JP2536888B2 - 磁石コイル - Google Patents

磁石コイル

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JP2536888B2
JP2536888B2 JP62330383A JP33038387A JP2536888B2 JP 2536888 B2 JP2536888 B2 JP 2536888B2 JP 62330383 A JP62330383 A JP 62330383A JP 33038387 A JP33038387 A JP 33038387A JP 2536888 B2 JP2536888 B2 JP 2536888B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、独立請求項の上位概念に記載の磁石コイル
を前提とする。例えば電磁式調整装置,電磁弁またはリ
レーにおいて用いられる誘導コイルに遮断過程に負の電
圧ピークが現われて、これがコイルそのものにもさらに
このコイルに並列に接続されている負荷にも不利に作用
することは知られている。この電圧ピークはコイルの巻
線間にフラツシオーバを生ぜさせそのためコイルを損傷
する。さらに、並列接続されている負荷を損傷すること
もある。
従来技術 ドイツ連邦共和国特許第734822号に次の構成が示され
ている。即ち作動電流の流れる磁石コイルを迅速に消磁
するために磁石コイルにスイツチを介してコンデンサを
並列に接続し、このコンデンサを、磁石コイルの励磁に
も用いられる作動電圧源によりまたはこの作動電圧源と
は逆の極性を有する付加的な電圧源により充電するよう
にした構成が、示されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開公報 第2107903号に、磁石コイルに並列に、ダイオードと抵
抗との直列接続体を接続した構成が示されている。この
並列分岐は磁石コイルの遮断後にこの磁石コイルに付加
接続され、ここを通つて誘導電流が続いて流れることが
できるようになり、磁石コイルは電流遮断中に電圧ピー
クにより損傷されなくなる。ダイオードではなくスイツ
チを設けて、磁石コイルの遮断中にこの磁石コイルに抵
抗が並列に付加接続されるようにすることもできる。
前述の装置に共通することは、磁石コイルの遮断に用
いられる回路装置はコイルボビンの外に設けられること
である。これにより不所望にスペースが増加し、さらに
電気線路に誤接触およびリアクタンスが生ずる。
発明の利点 従来技術と比較して独立請求項の特徴部分に示されて
いる構成を有する本発明の磁石コイルは、著しくコンパ
クトに構成できる利点を有する。何故ならば線状の抵抗
が磁石コイルの巻線と同じコイルボビン上に巻回される
からである。電気部品間の接続路が短かいため誤接触お
よびリアクタンスが十分に回避される。
さらに本発明によれば、線状抵抗がループの形式に構
成され、即ちバイフアイラル巻きないし2重巻きに巻回
され、これにより誘導作用が著しく低減される。さらに
線状コイル巻線と抵抗巻線の空間的な分布配置により装
置全体の共振周波数の影響が低下されさらに遮断時の電
圧が、固体状の消去抵抗の設けられる構成に比較して、
著しく低減される。
実施例の説明 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図に示されている回路図は、電磁弁の制御に用い
られる直流回路を簡単に示す。この直流回路は直流電源
1から構成され、この直流電源には線状コイル巻線2
と、消去抵抗として用いられる抵抗3との並列接続体が
スイツチング装置4を介して接続されている。抵抗3は
消去抵抗として用いられ、磁石コイルの遮断の際に生ず
る負の電圧ピークを低減させるために用いられる。
第2図に示されているように、線状コイル巻線2は例
えば円筒状のコイルボビン5の上に設けられる。このコ
イルボビン5には2つの接触片6a,6bが設けられてお
り、これらは一方では線状コイル巻線2を形成する巻線
導線の巻線端部7a,7bと電気接続され、他方ではプラグ
ピン9a,9bと電気接続されている。プラグピン9a,9bは、
図示されていないレセプタクルを介して電圧源と接続す
ることができる。
本発明によりコイルボビン5の上に、抵抗線として形
成される抵抗3が設けられる。抵抗3の線の端部11,12
は同様に接触片6a,6bと電気接続されている。線状抵抗
3は図示されているように線状コイル巻線2の外側に巻
回されるか、またはコイル巻線2の巻回線と一緒にコイ
ルボビン5の上に取り付けられる。この後者の場合は、
線状抵抗3は磁石コイルの製造の際に、線状巻線コイル
2の巻回線の少くとも一部と平行に、コイルボビン5の
上に巻回される。線状コイル巻線2の巻回線は線状抵抗
3よりも著しく長いため、線状コイル巻線2の巻回線は
その全長のごく一部だけが線状抵抗と重なつた状態でボ
ビン5の上に巻回される。
さらに線状抵抗3は1本の形式で巻回されるか、また
は第2図に示されているようにループ状にすなわち2本
の形式で巻回される。ループ形式(2本巻き)の巻線は
固有の誘導作用を電磁コイルに及ぼさない利点を有す
る、何故ならば両方の部分ルーブ13,14において電流が
互いに逆方向に流れるためこれにより誘起される磁界が
相殺されるからである。
もちろん適切な構成により、コイル巻線2の巻回線と
線状抵抗3との間の電気接触が、阻止される。このこと
は例えば、線状抵抗3に非導電性の被覆を設けることに
より、行なわれる。コイル巻線2と線状抵抗3とを並列
に巻回しない場合は、この両方の巻線をそれらの間に絶
縁層を介在させることにより互いに電気的に絶縁させる
こともできる。
第3図は、電磁コイルを遮断する際の電圧経過を時間
に依存して示す。この場合、曲線Aは消去抵抗が設けら
れない電磁コイルに対して、曲線Bは通常のオーム抵抗
に対して、曲線Cは線状抵抗の巻回される前述の場合に
対して、それぞれ当てはまる。図示されているように、
線状抵抗を設けた場合は極めてわずかな電圧ピークしか
生じない。
この場合、巻回される線状抵抗を用いた場合の電圧経
過(第3図の曲線C)は、線状コイル巻線の巻回線の空
間的分布に依存する。これにより両方のコイル体の共振
周波数が相互に影響し合うため、消去用のオーム抵抗だ
けしか設けられない従来の構成に比較して、遮断時の電
圧を著しく低下させることができるようになる。
発明の効果 本発明により、遮断時の電圧ピークが著しく低減さ
れ、そのため部品の損傷の回避されるコンパクトの構成
の電磁コイルが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁石コイルの電気接続に用いられる回路図、第
2図はこの磁石コイルの側面図、第3図は本発明の磁石
コイルの遮断時の電圧経過を公知の磁石コイルのそれと
比較したダイヤグラム図を示す。 5……円筒状のコイルボビン、6a,6b……接触片、7a,7b
……巻線端子、9a,9b……プラグピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルボビンと該コイルボビン上に巻回さ
    れた線状コイル卷線の巻回線と、該線状コイル卷線に並
    列に接続された電気抵抗とを備えた磁石コイルにおい
    て、 該抵抗を線状の抵抗(3)として構成し、 該抵抗がコイルボビン(5)を卷線の形式で取り囲み、 前記線状抵抗(3)はバイファイラー巻きでループの形
    式によりコイルボビン(5)を取り囲むことを特徴とす
    る磁石コイル。
  2. 【請求項2】前記線状抵抗(3)は、線状コイル卷線
    (2)の巻回線の少なくとも一部と共通に(即ちパラレ
    ルに巻回されるように)コイルボビン(5)の上に巻回
    されている、特許請求の範囲第1項記載の磁石コイル。
  3. 【請求項3】前記線状抵抗(3)は線状コイル卷線
    (2)を取り囲んでいる、特許請求の範囲第1項記載の
    磁石コイル。
  4. 【請求項4】前記線状コイル卷線(2)と前記線状抵抗
    卷線(3)は、両卷線の共振周波数を利用して磁石コイ
    ルの遮断時の遮断電圧が最小値を有するようにコイルボ
    ビン(5)の上に分布されている、特許請求の範囲第1
    項から第3項までのいずれか1項記載の磁石コイル。
JP62330383A 1987-01-03 1987-12-28 磁石コイル Expired - Fee Related JP2536888B2 (ja)

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FR2609353B1 (fr) 1994-04-15
DE8700157U1 (de) 1988-04-28
KR960013031B1 (ko) 1996-09-25
IT8723246A0 (it) 1987-12-29
IT1233440B (it) 1992-03-31
KR880009398A (ko) 1988-09-15
FR2609353A1 (fr) 1988-07-08

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