JP2535845Y2 - キャブの構造 - Google Patents

キャブの構造

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JP2535845Y2
JP2535845Y2 JP1990084565U JP8456590U JP2535845Y2 JP 2535845 Y2 JP2535845 Y2 JP 2535845Y2 JP 1990084565 U JP1990084565 U JP 1990084565U JP 8456590 U JP8456590 U JP 8456590U JP 2535845 Y2 JP2535845 Y2 JP 2535845Y2
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JP
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cab
air
door glass
solenoid valve
control device
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JP1990084565U
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正憲 小森
淳 山田
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キャブの構造に関し、特にドアガラスの汚
れを防止するキャブ構造に関する。
[従来の技術] キャブのドアガラス内面のデフロスト装置は知られて
いる。
しかし、ドアガラスの外面は泥水等により汚れ易く、
汚れた場合には、一担停車して清掃する必要がある。こ
れは、ロス時間であるばかりでなく、停車状態によって
は危険である。
他方、実開昭64−47409号公報は、ドアガラスの内面
から空気を吹き付けるノズルを有するキャブの技術が開
示されている。しかし、この公知技術は曇り止めのため
のものであり、ドアガラスの外面を清掃することはでき
ない。
また、実開昭61−26657号公報には、ドアコーナ部に
設けられたドアミラーのハウジングにデフロスタ用のエ
アダクトを延設し、ハウジングに設けられた孔からミラ
ーとサドガラスの前部の外側とにエアを吹き付ける技術
が記載されている。しかし、この公知技術はサイドミラ
ーの視界を確保するためのものであり、広い面積のドア
ガラスの外面の汚れを吹き飛ばすことはできない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、ドアガラス外面の汚れを防止し、雨滴等が
付着した場合に強制的に除去できるキャブの構造を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、キャブに設けられたエア管は、その
一側が3方電磁弁を介してキャブ室内の両側縁部に開口
した換気口とエアタンクとに選択的に連通されており、
その他側がキャブの上縁部に沿ってフロントコーナのイ
ンナーピラーのドリップレールの背面沿いに延長されて
延長部を形成し、その延長部にはドアガラスの外面に向
けた複数の吹出口が設けられ、前記電磁弁には制御装置
が接続され、その制御装置に手元スイッチが接続されて
いる。
[作用] 上記のように構成されたキャブの構造において、キャ
ブ室内は空調装置などで外部エアが導入されて圧力が高
くなっており、一方、フロントコーナーのピラー付近は
走行中は負圧になっている。したがって、キャブ室内の
エアは、キャブの両側延部に設けられた換気口から吸引
され、エア管の延長部に設けられた吹出口からドアガラ
ス外面に向けて吹き出される。この吹き出されたエアに
よりドアガラス外面への汚れの付着が防止され、また、
付着した汚れが吹き飛ばされる。
また、雨滴などが付着した場合は、制御装置に接続さ
れたエア排出用スイッチを操作して電磁弁をエアタンク
側に切り換え、エアタンク内の圧縮エアを吹出口から吹
き出させ、雨滴などを強制的に吹き飛ばして除去するこ
とが出来る。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第5図において、キャブ1の室内の両側
縁部には、それぞれ換気口10が設けられている。その換
気口10には、エア管11の一側が連通され、エア管11の他
側はキャブ1の上縁部に沿って前方に延長され、さら
に、ヒンジピラー2と共にフロントコーナーパネルを形
成するインナーピラー3のドリップレール4の裏側に沿
って延長されて延長部12が形成されている。そして、そ
の延長部12には、ドアガラス5の外表面に向けて複数の
吹出口13が設けられている。なお、図中の符号6はフロ
ントインナパネル、7はフロントアウタアッパパネル、
8はフロントフェンダである。
前記エア管11、11の途中には、三方電磁弁14を介し
て、第2のエア管15が設けられ、そのエア管15は、図示
しないエアタンクに接続されている。そして、電磁開閉
弁14、14は作動時に延長部12側を換気口10側からエアタ
ンク側に切り換えるようになっている。これらの電磁弁
14、14はそれぞれ電気回路16、16を介して制御装置17に
接続され、その制御装置17には、ドライバの手元に設け
られたエア排出用スイッチ18が接続されている。
運転に際し、雨天時にキャブ1の室内は、デフロス
タ、空調装置などで外部のエアが導入されて圧力が高く
なっており、他方、キャブ1のフロントピラー付近は走
行中は常時負圧になっているので、室内のエアは矢印A
に示すように換気口10から吸引され、吹き出し口13から
矢印Bで示すように、ドアガラス5の外面に吹き出され
る。この吹き出しエアによりドアガラス5の外面に泥水
等が付着するのが阻止され、また、付着した泥水等は吹
き飛ばされる。
また、雨滴等が付着した場合、エア排出用スイッチ18
を操作して電磁弁14をエアタンク側に切り換れば、エア
タンクの圧縮エアが吹出口13から噴出するので、取り除
きにくい雨滴等を強制的に吹き飛ばして除去することが
出来る。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように構成されているので、下
記のすぐれた効果を奏することが出来る。
(a)特別な動力を用いる事なく室内のクリーン・エア
を直接ドアガラスに当ててドアガラス外面の汚れの付着
を防止でき、しかも走行動圧で外気を導く方式のように
設計変数が多く、走行速度や、外部環境の影響を受ける
ことはない。
(b)クリーンエアを取り入れる換気口をキャブの両側
縁部に設けているので、空調バランスを阻害することは
ない。
(c)必要に応じ、エア排出用スイッチを操作してエア
タンクの圧縮空気を吹き出させ、雨滴などを強制的に吹
き飛ばして排除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明する全体構成図、第2
図は要部を示す側面図、第3図は第2図のI−I線矢視
断面図、第4図は雨樋部を説明する主要キャブパネルの
分解斜視図、第5図は吹出口を示す斜視図である。 3……ドリップレール、10……換気口、11……エア管、
12……延長部、13……吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産デ ィーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産デ ィーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−33463(JP,U) 実開 昭64−47409(JP,U) 実開 昭61−26657(JP,U) 特公 昭51−21697(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャブ(1)に設けられたエア管(11)
    は、その一側が3方電磁弁(14)を介してキャブ室内の
    両側縁部に開口した換気口(10)とエアタンクとに選択
    的に連通されており、その他側がキャブの上縁部に沿っ
    てフロントコーナのインナーピラー(3)のドリップレ
    ール(4)の背面沿いに延長されて延長部(12)を形成
    し、その延長部にはドアガラス(5)の外面に向けた複
    数の吹出口(13)が設けられ、前記電磁弁(14)には制
    御装置(17)が接続され、その制御装置(17)に手元ス
    イッチ(18)が接続されていることを特徴とするキャブ
    の構造。
JP1990084565U 1990-08-13 1990-08-13 キャブの構造 Expired - Lifetime JP2535845Y2 (ja)

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JPH0442463U JPH0442463U (ja) 1992-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121697A (en) * 1974-08-14 1976-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 3 jikusensuishinyo shiriizutaabin
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JPS6433463U (ja) * 1987-08-25 1989-03-01
JPS6447409U (ja) * 1987-09-18 1989-03-23

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