JP2536916Y2 - コイン精米装置 - Google Patents

コイン精米装置

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JP2536916Y2
JP2536916Y2 JP1219095U JP1219095U JP2536916Y2 JP 2536916 Y2 JP2536916 Y2 JP 2536916Y2 JP 1219095 U JP1219095 U JP 1219095U JP 1219095 U JP1219095 U JP 1219095U JP 2536916 Y2 JP2536916 Y2 JP 2536916Y2
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rice
milling
rocking
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JP1219095U
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惣一 山本
昂 武田
純一 加藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コイン精米装置に係る
ものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開昭63−200870号公
報には、精米装置と、該精米装置に玄米を供給する供給
ホッパーと、前記精米装置で精米した白米から石抜をす
る揺動石抜装置と、揺動石抜後の白米を計量のため揚穀
する計量用昇降機と、該計量用昇降機により揚穀された
ものを計量する計量機とからなり、前記精米装置の排出
流路は、前記揺動石抜装置に供給される流路と、前記揺
動石抜装置には供給されず系外に至る流路と、その切替
弁を設けた構造について記載されている。また、従来公
知の特開平1−176459号公報、特開昭63−31
9063号公報には、コイン精米装置について記載され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来公知の特開昭63
−200870号公報に記載されたものは、通常の「う
るち米」の精米装置であり、作業初期に発生する半搗米
の取出装置である。即ち、該公報の第6図のように、切
替弁を介して取出された半搗米は供給用昇降機に戻され
るから、結局は揺動石抜装置を通るものであり、「もち
米」精米に伴なう問題を解決したものではない。「もち
米」を精米するときは、1粒の「うるち米」も混入しな
いようにして精米する。「うるち米」が1粒でも混入す
ると、「うるち米」は杵で搗いても粒のまま残るので、
商品価値を損ねる。従って、コイン精米装置で「もち
米」を精米する人はいない。コイン精米装置は、揺動石
抜装置を使用しているが、揺動石抜装置の選別板面上の
米粒は、新陳代謝的に排出される。即ち、選別板面上に
分布した米粒は、釣合って上にも下にも動かず、新たに
米粒を供給すると供給された分だけ、新陳代謝的に排出
される。それゆえ、精米後長時間空運転しても、選別板
面上に残った米粒は排出されないことがある。前記、公
知の特開平1−176459号公報、特開昭63−31
9063号公報に記載されたものも、「もち米」精米の
ものではない。
【0004】
【考案の目的】コイン精米でも、もち米にうるち米が混
入しないようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、コイン精米機
の建物1と、該建物1に設けられたコイン精米用のコイ
ン投入口12、及び供給ホッパー9、及び供給用昇降機
22、及び該供給用昇降機22により供給された玄米か
ら石抜をする揺動石抜装置14、及び揺動石抜後の玄米
を精米する精米装置2、及び精米後の白米を計量する計
量タンク25とからなり、前記供給用昇降機22の排出
流路には、前記揺動石抜装置14に供給される流路27
と、前記揺動石抜装置14には供給されず前記精米装置
2の供給口7に至る流路28と、その切替弁26を設
け、もち米をコイン精米するときは前記切替弁26を前
記流路28側に切替えて精米するコイン精米装置とした
ものである。
【0006】
【実施例】本考案の第1実施例を第1図により説明する
と、1はコイン精米機の建物、2は建物1内に設けた精
米装置、3は精米装置2の送穀筒、4は送穀筒3内に設
けた送穀螺旋、5は送穀筒3上に連設される精白筒、6
は精白筒5内に設けた精米ロ−ル、7は精米装置2の供
給口、8は精米装置2の排出口、9は供給ホッパー、1
0は容器、11はコイン、12はコイン投入口、13は
精米装置2の排出樋で、排出樋13より計量タンク25
に流入するように設ける。前記精米装置2の前行程には
揺動石抜装置14を設ける。15は風胴、16は風車で
あり、風胴15の上方開口部17上に揺動石抜板18を
設ける。19は石取出口、20はその開閉弁、21は穀
物取出口である。
【0007】揺動石抜装置14の前行程には供給用昇降
機22を設ける。23はその供給口、24はその排出樋
で、排出樋24より揺動石抜装置14に流入するように
設ける。しかして、前記排出樋24と揺動石抜装置14
の揺動石抜板18との間には切替弁26を設け、揺動石
抜装置14に至る流路27と、供給口7に至る流路28
とを設ける。第2図は第1図を改良したもので、揺動石
抜装置14の上部に排出樋24からの受け口29を設
け、受け口29の下部に揺動板30を、その下部に揺動
選別網31を、その下部にホッパ−32を設け、揺動板
30の側部に切替弁26を設け、切替弁26を切替える
とホッパ−32より供給口7に行くか、揺動石抜装置1
4に行くか切替られるように連結したものである。34
は残留米取出口である。
【0008】
【作用】次に作用を述べる。(第1図の説明)容器10
に「うるち米」を投入するときは切替弁26を流路27
側に切替えておく。この状態で、供給ホッパー9に「う
るち米」を投入すると供給用昇降機22内を上昇し、排
出樋24より切替弁26を経て流路27を流れ、揺動石
抜板18に供給され、風車16の風を受けて揺動石抜板
18上に分布し、その後供給される玄米のため新陳代謝
的に排出され、その間石抜されて石取出口19から取出
される。穀物取出口21より取出された石のない玄米は
供給口7に流入し、送穀筒3内を揚穀されて精米ロール
6により精米され、その排出樋13より計量タンク25
に流入し、計量され取出される。しかし、若干の精白米
は、揺動石抜板18上に残ったままであるが、それは次
の精米のとき取出される。なお、精米装置2を逆転させ
ると、精米装置2内の残留米は残留米取出口34より取
出される。
【0009】「もち米」の精米をするときは、切替弁2
6を「もち米精米」に切替えて流路28に流れるように
しておく。この状態で精米すると、排出樋24よりのも
ち米は切替弁26、流路28を介して揺動石抜板18に
は供給されず、精米装置2の供給口7に流入し、計量タ
ンク25で計量される。それゆえ、もち米中に、揺動石
抜板18上の残留うるち米が混ざらない。(第2図の説
明)切替弁26の位置は、揺動板30と揺動選別網31
の間に設けられているから、流路27と流路28の位置
が前記の例と異なるが、その他の作用は同一である。
【0010】
【効果】従来公知の特開昭63−200870号公報に
記載されたものは、通常の「うるち米」の精米装置であ
り、作業初期に発生する半搗米の取出装置である。即
ち、該公報の第6図のように、切替弁を介して取出され
た半搗米は供給用昇降機に戻されるから、結局は揺動石
抜装置を通るものであり、「もち米」精米に伴なう問題
を解決したものではない。「もち米」を精米するとき
は、1粒の「うるち米」も混入しないようにして精米す
る。「うるち米」が1粒でも混入すると、「うるち米」
は杵で搗いても粒のまま残るので、商品価値を損ねる。
従って、コイン精米装置で「もち米」を精米する人はい
ない。コイン精米装置は、揺動石抜装置を使用している
が、揺動石抜装置の選別板面上の米粒は、新陳代謝的に
排出される。即ち、選別板面上に分布した米粒は、釣合
って上にも下にも動かず、新たに米粒を供給すると供給
された分だけ、新陳代謝的に排出される。それゆえ、精
米後長時間空運転しても、選別板面上に残った米粒は排
出されないことがある。前記、公知の特開平1−176
459号公報、特開昭63−319063号公報に記載
されたものも、「もち米」精米のものではない。本考案
は、コイン精米機の建物1と、該建物1に設けられたコ
イン精米用のコイン投入口12、及び供給ホッパー9、
及び供給用昇降機22、及び該供給用昇降機22により
供給された玄米から石抜をする揺動石抜装置14、及び
揺動石抜後の玄米を精米する精米装置2、及び精米後の
白米を計量する計量タンク25とからなり、前記供給用
昇降機22の排出流路には、前記揺動石抜装置14に供
給される流路27と、前記揺動石抜装置14には供給さ
れず前記精米装置2の供給口7に至る流路28と、その
切替弁26を設け、もち米をコイン精米するときは前記
切替弁26を前記流路28側に切替えて精米するコイン
精米装置としたから、「うるち米」の精米のときは切替
弁26を流路27側に切替えると、供給用昇降機22を
上昇し、切替弁26を経て流路27を流れて揺動石抜板
18に供給されて石抜されて穀物取出口21から取出さ
れ、精米装置2で精米され、計量タンク25で計量され
て取出される。「もち米」の精米をするときは、切替弁
26を流路28に切替えると流路28を流れて揺動石抜
板18には供給されず、精米装置2の供給口7に直接流
入し精米されて計量タンク25で計量される。それゆ
え、もち米中に、揺動石抜板18上の残留うるち米が混
ざらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例側面図。
【図2】 第2実施例側面図。
【符号の説明】
1…建物、2…精米装置、3…送穀筒、4…送穀螺旋、
5…精白筒、6…精米ロ−ル、7…供給口、8…排出
口、9…供給ホッパー、10…容器、11…コイン、1
2…コイン投入口、13…排出樋、14…石抜装置、1
5…風胴、16…風車、17…上方開口部、18…揺動
石抜板、19…石取出口、20…開閉弁、21…穀物取
出口、22…供給用昇降機、23…供給口、24…排出
樋、25…計量タンク、26…切替弁、27…流路、2
8…流路、29…受け口、30…揺動板、31…揺動選
別網、32…ホッパ−、33…流路、34…残留米排出
口。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイン精米機の建物1と、該建物1に設
    けられたコイン精米用のコイン投入口12、及び供給ホ
    ッパー9、及び供給用昇降機22、及び該供給用昇降機
    22により供給された玄米から石抜をする揺動石抜装置
    14、及び揺動石抜後の玄米を精米する精米装置2、及
    び精米後の白米を計量する計量タンク25とからなり、
    前記供給用昇降機22の排出流路には、前記揺動石抜装
    置14に供給される流路27と、前記揺動石抜装置14
    には供給されず前記精米装置2の供給口7に至る流路2
    8と、その切替弁26を設け、もち米をコイン精米する
    ときは前記切替弁26を前記流路28側に切替えて精米
    するコイン精米装置。
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