JP2536853C - - Google Patents

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JP2536853C
JP2536853C JP2536853C JP 2536853 C JP2536853 C JP 2536853C JP 2536853 C JP2536853 C JP 2536853C
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ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、樹脂で含浸された紙シート(1)と、心層(13)と、この心層の
片面または両面に位置した (A)第1の外層としての化粧層(2)または (B)第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(6)
とからなり、 かつ第1の外層としての化粧層(2)と心層(13)との間に紙シート(1)が位置
している化粧パネル、およびその製造法に関する。この型のパネルは、建築工業
において室内装飾または外装用に使用され、この場合には、外装用パネルまたは
自立ユニットとしてその厚さに応じて使用される。 従来の技術: これまで使用されてきた化粧パネルは、例えば”高圧積層板”(H.P.L.パネル
)と呼ばれるようなプラスチック化粧パネル(DIN 16926)である。それは、樹
脂で含浸されかつ高温条件で圧縮された心層としての積重ねた紙、および樹脂で
含浸した化粧紙からなる上層から構成されている。このパネルは、それが鉱酸に
よって、殊に10%よりも高い濃度で10分間よりも長い暴露時間で攻撃される
という欠点を有する。更に、標準の実施態様において、上層に使用される樹脂の
タイプは加水分解に敏感であるので、前記パネルは、不適当な耐候 性を示す。従って、この型のパネルは、化学研究所の作業台として使用すること
ができるかまたは酸で清浄化しなければならない湿式電池の製造に限定されて使
用することができるにすぎない。このパネルを外装の目的に使用する場合には、
付加的に費用のかかる処置により耐候性の効果を改善することが必要である。 しかし、プラス地区を基礎とする積層板およびパネル、例えばポリエステルま
たはアクリレートパネルは、特に引裂きに敏感であり、かつ不適当な耐有機溶剤
性を示す。この理由により、この積層板およびパネルは、前記用途にはあまり適
当でない。 公知の刊行物を構成しない欧州特許出願第85105851.1号明細書は、
特に外装への使用目的、室内装飾の構成および特殊な家具の製造に好適であり、
加水分解に対して安定でありかつ屋外暴露、鉱酸および有機溶剤の作用に対して
適当な抵抗性を示す表面を有し、かつ高い表面硬度をも有する化粧パネルに関す
る。この化粧パネルは、心層および片面または両面上の化粧層から構成されてい
る。2つのパネルの少なくとも最も外部の層は、主に放射線によって重合されか
つ不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択された1
種類またはそれ以上の成分から形成された合成樹脂から構成されている。この層
は、特に高い表面硬度を有する。この層は、なお少なくとも1.5Nの引裂き荷
重で耐引裂性を示す(DIN 53799、パート10)。このパネルの製造法において
、放射線によって重合させることができる成分よりなる液状表面層は、支持体に
塗布されかつその後に放射線によって重合されている。このパネル表面は、放射
線によって重合された表面層を支持体と一緒に高められた温度で圧縮する後工程
後にまでは所望の性質を有しない。 しかし、この化粧パネルは、一定の光沢度を示す、しばしば望ましくない性質
を有する。型押された分離媒体を高温条件下で最終圧縮に使用する場合、分離媒
体の表面に一致して型押されている表面組織、例えばユズ肌と同様に表面組織を
パンル表面に与えることができることは明らかであり、その表面光沢は、以前同
様に極めて高い。また、公知の艶消剤、例えば二酸化珪素顔料をパネルの最も外
部の層に添加することにより、実際の目的にとって光沢は減少され ない。それというのも、放射線重合後に最初なお梨地艶消しされている顔料含有
表面は、パネルをその後に高温条件下で圧縮に暴露すると直ちに再び説明できな
いほどに光沢を増すからである。 発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、耐候性、耐酸性および耐溶剤性を有しかつ高い表面
硬度および僅かにすぎない表面光沢を有する化粧パネルを記載することである。
課題を解決するための手段この課題は、第1の外層としての化粧層2および第2
の外層としての透明層6が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートより
なる群から選択された1種類またはそれ以上の成分を放射線によって重合させた
合成樹脂から構成されており、該両外層がDIN53799、パート10で定義
されている引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐
引掻性を有しかつDIN67530で定義されている、入射角85°で50以下
の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層13が積み重ねた繊維含有層、積
み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から構成されている群から
選択されたものであり、第1の外層としての化粧層2または第1の外層としての
化粧層2および第2の外層としての透明層6が、積み重ねた繊維含有層または積
み重ねた紙層からなる心層13の場合に120〜210℃の温度および10〜1
00バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層
13と一緒に圧縮されており、かつ前記板からなる心層13の場合には、80℃
の温度および5バールの圧力で板からなる心層13と一緒に圧縮されていること
を特徴とする、改善された表面特性を有する化粧パネルにより達成され、ならび
に樹脂で含浸された紙シート1と、心層13と、この心層の片面または両面に位
置した第1の外層としての化粧層2とからなり、かつ第1の外層としての化粧層
2と心層13との間に紙シート1が位置し、第1の外層としての化粧層2が不飽
和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択された1種類ま
たはそれ以上の成分を放射線によって重合させた合成樹脂から構成されており、
該外層がDIN53799、パート10で定義されている引掻荷重少なくとも1
.5ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐引掻性を有しかつDIN6753
0で定義されている、入 射角85°で50以下の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層13が積み
重ねた繊維含有層、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から
構成されている群から選択されたものであり、第1の外層としての化粧層2が、
積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層13の場合に120〜
210℃の温度および10〜100バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層また
は積み重ねた紙層からなる心層13と一緒に圧縮されており、かつ前記板からな
る心層13の場合には、80℃の温度および5バールの圧力で板からなる心層1
3と一緒に圧縮されている化粧パネルを製造する方法の場合には、第1工程で不
飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択された1種類
またはそれ以上の放射線重合可能な成分を含有する第1の外層としての化粧層2
を紙シート1に塗布し、該表面層上に粗面を有するフィルム3を圧着させ、その
後に第2工程で放射線によって重合させ、該フィルムを除去し、第2工程後に放
射線によって重合させた第1の外層としての化粧層2を高められた温度で紙シー
ト1および心層13と一緒に圧縮させることを特徴とする、改善された表面特性
を有する化粧パネルの製造法によって解決され、また樹脂で含浸された紙シート
1と、心層13と、この心層の片面または両面に位置した第1の外層としての化
粧層2および第2の外層としての透明層6とからなり、かつ第1の外層としての
化粧層2と心層13との間に紙シート1が位置し、第1の外層としての化粧層2
および第2の外層としての透明層6が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリ
レートよりなる群から選択された1種類またはそれ以上の成分を放射線によって
重合させた合成樹脂から構成されており、該両外層2,6がDIN53799、
パート10で定義されている引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜
7ニュートンの耐引掻性を有しかつDIN67530で定義されている、入射角
85°で50以下の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層13が積み重ね
た繊維含有層、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から構成
されている群から選択されたものであり、第1の外層としての化粧層2および第
2の外層としての透明層6が、積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層から
なる心層13の場合に120〜210℃の温度および10〜100バールの圧力
で、積み重ねた 繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層13と一緒に圧縮されており、か
つ前記板からなる心層13の場合には、80℃の温度および5バールの圧力で板
からなる心層13と一緒に圧縮されている化粧パネルを製造する方法の場合には
、第1工程で不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選
択された1種類またはそれ以上の放射線重合可能な成分を含有する第1の外層と
しての化粧層2および第2の外層としての透明層6を順次に紙シート1に塗布し
、該表面層上に粗面を有するフィルム3を圧着させ、その後に第2工程で放射線
によって重合させ、該フィルムを除去し、第2工程後に放射線によって重合させ
た第1の外層としての化粧層2と第2の外層としての透明層6を高められた温度
で紙シート1および心層13と一緒に圧縮させることを特徴とする、改善された
表面特性を有する化粧パネルの製造法によって解決され、ならびに 樹脂で含浸された紙シート1と、心層13と、この心層の片面または両面に位置
した第1の外層としての化粧層2および第2の外層としての透明層6とからなり
、 かつ第1の外層としての化粧層2と心層13との間に紙シート1が位置し、第1
の外層としての化粧層2および第2の外層としての透明層6が不飽和アクリレー
トおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択された1種類またはそれ以上
の成分を放射線によって重合させた合成樹脂から構成されており、該両外層2,
6がDIN53799、パート10で定義されている引掻荷重少なくとも1.5
ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐引掻性を有しかつDIN67530で
定義されている、入射角85°で50以下の範囲内のリフレクトメーター値を有
し、心層13が積み重ねた繊維含有層、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック
板または金属板から構成されている群から選択されたものであり、第1の外層と
しての化粧層2および第2の外層としての透明層6が、積み重ねた繊維含有層ま
たは積み重ねた紙層からなる心層13の場合に120〜210℃の温度および1
0〜100バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からな
る心層13と一緒に圧縮されており、かつ前記板からなる心層13の場合には、
80℃の温度および5バールの圧力で板からなる 心層13と一緒に圧縮されている化粧パネルを製造する方法の場合には、 第1工程で不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択
された1種類またはそれ以上の放射線重合可能な成分を含有する第1の外層とし
ての化粧層2を紙シート1上に塗布し、他方、粗面を有するフィルム3上に第2
の外層としての透明層6を塗布し、両者を化粧層2と透明層6が接するように圧
着させ、その後に第2工程で放射線によって重合させ、第2工程後に放射線によ
って重合させた化粧層2と透明層6を高められた温度で紙シート1と一緒に圧縮
し、この圧縮の後に該フィルムを除去し、紙シート1と、放射線によって重合さ
れた第1の外層としての化粧層2と、第2の外層としての透明層6とを一緒に心
層13上に圧着させることを特徴とする、改善された表面特性を有する化粧パネ
ルの製造法によって解決され; 特許請求の範囲第2項から第5項までのいずれか1項は、特にこのパネルの実施
態様に関し、かつ同第7項から第10項までのいずれか1項ならびに第12項か
ら第14項までのいずれか1項、ならびに第16項から第18項までのいずれか
1項は、前記パネルの製造法の実施態様に関する。このパネルは、意図した使用
目的に適した表面形状および表面組織を有するシート状ユニットであり、かつ例
えば曲がった形状を有することもできる。本発明の範囲内でパネルは、シート材
料を意味することもできる。 DIN53799、パート10には、耐引掻性の測定方法が規定されており、
この場合には、ダイヤモンド針がパネル表面上に目で見ることのできる引掻き傷
を生じるような力を測定する。これは、ダイヤモンド針の作動直後に評価される
。それというのも、表面層が弾性であることの結果として、表面が引っ掻かれた
後に表面変形は徐々に回復しうるからである。耐引掻性は、表面硬度の1つの基
準である。また、なおそれ自体でまとまったマークを3つの試験体もしくは試料
表面上に生じさせる最も最少の重量の力Nは、亀裂応力に対する挙動の基準と見
なされる。 意外なことに、パネルの少なくとも1つの外部表面に放射線によって重合され
た合成樹脂の特殊な層を有する前記化粧パネルは、従来公知のパネルに比して優
れた耐候性を有するだけでなく、驚異的にも改善された表面硬度を有する ことが見い出された。更に、この化粧パネルが酸および有機溶剤に対して殆んど
安定であることは評価できる。 DIN67530には、型RB/ドクター・ランゲ(Dr.Lange)リフレクトメー
ターの使用によりリフレクトメーター値をパネル表面の光沢度の測定可能な表示
度数として測定する方法が規定されている。この標準規格の記載と同様にして測
定されたリフレクトメーター値は、試験試料の表面に対する光学特性値を構成し
、かつ表面の光沢度との関係式を有する。これに関連して、光沢度は純粋に物理
的な量ではなく、生理的および心理的に考慮することによって制限された量でも
あることを心に留めておかなければならない。従って、光沢度を直接に測定する
ことは不可能であるが、”光沢力”すなわち表面の反射特性により印象付けられ
た光沢の表面分布は、原理的に適当な方法で測定することができる。リフレクト
メーター値は、光沢力の1つの基準として使用することができる。それというの
も、このリフレクトメーター値は、本質的に表面の反射特性によって定められて
いるからである。このリフレクトメーター値は、1つの標準に関連させたもので
あり、この場合一次標準としては、全ての平らな艶出された黒色のガラス板が適
当であり、このガラス板の屈折率は、小数点以下第3位まで知られている。基準
値としてのn=1.567の屈折率の場合には、3つの標準の入射角の全てに関
してリフレクトメーター値は100であるように設定することができることが確
認されている。 前記の標準規格によって定義されたリフレクトメーター系は、標準規格AST
MD523−67に記載の設計に基づいて形成されている。入射角20°、60
°および85°は任意に選択される。 この測定のための20°での配置は、入射角60°でのリフレクトメーター値
が70を越える試験試料のために使用され、また、測定のための85°での配置
は、入射角60°でのリフレクトメーター値が30を下廻る試験試料のために使
用される。 リフレクトメーターにおいて、光源は、絞りの開口内に同心的に画像が形成さ
れるように配置されている。光線は、前記した入射角(20°,60°または8
5°)でパネル表面に衝突し、かつ散乱するように反射される。絞りを通 過する光束は、絞りの後方に位置した光電検出器により測定される。心層はパネ
ルの支持体機能を有する。それは、例えば木材から構成されている。また、例え
ばポリ塩化ビニル、ポリエチレンまたはポリスチレンを基礎とするプラスチック
からなるかまたは金属例えば鋼、アルミニウム、銅、黄銅または他の合金からな
るパネルまたはシート材料は、心層として好適である。放射線によって重合され
た合成樹脂の層は、前記心層の表面上にまさに位置しているか、または接着フィ
ルムもしくは接着部により心層に結合しているかまたは有利に例えばフェノール
−ホルムアルデヒドもしくはレソルシノール−ホルムアルデヒド前縮合物のよう
な接着促進合成樹脂により心層に結合している。接着部は、単に接着剤層である
にすぎず、接着フィルムは、接着剤で塗布されてるかまたは含浸されている担持
層である。接着促進剤は、それ自体が接着剤であることなしに2種類の異なる材
料の結合を促進する物質である。 更に、心層は、紙シート材料、殊に硫酸塩クラフト紙から構成することができ
、このクラフト紙は、H.P.L.シートに常用され、熱硬化樹脂、殊にフェノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂で含浸され、かつ高温条件下で圧縮されている。所
望されるパネルの厚さに応じて、1〜約100枚のシートは、互いに上面で高温
条件下で圧縮されている。 また、心層は、圧力下で圧縮されかつ鉱物繊維、ガラス繊維、プラスチック繊
維または繊維混合物、有利にセルロースから構成された不織布またはマットから
構成させることもできる。セルロース含有繊維層は、例えばランダムに分布され
た木繊維または木片である。木材および/またはセルロース繊維から構成された
不織布またはマットは、合成樹脂を繊維に塗布し、この樹脂被覆した繊維を乾燥
し、生成物を繊維マットの形状にし、かつこのマットに圧力の影響下に前圧縮を
行なうことによって製造される(欧州特許出願公開第0081147号明細書)
。 必要に応じて、前記の繊維含有心層の外部表面上に位置した、熱硬化性のアミ
ノプラスト樹脂またはフェノプラスト樹脂を含有するアンダークロスが存在する
。このアンダークロスは、例えば顔料を添加したかまたは顔料を添加してない不
織布または紙から構成されている。 1つの好ましい実施態様の場合には、繊維含有心層上または前記のアンダーク
ロス層上に放射線によって重合された合成樹脂の層がそのまま続き、この合成樹
脂層は、化粧されており、すなわち染料を添加した結果として特別の光学効果ま
たは装飾効果を示す。また、放射線によって重合された合成樹脂の化粧層上には
澄明の、すなわち透明で染料不含の、放射線によって重合された合成樹脂層が存
在することができ、この合成樹脂層は、パネルの最も外部の表面を形成するが、
この合成樹脂の澄明な層を省略することは全く可能であり、したがってさらに合
成樹脂の化粧層は、最も外部の層を形成する。 合成樹脂の化粧層の代りに、染料を添加したプラスチックフィルムおよび/ま
たは印刷したプラスチックフィルムを基礎とするかまたは紙を基礎とする化粧層
を使用することもでき;この化粧層は、通常顔料を添加した化粧紙、染料を添加
した化粧紙および/または印刷した化粧紙から構成されている。放射線によって
重合された合成樹脂の、この場合には透明で染料を含まない層は、プラスチック
フィルム上または化粧紙上に位置している。化粧紙は、この目的のために常用さ
れる熱硬化性合成樹脂、殊にアミノプラスト樹脂を含有し、かつH.P.L.パ
ネルに典型的な硫酸塩クラフト紙から形成されたかまたはランダムに分布されか
つフェノール樹脂で処理した木材またはセルロース繊維から形成された心層上に
位置している。 放射線によって重合された合成樹脂の最も上部の層を得るのに予想される化合
物は、フリーラジカル機構によって化学線で重合させることができかつ化合物そ
れ自体または一緒になって重合可能な混合物中に存在するアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステルを包含する。好ましい成分は、多官能性プレポリマー
、すなわちポリ不飽和プレポリマーである。この主要成分の他に、共重合可能な
混合物は、必要に応じて、希単量体または希低重合体として記載されている、希
釈作用を有する他の成分を含有する。多官能性プレポリマーの混合物中の量比は
、共重合可能な成分の全重量に対して50〜100重量%、殊に60〜90重量
%である。低粘度(20℃で100ポアズ未満)のプレポリマーは、希釈を生じ
る単量体または低重合体なしに使用される。 使用された成分は、フリーラジカル機構によって化学線の作用下で強い重合 傾向を有する。適当な化学線は、近UV範囲内の光線または高エネルギー放射線
、例えば電子粒子線またはX線である。フリーラジカル機構によって重合させる
ことができるプレポリマーは、多官能性の不飽和脂肪族または芳香族アクリレー
トまたはメタクリレート、有利に不飽和ポリエステルアクリレート低重合体およ
び殊に脂肪族ウレタンアクリレート低重合体である。また、芳香族ウレタンアク
リレート低重合体は、耐引掻性表面被膜を生じるのだけれども、この表面被膜は
、外装に使用した際に数時間後に黄変する。 プレポリマーの他に、モノアクリレート、ジアクリレート、トリアクリレート
、テトラアクリレート、ペンタアクリレートもしくはヘキサアクリレートまたは
モノメタクリレート、ジメタクリレート、トリメタクリレート、テトラメタクリ
レート、ペンタメタクリレートもしくはヘキサメタクリレート、有利にジアクリ
レートまたはトリアクリレートは、付加的に適当な単量体または低重合体として
フリーラジカル機構によって共重合させることができる混合物中に使用される。
これらのモノアクリレートないしヘキサアクリレートまたはモノメタクリレート
ないしヘキサメタクリレートは、それぞれ1〜6個のOH基を有するポリオール
と、アクリル酸またはメタクリル酸とのエステルであり、したがってそれぞれポ
リオールアクリレートまたはポリオールメタクリレートとしても知られている。
適当なジアクリレートは、アクリル酸と、脂肪族2価アルコール、殊にエチレン
グリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールまたはネオペンチルグリコールとの
エステル、アクリル酸と、脂肪族エーテルアルコール、殊にジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール、ポリエチレングリコール
またはポリプロピレングリコールとのエステル、アクリル酸と、上記の脂肪族ア
ルコールおよびエーテルアルコールのオキシアルキル化された化合物とのエステ
ル、またはアクリル酸と、芳香族ジヒドロキシ化合物、殊にビスフェノールA、
ピロカテコール、レソルシノール、ヒドロキノン、p−キシレングリコールまた
はp−ヒドロキシベンジルアルコールとのエステルである。好ましいジアクリレ
ートは、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコール
ジアクリレートおよび1,4− ブタンジオールジアクリレートである。好ましいトリアクリレートは、トリメチ
ロールプロパントリアクリレートおよびペンタエリトリトールトリアクリレート
である。 また、既述したウレタンアクリレート低重合体および不飽和ポリエステルアク
リレート低重合体の他に、適当な多官能性プレポリマーは、有利にフリーラジカ
ル機構によって共重合させることができる混合物中で前記のジアクリレートまた
はトリアクリレートと一緒に使用される、エポキシアクリレート低重合体および
シリコーン−アクリレート低重合体である。 プレポリマーは、自体公知の化合物であり、かつ例えばヒドロキシル基が統計
的に共重合体鎖に沿って分布しているヒドロキシル化された共重合体から得られ
る。統計的に不飽和のアクリル共重合体は、この共重合体からヒドロキシル基を
アクリル酸でエステル化することによって得られる。半末端基不飽和アクリル共
重合体は、ヒドロキシル化された共重合体を製造する際に鎖の末端にヒドロキシ
ル基を有することによって得られるウレタンアクリレート低重合体は、ヒドロキ
シル基を有する(メト)アクリル酸エステル、例えばヒドロキシエチルメタクリ
レートを、多官能性イソシアネート、有利にジイソシアネートと反応させること
によって得られる。ジイソシアネートまたはポリイソシアネートは、有利に単量
体ジイソシアネート、またはポリイソシアネートの化学量論的過剰量を含有する
ジオール、ポリエーテルジオールまたはポリエーテルジオールの反応生成物であ
ることができる。 多官能性プレポリマーがその化学的性質のために原樹脂として重合可能な混合
物に最も重要である場合には、それは硬化した表面層の性質を決定する。添加さ
れたモノアクリレートないしヘキサアクリレートまたはモノメタクリレートない
しヘキサメタクリレートは、希釈単量体または低重合体として、硬化させるべき
混合物の粘度を調節することを可能し、通常20〜100ポアズ(20℃)の粘
度範囲内にあり、かつ完全にフリーラジカル重合に貢献する。放射すると、被膜
は、プレポリマーの二重結合と、存在することができる希釈単量体または低重合
体の二重結合との間でフリーラジカル重合によって硬化される。 硬化を化学線の影響下で実施する場合には,UV光線を吸収しかつラジカルの
形成によってフリーラジカル重合の開始を簡易化する光重合開始剤を添加するこ
とが必要である。しかし、硬化を電子ビームで実施する場合には、光重合開始剤
は全く不必要である。光重合開始剤の大部分は、芳香環と共役の少なくとも1個
のカルボニル基を有する。幾つかの成分から構成された光重合開始剤系は通常使
用されている。 更に、放射線によって重合される合成樹脂は、所望の装飾的性質、機械的性質
および物理的表面特性を達成するために必要に応じて適当な添加剤、例えば可塑
剤、充填剤、無金属有機顔料、耐磨耗性を改善する薬剤および安定剤を含有する
。これらの物質は、例えば硫酸バリウム、珪酸塩、酸化アルミニウムおよび光安
定性顔料を包含する。 化粧パネルは放射線によって重合させることができる液状化合物を被覆すべき
支持体に、例えば吹付塗布、注型、ドクターナイフ系、ローラー印刷またはスク
リーン印刷によって塗布することによって製造される。化粧層に塗布した場合に
は、塗布された層は透明である。しかし、この層それ自体は、化粧させることも
でき、さらに着色され、かつ非化粧紙層上に位置しているかまたはまさに心層上
に位置している。もう1つの実施態様において、放射線によって重合させること
ができるが、化粧されてなく透明である付加的な層は、放射線による硬化後に合
成樹脂のこの化粧層にも塗布される。 従って、放射線によって重合させることができる化合物を塗布するのに使用さ
れる支持体は、紙層、化粧紙層であるかまたは木材、プラスチック、金属もしく
はその後に得られるパネルの心を形成する積重ねた他の繊維含有層を基礎とする
上記の心層である。有利に硫酸塩クラフト紙から構成されているかまたは木材お
よび/またはセルロース繊維からなる不織布から構成されている積重ねた繊維含
有層は、H.P.L.パネルに常用の熱硬化性の前硬化した樹脂、殊にフェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂を含有するが、場合によっては付加的に積重ね物上に
存在することができる紙シート材料は、アミノプラスト樹脂または殊にフェノプ
ラスト樹脂を含有する。熱硬化性樹脂の含量は、特別の層に対して20〜250
重量%である。 繊維含有層または紙層の浸漬または含浸は、例えば熱硬化性樹脂を含有する溶
液または分散液の浴中に浸漬させることによって実施されるか、または計量系に
より塗布するか吹付塗布することによって実施される。溶剤または分散剤は、使
用される合成樹脂に応じてアルコール水、水性アセトンまたは水性である。また
、それは、20重量%までの難燃剤を含有することができる。更に、樹脂の所望
量は、例えばローラーにより掻き取りまたは絞り出しによって分布される。 支持体の熱硬化性樹脂は、放射線によって重合させることができる化合物の意
図する支持体への塗布前に常法で前硬化され、かつ乾燥される。 放射線によって重合させることができる化合物から構成された、最も外部の、
なお液状の層は、プラスチックもしくは紙のシートもしくはパネルによって被覆
されているかまたはプラスチックの幾つかの層もしくはプラスチックおよび紙の
層からなる複合フィルムによって被覆されており、粗面組織を有し、かつ化学線
に対して十分に透明でなければならない。被覆を目的としたフィルムまたはパネ
ルは、あまり多孔質表面を有していてはならない。それというのも、さもなけれ
ば放射線によってなお重合しうる液状化合物は表面中に浸透するであろうという
危険が存在するからである。この場合には、重合後にフィルムまたはパネルをも
はや除去することは不可能である。この最も外側の液状層それ自体は、化粧され
ていてもよくかつ染料を含有することができるか、または化粧されていなくとも
すなわち透明であることができ、かつさらに化粧層上または放射線によって重合
された合成樹脂の化粧層上に位置していてもよい、好ましくは、0.1mmまで
の厚さを有するフィルムが使用される。それというのも、厚い被覆は、電子ビー
ムまたはUV線にとって不適当に透明であるか、または比較的長い露光時間を必
要とするからである。一般には、厚さ20〜60μのフィルムが使用される。そ
れというのも、一面でこのフィルムは、放射にとって適当に透明であり、他面で
それは適当な機械的強度を有するからである。このフィルムは、簡易化のために
、以下フィルムまたは被覆フィルムとして記載される。 プラスチックフィルムは、殊に二軸延伸によって配向されたポリエステルま たはポリプロピレンフィルムから構成されている。被覆を目的とするフィルムの
粗い組織は、顔料を少なくとも外部表面に隣接して添加することによって得られ
る。この表面粗さは、フィルムの表面中の高さに依存するが、その高さは、フィ
ルムの厚さに比して極く僅かであり、かつせいぜい数マイクロメートルの範囲内
にある。顔料は、例えば無機粒子、殊に酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、二酸化
珪素、二酸化チタンまたはガラスミクロビーズから構成されているか、またはフ
ィルムのプラスチックと不相容性でありかつフィルム中に粒子として分散される
有機プラスチック粒子から構成されている。顔料は、通常0.1〜20μの粒径
を有し、この場合この平均粒径は、0.1〜4μの範囲内にある。この顔料の濃
度は、フィルムの重量に対して0.01〜10重量%である。フィルム中のこの
顔料の濃度および粒径は、プラスチックフィルムの所望の表面粗さに適合するよ
うに調節される。 放射線によってなお重合しうる液状層への被覆フィルムの適用は、まずこの液
状層を上記の方法で支持体に塗布し、次にそれに被覆フィルムを設けることによ
って行われ、この場合被覆フィルムの表面の粗面側は、重合可能な液状層との接
触を生じる。しかし、まず重合可能な液状層を被覆フィルムの表面の粗面側に塗
布し、次に被覆フィルムをこの液状層と一緒に支持体に適用することも可能であ
る。 表面の粗さは、放射線によって重合させるべき層の表面に転写され、次にこの
層の表面は、被覆フィルムの表面組織の形をとり、かつ艶消の表面を生じる。こ
の結果は全く驚異的なものである。それというのも、最終製品の表面光沢は、実
際の目的に対し最終的な圧縮過程で型押された分離媒体を使用することによって
ももはや減少されることがないからである。 放射線によって惹起される重合は、例えば光重合開始剤のようなフリーラジカ
ルの形成に常用の源を使用することによって開始させることができるか、または
熱のみを供給することによって開始させることができ光重合可能な層が光重合開
始剤を含有する場合には、重合は、水銀灯の下を通過させることによって開始さ
れる。酸素の不在は、UV線による硬化には不必要である。重合可能 な化合物の硬化に使用される電子ビームは、150〜350KeVに相当するエ
ネルギーを有するのに適当である。電子加速器のエネルギーは、形成させるべき
合成樹脂層の厚さ、必要とされる放射線量および処理時間または処理が実施され
る速度によって定められる。 電子ビームを加速するために使用される装置は、市場で入手しうるものである
。これは、“走査器型”および“直線陰極型”として公知の加速器である。フリ
ーラジカルは、重合可能な層の成分との相互作用によって形成される。この硬化
過程は、通常室温で実施される。実際に電子ビームにより硬化させるには、この
過程は、不活性の雰囲気中、すなわち実質的に酸素不含の雰囲気中で実施する必
要がない。それというのも、重合可能な表面層は、その上に置かれているプラス
チックフィルムによって保護されているからである。 被覆フィルムは、重合が放射線によって行われた後に除去することができる。
しかし、また過程が完結するまで、すなわち高温条件下で圧縮させた後にまで被
覆フィルムを除去しないか、またはこの被覆フィルムを完成パネル用のケーシン
グとして使用することは可能である。支持体が十分に可撓性である場合には、そ
れは貯蔵のために巻取られるかまたは直ちに所望の大きさに切断される。放射線
によって重合された樹脂を含有する支持体が紙層からのみ構成されている場合に
は、この紙層は、心層を形成する積重ねた繊維含有層上に置かれている。また、
付加的にこの積重ねた繊維含有層の下面にこのタイプの支持体を設けることもで
きる。 こうして得られる、繊維含有心層および放射線によって重合された表面層なら
びに必要に応じて紙または化粧紙の中間に位置した層から構成された層の束は、
H.P.L.パネルの製造の常法と同様に高温条件下で圧縮され、化粧パネルを
生じ、その経過中に熱硬化性樹脂は硬化される。温度は120℃〜210℃であ
り、圧力は10〜100バールの範囲内にあり、かつ処理時間は1〜30分間で
ある。しかし、心層が木材、プラスチックまたは金属板から構成されている場合
には、温度および圧力は、通常80℃および5バールの値に減少させることがで
きる。 圧縮は、公知の固定された、フロー型(flowtype)または連続圧縮装置中で 実施される。心層中の繊維含有層の数および厚さまたは心層の厚さは、パネルの
使用目的に応じて選択され、この場合3〜25mmのパネルの厚さは、意図した
使用目的に応じて外装への適用に必要とされる。放射線によって重合された合成
樹脂の層を含有する多数のパネルがプレス機(この場合、心層は少ない厚さを有
するのが経済的に有利である。)中で互いに他の上面に積重ねられている場合に
は、個々のパネルは、互いにそのつど分離媒体により分離されている。分離媒体
は、例えば紙層、プラスチックフィルムまたは金属板である。分離媒体が粗い表
面組織、すなわち標高または凹みを有する場合には、この粗い組織は、特別のパ
ネルの隣接した外部層に与えられ、この場合既に存在する艶消の微細な組織は保
持される。放射過程で既に確立された、パネル表面上の光沢度を、実際の目的の
ために分離媒体によりさらに変えることはできない。得られた化粧パネルは、意
外なことに、特別の耐候性および著しい耐引掻性を示し、これらの特性は、恐ら
く種々の樹脂間の予想できない相互作用により可能となったか、または恐らく高
温条件下で圧縮した際にフリーラジカルによって重合しうる化合物のその後の架
橋により可能となったのであろう。耐引掻性および耐薬品性は、意外なことに、
放射線によって重合させることができる同じ化合物の被膜を受容するパネルの場
合よりも実質的に高く、この場合この被膜は、高温条件下で圧縮することなしに
フリーラジカル機構で放射線により重合させたにすぎない。更に、パネルの表面
は、艶消剤を表面層に使用する場合であっても達成することができないような著
しく減少した光沢を有する。 実施例: 次に、本発明を第1図〜第3a図および下記の実施例につき詳説する。百分率
は重量百分率である。 同じ機能を有する部材は、図面中で同じ番号で示した。第1図の場合、部分的
に硬化した合成樹脂を含有する硫酸塩クラフト紙1は、染料を含有しかつ放射線
によって重合させることができる液状層を備える。層2は、プラスチックフィル
ム3によって被覆されかつ装置4中で電子ビームにより硬化される。第2図の場
合、染料含有層5は、放射線によって重合させることができる透明の液状層6を
備える際に既に放射線によって部分的に硬化されている。プラスチ ックフィルム3は、層6に適用される。第3図は、プラスチックフィルム3上に
位置した、放射線によって重合させることができる透明の液状層6も存在する点
でのみ第1図と相違する。図面中で、案内ローラーは7,8,9および10で示
され、被覆装置は11および12で示されている。第1図、第2図及び第3図の
層配置による圧縮パネル14は、第1a図および第3a図に認めることができる
。心を形成する積重ね物は13で示されている。 例1 第1図に示したように、プレポリマーとしての脂肪族ウレタンアクリレート低
重合体85重量部、希釈単量体としてのヘキサンジオールジアクリレート15重
量部および無金属有機顔料10重量部の放射線によって重合しうる混合物から構
成されたペースト状液体2(25℃で粘度50ポアズ)を、熱硬化性フェノール
ホルムアルデヒド樹脂で最初に含浸した硫酸塩クラフト紙1(適用した樹脂量7
0%)に塗布し、樹脂がローラーにより部分的に硬化した後に、連続フィルム(
層厚約80μ)を形成させる。その直後に、平均粒径3μの炭酸カルシウム8重
量%を含有する艶消した、二軸延伸されたポリプロピレン単層フィルム3を放射
線によって重合しうる化合物から構成された前記フィルムに適用し、このフィル
ムを圧力を使用することなしに室温で電子ビームにより実質的に均一になるよう
に架橋させる。吸収された放射線量は60kGyである。 プラスチックフィルムを除去した後、放射線によって共重合された合成樹脂の
外層2を有する紙1をそのつど50枚重ねた紙シートから構成された積重ね物1
3の外面上に位置させる。この紙シートは、熱硬化性フェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂で予め含浸し、この樹脂は、部分的に硬化していた。層の束を2枚の型
押金属シート間でプレス機中で150℃および80バールで10分間圧縮する。
束は次の構成を有する: 予め含浸した紙層1上の外層としての化粧層2(無金属有機顔料を含有する放射
線によって重合された合成樹脂)、 心層13としての50の紙ウエブ(フェノール−ホルムアルデヒド樹脂で含浸し
た)、 予め含浸した紙層1上の外層としての化粧層2(無金属有機顔料を含有する放射
線によって重合された合成樹脂)。 厚さ10mmでありかつ両面が化粧されている得られるパネル14は、3.0
Nよりも高い耐引掻性を有する(DIN53799、パート10)。このパネル
は、加水分解に対して安定であり、かつ100時間の水中での煮沸後に全く変化
を示さない。このパネルの表面は、6時間の処理時間の間濃鉱酸によって攻撃さ
れない(DIN53230)。このパネルの耐光堅牢度は等級8級を示す(DI
N54004)。このパネルの耐候性は、ASTMG53−84の記載と同様に
測定され、この場合4時間UV/4hCON(縮合時間)の時間サイクルは、5
0℃の試験温度で1500時間維持される。化粧表面は、20〜22のリフレク
トメーター値、入射角60°に相当するかまたは44〜45のリフレクトメータ
ー値、入射角85°に相当する低い表面光沢を示す(DIN67530)。屋外
暴露の後、パネルは、光沢の点で全く変色も変化も示さない。 例2 例1の粘稠の放射線重合可能な染料含有液体2を、例1の記載と同様に前硬化
したフェノール−ホルムアルデヒド樹脂を含有する硫酸塩クラフト紙1に塗布し
、かつ電子ビームにより本質的に均一になるように架橋させる。吸収された放射
線量は5〜10kGyである。最初に塗布した層と同じ化合物(染料は別とする
)を含有する透明の、すなわち染料不含の放射線重合可能な液体から構成された
もう1つの層6を、第2図に示すようにローラーまたは回転スクリーン印刷によ
り、放射線によって重合された合成樹脂の化粧層5が位置している紙の表面に塗
布する。この層6は、約20μの層厚を有する連続フィルムを形成する。この第
2の層を塗布した直後に、延伸によって艶消しされた、二軸延伸されたポリエチ
レンテレフタレート単層フィルム3を湿潤層6上に位置させる。硬化を電子ビー
ムにより例1と同様に実施する。吸収された放射線量は60kGyである。プラ
スチックフィルム3を除去した後、放射線によって共重合された合成樹脂の外層
6を有する紙1を、そのつど50枚重ねた紙シートから構成された積重ね物13
の外面に置いた。この紙シートは、予め熱硬化性 フェノール−ホルムアルデヒド樹脂で含浸し、かつこの樹脂は、部分的に硬化さ
せておいた。層の束を2つの金属シートの間でプレス機中で150℃および80
バールで10分間圧縮させる。これは次の構成を有する: ─最も外部の層としての透明層6(放射線によって重合された合成樹脂)、 ─予め含浸した紙層1上の2つの層としての化粧層5(無金属有機顔料を含有す
る放射線によって重合される合成樹脂)、 ─心層13としての50の紙ウエブ(フェノール−ホルムアルデヒド樹脂で含浸
した)、 ─化粧層5(無金属有機顔料を含有する放射線によって重合された合成樹脂)、
および ─予め含浸した紙層1上の2つの層の、最も外部の層としての透明層6(放射線
によって重合された合成樹脂)。 得られる化粧パネル14は、2.0Nよりも高い耐引掻性を有する(DIN5
3799、パート10)。この化粧パネルの表面は、6時間の処理時間の間に濃
鉱酸によって攻撃されない。このパネルの耐光堅牢度は等級8級を示す(DIN
54004)。このパネルは、リフレクトメーター値22〜24、入射角60°
およびリフレクトメーター値44〜45、入射角85°に相当する表面光沢を有
する(DIN67530)。 例3 例1の、放射線重合可能な化合物から構成された、ペースト状の染料含有液体
2を、最初に熱硬化性フェノール−ホルムアルデヒド樹脂で含浸した硫酸塩クラ
フト紙1(適用した樹脂量70%)に塗布し、樹脂が部分的に硬化された後に連
続フィルム(層厚約80μ)を形成させる(第3図参照)。 同じ放射線重合可能な化合物から構成されたペースト状の染料不含の液体から
構成された透明層6を、艶消したポリプロピレンプラスチックフィルムに塗布す
る(層厚約20〜40μ)。次に、紙1およびプラスチックフィルム3をシート
またはウエブの形で一方を他方の上面に配置し、したがって2つの液状層2およ
び6を互いに接触させる。この場合には、空気の混入が形成されないように注意
しなければならない。重合可能な化合物をプラスチックフィルム3 を介して液状層2および6上に衝突する電子ビームにより架橋させる。吸収され
た放射線量は60kGyである。プラスチックフィルム3を除去した後、重合さ
れた表面層2および6を有する紙1を後処理し、例2の記載と同様に紙積重ね物
13と一緒に高温条件下で圧縮することによって化粧パネル14を生じる。 実施例中の放射線によって重合された合成樹脂の層は、なお高温条件下で圧縮
する前の約0.7〜0.9ニュートンの範囲内の比較的低い耐引掻性の値を示す
。パネルの実質的に高い表面硬度は、意外なことに、放射線によって重合された
合成樹脂層を本発明により高温条件下で圧縮させた後にのみ得られる。 DIN67530に記載されたようなドクター・ランゲ(Dr.Lange)型RBレ
フレクトメーターを用いて測定されたリフレクトメーター値は、電子ビームでの
硬化を実施させる際に艶消プラスチックフィルムが不在である場合、入射角20
°で45〜47であり、かつ入射角60°で約83である。このリフレクトメー
ター値は、例えばユズ肌の表面組織と同様の表面組織をパネルの最も外部の層に
与える型押圧縮部材を、高温条件下での圧縮に使用する場合、入射角20°で3
7〜41の値を生じ、かつ入射角60°で約79の値を生じる。入射角20°で
約30〜36、かつ入射角60°で約75のなおさらに低いリフレクトメーター
値は、艶消剤を表面層に添加することによって達成することができる。しかし、
本発明による特に低い光沢値は、合成樹脂層の重合に使用される特殊な基準によ
ってのみ達成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、例1に記載の連続的方法の実施例を示す略図、第1a図は、第1図
によるパネルを示す部分的横断面図、第2図は、例2に記載の連続的方法の実施
例を示す略図、第3図は、例3に記載の連続的方法の実施例を示す略図、かつ第
3a図は、第3図によるパネルを示す部分的横断面図である。 1…紙シート、2…第1の外層としての化粧層、3…フィルム、4…硬化装置、
5…液状表面層、6…第2の外層としての透明層、7,8,9,10…案内ロー
ラー、11,12…被覆装置、13…心層、14…パネル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.樹脂で含浸された紙シート(1)と、心層(13)と、この心層の片面また
    は両面に位置した (A)第1の外層としての化粧層(2)または (B)第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(6
    )とからなり、 かつ第1の外層としての化粧層(2)と心層(13)との間に紙シート(1)が位
    置している化粧パネルにおいて、第1の外層としての化粧層(2)および第2の
    外層としての透明層(6)が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよ
    りなる群から選択された1種類またはそれ以上の成分を放射線によって重合させ
    た合成樹脂から構成されており、該両外層(2,6)がDIN53799、パー
    ト10で定義されている引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜7ニ
    ュートンの耐引掻性を有しかつDIN67530で定義されている、入射角85
    °で50以下の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層(13)が積み重ね
    た繊維含有層、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から構成
    されている群から選択されたものであり、第1の外層としての化粧層(2)また
    は第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(6)が、
    積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層(13)の場合に12
    0〜210℃の温度および10〜100バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層
    または積み重ねた紙層からなる心層(13)と一緒に圧縮されており、かつ前記
    板からなる心層(13)の場合には、80℃の温度および5バールの圧力で板か
    らなる心層(13)と一緒に圧縮されていることを特徴とする、改善された表面
    特性を有する化粧パネル。 2.合成樹脂がプレポリマーとしてのエポキシ−アクリレートまたはシリコーン
    −アクリレート低重合体、有利にポリエステルアクリレート低重合体およ び殊にウレタンアクリレート低重合体または相当するメタクリレート低重合体を
    放射線によって重合させたものである、特許請求の範囲第1項記載の化粧パネル
    。 3.プレポリマーがジアクリレートまたはトリアクリレートと一緒に放射線によ
    って重合させた脂肪族ウレタンアクリレート低重合体である、特許請求の範囲第
    2項記載の化粧パネル。 4.合成樹脂がポリオールまたはエーテル−ポリオールのアクリレート、必要に
    応じてモノアクリレート、テトラアクリレート、ペンタアクリレートおよび/ま
    たはヘキサアクリレートと一緒に、有利にポリオールまたはエーテル−ポリオー
    ルのジアクリレートまたはトリアクリレート、または相当するメタクリレートを
    放射線によって重合させたものである、特許請求の範囲第1項記載の化粧パネル
    。 5.紙シート(1)が少なくとも1つのセルロース含有繊維層である、特許請求
    の範囲第1項記載の化粧パネル。 6.樹脂で含浸された紙シート(1)と、心層(13)と、この心層の片面また
    は両面に位置した第1の外層としての化粧層(2)とからなり、かつ第1の外層
    としての化粧層(2)と心層(13)との間に紙シート(1)が位置し、第1の
    外層としての化粧層(2)が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよ
    りなる群から選択された1種類またはそれ以上の成分を放射線によって重合させ
    た合成樹脂から構成されており、該外層がDIN53799、パート10で定義
    されている引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐
    引掻性を有しかつDIN67530で定義されている、入射角85°で50以下
    の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層(13)が積み重ねた繊維含有層
    、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から構成されている群
    から選択されたものであり、第1の外層としての化粧層(2)が、積み重ねた繊
    維含有層または積み重ねた紙層からなる心層(13)の場合に120〜210℃
    の温度および10〜100バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層または積み重
    ねた紙層からなる心層(13)と一緒に圧縮されており、かつ前記板からなる心
    層(13)の場 合には、80℃の温度および5バールの圧力で板からなる心層(13)と一緒に
    圧縮されている 化粧パネルの製造法において、第1工程で不飽和アクリレートお
    よび不飽和メタクリレートよりなる群から選択された1種類またはそれ以上の放
    射線重合可能な成分を含有する第1の外層としての化粧層(2)を紙シート(1
    )に塗布し、該表面層上に粗面を有するフィルム(3)を圧着させ、その後に第
    2工程で放射線によって重合させ、該フィルムを除去し、第2工程後に放射線に
    よって重合させた第1の外層としての化粧層(2)を高められた温度で紙シート(
    1)および心層(13)と一緒に圧縮させることを特徴とする、改善された表面
    特性を有する化粧パネルの製造法。 7.第1の外層としての化粧層(2)は二酸化珪素含有顔料以外の有色顔料およ
    び/または他の化粧用添加剤を含有する、特許請求の範囲第6項記載の方法。 8.紙シート(1)は熱硬化性の部分的に硬化した合成樹脂を含有する、特許請
    求の範囲第6項または第7項に記載の方法。 9.放射によって重合させた第1の外層としての化粧層(2)を80℃〜21
    ℃の温度および5〜100バールの圧力で紙シート(1)と一緒に圧縮させる、
    特許請求の範囲第6項から第8項までのいずれか1項に記載の方法。 10.紙シート(1)がセルロース含有繊維層の積重ね物である、特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 11.樹脂で含浸された紙シート(1)と、心層(13)と、この心層の片面また
    は両面に位置した第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透
    明層(6)とからなり、 かつ第1の外層としての化粧層(2)と心層(13)との間に紙シート(1)
    が位置し、第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(
    6)が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択され
    た1種類またはそれ以上の成分を放射線によって重合させた合成樹脂から構成さ
    れており、該両外層(2,6)がDIN53799、パート10で定義されてい
    る引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐引掻性を
    有しかつDIN67530で定義されている、 入射角85°で50以下の範囲内のリフレクトメーター値を有し、心層(13)
    が積み重ねた繊維含有層、積み重ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属
    板から構成されている群から選択されたものであり、第1の外層としての化粧層
    (2)および第2の外層としての透明層(6)が、積み重ねた繊維含有層または
    積み重ねた紙層からなる心層(13)の場合に120〜210℃の温度および1
    0〜100バールの圧力で、積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からな
    る心層(13)と一緒に圧縮されており、かつ前記板からなる心層(13)の場
    合には、80℃の温度および5バールの圧力で板からなる心層(13)と一緒に
    圧縮されている化粧パネルの製造法において、 第1工程で不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選
    択された1種類またはそれ以上の放射線重合可能な成分を含有する第1の外層と
    しての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(6)を順次に紙シート(
    1)に塗布し、該表面層上に粗面を有するフィルム(3)を圧着させ、その後に
    第2工程で放射線によって重合させ、該フィルムを除去し、第2工程後に放射線
    によって重合させた第1の外層としての化粧層(2)と第2の外層としての透明層
    (6)を高められた温度で紙シート(1)および心層(13)と一緒に圧縮させる
    ことを特徴とする、改善された表面特性を有する化粧パネルの製造法。 12.第1の外層としての化粧層(2)は二酸化珪素含有顔料以外の有色顔料およ
    び/または他の化粧用添加剤を含有する、特許請求の範囲第11項記載の方法。 13.放射線によって重合させた第1の外層としての化粧層(2)および第2の外
    層としての透明層(6)を80℃〜210℃の温度および5〜100バールの圧
    力で紙シート(1)と一緒に圧縮させる、特許請求の範囲第11項または第12項
    に記載の方法。 14.紙シート(1)がセルロース含有繊維層の積重ね物である、特許請求の範囲
    第11項記載の方法。 15.樹脂で含浸された紙シート(1)と、心層(13)と、この心層の片面ま たは両面に位置した第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての
    透明層(6)とからなり、 かつ第1の外層としての化粧層(2)と心層(13)との間に紙シート(1)
    が位置し、第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての透明層(
    6)が不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選択され
    た1種類またはそれ以上の成分を放射線によって重合させた合成樹脂から構成さ
    れており、該両外層(2,6)がDIN53799、パート10で定義されてい
    る引掻荷重少なくとも1.5ニュートン、有利に2〜7ニュートンの耐引掻性を
    有しかつDIN67530で定義されている、入射角85°で50以下の範囲内
    のリフレクトメーター値を有し、心層(13)が積み重ねた繊維含有層、積み重
    ねた紙層、木材板、プラスチック板または金属板から構成されている群から選択
    されたものであり、第1の外層としての化粧層(2)および第2の外層としての
    透明層(6)が、積み重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層(1
    3)の場合に120〜210℃の温度および10〜100バールの圧力で、積み
    重ねた繊維含有層または積み重ねた紙層からなる心層(13)と一緒に圧縮され
    ており、かつ前記板からなる心層(13)の場合には、80℃の温度および5バ
    ールの圧力で板からなる心層(13)と一緒に圧縮されている化粧パネルの製造
    法において、 第1工程で不飽和アクリレートおよび不飽和メタクリレートよりなる群から選
    択された1種類またはそれ以上の放射線重合可能な成分を含有する第1の外層と
    しての化粧層(2)を紙シート(1)上に塗布し、他方、粗面を有するフィルム
    (3)上に第2の外層としての透明層(6)を塗布し、両者を化粧層(2)と透
    明層(6)が接するように圧着させ、その後に第2工程で放射線によって重合さ
    せ、第2工程後に放射線によって重合させた化粧層(2)と透明層(6)を高めら
    れた温度で紙シート(1)と一緒に圧縮し、この圧縮の後に該フィルムを除去し、
    紙シート(1)と、放射線によって重合された第1の外層としての化粧層(2)
    と、第2の外層としての透明層(6)とを一緒に心層(13)上に圧着させるこ
    とを特徴とする、改善された表面特性 を有する化粧パネルの製造法。 16.第1の外層としての化粧層(2)は二酸化珪素含有顔料以外の有色顔料およ
    び/または他の化粧用添加剤を含有する、特許請求の範囲第15項記載の方法。 17.放射線によって重合させた第1の外層としての化粧層(2)および第2の外
    層としての透明層(6)を80℃〜210℃の温度および5〜100バールの圧
    力で紙シート(1)と一緒に圧縮させる、特許請求の範囲第15項または第16項
    に記載の方法。 18.紙シート(1)がセルロース含有繊維層の積重ね物である、特許請求の範囲
    第15項記載の方法。

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