JP2536602B2 - カップ式飲料自動販売機のコ―ルド飲料製造方法 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機のコ―ルド飲料製造方法

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー,紅茶など、粉末原料を使用して
各種飲料を製造,販売するカップ式飲料自動販売機のコ
ールド飲料製造方法に関する。
〔従来の技術〕 この種のカップ式飲料自動販売機として、機内にカッ
プ供給装置,粉末原料供給装置,湯水供給装置,製氷
機,およびこれら各装置を経由して商品取出口との間で
カップを搬送するカップ搬送機構を装備し、販売時にカ
ップ供給装置より搬出されたカップに対し、カップ搬送
経路の途上でカップ内に粉末原料を投入した後に、粉末
原料を溶かすに必要な量の湯を注入して粉末原料を溶解
させ、さらに希釈用の湯,ないし冷水,氷を追加供給し
てホット,ないしコールドを製造し、最後に飲料入りカ
ップを商品取出口へ送出するようにしたカップ内ミキシ
ング方式のカップ式飲料自動販売機が例えば実開昭58−
190783で知られており、かつ既に製品化されて広く市場
に出回っている。
次に、前記したカップ式飲料自動販売機の機内構成の
概要を第3図に示すと、図において、1はカップ供給装
置、2は粉末原料を収容したキャニスタ、3は貯湯槽、
4は冷却水槽、5は製氷機、6はカップ搬送機構に搭載
した移動式ベンドステージ、7がカップである。また、
8は冷水ノズル、9は加圧湯ノズル、10は前湯ノズル、
11は氷シュータであってこれらは粉末原料供給位置と離
れた飲料ミキシング位置に一括してカップ7の上方に配
管されている。なお、12は冷水ラインに介装した送水ポ
ンプ、13は加圧湯ラインに介装した送湯ポンプである。
ここで、コールド飲料を選択した場合の従来における
一般的なコールド飲料製造方法をタイムチャートで表す
と第2図のごとくである。まず販売指令が与えられる
と、第3図におけるカップ供給装置1から搬出されたカ
ップ7を飲料ミキシング位置へ移送し、ここでノズル10
より少量の前湯を注入する。次にカップ7を粉末原料供
給位置に移送してキャニスタ2から所定量の粉末原料を
投入した後、再度飲料ミキシング位置に戻ってノズル9
を通じて加圧湯を噴射注入し、粉末原料をカップ内で湯
と撹拌して溶解させる。続いてノズル8より希釈冷水を
追加注入し、最後に製氷機5から氷を投入してコールド
飲料が仕上がる。ここで製造された飲料はカップ7に入
れた状態で商品取出口へ送出される。なお、粉末原料の
投入前に少量の前湯を注入しているのは、カップに投入
した粉末原料をカップ内で前湯の上に浮かせることによ
り、その後の加圧湯の注入工程で粉末原料がカップ壁面
に未溶解のまま付着するのを防止するためである。
また、カップ内で製造したコールド飲料の仕上がり温
度,濃度を飲料の上層部,下層部とで均等化することを
狙いに、第2図に点線で表したように冷水注入工程と氷
投入工程の順序を逆にし、先に氷を投入した後に冷水を
注入するようにした方法も同じ出願人より特開昭63−11
1596として提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来では製氷機にオーガ式製氷機を採用し
て小粒に砕いた氷を供給するようにしており、氷を飲料
の中に投入した際の落下衝撃も少なく、したがって前記
のように粉末原料に湯を加えて撹拌,溶解した後に氷を
投入しても、飲料がカップから周囲に飛び散ることが左
程問題となることはない。
一方、昨今ではオーガ式製氷機に替えて流下式製氷機
を採用し、製氷皿で製氷した比較的大粒で硬い氷を供給
するような傾向にある。しかして大粒な氷は落下衝撃も
大きく、このために前記のようにカップ内に相当量の飲
料が入っている状態で氷を投入すると、その衝撃で飲料
が飛散してカップ外に飛び散って機内を汚損する言った
問題が新たに発生するようになる。
本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、飲
料製造工程の順序を改良することにより、氷を投入する
際に飲料がカップ外に飛び散るのを防ぎ、併せて粉末原
料を溶解する際の撹拌性能,並びに仕上がりコールド飲
料温度の低温,均温化をより一層向上できるようにした
コールド飲料の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明のコールド飲料製
造方法では、カップ内に粉末原料を投入する工程と、一
次加圧湯を注入する工程と、氷を投入する工程と、二次
加圧湯を注入する工程と、希釈冷水を注入する工程とを
前記の順に実行してコールド飲料を製造するものとす
る。
〔作用〕
上記において、粉末原料を溶解するに必要な湯量が一
次加圧湯と二次加圧湯とに分けて別々な工程で供給さ
れ、一次加圧湯の注入工程と二次加圧湯の注入工程との
中間で氷が投入される。したがって氷を投入する時点で
はカップ内の底部に少量の液が溜っているだけであり、
氷の落下衝撃により飲料のカップ外への飛び散りがなく
なる。
一方、氷を投入した後に二次加圧湯を噴射注入するこ
とにより、既にカップ内に入っている氷を巻き込んで粉
末原料と湯とが勢いよく撹拌されるようになる。つまり
氷を撹拌媒体として有効に働くので、粉末原料へ加圧湯
を単独に注入した以上に撹拌効果が高まる。これによ
り、給湯工程の後に氷を投入する従来の方法と比べても
粉末原料の溶解度が高まる他、氷融解の進行が促進され
るので次の冷水注入工程を経て製造されたコールド飲料
の仕上がり温度も十分に低くまり、かつ液中全域で均温
化されるようになる。なお、前記の成果は発明者の行っ
た実験結果からも確認されている。
〔実施例〕
第1図は本発明によるコールド飲料の製造工程をタイ
ムチャートとして表した図である。すなわち、販売指令
により前湯,粉末原料をカップへ供給するまでの工程は
第2図と同様であるが、粉末原料を溶解するために供給
する加圧湯の注入工程が一次と二次に分けられ、まず一
次加圧湯を注入した状態で次に氷を投入し、その後に二
次加圧湯を噴射注入してから、最後に希釈冷水を追加注
入してコールド飲料を製造する。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明のコールド飲料製造方法によれ
ば、氷を投入した際に飲料がカップ外に飛び散るのを防
止しつつ、同時に飲料撹拌効果を高めて粉末原料の溶解
度の向上、並びにコールド飲料仕上がり温度の低温,均
温化の効果が得られ、これにより販売に適した質の高い
コールド飲料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例によるコールド飲料の製造工程を
タイムチャートで表した図、第2図は従来のコールド飲
料製造工程をタイムチャートで表した図、第3図はカッ
プ式飲料自動販売機の機内構成の概要図である。図にお
いて、 2:粉末原料キャニスタ、3:貯湯槽、4:冷却水槽、5:製氷
機、7:カップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ内に粉末原料,粉末原料を溶解する
    湯,希釈冷水,氷を供給してコールド飲料を製造するカ
    ップ式飲料自動販売機において、カップ内に粉末原料を
    投入する工程と、一次加圧湯を注入する工程と、氷を投
    入する工程と、二次加圧湯を注入する工程と、希釈冷水
    を注入する工程とを前記の順に実行してコールド飲料を
    製造することを特徴とするカップ式飲料自動販売機のコ
    ールド飲料製造方法。
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