JP2536839B2 - 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 - Google Patents
磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構Info
- Publication number
- JP2536839B2 JP2536839B2 JP60209637A JP20963785A JP2536839B2 JP 2536839 B2 JP2536839 B2 JP 2536839B2 JP 60209637 A JP60209637 A JP 60209637A JP 20963785 A JP20963785 A JP 20963785A JP 2536839 B2 JP2536839 B2 JP 2536839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- arm
- magnetic disk
- double
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気ディスクドライブの両面ヘッド支持機
構、特に磁気ディスクドライブの回転中に生じる上下方
向のうねり偏位に対しても追従性に優れかつリード/ラ
イト品質の優れた改良された両面ヘッド支持機構に関す
るものである。
構、特に磁気ディスクドライブの回転中に生じる上下方
向のうねり偏位に対しても追従性に優れかつリード/ラ
イト品質の優れた改良された両面ヘッド支持機構に関す
るものである。
[従来の技術] コンピュータの外部記憶素子として各種の磁気ディス
クが用いられ、ハードディスクあるいはフロッピディス
クとして実用化されている。
クが用いられ、ハードディスクあるいはフロッピディス
クとして実用化されている。
これらの磁気ディスクはその表面に同心円上に情報が
磁気記録され、また任意にランダム読取が可能であり、
このようなリード/ライトを行うために、磁気ディスク
ドライブには回転する磁気ディスクの径方向に沿ってリ
ード/ライトヘッドを所定トラックに移動及び位置決め
するためのヘッド支持及び送り機構が設けられている。
磁気記録され、また任意にランダム読取が可能であり、
このようなリード/ライトを行うために、磁気ディスク
ドライブには回転する磁気ディスクの径方向に沿ってリ
ード/ライトヘッドを所定トラックに移動及び位置決め
するためのヘッド支持及び送り機構が設けられている。
通常、前記ハードディスクはディスクドライブ本体内
に密閉状態で回転可能に固定されており、一方、フロッ
ピディスクはそれ自体任意にディスクドライブに差替え
可能であるが、いずれの場合においても、リード/ライ
トヘッドはディスク表面に確実に所定の微小間隔をもっ
てあるいは密接して保持されなければならず、このよう
なヘッド支持機構はリード/ライト特性に大きな影響を
与える。
に密閉状態で回転可能に固定されており、一方、フロッ
ピディスクはそれ自体任意にディスクドライブに差替え
可能であるが、いずれの場合においても、リード/ライ
トヘッドはディスク表面に確実に所定の微小間隔をもっ
てあるいは密接して保持されなければならず、このよう
なヘッド支持機構はリード/ライト特性に大きな影響を
与える。
特に、近年のフロッピディスクは従来の8インチ型か
ら5.25インチ型あるいは3.5インチ型と急速に小型化さ
れ、かつその情報記録密度も著しく増大しているので、
前記ディスク面とヘッドとの接触状態での正しい位置決
めは極めて重要である。
ら5.25インチ型あるいは3.5インチ型と急速に小型化さ
れ、かつその情報記録密度も著しく増大しているので、
前記ディスク面とヘッドとの接触状態での正しい位置決
めは極めて重要である。
更に、近年の磁気ディスクドライブはそれ自体小型化
が要求され、ポータブルあるいはトランスポータブルな
小型かつ高密度磁気ディスクドライブにおいては、常に
安定したリード/ライト特性を保つためにヘッド支持機
構の役割は極めて大きい。
が要求され、ポータブルあるいはトランスポータブルな
小型かつ高密度磁気ディスクドライブにおいては、常に
安定したリード/ライト特性を保つためにヘッド支持機
構の役割は極めて大きい。
特に、リード/ライトヘッドが所定のトラックから磁
気ディスクの径方向にずれるいわゆるオフトラックが生
じた場合には、充分な読取出力を得ることができず、容
易にリード/ライト不能を生じるという問題があった。
このようなオフトラックはリード/ライトヘッドの組付
け時におけるずればかりでなく、磁気ディスクの回転時
における上下方向のうねり偏位が生じたときにヘッドが
これに追従するときの傾きにも大きく依存し、従来この
ようなオフトラックを抑制した各種のヘッド支持機構が
提案されている。
気ディスクの径方向にずれるいわゆるオフトラックが生
じた場合には、充分な読取出力を得ることができず、容
易にリード/ライト不能を生じるという問題があった。
このようなオフトラックはリード/ライトヘッドの組付
け時におけるずればかりでなく、磁気ディスクの回転時
における上下方向のうねり偏位が生じたときにヘッドが
これに追従するときの傾きにも大きく依存し、従来この
ようなオフトラックを抑制した各種のヘッド支持機構が
提案されている。
従来の第1の方式は米国特許第4,151,573号(特公昭
5−15866)に示され、フロッピディスクの両面に対し
てヘッドを密接するため、下ヘッドがキャリッジに不動
に固定され、一方上ヘッドがアームに対してジンバル支
持された構成を有する。
5−15866)に示され、フロッピディスクの両面に対し
てヘッドを密接するため、下ヘッドがキャリッジに不動
に固定され、一方上ヘッドがアームに対してジンバル支
持された構成を有する。
この第1の従来方式によれば、下ヘッドはそれ自体キ
ャリッジに固定されているために、そのリード/ライト
面はフロッピディスクに対する読取基準面を与え、フレ
キシブルなフロッピディスクは上ヘッドから与えられる
ローディング圧力によって強制的に下ヘッド面にならわ
され、これによってフロッピディスクのうねりを除去す
る特徴を有する。
ャリッジに固定されているために、そのリード/ライト
面はフロッピディスクに対する読取基準面を与え、フレ
キシブルなフロッピディスクは上ヘッドから与えられる
ローディング圧力によって強制的に下ヘッド面にならわ
され、これによってフロッピディスクのうねりを除去す
る特徴を有する。
従来の第2の方式は、両面ヘッドをそれぞれ磁気ディ
スク面に追従させる方式であり、例えば米国特許第4,35
5,339号(特開昭56−98746)に示されるごとく、両ヘッ
ドはそれぞれキャリッジに対して回動可能に支持され、
これによって磁気ディスクの上下うねり偏位に両ヘッド
がそれぞれ別個に追従する構成を有する。
スク面に追従させる方式であり、例えば米国特許第4,35
5,339号(特開昭56−98746)に示されるごとく、両ヘッ
ドはそれぞれキャリッジに対して回動可能に支持され、
これによって磁気ディスクの上下うねり偏位に両ヘッド
がそれぞれ別個に追従する構成を有する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記第1の方式であっては、下ヘッド
が固定された基準面を与えるために、フロッピディスク
は常にこの基準面にならうための偏位を強いられ、特に
下ヘッドとディスク面との摩耗が大きいという問題があ
った。また、フロッピディスクはドライブ内に挿入され
た時に、製造上あるいは組立上の誤差に起因してディス
クの高さが無視できないバラツキを有し、従来の第1方
式においては、このような上下のバラツキを有するフロ
ッピディスクを共通の単一基準面にならわせるので、フ
ロッピディスク毎に通常ペネトレーションとして知られ
る下ヘッドのディスク面への食込み量が変動することと
なり、このような強制的なディスクの変形が前記摩耗を
生じるばかりでなく、読取品質にも大きな悪影響を与
え、各磁気ディスクごとに比較的大きなオフトラックが
生じるという問題があった。
が固定された基準面を与えるために、フロッピディスク
は常にこの基準面にならうための偏位を強いられ、特に
下ヘッドとディスク面との摩耗が大きいという問題があ
った。また、フロッピディスクはドライブ内に挿入され
た時に、製造上あるいは組立上の誤差に起因してディス
クの高さが無視できないバラツキを有し、従来の第1方
式においては、このような上下のバラツキを有するフロ
ッピディスクを共通の単一基準面にならわせるので、フ
ロッピディスク毎に通常ペネトレーションとして知られ
る下ヘッドのディスク面への食込み量が変動することと
なり、このような強制的なディスクの変形が前記摩耗を
生じるばかりでなく、読取品質にも大きな悪影響を与
え、各磁気ディスクごとに比較的大きなオフトラックが
生じるという問題があった。
また従来の第2の方式にあっては、磁気ディスクの追
従性は改善されるものの、各ヘッドを固定する揺動アー
ムがそれぞれ別個にキャリッジに支持されているため
に、磁気ディスクの上下うねり偏位に追従する時の上下
アームの移動が均一でなく、この結果、上下ヘッド間で
のオフトラックにバラツキが生じ、両者のオフトラック
量を所望範囲に抑制することが実際上困難であるという
問題があった。
従性は改善されるものの、各ヘッドを固定する揺動アー
ムがそれぞれ別個にキャリッジに支持されているため
に、磁気ディスクの上下うねり偏位に追従する時の上下
アームの移動が均一でなく、この結果、上下ヘッド間で
のオフトラックにバラツキが生じ、両者のオフトラック
量を所望範囲に抑制することが実際上困難であるという
問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
両面ヘッドを磁気ヘッドの上下うねり偏位に追従させな
がら、かつオフトラック量を最小限に抑制することので
きる改良された両面支持機構を提供することにある。
両面ヘッドを磁気ヘッドの上下うねり偏位に追従させな
がら、かつオフトラック量を最小限に抑制することので
きる改良された両面支持機構を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、磁気ディスク
の上面に密接保持される上ヘッドと、前記上ヘッドを支
持する上アームと、前記上ヘッドと対向位置で前記磁気
ディスクの下面に密接保持される下ヘッドと、前記下ヘ
ッドを支持する下アームと、前記磁気ディスクの径方向
に沿って往復動可能なキャリッジとを含み、前記上アー
ムと下アームをキャリッジに対して揺動可能に支持し、
ディスク回転中に生じるディスクの上下偏位に前記磁気
ディスクを挟持する上ヘッドと下ヘッドからなる両面ヘ
ッドを追従させる磁気ディスクドライブの両面ヘッド支
持機構において、前記上下アームを組み立ててアーム体
を構成し、このアーム体全体を尾端側で1枚の共通支持
板バネによって前記キャリッジに揺動自在に支持したこ
とを特徴する。
の上面に密接保持される上ヘッドと、前記上ヘッドを支
持する上アームと、前記上ヘッドと対向位置で前記磁気
ディスクの下面に密接保持される下ヘッドと、前記下ヘ
ッドを支持する下アームと、前記磁気ディスクの径方向
に沿って往復動可能なキャリッジとを含み、前記上アー
ムと下アームをキャリッジに対して揺動可能に支持し、
ディスク回転中に生じるディスクの上下偏位に前記磁気
ディスクを挟持する上ヘッドと下ヘッドからなる両面ヘ
ッドを追従させる磁気ディスクドライブの両面ヘッド支
持機構において、前記上下アームを組み立ててアーム体
を構成し、このアーム体全体を尾端側で1枚の共通支持
板バネによって前記キャリッジに揺動自在に支持したこ
とを特徴する。
従って、本発明によれば、両ヘッドはそれぞれ一体と
して磁気ディスクの上下うねり偏位に追従することがで
き、このような一体のアーム体は上下ヘッドに対してデ
ィスクとの間で均一な動きを行い、この結果、アーム体
の揺動に基づくオフトラック量も上下で均一となるため
に、従来の別個に支持されたアームと異なり、両面側の
オフトラック量を容易に所定値内に抑制することが可能
となる。
して磁気ディスクの上下うねり偏位に追従することがで
き、このような一体のアーム体は上下ヘッドに対してデ
ィスクとの間で均一な動きを行い、この結果、アーム体
の揺動に基づくオフトラック量も上下で均一となるため
に、従来の別個に支持されたアームと異なり、両面側の
オフトラック量を容易に所定値内に抑制することが可能
となる。
本発明によれば、前述したごとく、アーム自体が揺動
してディスクの上下うねり偏位に追従するので、一方側
のヘッドはアームに固定可能であり、構造及び組立作業
を簡素化することができ、また従来装置と異なり、この
ような固定ヘッドも何らディスクの上下うねり偏位に対
して固定基準面を与えることがないので、例えば不必要
なペネトレーションを付与することがなく、メディアの
摩耗あるいは強制的なディスクの偏位によるオフトラッ
ク等が生じことはない。
してディスクの上下うねり偏位に追従するので、一方側
のヘッドはアームに固定可能であり、構造及び組立作業
を簡素化することができ、また従来装置と異なり、この
ような固定ヘッドも何らディスクの上下うねり偏位に対
して固定基準面を与えることがないので、例えば不必要
なペネトレーションを付与することがなく、メディアの
摩耗あるいは強制的なディスクの偏位によるオフトラッ
ク等が生じことはない。
更に、本発明によれば、アーム体が単一の共通支持バ
ネにてキャリッジに支持され、この結果、前記共通支持
バネはディスク面と同一平面に配置可能であり、この結
果、両ヘッド面はその揺動支点がディスクと一致し、こ
れによってヘッドの傾きを最小限に抑制可能である。
ネにてキャリッジに支持され、この結果、前記共通支持
バネはディスク面と同一平面に配置可能であり、この結
果、両ヘッド面はその揺動支点がディスクと一致し、こ
れによってヘッドの傾きを最小限に抑制可能である。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る。
る。
第1,2,3図には本発明の好適な実施例が示されてお
り、実施例においては、マイクロフロッピディスク(3.
5インチ)のリード/ライトを行う磁気ディスクに好適
な両ヘッド支持機構を例示する。
り、実施例においては、マイクロフロッピディスク(3.
5インチ)のリード/ライトを行う磁気ディスクに好適
な両ヘッド支持機構を例示する。
詳細には図示していないが、磁気ディスクドライブに
は2本のガイドレール10,12がレール押え14によって固
定されており、このガイドレール10,12によってキャリ
ッジ16が往復移動可能に支持されている。装置には、鎖
線で示されるフロッピディスク100が着脱可能に装着さ
れ、図示していない駆動モータによってリード/ライト
のために回転駆動される。図の磁気ディスク100は3.5イ
ンチ型フロッピディスクからなり、それ自体プラスチッ
クなどからなるカートリッジ102内に収納されている。
は2本のガイドレール10,12がレール押え14によって固
定されており、このガイドレール10,12によってキャリ
ッジ16が往復移動可能に支持されている。装置には、鎖
線で示されるフロッピディスク100が着脱可能に装着さ
れ、図示していない駆動モータによってリード/ライト
のために回転駆動される。図の磁気ディスク100は3.5イ
ンチ型フロッピディスクからなり、それ自体プラスチッ
クなどからなるカートリッジ102内に収納されている。
前記キャリッジ16は図示していない例えばステッピン
グモータ等により駆動され、前記ガイドレール10,12に
沿って所定位置に位置決めされる。
グモータ等により駆動され、前記ガイドレール10,12に
沿って所定位置に位置決めされる。
前記ステッピングモータとの連結を行うため、実施例
のキャリッジ16にはその一部に張出し脚部16aが設けら
れており、周知のごとくステッピングモータの軸にベル
ト、αベルトあるいは送りネジ等を介して連結される。
のキャリッジ16にはその一部に張出し脚部16aが設けら
れており、周知のごとくステッピングモータの軸にベル
ト、αベルトあるいは送りネジ等を介して連結される。
キャリッジ16は前記ガイドレール12と摺動するために
ブッシュ18を有し、また他方のガイドレールとの摺動は
長孔16bにて行われ、これによってキャリッジ16の基準
位置はブッシュ18側にて行われ、両ガイドレール10,12
間の軸間距離の誤差は前記長孔16bにより吸収される。
ブッシュ18を有し、また他方のガイドレールとの摺動は
長孔16bにて行われ、これによってキャリッジ16の基準
位置はブッシュ18側にて行われ、両ガイドレール10,12
間の軸間距離の誤差は前記長孔16bにより吸収される。
前記キャリッジ尾端側には後述するアーム体を支持す
るためのアーム体支持部16dが設けられ、キャリッジ全
体はプラスチックスの射出成型にて形成することが好適
である。
るためのアーム体支持部16dが設けられ、キャリッジ全
体はプラスチックスの射出成型にて形成することが好適
である。
本発明において、前記磁気ディスク100の両面に上ヘ
ッド20及び下ヘッド22を対向した状態で密接保持するた
めにアーム体24が設けられており、このアーム体24は上
アーム26及び下アーム28を含む。
ッド20及び下ヘッド22を対向した状態で密接保持するた
めにアーム体24が設けられており、このアーム体24は上
アーム26及び下アーム28を含む。
下アーム28はほぼ平板形状からなり、両ガイドレール
10,12の間に後述するごとく前記キャリッジ16に対して
揺動自在に支持される。そして、この下アーム28の先端
には支持板30を介して前記下ヘッド22が接着等によって
固定されている。
10,12の間に後述するごとく前記キャリッジ16に対して
揺動自在に支持される。そして、この下アーム28の先端
には支持板30を介して前記下ヘッド22が接着等によって
固定されている。
また、下アーム28の尾端側には押え台32がネジ34によ
って強固に固定され、該押え台32を介して前記上アーム
26と下アーム28とが互いに回動可能に支持される。
って強固に固定され、該押え台32を介して前記上アーム
26と下アーム28とが互いに回動可能に支持される。
すなわち、上アーム26はその先端側にジンバルバネ36
を介して前記上ヘッド20が支持され、揺動バネ38によっ
て上アーム26自体が下アーム28と揺動可能となってい
る。前記ジンバルバネ36はその中央部に前記上ヘッド20
が接着等により強固に固定され、またジンバルバネ36の
外周は上アーム26に固定されている。
を介して前記上ヘッド20が支持され、揺動バネ38によっ
て上アーム26自体が下アーム28と揺動可能となってい
る。前記ジンバルバネ36はその中央部に前記上ヘッド20
が接着等により強固に固定され、またジンバルバネ36の
外周は上アーム26に固定されている。
また、上アーム26に固定されたピボット40の先端がジ
ンバルバネ36のほぼ中央部に伸張しており、これによっ
て、上ヘッド20はピボット40を中心として任意方向に傾
動可能であり、前述した下アーム28に固定された下ヘッ
ド22の上面にならってその姿勢を変化させることができ
る。
ンバルバネ36のほぼ中央部に伸張しており、これによっ
て、上ヘッド20はピボット40を中心として任意方向に傾
動可能であり、前述した下アーム28に固定された下ヘッ
ド22の上面にならってその姿勢を変化させることができ
る。
前記揺動バネ38は実施例においてリーフスプリングか
らなり、その一端は押え板42によって上アーム26にネジ
固定され、またその他端は押え板44によって前記ネジ34
のネジ締め力により押え台32にしっかりと固定されてい
る。従って、上アーム26はその尾部26cが押え台32の上
面に接触した位置を支点として下アーム28に対して相対
的に揺動可能であることが理解される。
らなり、その一端は押え板42によって上アーム26にネジ
固定され、またその他端は押え板44によって前記ネジ34
のネジ締め力により押え台32にしっかりと固定されてい
る。従って、上アーム26はその尾部26cが押え台32の上
面に接触した位置を支点として下アーム28に対して相対
的に揺動可能であることが理解される。
前記上アーム26と下アーム28とを常時両ヘッド20,22
がディスク100の両面に密接する方向に付勢するため
に、両アーム26,28との間にはローディングバネ46,48が
設けられている。このローディングバネ46,48は前記押
え台32の両端に突出して形成された軸50,52に装着され
ている。
がディスク100の両面に密接する方向に付勢するため
に、両アーム26,28との間にはローディングバネ46,48が
設けられている。このローディングバネ46,48は前記押
え台32の両端に突出して形成された軸50,52に装着され
ている。
両ローディングバネ46,48はそれぞれ一端側がアーム2
6の両端に設けられたバネ掛け26a,26bに掛けられ、また
これらの他端が前記押え板44に設けられたバネ掛け44a
に掛けられている。従って、ローディングバネ46,48は
第1図において、両アームを互いに上アーム26を時計方
向そして下アーム28を反時計方向へ付勢する力を与え
る。
6の両端に設けられたバネ掛け26a,26bに掛けられ、また
これらの他端が前記押え板44に設けられたバネ掛け44a
に掛けられている。従って、ローディングバネ46,48は
第1図において、両アームを互いに上アーム26を時計方
向そして下アーム28を反時計方向へ付勢する力を与え
る。
以上のようにしてアーム体24はそれぞれ上ヘッド20,
下ヘッド22を担持した上アーム26,下アーム28を含み、
ローディングバネ28によって両アーム26,28が互いに近
付き合う方向に付勢されていることが理解される。
下ヘッド22を担持した上アーム26,下アーム28を含み、
ローディングバネ28によって両アーム26,28が互いに近
付き合う方向に付勢されていることが理解される。
本発明において特徴的なことは、前述のごとく組立て
られたアーム体24が一本の共通支持バネ54によって前記
キャリッジ16にアーム体24が全体として揺動可能に支持
されていることである。
られたアーム体24が一本の共通支持バネ54によって前記
キャリッジ16にアーム体24が全体として揺動可能に支持
されていることである。
本実施例において、共通支持バネ54はリーフスプリン
グからなり、その一端側が前記下アーム28と押え台32の
間に挟み込まれネジ34の締付けによってアーム体24に強
固に固定され、また他端が前記キャリッジ16のアーム体
支持部16dに押え板56を介してネジ58にて強固にネジ固
定されている。従って、アーム体24は共通支持バネ54に
よってキャリッジ16に揺動自在に支持されることとな
り、前記磁気ディスク100の上下方向のうねり偏位があ
った場合に、両ヘッド20,22をこの偏位に追従して容易
に揺動させることができる。
グからなり、その一端側が前記下アーム28と押え台32の
間に挟み込まれネジ34の締付けによってアーム体24に強
固に固定され、また他端が前記キャリッジ16のアーム体
支持部16dに押え板56を介してネジ58にて強固にネジ固
定されている。従って、アーム体24は共通支持バネ54に
よってキャリッジ16に揺動自在に支持されることとな
り、前記磁気ディスク100の上下方向のうねり偏位があ
った場合に、両ヘッド20,22をこの偏位に追従して容易
に揺動させることができる。
実施例において、アーム体24の尾部とキャリッジ16の
アーム体支持部16dの前部との間隙Gは著しく小さく、
例えば1mmに設定されており、この結果、共通支持バネ5
4の支持によっても、アーム体24がバネ54の変形によっ
て上下に移動することはなく、バネ54の撓みによって単
なる揺動運動のみを行い、また常に所定位置に復元する
ことができる。また、前記ギャップGが極めて小さく、
これに比して、キャリッジ16のアーム体支持部16dの先
端から両ヘッド20,22までの距離は十分に長いので、後
述するごとく、磁気ディスク100の上下方向のうねり偏
位時の僅かな曲げ力でも両ヘッド20,22はこの偏位に確
実に追従することができる。
アーム体支持部16dの前部との間隙Gは著しく小さく、
例えば1mmに設定されており、この結果、共通支持バネ5
4の支持によっても、アーム体24がバネ54の変形によっ
て上下に移動することはなく、バネ54の撓みによって単
なる揺動運動のみを行い、また常に所定位置に復元する
ことができる。また、前記ギャップGが極めて小さく、
これに比して、キャリッジ16のアーム体支持部16dの先
端から両ヘッド20,22までの距離は十分に長いので、後
述するごとく、磁気ディスク100の上下方向のうねり偏
位時の僅かな曲げ力でも両ヘッド20,22はこの偏位に確
実に追従することができる。
なお、本実施例において、前記共通支持バネ54は磁気
ディスク100と同一平面に配置され、後述のごとく、両
ヘッド20,22が磁気ディスク100と接触する面と前記共通
支持バネ54の設置面とが同一面であるために、磁気ディ
スク100の上下方向のうねり偏位に追従したアーム体24
の揺動時に両ヘッド20,22の傾きによるオフトラック量
を著しく軽減可能である。
ディスク100と同一平面に配置され、後述のごとく、両
ヘッド20,22が磁気ディスク100と接触する面と前記共通
支持バネ54の設置面とが同一面であるために、磁気ディ
スク100の上下方向のうねり偏位に追従したアーム体24
の揺動時に両ヘッド20,22の傾きによるオフトラック量
を著しく軽減可能である。
なお、本実施例においては、外部からの振動あるいは
運送時の衝撃などに対してアーム体24を保護し、また磁
気ディスク100の着脱時に上アーム26をローディングバ
ネ48に抗して跳ね上げた時、下アーム28を所定位置に押
えるため、キャリッジ16と下アーム28との間にはストッ
パ機構が設けられている。
運送時の衝撃などに対してアーム体24を保護し、また磁
気ディスク100の着脱時に上アーム26をローディングバ
ネ48に抗して跳ね上げた時、下アーム28を所定位置に押
えるため、キャリッジ16と下アーム28との間にはストッ
パ機構が設けられている。
すなわち、第2図から明らかなごとく、下アーム28の
両側には突出部28a,28bが設けられており、一方、キャ
リッジ16には前記突出部28a,28bより十分に大きな幅の
ストッパ溝16e,16fが設けられ、両溝16e,16fの上側壁に
てアーム26の跳ね上げ時のストッパ作用が行われ、また
両溝16e,16fの下側壁にて下側への下アーム28の移動が
規制されている。
両側には突出部28a,28bが設けられており、一方、キャ
リッジ16には前記突出部28a,28bより十分に大きな幅の
ストッパ溝16e,16fが設けられ、両溝16e,16fの上側壁に
てアーム26の跳ね上げ時のストッパ作用が行われ、また
両溝16e,16fの下側壁にて下側への下アーム28の移動が
規制されている。
なお、前述した実施例においては、共通支持バネ54は
下アーム28と押え台32との挾持によってアーム体24に固
定されているが、周知のインサート成型法によって下ア
ーム28の射出成型時に共通支持バネ54を一体成型するこ
とも可能である。
下アーム28と押え台32との挾持によってアーム体24に固
定されているが、周知のインサート成型法によって下ア
ーム28の射出成型時に共通支持バネ54を一体成型するこ
とも可能である。
同様に、両アーム26,28を揺動可能とするための揺動
バネ38も上アーム26に対してインサート成型等にて一体
成型可能である。
バネ38も上アーム26に対してインサート成型等にて一体
成型可能である。
本発明の実施例は以上の構成からなり、以下にその作
用を説明する。
用を説明する。
第1図はフロッピディスク100の挿入面が両面ヘッド
支持機構の仮想的な中心位置すなわち前記共通支持バネ
54と同一面である状態を示す。
支持機構の仮想的な中心位置すなわち前記共通支持バネ
54と同一面である状態を示す。
しかしながら、フロッピディスク100はカートリッジ1
02の製造誤差その他によって装置に挿入した状態で既に
その面が上下に偏位しており、更に、フロッピディスク
100の回転中に無視できない上下のうねり偏位が生じ
る。
02の製造誤差その他によって装置に挿入した状態で既に
その面が上下に偏位しており、更に、フロッピディスク
100の回転中に無視できない上下のうねり偏位が生じ
る。
第4図には、本発明におけるこの上下偏位への追従状
態が示され、前記偏位量がdにて示されている。
態が示され、前記偏位量がdにて示されている。
このような偏位dが生じたとき、本発明におけるアー
ム体24は両ヘッド20,22を一体に担持したまま全体とし
て共通支持バネ54のたわみにて揺動し、図においては、
上方向に揺動する。
ム体24は両ヘッド20,22を一体に担持したまま全体とし
て共通支持バネ54のたわみにて揺動し、図においては、
上方向に揺動する。
従って、第4図のごとく、ディスク100の上下偏位に
対して確実に追従可能であり、ディスク100に余分な応
力を加えたり、あるいはローディング圧力を必要以上に
大きくすることなく、各追従した状態で最適なローディ
ング圧力を上下ヘッド20,22に与えることができる。
対して確実に追従可能であり、ディスク100に余分な応
力を加えたり、あるいはローディング圧力を必要以上に
大きくすることなく、各追従した状態で最適なローディ
ング圧力を上下ヘッド20,22に与えることができる。
また、本発明において、このようなアーム体24の揺動
はキャリッジ16の支点からヘッド中心までの充分に長い
距離lを弧として動き、これによって、X方向の変位す
なわちオフトラックを生じさせることなく前記追従作用
を達成可能である。
はキャリッジ16の支点からヘッド中心までの充分に長い
距離lを弧として動き、これによって、X方向の変位す
なわちオフトラックを生じさせることなく前記追従作用
を達成可能である。
また、本発明によれば、アーム体24は単一の共通支持
バネ54によって支持され、この結果、共通支持バネ54を
磁気ディスク100の面と同一面に配置可能であり、この
結果、両面ヘッドが磁気ディスクの上下方向に追従して
移動した場合においても、両ヘッド間でのオフトラック
の量のアンバランス及びオフトラック量自体を著しく小
さくすることができる。
バネ54によって支持され、この結果、共通支持バネ54を
磁気ディスク100の面と同一面に配置可能であり、この
結果、両面ヘッドが磁気ディスクの上下方向に追従して
移動した場合においても、両ヘッド間でのオフトラック
の量のアンバランス及びオフトラック量自体を著しく小
さくすることができる。
第5図には従来における上アームA1と下アームA2がキ
ャリッジCにそれぞれ別個に回動可能に支持され、各ア
ームA1,A2にそれぞれヘッドH1,H2が担持された状態を示
している。
ャリッジCにそれぞれ別個に回動可能に支持され、各ア
ームA1,A2にそれぞれヘッドH1,H2が担持された状態を示
している。
この従来方式においては、磁気ディスク100が第6図
のごとく例えば上方に偏位すると、図示のごとく、上下
ヘッドH1,H2はX方向に大きく偏位してしまい、第5図
におけるヘッド中心位置200から上下ヘッドH1,H2がそれ
ぞれ著しく移動してしまい、この結果生じるオフトラッ
クは到底装置のリード/ライトを可能とする範囲に納め
ることはできない。
のごとく例えば上方に偏位すると、図示のごとく、上下
ヘッドH1,H2はX方向に大きく偏位してしまい、第5図
におけるヘッド中心位置200から上下ヘッドH1,H2がそれ
ぞれ著しく移動してしまい、この結果生じるオフトラッ
クは到底装置のリード/ライトを可能とする範囲に納め
ることはできない。
このように従来における欠点は、各アームA1,A2のキ
ャリッジCに対する固定位置が上下方向にずれることに
起因し、これによって各ヘッドH1,H2はその高さh1,h2分
傾きを生じ、これが第6図のごとき大きなオフトラック
の発生原因となっていた。
ャリッジCに対する固定位置が上下方向にずれることに
起因し、これによって各ヘッドH1,H2はその高さh1,h2分
傾きを生じ、これが第6図のごとき大きなオフトラック
の発生原因となっていた。
一方、第7図には本発明に係るヘッド支持機構のモデ
ル化した図が示され、この磁気ディスク100が第8図の
ごとく上方に移動した場合においてもそのオフトラック
発生量を著しく小さくすることができる。
ル化した図が示され、この磁気ディスク100が第8図の
ごとく上方に移動した場合においてもそのオフトラック
発生量を著しく小さくすることができる。
すなわち、第7図に示されるごとく、共通支持バネ54
は磁気ディスク100と同一面に設定され、この結果、本
発明においては、ヘッド20,22のヘッド高にかかわらず
その磁気ディスク100との接触面のみを考慮すればよ
く、この結果、従来のごときヘッドの傾きによる偏位が
オフトラックに何ら影響しない特徴を有し、この結果、
第8図のごとく、磁気ディスク100が上方に大きく移動
した場合においてもディスク100とのヘッド20,22の接触
面はほとんどX方向に偏位することなく、オフトラック
のない良好なリード/ライトを達成可能である。
は磁気ディスク100と同一面に設定され、この結果、本
発明においては、ヘッド20,22のヘッド高にかかわらず
その磁気ディスク100との接触面のみを考慮すればよ
く、この結果、従来のごときヘッドの傾きによる偏位が
オフトラックに何ら影響しない特徴を有し、この結果、
第8図のごとく、磁気ディスク100が上方に大きく移動
した場合においてもディスク100とのヘッド20,22の接触
面はほとんどX方向に偏位することなく、オフトラック
のない良好なリード/ライトを達成可能である。
前述したアーム体の支持部とディスク面との一致は、
単一の共通支持バネを用いることによって簡単に実現可
能であり、各アームをキャリッジに別個に固定する従来
の場合には前記支持面とディスク面との一致構造を得る
とともに複雑な構成を必要とする欠点があり、本発明に
おいてはこのような構造上の簡素化を良好に達成可能で
ある。
単一の共通支持バネを用いることによって簡単に実現可
能であり、各アームをキャリッジに別個に固定する従来
の場合には前記支持面とディスク面との一致構造を得る
とともに複雑な構成を必要とする欠点があり、本発明に
おいてはこのような構造上の簡素化を良好に達成可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、上下ヘッドが
組立体としてのアーム体に支持され、このアーム体が1
枚の共通支持板バネを通じてキャリッジに支持されてい
るので、アーム体がキャリッジ上で上下に揺動しても、
上下アームがディスク半径方向に相対移動することがな
く、上下アームは予めアーム体として組み立てられてい
るので、上下アームをキャリッジに取り付ける際に、上
下アームのディスク半径方向の相対位置を調整する必要
がなく、磁気ディスクドライブ装置の組立を効率的に行
うことが可能となる。
組立体としてのアーム体に支持され、このアーム体が1
枚の共通支持板バネを通じてキャリッジに支持されてい
るので、アーム体がキャリッジ上で上下に揺動しても、
上下アームがディスク半径方向に相対移動することがな
く、上下アームは予めアーム体として組み立てられてい
るので、上下アームをキャリッジに取り付ける際に、上
下アームのディスク半径方向の相対位置を調整する必要
がなく、磁気ディスクドライブ装置の組立を効率的に行
うことが可能となる。
第1図は本発明に係る磁気ディスクドライブの両面ヘッ
ド支持機構の好適な実施例を示す断面図、 第2図は第1図のII−II及びII′方向から見た断面及び
側面図、 第3図は第1図におけるIII−III及びIII′方向から見
た断面及び側面図、 第4図は本実施例のアーム体の揺動状態を示す説明図、 第5,6図は従来装置の一例の作用説明図、 第7,8図は前記第5,6図の従来装置と対応する本発明の作
用説明図である。 16……キャリッジ 16d……アーム体支持部 20……上ヘッド 22……下ヘッド 24……アーム体 26……上アーム 28……下アーム 36……ジンバルバネ 38……揺動バネ 46,48……ローディングバネ 54……共通支持バネ 100……磁気ディスク。
ド支持機構の好適な実施例を示す断面図、 第2図は第1図のII−II及びII′方向から見た断面及び
側面図、 第3図は第1図におけるIII−III及びIII′方向から見
た断面及び側面図、 第4図は本実施例のアーム体の揺動状態を示す説明図、 第5,6図は従来装置の一例の作用説明図、 第7,8図は前記第5,6図の従来装置と対応する本発明の作
用説明図である。 16……キャリッジ 16d……アーム体支持部 20……上ヘッド 22……下ヘッド 24……アーム体 26……上アーム 28……下アーム 36……ジンバルバネ 38……揺動バネ 46,48……ローディングバネ 54……共通支持バネ 100……磁気ディスク。
Claims (4)
- 【請求項1】磁気ディスクの上面に密接保持される上ヘ
ッドと、前記上ヘッドを支持する上アームと、前記上ヘ
ッドと対向位置で前記磁気ディスクの下面に密接保持さ
れる下ヘッドと、前記下ヘッドを支持する下アームと、
前記磁気ディスクの径方向に沿って往復動可能なキャリ
ッジとを含み、前記上アームと下アームをキャリッジに
対して揺動可能に支持し、ディスク回転中に生じるディ
スクの上下偏位に前記磁気ディスクを挟持する上ヘッド
と下ヘッドからなる両面ヘッドを追従させる磁気ディス
クドライブの両面ヘッド支持機構において、 前記上アームと下アームを組み立ててアーム本体を構成
し、このアーム本体全体を尾端側で1枚の共通の共通支
持板バネによって前記キャリッジに揺動自在に支持した
ことを特徴とする磁気ディスクドライブの両面ヘッド支
持機構。 - 【請求項2】特許請求の範囲(1)記載の機構におい
て、前記上アームは下アームに揺動可能に接続され、こ
の下アームに前記共通支持板バネを接続し、前記キャリ
ッジには、磁気ディスク挿入のための上アームの跳上げ
時に下アームを係止するためのストッパが設けられてい
ることを特徴とする磁気ディスクドライブの両面ヘッド
支持機構。 - 【請求項3】特許請求の範囲(1),(2)のいずれか
に記載の機構において、上ヘッドと下ヘッドのそれぞれ
一方は上アームと下アームのそれぞれに固定され、上ヘ
ッドと下ヘッドのそれぞれ他方は上アームと下アームの
それぞれにジンバルバネを介して傾動可能に保持されて
いることを特徴とする磁気ディスクドライブの両面ヘッ
ド支持機構。 - 【請求項4】特許請求の範囲(1),(2),(3)の
いずれかに記載の機構において、前記共通支持板バネは
磁気ディスクの回転面とほぼ同一面に配置されているこ
とを特徴とする磁気ディスクドライブの両面ヘッド支持
機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209637A JP2536839B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 |
DE3631768A DE3631768C2 (de) | 1985-09-21 | 1986-09-18 | Doppelkopfhalterung für Magnetplattenlaufwerke |
US06/909,821 US4757404A (en) | 1985-09-21 | 1986-09-19 | Double head supporting mechanism for magnetic disk drive |
GB8622649A GB2180983B (en) | 1985-09-21 | 1986-09-19 | Double-head supporting mechanism for a magnetic disk drive |
FR8613124A FR2587822B1 (fr) | 1985-09-21 | 1986-09-19 | Mecanisme de support a double tete pour entrainement de disque magnetique, notamment comme elements de memoire externes d'ordinateurs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209637A JP2536839B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271056A JPS6271056A (ja) | 1987-04-01 |
JP2536839B2 true JP2536839B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=16576086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209637A Expired - Lifetime JP2536839B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4757404A (ja) |
JP (1) | JP2536839B2 (ja) |
DE (1) | DE3631768C2 (ja) |
FR (1) | FR2587822B1 (ja) |
GB (1) | GB2180983B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3208856B2 (ja) * | 1992-08-17 | 2001-09-17 | ソニー株式会社 | ディスク装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2123927A5 (ja) * | 1971-02-05 | 1972-09-15 | Honeywell Bull Soc Ind | |
US4151573A (en) * | 1977-06-13 | 1979-04-24 | Tandon Magnetics Corp. | Magnetic recording device for double sided media |
JPS6042542B2 (ja) * | 1978-12-01 | 1985-09-24 | 株式会社日立製作所 | 磁気ヘッド支持装置 |
US4263630A (en) * | 1978-12-07 | 1981-04-21 | International Business Machines Corporation | Uniformly loaded opposite magnetic transducer assembly |
JPS5593564A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-16 | Ibm | Converter carriage assembly |
US4343025A (en) * | 1979-10-05 | 1982-08-03 | Nortronics Company, Inc. | Transducer arm assembly for floppy disk |
US4327388A (en) * | 1980-02-15 | 1982-04-27 | International Business Machines Corporation | Transducer-carriage assembly with spring suspension |
US4328521A (en) * | 1980-04-07 | 1982-05-04 | Magnetic Peripherals Inc. | Gimbal spring retainer |
IT1128485B (it) * | 1980-07-14 | 1986-05-28 | Olivetti & Co Spa | Dispositivo per registrare e o leggere informazioni binarie su entrambe le facce di un disco magnetico flessibile |
DE8315140U1 (de) * | 1983-05-21 | 1983-12-01 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Vorrichtung zum positionieren von gegenstaenden, insbesondere von magnetkoepfen |
JPS6083255A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-11 | Hitachi Ltd | 磁気記録装置の磁気ヘツド取付機構 |
JPS6148166A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-08 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気デイスク駆動装置 |
-
1985
- 1985-09-21 JP JP60209637A patent/JP2536839B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-09-18 DE DE3631768A patent/DE3631768C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-09-19 GB GB8622649A patent/GB2180983B/en not_active Expired
- 1986-09-19 US US06/909,821 patent/US4757404A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-09-19 FR FR8613124A patent/FR2587822B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2587822A1 (fr) | 1987-03-27 |
GB2180983B (en) | 1989-10-18 |
JPS6271056A (ja) | 1987-04-01 |
US4757404A (en) | 1988-07-12 |
DE3631768C2 (de) | 1995-06-29 |
FR2587822B1 (fr) | 1994-02-11 |
GB2180983A (en) | 1987-04-08 |
DE3631768A1 (de) | 1987-04-02 |
GB8622649D0 (en) | 1986-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3384002B2 (ja) | ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置 | |
KR910002022B1 (ko) | 플로피 디스크 장치의 헤드 유지 기구 | |
EP0259952A1 (en) | Head support system for dual head disc drive | |
JP2536839B2 (ja) | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 | |
KR910007864B1 (ko) | 양면형 후렉시블 디스크 구동장치에 있어서의 헤드 지지구조 | |
KR900008860Y1 (ko) | 자기 헤드 지지 장치 | |
JP2583395B2 (ja) | 磁気ディスク装置の位置決め機構 | |
EP0120919A1 (en) | System for mounting magnetic transducer means on opposite sides of a flexible rotating magnetic disc | |
JPS63276754A (ja) | 磁気ディスクドライブの両面ヘッド支持機構 | |
JPH0673232B2 (ja) | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 | |
US4669010A (en) | Floppy disk drive | |
JPS63251960A (ja) | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 | |
KR890003523B1 (ko) | 자기디스크장치 | |
JP2677559B2 (ja) | 磁気デイスクドライブの両面ヘツド支持機構 | |
JP4062201B2 (ja) | ヘッド支持装置、ヘッド駆動装置およびディスク装置 | |
JPH0719423B2 (ja) | 磁気デイスクドライブのヘツド支持機構 | |
JPH0346172A (ja) | ハードディスク駆動装置の一体形ヘッド固定組立体 | |
KR940003450Y1 (ko) | 자기헤드 지지장치 | |
JPS61216162A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6246473A (ja) | 磁気ヘツド支持装置 | |
JPS63108526A (ja) | フロツピデイスクドライブのキヤリツジ構造 | |
JPS61216160A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS61216159A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6361457A (ja) | 磁気ヘツド支持装置 | |
JPS61204861A (ja) | 磁気記録再生装置 |