JP2536417Y2 - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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JP2536417Y2
JP2536417Y2 JP1991080884U JP8088491U JP2536417Y2 JP 2536417 Y2 JP2536417 Y2 JP 2536417Y2 JP 1991080884 U JP1991080884 U JP 1991080884U JP 8088491 U JP8088491 U JP 8088491U JP 2536417 Y2 JP2536417 Y2 JP 2536417Y2
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本 剛 川
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新ダイワ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、伸び過ぎた雑草等を
刈払いする刈払機に関し、特に、立木を傷付けたり回転
刃を破損させたりすることなく雑草等を一定の高さで刈
払い作業を行うとともに、回転刃の交換が容易な刈払機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における刈払機は、例えば図8で示
すように軽合金等で製した操作パイプ31の基部に原動
機32を固着し、操作パイプ31の基部側にハンドル3
3を装着すると共に、操作パイプ31の先端にギヤケー
ス34を連結し、そのギヤケース34の下部に回転刃3
5を配設したものである。そして、原動機32の回転
は、操作パイプ31に内挿された図示しない連結杆によ
ってギヤケース34内の回転伝達手段に伝達され、その
回転伝達手段により回転刃35が回転する。この回転刃
35の回転によって、雑草等の刈払い作業が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図8で示すように回転
刃35が剥き出していたために、作業中に小石や落ちて
いる針金,金属片に当り、回転刃35が欠損したり、小
石や針金や金属片等が飛び散って作業者や周囲の人達に
不慮の事故を招くことがあった。また、作業中に回転刃
35が直接立木に触れ立木を傷付けることがあった。さ
らに、回転刃を若干宙に浮かせた状態で作業をするため
に、一定の高さで刈払いするのが困難であった。
【0004】この考案は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであって、作業中の回転刃に小石や落ちて
いる針金や金属片等が当って回転刃を欠損させたり、小
石や針金,金属片等を飛び散らして作業者や周囲の人達
に不慮の事故を招くことなくかつ、立木を傷付けること
もなく一定の高さで雑草等の刈払い作業が円滑に行えさ
らに、連結板の平面及び底面形状を略凹状とするととも
に、その半径方向の断面形状をコ字状としたために、こ
の連結板とガードプレートと安定板により生ずる隙間の
開口部が形成され、この開口部が、ギヤケースの回転軸
にボルトにより螺着固定された回転刃の着脱の際の回転
刃の交換作業を、ガードプレートや安定板の脱着を要す
ることなくきわめて容易に可能とする刈払機の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の課題を解決するための手段の特徴として
は、操作パイプの先端に回転刃を配し、この回転刃を回
転させて雑草等を刈取る刈払機において、この刈払機に
は、放射状等に突出した外周端が前記回転刃の外周より
も大径であって、前記回転刃の上面に配置するギヤケー
スに回転自在に取り付けられたガードプレートと、前記
回転刃の下面に配設され中心部に円形の穿設穴を形成し
たリング状の安定板と、この安定板の一部と前記ガード
プレートを連結する連結板とを有し、前記連結板は、平
面形状及び底面形状を略凹状とするとともに、その半径
方向の断面形状をコ字状とし、この連結板と前記ガード
プレートと安定板により形成される隙間を、前記ギヤケ
ースの回転軸にボルトにより螺着固定された回転刃の着
脱の際の開口部とする構成にすることである。
【0006】
【作用】例えば、刈払いする草原等に小石や針金や金属
片等の異物があったとしても、回転刃5の外形より大き
なガードプレート11に当り回転刃5に直接当接せずに
刈払い作業が続行される。また、立木の場合も同様に外
形の大きなガードプレート11が立木に沿って水平方向
に転がり立木を傷付けることなく、刈払い作業が続行さ
れる。さらに、安定板12を接地させて刈払いすること
により一定の高さで刈払い作業が円滑に行われる。な
お、回転刃5の交換作業を行う場合には、安定板12の
底部中央に穿設されたリング状の孔である穿設穴12a
よりギヤケース4の回転軸4aにボルト10により螺着
固定される回転刃5を螺脱し、ガードプレート11と安
定板12と連結板13により形成される隙間である開口
部20からこの回転刃5を取り出せばよく、装着に際し
ては、以上の工程の逆の工程を行えばよい。
【0007】
【実施例】以下、この考案に係る刈払機の実施例につい
て図面を参照して詳細に説明するが、図1は、この考案
に係る刈払機の実施の1例を示す斜視図である。この図
1において、この考案に係る刈払機Aは、軽合金、ステ
ンレススチール等で製した操作パイプ1と、操作パイプ
1の基端に固着された原動機2と、操作パイプ1の基部
側に装着されたハンドル3と、操作パイプ1の先端に連
結されたギヤケース4およびギヤケース4の回転軸4a
にボルト10により螺着固定された回転刃5とから構成
されている。
【0008】上記の操作パイプ1内には、通例のように
原動機2の回転をギヤケース4内のベベルギヤ等からな
る回転軸4aへ伝達する連結杆6が内挿されるととも
に、アクセル7のケーブル8が沿設されている。ハンド
ル3の両側には、グリップ9,9が挿着されるととも
に、一方のグリップ9にアクセルレバー7aが付設され
る。
【0009】図2は、刈払機Aの先端部の拡大平面図で
あり、図3は、図2の底面図であり、図4は、刈払機A
の先端部の拡大断面図である。図2乃至図4において、
ギヤケース4は、操作パイプ1の先端を内挿固定する受
パイプ4bが付設され、操作パイプ1を連結する。ま
た、回転刃5は、ボルト10によってベベルギヤ等から
なる回転軸4aに螺着固定され、原動機2の回転が伝達
される構造となっている。また、ギヤケース4には、リ
ング板17によりガードプレート11の内周縁11aが
回転自在な状態で挾持される。上記のガードプレート1
1は、外周部が放射状に突出し、その先端が下面の回転
刃5の外周より突出する。
【0010】回転刃5の下方には、図3乃至図4で示す
ように中央部に穿設穴12aが形成され、その形状をリ
ング形状とする安定板12が配設されており、回転刃5
の着脱の際にはこの穿設孔12aからボルト10の着脱
が行える。そして、この安定板12と前記ガードプレー
ト11は、図2乃至図5でその外観形状を示すように平
面視および底面視の形状を略凹状とするとともに、その
半径方向の断面形状をコ字状とする連結板13,13に
よって鋲着連結されおり、この連結板13,13と安定
板12とガードプレート11によって形成される隙間の
開口部20が、回転刃5の交換の際の回転刃5の挿脱箇
所となる。なお、この連結板13は、安定板12若しく
はガードプレート11と一体的に製作された物でも、回
転刃5の交換を可能とする隙間の開口部を有するもので
あれば、前述の物と同様な作用効果を有することは勿論
であるが、実施例のように対称的に2個設置の形式の
他、例えば、3個若しくは4個としても良いのは勿論で
ある。
【0011】図6は、刈払機Aで立木の周りの雑草の刈
払い作業を説明する平面図であり、また、図7は、その
説明用正面図である。図6で示すように草を刈る箇所に
立木14があった場合には、立木14に沿って刈払い作
業を行う。すると、ガードプレート11の外線が立木1
4に当接して回転し、回転刃5によって立木14を傷付
けることがない。すなわち、立木14の右側の雑草15
(図7参照)を刈払いする時には、図示の足跡16の位
置において、立木14に沿って実線矢印方向のように手
前から前方に進めると、ガードプレート11が反時計方
向に回転し、円滑な刈払い作業が行える。また、図示の
足跡16の位置において、立木14に沿って1点鎖線矢
印方向のように手前から前方に進めると、ガードプレー
ト11が時計方向に回転し、円滑な刈払い作業が行え
る。そして、図7で示すように符号hで示す一定の高さ
で雑草の刈取ることができる「刈払い高さ」とすること
ができる。
【0012】上記のような構成からなる刈払機Aで刈払
い作業を行った場合には、例えば、刈払いする草原等に
小石や針金や金属片等の異物があっても、回転中に外形
の大きなガードプレート11に当り回転刃5に直接当接
せずに作業が続行される。また、立木の場合も同様に外
形の大きなガードプレート11が立木に当接して立木を
傷付けることなく、刈払い作業が続行される。さらに、
安定板12を接地させて刈払することにより一定の高さ
で刈払い作業が円滑に行われる。
【0013】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る刈払機
は、回転刃の上方に回転刃よりも稍大きいガードプレー
トを配し、下面に安定板を配したので、雑草等の刈取り
作業中に回転刃が小石や針金,金属片等の異物に直接当
ることがないので、回転刃が欠損したり、小石や針金等
が飛び散って作業者や周囲の人に怪我をさせる等の事故
を防ぐことができ、また、刈払い作業中に立木に触れる
寸前にガードプレートが立木と接触し、立木を傷付ける
ことがない。さらに、刈払い作業の安定を計り刈取る高
さを一定に保持する安定板が底部に配設されているので
刈上りがきれいで作業が円滑に行える。
【0014】回転刃の交換作業においては、連結板の平
面及び底面形状を略凹状とするとともに、その半径方向
の断面形状をコ字状としたために、この連結板とガード
プレートと安定板により生ずる隙間の開口部が形成さ
れ、この開口部が、ギヤケースの回転軸にボルトにより
螺着固定された回転刃の着脱の際の回転刃の交換作業
を、ガードプレートや安定板の脱着を要することなくき
わめて容易に可能とする効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る刈払機の実施の1例を示す斜視
図である。
【図2】刈払機における先端部の拡大平面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】刈払機における先端部の拡大断面図である。
【図5】連結板の説明を行う斜視図である。
【図6】立木の周りの雑草の刈払い作業を説明する平面
図である。
【図7】図6の刈払い作業の状態を示す説明用正面図で
ある。
【図8】従来の刈払機の1例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 操作パイプ 2 原動機 3 ハンドル 4 ギヤケース 4a 回転軸 5 回転刃 6 連結杆 7 アクセル 7a アクセルレバー 8 ケーブル 9 グリップ 10 ボルト 11 ガードプレート 12 安定板 12a 穿設穴 13 連結板 14 立木 15 雑草 16 足跡 17 リング板 20 開口部 A 刈払機 h 刈払い高さ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パイプの先端に回転刃を配し、この
    回転刃を回転させて雑草等を刈取る刈払機において、 この刈払機には、放射状等に突出した外周端が前記回転
    刃の外周よりも大径であって、前記回転刃の上面に配置
    するギヤケースに回転自在に取り付けられたガードプレ
    ートと、前記回転刃の下面に配設され中心部に円形の穿
    設穴を形成したリング状の安定板と、この安定板の一部
    と前記ガードプレートを連結する連結板とを有し、 前記連結板は、平面形状及び底面形状を略凹状とすると
    ともに、その半径方向の断面形状をコ字状とし、 この連結板と前記ガードプレートと安定板により形成さ
    れる隙間を、前記ギヤケースの回転軸にボルトにより螺
    着固定された回転刃の着脱の際の開口部とすることを特
    徴とする刈払機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128255U (ja) * 1974-08-16 1976-03-01

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JPH0531526U (ja) 1993-04-27

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