JP2537002Y2 - コンピュータゲーム機のコントローラ - Google Patents
コンピュータゲーム機のコントローラInfo
- Publication number
- JP2537002Y2 JP2537002Y2 JP1991002595U JP259591U JP2537002Y2 JP 2537002 Y2 JP2537002 Y2 JP 2537002Y2 JP 1991002595 U JP1991002595 U JP 1991002595U JP 259591 U JP259591 U JP 259591U JP 2537002 Y2 JP2537002 Y2 JP 2537002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- computer game
- controller
- trigger signal
- key
- trigger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンピュータゲーム
機のコントローラに関するものであり、特に、所謂連射
機能を備えたコンピュータゲーム機のコントローラに関
するものである。
機のコントローラに関するものであり、特に、所謂連射
機能を備えたコンピュータゲーム機のコントローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータゲーム機のコントロ
ーラとして連射機能を備えたものは広く知られている。
このコントローラは、コンピュータゲームのキャラクタ
ーを操作するトリガーキーのトリガー信号を、非安定マ
ルチバイブレータにより連続的に反転させる。これによ
り、通常の人間の操作能力以上に高速でトリガー信号を
連続発信させてゲームの趣向を高めている。
ーラとして連射機能を備えたものは広く知られている。
このコントローラは、コンピュータゲームのキャラクタ
ーを操作するトリガーキーのトリガー信号を、非安定マ
ルチバイブレータにより連続的に反転させる。これによ
り、通常の人間の操作能力以上に高速でトリガー信号を
連続発信させてゲームの趣向を高めている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述した従来の非安定
マルチバイブレータによるトリガー信号の連続反転回路
は、CとRの精度誤差によって反転周波数が変化する。
例えば、2台のコントローラを使用して2人でゲームを
行う場合は、コントローラ間でトリガー信号の発射性能
に差異があると得点能力の条件が対等にならないという
問題が生ずる。
マルチバイブレータによるトリガー信号の連続反転回路
は、CとRの精度誤差によって反転周波数が変化する。
例えば、2台のコントローラを使用して2人でゲームを
行う場合は、コントローラ間でトリガー信号の発射性能
に差異があると得点能力の条件が対等にならないという
問題が生ずる。
【0004】一方、反転周波数の許容誤差を一定範囲内
に管理するためには、CとRとを選別して使用する必要
があり、必然的にコスト高となる。そこで、コントロー
ラ間における連続反転周波数の誤差を減縮し、且つコス
トを低減した連続反転回路を有するコントローラを提供
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本考案は該課題を解決することを目的とする。
に管理するためには、CとRとを選別して使用する必要
があり、必然的にコスト高となる。そこで、コントロー
ラ間における連続反転周波数の誤差を減縮し、且つコス
トを低減した連続反転回路を有するコントローラを提供
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案するものであり、トリガーキーの操
作によるトリガー信号を、非安定マルチバイブレータ等
によりオンとオフを反復させる連続反転回路を設けたコ
ンピュータゲーム機のコントローラに於て、水晶発振器
と、多段直列カウンタ回路とにより形成した分周器によ
って前記トリガー信号を連続反転させるように構成した
ことを特徴とするコンピュータゲーム機のコントローラ
を提供するものである。
達成するために提案するものであり、トリガーキーの操
作によるトリガー信号を、非安定マルチバイブレータ等
によりオンとオフを反復させる連続反転回路を設けたコ
ンピュータゲーム機のコントローラに於て、水晶発振器
と、多段直列カウンタ回路とにより形成した分周器によ
って前記トリガー信号を連続反転させるように構成した
ことを特徴とするコンピュータゲーム機のコントローラ
を提供するものである。
【0006】
【作用】トリガーキーの操作によるトリガー信号電圧
は、分周器によって所定の周波数でオンとオフとを反復
する。この連続するパルスの立下がりがコンピュータゲ
ーム機のトリガー信号となり、トリガーキーを押圧して
いる間は、トリガー信号が高速で連続発信され、所謂連
射効果が得られる。
は、分周器によって所定の周波数でオンとオフとを反復
する。この連続するパルスの立下がりがコンピュータゲ
ーム機のトリガー信号となり、トリガーキーを押圧して
いる間は、トリガー信号が高速で連続発信され、所謂連
射効果が得られる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に
従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知の技術も
同時に説明する。図1はコントローラ1を示し、ケーブ
ル2を介してコンピュータゲーム機(図示せず)に接続
される。コントローラ1の上面左の+字キー3は、画面
上のキャラクターを上下左右に移動させるものである。
中央部位の4はセレクトキー、5はスタート/ポーズキ
ーであり、押圧する毎にスタートとポーズとが切換わ
る。右側の6,7,8,9並びに後面左右の10,11
はトリガーキーである。
従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知の技術も
同時に説明する。図1はコントローラ1を示し、ケーブ
ル2を介してコンピュータゲーム機(図示せず)に接続
される。コントローラ1の上面左の+字キー3は、画面
上のキャラクターを上下左右に移動させるものである。
中央部位の4はセレクトキー、5はスタート/ポーズキ
ーであり、押圧する毎にスタートとポーズとが切換わ
る。右側の6,7,8,9並びに後面左右の10,11
はトリガーキーである。
【0008】前記セレクトキー4とスタート/ポーズキ
ー5の後方に配設された7個のセレクトスイッチ12,
13,14,15,16,17,18は夫々スタート/
ポーズキー5とトリガーキー6,7,8,9,10,1
1に対応している。セレクトスイッチ12はスタート/
ポーズキー5の動作モードを切換えるものであり、通常
のスタート/ポーズモードと、スタート後にスタートと
ポーズを自動的に反復し、所謂スローモーション効果が
得られるスローモードとを選択できる。又、セレクトス
イッチ13はトリガーキー10に対応し、14は11、
15は6、16は7、17は8、18は9に夫々対応し
ている。
ー5の後方に配設された7個のセレクトスイッチ12,
13,14,15,16,17,18は夫々スタート/
ポーズキー5とトリガーキー6,7,8,9,10,1
1に対応している。セレクトスイッチ12はスタート/
ポーズキー5の動作モードを切換えるものであり、通常
のスタート/ポーズモードと、スタート後にスタートと
ポーズを自動的に反復し、所謂スローモーション効果が
得られるスローモードとを選択できる。又、セレクトス
イッチ13はトリガーキー10に対応し、14は11、
15は6、16は7、17は8、18は9に夫々対応し
ている。
【0009】前記セレクトスイッチ13,14,15,
16,17,18は三段階に切換えられ、トリガー信号
をパルス状に連続して発信する所謂連射モードの高低二
段と通常モードとを選択できるように形成してある。図
2はコントローラ1の回路ブロック図である。19,2
0は制御ICであり、ケーブル2によってゲーム機本体
へ接続される。21はコンピュータゲーム機からの+5
V電源、22はクロック信号線、23はスタート/ポー
ズのコントロール信号線、24はコントローラ出力線で
あり、25はアース線である。前記セレクトスイッチ1
2,13,14,15,16,17,18は、通常モー
ド接点26側にセットされた状態では、各トリガーキー
6,7,8,9,10,11並びにスタート/ポーズキ
ー5が押圧されるとアース27に導通される。導通され
ている間は前記コントローラ出力線24にトリガー信号
が流れ、押圧を解除するとトリガー信号はオフとなる。
16,17,18は三段階に切換えられ、トリガー信号
をパルス状に連続して発信する所謂連射モードの高低二
段と通常モードとを選択できるように形成してある。図
2はコントローラ1の回路ブロック図である。19,2
0は制御ICであり、ケーブル2によってゲーム機本体
へ接続される。21はコンピュータゲーム機からの+5
V電源、22はクロック信号線、23はスタート/ポー
ズのコントロール信号線、24はコントローラ出力線で
あり、25はアース線である。前記セレクトスイッチ1
2,13,14,15,16,17,18は、通常モー
ド接点26側にセットされた状態では、各トリガーキー
6,7,8,9,10,11並びにスタート/ポーズキ
ー5が押圧されるとアース27に導通される。導通され
ている間は前記コントローラ出力線24にトリガー信号
が流れ、押圧を解除するとトリガー信号はオフとなる。
【0010】一方、前記セレクトスイッチ13乃至18
をLoモード28とすると、トリガー信号は分周器31
の216分周端子32へ接続され、Hiモード29では2
15分周端子33へ接続される。又、スタート/ポーズキ
ー5のセレクトスイッチ12をスローモード30へ切換
えると前記スタート/ポーズキー5のトリガー信号は分
周器31の214分周端子34へ入力されることになる。
をLoモード28とすると、トリガー信号は分周器31
の216分周端子32へ接続され、Hiモード29では2
15分周端子33へ接続される。又、スタート/ポーズキ
ー5のセレクトスイッチ12をスローモード30へ切換
えると前記スタート/ポーズキー5のトリガー信号は分
周器31の214分周端子34へ入力されることになる。
【0011】図3は分周器31を示し、水晶振動子35
とコンデンサC1 ,C2 、抵抗器R1 及びインバータ3
6とによる水晶発振器37の後段にバイナリカウンタ3
8,38…を17段直列接続して構成している。水晶発
振器37の発振周波数は、本実施例においては550kH
z とし、214分周で約33.6Hz、215分周で約16.
8Hz、216分周で約8.4Hzとしている。依って、使用
するゲームのソフトウエアの内容に従い、セレクトスイ
ッチ13,14,15,16,17,18を選択的にL
oモード28とすれば、Loモード28にセットしたセ
レクトスイッチに対応するトリガーキーのトリガー信号
は、約8.4Hzの周期でオン/オフを繰返し、Hiモー
ド29では約16.8Hzでオン/オフを反復する。従っ
て、Hiモード或いはLoモードにセットしたトリガー
キー6,7,8,9,10,11を押圧している間はト
リガー信号が高速で反復して出力され、所謂連射機能を
発揮する。
とコンデンサC1 ,C2 、抵抗器R1 及びインバータ3
6とによる水晶発振器37の後段にバイナリカウンタ3
8,38…を17段直列接続して構成している。水晶発
振器37の発振周波数は、本実施例においては550kH
z とし、214分周で約33.6Hz、215分周で約16.
8Hz、216分周で約8.4Hzとしている。依って、使用
するゲームのソフトウエアの内容に従い、セレクトスイ
ッチ13,14,15,16,17,18を選択的にL
oモード28とすれば、Loモード28にセットしたセ
レクトスイッチに対応するトリガーキーのトリガー信号
は、約8.4Hzの周期でオン/オフを繰返し、Hiモー
ド29では約16.8Hzでオン/オフを反復する。従っ
て、Hiモード或いはLoモードにセットしたトリガー
キー6,7,8,9,10,11を押圧している間はト
リガー信号が高速で反復して出力され、所謂連射機能を
発揮する。
【0012】又、スタート/ポーズキー5のセレクトス
イッチ12をスローモード30へ切換えると、ポーズ時
のトリガー信号は約33.6Hzの周期でオン/オフさ
れ、コンピュータゲームの画像はポーズとポーズ解除と
を高速で繰返し、スローモーション効果が得られる。
尚、この考案は上記一実施例に限定されるべきものでは
なく、分周器の出力周波数やトリガーキーの数量等は種
々に設定することができ、この考案がそれらの改変され
たものに及ぶことは当然である。
イッチ12をスローモード30へ切換えると、ポーズ時
のトリガー信号は約33.6Hzの周期でオン/オフさ
れ、コンピュータゲームの画像はポーズとポーズ解除と
を高速で繰返し、スローモーション効果が得られる。
尚、この考案は上記一実施例に限定されるべきものでは
なく、分周器の出力周波数やトリガーキーの数量等は種
々に設定することができ、この考案がそれらの改変され
たものに及ぶことは当然である。
【0013】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例に詳述したよ
うに、水晶発振器とカウンタ回路とから構成した分周器
により、トリガーキーのトリガー信号を自動的にフリッ
プフロップ動作させるので、出力周波数の精度及び安定
度が高く、製品の個体差を可及的に低減し、性能を均一
化することができる。又、前記分周器はIC化が容易で
あり、従来形の如く抵抗器やコンデンサを選別して使用
する必要がなくコストの低減にも寄与できる。
うに、水晶発振器とカウンタ回路とから構成した分周器
により、トリガーキーのトリガー信号を自動的にフリッ
プフロップ動作させるので、出力周波数の精度及び安定
度が高く、製品の個体差を可及的に低減し、性能を均一
化することができる。又、前記分周器はIC化が容易で
あり、従来形の如く抵抗器やコンデンサを選別して使用
する必要がなくコストの低減にも寄与できる。
【図1】コントローラの平面図である。
【図2】コントローラの回路図である。
【図3】分周器の回路ブロツク図である。
1 コントローラ 6,7,8,9,10,11 トリガーキー 12,13,14,15,16,17,18 セレク
トスイッチ 31 分周器 37 水晶発振器 38 バイナリカウンタ
トスイッチ 31 分周器 37 水晶発振器 38 バイナリカウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 トリガーキーの操作によるトリガー信号
を、非安定マルチバイブレータ等によりオンとオフを反
復させる連続反転回路を設けたコンピュータゲーム機の
コントローラに於て、水晶発振器と、多段直列カウンタ
回路とにより形成した分周器によって前記トリガー信号
を連続反転させるように構成したことを特徴とするコン
ピュータゲーム機のコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002595U JP2537002Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | コンピュータゲーム機のコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002595U JP2537002Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | コンピュータゲーム機のコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499992U JPH0499992U (ja) | 1992-08-28 |
JP2537002Y2 true JP2537002Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31730855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991002595U Expired - Lifetime JP2537002Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | コンピュータゲーム機のコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537002Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP1991002595U patent/JP2537002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499992U (ja) | 1992-08-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |