JP2535313B2 - キトサン加工食品 - Google Patents
キトサン加工食品Info
- Publication number
- JP2535313B2 JP2535313B2 JP6023719A JP2371994A JP2535313B2 JP 2535313 B2 JP2535313 B2 JP 2535313B2 JP 6023719 A JP6023719 A JP 6023719A JP 2371994 A JP2371994 A JP 2371994A JP 2535313 B2 JP2535313 B2 JP 2535313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chitosan
- powder
- processed
- cabbage
- food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
して生成するキトサンを用いたキトサン加工食品に関す
る。
血圧降下作用,腸内有効菌の増殖作用,免疫力の強化作
用,重金属の吸着・排泄作用,無害の天然成分等の人体
にきわめて有効な作用があることが知られている。ま
た、近年、キトサンには、脂肪の吸収を押えて肥満を防
止する作用があることやガンに有効である等の報告がな
されている。このようにキトサンには優れた効果がある
ことから、これを利用した加工食品が多数提案されてい
る。尚、キトサンは、水,アルカリ溶液,アルコールの
いずれにも溶解せず、酸にのみ溶解し、酸に溶解した後
に水溶性になるという性質がある。
キトサンを用いた加工食品のうち、キトサン粉末を使用
したものは、経口摂取してもキトサンが体内で充分に消
化・吸収されないので、摂取量を多くすることができな
いという問題がある。また、キトサン粉末には独特な味
があるから、食用としては不適であるという問題もあ
る。
リンゴ酸等の食用酸に溶解させたものは、食用酸に溶解
するキトサンの量が少ないので、キトサンの摂取量を多
くすることができないという問題がある。また、キトサ
ンを食用酸に溶解させたものは、強い渋味を呈し、食用
には不適であるという問題もある。
なされたものであり、その目的とするところは、キトサ
ンを経口摂取した場合に、体内でキトサンがより消化・
吸収され易い状態にしてその摂取量を増加させると共
に、キトサン独特の味を和らげ、食用として摂取し易く
したキトサン加工食品を提供することにある。
の手段として、本発明の請求項1記載のキトサン加工食
品では、キトサンにキャベツを混合して形成した構成と
した。また、請求項2記載のキトサン加工食品では、キ
トサンにキャベツとキチン・オリゴ糖等の副材料を混合
して形成した構成とした。キトサン加工食品の形状は、
粉末、顆粒、錠剤のいずれであってもよい。キャベツと
しては、無農薬のケ−ルキャベツを使用することが好ま
しいが、これには限定されない。副材料には、キチン・
オリゴ糖以外に、ニンニクエキスやショウガエキス等の
エキスや増量剤、あるいは錠剤にするときの粘着剤等が
含まれる。
キトサナーゼといったキトサンを分解する酵素を野菜の
中でも特に多量に含有するキャベツをキトサンに混合し
て形成しているので、経口摂取した場合に、キトサンが
より消化・吸収され易い状態となっている。そのため、
キトサンの摂取量を増加させることができる。また、キ
ャベツが、キトサン特有の味を緩和するので、経口摂取
を容易にすることができる。また、キチン・オリゴ糖等
を混合すると、その機能である制ガン作用、抗感染症作
用、抗腫瘍作用、ビフイズス菌の増殖促進作用等を同時
に得ることができる。
にキャベツとキチン・オリゴ糖を混合して形成してい
る。このキトサン加工食品を製造するときは、まず、キ
トサン粉末とケ−ルキャベツ粉末とキチン・オリゴ糖粉
末とを水に加え、これを溶解させた後、公知の噴霧乾燥
や凍結乾燥により乾燥させて顆粒状のキトサン加工食品
を得る。そして、このキトサン加工食品を粉砕して粉末
にして、密閉袋に収容する。密閉袋にはキチン加工食品
を700mg入れる。前記キトサン粉末とケ−ルキャベ
ツ粉末とキチン・オリゴ糖粉末の量は、キトサン加工食
品を製造した際、キトサン加工食品700mg中に、キ
トサン粉末が300mg、ケールキャベツ粉末が380
mg、キチン・オリゴ糖粉末が20mgの割合で含まれ
るようにその量を調合する。
では、キチナーゼやキトサナーゼといったキトサンを分
解する酵素を野菜の中でも特に多量に含有するキャベツ
をキトサンに混合して形成しているので、経口摂取した
場合に、キトサンがより消化、吸収され易い状態となっ
ている。そのため、キトサンの摂取量を増加させること
ができ、健康に寄与することができる。また、キャベツ
が、キトサン特有の味を緩和するので、経口摂取を容易
にすることができる。また、キチン・オリゴ糖等を混合
しているので、その機能である制ガン作用、抗感染症作
用、抗腫瘍作用、ビフイズス菌の増殖促進作用を同時に
得ることができる。
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更等があっても
本発明に含まれる。
ベツ粉末以外にキチン・オリゴ糖粉末を混入している
が、キチン・オリゴ糖粉末は入れなくてもよいし、ま
た、キチン・オリゴ糖粉末の代わりに他の副材料を加え
てもよい。また、キチン・オリゴ糖粉末と共に他の副材
料を混入してもよい。
に形成したが、顆粒でもよいし、錠剤にしてもよい。錠
剤にする場合は、本実施例では粘着材を加えなくても成
形できるので粘着材は加えなくてもよいが、必要があれ
ば加えて成形してもよい。
粉末やキャベツ粉末、あるいはキチン・オリゴ糖粉末等
の分量も任意にできる。
ーゼやキトサナーゼといったキトサンを分解する酵素を
野菜の中でも特に多量に含有するキャベツをキトサンに
混合して形成しているので、経口摂取した場合に、キト
サンがより消化、吸収され易い状態となっている。その
ため、キトサンの摂取量を増加させることができ、健康
に寄与することができる。また、キャベツが、キトサン
特有の味を緩和するので、経口摂取を容易にすることが
できる。また、キャベツを混合しているので、製品がグ
リーン色になり、健康に良い緑黄色野菜のイメージを与
えて商品価値を高めることができる。また、キチン・オ
リゴ糖等の副材料を混合すると、その機能である制ガン
作用、抗感染症作用、抗腫瘍作用、ビフイズス菌の増殖
促進作用等も同時に得ることができて、商品価値を高め
ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 キトサンにキャベツを混合して形成した
ことを特徴とするキトサン加工食品。 - 【請求項2】 キトサンにキャベツとキチン・オリゴ糖
等の副材料を混合して形成したことを特徴とするキトサ
ン加工食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023719A JP2535313B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | キトサン加工食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023719A JP2535313B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | キトサン加工食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203901A JPH07203901A (ja) | 1995-08-08 |
JP2535313B2 true JP2535313B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=12118143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6023719A Expired - Fee Related JP2535313B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | キトサン加工食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535313B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4742343B2 (ja) * | 2006-01-19 | 2011-08-10 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | オリゴ糖又は単糖の増強された食品又は食品素材と、その製造方法 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP6023719A patent/JP2535313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07203901A (ja) | 1995-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2019007237A1 (zh) | 黑枸杞泡腾片及其制备方法 | |
JP4215377B2 (ja) | キトサン含有組成物 | |
CN103652692A (zh) | 一种萝卜缨营养咀嚼片及制备方法 | |
JP3280247B2 (ja) | 納豆食品 | |
CN101829158B (zh) | 一种猪血组合物及其制成的猪血咀嚼片 | |
CN103876141A (zh) | 一种清肺排毒的组合物、其制备方法及其应用 | |
JP2535313B2 (ja) | キトサン加工食品 | |
JP2007262400A (ja) | ポリフェノール含有植物抽出物・キトサン複合体とその製造方法 | |
JPH07236419A (ja) | 健康増進用茶組成物 | |
KR20150052896A (ko) | 초석잠을 이용한 식품 및 그 제조방법 | |
KR100722439B1 (ko) | 해조류를 이용한 기능성 강화분의 제조방법 | |
JP2002187842A (ja) | ケール加工品およびその加工方法 | |
KR20130018659A (ko) | 불쾌미 감소 방법 | |
KR101834638B1 (ko) | 대추를 주원료로 하는 기능성 다식 제조방법 | |
CN108157544A (zh) | 一种用于瘦身食疗的魔芋茶粉及其制备方法 | |
JP2002218945A (ja) | 食物繊維含有食品およびその成型方法ならびに成型方法に用いる結合剤 | |
CN1148196C (zh) | 马鹿茸含片 | |
FI115192B (fi) | Funktionaalinen elintarvike ja sen valmistusmenetelmä | |
CN114128781A (zh) | 一种雪莲压片糖果及其制备方法 | |
JPH07327633A (ja) | キトサン加工食品 | |
JP2009240226A (ja) | 健康食品 | |
JP2009034017A (ja) | ダイエット食品 | |
KR20150010034A (ko) | 미역귀차 조성물 | |
CN1118296C (zh) | 一种苦瓜含片及其制备方法 | |
KR102498204B1 (ko) | 인삼 떡갈비 및 이의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 17 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |