
る画像であるか否かを判定する判定手段を有する画像処
理装置に関する。
[従来の技術] 従来、例えば特開昭55−21603号公報に記載されてい
るように、カラー画像のランレングス符号化方式におい
て、同一色のみからなるラインを符号化する際に、その
旨の情報と色情報のみを符号化する技術が知られてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来技術では、画像情報が実質的
に同一色のみで構成されているか否かをライン単位で判
定していたので、送信側においては符号化のためにライ
ン単位での符号化方法の切り替えが必要となり、符号化
手順が複雑化する一方で、受信側においては1画面単位
で処理を統一することができず、ライン単位で復号化方
法の切り替えが必要となり、復合化手順が複雑化すると
いう問題があった。
更に、上記従来技術では、符号データの構成もライン
単位の判定結果が逐次挿入されるので、単一色からなる
画像であるか、複数色からなる画像であるかにかかわら
ず、符号量が増大し、しかも、カラー画像の符号化を、
1ライン内での同一色の連続長と色情報の組み合わせで
表すことにより行っていたため、複数色からなる画像の
場合には、カラー画像を構成する色数が多くなるほど符
号化の効率が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、かかる従来技術の欠点を除去し入
力された1画面分の複数の色成分信号によって表される
画像が、実質的に特定色により構成される画像であるか
否かに応じて、必要な情報の符号化を行うと共に、符号
量の増大を抑えて効率の良いカラー画像伝送が可能な画
像処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、 複数の色成分信号を入力する入力手段(実施例ではCC
D14,16,18に対応する)と、 前記入力手段により入力された複数の色成分信号に基
づいて、前記入力手段により入力された1画面分の複数
の色成分信号によって表される対象画像が、実質的に特
定色により構成される画像であるか否かを判定する判定
手段(同じく黒色信号判定回路127−1など)と、 前記入力手段により入力された複数の色成分信号に対
して所定の画像処理を施して符号化し、符号データを伝
送する伝送手段(同じくRLカウンタ151,MHエンコーダ15
2など)と、 前記判定手段による判定に応じて、前記入力手段によ
り入力された1画面分の複数の色成分信号によって表さ
れる対象画像が、実質的に特定色により構成される画像
である場合には、該特定色を表す単一色成分の画像信号
を1画面分、符号データとして伝送し、前記1画面分の
複数の色成分信号によって表される対象画像のうちの少
なくとも一部が前記特定色以外の色により構成されてい
る場合には、組み合わせにより前記対象画像の色を表す
複数の色成分信号を1画面分、色成分毎の符号データと
して伝送すべく、前記伝送手段を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。
[実施例] 第1図は、本発明が適用できる画像処理システムの1
例で、カラードキユメントを読取つてカラーイメージの
再現を可能にしたカラーシステムである。原稿1は原稿
台の透明板2の上に置かれ原稿マツト3により固定され
る。感光ドラム24、転写ドラム53は矢印方向に回転し、
カラープロセスを実行する。12は分光用ダイクロミーラ
ー、14,16,18は分光をセンスして色信号B,G,Rを発生す
るCCDである。ランプ8、ミラー9、10ご往復動して原
稿1を走査し同時に各CCDからカラー信号B,G,Rを出力
し、再生用Y信号を作り、その後再び往復動してM信号
を出力し、以上の走査を4回くり返して順次Y,M,C,BK信
号を形成し、それらの信号によりレーザを制御しドラム
24上に各色潜像を順次形成する。そして各色潜像は現像
器36〜39により順次現像され、転写ドラム53上の紙に現
像像は転写され、ドラム53が4回転してその上の紙にく
り返し転写し、中間調,中間色を有するフルカラーコピ
ーが得られる。
光学系は、照明ランプ5,6から光を発して、反射鏡7,8
からの光と合わさつて原稿に光が照射され、その反射光
が移動反射ミラー9,10に反射され、レンズ11を通り、12
のダイクロフイルターを通る。ここで青の波長の光と緑
の波長の光と赤の波長の光に分光される。各分解光のう
ち青い波長の分解光は、ブルーフイルター13を通つて固
体撮像素子14に受光される。同様に緑の波長の光はグリ
ーンフイルター15を通つて、固体撮像素子16に受光され
る。赤の波長の光は、レルドフイルター17を通つて固体
撮像素子18に受光される。即ち原稿3は、照明ランプ5,
6と一体となつて移動する移動反射ミラー9とこの移動
反射ミラー9の1/2の移動速度をもつて同一方向へ移動
する移動反射ミラー10によつて光路長を保ちながら走査
され、更にレンズ11とダイクロフイルター12を経てスキ
ヤン及び色分解されたイメージ光は各色の固体撮像素子
14,18,16に結像される。各固体撮像素子14,16,18の出力
は、後に述べる画像処理部27を経て信号処理され、半導
体レーザ21によりポリゴンミラー22へ光出力として出力
され、感光体を照射する。ポリゴンミラーは、スキヤナ
ーモータ23により回転させられている為に、感光ドラム
24の回転方向に対して垂直にレーザ光が、走査される。
またドラム上をレーザ光が走査開始する11mmの前の位置
に、ホトセンサ64があり、これにレーザ光があたるとBD
(ビーム検出)信号発生する。BDはレーザによる1ライ
ンの書き出しタイミングを決めるものであり、又ライン
メモリのイメージデータの1ライン分の出力タイミング
を決めるものである。
感光ドラム24は高圧電源25から負の高圧電流を供給さ
れているマイナス帯電器25により負に帯電させられてい
る。続いて露光部26に達すると原稿台の透明板2上の原
稿1は、照明ランプ5,6に照明され、移動反射ミラー9,1
0及びレンズ11を介してダイクロフイルター12に至り、
ブルーフイルター13、グリーンフイルター15、レツドフ
イルター17により分解されて固体撮像素子(CCD)14,1
6,18に結像される。これらのCCDからの画像出力は、第
2図の画像処理回路により、各色毎にシエーデイングユ
ニツト104を通り、γ補正ユニツト105により階調補正さ
れ、マスキング処理ユニツト109、UCR処理ユニツト119
によりカラー処理され、デイザ処理ユニツト124、多値
化処理ユニツト125により中間調再現処理され、そして
レーザドライバユニツト126からレザー21に出力され、
そのレーザ光が感光ドラム24に結像される。そこで静電
潜像が形成され、4色の現像器36,37,38,39に入り、現
像される。ここで1回の露光スキヤンで3色分解し、上
記各処理を行うが、各B,G,R,BK対応のUCRの出力がB,G,
R、ブラツクBKのスキヤン毎に順次選択される。本体制
御ユニツト69からのタイミング信号(各UCR出力に対応
する各ゲートへのE信号)によつて画像処理ユニツト27
における1色分解光信号を選択する。そうするとそれに
対応する現像器が選択される構成になつている。そこで
選択された現像器は磁気ブレード方式による粉体現像に
より行われ、静電潜像は顕像化される。その後静電潜像
の消去する為のゴースト用豆ランプ40と、負の電圧電源
25により供給されているマイナスのポスト電極41により
負に帯電され静電潜像が消去される。
次に、操作部45より選択した上下のカセツト43,44の
1つのカセツトから、給紙コロ46,47の回転により送ら
れてきた複写紙48は、第1レジストローラ上,下49,50
を通り、搬送ローラ51より、第2レジストローラ52を通
つて、転写ドラム53に巻きつけられる。そこで感光ドラ
ム24上のトナーが転写用電極54によつて複写紙48に転写
される。転写が完了した感光ドラム24は高圧発生装置25
より、又高電圧供給された除電電極55によつて複写紙48
が除電される。
このようにドキユメントスキヤンと略同時にプリント
動作が開始され、プリント時間が短い。
通常カラー原稿の場合は上記動作を4色分4回くり返
して転写ドラムを4回転して各色を重ね合わせる。もし
黒1色だけの原稿の場合は後述のように1回の光学移動
が完了した時点で、原稿が黒1色だけしかない事を検出
すると、G,Rのスキヤン、現像、転写等のプロセスをジ
ヤンプし、黒画像の複写動作を開始する。つまりカラー
原稿な場合は4色分の動作時間が必要だが、黒1色の原
稿の場合は2色分又は1色分の動作時間に短縮出来る。
2回又は4回転写が完了した複写紙はグリツパ57から
はがされて搬送フアン58によつてベルト59上に吸着され
て定着部60に導かれ定着してから機外に送り出される。
第2−1〜2−3図及び第3−1,3−2図は、画像処
理回路図を示す。
以下それらに共通の部分を説明する。ダイクロフイル
ター12より3色に分解された原稿の光がCCD14,16,18を
照射すると、その出力はカラー毎のCCD基板101,102,103
で増幅されA/D変換して次のシエーデイングユニツト104
に1画素データとして8ビツトがパラレルで送られる。
CCD入射光量が同一の時(白の時)CCDの1ビツトごとの
出力データが等しくなるように、さらに3色用のCCD14,
16,18のバラツキがなくなるよう更正するのが、シエー
デイングユニツト104である。これはRAMと演算部の構成
であり、先の8ビツトデータがRAMのアドレスとなつて
おり、そのデータでRAMをアクセスし演算部から適正出
力がされる。
次にγ補正ユニツト105は入出力間の階調特性をリニ
ア化するもので、カラー毎にあり、かつ最適のγカーブ
をスイツチ106,107,108によりROMのパターンを切り換え
る事で選択可能にしている。尚、上記8ビツトデータの
内上位6ビツトのデータを処理して出力データとしたの
は、有意なレベル領域での処理で十分であるためであ
る。
次にマスキング処理ユニツト109により各B,G,R信号を
同時に演算処理を行つて各色成分の混合比を変えて色補
正を行う。これにより、現像トナーの色調に合つた信号
補正ができる。この演算は係数乗算ROM、加減算ROMによ
り行う。各色の混合比はスイツチ110〜118の値(係数)
を切り換えることにより行う。尚、演算値を上位4ビツ
トにしたのも有意な領域レベルにしぼつたためである。
各ROMは入力データによりアドレスされて演算結果のデ
ータを出力する。各ROMはカラー毎に同時に出力する。
次にUCR処理ユニツト119において、各コンパレータCO
MPは各カラー信号を論理比較し、各ゲートMiNによる論
理によりB,G,Rの最小値信号が判別される。そのMiNから
出力される最小信号に、スイツチ120の値による任意の
係数をかけた値を黒レベル信号とする。これがUCR BKの
出力となるその値を各UCR回路にて各色の信号がら減じ
る。これによる黒を別途処理でき、又B,G,Rから黒信号
が除去でき濁りのないカラー再現ができる。その信号
は、ゲート回路にて制御部69からのセレクト信号121,12
2,123によりカラー出力タイミングに同期してセレクト
され、このうちの一色の信号がデイザ処理ユニツト124
に送られる。そしてドキユメントスキヤン毎に順次各カ
ラー信号が124に送られる。
デイザ処理ユニツト124では、各色信号が深みのある
信号例えば1画素6ビツト信号によりテーブル参照する
如くデイザROMをアクセスして、入力信号を1画素0か
1の2値化し信号に変換する。又第3図の如く、例えば
4×4のマトリクスのデイザパターンのデータを格納し
たデイザROM135〜137のデータと入力データとを比較器1
38〜140により1画素毎に比較して1画素1ビツトの1
か0のデジタル信号に変換して、4×4画素で中間調を
表現する。これによりレーザの変調がし易い様にする。
尚デイザROM135〜137のパターンは第3−1図の如く91
〜93により任意にセレクトできる。又第3−2図の如く
セレクタによりデイザ処理をオミツトすることもでき
る。
次にこの信号をread−writeラインメモリに、ドキユ
メント1ラインつまりプリント1ライン分の画素を格納
し、DBに同期して出力される。その後多値化処理ユニツ
ト125で多値化され、レーザドライバユニツト126でレー
ザ21を駆動する。尚、デイザ処理ユニツトは域値レベル
の低いものを配列したROM1、高い配列のROM3、中間のRO
M2を有し、入力信号を同時にこれらのROM出力と比較
し、各コンパレータからの出力をラインメモリ141に入
れラツチし、そして1画素3等分する。つまりROM1〜3
による出力の1画素データを各々φ〜φ(第8図)
の巾の違うパルスでアンドゲート142において区切り、
各々ROM1〜3に対応させて出力し、そしてオアゲート1
43により巾の違う1画素データを出力する。それにより
4値化した出力でビームを4通りのパルス幅変調をして
1画素を表わすことができる。それにより1画素で中間
調を現すことができる。尚2,3図の処理はX,Y,Zの入力と
略同時にリアルタイム(実時間)でなされる。つまりド
キユメントスキヤンと略同時にプリント開始でき、カラ
ープリントに時間が余りかからない。ところで2値化デ
イザによる中間調再現は4×4のマトリクスの場合16と
おりの階調が再現できる。従つてパルス巾変調による中
間調の階調が4とおりなので、合計64階調が再現でき
る。
一方B,G,Rに対応の各UCR ROMの出力の一部は第2−2
図の黒色信号判定回路127−1に入力される。尚127−1
は第2−1図のu,v,wを介し127−2と置かえされる。こ
こに入力されるのは6BiTのうち上位4BiTである。これは
あまり濃度のない色信号は無視するためで6BiTのままで
もかまわない。
メモリ128−1はθθθ番地にθが記憶され他の番地
にすべてFが記憶してある。このため127−1に入力さ
れたUCR信号に色信号が無ければθを、有ればFを出力
し、これをラツチ回路129−1でラツチし、クロツクに
同期してホールド回路130−1に入力する。この出力S0
を制御部69のCPUによりプログラムで判定しシーケンス
制御に寄与する。これを第4−1図のフローチヤートを
用いて説明する。
このフローは制御部CPU(第1図69)のマイクロコン
ピユータにプログラムされたもので、まず原稿走査のた
めの光学スキヤンの直前にRESET信号Srを出力し、ホー
ルド回路130−1の出力Q1〜Q4をリセツトする(ステツ
プ1)。
1回目の光学スキヤン完了までの間に1度でも色信号
があればホールド回路130−1はFFを出力しその結果オ
アゲート131′の出力S0はHレベルになる。
制御回路CPUはこの信号を光学スキヤン完了(3)の
直後にチエツクし(4)、Hレベル信号であれば通常の
フルカラー複写動作(ルーチン5)を行う。
ゲート131がLレベルのままであれば原稿が黒一色と
判定してB,G,Rの処理を省略しブラツクの複写動作だけ
でプロセス完了すべくシーケンス選択信号を出力する
(6)。従つて不図示のシーケンスコントローラはブラ
ツク現像器のみを可動状態とし潜像形成、現像し、転写
ドラムを1回転するとグリツパ57を解除して転写紙を排
出する。
この場合B,G,R、ブラツクBKの順でスキヤン、現像の
処理をする場合、G,Rのためのプロセス回転をオミツト
するので、2色分の処理時間ですむ。
又原稿を前予備の空のスキヤンを行なう、その終了時
に色判定できるのでブラツク1色分の現像時間ですむ。
又ブラツク、B,G,Rの順にプロセス処理するものであ
るなら、色判定時(スキヤン終了時)はブラツク潜像の
形成は終つているので、以後の処理を阻止することで、
1色分の処理時間ですむ。
又入力信号が黒以外、B,G,R、Y,M,Cのいずれかの単色
像であることを判定しても、同様にシーケンス処理、信
号処理の省略ができる。この判定はUCRの出力B,G,Rを独
立に監視しその内のどれかの色について出力が殆どない
ことを検知することでできる(後述)。
第2−1図の127−2は単色判定するものでB,G,Rの各
UCRのROMの出力の一部は単色信号判定回路127−2に入
力される。ここに入力されるのは6BiTのうち上位4BiTで
ある。これはあまり濃度のない色信号は無視するためで
6BiTのままでもかまわない。
オアゲート128−2は、127−2に入力されたUCR信号
に色信号が無ければLを、有ればHを出力し、これをラ
ツチ回路129−2でラツチし、クロツクに同期してホー
ルド回路130−2に入力する。この出力を制御部CPUによ
りソフト判定しシーケンス制御に寄与する。第4−2図
のフローチヤートを用いて説明する。
このフローは制御部CPU(第1図69)のマイコンにプ
ログラムされたもので、まず原稿走査のための光学スキ
ヤンの直前にRESET信号を出力し、ホールド回路130−2
の出力Q1〜Q4をリセツトする(ステツプ100)。次に光
学予備スキヤンをして原稿を露光する(ステツプ10
1)。
光学予備スキヤン完了(ステツプ102)、それまでの
間に1度でも色信号があればホールド回路130−2はそ
の色信号に対応する出力端子にH信号を出力する。例え
ばB色原稿のときはQ1がH,Q2〜Q4がLになる。
制御回路(第1図69)はこの信号を各色の再生のため
の光学スキヤン開始の直前にチエツクし(ステツプ10
3)、信号がHであればその色の再生処理を行う(ステ
ツプ104)。例えば原稿がブルーB色の時はグリーンG,
レツドR,ブラツクの再生処理を省略してB再生処理だけ
を行うべくシーケンス選択信号を出力する。従つて不図
示のシーケンスコントローラはブルー現像器のみを可動
状態としブルーの潜像を形成し、その潜像の現像をし、
転写ドラムの転写紙にブルー像を転写し、そのための1
回転を終了するとグリツパ57を解除して転写紙を排出す
る。
この場合B,G,R、ブラツクの順でスキヤン、現像の処
理をする場合G,R,ブラツクのためのプロセス回転をオミ
ツトでき、1色分の処理時間ですむ。
尚この場合ステツプ101,102にて本スキヤンを行つて
もよく、スキヤン終了時ブルー単色像が判明したときブ
ルー潜像の形成が終つているので、以後の処理を阻止す
ることで、1色分の処理時間ですむ。
2色だけの場合たとえばBとGだけの原稿の場合も同
様にしてレツドRとブラツクの再生処理を省略する。
フルカラーの場合はQ1〜Q4が全てHとなるのでステツ
プ104〜107の全てを実行することになる。
尚感光ドラムの4つに各カラー再生して一枚の紙にレ
ジストをとつて順次転写をするタイプのものでは特定色
のプロセスを終えると、紙送り速度を高めることができ
時間短縮ができる。
尚第2図のB,G,Rの入力信号がホストコンピュータか
らのものであつても、本発明は有効であり、又X,Y,Zの
接続点で必要に応じてホストとCCDリーダを切換えるこ
とができる。この場合ホストからの伝送信号の頭にモノ
クロコマンド信号や単色コマンド信号が付されてる場合
はこれを判定して黒イメージや単色とみなせる。又1画
素4ドツトタイプのプリンタであつても、モノクロ工
程、単色工程とフルカラー工程に違いのあるものには時
間短縮に有効である。又フルカラーの信号処理ステツプ
を省略できることで黒や他の単色の画質を良好に再生で
きる。
尚単色像(B,G,R,ブラツク等の各1色)を判定すると
文字イメージと認定しデイザユニツトをオミツトして出
力することもでき、解像度を損わない。又この場合第3
−1図において前述4値によるレーザドライブ信号のパ
ルス巾変調を利用して若干の中間調を再現すべく、スタ
テイツクな域値(3レベル)をデザROM1〜8に対する
信号a1〜a3によりセツトして上記パルス巾変調又は輝度
変調をすることができる。
又1ライン毎にホールド回路130からの出力を判定し
リセットをかけることにより、1ライン毎の単色判定が
でき逐次デザ等の信号処理の選択制御ができる。又数画
素毎の判定もでき、同期を正確にして部分的な前述の選
択制御ができる。
以上の様に、カラー複写機等のカラーシステムにおい
て黒等の特定色を判断することにより黒一色の原稿に対
しては約1/2から1/4に複写時間を短縮できる。又文字等
に対する解像力を高める信号処理をすることができる。
無駄なカラー信号処理をしないので特定色の品質が悪化
しない。
また感光ドラムに対し無用の帯電、レーザ照射、現
像、転写、クリーニング等のプロセスを禁止するので無
用の疲労をあたえることもなく機械の寿命も長くする事
が出来る。
又色判定して画像処理を選択制御するので画質を損わ
ない。尚黒判定は各カラーUCR処理後の出力が全てピー
クレベレか否かにより判定、又は入力B,G,R信号(γ変
換後の信号)の最大値又はマスキング補正後のY,M,C,
(B,G,R)信号の最小値が所定レベルを越えているか否
かにより判定する。又、黒判定により線画像とみなして
ダイザ処理をオミツトし解像性を損わない様にすること
もできる。尚、黒判定により更にその黒が線画か階調性
のあるものかを判定し、後者の場合はカラーと異るマト
リクスパターンでデイザ処理を行なうことも可能であ
る。
次に第2−3図,第3−2図により中間調の判断とそ
れによる中間調処理の制御につき述べる。
マスキング処理後分岐した他の信号は中間調判定回路
127−3へ送られる。メモリ128−3,128−4,128−5の各
々はθθ番地からθF番地にはθが、1θ番地から2E番
地には1が、2F番地から3F番地にはθが予じめ記憶して
ある。これは、127へのデータの6ビツトの内1がセツ
トされているビツトが中位のときは1を出力して中間調
が存在することを示すためである。従つて6ビツトでア
クセスできるメモリを設け、6ビツトでアクセスできる
アドレスがθθからの3Fの64とおりなので、6ビツトデ
ータでこのメモリをアドレスさせてデータレベルを上
位,中位,下位に分けてカラー毎の中間調の有なしを判
定する。メモリB128−3に入力する6BiTの信号は、CCD
に入力した光の強弱により光の多い時(原稿の濃度が低
い)のθθから光の少ない時(原稿の濃度が高い)の3F
まで64通りに変化する。
1例として127への入力データがθθ〜θFの信号の
時低濃度、1θ〜2Eの信号の時中間濃度、2F〜3Fの信号
の時高濃度信号とする。例えばメモリBに中間濃度信号
が入力すると1を出力し、それ以外はθを出力する。こ
れをラツチ回路129−3でラツチし画素クロツクに同期
してホールド回路130−3に入力する。このホールド回
路はリセツト信号が入力される迄データホールドする。
従つて1θ〜2Eの間のデータが存在するとオアゲート13
1が1(H)を出力する。これを制御回路69のマイクロ
コンピュータが判定すると第3−2図のデイザ処理をさ
せるが、1(H)が出力されないとこれを判定してデイ
ザ処理をオミツトし、固定のスレシホールドレベルで2
値化する。
この動作をフローチヤート第4図を用いて説明する。
このフローは制御部69のマイクロコンピュータのROMに
プログラムされている。光学スキヤンの直前にRESET信
号Srを出力し(ステップ200)、ホールド回路の出力Q1
〜Q3をリセツトしておく。最初の光学スキヤンを開始す
べくミラー系の動作を開始させる。そのスキヤン中1度
でも中間濃度信号があれば、ホールド回路130−3は1
をラツチし、その出力をし、その結果オアゲート131−
3の出力S1は“H"となる。制御回路69(第1図)はこの
信号を、光学スキヤン完了を判定すると(ステツプ20
2)、その直後にチエツクし(ステツプ203)、“H"信号
であれば制御回路69は切換信号Sl=0をセレクタに出力
し、セレクタ141〜143をデイザROM135〜137側に切り換
え(ステツプ204)、デイザ処理をさせる。もしS1
“L"信号であればSl=1を出力しセレクタ141〜143を固
定データ1Fの発生回路側に切り換えて(ステツプ20
5)、デイザ処理をオミツトする。
従つて中間調のない文字等のキヤラクタイメージはデ
イザをかけないので解像力が損なわれない。又カラー成
分全てについて中間調判定し1成分でも中間調がある
と、デイザ処理するのでカラー再生の質が良い。
この1回目の光学スキヤンとして再生像形成に直接関
わるスキヤンでなく、画像を高速で前スキヤン(再生像
形成しない)とすることにより予めセレクタを制御して
デイザ、固定値の選択制御をしておくこともできる。ま
た中間濃度と判定する範囲はメモリ128の1θ〜2Eに対
応した部分だけでなく、θθ〜3Fの間で1とθの記憶パ
ターンを変えたテーブルのメモリを切り換えることによ
り、自由に決める事も可能である。
第5図の様な回路を、第2−3図のx,y,zに追加又は
交換することもできる。これは、第1図のビームデイテ
クタ64からのBD信号(1ラインのビームスキヤンの終了
検知による信号)をカウンタ145に入力し、適当なカウ
ント値(例えばデイザマトリックスが4×4)なら4で
ホールド回路130へRESET信号を出力する。その場合オア
ゲート131の信号S2を第3図の切り換え信号Slとして144
に直接入力することにより、4ラインごとに中間濃度部
があれば逐次デイザ処理を行うことができる。従つて4
ライン毎の領域毎にデイザ域値と固定域値を選択制御で
きるのである。この場合第2図のゲート出力データの4
ライン分を格納できるバツフアを設け、このバツフアの
出力をデイザ又は固定域値で2値化処理すべくデイザ回
路に入力させる。それにより実質ドキュメントのスキヤ
ンとプリントをしながら、中間調のエリアと文字エリア
を区別して処理できる。又中間調判定しつつ他のライン
のデイザ処理を高速ですべく、4ラインバツフアをパラ
レルに2つ設け交互に判定と処理に使うこともできる。
このように簡単な回路で中間濃度の有る原稿又はその
部分はデイザ処理をして、高階調のプリントを、中間濃
度のないものはデイザ処理を行わず、高解像のプリント
を得ることができる。
尚第2図のB,G,Rの入力信号がホストコンピユータか
らのものであつても、本発明の1つは有効であり、又X,
Y,Zの接続点で必要に応じてホストとCCDリーダとを切り
換えることができる。この場合ホストからの伝送信号の
頭に中間調なしのコマンド信号が付されている場合は、
これを判定してデイザ処理をオミツトする様セレクタ13
2〜134の制御をすることもできる。又1画素4ビツトタ
イプのプリンタ,サーマルプリンタ,インクジエツトプ
リンタにもこの例は適用できる。
本例はデイザ処理をオミツトする場合、前述4値によ
るレーザドライブ信号のパルス巾変調を行うので、若干
の中間調再現が可能で、低レベルの中間調(見切りでデ
イザオミツトされている場合がある)の再現が可能とな
る。又数画素毎の中間調判定もでき、同期を正確にし
て、部分的な前述の選択制御ができる。
第6図は以上の色画素に文字,数字等を挿入するため
の回路図である。
200は文字,数値をコードデータ(例えばアスキコー
ド)として発生するコード発生手段、M1はそのコードデ
ータをコード発生と同時に格納するバツフアメモリ、AD
C1はそのメモリの書込み,読出しを行うべくアドレスを
制御するアドレスカウンタ、CGはメモリM1から読出され
たコードデータにより文字,数値をドツトパターン像デ
ータとして出力する周知のキヤラクタゼネレータ、M2
CGからのドツトデータを、出力と同時に格納するバツフ
アメモリで、画像データの一画素にCGからの1ドツトを
対応させる様格納する、即ち0,1で示される複数文字,
複数数字分のドツドパターン(ビツトパターン)が各文
字,各数値の集合として、再生像のビツトシリアルなデ
ータと同様の所定の間隔をもたして格納される。ADC2
メモリM2の書込み,読出しを行うべくアドレスを制御す
るアドレスカウンタで、しかもこれは読出し開始のタイ
ミングを、カラー画像データの処理進行と同期をとつて
決定するもので、カラー像上での文字合成位置を決定で
きる。201はそのタイミングをプリセツトする信号入力
源で、201によるプリセツト座標X,Yに第2図による画像
処理が達するとメモリM2からの読出しを開始し、デイザ
処理後の上記位置に対応したカラー再生出力に同期して
文字出力をし、それで合成するのである。
205は比較器206の出力が“L"(白,中間調)のとき、
CGのドツト出力を“H"(黒)で出力するゲート、204は
比較器の出力が“H"(黒)のとき、L(白)で出力する
インバータである。比較器206は第2図のブラック成分
の出力Aが、あるレベルL1以上のとき“H"、以下のとき
“L"を出力する。従つて画像が暗つぽい下地色の場合CG
からの文字像を下地色から白ぬきにすべく、又明るい調
子の場合文字像を黒くすべくキヤラクタイメージ信号B
として上記レベルの信号を出力する。この信号Bは第3
−2図のオアゲート210に入力され、デイザ処理後の画
像データとオーバラツプして合成される。この場合挿入
文字をデイザ処理しないので解像度を損うことがない。
R/W信号は書込み,読出し信号で、メモリM2の読出し
信号はブラツク処理工程に同期してブラツクスキヤン,
ブラツクプロセスに付与され、それは文字として黒を形
成する様出力される。もしカラー像がブルーの単色像の
とき、レツドで文字を挿入したい場合は、レツド処理工
程を更に実行するとともにB信号をその工程中のみ出力
する様、読出し信号をレツド処理に同期してメモリM2
付与する。
アドレスカウンタADC2はメモリM2の読出し開始タイミ
ングを決めるべく、画像データ処理のドツト(CLK)の
カウントとラインのカウントをし、そのカウント値が20
1によるプリセツトX,Yに達すると、クロツクCLKに同期
してメモリM2の読出しを開始させる。ドツト(画素)の
カウントは、ビツド(=CLK)を、1ライン終了信号毎
にカウント開始する。ラインのカウントは、1ラインス
キヤン終了を示すレーザスキヤナにおけるビーム検知信
号BD又は1ライン分のビツトをカウントした終了信号
を、カラーデータの処理開始毎に開始する。尚第5,6図
の処理もリアルタイム(実時間)でなされる。つまりド
キユメントスキヤンとプリントを略同時に実行しつつ、
キヤラクタの分りとキヤラクタの合成ができる。
第7図の如く第1図の複写機に付設のキー又は伝送ラ
インにより、メモリM1に「1984」のコードが格納される
と、CGはそれをドツトパターンに変換してメモリM2に格
納する。その終了後前述のカラーデータ処理が可能にな
る(この例では光学系による原稿スキヤンが可能にな
る。挿入データがないとするコマンド入力がない限り、
それ迄は原稿スキヤンは禁止されている。)カラーデー
タ処理を開始し、ブラツクスキヤン(4回目のドキユメ
ントスキヤン)の工程においてドツド数及びライン数が
201のプリセツト座標X,Yに達すると、メモリM2の読出し
を開始し文字のB信号をCLKと同期して逐次出力し、第
3−2図のゲート210に入力され、デイザ処理後、多値
処理前のデータに合成され、ブラツク文字の潜像をドラ
ム上に形成し、先のカラー像に転写合成されて、文字入
りのカラープリントが得られる。必要に応じ前述の如く
してレツド,ブルー等の他の色文字で挿入することがで
きる。
しかし第7図のの如く一部暗い色(黒)を下地とす
る位置に文字が加入される場合は、前述の如く自動的に
その下地を信号Aから判定して白ぬきの文字信号を形成
して信号Bとして出力する。この処理は、カラー画像処
理に対し、実時間で達成できる様同期関係を正確にした
回路構成による。尚201のプリセツトデータは第1図の
複写機のキー又は伝送されたコードデータで可能とな
る。200としてキヤラクタやケイ線等をもつたフオーマ
ツトを格納したメモリROMであつてもいい。
ところでシマ模様の如く下地色が短い範囲でくり返す
様な場合、白ぬきをそれに応じて処理するとかえつて見
苦しいことがあり、その不都合を除去すべく第6図のW
点に遅延回路を設けて、所定範囲下地が暗い場合に限つ
て白ぬきを行うようにすることができる。
ところが白ぬきで全文字を追加する場合は、そのとき
の4色の各々のカラー画像処理工程でその処置ができる
ようメモリM2の読出しタイミングを各色で決めることが
必要となる。
第9図は2値化処理後の合成イメージデータを多値化
することなく、他のプリンタに伝送するものである。
図中セレクタ132,デイザROM135,コンパレータ138,オ
アゲート210,ラツチ,ラインメモリ141は第3−2図と
同じものである。但し、デイザROM135は第3−2図のそ
れとはデイザパターンが異なる。それは信号aによりセ
レクトされる。aは第1図のキー入力部からのデータ伝
送命令により発生される。aにより決まるデイザパター
ンは、多値化専用のパターンではなく、2値化専用のパ
ターンであり、デイザROM B6,137による処理がなくて
も、中間調再現できる様にしたパターンである。
従つてコンパレータ138の出力とキヤラクタ信号Bと
の合成データのみを伝送するとで十分中間調カラー合成
のイメージの伝送と再現ができる。
第9図は第3−2図において、デイザROM135を上記の
如くにセツトし、濃度レベルの高いデータを格納するラ
インメモリ141の為に、伝送用回路を追加したものであ
る。
150はプリント用,伝送用にデータ送りを切換えるス
イツチで、上記伝送命令信号aにより点線方向に切換わ
る。151はイメージデータ中の“1"が続く回数,“0"が
続く回数をカウントするランレングスカウンタ,152はカ
ウンタ151のカウントデータに従つてイメージデータを
コード化するMHエンコーダで、151,152はイメージデー
タのビツト量を少くすべく圧縮する周知のものである。
153は第1のドキユメントスキヤンと151,152による符号
化終了に同期して順次切換わるスイツチで、各カラー成
分のイメージデータの符号化終了による信号bにより制
御される。154はスイツチ153に対応して符号化された各
カラー成分データ又は送られてきた各カラー成分のデー
タを格納するメモリで、各々ドキユメント1ページ分の
記憶量をもつたB,G,R,BKの4つのメモリパートを有す
る。155はメモリ154のデータを伝送部MODへ送るか、プ
リント部へ送るかを切換えるスイツチで、データ受信に
よる信号bにより点線に切換わる。MOD156はデータを遠
方に送る為の周知の高周波変調器である。DEMOD157は送
られてきた高周波からデータをとり出す周知の高周波復
調器である。158は送られてきたデータの種類を判別
し、それがMHコードの場合ラインMHに出力し、アスキコ
ード(16進コード)場合ラインASに出力するセパレー
タ。又、MHコードでもカラーB,G,R,BK成分か否かを判別
し各々対応したラインに出力する。そのセパレータは、
送られてきたデータの先頭にデータの種類を示すコマン
ドデータが付いているので、それを判別して出力ライン
のセレクトをするものである。アスキコードは文字等の
キヤラクタデータであり、中間調イメージと文字イメー
ジを別時間でシリアルに送つてきた場合のキヤラクタデ
ータである。又MHコードもB対応のコードが送り終ると
G対応のコードが送られてくるもので、各カラー成分の
データはシリアルに送られてくる。各MHデータはメモリ
154に格納される。159〜161は第7図のM1,CG,M2と同様
のキヤラクタイメージ発生器で、キヤラクタコードから
キヤラクタゼネレータによりビツトドツトのキヤラクタ
イメージデータCを出力する。このキヤラクタデータC
は、オアゲート162により、送られてきた中間調データ
と、第7図の如くして同期をとつて合成しプリント部へ
向う。163,164は送られてきたMHコードデータをビツト
イメージデータに変換する周知のMHデコーダとランレン
グスカウンターである。165はプリント部へ送るデータ
を、デコードされたデータにするかドキユメントスキヤ
ンによるデータにするかを決めるセレクタで受信信号C
により受信データに切換える。
動作説明すると、伝送モードのときまずドキユメント
の1度目のスキヤン中ブルー対応の色処理信号をデイザ
回路124で2値化処理して、1画素1ビツトのデータに
変換する。このデータとキヤラクターとの合成データ
は、スイツチ150を介してカウンタ151,デコーダ152から
なるMHコード化回路に送られ最大36ビツトのMHコードに
変換されスイツチ153を介してメモリ154のメモリBに格
納される。そしてメモリBのデータによる高周波を変調
器156により変調して伝送する。ブルー対応の合成デー
タの伝送が終了すると、次にドキユメントの2度目のス
キヤンをし、レツド対応の色処理をし、かつ上述と同様
2値化処理と合成処理をし、メモリに格納し、伝送をす
る。
以上のようにして文字とスキヤンカラーイメージとの
合成カラーデータが、スキヤン毎に順次B,G,R,BKの順に
送られる。この場合スキヤンイメージ中の文字等の中間
調を有さないイメージは、前述と同様セレクタ132によ
りデイザ処理されないので、CCDによる解像力を維持し
たまま伝送できる。又メモリ154のデータを光デイスク
にカラー別に順次フアイルし、かつドキユメントの複数
ページ、順次フアイルすることができる。
尚ドキユメントイメージが黒成分等の1成分であるこ
とを第2−1,2−2図において判定すると、その判定信
号によりその判定以後のドキユメントスキヤンは阻止す
る。従つて1成分データとキヤラクタデータとの合成デ
ータがメモリ154に格納され、伝送されるのみである。
尚、デイザROM135〜137は、カラー品質を損わない様
カラー成分毎にデイザーパターンが異なるものである。
それは第2−1,2−3図のゲート121〜123のEポートへ
のコントロール信号B,G,R,BKに同期した、カラー成分を
示す2ビツトのコード信号Kにより、デイザパターンセ
レクトすることによりなされる。
次に、受信した信号はデータセパレータ158により、
カラー成分毎のデータラインに分けて送られ、各カラー
対応のメモリに格納される。このデータはスイツチ155
を介してデコーダ,カウンタ送り、コードデータをシリ
アルなドツトビツトデータに変換する。このビツトデー
タを必要に応じキヤラクタと再び合成してセレクタ165
に送り、プリント用のラインメモリ141に格納する。そ
の後前述と同様にしてレーザプリントを行なう。尚付加
するキヤラクタイメージCは第1図の如き受信側システ
ムにあるキー操作により発生させることもできる。又付
加すべきキヤラクタイメージCはMHイメージデータとは
別にアスキコードとして送られてくる場合、そのコード
データはセパレータ158によりMHイメージと分りされラ
インASを介してキヤラクタゼネレータCG2によりドツト
ビツトイメージに変換される。キヤラクタをコードのま
まで伝送してくるので伝送効率が良く時間が速い。この
キヤラクタデータ及び第7図のキヤラクタデータとして
は、キー入力等によりワードプロセスして作つた文章情
報や日付,時刻等の管理情報がある。後者の管理情報
は、プリントすべきドキユメトイメージのエリア外に付
記してプリントする。そのためにアドレスカウンタAD2
(第7図)に管理情報の出力タイミングをプリセツトし
ておく。
受信した情報が、中間調を8ビツトで表現した1画素
8ビツトのデータの場合セパレータ158は、それをコマ
ンドにより判定してバツフア170へ送りその上位6ビツ
トのデータを第9図のへ入力せしめ、デイザ回路124
に入力する。従つて前述の如くしてこの信号を各デイザ
ROM135〜137で2値化してビツトシリアルなイメージデ
ータとして各ラインメモリ141へ格納する。この場合セ
レクタ165はスキヤンイメージデータをプリント部へ送
る方向にセツトされている。又この場合のキヤラクタデ
ータCはオアゲート210を介して合成される。又中間調
データの場合、パルス巾変調も行なわれ、デジタル,ア
ナログ両方からの中間調再現がなされる。
キヤラクタデータCは、受信イメージがフルカラーの
場合各カラー成分コードデータのデコード動作に同期し
て出力されるべく、メモリM4のアドレス制御がなされ
る。もし特定色のキヤラクタイメージにしたい場合は特
定成分のコードのデコードのみに同期してメモリM4から
出力される。
尚MOD156には、1データライン又はラインレスで伝送
すべく8ビツトのパラレルデータを1ビツトのシリアル
データに変換する変換器,DEMOD157には、受信した1ビ
ツトのシリアルデータを8ビツトのパラレルデータに変
換する変換器を有する。
第10図は、第2−3図の中間調判定の前に合成すべき
キヤラクターイメージのビツト信号を付加するものであ
る。第2−3図のP点に第9図の回路を挿入することで
それが達成できる。これはマスキング回路からのイメー
ジ信号の6ビツトの内濃度の高い上位2ビツトのライン
(2F〜3Fに対応)にキヤラクタ信号B(第7図)を挿入
するものである。中間調判定回路127−3は前述の如く
6ビツトの内中位のビツトの1θ〜2Eのデータの1があ
るか否かを判定する。従つて2F〜3Fに挿入されたキヤラ
クタ信号は中間調とは見なされないので、セレクタ132
〜134を切換えてデイザパターンレベルではなく各画素
一定のスレシホールドレベルで2値化される。従つてこ
のキヤラクタ信号はデイザ処理されない。即ち第3図の
オアゲート301,302を介して、ビツトキヤラクタ信号B
は上位2ビツトのデータラインに付与され、よつて濃い
レベルの文字挿入が可能となり、かつこの文字はデイザ
中間処理されないので解像力が損われない。尚第2−1,
2−3図における各ラツチはイメージ処理の同期とりの
為に1ビツト程度のデータ遅延をかけるものであり、又
P点の次のB,G,Rも同様数ビツトから1ライン程度の遅
延をかけるラツチ回路である。
第11図は、第3−2図の多値化処理の後にキヤラクタ
イメージのビツト信号を付加するものである。第3−2
図のQ点に第10図の回路を挿入することでそれが達成で
きる。これは多値化された出力つまり第8図のパルスφ
〜φによりパルス巾変調された画素データ(ドツト
データ)にキヤラクタイーメージのビツトデータBを付
与する。このときφと同期してB信号をイメージ信号
に合成すると、濃い文字が付加される。つまり図中スイ
ツチ310をオンするとφ1,B,310とのアンドゲート303か
ら基本巾のパルスを出力し、ゲート306,307を介してこ
れをイメージ信号ラインに付加される。又スイツチ308
をオンするとφの1/3パルスのφに同期してキヤラ
クタ信号Bがイメージ信号ラインに付加される。従つて
1/3巾の画素となり1/3の濃度の文字が付加されることに
なる。このようにスイツチ308〜310のセレクトにより挿
入文字の濃度が選択できる。この方式であると、1画素
中のパルス巾を変えるのでキヤラクタイメージの解像力
は損われない。又前述の如く黒成分に同期して、又は各
カラー成分に同期してキヤラクタデータを付加できるの
で、黒文字やブルー等の単色文字を挿入でき、かつその
濃淡をコントロールできる。
以上の各例においてスキヤンイメージの一部をキヤン
セルして、キヤンセル部分にキヤラクタイメージを挿入
することができる。それは各オアゲート210の替りにデ
ータセレクタを設け合成部分に対応して、そのセレクタ
を前述アドレスカウンタに同期して時間制御することに
より、達成できる。この場合スキヤンイメージがフルカ
ラーの場合キヤンセル部を白にし、その中に黒や単色の
文字を形成できる。
又本例の1つは第2−3図の如くドキユメントスキヤ
ン完了前に中間調判定,キヤラクタ合成ができ、しかも
スキヤン完了前にプリント開始でき、従つて合成イメー
ジの再生時間が短くてすむ。とくにカラーイメージ再生
には都合がよい。又リアルタイムカラー処理なのでメモ
リが少なくてすむ。
[効果] 以上のように、本発明によれば、入力された1画面分
の複数の色成分信号によって表される対象画面が、実質
的に特定色により構成される画像であるか否かに応じ
て、必要な情報の符号化を行うと共に、符号量の増大を
抑えて効率の良いカラー画像伝送を行うことができる。
即ち、1画面分の画像が実質的に特定色で構成されて
いる場合には、他の色成分を伝送する必要がなくなり、
短時間で効率の良い画像伝送が行えると共に、1画面分
の画像の少なくとも一部が特定色以外の色により構成さ
れている場合には、組み合わせにより対象画像の色を表
す複数の色成分信号を1画面分、色成分毎の符号データ
として伝送するので、送信側・受信側ともに1画面内で
の符号化・復号化方法を切り替える必要がなく、しか
も、色成分毎に符号化を行うことにより色数が多くなっ
ても符号量の増大を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用できるカラー複写機の断面図、第
2−1〜2−3図,第3−1.3−2図,第5図,第6図
は画像処理部の回路図、第4−1〜4−3図は各々黒判
定,単色判定,中間調判定とそれによる処理のためのフ
ローチヤート図、第7図は再生像説明図であり、第8図
はレーザビームのパルス巾変調用パルス波形図であり、
第9図〜11図は他のイメージ処理回路図である。図中10
1〜103はCCD基板、104はシエーデイング補正回路、105
はγ補正回路、109はマスキング回路、119は下地色除去
回路、127−1,127−2は単色検知回路、127−3は中間
調検知回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色成分信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された複数の色成分信号に基づ
    いて、前記入力手段により入力された1画面分の複数の
    色成分信号によって表される対象画像が、実質的に特定
    色により構成される画像であるか否かを判定する判定手
    段と、 前記入力手段により入力された複数の色成分信号に対し
    て所定の画像処理を施して符号化し、符号データを伝送
    する伝送手段と、 前記判定手段による判定に応じて、前記入力手段により
    入力された1画面分の複数の色成分信号によって表され
    る対象画像が、実質的に特定色により構成される画像で
    ある場合には、該特定色を表す単一色成分の画像信号を
    1画面分、符号データとして伝送し、前記1画面分の複
    数の色成分信号によって表される対象画像のうちの少な
    くとも一部が前記特定色以外の色により構成されている
    場合には、組み合わせにより前記対象画像の色を表す複
    数の色成分信号を1画面分、色成分毎の符号データとし
    て伝送すべく、前記伝送手段を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
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