JP2536399Y2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2536399Y2
JP2536399Y2 JP1990121204U JP12120490U JP2536399Y2 JP 2536399 Y2 JP2536399 Y2 JP 2536399Y2 JP 1990121204 U JP1990121204 U JP 1990121204U JP 12120490 U JP12120490 U JP 12120490U JP 2536399 Y2 JP2536399 Y2 JP 2536399Y2
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substrate
electrical connector
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contact
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郁夫 榎本
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日本エー・エム・ピー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタ、特にプリント基板等の端部に
取付けられ、プリント基板上の回路及び外部回路を相互
接続する電気コネクタに関する。
〔従来の技術と解決すべき問題点〕
プリント基板等の端部に取付けられる電気コネクタと
して、第5図に示す電気コネクタが知られている(実公
昭55−11087号公報)。この電気コネクタのハウジング1
00には、その底壁からL字状に延びる支持アーム102が
一体的に形成され、プリント基板104の端部を確実に把
持する。このため、半田付け工程においてハウジング10
0の底面が浮き上がることがなく、信頼性の高い電気的
接続が達成できる。
ところが、この電気コネクタをSMT(表面実装)型の
電気コネクタに適用すると、次の問題点が生ずる。ま
ず、第1にこの電気コネクタをプリント基板に取付ける
際はプリント基板に対して略平行に挿入する必要があ
る。しかし、電気コネクタをプリント基板に対して略平
行に挿入すると、コンタクトのタイン部がプリント基板
上に被着形成されたリフロー半田接続用のクリーム半田
層を削り取ってしまい、加熱しても半田不足又は偏在に
より十分な半田接続が得られない。また、第2にこの電
気コネクタの相手側のコネクタをこの電気コネクタから
抜去する際、抜去力の大部分がコンタクトのタイン部に
印加されるので、半田接続部を破壊するおそれがある。
従って、本考案は上述する従来電気コネクタの問題点
を解決する電気コネクタを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電気コネクタは、基板の端部を受容する突部
を底面側に有する絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジング
の背面側から外部へ延出して前記基板上に導電パッドに
表面実装される接続部を有する複数のコンタクトとを具
える電気コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングの長手方向両端のそれぞれに、前記
接続部の延出方向と略同じ方向且つ前記基板の上面に直
交する方向に延びて該上面と平行な方向に弾性変形可能
で且つ該上面と直交する方向の変形に抗する壁を設け、
該壁の下端に、前記基板上面と当接する当接面及び前記
基板に設けられた孔の下面側エッジに係止する係止部を
設け、前記突部は前記基板の下面と略平行な方向に比較
的短い長さ突出し、前記突部の端部を支点として前記基
板に回動して取付け可能であることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照して詳述
する。第1図は本考案の電気コネクタの好適一実施例の
斜視図、第2図(A),(B),及び(C)は第1図の
電気コネクタのそれぞれの平面図、正面図、及び側面図
である。
電気コネクタ2は、横方向に細長い絶縁ハウジング1
0、及び所定の間隔(例えば2mmピッチ)で上下2列に絶
縁ハウジング10に配列保持されるコンタクト4,6で構成
される。絶縁ハウジング10の長手方向両端には底面から
略L字状の突部12が、背面から弾性壁14,16が、それぞ
れ延出している。L字状の突部12は、基板(図示せず)
の端部を受容するためのものであり、基板の受容を容易
にするために傾斜部18が形成されている。一方の弾性壁
14,14は矢印A方向にのみ可撓性を有し、かつその下端
に外向きのフック(係止部)20を有する。このため、電
気コネタク2を基板に取付ける際に、フック20が基板に
設けられた孔(図示せず)に弾性的に係合する。また、
他方の弾性壁16,16は、弾性壁14,14に隣接して位置し、
フックを有していない。その理由は、他方の弾性壁16,1
6の機能が、電気コネクタ2に対して相手コネクタを挿
入する際に、コンタクト4,6の半田付け部に過大な応力
が加わるのを防止することにあるからである。従って、
一方の弾性壁14,14に過大応力防止機能があれば、他方
の弾性壁16,16は不要である。コンタクト4,6は、インサ
ート成形等により絶縁ハウジング10に保持され、前方に
延出して相手コネクタのコンタクト(図示せず)と接触
する接触部4a,6aと、後方に延びて基板表面の導電パッ
ド(図示せず)に半田接続する接続部4b,6bとを有して
いる。接触部4a,6aと接続部4b,6bの間の、絶縁ハウジン
グ10に保持されている部分において、上段のコンタクト
4は接触部4a,6aのピッチの1/4ピッチ右方にシフトし、
下段のコンタクト6は同じく1/4ピッチ左方にシフトし
ている(第2図(A))。また、下段のコタクト6の接
続部6bは略水平に延びているのに対し、上段のコンタク
ト4の接続部4bは斜め下方に延びている(第2図
(C))。従って、上下段のコンタクト4,6の接続部4b,
6bは、その先端において接触部4a,6aのピッチの1/2で同
一平面に配列され、基板の導電パッドに半田付けされ
る。
第3図(A),(B),及び(C)は、第1図の電気
コネクタを基板に取付ける過程を示す図である。基板30
をL字状の突部12の内側に挿入し、L字状の突部12の角
22を中心として電気コネクタ2を回動させる。すると、
弾性壁14,14が内方へ撓むので、フック20は基板の孔32
に挿入され、孔32の下縁と係合する。このとき、コンタ
クト4,6の接続部4b,6bは基板30の表面上を摺動しないで
基板上の導電パッドと接触する。従って、導電パッド上
に塗布されたクリーム半田層を削り取ることはないの
で、良好な半田接続が得られる。
基板30に半田接続した電気コネクタ2に対して相手コ
ネクタ(図示せず)が嵌合する際、コンタクト4,6の接
続部4b,6bに応力が生ずる。しかし、L字状の突部12及
び弾性壁14,16の底面が電気コネクタ2の移動を制限す
る。このため、接続部4b,6bの損傷、半田クラックの発
生等を防止する。また、相手コネクタを電気コネクタ2
から離脱する際にも、接続部4b,6bに応力が生ずる。し
かし、弾性壁14のフック20と基板30の孔32との係合が電
気コネクタ2の移動を規制し、上記と同様に接続部4b,6
b及び半田付け部の損傷を防止する。
第4図は本考案の電気コネクタの他の実施例を示す図
である。この実施例では、絶縁ハウジング40の長手方向
の両端から後方に向って弾性壁44,46が延出している。
各弾性壁44,46の下端にはフック部44a,46aが形成され、
その外形は基板に設けられた円孔(図示せず)の内径よ
り大きい径dを有する円弧をなしている。従って、フッ
ク部44a,46aが基板の円孔に挿入する際には、1対の弾
性壁44,46が互いに接近するように撓み、フック部44a,4
6aが基板の円孔と係合すると、弾性壁44,46が元の形状
に戻る。尚、この実施例において、基板の端部と係合す
る突部42は、下段のコンタクト36の接続部36bの下に形
成されている。これは、上段のコンタクト34の接続部34
bの斜め下方への曲げ加工を行う際に、曲げ治具の挿入
を妨害しないためである。
以上、2つの実施例について詳述したが、本考案の要
旨を逸脱することなく種々の変形が可能である。例え
ば、フック部(係止部)を有する弾性壁は絶縁ハウジン
グの長手方向の両端ではなく、コンタクトの間に設けて
もよい。また、基板の端部に係合する突部は離散的に形
成しないで絶縁ハウジングの長手方向に沿って連続的に
形成してもよい。更に、コンタクトは図示の雄型コンタ
クトのみならず、雌型コンタクトであってもよいことは
勿論である。更にまた、コンタクトは2列以外の任意配
置であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案の電気コネクタはによれば、絶縁ハウジングの
突部の角を中心として電気コネクタが回動しながら基板
に取付けられるので、基板表面のクリーム半田層を削り
取ることがなく、その結果、良好な半田接続が可能にな
る。
また、本考案の電気コネクタは、基板の孔に係止する
係止部を具えているので、コンタクトが基板の導電パッ
ドと確実に接した状態を維持することができ、電気コネ
クタを基板に取付ける工程と半田付けする工程とが時間
的、空間的に離れていても支障なく半田接続ができる。
更に、突部、弾性壁の底面、及び弾性壁先端の係止部
が電気コネクタの動きを規制するので、相手コネクタの
挿入及び抜去の際にコンタクトの接続部及び半田に生ず
る応力を軽減し、損傷を防止することができるコンパク
トな電気コネクタが実現できる等の種々の実用上顕著な
作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気コネクタの一実施例の斜視図、第
2図(A),(B),及び(C)は第1図の電気コネク
タのそれぞれ平面図、正面図、及び側面図、第3図
(A),(B),及び(C)は第1図の電気コネクタを
基板に取付ける過程を示す図、第4図(A),(B),
及び(C)は本考案の電気コネクタの他の実施例のそれ
ぞれ平面図、正面図、及び側面図、第5図は従来の電気
コネクタの側断面図である。 2,50……電気コネクタ 4,6,34,36……コンタクト 10,40……絶縁ハウジング 12,42……突部 14,44,46……弾性壁 20,44a,46a……係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−107479(JP,A) 実願 昭63−90090号(実開 平2− 14674号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭63−114065号(実開 平2− 38653号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の端部を受容する突部を底面側に有す
    る絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングの背面側から外
    部へ延出して前記基板上の導電パッドに表面実装される
    接続部を有する複数のコンタクトとを具える電気コネク
    タにおいて、 前記絶縁ハウジングの長手方向両端のそれぞれに、前記
    接続部の延出方向と略同じ方向且つ前記基板の上面に直
    交する方向に延びて該上面と平行な方向に弾性変形可能
    で且つ該上面と直交する方向の変形に抗する壁を設け、 該壁の下端に、前記基板上面と当接する当接面及び前記
    基板に設けられた孔の下面側エッジに係止する係止部を
    設け、 前記突部は前記基板の下面と略平行な方向に比較的短い
    長さ突出し、前記突部の端部を支点として前記基板に回
    動して取付け可能であることを特徴とする電気コネク
    タ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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DE102018113724B4 (de) * 2018-06-08 2020-01-23 Fujitsu Client Computing Limited Schnittstellenanordnung, Computersystem und Verfahren zum Zusammenbau einer Schnittstellenanordnung

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JPH01107479A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Pfu Ltd プリント板のコネクタ実装構造
JPH0238653U (ja) * 1988-09-01 1990-03-14

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