JP2536238Y2 - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JP2536238Y2
JP2536238Y2 JP1988103638U JP10363888U JP2536238Y2 JP 2536238 Y2 JP2536238 Y2 JP 2536238Y2 JP 1988103638 U JP1988103638 U JP 1988103638U JP 10363888 U JP10363888 U JP 10363888U JP 2536238 Y2 JP2536238 Y2 JP 2536238Y2
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隆勇 西田
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茂 岩本
敏正 山中
正弘 中島
正人 山本
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、カメラの表示装置に係り、より詳細には、
撮影情報とともに、操作すべきボタンおよびその位置を
視覚的に表示する表示装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 近年のカメラ、特に一眼レフカメラは自動化および多
機能化が進み、、例えば自動露出(AE)装置、自動焦点
(AF)装置、内蔵フラッシュを備えたものが開発されて
いる。このようなカメラにおいては、どの機能が動作し
ているのか、その動作状態などを表示する表示装置が必
要になっきた。そこで従来は、液晶ディスプレイに、マ
ニュアル、オート、プログラム、バルブ露出などの露出
モード、あるいはシャッタスピード、撮影枚数などを表
示させるものがあった。
しかし、機能が多くなればなるほど表示情報が増える
ので、撮影者が一見しただけで必要な情報を認識するこ
とが困難になってきていた。
しかも、機能が増えれば増えるほど、その機能のON/O
FF、あるいは切り替えをするための操作部材が多くな
り、どの操作部材を動かせばどの機能がON/OFFするの
か、あるいは切り換わるのか分からず、扱い難くなって
きていた。
「考案の目的」 本考案は、上記従来の問題意識に基いてなされたもの
で、各機能を視覚的に一目で認識でき、しかも、どの、
どこにある操作手段を操作すればよいかが一目で分か
る、カメラの表示装置を提供することを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、カメラに装着される表示手段および該表示
手段の表示を制御する表示制御手段を備えた表示装置で
あって、上記表示手段は、カメラの外観を表わすカメラ
表示部と、上記カメラの操作手段を表示する操作手段表
示部と備え、上記操作手段表示部を、上記カメラ表示部
上の対応位置に配設したことに特徴を有する。
上記構成によれば、これから操作すべき操作手段が表
示手段に表示できるので複数の操作手段があっても、ど
の操作手段が機能しているのかを容易に理解できる。
「考案の実施例」 以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。
先ず、本考案を適用したカメラの回路構成について、
第2図を参照して説明する。本カメラは、AF(自動焦
点)装置、オートローディング、ワインド、リワインド
装置、AE(自動露出)装置、内装ストロボを有するが、
それらの基本的動作は、従来のものと同様である。
本カメラの制御系は、3個のCPU(IPU30、CPU40、DPU
50)および1個のLSI(PCU60)からなる。IPU30、CPU4
0、DPU50は操作部材制御手段としての機能を有し、IPU3
0は表示部材制御手段としての機能を有する。
IPU30(インディケイション・プロセシング・ユニッ
ト)30は、表示手段としての液晶ディスプレイ10の表示
制御機能のほか、アップダウンスイッチ(U/D SW)31、
露出モードスイッチ(モードSW)32、ドライブスイッチ
(ドライブSW)33の入力機能およびモード等の設定、記
憶機能および、内蔵フラッシュユニット70の充電ON/OFF
制御機能、充電完了を液晶ディスプレイ10に表示する充
完表示機能を有する。
IPU30には図示しないバッテリが入力されていて、そ
の電力は、フラッシュスイッチ71を介して内蔵フラッシ
ュユニット70に入力されている。フラッシュスイッチ71
がONで充電可能となり、IPU30からの充電ON/OFF信号に
よって充電が制御される。
またIPU30は、CPU40との間でインターフェース35を介
して、表示に必要なデータ、CPU40の露出演算に必要な
データの通信を行う。
CPU40は、カメラ全体の作動の制御機能、他のマイコ
ンの統括的制御機能、CCD61からPCU60を介して入力され
たフォーカス信号に基いてディフォーカス量を求める演
算機能を有し、上記ディフォーカス量に基いてPCU60を
介して自動焦点調節(AF)モータ62の駆動制御を行なう
マイコンである。
さらにCPU40は、AF/MFモード切換スイッチ41、フィル
ムスイッチ42、巻完スイッチ43、DXデータ入力手段44、
レンズROM45の入力機能、および先幕マグネット46、後
幕マグネット47の駆動制御機能および内蔵フラッシュユ
ニット70の発光制御機能を有する。
DPU(データ・プロセッシング・ユニット)50は、フ
ァインダー内LED51の表示制御機能、受光素子52からの
被写体輝度信号を入力し、A/D変換を行なう機能、メイ
ンスイッチ53、測光スイッチ54、レリーズスイッチ55、
リワインドスイッチ56等のスイッチデータ入力機能を有
する、アナログ、デジタル混在のマイコンであり、CPU4
0との間で相互にデータ通信を行う機能を有する。
PCU(パワー・コントロール・ユニット)60は、CMOS
およびE2PROMを有するLSIで、CCD61からの信号をビデオ
信号化してCPU40に送る機能、CPU40からの指令でAFモー
タ62、ワインド(フィルム巻き上げ)モータ63、レリー
ズマグネット64、絞りマグネット65の駆動を制御する機
能を有する。
このPCU60は、CPU40のリード/ライト命令により、CP
U40との間で相互にデータ通信が行われる。また、E2PRO
Mは、DXコード、撮影枚数等各種データを、メインスイ
ッチ53がOFFされた時でも記憶しておく機能を有する。
次に、本考案の表示手段としての液晶ディスプレイ
(LCD)10の構成について、第1図を参照して説明す
る。第1図は、すべての表示セグメントをONした状態で
示した正面図である。第3図(A)は、すべての表示セ
グメントをOFFした状態で示した正面図である。
この液晶ディスプレイ10は、カメラボディのペンタプ
リズム部上に搭載される。液晶ディスプレイ10のパネル
面中央には、カメラボディおよびレンズの平面形状の輪
郭を図案化したボディ表示部11が描かれている(第1
図)。
液晶ディスプレイ10の額縁部には、左側に、ドライブ
モードを表わす絵が描かれていて、12′は連写モード
を、13′はシングルモードを表わす。連写モードとは、
レリーズスイッチ55がONされている間は連続的にレリー
ズされるドライブモードであり、シングルモードとは、
測光スイッチ54およびレリーズスイッチがOFFからONに
される毎に1回だけレリーズされるドライブモードであ
る。
額縁部の右側に描かれた英文字「EX」は、EXPOUSURE
の略である。以上の絵、記号は、保持動作がなくても消
えることはない。
次に、必要に応じて点灯、点滅、消灯制御される表示
について説明する。
枠囲みの英文字「MF」および「AF」はフォーカスモー
ドを表わし、「MF」はマニュアルフォーカス(MF)モー
ド表示部14、「AF」はオートフォーカス(AF)モード表
示部15である。そしてそれらの矢印の先は、AF/MFモー
ド切換スイッチ41の位置を指している。MFモードとは、
焦点調節操作を撮影者がフォーカスリングを回転させて
行なうことを、AFモードとは、カメラのAF装置により自
動で行なうことをいう。
オートフォーカス表示部15の下の絵記号は、それぞれ
上記12′、13′と同一内容を表す連写モード表示部12、
シングルモード表示部13である。
ボディ表示部11のレンズ部に表れた英文字「AUTO」
は、露出モードの1つである絞りモード表示で、装着さ
れたレンズが、絞りオート機構を有しかつオート(A)
ポジションにある場合の絞りAポジション、または絞り
オート機構を有するが絞りがマニュアル位置にある場合
あるいは絞りオート機構を有さないマニュアルレンズで
ある場合の絞りMポジションであるかを識別する絞りオ
ートモード表示部16であり、絞りAポジションで点灯す
る。
絞りオートモード表示部16の下の、レンズとボディの
間に位置する弧状の図および記号「▼」は、絞りモード
の一つを表わす絞りマニュアルモード表示部17である。
弧状の図は絞りの調節をする絞り環の位置を表わすもの
で、記号「▼」は、この絞り環で絞りの調節を行なうよ
うにと撮影者に教えるためのものであり、絞りMポジシ
ョンで点灯する。
絞りマニュアルモード表示部17の下の絵記号は、内蔵
フラッシュユニット70に関する情報を表示するフラッシ
ュ表示部18である。
フラッシュ表示部18の下の英文字列「PARUOTGO.」は
露出モードで表わす露出モード表示部19であって、部分
的に点灯することにより「P R O G .」および「 A U T
O」を表示する。
「P R O G .」はいわゆるプログラムオート露出モー
ドを、「 A U T O.」は絞り優先オート露出モードを表
す。
上記英文字列の下方の記号は、フィルムマークであっ
て、左側の小円部がパトローネの有無等を表示するパト
ローネ表示部20、その横に連なる4本の線および右端の
小円がフィルム表示部21である。
上に戻って、「AUTO」の文字列の右上の時計の図は、
ドライブモードの一つであるセルフタイマーモードを表
示するセルフタイマーモード表示部22である。その右下
の矢印23は、レリーズスイッチの位置を指し、矢印23の
先端の楕円がレリーズボタンである。なお、このレリー
ズボタンを表示する楕円は消灯しない。
セルフタイマーモード表示部22の横の4個の文字列
「8888」は、露出モードの一つであるシャッタスピード
オート露出モード、Tvマニュアル露出モード、バルブモ
ードを表示するシャッタモード表示部24である。各文字
は7個のセグメントからなり、各文字の所定のセグメン
トを点灯することにより0〜9の数字およびアルファベ
ットを表すことが可能で、全体としてシャッタスピード
また「buLb」を表す。
矢印23の下方に記号「▼」とともに表わされた円形の
図形は、上記ドライブモード、露出モードを切り換える
アップダウンスイッチ31を表わすアップダウンスイッチ
表示部25である。
露出モード表示部19の下方に電池の形状を模して表わ
された図形はバッテリマーク26であって、バッテリの可
不可を表わす。
バッテリ表示部26の下方の文字「88」は、主に撮影枚
数を表示するフィルムカウンタ表示部27である。フィル
ムカウンタ表示部27を囲む枠は、フィルムカウンタとセ
ルフタイマーとの区別をする枠表示部28である。フィル
ムカウンタ表示部27は上位部分27aおよび下位部分27bの
2個からなり、各部分は、シャッタモード表示部24と同
様に7個のセグメントで構成されている。
次に、上記液晶ディスプレイ10の表示態様を、カメラ
の動作との関連において、第1図、第3図〜第12図を参
照して説明する。液晶ディスプレイ10の表示の点灯、点
滅、消灯は、すべてIPU30が制御する。
全ての表示を点灯した様子を、第1図に示してある。
なお、通常の使用では、このように全ての表示が同時に
点灯することはない。
メインスイッチ53がOFFの場合、フィルムが装填され
ていないときには全ての表示を消灯し(第3図
(A))、フィルムが装填されているときにはこれが、
DX検出手段44を介してCPU40で検出され、その信号がIPU
30に送られる。この信号を受けたIPU30は、フィルムの
有無に応じてフィルムマークであるパトローネ表示部2
0、フィルム表示部21、フィルムカウンタ表示部27およ
び枠表示部28を点灯、消灯する(第3図(A))。
メインスイッチ53がONされると、フィルムが装填され
ていないときには、ドライブモード(連写モード表示部
12またはシングルモード表示部13)、フォーカスモード
(MFモード表示部14またはAFモード表示部15)、絞りモ
ード(絞りAモード表示部16または絞りMモード表示部
17)、および露出モード(露出モード表示部19またはシ
ャッタモード表示部24)に関する表示を点灯する(第4
図(A))。フィルムが装填されているときには、上記
表示に加えて、フィルムに関する表示(パトローネ表示
部20、フィルム表示部21、フィルムカウンタ表示部27、
枠表示部28)を点灯する(第4図(B))。
メインスイッチ53がONの状態で測光スイッチ54がONさ
れると、CPU40が測光演算を行なう。その演算の結果、
被写体が暗い、あるいは逆光と判断されると、そのデー
タがIPU30に送られる。これを受けたIPU30は、フラッシ
ュスイッチ71がOFFならば、フラッシュ表示部18を点滅
し、撮影者にフラッシュの使用を勧める(第5図
(A))。
ここでフラッシュスイッチ71がONされると、IPU30は
充電ON信号を内蔵フラッシュユニット70に送り、フラッ
シュ表示部18を消す(第5図(B))。そして充電が完
了すると、内蔵フラッシュユニット70から充電完了信号
を受けてIPU30は、フラッシュ表示部18を点灯する。
撮影レンズの画角がフラッシュの照射角よりも大きい
場合、被写体の全体にフラッシュ光が届かなくなる。ま
た撮影レンズの鏡筒が長いと、鏡筒によりフラッシュ光
がケラれて被写体の全体にフラッシュ光が届かなくな
る。そこで、このような場合には、フラッシュスイッチ
71がONで充完していたら、フラッシュ表示部18を点滅
し、発光警告をなす(第5図(D))。なお、上記警告
が必要か否かは、レンズ内ROM45から送られた情報に基
いてCPU40が判断する。
次に、フィルムのローディング、ワインド、リワイン
ドに関する表示について、第6図および第7図を参照し
て説明する。裏蓋が開閉され、メインスイッチ53がONさ
れると、ワインドモータ63が起動されてフィルムのロー
ディング(頭出し)が行なわれる。
フィルムが装填されている場合は、パトローネ表示部
20を点灯し、フィルム表示部21を、フィルムスイッチ42
のON/OFF動作に連動してフィルムが走行する矢印方向に
流れるように点滅し、フィルムカウンタ表示部27を上位
部分27aは消灯し、下位部分27bは「0」と点灯し、枠表
示部28を点灯する(第6図(A))。
フィルムが装填されていない場合は上記装填されてい
た場合の動作において、パトローネ表示部20およびフィ
ルム表示部21の点滅、点灯はしない(第6図(B))。
フィルムが4コマ分巻き上げられてローディングが終
了すると、パトローネ表示部20、フィルム表示部21およ
び枠表示部28を点灯し、下位部分27bを「1」と点灯す
るほか、ドライブモード(連写またはシングルモード表
示部12、13)、フォーカスモード(MFまたはAFモード表
示部14、15)、絞りモード(絞りAまたはBポジション
表示部16、17)、露出モード(露出モード表示部19、シ
ャッタモード表示部24)を、それぞれが設定されていた
表示態様に点灯する(第6図(C))。
フィルムが装填されていない場合は、フィルムマーク
(パトローネ表示部20、フィルム表示部21)を点灯しな
いほかは、フィルムが装填されていた場合と同様であ
る。
フィルムのパーフォレーションがスプロケットに噛み
合わなかった場合などローディングエラーを生じると、
フィルムスイッチ42がON/OFFしない。これがCPU40で検
出され、IPU30は、下位部分27bを「E」と表示し、この
「E」およびパトローネ表示部20、フィルム表示部21、
枠表示部28を点滅してローディングエラー表示をなす
(第6図(D))。
フィルムのリワインドが正常に行なわれた場合は、フ
ィルム表示部21を第6図(A)と同様に流れるように点
滅し(第7図(A))、フィルムが1コマ巻き上げら
れ、フィルムカウンタが1加算されたら、フィルムカウ
ンタ表示部27を1加算した表示に変える。
巻き上げ途中でフィルムが切れると、フィルムスイッ
チ42が正常にON/OFFしない。これがCPU40で検出され、I
PU30はフィルムカウンタ表示部27、枠表示部28を点滅さ
せて異常を撮影者に知らせる(第7図(E))。なおこ
の場合、フィルムカウンタが加算されないので、フィル
ムカウンタ表示部27の表示内容は変えない。
ワインド中にフィルムが最終まで巻き上げられ、それ
以上巻き上げできない状態になると、巻完スイッチ43が
OFF/ONしない。これをCPU40が過負荷タイマーのタイム
アップで検出し、ワインド終了と判断してワインド終了
処理をする。IPU30はこれを受けて、パトローネ表示部2
0、フィルム表示部21、フィルムカウンタ表示部27およ
び枠表示部28以外の表示部を消し、パトローネ表示部20
を点灯のままこれらの表示部を点滅してフィルム終了表
示をする(第7図(B))。
リワインドスイッチ56がONされると、リワインドが開
始される。すると、IPU30はフィルムスイッチ42のON/OF
Fに連動してフィルム表示部21を巻戻し方向に流れるよ
うに点滅し、かつフィルムスイッチ42のON/OFFをカウン
トダウンするカウンタからの信号を受けてそのカウンタ
の内容をフィルムカウンタ表示部27によって表示する
(第7図(C))。
フィルムのリワインドが完全に終了すると、CPU40は
これをリワインドタイマーのタイムアップで検出し、ワ
インドモータ63を停止する。一方CPU40からリワインド
終了データを受けたIPC30は、パトローネ表示部20以外
の表示部を消灯し、パトローネ表示部20を点滅する(第
7図(D))。
次に、露出モード切換操作時の表示について説明す
る。
シングルモード、AFモード、絞りAポジション、プロ
グラムオート露出モードで撮影されていた途中の表示
が、第8図(A)に示されている。ここでは、絞りAポ
ジションなので、絞りオートモード表示部16の「AUTO」
が点灯している。
露出モードの切換は、露出モードスイッチ32およびア
ップダウンスイッチ31の両方を操作することにより行な
われる。露出モードスイッチ32がONされると、露出モー
ド表示部(19または24)以外を消灯し、アップダウンス
イッチ表示部25を点滅してアップダウンスイッチ31を操
作すべきことを使用者に知らせる(第8図(B))。
アップダウンスイッチ31がONされると、露出モード表
示部19のプログラムオート露出モード(「PROG.」)表
示とシャッタモード表示部24のシャッタスピード「200
0」の表示を交互に点灯する(第8図(B、C)。アッ
プダウンスイッチ31はアップスイッチおよびダウンスイ
ッチの二つの接点を有し、ONされるスイッチにより切換
え順序が逆転する。
アップダウンスイッチ31がOFFにされると、OFFにした
ときに点灯していたモード、たとえば「PROG.」が点灯
していればプログラムオート露出モードに、「2000」が
点灯していれば、シャッタスピード優先露出モード(E
E)に設定され、通常の表示に戻る(第8図(D、
E))。
なお、シャッタスピード優先オート露出モード(EE)
は、言い代えればシャッタスピードマニュアル絞りオー
ト(TvM)なので、シャッタスピードを設定する必要が
ある。シャッタスピードの調整は、アップダウンスイッ
チ31によって行なわれる。そこで、液晶ディスプレイ10
には、アップダウンスイッチ表示部25を点灯してある
(第8図(E))。
第9図(A)には、絞りMポジションで撮影した途中
の表示が示されている。この場合、絞りMポジションな
ので、絞りオートモード表示部16が消灯し、代りに絞り
マニュアルモード表示部17が点灯し、露出モード表示部
19は「A U T O」を表示している。
この状態で露出モードスイッチ32がONされると、絞り
マニュアルモード表示部17と露出モード表示部19を点灯
し、アップダウンスイッチ表示部25を点滅して他の表示
を消す。この状態でアップダウンスイッチ31がONされる
と、露出モード表示部19の「AUTO」と、シャッタモード
表示部24の「2000」および「buLb」の表示を順に切り換
える(第9図(B〜D))。なお、この切換順は、アッ
プダウンスイッチ31のアップスイッチがONしている場合
とダウンスイッチがONしている場合とで逆になる。
アップダウンスイッチ31がOFFされると、そのときに
表示されていたモードが設定されることは、上記絞りA
ポジションの場合と同様である(第9図(E、F、
G))。なお、第9図(E)は絞りマニュアル露出モー
ド、第9図(F)はシャッタおよび露出マニュアル露出
モード、第9図(G)はバルブ露出モードである。
上記第9図(B、C、D)の各露出モード表示おい
て、マニュアル調整部分は、「▼」で示された操作部材
により行なわれる。
次に、ドライブモード表示について、第10図を参照し
て説明する。第10図(A)には、第8図(A)と同様な
撮影途中の状態が示されている。この状態でドライブス
イッチ33がONされると、ドライブモード表示(シングル
モード表示部13)以外を消灯し、アップダウンスイッチ
表示部25を点滅する(第10図(B))。
この状態でアップダウンスイッチ31がONされると、シ
ングルモード表示部13、連写モード表示部12、セルフタ
イマーモード表示部22を所定間隔で順に切換点灯する
(第10図(B、C、D)。なお、アップダウンスイッチ
31がOFFされた時に点灯されていたドライブモードが設
定されることは、上記シャッタモード、露出モード調節
の各場合と同様である(第10図(B〜G))。
なお、第10図(G)のセルフタイマーモードでレリー
ズスイッチ55がONされると、IPU30は枠表示部28を消
し、フィルムカウンタ表示部27に残り時間を減算表示す
る(第10図(H))。
次に、第11図を参照してフォーカスモードに関する表
示を説明する。
オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(M
F)の切換は、AF/MF切換スイッチ41がおこなわれる。IP
U30は、これがAF側にあればAF表示部15を点灯し(第11
図(A))、MF側にあればMF表示部14を点灯する(第11
図(B))。
第12図は、バッテリに関する表示である。DPU50は、
ワインド終了後、およびCPU40の起動時にバッテリ電圧
をチェックする。バッテリ残量が少なくなると、負荷時
に電圧がある設定値よりも下がるので、これを検出して
バッテリ表示部26を点灯してバッテリ寿命警告をなす
(第12図(A))。
さらに電圧を下がると(ロックレベルより)、誤動作
するおそれがあるので、IPU30はバッテリ表示部26を点
滅し(第12図(B))、DPU50はシステムの作動を停止
する。
以上が本液晶ディスプレイ10の表示態様であるが、次
に、カメラの各動作時における上記液晶ディスプレイ10
の表示制御作を、第13図〜第15図のフローチャートを参
照して説明する。
メインスイッチ53がONされると、IPU30は、まず各ス
イッチ31、32、33の入力処理を行ない(ステップ10
1)、次にAFモードか否かをチェックし、MFモードであ
ればMF表示部14を点灯し、AFモードであればAF表示部15
を点灯する(ステップ102、103、104)。
続いてステップ105の内蔵フラッシュ表示処理サブル
ーチンでは、充電完了、フラッシュ使用勧告、レンズ不
適警告などの処理を行なってフラッシュ表示部18を点
灯、点滅などする(第5図)。
ステップ106は、液晶ディスプレイ10の表示を主とし
て工場で点検するためのテストモードのチェックで、チ
ェック時には液晶ディスプレイ10の全ての表示部を点灯
し(第1図)、スタートに戻る(ステップ107)。通常
はテストモードに入らずに、ステップ108に進む。
ステップ108ではフィルムの頭出しが失敗しているか
否かをチェックする。フィルムのオートローディングが
うまくいかず、頭出しを失敗していると、パトローネ表
示部20、フィルム表示部21の一部、フィルムカウンタ表
示部27および枠表示部28を点滅させてローディングエラ
ー表示をし(第6図(D))、バッテリチェックルーチ
ンに進む。頭出しがうまくいっていればステップ110に
進む。
ステップ110ではフィルムエンドか否かをチェック
し、エンドであれば、ステップ111でパトローネ表示部2
0、フィルム表示部21、フィルムカウンタ表示部27およ
び枠表示部28は点滅、パトローネ表示部20は点灯させ
(第7図(B))、バッテリチェックルーチンに進む。
フィルムエンドでなければステップ112に進む。
ステップ112ではリワインドエンドか否かをチェック
する。リワインドエンドであればパトローネ表示部20を
点滅させてリワインド終了表示をし(第7図(D))、
バッテリチェックルーチンに抜ける(ステップ112、11
3)。リワインドエンドでなければ、ステップ114に進
む。
ステップ114では頭出し実行中か否かをチェックす
る。実行中であればステップ122に進み、実行中でなけ
れば、ステップ115に進む。
ステップ115ではレリーズ処理実行中か否かをチェッ
クし、実行中であればモード処理およびドライブ表示処
理を実行してフィルムカウンタルーチンへ進み(ステッ
プ119、120)、レリーズ処理実行中でなければステップ
116に進む。
ステップ116ではフィルムワインド処理中か否かをチ
ェックする。ワインド処理実行中であれば上記露出モー
ド表示処理およびドライブ表示処理を実行し(第7図
(A))、フィルムカウントルーチンへ進む(ステップ
116、119、120)。ワインド処理実行中でなければ、ス
テップ117に進む。
ステップ117ではリワインド中か否かをチェックす
る。リワインド中であればパトローネ表示部20、フィル
ム表示部21に巻戻し表示をさせて(第7図(C))、フ
ィルムカウントルーチンに抜け(ステップ117、121)、
リワインド中でなければステップ118に進む。
ステップ118ではメインスイッチ53がOFFであるかチェ
ックする。メインスイッチ53がOFFでない、つまり、ON
していればアップダウンスイッチ処理ルーチンに進み、
OFFしていればステップ124に進む。
上記ステップ114において、頭出し実行中であること
をチェックしてステップ122に進むと、ロック優先か否
か(メインスイッチ53がOFFで裏蓋が閉じていること)
をチェックする。
ステップ122にて、ロック優先であればモード、ドラ
イブ、シャッタスピード(Tv)に関する表示を消灯し、
アップダウンスイッチ処理ルーチンのフィルムカウント
表示処理に飛ぶ(ステップ124)。ロック優先、または
ロック中に裏蓋が閉じるとロック優先となり、ステップ
124に進む。
ステップ124ではフィルムの有無をチェックする。フ
ィルムがなければ、液晶ディスプレイ10の表示駆動電源
をOFFして(第3図(A))スタートにリターンする
(ステップ125)。フィルムがあれば、パトローネ表示
部20およびフィルム表示部21を点灯してフィルムマーク
表示をし、さらにフィルムカウント表示処理をして(第
3図(B))スタートにリターンする(ステップ126、1
27)。
次に、露出モードアップ・ダウン処理について説明す
る。
ステップ131にて露出モードスイッチ32のON/OFFをチ
ェックする。ONしていれば、ステップ132にて露出モー
ドデータのアップダウン処理を行ない、その結果を液晶
ディスプレイ10に表示させて(第8図、第9図)、バッ
テリチェックに進み(ステップ132、133)、ONしていな
ければステップ134に進む。
ステップ134では、ドライブスイッチ33がONしている
か否かをチェックする。ONしていればドライブデータの
アップダウン処理を行ない、その結果を液晶ディスプレ
イ10に表示させて(第10図)バッテリチェックに進む
(ステップ135、136)。ドライブスイッチ33がOFFであ
れば、ステップ137に進む。
ステップ137にてEEまたはTvMのどちらであるかチェッ
クする。EEまたはTvMのどちたであれば、ステップ138に
てTvデータに関するアップダウン(設定)処理、および
その設定値を表示(シャッタモード表示部24によって)
する処理を行なってステップ139に進む。EEまたはTv以
外であれば、ステップ138を飛ばしてステップ139に進
む。
ステップ139では露出モード表示処理を行ない、ステ
ップ140でドライブモード表示処理を行なってフィルム
カウンタ表示処理ルーチン(ステップ142)に進む。
ステップ142でパトローネ表示部20、フィルム表示部2
1を点灯するフィルムマーク表示処理を行ない、ステッ
プ143でフィルムカウンタの内容をフィルムカウンタ表
示部27、枠表示部28に表示するフィルムカウンタ表示処
理を行なってバッテリチェック(ステップ144)に進
む。
ステップ144ではバッテリ表示を要するか否かのチェ
ックをする。表示不要であればバッテリマーク表示部26
を消灯してスタートへリターンする(ステップ147)。
表示を要すればステップ146に進む。
ステップ146にてバッテリロックレベルか否かをチェ
ックする。ロックレベルであればバッテリマーク表示部
26を点滅させる処理(ステップ147)(第12図(B))
を行なってから、スタートへリターンする。ロックレベ
ルでなければ、バッテリマーク表示部26を点灯する処理
(ステップ148)(第12図(A))を行なってからスタ
ートにリターンする。
次に、露出モードスイッチ32、ドライブスイッチ33お
よびアップダウンスイッチ31の操作に関する制御ルーチ
ンについて、第14図(A〜D)を参照して説明する。
ステップ151にて、露出モードスイッチ32がONしてい
るか否かをチェックする。ONしていれば露出モードアッ
プダウン処理ルーチン(ステップ171)に進み、OFFであ
ればステップ152に進む。
露出モードスイッチ32がONしているときには、モード
アップダウン処理ルーチンに進む(ステップ171)(第1
4図(B))。
このルーチンでは、装着されたレンズの絞りがAポジ
ションにあるかMポジションにあるかで分かれる。ポジ
ションの識別は、絞り環の位置により識別される。
まずステップ171にてアップダウンスイッチ31のアッ
プ、ダウンのどちらかがONしているか否かをチェックす
る。両方ともOFFしていればステップ178に飛び、少なく
とも一方がONしていれば、絞りMポジションの場合はス
テップ172に、絞りAポジションの場合はステップ173に
進む。
ステップ172に進むと、ステップ173にてアップダウン
タイマー(U/Dタイマー)を作動し、ダウンスイッチがO
Nの場合は、シャッタオートモード(ES)→Tvマニュア
ルモード(TvM)→バルブモード(B)→EEという順で
循環して露出モードを切り換える処理を行なって、ステ
ップ178に進む。なお、アップスイッチがONの場合は、
切換順が逆になる。
絞りAポジションの場合、ステップ173からステップ1
76に進んでアップダウンタイマーをONし、プログラムモ
ード(PROG)とEEモード(EE)とを交互に切り換える処
理を行なってステップ178に進む。
ステップ178にて液晶ディスプレイ10の露出モード表
示以外の全ての表示を消し、ステップ179にてアップダ
ウンスイッチ表示部25を点点滅させ、ステップ180にて
液晶ディスプレイ10に上記ステップ175、177のモードを
表示させて(第8図(B、C)、第9図(B、C、
D))Tv表示ルーチン(ステップ181)に進む。
ステップ181では、TvMかつ設定Tvが高速シャッタ域
(1/125〜1/2000)にあるか否かをチェックする。Tvが
高速シャッタ域になければ、ステップ182に進んでEEモ
ードであるか否かをチェックし、EEでなければステップ
187に飛んでTvモード表示をし、EEであればステップ183
に進む。
ステップ181にて設定Tvが高速シャッタ域にあれば、V
DDがON(CPU40がON)していてかつ内蔵フラッシュユニ
ット70の充電が完了しているか否かをチェックする(ス
テップ183)。
ステップ183では、VDDがOFFまたは内蔵フラッシュユ
ニット70が充電完了していなければ上記ステップ187に
飛ぶ。VDDがONかつ内蔵フラッシュユニット70が充電完
了していれば発光可能なので、ステップ184に進む。
ステップ184にて低速シンクロである否か、つまり被
写体が基準値より暗いか否かをチェックする。暗ければ
Tvを1/60にセットし、明るければ1/100にセットし、Tv
表示をしてバッテリチェック処理に進む(ステップ18
5、186、187)。
ステップ151に戻って、露出モードスイッチ32がOFFで
あればステップ152に進み、ドライブスイッチ33がONし
ているか否かをチェックする。ONしていればドライブア
ップダウン処理ルーチン(ステップ191)に進み、OFFし
ていればステップ153に進む。
ステップ191では、アップスイッチ、またはダウンス
イッチがONしているか否かをチェックし、どちらもONし
ていなければステップ194に飛び、一方がONしていれば
ステップ192に進む。
ステップ191では、アップスイッチ、またはダウンス
イッチがONしているか否かをチェックし、どちらもONし
ていなければステップ194に飛び、一方がONしていれば
ステップ192に進む。
ステップ192では、アップダウンタイマーを作動さ
せ、シングルモード(S)→連写モード(C)→セルフ
タイマーモード(セルフ)に所定間隔で切り換え(ステ
ップ193)ステップ194に進む。
ステップ194では、液晶ディスプレイ10の表示をドラ
イブ表示以外を一旦全部消し、ステップ195、196にてス
テップ193で切り換られている時のドライブモードを液
晶ディスプレイ10に表示し(第8図(B、C)、第9図
(B〜D))、バッテリチェック処理に進む。
ステップ152に戻って、ドライブスイッチ33がOFFであ
ったらステップ153に進み、TvMまたはEEかをチェックす
る。EEまたはTvM以外であればTvの調整および表示を要
さないのでステップ164に飛び、EEまたはTvMであればTv
の調整および表示を要するのでステップ154に進む。
ステップ154、ステップ155では、アップスイッチまた
はダウンスイッチがONしているか否かをチェックする。
アップスイッチがONしていれば、ステップ154からス
テッ155に進み、アップダウンタイマーをスタートしてT
vを速い方に一定間隔で最高速(1/2000)まで上げて行
き、アップスイッチがOFFされた時にそこで止まり、ス
テップ164に進む。
ダウンスイッチがONのときには、ステップ155からス
テップ157に進む。
ステップ157では、ダウンスイッチがONか否かをチェ
ックする。ONしていればステップ158に進んでアップダ
ウンタイマーをスタートさせ、Tvを所定間隔で遅い方に
変えて行き、ダウンスイッチがOFFされた時にそのモー
ドで止まる。そして、ステップ159にてTvが高速域(1/1
25〜1/2000)の間にあるか否かをチェックし、高速域に
ないときは、1秒までダウンを許す(ステップ164)。
Tvマニュアルで、上記高速域にあるときは、ステップ
161に進んで低速シンクロであるか否かをチェックし、
低速シンクロでない場合はステップ162にてTvを1/60に
設定してステップ164に進み、低速シンクロの場合はス
テップ163にてTvを1/30に設定してステップ164に進む。
TvMまたはEEでないか、TvまたはEEでかつアップスイ
ッチおよびダウンスイッチの何れもがOFFの場合はステ
ップ153からまたはステップ153、154および155を抜けて
ステップ164に進む。
ステップ164では露出モード表示処理を行ない、ステ
ップ165にてTv表示処理を行ない、ステップ166にてドラ
イブ表示処理を行なってフィルムカウント表示処理に入
る。
次に、フィルムカウンタ表示処理では、フィルムカウ
ンタ表示部27の上位表示部27aと下位表示部27bを別々に
処理する。
まず上位から処理を始め(ステップ201)、ステップ2
02にてローディングエラーか否かをチェックする。ロー
ディングエラーであればステップ203にて上位表示部27a
を消してステップ208に飛ぶ。ローディングエラーでな
ければステップ204に進む。
ステップ204では、セルフタイマー作動中であるか否
かをチェックし、セルフタイマー作動中であればステッ
プ207に飛んでタイマー時間の表示をする。セルフタイ
マー作動中でなければステップ205に進む。
ステップ205では、パーフォレーション切れか否かを
チェックする。切れていれば上位表示部27aを点滅させ
てからステップ208に進み(ステップ206)、切れていな
ければステップ207にてフィルムカウンタの上位の内容
を上位表示部27aにて表示をしてステップ208に進む。
ステップ208では上記条件に応じた表示データをIPU30
にセットし、下位の処理(ステップ209)に進む。
ステップ210〜ステップ216では、ローディングエラー
のときに下位表示部27bの表示を「E」にして点滅する
(第5図(D))以外は、上記上位に関する処理と同様
の処理をしてステップ217に進む。
ステップ217にて枠表示部28の表示処理を開始する。
ここでは、ローディングエラーか否か、セルフタイマ作
動中か否か、パーフォレーション切れか否かをチェック
し(ステップ218、219、220)、全てNOであればステッ
プ221にて枠表示部28を点灯してバッテリチェックをす
る。
ローディングエラーであれば、枠表示部28を点滅して
バッテリチェックに進む(ステップ218、222)。
ローディングエラーはしていないがセルフタイマ作動
中であれば、枠表示部28を消灯してバッテリチェックに
進む(ステップ218、219、223)。
ローディングエラーなしかつセルフタイマ作動中では
ないが、パーフォレーションが切れている場合は、枠表
示部28を点滅させてバッテリチェックに進む(ステップ
218、219、220、220)。
次に、フラッシュの表示に関する処理について説明す
る。先ずステップ231にて、メインスイッチ53がONして
いるか否か(ロックONか否か)をチェックする。メイン
スイッチ53がOFFしていればステップ235に飛んでフラッ
シュ表示部18を消す処理を行なってリターンし、ONして
いればステップ232に進む。
ステップ232では、フラッシュスイッチがONしている
か否かをチェックする。ONしていればステップ236に進
んで充電が完了しているか否かをチェックする。充電が
完了していればステップ237に進んでVDDがONしているか
否かをチェックし、OFFしていればステップ239に進んで
フラッシュ表示部18を点灯して(第5図(C))リター
ンする。
ステップ232に戻って、フラッシュスイッチがOFFして
いればステップ233に進んでVDDがONしているか否かをチ
ェックする。OFFであればステップ235に進んでフラッシ
ュ表示部18を消灯してからリターンする。ONしていれば
ステップ234に進む。
ステップ234では、フラッシュ勧告が必要か否かをチ
ェックする。勧告が不要であればステップ235に進み、
勧告が必要であればステップ240に進む。
ステップ240では、フラッシュ表示部18を点滅する処
理を行なって撮影者にフラッシュの使用を勧告し(第5
図(D))、リターンする。
ステップ236にて、充電が完了していなければステッ
プ235に進んでフラッシュ表示部18を消灯する処理を行
なってリターンし、充電が完了していればステップ237
に進む。
ステップ237にて、VDDがONしていれば発光警告が必要
か否かをチェックする(ステップ238)。警告が不要で
あればステップ239に進んでフラッシュ表示部18を点灯
してからリターンする。警告が必要であればステップ24
0に進んでフラッシュ表示部18を点滅して撮影者に警告
してからリターンする。なお、発光警告が必要な場合と
は、撮影レンズの画角がフラッシュの照射角よりも大き
く、被写体の全体にフラッシュ光が届かない場合等のこ
とである。
上記本実施例によれば、露出モード、ドライブモード
を切換える際には、その操作をする部材が液晶ディスプ
レイ10に表示されるので、どのスイッチを操作すればよ
いのか悩むことも、間違うこともない。
以上本考案について添付の図面を参照して説明した
が、表示部の形状、配置、表示内容は、図示実施例に限
定されるものではない。
「考案の効果」 以上の説明から明らかな通り本考案のカメラの表示装
置によれば、カメラの外観を表わすカメラ表示部と、上
記カメラの操作手段を表示する操作手段表示部とを備
え、上記操作手段表示部を上記カメラ表示部上の対応位
置に配設したので、操作手段の位置、操作すべき操作手
段、機能している操作手段の視覚的な確認が容易にな
り、複数の操作手段が存在しても、その操作手段の認
識、識別が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した液晶ディスプレイの一実施
例を、全表示部を点灯して示した正面図、第2図は、本
考案を適用したカメラのシステムのブロック図、 第3図(A、B)、第4図(A、B)、 第5図(A、B、C、D)、 第6図(A、B、C、D、E)、 第7図(A、B、C、D、E)、 第8図(A、B、C、D、E)、 第9図(A、B、C、D、E、F、G)、 第10図(A、B、C、D、E、F、G、H)、 第11図(A、B)、第12図(A、B、C)は、本液晶デ
ィスプレイの表示を異なる態様で示した正面図、 第13図(A、B、C)は、本実施例の表示制御システム
の作動のメインフローチャート、第14図(A、B、C,
D)は、同露出モード切換えに関するフローチャート、 第15図は、同フラッシュ表示動作に関するフローチャー
トである。 10……液晶ディスプレイ(表示手段) 11……ボディ表示部 17……絞りマニュアルモード表示部(操作手段表示部) 25……アップダウンスイッチ表示部(操作手段表示部) 30……IPC(表示制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩本 茂 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)考案者 山中 敏正 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)考案者 中島 正弘 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)考案者 山本 正人 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−171939(JP,A) 特開 平1−193722(JP,A)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラに装着される表示装置であって、 カメラの輪郭を表わすカメラ輪郭表示部と; このカメラ輪郭表示部に、上記カメラに設けられた実際
    の複数の操作部材に位置を対応させて設けた複数の操作
    部材表示部と; 上記実際の複数の操作部材を動作可能とする操作部材制
    御手段と; 上記実際の操作部材のうち、上記操作部材制御手段によ
    り動作可能とされている操作部材に対応する上記操作部
    材表示部を点灯または点滅させる表示制御部材と; を備えたことを特徴とするカメラの表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記カメラ輪郭表示部
    は、カメラボディの平面形状の輪郭を表示しているカメ
    ラの表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記カメラ輪郭表示部
    は、カメラボディおよび装着された撮影レンズの平面形
    状の輪郭を表示しているカメラの表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、上記カメラ輪
    郭表示部は、常時表示可能な素材で形成され、上記操作
    部材表示部は、電気的に点灯、消灯制御可能な素材で形
    成されているカメラの表示装置。
JP1988103638U 1988-08-04 1988-08-04 カメラの表示装置 Expired - Lifetime JP2536238Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638147B2 (ja) * 1983-03-19 1994-05-18 オリンパス光学工業株式会社 フイルムの空送り機能を有するモ−タドライブ装置
JP2618253B2 (ja) * 1988-01-29 1997-06-11 コニカ株式会社 音声認識カメラ

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